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literatureに関するmic1849のブックマーク (75)

  • 私家版・十大フランス文学・十大フランス詩・十大フランス演劇・十大フランス短編集・十大フランス哲学 - 心揺々として戸惑ひ易く

    かつて、id:idiotapeさんが書いた「私家版世界十大小説」を皮切りに好きな小説の記事を書くのが流行したことを、今でも時折思い出しては、当時の記事を読み返す。 あれからちょうど2年。振り返るのにはそろそろよい時期かと思い、この1年間で研究してきたフランス文学史の記事をアップする前に、文学史的ではなく個人的に偏愛する作品、フランス文学のおすすめ名作を、かつての私家版のように十冊ずつ選んでみた。 【フランス小説ベスト10】 ヴォルテール『カンディード』 カンディード 他五篇 (岩波文庫) 作者: ヴォルテール,植田祐次出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/02/16メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 69回この商品を含むブログ (64件) を見るボリス・ヴィアン『日々の泡(うたかたの日々)』日々の泡 (新潮文庫) 作者: ボリスヴィアン,曽根元吉出版社/メーカー: 新潮社発

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    アメリカに行ってVision Proを買ってきた 最近アメリカに行く話ばかり書いてきました。アメリカ三部作は今回で完結です。 第一部: アメリカに行きたい - ダンの日常2 第二部: アメリカに行くのは大変 - ダンの日常2 番外編: パスポートは5年派 - ダンの日常2 第三部: この記事 Vision Proを買いにアメリカへ ず…

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    野球とラーメンと手羽先とバターもちケーキ! アメリカではフットボールのシーズンが終わると、野球シーズンの到来! 3月からリトルリーグのシーズンイン!これから半年間、楽しませてもらいます✨あぁ、楽しみすぎて興奮して鼻血が出そう。 そうそう、 ショウヘイオオタニの移籍により、夫婦で初めてドジャースの帽…

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  • アナトール・フランス『舞姫タイス』 - 書物を積む者はやがて人生を積むだろう

    舞姫タイス (白水Uブックス―海外小説の誘惑 (145)) 作者: アナトール・フランス,水野成夫出版社/メーカー: 白水社発売日: 2003/07メディア: 新書購入: 2人 クリック: 47回この商品を含むブログ (6件) を見る 要するに僕はお前を羨ましい人間だと思う。なぜなら、僕たちは、パフニュスも、僕も、自分たちの性に従って生きながら、全生涯を通じてただ一種類の満足しか追求できなかったのに、かわいいタイスよ、お前は、生涯のうちに、性質のまったく相反した悦楽を味わえるだろう。ひとりで二種類の悦楽を味わえる人などめったにあるものでない。(177ページ) テバイードの砂漠で二十四人の弟子を従え苦行にはげむ修道士パフニュスは、若き頽廃のころに憧れた舞姫・タイスを悔悛させようと思い立ち、久方ぶりにアレクサンドリアを訪れる。かつてキリスト教に触れたことのあるタイスはあっさりと奢侈な生活を捨

    アナトール・フランス『舞姫タイス』 - 書物を積む者はやがて人生を積むだろう
  • 蔡萬植『太平天下』 - 書物を積む者はやがて人生を積むだろう

    太平天下 (朝鮮近代文学選集) 作者: 蔡萬植,布袋敏博,熊木勉出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2009/03/01メディア: 単行 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る 長編「太平天下」と短編「レディメイド人生」「民族の罪人」を収める。舞台は日占領下、太平洋戦争前夜のソウル。故郷で財をつくってソウルに移り住んだ尹斗燮一家。尹斗燮は高利貸しをして財を増やしつつ、嫁や孫嫁たちと吝嗇な生活をし、一方すでに家を離れた息子尹昌植や孫の鐘秀は、斗燮にたかって遊蕩三昧。だがそこへ、東京で学んでいる孫の鐘学について知らせが届く。 主役の尹斗燮は方言まるだし、地の文はパンソリ(語り物)調の饒舌体で書かれているらしい。この翻訳では尹斗燮の言葉は関西弁、地の文は講談調になっている。割注脚注だらけ(風俗描写が細かいため注の参照は不可欠)のまじめな翻訳文学っぽい体裁と、文体とのギャップが

