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栗本慎一郎の検索結果1 - 28 件 / 28件

  • 1981年に坂本龍一が選んだ140冊の本

    先日TwitterのTLを眺めていたら、1981年に当時29歳の坂本龍一がおすすめの本140冊を選出しているチラシの画像を見つけました。どうやら紀伊國屋書店による企画だったようです。 「坂本龍一が選んだ。坂本龍一の世界が見えた。The 龍一 BOOK HUNTING」と題されたこのチラシは、残念ながら誤字脱字があったり、分野別に整理されておらず見にくかったり、40年後の今日から見ると書誌情報の追加が必要だったりと難点があるので、これらの不備を補完してみました。 案外に詩集が多いことと数学書が含まれていることが興味深いですね。 「坂本龍一が選んだ。坂本龍一の世界が見えた。The 龍一 BOOK HUNTING」 【音楽】 柴田南雄『楽のない話——柴田南雄自選著作集』、全音楽譜出版社、1976年。 柴田南雄『音楽の骸骨のはなし——日本民謡と12音音楽の理論』、音楽之友社、1978年。 高橋悠治

      1981年に坂本龍一が選んだ140冊の本
    • 知識人の読書量・知識量ランキング

      SSクラス 江藤淳、柄谷行人、廣松歩、栗本慎一郎、谷沢永一、村上泰亮、中村元 Sクラス 小室直樹、浅田彰、福田和也、渡部昇一、呉英智、蓮實重彦、永井陽之助、中村雄二郎、すが秀実、佐伯啓思、高澤秀次、筒井康隆、小谷野敦、菅野覚明、養老孟司 見田宗介、佐藤誠三郎、大森荘蔵、西部邁 Aクラス 丸山眞男、吉本隆明、長谷川三千子、丸山圭三郎、橋本治、村上陽一郎、佐藤優、松岡正剛、伊藤貫、猪木武徳、坂部恵、坂本多加雄、大澤真幸、中川八洋、永井均、野矢茂樹、小浜逸郎、飯田隆、河合隼雄、片岡鉄哉、鎌田東二、梅棹忠夫、竹内洋、山本夏彦、山口昌哉、入江隆則、 Bクラス 猪瀬直樹、坪内祐三、中沢新一、御厨貴、橋爪大三郎、鷲田清一、北岡伸一、池田清彦、中西輝政、立花隆、山本七平、宮台真司、桶谷秀昭、宮崎哲弥、司馬遼太郎、古田博司、市川浩、東谷暁、苅谷剛彦、秋山駿、関岡英之、加藤尚武、浅羽通明、松原隆一郎、東浩紀

        知識人の読書量・知識量ランキング
      • ポランニー『ダホメと奴隷取引』:18世紀ダホメ経済と社会主義はまったく同じ! - 山形浩生の「経済のトリセツ」

        Executive Summary ポランニー『ダホメ王国と奴隷貿易』に描かれている17-19世紀ダホメ王国は、市場システムを持たない。国内ではすべての作物を王様が召し上げ、一大宴会でそれを民草に配り、それ以外のわずかな部分を、王が配るタカラガイで、市場で定額で売買させる。そして外国との取引と、そのための産物生産 (奴隷狩りの戦争) は王様が独占し、民には外国製品は贈り物としてわたすだけ。これは、政府がすべて召し上げ、配給し、それで対応仕切れない部分の調整を市場での取引で行い、外貨取引は政府が全部仕切るという、キューバなどの社会主義経済とほぼ同じ。結局、ある生産力=生産技術の水準により、合理性を持つ経済システム=分配方式は決まってしまうということではないのか? 社会主義とか部族社会とか、イデオロギー関係ないのでは? するとこんどこそ資本主義が変わるとかいう主張もかなり怪しいのではないか。

          ポランニー『ダホメと奴隷取引』:18世紀ダホメ経済と社会主義はまったく同じ! - 山形浩生の「経済のトリセツ」
        • ポランニー/イモータン・ジョー/コルナイ:不足の経済と社会権力 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

