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現代思想の検索結果1 - 40 件 / 55件

  • 「マナー、道徳、常識、暗黙の了解」で人を叩く行為が気に入らない。

    功利主義に向き合う いきなりだが、どうもおれは功利主義者らしい。反出生主義などの持論を述べていたら、そう指摘された。 なるほど、反出生主義論者のベネターの考え方は功利主義的かもしれない。 とはいえ、おれは功利主義をよく知らない。「最大多数の最大幸福?」くらいのものだ。なので、おれは本を読んでみることにした。 功利主義 (岩波文庫) たとえば、有名なJ.S.ミルなどはなんといっているのだろう。『功利主義』の冒頭はこんな文章で始まる。 正と不正の判断基準をめぐる論争は、解決に向けた進展が少しも見られない。人間の知識の現状を作り上げている環境要因のうちで、これほど期待はずれなものはほとんどない。 最も重要なテーマに関する思索でありながら、長いあいだ立ち後れたままであり、期待はずれという点でここまで際立っている環境要因はほとんどない。 哲学が誕生して以来、最高善に関する話題、あるいは同じことになる

      「マナー、道徳、常識、暗黙の了解」で人を叩く行為が気に入らない。
    • 「政治の中心にケアを」 岡野八代さんが問うリベラルの不正義 | 毎日新聞

      「このままでは人間社会はもたないですよ。だから変えないといけない」と語る岡野八代さん=京都市で2024年2月20日午後3時16分、清水有香撮影 「このままでは人間社会はもたないですよ。だから変えないといけない」。同志社大の岡野八代教授(政治学)は危機感をあらわにした。 例えば少子化の加速。それは子育てに冷淡な社会の一面を映し出す。自民党の裏金問題の一方で、生活苦を自己責任にするこの国の理不尽な現実に、私たちは目を閉ざしたままでいいのだろうか。フェミニズム思想を専門とする岡野さんが新著『ケアの倫理』(岩波新書)で唱えるのは、ケアを中心にした社会変革だ。 <誰もがケアされる/する人びとである>。この原点から政治を、社会を、どのように構想できるかを本書は問いかける。 社会制度を問う「ケアの倫理」 そもそもケアとは何だろう。 一般には気遣いや世話と訳される。専門職による介護や手当てという意味もある

        「政治の中心にケアを」 岡野八代さんが問うリベラルの不正義 | 毎日新聞
      • 「日本共産党からの批判に反論する」中央大学法学部教授/中北 浩爾 | 特集

        はじめに 私は2015年の安保法制反対運動とその後の野党共闘の進展を受けて日本共産党への関心を高め、結党100周年にあたる2022年に『日本共産党―「革命」を夢見た100年』(中公新書)を出版した(注1)。それ以来、新聞やテレビなど各種のメディアから、共産党についての論評を求められるようになり、①党員数や機関紙購読者数の減少にみられる党勢の後退、②国会や地方議会での議席の減少、③「市民と野党の共闘」の行き詰まり、という三つの困難に共産党が直面しており、抜本的な自己改革が不可欠であると主張してきた(注2)。 そうしたなか、2024年2月21日付の『しんぶん赤旗』は、谷本諭氏(日本共産党理論委員会事務局長)の執筆による「日本共産党を論ずるなら事実にもとづく議論を―中北浩爾氏の批判にこたえる」(以下、谷本論文)を掲載した(注3)。その後、3月3日付の『しんぶん赤旗 日曜版』にも転載された。まず執

        • なぜ"暴力反対"は間違っているのか? 思想と歴史に学ぶ「暴力」の必須教養 - 社会 - ニュース

          「前提にあるのは『どんな人も暴力を発現させる力を持っている』ということです。暴力的な出来事が発生したときには、自分はどんな立場にあるのかを考えなくてはいけません」と語る森 元斎氏 ハラスメントから性加害、紛争まで、「暴力」的な事象が続く昨今。「いかなる暴力も許されない」という言葉もよく聞く。しかし、そんな思考停止の暴力反対論に待ったをかけるのが『死なないための暴力論』だ。 暴力にまみれたこの世界で力強く生き抜くために、暴力とどう向き合えばいいのか。著者の森 元斎(もとなお)氏に話を聞いた。 * * * ――なぜ今、「暴力論」なのでしょうか? 本書執筆のきっかけを教えてください。 森 2022年の安倍晋三暗殺事件がきっかけのひとつです。誰も正攻法では安倍晋三の悪事を断罪できなかったけれど、事件後には統一教会の問題も裏金問題も次々と明るみに出ました。「暴力では何も変わらない」という人もいますが

