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小熊英二の検索結果1 - 40 件 / 127件

  • 小熊英二さん「もうもたない!? 社会のしくみを変えるには」|平成 -次代への道標|NHK NEWS WEB

    歴史社会学者として活躍する小熊英二さん。膨大な資料をもとに、『<日本人>の境界』『<民主>と<愛国>』といった著作で、日本社会の意識の変遷を読み解いてきました。2019年7月に出版した本では、終身雇用や年功序列といった雇用慣行をはじめとした日本社会の構造を、雇用、教育、福祉の観点から横断的に分析し、解き明かしています。小熊さんは、「今の社会は、1970年代の仕組みのままで、もうもたなくなっている」といいます。 (聞き手:ネットワーク報道部記者 岡田真理紗 木下隆児) ――平成から、令和の時代になって半年が経ちました。平成の間は契約社員や派遣社員が増えたり、地方では、商店街がなくなってショッピングモールが出来たりといった変化がありましたが、社会が大きく変わったということでしょうか。 「どのポジションから見るかによって、全然見え方の違う30年」だったと思いますね。日本社会の約26%に当たる、大

      小熊英二さん「もうもたない!? 社会のしくみを変えるには」|平成 -次代への道標|NHK NEWS WEB
    • 「論文入門」というより「学問全般への入門」・小熊英二『基礎からわかる論文の書き方』 - そういちコラム

      このあいだ小熊英二『基礎からわかる論文の書き方』(講談社現代新書、2022年)を読みました。 本書の話をする前に、著者の小熊英二さん(1962~)について。それが本書を語るうえで大事なのです。ご存じの方も再確認ということで。 *** 小熊さんは著名な社会学者で慶応義塾大学教授。東京大学の農学部を卒業後、岩波書店に数年勤務しましたが、東大の社会科学系の大学院に入りなおして博士号を取得。 大学院在学中に、修士論文を書籍化した『単一民族神話の起源』(1995年)が出版され、評判となる。 その後は博士論文にもとづく『〈日本人〉の境界』(1998年)や、『〈民主〉と〈愛国〉』(2002年)、『1968(上・下)』(2009年)などを著す。これらの代表作はいずれも、近現代の日本の社会・思想を扱った学術的な大著です。このほかにも、話題になったいくつもの著作がある。 それらの仕事は高い評価を得ていますが、

        「論文入門」というより「学問全般への入門」・小熊英二『基礎からわかる論文の書き方』 - そういちコラム
      • 宮台真司とは何者か?|中森明夫

        2022年11月29日、宮台真司氏が暴漢に襲われた。彼が教授を務める東京都立大学のキャンパス内で何者かに背後から頭を殴られ、刃物で首や背中や腕などを斬られて、救急搬送された。犯人の男は逃走し、警察が行方を追っている。そのニュースは大きな衝撃をもたらした。 宮台氏は、30年来の私の友人である。愕然とした。身が震え、その夜は眠れなかった。 宮台氏は重傷だが、命は助かった。数時間もの大手術を受け、何十針も縫ったという。心配でたまらない。どんな痛い、辛い、恐ろしい思いをしているだろう……。 12月3日、お昼のこと。突如、宮台さんからメールが届いた。えっ! 目を疑った。襲われてまだ4日だ。全治1か月の重傷で入院しているはずなのに……。 実は、今回の事件の前に宮台さんにメールを送っていた。2023年2月に私の新著が出る。寺山修司が今も生きていて、80歳代半ばで、アイドルグループをプロデュースする。その

          宮台真司とは何者か?|中森明夫
        • 知識人の読書量・知識量ランキング

          SSクラス 江藤淳、柄谷行人、廣松歩、栗本慎一郎、谷沢永一、村上泰亮、中村元 Sクラス 小室直樹、浅田彰、福田和也、渡部昇一、呉英智、蓮實重彦、永井陽之助、中村雄二郎、すが秀実、佐伯啓思、高澤秀次、筒井康隆、小谷野敦、菅野覚明、養老孟司 見田宗介、佐藤誠三郎、大森荘蔵、西部邁 Aクラス 丸山眞男、吉本隆明、長谷川三千子、丸山圭三郎、橋本治、村上陽一郎、佐藤優、松岡正剛、伊藤貫、猪木武徳、坂部恵、坂本多加雄、大澤真幸、中川八洋、永井均、野矢茂樹、小浜逸郎、飯田隆、河合隼雄、片岡鉄哉、鎌田東二、梅棹忠夫、竹内洋、山本夏彦、山口昌哉、入江隆則、 Bクラス 猪瀬直樹、坪内祐三、中沢新一、御厨貴、橋爪大三郎、鷲田清一、北岡伸一、池田清彦、中西輝政、立花隆、山本七平、宮台真司、桶谷秀昭、宮崎哲弥、司馬遼太郎、古田博司、市川浩、東谷暁、苅谷剛彦、秋山駿、関岡英之、加藤尚武、浅羽通明、松原隆一郎、東浩紀

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          • 消滅間近…正社員という「特殊な身分」は、なぜ日本に生まれたか(小熊 英二) @gendai_biz