          Executive Summary ポランニー『ダホメ王国と奴隷貿易』は、ダホメでは経済が社会に埋め込まれており、各種交換は社会関係の一環として行われる儀礼でしかない、権力関係の結果として行われるお歳暮やお中元みたいなもの、という描き方をする。だがその見方は片手オチではないか? 各種交換や配布は人々の生存に直結するものであり、その中では、そうした贈与にせよ交換にせよ、そうした行為自体が権力を創り出す。これはコルナイ・ヤーノシュ「不足の政治経済学」の指摘でもある。つまり、そうした経済関係がむしろ社会関係とその権力関係を創り出しているのでは? ニワトリと卵的な面もあるが、社会関係を先に置くのは倒錯ではないのか? 昨日、ポランニー『ダホメ王国と奴隷貿易』の全訳終わった。 cruel.hatenablog.com この本は、小さく見れば17-19世紀ギニア海岸での経済システムと、特に奴隷貿易に伴う

            ポランニー/イモータン・ジョー/コルナイ:不足の経済と社会権力 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
          • 安倍首相の評価が真っ二つに分かれる「これだけの理由」(中島 岳志) @gendai_biz

            いま権力の中心にある「自民党」とはどのような政党なのか? 安倍首相とはどんな人物なのか? これからの日本の選択を考える際の重要な指標となる、政治学者・中島岳志氏の最新作『自民党 価値とリスクのマトリクス』(スタンド・ブックス)。安倍首相を分析した章を特別公開!(初出:『論座』「中島岳志の『自民党を読む』」朝日新聞社) 安倍晋三という政治家の「地金」 史上最長の首相在位期間が射程に入ってきた安倍晋三総理大臣。 肯定的な評価と否定的な評価に真っぷたつに分かれる人物ですが、どのようなヴィジョンや政策、特徴を持った政治家なのか、私たちははっきりとつかみ切れていないのではないでしょうか。 現役総理の著書をじっくり読むことで検証してみたいと思います。 安倍さんが著者として出している書籍は、共著を含めると基本的に以下の7冊です。 1『「保守革命」宣言― アンチ・リベラルへの選択』栗本慎一郎、衛藤晟一と

              安倍首相の評価が真っ二つに分かれる「これだけの理由」(中島 岳志) @gendai_biz
            • 津原泰水と私 - jun-jun1965の日記

              私が津原泰水という作家を知り、いきなり電話で話して面倒なことになったのは、ちょうど十年前、2012年9月のことだった。二歳年下の津原は、当時川上未映子とトラブルの関係にあった。これは2010年に川上が新潮新人賞の選考委員に抜擢された時、津原が異を唱え(芥川賞受賞から三年で、早すぎるというのだろうが、これは私にも異論はない。新潮新人賞は又吉直樹の時も同じことをした)。そのあと津原の掲示板や2chに津原への誹謗中傷が書き込まれるようになった、というのが発端らしい。津原は川上とは面識があり、「尾崎翠とか読んだら」と助言したが、川上は尾崎翠を知らなかったとかいうのだが、川上の出世作「わたくし率 イン 歯ー、または世界」(2007)が、津原の「黄昏抜歯」(2044)の盗作だというのは、津原が言ったのではなく、どこかから出てきた噂だったが、津原が自身への誹謗中傷の書き込みを川上、または川上の指示を受け

                津原泰水と私 - jun-jun1965の日記
              • ポランニー『ダホメ王国と奴隷貿易』半分まで → 全訳 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                Executive Summary ポランニー『ダホメ王国と奴隷貿易』の既存翻訳がダメときいて訳し直しました。 昨日のエントリで、ダホメ経済の話をしたけど、そのときに読んだ『経済と文明』こと『ダホメ王国と奴隷貿易』。 cruel.hatenablog.com 翻訳が半分まで終わったので、とりあえず公開。楽しい奴隷取引の部分はこれからだけれど、ここまでの話でも、17−19世紀のダホメ経済のおもしろさはわかる。 カール・ポランニー『ダホメ王国と奴隷貿易』(全訳、pdf 4.8MB) すでに栗本慎一郎他の邦訳があって、あまり評判がよくないことは述べた通り。ただ訳してみると、結構晦渋な英語を使っていて、未完成で終わったこともあり、論理的におかしかったり推敲が足りなかったり凡ミスっぽかったりする部分もあるのは事実なので、少し難しめではある。現代の普通の英語の感覚でやると、ちょっとつらかったかも。 経