            なぜ"暴力反対"は間違っているのか? 思想と歴史に学ぶ「暴力」の必須教養 - 社会 - ニュース
          • 「配慮したら負け」という表現者のマッチョイズム - あままこのブログ

            orangestar.hatenadiary.jp 上記の記事では「新海誠好きの元彼」という同人誌を企画したが、その後批判を受けて企画を延期した三宅香帆氏 note.com への、批判とも愚痴ともつかないような文章が書かれているわけですが、 正直全く同意できませんでした。 なぜなら、小島氏の上記の記事には「表現とは自分が覚悟さえすればどんなに人を傷つけてもいいものであり、そこで他者に配慮なんかしたら負け」という、特権性に由来したマッチョイズムがあるように思えてならないからです・ 「新海誠好きの元彼」同人誌騒動への考え まず、僕が「新海誠好きの元彼」同人誌騒動についてどういう考えを持っているか述べると 「なるほど確かにその企画によって傷つく人がいることへの配慮が足りなかったかもしれない。でも、それを企画者はきちんと理解した上で、発行を延期したんでしょ。だったら、それでいいじゃん」 ということ

              「配慮したら負け」という表現者のマッチョイズム - あままこのブログ
            • ハミッド・ダバシ「ガザのおかげでヨーロッパ哲学の倫理的破綻が露呈した」|早尾貴紀

              ガザのおかげでヨーロッパ哲学の倫理的破綻が露呈したハミッド・ダバシ(試訳=早尾貴紀) 2024年1月18日 もしイラン、シリア、レバノン、トルコが、ロシアと中国に全面的に支援され、武装し、外交的に保護されながら、テルアビブを現在のガザと同じように、3カ月間昼夜を問わず爆撃し、何万人ものイスラエル人を殺害し、数え切れないほどの負傷者を出し、何百万人もの家を失い、この都市を人が住めない瓦礫の山と化す、そのような意志とその実現手段があったとしたら、と想像してみてほしい。それから、イランとその同盟国が、テルアビブの人口の多い地域、病院、シナゴーグ、学校、大学、図書館、あるいは実際に住民のいるどんな場所であれ、そこを意図的に標的にし、民間人の犠牲者を確実に最大化するということがあり、そしてイランと同盟国が、「イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と彼の戦時内閣を探していただけだ」と世界に言ったとした

                ハミッド・ダバシ「ガザのおかげでヨーロッパ哲学の倫理的破綻が露呈した」|早尾貴紀
              • 人生を変える社会学──『岩波講座 社会学』刊行にあたって

                このたび、『岩波講座 社会学』が正式に刊行開始となりました。前回の「岩波講座」からほぼ30年経つ。私のほかに、北田暁大、筒井淳也、丸山里美、山根純佳の各氏が全体の監修を務め、テーマごとに編集される全13巻の各巻に、そのテーマに造詣が深い社会学者が編者になります。 前回の「岩波講座」が刊行されたときは、たしか私はまだ院生でした。貪るように読んだことを覚えています。あれから社会も、社会学も、大きく変化しました。 前回は上野千鶴子や吉見俊哉、大澤真幸などが全体の監修者で、巻数も26あったと記憶しています。各巻のタイトルも凝ったものが多かった。執筆者も社会学プロパーだけでなく、竹田青嗣などの周辺領域の方が入っていました。文体や内容も派手で、自由で、雑多で、それほど社会学とは関係のないものもたくさんありました。もちろんそれだけではなく、当時の最先端の社会学的な議論をしている論文もたくさんあって、たと