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  • イスマイル・カダレ『死者の軍隊の将軍』 - 書物を積む者はやがて人生を積むだろう

    死者の軍隊の将軍 (東欧の想像力) 作者: イスマイルカダレ,Ismail Kadare,井浦伊知郎出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2009/10メディア: 単行購入: 4人 クリック: 70回この商品を含むブログ (25件) を見る そこにあるのはいつだって、嫌なことだし、隠しておくようなことだし、そして語られざることばかりなんだ。(283ページ) 第二次世界大戦から二十年を経て、イタリア(と明記されてはいないが)の将軍と司祭がアルバニアを訪れる。その目的はアルバニアに葬られている戦没兵の遺体を回収し遺族のもとへ届けることであった。 アルバニアの作家カダレの出世作にして代表作。『誰がドルンチナを連れ戻したか』を読んでからずっと読んでみたかっただが、とうとう翻訳・出版された。まずは万歳。 『ドルンチナ』は中世を舞台に、「誓い」の風習を扱った不条理気味の作品だったが、こちらは現代を舞

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  • ミロラド・パヴィッチ『帝都最後の恋』 - 書物を積む者はやがて人生を積むだろう

    帝都最後の恋―占いのための手引き書 (東欧の想像力) 作者: ミロラドパヴィッチ,Milorad Pavic,三谷惠子出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2009/05メディア: 単行購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (13件) を見る 勝利には子供がおらず、ただ父親があるのみなのだ。(86ページ) タロット占いをモチーフにした作品で、はじめから終わりまでページ順に読んでも良いし、もしくはカードを引いてその結果に従って該当する章を読んでいっても良い、カードを使う場合はその章の内容で読者の運命を占うこともできる、という仕掛け。ストーリーの軸はしっかりしていて、18世紀末から19世紀初めのナポレオンとオーストリア軍の戦争を背景に、ナポレオン側とオーストリア側にそれぞれ立つことになったオプイッチ家とテネツキ家の、セルビア人の二つの家の人々の波乱を描く。 事典形式の小説『ハザ

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  • スタニスワフ・レム『泰平ヨンの航星日記』 - 書物を積む者はやがて人生を積むだろう

    復活できるかな? 私は電車に乗らないとまともにが読めない、ということはわかった。 泰平ヨンの航星日記〔改訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF レ 1-11) 作者: スタニスワフ・レム,John Harris,深見弾,大野典宏出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/09/05メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 28回この商品を含むブログ (43件) を見る 「雨雲が、蒸気機関のあの世での存在形態だってことははっきりしてるんだ。だったら、かんじんなことは、蒸気機関と水蒸気のどっちが先に存在してたかをはっきりさせることじゃないのか? 絶対に蒸気が先だと思う」(199ページ) 宇宙飛行士・泰平ヨンがによる、宇宙と時間の旅の記録(を編集したもの)。旅先で遭遇した奇天烈な生き物や出来事について語る。 『宇宙創世記ロボットの旅』と同系列のナンセンス・ユーモアSF。上に引用した会話をはじめ、調理

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  • J・M・クッツェーの小説が発禁にならなかったわけ──南アフリカの検閲制度(1)

    KUBOTA Nozomi:くぼたのぞみ Tokyo, Japan translator/poet 翻訳家/詩人 北海道生まれ。Born in Hokkaido. *「10年早い」といわれながらアフリカ発/系の作品等を翻訳してきてわかったこと、それはこの世界の、地球の「全体像」だった。 著書:『J・M・クッツェーと真実』『山羊と水葬』『鏡のなかのボードレール』、詩集:『風のなかの記憶』『山羊にひかれて』 『愛のスクラップブック』『記憶のゆきを踏んで』 最近の訳書に、J・M・クッツェー『スペインの家:三つの物語』『少年時代の写真』『モラルの話』『ダスクランズ』、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『パープル・ハイビスカス』『なにかが首のまわりに』『イジェアウェレへ』 主な訳書に J・M・クッツェー『マイケル・K』『鉄の時代』 『サマータイム、青年時代、少年時代』、J・M・クッツェーとポール・オ