                  ポランニー『ダホメ王国と奴隷貿易』半分まで → 全訳 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                • 著者と読む『ニック・ランドと新反動主義』読書会|江永泉

                  闇の自己啓発会は、8月4日に都内某所で木澤佐登志『ニック・ランドと新反動主義』読書会を行いました。 トーマス・ラッポルト『ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望』と二本立ての予定でしたが、気がつけば、木澤さんの新書の内容で話がほぼ持ちきりに…。 今回は役所さんがおやすみだったのですが、編集者の不在もあってか話は暴走状態に。話の配分が前回以上にバランスのくるった分量になりましたが、ともかく読書会の模様をお伝えしていきます。 【注意】本記事では新海誠監督のアニメ映画『天気の子』(2019年7月)の内容、結末をとりあげています。※これまでの活動については、こちらをご覧ください![第3回は編集中] 第1回記事「品川の中心で不平等を語る 『不平等との闘い ルソーからピケティまで』読書会記録」(『ひでシスのめもちょ』2019年1月29日) http://hidesys.hatenab

                    著者と読む『ニック・ランドと新反動主義』読書会|江永泉
                  • [映画] 天気の子: 極東ブログ

                    新海誠監督のアニメ映画『天気の子』を見た。美しく、素晴らしいアニメ映画だった。ストーリーやメッセージ性、世界観も表面的にはそれほど難しくはなかった。幅広い年代が見ることができるわかりやすい映画といってもいいだろう。だが、他方、それゆえにかもしれないが、私は、ある微妙な困惑も覚えた。それがなんであるかは直感的にはわかっていたが、うまく思いにまとまってこない。二点ある。 困惑の焦点は、私がこの作品をとてもパーソナルに見てしまったということだ。私の感動のツボはおそらくこの作品を見た多数の人と異なっているだろうと思う。が、にも関わらず、この作品の核心を受け取ったという奇妙な確信に由来する。それはとても簡単な形もしている。ある一つのシーンに集約される。 その前にネタバレにならないよう、ごく簡単に物語を紹介しておこう。主人公は離島(神津島)で暮らす高校1年生の森嶋帆高(もりしま ほだか)。島の閉鎖的な

                    • [書評] 戦後フランス思想(伊藤直): 極東ブログ

                      私は66歳にもなって自分を大人気なく思う。本書『戦後フランス思想』を読んで、ああ、こういう解説は簡素によくまとまっているけど、あの時代の日本の空気が感じられないなあ、と思ってしまった。ということを書くのも、大人げないが、本書はそんな郷愁をもたらした。と、いうのも、あまり正確ではない。後で触れるが、本書は実はとても現代的でもある。 もう少し、大人げない話をしたい。本書を読みながら、十代の自分が今も自分の中にいることに気がつく。アルベール・カミュは私の少年期そのものだったからだ。なんかもう自殺しようかなと思っていた中二の私は、確か、白井浩司の書いた、フランス哲学風人生論で、カミュを知った。曰く、『シーシポスの神話』を読みなさい、というのだった。読んだ。哲学の問題は今、自殺するかしないかだとする、本書にも引かれているが、その基調は、中二の心を掴んだ。不条理(なんですかコレという笑っちゃうね状況)

                      • 山本太郎、依田花蓮氏を将棋の駒のように比例区に動かして参院選東京選挙区に出馬へ(呆) - kojitakenの日記

                        仕事がやっと一段落。日曜日に読書ブログに公開したディケンズの『荒涼館』の記事にかまけたせいで、今週は全く余裕がなくなってしまったが、やっと昨日(5/20)に仕上げた。 その昨日の夕方、山本太郎が今夏の参院選で東京選挙区から出馬すると発表したらしいことを知った。12年前に都民になってしまった*1私は「ちっ、結局東京に来やがるのか」と舌打ちした次第。 以下毎日のサイトより。短い記事で無料らしい。 mainichi.jp 以下引用する。 れいわ山本太郎代表、東京選挙区からの出馬を表明 夏の参院選 毎日新聞 2022/5/20 13:21(最終更新 5/20 13:21) れいわ新選組の山本太郎代表(47)は20日、東京都内で記者会見を開き、夏の参院選で東京選挙区(改選数6)から立候補することを明らかにした。既に公表している候補予定者は比例代表に回る。 山本氏は4月15日、参院選で「確実に1議席を