            社会学者・小熊英二氏が今年7月に出した新著『日本社会のしくみ』は、日本の雇用のあり方を分析することで、「日本のしくみ」を解明している。なかでもとりわけ興味深いのが、日本社会の根幹にある「正社員」という存在。日本の正社員は一般に考えられているよりはるかに「特殊な身分」だ。なぜ正社員という身分は生まれたのか。そしてこれからその「身分」はどうなっていくのか。小熊氏が語る。 日本ではなぜ「専門性」が重視されないのか ――『日本社会のしくみ』では、日本の雇用慣行の分析が中心に据えられています。なぜ雇用慣行について書こうと思ったのですか? 日本社会の全体像を解き明かすことを目指す過程で、日本の雇用慣行、特に「大企業正社員の雇用慣行」が、教育や福祉なども含めた社会全体のありようを規定していることに気がついたからです。 雇用慣行は社会のベースになっていますが、欧米では労働者の賃金を決める基準は職種ごとの専

              消滅間近…正社員という「特殊な身分」は、なぜ日本に生まれたか(小熊 英二) @gendai_biz
            • いじめのピークは小学校2年生 低学年ほど注意を(石井志昂) - エキスパート - Yahoo!ニュース

              学校では新年度が始まって数週間が経ちました。この時期は不登校が増えやすい時期でもあります。要因のひとつはいじめです。いじめは、中高生のイメージがあると思います。国の調査を見ても、10年前の学年別のいじめ件数を見ると中学校1年生がピークでした(※1)。ところが現在のいじめ件数のピークは小学校2年生です。さらに言えば学年別のトップ3は小学校1年生から小学校3年生が占めるなど、いじめの低年齢化は顕著です。 2009年度調査の学年別いじめ認知件数(文科省調査資料より筆者作図) 低年齢化の問題は、子どもが小さいころからいじめで苦しむという事実にとどまりません。親や先生が「子どものやったことだから」「悪ふざけだから」と、その被害を軽視してSOSを見逃しがちになることも大きな問題なのです。低学年のいじめはどんなものか、そしてなぜ低学年のいじめが増えたのか、を解説したいと思います。 小1から陰湿ないじめが

                いじめのピークは小学校2年生 低学年ほど注意を(石井志昂) - エキスパート - Yahoo!ニュース
              • 小熊英二、樋口直人編『日本は「右傾化」したのか』 - 西東京日記 IN はてな

                ここ最近話題になっている「右傾化」の問題。「誰が右傾化しているのか?」「本当に右傾化しているのか?」など、さまざまな疑問も浮かびますが、本書はそういった疑問にさまざまな角度からアプローチしています。 実は、国民意識に関しては特に「右傾化」という現象は見られないが、自民党は以前より「右傾化」しているというのが、本書の1つの指摘でもあるのですが、そのためか、執筆者に菅原琢、中北浩爾、砂原庸介といった政治学者を多く迎えているのが本書の特徴で、編者は2人とも社会学者であるものの、社会学からの視点にとどまらない立体的な内容になっていると思います。 目次は以下の通り。 総 説 「右傾化」ではなく「左が欠けた分極化」  小熊英二 第I部 意 識 1 世論 世論は「右傾化」したのか  松谷満 2 歴史的変遷 「保守化」の昭和史――政治状況の責任を負わされる有権者  菅原琢 第Ⅱ部 メディア・組織・思想 1

                  小熊英二、樋口直人編『日本は「右傾化」したのか』 - 西東京日記 IN はてな
                • 「皆がこれ読んでたら読んでたら世の中もっと良くなるのに」と僕が思っている10冊の本 - いつか電池がきれるまで

                  anond.hatelabo.jp b.hatena.ne.jp ブックマークコメントも含めて、参考になるというか、面白いな、と。 で、僕なりの、この「皆がこれ読んでたら読んでたら世の中もっと良くなるのにという本」を紹介してみたいと思います。 いちおう、これまで僕が自分で読んできたものの中から選ぶ、ということと、パッと思いついたものを並べたので、至らない点はご容赦ください。おすすめの順ではなく、順不同です。 (1)FACTFULNESS(ファクトフルネス) FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド出版社/メーカー: 日経BP発売日: 2019/01/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るfujipon.hatenadiary.com

                    「皆がこれ読んでたら読んでたら世の中もっと良くなるのに」と僕が思っている10冊の本 - いつか電池がきれるまで
                  • 今の時代を考えるおすすめ本20冊 - 読書する日々と備忘録

                    これまで当ブログでは小説メインにいろいろ本を紹介してきましたが、考えてみたら小説だけに限定することもないなと思い、今回試験的に自分が比較的最近読んだ中で今時代を考えるのに参考になりそうなおすすめ本を20冊紹介してみようと思いました。読みやすい本が多いと思うので、どんな本が読んだら良いのかわからない人の参考になれば幸いです。 1.ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式 ニュータイプの時代 posted with ヨメレバ 山口 周 ダイヤモンド社 2019年07月05日頃 楽天ブックス 楽天kobo Amazon Kindle honto 今注目の著者が明かす、大きく切り替わった時代をしなやかに生き抜く「思考法」「働き方」「生き方」「キャリア」「学び方」についての考え方。「役に立つ」から「意味がある」に価値観がシフトしつつあるこれからの時代に必要なのは物事を解決する力や予測