                  人生を変える社会学──『岩波講座 社会学』刊行にあたって
                • 【産経抄】現代の焚書と損なわれる知る権利

                  KADOKAWAの本社ビル=東京都千代田区「焚書(ふんしょ)は序章に過ぎない。本を焼く者はやがて人も焼くようになる」。この予言のような警句を残した19世紀のドイツの詩人、ハインリヒ・ハイネの著書は20世紀、ナチスの影響を受けた大学生らに焼き払われる。そして日本で、新たな序章の頁(ページ)がめくられた。 ▼KADOKAWAは5日、来年1月に予定していたアビゲイル・シュライアーさんの著書『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行中止を発表した。出版前から多数の抗議が寄せられ、6日に本社前で抗議集会が開かれることも告知されていた。 ▼「焚書が現代日本で。この判断に強く抗議します」。ジャーナリストの佐々木俊尚さんは6日、X(旧ツイッター)で訴えた。同書は10カ国語に翻訳され、英タイムズ紙や英エコノミスト誌で「年間ベストブック」に選ばれたベストセラーである。著者

                    【産経抄】現代の焚書と損なわれる知る権利
                  • 『あの子もトランスジェンダーになった』発売中止騒動を考える:ロマン優光連載269

                    269回 『あの子もトランスジェンダーになった』発売中止騒動を考える 2024年1月24日にKADOKAWAから発売される予定だった『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』(著・アビゲイル・シュライアー/監修・岩波明/訳・村山美雪、高橋知子、寺尾まち子)が発売中止になった。 未成年の性別違和問題に触れた本だが、海外では資料の取り扱いや聞き取り相手の選択に関する手法に問題があると指摘されたり(同書が大きく参考にしているリサ・リットマン氏の研究自体がサンプルの選択に関する問題を指摘されているのだが)、トランスヘイト本であるという否定的な評価もある本である。 発売告知後、日本語タイトルやキャッチコピーがトランスジェンダーに対する偏見や差別を煽るものであると問題視され、海外での否定的評価を踏まえた上で同書がトランス差別のヘイト本にあたるとしてX(旧Twitter)

                      『あの子もトランスジェンダーになった』発売中止騒動を考える:ロマン優光連載269
                    • トランスジェンダーを奇妙なブームあつかいする書籍の翻訳出版をKADOKAWAが中止したことについては、どのような主張でも充分な情報のアクセスと議論をへて妥当性を決めていくべきとは思うけれども - 法華狼の日記

                      発売前に発表されていた宣伝文句などもふくめて、おそらく情報は「ITmedia NEWS」が最もまとまっている。 KADOKAWA、トランスジェンダーに関する書籍を発行中止 SNSで議論や批判 - ITmedia NEWS 日本版書籍の紹介には「差別には反対。でも、この残酷な事実(ファクト)を無視できる? ジェンダー医療を望む英国少女が10年で4400%増! 米国大学生の40%がLGBTQ!」「幼少期に性別違和がなかった少女たちが、思春期に突然“性転換”する奇妙なブーム」「学校、インフルエンサー、セラピスト、医療、政府までもが推進し、異論を唱えれば医学・科学界の国際的権威さえキャンセルされ失職。これは日本の近未来?」「これは、ジェンダー思想(イデオロギー)に身も心も奪われた少女に送る、母たちからの愛の手紙(ラブレター)」などと書かれていた。 KADOKAWAには、刊行の告知直後から、多くの人

                        トランスジェンダーを奇妙なブームあつかいする書籍の翻訳出版をKADOKAWAが中止したことについては、どのような主張でも充分な情報のアクセスと議論をへて妥当性を決めていくべきとは思うけれども - 法華狼の日記
                      • 卒論をアニメやアイドルなど自分の本当の趣味で書こうとしてる人いるけど、大体ぐちゃぐちゃで悲惨な結果になってる