    J・M・クッツェーの小説が発禁にならなかったわけ──南アフリカの検閲制度(1)
  • 「博物館」──レイラ・アブルエラー/Leila Aboulela

    KUBOTA Nozomi:くぼたのぞみ Tokyo, Japan translator/poet 翻訳家/詩人 北海道生まれ。Born in Hokkaido. *「10年早い」といわれながらアフリカ発/系の作品等を翻訳してきてわかったこと、それはこの世界の、地球の「全体像」だった。 著書:『J・M・クッツェーと真実』『山羊と水葬』『鏡のなかのボードレール』、詩集:『風のなかの記憶』『山羊にひかれて』 『愛のスクラップブック』『記憶のゆきを踏んで』 最近の訳書に、J・M・クッツェー『スペインの家:三つの物語』『少年時代の写真』『モラルの話』『ダスクランズ』、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『パープル・ハイビスカス』『なにかが首のまわりに』『イジェアウェレへ』 主な訳書に J・M・クッツェー『マイケル・K』『鉄の時代』 『サマータイム、青年時代、少年時代』、J・M・クッツェーとポール・オ

    「博物館」──レイラ・アブルエラー/Leila Aboulela
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    いしん坊の天沢聖司 ●3/1金 ・2週間に渡るOJTという職場見学が終わり、日ようやく配属部署入り。OJT中は、どこの部署に行っても、見ているだけだったので常にマユリカ中谷さんの宣材写真みたいなスタンスでいた。わたしの配属先は、わたし含めて3人しかいないのだけど、お二人ともいい人…

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    いしん坊の天沢聖司 ●3/1金 ・2週間に渡るOJTという職場見学が終わり、日ようやく配属部署入り。OJT中は、どこの部署に行っても、見ているだけだったので常にマユリカ中谷さんの宣材写真みたいなスタンスでいた。わたしの配属先は、わたし含めて3人しかいないのだけど、お二人ともいい人…

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    いしん坊の天沢聖司 ●3/1金 ・2週間に渡るOJTという職場見学が終わり、日ようやく配属部署入り。OJT中は、どこの部署に行っても、見ているだけだったので常にマユリカ中谷さんの宣材写真みたいなスタンスでいた。わたしの配属先は、わたし含めて3人しかいないのだけど、お二人ともいい人…

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    鼻歌をうたって、もうすぐ15才 中3息子は、たまに歌を歌っている。 決して格的なものではなく、ボリュームが少し大きくなった、鼻歌って程度だが。 ごくたまに家族で行くカラオケは「嫌い」だと言って、小学校5~6年生から行かなくなったが、居間での大きめの鼻歌は良いらしい。 その鼻歌の曲目は…

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    仲春はゆっくりと通り過ぎる 寝て起きたら3月である。今日の東京の最高気温は20度を超えている。正月のインフルエンザが完治して、これでやっと健康で文化的な年度を始められるぞ、と意気込んだのも束の間、今度は原因不明の高熱を出して1週間寝込んだ。 脳がグツグツ煮える音が聴こえそうなほど…

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  • ジャン・パトリック・マンシェット『愚者が出てくる、城寨が見える』 - 書物を積む者はやがて人生を積むだろう

    これ読むのに十日もかかるとか……読書スピードおかしい……。 愚者(あほ)が出てくる、城寨(おしろ)が見える (光文社古典新訳文庫) 作者: ジャン=パトリックマンシェット,Jean‐Patrick Manchette,中条省平出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/01/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (40件) を見る 企業家にして慈善家アルトグは、精神病院からジュリーを引き取って甥のぺテールの世話を任せる。ジュリーとぺテールは外出のさい、殺し屋トンプソンと三人のギャングにより拉致されてしまう。 心理描写を排した淡々とした叙述が出来事の異様さを増すタイプの作品。謎、黒幕の意外性は皆無であるので、ただひたすらヒロインのジュリーのいかれっぷりと、行く先々で起こる暴力沙汰を楽しめば良いと思う。ジュリーのキレっぷりはたしかにすさまじいものがあり、殺