                      今の時代を考えるおすすめ本20冊 - 読書する日々と備忘録
                    • 何かを社会的に支援するために特別な理由を求めると、「理由がないやつは差別してもいい」という思考に陥るので気を付けたい - 頭の上にミカンをのせる

                      togetter.com うーむ。ありがち。 なにかのマイノリティの立場を擁護する活動をしていると、どうしても自分たちの行動や立場を正当化する必要が出てくる結果として「立場の正当性を主張できない人間」の権利を軽視する考えが出てきがちなんですよね。 その落とし穴に最も深くハマっているのはLGBTqみたいなジェンダー絡みの界隈の人ですが、それ以外にも就職氷河期の人とか発達障害者でも同じようなことやらかしがちです。例えば「俺は発達障害と毒親とFランと立憲民主党とブラック企業で苦しんだから世間は俺に優しくするべきだ」と自分の境遇や主張を正当化する一方で、正社員の人が苦しさを訴えると「甘え」と断じ、家庭の悩みを訴える人には「俺よりましだ」としてその苦しみを否定する、そういう人が実際にこの世に存在する。というか結構たくさんいるということを私は知ってます。 「社会的弱者はかわいそうで守るべき存在」みたい

                        何かを社会的に支援するために特別な理由を求めると、「理由がないやつは差別してもいい」という思考に陥るので気を付けたい - 頭の上にミカンをのせる
                      • 「民族」を発明した国、人種差別は他人事か 小熊英二氏:朝日新聞デジタル

                        黒人の男性が白人の警官に窒息死させられた米国での事件をきっかけに、世界中で改めて人種差別問題への関心が高まっている。この難問、日本でどう考えればいいのだろう。肌の色が同じ人々を支配した戦前日本の歴史を調べ、「有色の帝国」という視点を使って人種や民族の問題を考察してきた小熊英二さんに聞いた。 日本における「民族」の発明 ――米国で今、人種差別の問題が先鋭化しています。 「新型コロナウイルスの危機をきっかけに格差の問題が強く意識された結果だと見ています。経済的格差だけではありません。社会的発言ができる機会の格差、医療や教育にアクセスできる機会の格差……。そうした様々な格差が『人種(race)』という区分と重なる形で生じているという意識が、米国社会には強いのです」 ――もし日本の学生から「日本は人種差別のない国ですよね?」と聞かれたら、どう答えますか。 「人種って何だと思う?と聞き返すと思います

                          「民族」を発明した国、人種差別は他人事か 小熊英二氏:朝日新聞デジタル
                        • 『令和元年のテロリズム』令和日本のいびつな自画像 - HONZ

                          ひとつの犯罪が時代を象徴することがある。 令和元年(2019年)5月28日、朝7時40分頃、小田急線とJR南武線が交差する登戸駅近くで、男がスクールバスを待っていた児童や保護者らを次々と包丁で刺した。男は終始無言で凶行に及び、20メートルほど走って逃げた後、突然自らの首を掻き切り絶命した。この間わずか十数秒だった。 犯人によって小学6年生の女の子と39歳の保護者の男性が命を奪われた。また17名の児童と保護者1名が切りつけられ、このうち女児2名と保護者は重傷を負った。これが令和の幕開けに社会を震撼させた「川崎殺傷事件」(川崎市登戸通り魔事件)である。 この事件が「令和元年」を象徴しているというと驚く人がいるかもしれない。わずか2年前のことなのに事件は早くも世間の記憶から薄れつつあるようにみえるからだ。そもそもあなたはこの事件の犯人の名前を覚えているだろうか?また当時、著名人がメディアで発した

                            『令和元年のテロリズム』令和日本のいびつな自画像 - HONZ
                          • 著名人が推薦する「新しい世界と出会える書籍」 2023年上半期版 | 篠田真貴子、宮沢和史、斎藤哲也、沼野恭子、音部大輔

                            篠田真貴子さんがオススメする5冊 篠田 真貴子 エール株式会社取締役。社外人材によるオンライン1on 1を通じて、組織改革を進める企業を支援している。2020年3月のエール参画以前は、マッキンゼー、ノバルティス等を経て、2008年〜2018年ほぼ日取締役CFO。米ペンシルバニア大ウォートン校MBA、ジョンズ・ホプキンス大国際関係論修士。『LISTEN──知性豊かで創造力がある人になれる』監訳。 『日本社会のしくみ』 小熊 英二 篠田真貴子さんの推薦文 「社会のしくみ」は私たちの雇用、教育、さらにはアイデンティティまでを規定している。著者はそれを「企業のメンバーシップ」「職種のメンバーシップ」「制度化された自由労働市場」の三つの社会的機能に分解した。日本社会のしくみは三つの組み合わせで表すことができ、各々の特徴や濃淡を他国や過去と比較して分析している。 「ロスジェネ」を引き起こしたのは不景気

                              著名人が推薦する「新しい世界と出会える書籍」 2023年上半期版 | 篠田真貴子、宮沢和史、斎藤哲也、沼野恭子、音部大輔
                            • 小田嶋さんへの手紙

                              2022年6月24日、日経ビジネスオンライン時代から長くご執筆をいただいてきたコラムニスト、小田嶋隆さんがお亡くなりになりました。 今回は、小田嶋さんに近しい方々にいただいた寄稿を掲載して、皆さんと一緒に偲びたいと思います。 最初は、日経ビジネスに小田嶋隆さんをご紹介くださったジャーナリスト、清野由美さんです。 追悼、小田嶋隆さんへ ついにこの時が来てしまった。 小田嶋さんが脳梗塞で入院された時から、ずっと、はらはらと過ごしてきた。編集Yこと、日経ビジネスの山中浩之さんから電話の着信があると、覚悟を決めて出るのが習いになっていた。小田嶋さん本人の美学から、逐一の病状はうかがっていなかったが、じわじわと砂の落ちる音は伝え聞いていた。 私にとっては、昨秋「中央公論」で小田嶋さんとオバタカズユキさんの対談の仕切り役をした時が、今生のお別れとなった。幾度かの入院治療のインターバルのタイミングで、身