                          山本太郎、依田花蓮氏を将棋の駒のように比例区に動かして参院選東京選挙区に出馬へ(呆) - kojitakenの日記
                        • 文芸評論家・坪内祐三の早すぎる訃報 かつて死者に鞭打った「安原顕」より若い死 | JBpress (ジェイビープレス)

                          目を疑った。まだ60ちょっとの年配と思われる。そんな馬鹿な・・・と思いつつ情報を検索すると、本当に亡くなっていた。 数日考え、本稿を準備した。あえて記すなら「死者を鞭打つ」ためである。 筆者は生前の坪内氏と一切面識がない。というよりも、すでに30年以上前のことになるが、意識して坪内氏らを避けていた時期がある。 いろいろな意味で才能と可能性にあふれ、また自分とは決して接点がない方がよいと思っていた。 しかし、その人の訃報に接し、やはり何か書かずにはいられなかった。彼の行動や言説には、今日を逆照射するいくつかの意味があるように思われるからである。 「東京人」の坪内さん 私が坪内祐三氏の名を初めて耳にしたのは、雑誌『東京人』(http://www.toshishuppan.co.jp/tokyojin.html)の編集者だった頃、文化人類学者の山口昌男さん、ないし彼の身近にいた人々からであったと

                            文芸評論家・坪内祐三の早すぎる訃報 かつて死者に鞭打った「安原顕」より若い死 | JBpress (ジェイビープレス)
                          • 凶悪犯・麻原彰晃を持ち上げた実名リスト 「彼は嘘をつくような人ではない」

                            罪深き文化人たち 坂本一家殺害事件(当時は、失踪事件)でオウム真理教に世間の関心が集まると、オウムはそれを巧みに利用した。あるワイドショーに麻原彰晃が生出演して潔白を主張すれば、別の番組では麻原の単独インタビューをタレ流す。さらに別の番組には、教団施設の内部を撮らせるといった具合だ。 報道は事件の本質を見失い、麻原夫妻に馴れ初めを語らせたり、「空中浮揚」や「水中クンバカ」など、麻原の超能力とやらを面白おかしく取り上げる。果てはビートたけしやとんねるずの番組に出演させるなど、バラエティータレントのような扱いに変質していく。オウムの潔白を印象づけるばかりか、何も知らない視聴者に「オウムって面白そうだ」というイメージを与えかねないハシャぎようだった。 テレビ局やタレントも無責任だったが、一部の宗教学者が、麻原を宗教的に優れていると評価し、オウムにお墨付きを与えたことはさらに罪深い。島田裕巳、吉本

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                            • 団塊、バブル、氷河期、Z : それぞれの世代の特徴は?

                              「最近の若者は覇気がないなぁ」…などと言っているそこのあなた! 若い頃は、上の世代から「今年の新人、大丈夫なのか?」と心配されていたかも。「バブル世代」「Z世代」など世相を映す各世代の特徴をまとめた。 (2019年9月公開の記事に「Z世代」の項目を追加して、2022年5月再公開しました) 【団塊の世代】1947~49年生まれ 戦後のベビーブーム世代。大学進学した人は、学生運動が最も盛んな時期に相当する。高度経済成長の真っただ中に社会人となり、バブル経済期の頃は40歳前後の働き盛りで、日本の「右肩上がり」を実感した。 後に経済企画庁長官も務めた堺屋太一氏(故人)が通産官僚時代に発表した小説『団塊の世代』から名付けられた。世代人口が多いため、雇用や消費ばかりでなく国の政策にも大きな影響力を持つ。少子化が進む中で、団塊の世代が70歳代中盤に突入し、医療費など社会保障コストの一段の増大が懸念されて

                                団塊、バブル、氷河期、Z : それぞれの世代の特徴は?
                              • 山形浩生×井上智洋 書籍を通しての資本主義入門!? 日本の経済社会を考えるためのヒント|政治・経済|中央公論.jp