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  • チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ──『半分のぼった黄色い太陽』

    KUBOTA Nozomi:くぼたのぞみ Tokyo, Japan translator/poet 翻訳家/詩人 北海道生まれ。Born in Hokkaido. *「10年早い」といわれながらアフリカ発/系の作品等を翻訳してきてわかったこと、それはこの世界の、地球の「全体像」だった。 著書:『J・M・クッツェーと真実』『山羊と水葬』『鏡のなかのボードレール』、詩集:『風のなかの記憶』『山羊にひかれて』 『愛のスクラップブック』『記憶のゆきを踏んで』 最近の訳書に、J・M・クッツェー『スペインの家:三つの物語』『少年時代の写真』『モラルの話』『ダスクランズ』、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『パープル・ハイビスカス』『なにかが首のまわりに』『イジェアウェレへ』 主な訳書に J・M・クッツェー『マイケル・K』『鉄の時代』 『サマータイム、青年時代、少年時代』、J・M・クッツェーとポール・オ

    チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ──『半分のぼった黄色い太陽』
    mic1849
    mic1849 2009/01/22
    おつかれさまでした。/’若い作家が、祖父母が体験した戦争を描く。ナイジェリアでは話題にすることがタブー視されてきた戦争を。それも女性の目から見た話として。そこが読みどころ。’
  • テッフィ『魔女物語』 - 書物を積む者はやがて人生を積むだろう

    魔女物語 (群像社ライブラリー) 作者: テッフィ,田辺佐保子出版社/メーカー: 群像社発売日: 2008/09メディア: 単行 クリック: 9回この商品を含むブログ (4件) を見る 「わたしはぜんぜん神経質になんかなっちゃいませんわよ」わたしは言い返してやったわ。「わたしはどっかの迷信深いおばさんなんかじゃありません、インテリの女ですよ。でもばあやが、何がなんでもここにはいたくないって言いますし、わたしはばあやのことを大切に思っているのよ、そうなると、わたしは出かけるしかないわねえ。ところで堂のドアは当分の間、鍵を掛けておく方がいいかも……わたしはもちろん、怖くなんかないわよ……だけど……」(33ページ) 20世紀初頭ロシアの女流作家の短編集。「魔女」「吸血鬼」「ドモヴォイ」など15編からなる。 作品はどれも近現代を舞台にしている。登場人物たちの日常生活のうちに怪異な出来事が起き、

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  • 『ハインリヒ・マン短篇集3 後期篇』 - 書物を積む者はやがて人生を積むだろう

    ハインリヒ・マン短篇集〈第3巻〉後期篇―ハデスからの帰還 作者: ハインリヒマン,Heinrich Mann,三浦淳,杉村涼子,岡亮子,小川一治,田村久男出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2000/07メディア: 単行 クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) を見る グレートヒェンは起き上がって、彼に手紙を書いた。今日にでもあなたにお会いしたいという気持ちを押さえることができません。あなたはわかってくれますね。<どこで会うことにしよう?>と彼女は考えた。戸外でひと気のないところでなければ。そう、あの場所ほどぴったりなところはないわ。それに美しい記憶をともなう場所でもあるし。彼が話すあの声がまた響いてきた。「お嬢さん、そちらは女性用ではありませんよ」そこで、彼女は書いた。 「また、あの公衆トイレのところで」(「グレートヒェン」、33ページ) ハインリヒ・マンの壮年時代から晩年に

    『ハインリヒ・マン短篇集3 後期篇』 - 書物を積む者はやがて人生を積むだろう
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    顔に見える?最近「送水口」が気になるという話 「送水口」が気になる今日この頃 最近街中で気になる存在、それがこの「送水口」です。地上のフロアが7階以上あるビルなど、一定の条件を満たした建築物には設置が義務付けられているもので、火事が発生したフロアにただちに水を送るために使われるものです。ポンプ車…

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