                                小田嶋さんへの手紙
                              • 小熊英二『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                小熊英二さんより『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』(講談社現代新書)をお送りいただきました。新書でありながら600ページという常識外れの分厚さにまず目を剥きましたが、中身を読み始めて、これはいったい何という本だ!と叫んでしまいました。どういうことか?というと、私の様々な議論や本と、ほぼ重なるような内容の本になっていたからです。 http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000321617 正直言って、この著者名とこのタイトルから想像される中身とは相当に異なっています。もし本書が学術出版であれば、内容を正確に伝えるタイトルをつけるとしたら、『詳説 日本型雇用システムの形成史』となるはずです。そう、私がいくつかの本で、序説であったり傍論であったりしながら割と簡略に叙述してきた事柄を、(ページ数が増えることを全く顧慮することなく)元

                                  小熊英二『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                                • 「富山は日本のスウェーデン」なのか――井手=小熊論争を読み解く/吉田徹 - SYNODOS

                                  論壇で「論争」と呼ばれるものを目にしなくなってから久しい。1960年代から活発だった講和条約をめぐる論争、90年代に再燃した歴史認識論争といった硬派な議論はもちろんのこと、80年代の「アグネス論争」といった日常生活をめぐる議論も、女性の地位や男性目線についてなど、今日に通用する社会的な意義を有していた。総合雑誌の類の衰退とネット社会の進展も加わり、時代は「論争」という質的な議論よりも、「一方的な批判」という強度が支配する方向へ軸足を移しつつある。 こうした中、最近になってきわめて注目に値する論争があった。それが日本の市民社会のポテンシャルとその方向性について大きな価値を有する「井手=小熊論争」だ。本稿は、この論争がどのような内容だったのかを確認すると同時に、その背景に大きな社会科学的な意味合いがあること、さらには日本の未来像、もっといって社会設計にもかかわってくるものであることを指摘するも

                                    「富山は日本のスウェーデン」なのか――井手=小熊論争を読み解く/吉田徹 - SYNODOS
                                  • 中公新書と岩波新書では、書名(主題と副題)表記ルールの違いがあるよ!という話

                                    中公新書 方式 ・「ー」でつながっている:両方が主題。 例:表紙『日本軍兵士‪—‪—アジア太平洋戦争の現実』/背表紙『日本軍兵士‪—‪—アジア太平洋戦争の現実 』 タカラカニ・エンゼッツ @nsetz 中公新書の副題に見えるところにダッシュが付いているか否かの違いがあることは最近知ったが、岩波新書も付いているものとそうでないものがあるように見えるし、光文社新書も副題に見えるところのフォントがそのままだったり小さくなっていたりする。意外と奥が深い。 2020-11-17 11:07:20 タカラカニ・エンゼッツ @nsetz 岩波新書の題名の扱いについて。例えば、小熊英二『生きて帰ってきた男――ある日本兵の戦争と戦後』と、坂井豊貴『多数決を疑う 社会的選択理論とは何か』。中公新書と同じ形式なのだとすると、前者は「ある日本兵の戦争と戦後」までが題名で、後者の「社会的選択理論とは何か」は副題、と

                                      中公新書と岩波新書では、書名(主題と副題)表記ルールの違いがあるよ!という話
                                    • 原発の「安全神話には頼れない」小熊英二さん、判決に見たあいまいさ:朝日新聞デジタル

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                                        原発の「安全神話には頼れない」小熊英二さん、判決に見たあいまいさ:朝日新聞デジタル
                                      • 「子どもがひきこもったら怖い」親や周囲がひきこもる人に打てる3つの手立て(石井志昂) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                        ふたつの事件によって「ひきこもり」が再注目されています。 ひとつは児童を含む17人を殺傷した川崎殺傷事件。事件翌日の5月29日、川崎市が容疑者(51歳)は「長期間のひきこもり傾向にあった」と発表。その数日後、6月1日に元官僚の父親(76歳)がひきこもる長男(44歳)を殺害する事件が起きました(以下、練馬事件)。 ふたつの事件は「ひきこもり」というワードが共通しており、ひきこもりに関する報道が、連日されています。そうした影響も受け、ひきこもりの当事者や親には波紋が広がっています。 「うちの子は中学生だが、学校へ行かずひきこもっているのは正直、怖い」(40代・主婦) 「やっぱり自分も最後は親に殺されるのではないかと思った」(20代・ひきこもり男性) そんな声も聞かれました。川崎殺傷事件と練馬事件が「ひきこもりだから起きた」という短絡的な見方には疑問がありますが、今日は、ひきこもりの人に周囲はど

                                          「子どもがひきこもったら怖い」親や周囲がひきこもる人に打てる3つの手立て(石井志昂) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                        • 教員を激怒させるレポートとは何か? - ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