                                経済学についての解説や翻訳でも活躍する山形浩生氏と、人工知能からベーシック・インカムまで幅広く論じる井上智洋氏による対談。経済書を足がかりとし、現代の資本主義について議論が展開されています。 (『中央公論』2022年4月号より抜粋) 経済学への入り口 ――お二人とも元々は経済学専攻ではなかったそうですね。 井上 大学では理系寄りの専攻で、卒業してシステムエンジニアになりましたが、技術者としてのレベルはきわめて低かったと思います。転職しようにも、デフレ不況が厳しい時期でいい仕事が見つからない。しだいに、デフレの解消すらできない経済学者たちに憤りを感じるようになりまして(笑)、経済学の教科書を読み返したら、記述と現実とに齟齬もあるような気がしました。これは経済のためにできることがあるのではないかと考えて、仕事をパッと辞め、大学院の経済学研究科に入っちゃったんですね。友人たちに「頭がおかしくなっ

                                  山形浩生×井上智洋 書籍を通しての資本主義入門!? 日本の経済社会を考えるためのヒント|政治・経済|中央公論.jp
                                • 【批評の座標 第3回】最底人を生きる――80年代の浅田彰について(西村紗知)|人文書院

                                  第3回で取り上げるのは、『構造と力』『逃走論』等をはじめ、フランス現代思想の輸入とともにポップな批評でかつての若者たちのアイドルとなった浅田彰。「椎名林檎における母性の問題」で2021年にすばるクリティーク賞を受賞、その後も音楽やポップカルチャーをはじめ、幅広い分野で精緻な批評活動を続ける西村紗知が、80年代を風靡した浅田を論じます。 批評の座標 ――批評の地勢図を引き直す 最底人を生きる(80年代の浅田彰について)西村紗知 1. 日本における批判理論研究の先駆的存在である清水多吉がその昔、「ニュー・アカデミズムの人びと」[1]というタイトルで、浅田彰、栗本慎一郎、中沢新一の三人の存在に触れて、その当時の新しい知識人のモードについて考えるため、といっても社会科学のプレゼンス低下を嘆く論調が大半を占めるかたちで記事を書いていた。浅田などが責任編集を務めていた人文系雑誌『G・S』の売れ行きが好

                                    【批評の座標 第3回】最底人を生きる――80年代の浅田彰について(西村紗知)|人文書院
                                  • [書評] 精神の考古学(中沢新一): 極東ブログ

                                    中沢新一の近著『精神の考古学』を読むことを勧められたとき、その刹那、「ああ、あれか」という不思議な思いが去来した。ほんの瞬時の直感であるが、二つのことがそこにあった。一つは、これは1983年の『チベットのモーツアルト』の続編であろうということ(すべての面でそうだという意味ではないが)、もう一つは、吉本隆明の思想を継いだ著作であろうということ。 そして、書物を手に取り、まえがきに目を向けたときに、私は、すべてがそうであったとでもいう奇妙な祝福のような感じがした。確かにそのとおりだと、瞬時に確信した。さて、私はそれをどのように語ったらよいのだろうか。 本書は、読まれるべき書物である、ということは明らかなのに、どのように読まれるべきか、次の言葉が浮かばない。しいていうなら、なんの偏見もなく、なんの憶測もなく、普通に、あたかも河口慧海の『西蔵旅行記』を読むように読むといいだろう、と言ってみたい。そ

                                    • kumakuma30のブックマーク - はてなブックマーク

                                      SSクラス 江藤淳、柄谷行人、廣松歩、栗本慎一郎、谷沢永一、村上泰亮、中村元 Sクラス 小室直樹、浅田彰、福田和也、渡部昇一、呉英智、蓮實重彦、永井陽之助、中村雄二郎、すが秀実、佐伯啓思、高澤秀次、筒井康隆、小谷野敦、菅野覚明、養老孟司 見田宗介、佐藤誠三郎、大森荘蔵、西部邁 Aクラス 丸山眞男、吉本隆明、長谷川三千子、丸山圭三郎、橋本治、村上陽一郎、佐藤優、松岡正剛、伊藤貫、猪木武徳、坂部恵、坂本多加雄、大澤真幸、中川八洋、永井均、野矢茂樹、小浜逸郎、飯田隆、河合隼雄、片岡鉄哉、鎌田東二、梅棹忠夫、竹内洋、山本夏彦、山口昌哉、入江隆則、 Bクラス 猪瀬直樹、坪内祐三、中沢新一、御厨貴、橋爪大三郎、鷲田清一、北岡伸一、池田清彦、中西輝政、立花隆、山本七平、宮台真司、桶谷秀昭、宮崎哲弥、司馬遼太郎、古田博司、市川浩、東谷暁、苅谷剛彦、秋山駿、関岡英之、加藤尚武、浅羽通明、松原隆一郎、東浩紀