                        砂糖まど @mado_014 卒論予備の発表聞いてるとアニメとかアイドルとか本当に自分の趣味で書こうとしてる人多いんだけど、その周辺の議論をリサーチしてるわけじゃないから自分の知ってることだけで論を組み立てようとして大体ぐちゃぐちゃになっており、色々と悲惨 2023-12-06 15:43:28 砂糖まど @mado_014 僕の学部(というか専修)って極めて大雑把に言えば文化構想学部みたいな感じなんだけど、なんでも論じられるようになった弊害がいろんなところに噴出しておりなんだかなぁと 2023-12-06 15:46:03

                          卒論をアニメやアイドルなど自分の本当の趣味で書こうとしてる人いるけど、大体ぐちゃぐちゃで悲惨な結果になってる
                        • KADOKAWAジェンダー本の刊行中止「抗議して委縮させるのは卑怯」 武蔵大の千田有紀教授

                          武蔵大の千田有紀教授(本人提供)KADOKAWAがアビゲイル・シュライアーさんの著書「あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」の刊行を中止したことについて、武蔵大の千田有紀教授(家族社会学・ジェンダー論)が6日、産経新聞の取材に応じた。著書は発売前からSNS(交流サイト)上で「差別助長につながる」などといった投稿が相次ぎ、同社本社前で抗議集会も予定された。千田氏は「原作を読んだ上で批判している人はどれだけいるのか」と指摘し、「出版社側に抗議して委縮させるのは極めて卑怯だ」と訴えた。発言要旨は以下の通り ◇ KADOKAWAのような大手出版社が刊行を取りやめる事態は想定していなかった。シュライアーさんの原作「Irreversible Damage(不可逆的なダメージ)」は10カ国語に翻訳されているが、日本語では読めないことになった。知る機会が奪われている。 シ

                            KADOKAWAジェンダー本の刊行中止「抗議して委縮させるのは卑怯」 武蔵大の千田有紀教授
                          • 近藤誠と日本国紀に学ぶキャンセルカルチャー批判:「SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」は実在する

                            追記 (10:05)明らかに長く書きすぎているので短縮版をまとめておきます トランスジェンダーの命を守るためと称して、トランスヘイターには対話の場を与えない、主張の発表の場も与えないという戦略を、学者や活動家たちが実践している。 今回のKADOKAWA刊行停止はその1つの実例である。 しかしこれは30年前の近藤誠「トンデモ本」に対して日本の医学界が実践したことと同形であり、この前世紀に起きた「キャンセル」は、蓋を開けてみればむしろ失われる命や尊厳が増えたという悲劇に終わった。 キャンセルの力は「対話を重んずる側」に向かっており、患者を守ると称して守られたのは、「正しさ」をパターナリスティックに押し付ける権威のメンツだけだった。 そもそも「トンデモ本」が、日本屈指の高リテラシー層である編集者たちの会議を通り出版されようとするのは、学術界の市民に対するコミュニケーションに課題があることを示唆し

                              近藤誠と日本国紀に学ぶキャンセルカルチャー批判:「SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」は実在する
                            • 精神分析を患う国|フリー・グーグルトン

                              ■ 20世紀で最も並外れた知的信用詐欺 1960年にノーベル生理学・医学賞を受賞した生物学者、ピーター・メダワーはかつて「精神医学の被害者(Victims of Psychiatry)」と題した書評において、精神分析を「20世紀で最も並外れた知的信用詐欺(the most stupendous intellectual confidence trick of the 20th century)」と表現した。*1書評の対象は、アメリカの神経外科医I.S.クーパーの著作『The victim is always the same』で、変形性筋ジストニア(DMD)の若い患者が、それが神経筋疾患であるにもかかわらず精神疾患と誤診され、フロイト派の精神分析医によって行われる医学的にも倫理的にも不適当な「治療」を受けさせられる悲劇が描かれている。*2 精神医学における精神分析は前世紀半ばまでは隆盛を誇

                                精神分析を患う国|フリー・グーグルトン
                              • 「なにとぞ執行猶予を」被害女性は耳と鼻から出血…再犯のDV男をぬか喜びさせない名物裁判官が放った“衝撃の一言” | 文春オンライン