                                          ブルーちゃん憤怒のかみつき(イメージです) 学期末からもう一ヶ月 大学の授業期間が終わってそろそろ一ヶ月が過ぎ、ちょうど落ち着いて研究に取り組める時期になりました。テスト期間の直後に、学期末レポートを読んで気づいたことを書き始めたのですが、ちょっと冷静になってからにしようと思っていたらもう2月も終盤となっておりました。 ひどいレポートが増えた コロナ禍以後、期末試験ではなくレポートで成績評価をする機会が増えました。LMSが普及したため、オンラインで課題を提出しやすくなったためです。私は紙の答案を管理するのが苦手なので、オンライン化は大歓迎です。とくにクラウドにすべて保存できるグーグルクラスルームは非常に便利で気に入っています。 しかしレポートで評価する科目が増えるなかで、明らかにひどいレポートも増えてきました。以前からコピペレポートなどは散見されていましたが、参考文献の扱い等については、1

                                            教員を激怒させるレポートとは何か? - ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々
                                          • 1985年以前は公務員に定年はなかった件について - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                            人はみんな自分の生きてきた時代、より正確に言うと社会人となってそれなりのことが分かるようになってからのことしか本気では覚えていないということのいい実例が、今やや異なるトピックが原因で話題となっている国家公務員の定年引上げに係る法案をめぐってもよく現れているように思われます。どういうことか?みんな、民間企業と全く同様に、公務員にも定年制があるのがあまりにも当たり前だと思っているんですが、実は国家公務員法に定年制が導入されたのは1981年改正によってであり、それが施行されたのは1985年3月末からなんです。それまでは、公務員には定年制はなかったんですよ。 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/09419810611077.htm 法律第七十七号(昭五六・六・一一) ◎国家公務員法の一部を改正する法律 国家

                                              1985年以前は公務員に定年はなかった件について - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                                            • 日本は「右傾化」したのか - sunaharayのブログ

                                              宣伝ですが,小熊英二・樋口直人『日本は「右傾化」したのか』慶應義塾大学出版会,に「地方議会における右傾化-政党間競争と政党組織の観点から」という論文を,秦正樹さん・西村翼さんとの共著で寄稿しました。ヨーロッパを中心に,右翼政党が進出するメカニズムについての先行研究を整理したうえで,日本の地方議会で同様に右翼勢力が進出のような現象がみられるか,見られるとしたらなぜなのか,について議論したものです。対象になっているのが2015年以降なので,「進出するようになった」といった時系列な変化について十分に扱えているわけではないですが,地方議会での審議から右翼的な言辞が交わされている傾向を持つ地方議会・議員がなぜ生まれるようになったかについて考えた感じです。 対象にしたのは大阪維新の会という「右翼」と見られがちな新党が参入している大阪府下の(政令市以外の)市です。仮説としては,(1)政党間競争→右翼とさ

                                                日本は「右傾化」したのか - sunaharayのブログ
                                              • 日本が大国から取り入れ自家薬籠中の物とすることとあまりに偉大な中国の拒絶 ~日本は後進国ゆえにヨーロッパ文明を学んだが、中国は超大国ゆえにヨーロッパ文明を必要とせず近代化に後れ衰退した - 日々是〆〆吟味

                                                日本の取り入れと中国の拒絶 〜中国はあまりに偉大だったから衰退した? 外国文化と日本文化 自家薬籠中のものとする 超大国からやってくるものをずっと取り入れている日本 あまりに偉大で自足している中国 文化としての中国 偉大すぎて取り入れるのがちょっと苦手な中国 参考となる本 【橋爪大三郎,大澤真幸,宮台真司『おどろきの中国』】 【橋爪大三郎,大澤真幸『げんきな日本論』】 【ウェーバー『儒教と道教』】 日本の取り入れと中国の拒絶 〜中国はあまりに偉大だったから衰退した? 手塚治虫とアニメの関係をお話ししていたのですが、どんどん話がズレていってしまいました。いつのまにか富野由悠季の話にまでなってしまって…え〜と、なんだったっけな。そうそう、もとは日本の文化の話をしていたんでしたっけ。 外国文化と日本文化 アニメや漫画が日本文化化したのは、過去の日本文化からアニメや漫画を説明し、意味づけていったか

                                                • 「育て方を間違えたから?」子どもが不登校になった親の特徴は(石井志昂) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                  夏休み明けは、もっとも不登校の人が増える日です。不登校の子どもたちが集まるフリースクールなどから情報を聞くと、コロナ禍にあっても、それは変わらないようです。また、この時期、不登校の第二検索ワードとして調べられる単語は「不登校の親の特徴」なんです。 「不登校親にはどんな特徴があるのでしょうか?」という問いは、以前から、私自身も聞かれた質問でもありました。今回は、不登校についてくわしい医師、学者、フリースクールの代表、臨床心理士 という4人の専門家に「不登校の親の特徴」をうかがってみました。 特徴を考えても子どもは支えられない明橋大二医師(『不登校新聞』撮影)心療内科医・明橋大二さんの話(富山県) 「不登校の親の特徴」についての記事を読んだこともありますが、私は「特徴とは?」という問いかけ自体に問題があると思っています。 当然、虐待をして学校へ通わせない例を除いて考えますが、不登校の親にはさま

                                                    「育て方を間違えたから?」子どもが不登校になった親の特徴は(石井志昂) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                  • (追記あり)フェミニストによる「一人一派」実例集 このフェミニストを騙..