                                      • 赤井さん夫妻を見ていたらなんとなく結婚したい~って思ったが、婚活は無理なので、やはり私はこん活(こんにゃくの方)をしようと思った - 通りすがりのものですが

                                        にゃー将軍さんが、たまたま大好きな芸人に遭遇して、何もできなかったと嘆いておられました。 okawariwo.com 芸能人や有名人だからと言って、なんでもかんでも声を掛けても良いものか、それは議論の分かれるところでしょう。でも、声を掛けてもらったら、それなりに嬉しいですよね、きっと。 そう言えば東北の大震災の直後に、私が働いていたスーパーにカタカナで2文字のものまね芸人が来たのです。 テレビの撮影で、お米の特売の様子を撮らせてほしいということで、そのレポーターとして来たのが、そのものまね芸人でした。 震災の影響でものが不足している状態。 お米も思うように買えないという中での特売でしたので、テレビ局の方も興味を持ったのでしょう。 お米の特売はチラシに掲載されてしまっていて、震災の翌日からのチラシで、差し止めることができなかったのです。 さまざまなものが注文通りに届かなくて、チラシ掲載の商品

                                          赤井さん夫妻を見ていたらなんとなく結婚したい~って思ったが、婚活は無理なので、やはり私はこん活(こんにゃくの方)をしようと思った - 通りすがりのものですが
                                        • 漫画「望郷太郎」に説明抜きで「ポトラッチ」が登場したので、超絶おもしろSF「ポトラッチ戦史」(かんべむさし)も紹介したい - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                          まず山田芳裕「望郷太郎」に関しては説明は省く。なぜならこの前、こういう記事を書いたし m-dojo.hatenadiary.com 1-3話が無料で読めるコーナーもまだあるからだ。 comic-days.com ようはそういった、いつの時代かわからなけど今から遥か未来……。 それも文明がいったん滅び、前近代的な異世界っぽい世界になったと地球を、冷凍睡眠で「現在」から来た日本人が旅をするってSF話。 で、旅するなかで出会った村で、別の村とのまつりがあるのですが、これが「ポトラッチ」なんです。 ポトラッチ。 はいこれ、基礎教養だよね?みんな説明抜きでしってるよね……?  ってことがあるわけねー。サブカルというかSF的、民俗学的伝奇的なことを知りたがる界隈でしか通じない。 togetterで結構話題になる「あなたの『四神』はどこから?」「あなたの『臨兵闘者皆陣烈在前』はどこから?」と同じよーなも

                                            漫画「望郷太郎」に説明抜きで「ポトラッチ」が登場したので、超絶おもしろSF「ポトラッチ戦史」(かんべむさし)も紹介したい - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                          • 映画『つつんで、ひらいて』出演 水戸部功が語る装幀、そして菊地信義の仕事 - webDICE

                                            水戸部功デザイン事務所にて、水戸部功氏 現在全国順次公開中の装幀者・菊地信義を追ったドキュメンタリー映画『つつんで、ひらいて』が2月7日(金)よりアップリンク吉祥寺で上映される。上映にあたり、webDICE編集部では出演する装幀家の水戸部功氏に話を聞いた。 累計発行部数60万部以上のベストセラーとなったマイケル・サンデル著『これからの正義の話をしよう』など、タイポグラフィをメインにしたミニマルなスタイルで装幀シーンに新たな潮流を生んだ水戸部氏。広瀬奈々子監督は3年間にわたる撮影のなかで、24歳の時から15年以上師事している水戸部氏と菊地氏の関係も描きだしている。今回のインタビューでは水戸部氏に、デジタル世代から見た「装幀者・菊地信義」の魅力について、そして自身の考える装幀の役割について語ってもらった。 菊地さんの考え方や哲学の部分に惹かれた ──水戸部さんは菊地さんのアシスタントをしていた

