うどんやラーメン、パンやお好み焼きなど小麦を使った身近な食品がさらなる値上げの危機に直面しています。 政府が輸入した小麦を製粉会社などに売り渡す価格が発表され、来月以降は5.8%値上がりし、過去最高の1トンあたり7万6750円になるということです。 各店の受け止めのほか、専門家に今後の小麦価格の見通しを聞きました。 うどん店 値上げ検討も 高松市西ハゼ町のうどん店です。多いときで1日700食程度のうどんを提供していて、60キロから70キロ程度の小麦粉を使います。 輸入小麦を使っているこの店舗では企業努力だけでは限界があるとして、去年3月に平均で10円から20円の値上げに踏み切りました。 売り渡し価格の引き上げで今後小麦粉の価格が上昇すれば、さらなる値上げも検討せざるをえないということですが、うどんが生活の一部にもなっている客のことを考えると、大幅な値上げは難しいといいます。 さぬき麺業の香