                                                    (追記あり)フェミニストによる「一人一派」実例集 このフェミニストを騙る輩は無知なのか歴史修正主義者なのか。 ・自分の観測範囲ではそもそも「フェミニストを自称しつつ一人一派と主張する人」を殆ど見かけない ・むしろフェミニストは一人一派と言っているのは「アンチフェミ」の方 ・またフェミニストを自称しつつ一人一派を主張する人がいたとして、それはフェミニスト思想全体への批判に繋げられるほど一般化された主張なのか? ・フェミニストの中で明示的に「一人一派」理論を採用している人は少ない。一人一派との指摘を行っているのはアンチフェミニストが主であるフェミは多様なものよ。一人一派、それ以上あるかもしれない。それらがぶつかり合うことはあっても、正統と異端という考えは全くない。(p186上野)(上野千鶴子×田房永子『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください! 』、2020年刊) フェミニズムは一

                                                      (追記あり)フェミニストによる「一人一派」実例集 このフェミニストを騙..
                                                    • 東京五輪、内輪の論理がたどる必然の帰結 小熊英二さん:朝日新聞デジタル

                                                      コロナ下の開催に世論が分断されるなか、17日間にわたった東京五輪が8日、閉幕した。何を目指し、何を成し遂げられなかった大会なのか。歴史社会学者の小熊英二さんの寄稿は、戦後史の長い時間の流れの中に1964年と2021年を位置づける。 東京五輪が閉幕した。1964年の東京五輪との対比で、今回の五輪を歴史的に考えたい。 菅義偉首相は15歳だった64年東京五輪で、聖火リレー伴走者を務めたという。今年6月9日の党首討論でも、東京五輪で感動した記憶を熱心に語った。 東京五輪の印象が強いのは菅首相だけではない。読売新聞2011年3月21日掲載の世論調査では、「昭和の時代を象徴すると思う出来事」の1位は「東京オリンピック」だった。2位は「原爆投下」、3位は「バブル景気」。4位は「石油ショック」、5位は「真珠湾攻撃、対米戦始まる」だ。 * なぜ64年東京五輪は、これほど印象が大きいのか。それはこの五輪が、日

                                                        東京五輪、内輪の論理がたどる必然の帰結 小熊英二さん:朝日新聞デジタル
                                                      • 筒井淳也『社会学』 - 西東京日記 IN はてな

                                                        先日紹介した松林哲也『政治学と因果推論』に続く、岩波の「シリーズ ソーシャル・サイエンス」の1冊。 社会科学の中でも「サイエンス」とみなされにくい社会学について、「社会学もサイエンスである」と主張するのではなく、「社会を知るには非サイエンス的なものも必要なのである」という主張によって社会学の意義付けをはかっています。 著者は以前にも筒井淳也『社会を知るためには』(ちくまプリマー新書)でも、社会学のあり方について論じていましたが、(一応)中高生向けのプリマーより1歩も2歩も3歩も踏み込んだ議論がなされています。 社会学に限らず、社会科学に興味がある人の幅広くお薦めできる本ですね。 目次は以下の通り。 はじめに 第1章 社会学における理論――演繹的ではない理論の効能 第2章 因果推論と要約――記述のための計量モデル 第3章 「質と量」の問題 第4章 知識の妥当性・実用性 終 章 「満員電車を避

                                                          筒井淳也『社会学』 - 西東京日記 IN はてな
                                                        • 2019年の新書 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

                                                          12月25 2019年の新書 カテゴリ:その他 去年の「2018年の新書」のエントリーからここまで51冊の新書を読んだようです。 今年の前半は中公の歴史ものレベルが非常に高く、上半期は2017年に引き続いて「中公一強か?」と思いましたが、下半期は岩波が巻き返した印象です。特に岩波の9月のラインナップは見事でした。ちくまは夏くらいまでは良かったけど秋以降のランナップは今ひとつピンとこずで(見返してみたら去年も同じようなことを書いていた)、他だとNHK出版新書の企画がなかなか面白かったと思います。 まずはベスト5とそれに続く5冊を紹介します。 小塚荘一郎『AIの時代と法』(岩波新書) 今年のベスト。「第4次産業革命」とか「ソサエティ5.0」などの言葉が飛び交い、AIや情報技術の発展によって世界の姿が一変するようにも言われますが、そう言われると「そんなことはないだろ」と言い返したくなる人も多いと

                                                          • 三井寿が湘北バスケ部を襲撃したわけと「理由なきテロル」の闇。 - Something Orange

                                                            0.はじめに。 1.「殺すべきか、死ぬべきか、それが問題だ」。 2.『実存的貧困とはなにか』と「黒子のバスケ脅迫事件」。 3.ポストモダンの萌芽。 4.イワン・カラマーゾフとしての渡邊博史。 5.なぜ三井寿は湘北高校バスケ部を襲撃したのか。 6.自分から自分への距離は遠い。 7.「心の闇」のなかの光。 【配信サイト】 【お願い】 0.はじめに。 この記事の姉妹記事で「男性編」です。 ジョーカーのような「ダークヒーロー」をめざす犯罪者たちの「心の闇」とはなにか。その秘密をさぐろう。 ジョーカー [Blu-ray] ホアキン・フェニックス Amazon 1.「殺すべきか、死ぬべきか、それが問題だ」。 かつて、かの天才劇作家シェイクスピアが生み出した復讐の王子ハムレットは極限の苦悩に際して呟いた。 「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。(To be or Not to be, that is