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                                            • |TALK 03|吉村萬壱 × 上妻世海|都市を彷徨える狩猟民に〈知恵〉はあるのか──私と国の「あいだ」を/で問い直す

                                              マルチスピーシーズ人類学研究会の「COVID-19を分野横断的に考える 」シリーズ第三弾。感染不安によって“剥き出し”となった「他者」たちと、我々はいかに「交感」することができるのか。そのための技術、知恵をめぐって。 << TALK 01|奥野克巳 × 近藤祉秋|ウイルスは人と動物の「あいだ」に生成する──マルチスピーシーズ人類学からの応答を読む <<TALK 02|逆卷しとね × 尾崎日菜子|接触と隔離の「あいだ」を考える──コロナの時代の愛をめぐってを読む この記事は、マルチスピーシーズ人類学研究会の「 COVID-19を分野横断的に考える 」シリーズの第三弾として4月24日に行われた、小説家の吉村萬壱とキュレーター/文筆家の上妻世海によるビデオ対談(司会:辻陽介)の内容を、記録、再構成、加筆したものです。 今回は、COVID-19への感染不安によって剥き出しにされた不穏な「他者」たち

                                                |TALK 03|吉村萬壱 × 上妻世海|都市を彷徨える狩猟民に〈知恵〉はあるのか──私と国の「あいだ」を/で問い直す
                                              • 低能先生の書き込みが意外と正論な件、Hagex氏が刺殺された理由が分かってしまうブログの書き込み、パンツをはいたサル|坂崎文明

                                                低能先生の書き込みが意外と正論な件、Hagex氏が刺殺された理由が分かってしまうブログの書き込み、パンツをはいたサル ■「低能先生」と呼ばれていた人の書き込みと思われるものanond:20180625032737 anond:20180411014201 おうおう 自分の集団リンチを改める気はゼロのようだな まあゴミクズに言語が通じないのはわかりきってるけどな だから殺すしかない お前が目の前にいたら絶対に殺してやるのに って増田に言っても特定なんて不可能なんだよなあ 悲しいね あ~あ 薄汚い集団リンチ野郎が、リンチ批判する人間を醜悪とか言ってんだもんなあ ある意味身の程知らず極まれりって感じだよなあ あー殺したい殺したい 女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人ってこいつと同じ性格してたんだと思うわ 弱肉強食っていう意味では、こいつを殺せてない俺が悪いんだよなあ この手のゴミクズって、相手

                                                  低能先生の書き込みが意外と正論な件、Hagex氏が刺殺された理由が分かってしまうブログの書き込み、パンツをはいたサル|坂崎文明
                                                • 性愛に踏み出せない女の子のために 第8回第一部 後編 宮台真司

                                                  メンバー登録 ログイン TOP 最新号&バックナンバー イラスト投稿 スペシャル記事 単行本・グッズ ギャラリー メンバーメニュー ー 登録情報変更 ー 投稿履歴 インフォメーション ー 初めての方へ ー ヘルプ&お問い合わせ ー 利用規約 ー プライバシーポリシー ー 運営会社 Pickup スモールエス Vol. 73 2023 6月号 季刊エス Vol. 81 2023 4月号 / 2023 Spring 雑誌「季刊エス」に掲載中の宮台真司による連載記事「性愛に踏み出せない女の子のために」。今回で第8回をむかえますが、二部に分けて、WEBで発表いたします。社会が良くなっても、性的に幸せになれるわけではない。「性愛の享楽は社会の正義と両立しない」。これはどういうことだろうか? セックスによって、人は自分をコントロールできない「ゆだね」の状態に入っていく。二人でそれを体験すれば、繭に包ま

                                                    性愛に踏み出せない女の子のために 第8回第一部 後編 宮台真司
                                                  • 色物科学者研究編