                                                              三井寿が湘北バスケ部を襲撃したわけと「理由なきテロル」の闇。 - Something Orange
                                                            • 新書大賞(中央公論社)2020が発表。1位は大木毅氏『独ソ戦』(岩波新書) - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                              中央公論 2020年 03 月号 [雑誌] 作者:出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2020/02/10メディア: 雑誌 おはようございます 本日発売の、中央公論3月号にて、「新書大賞2020」発表です! pic.twitter.com/zEGK3WLgSP— ジュンク堂書店仙台TR店 (@junkudosendaitr) February 10, 2020 新書大賞2020 大賞は大木毅さん『独ソ戦』(岩波新書) 「『絶滅戦争』としての性格を描き出し、他の戦争との同質性と異質性の双方を指摘した点が白眉」(川島真教授)、「戦闘の意味を問い直す筆致が小気味よくも説得的だ」(牧原出教授)と高い評価を得ました。中央公論3月号 pic.twitter.com/x8ApOwguib— 中央公論編集部 (@chukoedi) February 10, 2020 独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新

                                                                新書大賞(中央公論社)2020が発表。1位は大木毅氏『独ソ戦』(岩波新書) - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                              • 国葬と「私物化」の歴史 小熊英二氏が問う「国として人を弔う意味」:朝日新聞デジタル

                                                                ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                  国葬と「私物化」の歴史 小熊英二氏が問う「国として人を弔う意味」:朝日新聞デジタル
                                                                • 日本学術会議の独立性を侵害する政府の法改正方針を直ち に撤回することを要望します。 - 内田樹の研究室

                                                                  内閣府は 12 月 6 日、日本学術会議と協議を行わないまま「日本学術会議の在り方に ついての方針」を公表しました。方針では「政府等と問題意識と時間軸を共有」し、会 員選考において「第三者の参画」を行い、「内閣総理大臣による任命が適正かつ円滑に 行われるよう必要な措置を講じる」と明記されています。この内閣府の方針は、梶田隆 章日本学術会議会長談話や、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞の社説、および日本学術会 議の「声明」( 12 月 21 日)で言及されたように、日本学術会議の独立性と学問の自由 を著しく侵害するものです。 さらに 12 月 8 日および 12 月 2 1 日の日本学術会議総会における内閣府笹川武総合政 策推進室長の説明では、現行の3部構成に加えて第4部を設置すること、直近1月の通 常国会に法案を提出すること、第 25 期の任期(9月末日満了)を 1 年半ほど延長し、 第 26

                                                                  • (8がけ社会)インタビュー:上 低賃金労働ありき、脱却を 歴史社会学者・小熊英二さん:朝日新聞デジタル

                                                                    ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                      (8がけ社会)インタビュー:上 低賃金労働ありき、脱却を 歴史社会学者・小熊英二さん:朝日新聞デジタル
                                                                    • マスキュリニティからの解放──ナポレオンからバブル崩壊、ブラック・ライブズ・マターまで。

                                                                      いま、世界的に「男性学」が盛り上がっている。しかしどこか違和感を禁じ得ないのは、社会の中で男性性がどのように醸成されていったのかという根本には触れないからだ。社会学の視点から、ジェンダー論や女性学を研究してきた江原由美子に、男性性が生まれた背景を振り返りながら、従来の男性性から脱却するために必要なことを聞いた。 VOGUE(以下、V) 江原先生はこれまで、ジェンダーという概念をさまざまな視点から考察し、それが社会的、文化的に構築されたものであるという前提に立ち、いかに脱構築が可能なのかを議論されてきました。ジェンダーが社会的に構築されているからこそ、男性と女性にはそれぞれに異なる権利や義務が課されているのであり、異なる言説やふるまいを生み出し続ける、そしてその異なる言説やふるまいこそがジェンダー・イメージを強化するような言説を再生産する、という負の循環を指摘されています。 性別役割分業に象

                                                                        マスキュリニティからの解放──ナポレオンからバブル崩壊、ブラック・ライブズ・マターまで。
                                                                      • 映画『三島由紀vs東大全共闘 50年目の真実』公式サイト

                                                                        禁断のスクープ映像、その封印が遂に紐解かれた! 稀代の天才作家・三島由紀夫と、血気盛んな東大全共闘の討論会の全貌だ。時は1969年5月13日。東大駒場キャンパスの900番教室に、1000人を超える学生たちが集まり、三島を今か今かと待ち受けていた。旧体制変革のためには暴力も辞さない東大全共闘のメンバーが、この討論会の首謀者だ。世界各国が政治の季節に突入していたこの頃、日本でも自分たちの手で国を変えようとする学生運動が激化していた。この年の1月には、安田講堂を占拠していた東大全共闘に対して機動隊が出動、ガレキと火炎瓶で迎え撃った学生たちが、機動隊の催涙弾と放水攻撃の前に敗北するという事件が起きていた。今の日本では想像もつかないほど、センセーショナルな嵐が吹き荒れていた時代なのだ。そんな危険きわまりない若者たちが、「三島を論破して立ち往生させ、舞台の上で切腹させる」と盛り上がり、異様なテンション

                                                                          映画『三島由紀vs東大全共闘 50年目の真実』公式サイト
                                                                        • 「ネトウヨ系」学生には「共通の原体験」があった! 『ネット右派の歴史社会学 』 | BOOKウォッチ

                                                                          ネットで右翼的・排外主義的な発言を繰り返す人たち、いわゆる「ネトウヨ」を研究対象にした本が目立つようになっている。その中で、本書『ネット右派の歴史社会学』(青弓社)には、いくつか類書にないユニークなところがある。 ソフトバンクに在籍 まず分厚い。A5判で500ページを超える。各章の注釈も豊富だ。合わせると500項目以上になる。本格的な研究書と言える。 続いてタイトル。「ネトウヨ」「右翼」ではなく「右派」だ。「本書では、ネット上で保守的・右翼的な言動を繰り広げる人々を指し、一般に『ネット右派』と呼ぶこととする」と定義している。 その理由について著者の成蹊大学文学部教授の伊藤昌亮さんは、「一つには、『ネット右翼』や『ネトウヨ』の極端なイメージに引きずられないようにするため」とする。さらに「『保守』『右翼』『極右』など、微妙に異なるいくつかの立場を含み込むより緩やかな括りとして『右派』という語が

                                                                            「ネトウヨ系」学生には「共通の原体験」があった! 『ネット右派の歴史社会学 』 | BOOKウォッチ
                                                                          • るぅ on Twitter: "『日本は「右傾化」したのか』 小熊英二、樋口直人編 今朝の道新、古谷経衡氏 ( @aniotahosyu ) の書評 。 右傾化ではなく無知化。なるほど。 https://t.co/mYgApQpFkw"

                                                                            『日本は「右傾化」したのか』 小熊英二、樋口直人編 今朝の道新、古谷経衡氏 ( @aniotahosyu ) の書評 。 右傾化ではなく無知化。なるほど。 https://t.co/mYgApQpFkw

                                                                              るぅ on Twitter: "『日本は「右傾化」したのか』 小熊英二、樋口直人編 今朝の道新、古谷経衡氏 ( @aniotahosyu ) の書評 。 右傾化ではなく無知化。なるほど。 https://t.co/mYgApQpFkw"
                                                                            • シリーズ・疫病と人間:教育放置3カ月。下方への格差が広がる 社会学者 小熊英二・慶応大教授 | 毎日新聞

                                                                              児童のいない教室で、パソコン画面の中の子供たちに向かって授業をする教師=千葉県柏市立手賀東小学校で2020年4月21日、橋本利昭撮影 経済への影響が話題になりがちなコロナ禍だが、語られざる危機が「教育」なのだという。社会学者の小熊英二・慶応大教授の警鐘を聞く。【聞き手・吉井理記】 教育放置3カ月。下方への格差が広がる 学習は積み重ね。実態調査と補習を急げ コロナ禍で、日本社会にどんなことが起きるだろうか。考えたことは二つある。 まず、格差の拡大だ。これは日本に限らず、世界で普遍的に起きるだろう。それも、恐らく社会階層の上部が「上」に伸びることによって生まれる格差ではない。伸びるのは例外的な少数で、全体が下がり、階層の下部がさらに落ちて格差が開くという構図が予想される。今回のコロナ禍がプラスに働いたという人や分野は、ごく一部の例外だけだからだ。 格差はどう表れるか。テレワークが可能で、教育や

                                                                                シリーズ・疫病と人間:教育放置3カ月。下方への格差が広がる 社会学者 小熊英二・慶応大教授 | 毎日新聞
                                                                              • ジョブ型採用になると東大は進振りを維持できない

                                                                                ビジネス界ではジョブ型採用がバズワードになっている。 なんでも屋としての総合職ではなくて、専門家として人を雇うやり方だ。 メンバーシップ雇用と言われる日本とは違い、アメリカやヨーロッパではジョブ型雇用が一般的だと言われている。 採用時に仕事内容が決まっていて、仕事内容に対して給料が紐付けられている。 日本でも医療の世界はジョブ型採用で、医学部を出たら医者の仕事に就く。 医者として採用された場合、医者の仕事だけやって、総務や経理に回されることはない。 年功序列というものは薄く、転職したら給料が下がるわけでもない。 ジョブ型採用の場合、学校で学ぶ内容と仕事が密接な関係を持っている。 小熊英二著『日本社会のしくみ』に詳しくあるが、欧米だと、経理の人を募集する場合、経理の学士または実務経験3年以上とかが条件になる。 日本みたいにポテンシャルで学部関係なく採用するわけじゃない。 だから、当然、大学で

                                                                                  ジョブ型採用になると東大は進振りを維持できない
                                                                                • 入社してしまえば「学歴」は関係ない…日本企業が、じつは「学歴」よりも重視しているモノ(小熊 英二)

                                                                                  「日本社会のしくみ」は、現代では、大きな閉塞感を生んでいる。女性や外国人に対する閉鎖性、「地方」や非正規雇用との格差などばかりではない。転職のしにくさ、高度人材獲得の困難、長時間労働のわりに生産性が低いこと、ワークライフバランスの悪さなど、多くの問題が指摘されている。 しかし、それに対する改革がなんども叫ばれているのに、なかなか変わっていかない。それはなぜなのか。そもそもこういう「社会のしくみ」は、どんな経緯でできあがってきたのか。この問題を探究することは、日本経済がピークだった時代から約30年が過ぎたいま、あらためて重要なことだろう。 *本記事は小熊英二『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学 』(講談社現代新書)の内容を抜粋・再編集したものです。 学歴より「社内のがんばり」 そして日本のもう一つの特徴は、「職務の平等」ではなく、「社員の平等」が追求されてきたことだ。 通説と異な

                                                                                    入社してしまえば「学歴」は関係ない…日本企業が、じつは「学歴」よりも重視しているモノ(小熊 英二)