                                                    前野[いろもの物理学者]昌弘 私の人外協での役職名、[いろもの物理学者]の由来は私が、《色物で、かつ物理学者》であるから、ということになっております。 もともと色物というのは、寄席で赤字で看板を書かれる芸人の事です。(漫才や曲芸等の芸人ですね。黒字で書いてもらえるのは落語家だけです。)そーゆー意味では、寄席(、学会)で赤字で名を書かれるのに等しい扱いを受けている人達にこそ、の《色物物理学者》の称号はふさわしい。「えっ!そんな人達がいるの?」と思う方もおられるでしょうが,、実はいるんですねえ、これが。ここではちょいとばかしこの、《本物の色物学者たち》の話をしてみようかと思います。 本物の色物物理学者たち 本当の色物物理学者たち 本当の色物物理学者:事例研究 本当の色物物理学者たち列伝 コンノケンイチ編 清家先生講演会報告 深野一幸編 木下清宣編 猪俣修二編 栗本慎一郎編 中松義郎編 山田久延

                                                    • 酒井法子の青春と“あの事件”…事務所社長とアイドル評論家が語る「芸能プロの存在意義」

                                                      東京都新宿区左門町のサンミュージックプロダクションにて。右が同社代表の相澤正久氏。左が評論家の中森明夫氏(写真:岩澤高雄【The VOICE MANAGEMENT】) 芸能界が転換期を迎えている。 相次ぐ自死、大手プロダクションからの独立、YouTubeをはじめ既存メディアに頼らない表現手段の確立――。ほんの十数年前にはおよそ考えられなかった変化の数々が、この数年のうちに怒涛のように芸能界を襲っている。 こうした変化を、長く芸能界に携わってきた賢人たちはどのように眺めているのか。この2人に、そのあたりのことについて語り合ってもらうこととした。 ひとりは中森明夫。 今や世界共通語となっている「おたく」の名付け親にして、アイドル評論家。1980年代には「新人類の旗手」と呼ばれ世間を賑わせ、昨秋には初の自伝的小説『青い秋』(光文社)を上梓し高い評価を得た。 『青い秋』は自伝的な内容ではありつつも

                                                        酒井法子の青春と“あの事件”…事務所社長とアイドル評論家が語る「芸能プロの存在意義」
                                                      • なべやかん…替え玉受験の真相と現在 | GOSSIP-HISTORY

                                                        毎年の受験シーズンになると思い出される事件と言えば「明大替え玉受験」… とう人も少なくないのではないでしょうか。 そこで、父親が明治大学の替え玉受験をしてしまい、後に「明治大学替え玉受験」と報道され、当時のワイドショーネタとして大々的に採り上げられたのは、「なべやかん」さんでした。 名前:なべやかん 生年月日:1970年8月22日(48歳) 職業:お笑いタレント、俳優、プロレスラー、元パワーリフティング日本代表 所属:ワイエムエヌ 出身:東京都 1991年5月1日、父・なべおさみさんは記者会見の場に立たされていました。 4月に行われていた受験票と学生証の写真の照合で、商学部2部の2人の新入学生の顔写真がまったく違うことが発覚したからです。 これは本人以外の学生が受験する「替え玉受験」による不正入学の手口でした。 明大は同17日には、なべおさみさんの2浪中の長男である「なべやかん」さん(当時

                                                        • ユダヤ・キリスト教の千年王国思想と共産主義思想|喜多野土竜

                                                          ◉記念すべき1000本目のnote記事です。書きかけて3年ほど、いろいろと面倒くさくて放置していたのですが、ようやく書き上げました。 共産主義思想が、ユダヤ・キリスト教の千年王国思想を焼き直した疑似科学である、Twitterの方では何度か書いてはいますが、140文字の字数制限の中では、内容がよくわからない人もいるでしょう。キリスト教文化や共産主義思想について、基礎知識が不足していたり、現代思想などに興味がないと、誤解する人もいるでしょうから、noteでまとまった解説を書き上げました。この基礎部分を理解できると、現代日本の政治的な主義主張の、けっこうな部分も理解できるでしょう。 自分もたいした知識はないので、ツギハギの入門編ですが、ザックリと理解するのには役立つでしょう。参考文献も幾つかリンクしておきましたので、より深く学びたい方は、そちらの真っ当な研究書を読んでください。また本文は随時、追

                                                            ユダヤ・キリスト教の千年王国思想と共産主義思想|喜多野土竜
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