                                刑事事件の裁判傍聴歴19年というライターの高橋ユキさんは、かつて気になる裁判官や検察官の法廷を一日中傍聴するようなこともあったという。歴代でもっとも印象に残っているという大阪地裁の“ある裁判官”について綴った、「現代思想」(2023年8月号)への寄稿「『無名』の裁き その隙間で見るもの」の一部を抜粋して掲載する。 ◆ ◆ ◆ 刑事裁判の傍聴を始めて19年目 刑事裁判の傍聴を始めて19年目になる。傍聴マニアがこうじて、ライターになった。現在私は、主にウェブメディアで事件や刑事裁判の記事を書いているが、取材でなくとも、時間があれば裁判所で傍聴し、顔見知りと意見交換したりする。つまり今でも傍聴マニアである。 私が主に傍聴するものは殺人等の凶悪事件であり、これは現在、裁判員裁判対象事件となっている。裁判員裁判では多くが短期間の集中審理。朝の10時から休廷を挟みながら夕方まで、というスケジュールで1

                                  「なにとぞ執行猶予を」被害女性は耳と鼻から出血…再犯のDV男をぬか喜びさせない名物裁判官が放った“衝撃の一言” | 文春オンライン
                                • 俗流「現代思想」ではない、本当の68年5月の思想へ

                                  俗流「現代思想」ではない、本当の68年5月の思想へ 安直な流行への追従と商業主義の下で消費されてきた「現代思想」の流れと手を切り、1968年5月革命の熱気を宿す哲学・思想を、あくまでも文献と文脈に忠実であるがゆえに急進的な政治性から目を背けることなく捉えること――それこそが新世代の研究者の使命なのである。【選者:鹿野祐嗣(しかの・ゆうじ : 1988-:神戸大学助教)】 哲学・思想・宗教・心理(399)

                                    俗流「現代思想」ではない、本当の68年5月の思想へ
                                  • 宮台真司とは何者か?|中森明夫

                                    2022年11月29日、宮台真司氏が暴漢に襲われた。彼が教授を務める東京都立大学のキャンパス内で何者かに背後から頭を殴られ、刃物で首や背中や腕などを斬られて、救急搬送された。犯人の男は逃走し、警察が行方を追っている。そのニュースは大きな衝撃をもたらした。 宮台氏は、30年来の私の友人である。愕然とした。身が震え、その夜は眠れなかった。 宮台氏は重傷だが、命は助かった。数時間もの大手術を受け、何十針も縫ったという。心配でたまらない。どんな痛い、辛い、恐ろしい思いをしているだろう……。 12月3日、お昼のこと。突如、宮台さんからメールが届いた。えっ! 目を疑った。襲われてまだ4日だ。全治1か月の重傷で入院しているはずなのに……。 実は、今回の事件の前に宮台さんにメールを送っていた。2023年2月に私の新著が出る。寺山修司が今も生きていて、80歳代半ばで、アイドルグループをプロデュースする。その

                                      宮台真司とは何者か?|中森明夫
                                    • 「ヴィーガンは個人の趣味の話などではなく、正義の原理に基づいた規範的主張なのだから、それを他人に向かって主張するのは当たり前」

                                      田村淳 @atsushilonboo ビーガンの主張は自由なんだけど… 頼むから押し付けないでおくれよ… 温厚なビーガンの人は 強行的に出るビーガンの事を どう感じているんだろうか? 2022-12-14 10:44:32 琥珀のダーリン🕊 @kohakunodarling 私は今回の抗議参加者ではないですが一人のヴィーガンとして一言、マジョリティの納得いく抗議手法で社会が変わるならとっくに変わってるはずだということは言いたいです。 目立つことをしなければ耳を貸さなかったのは誰なのかなと。→ twitter.com/atsushilonboo/… 2022-12-15 15:24:49

                                        「ヴィーガンは個人の趣味の話などではなく、正義の原理に基づいた規範的主張なのだから、それを他人に向かって主張するのは当たり前」
                                      • 若者は”フェミニスト”にどんな印象を抱くか

                                        当方若者です。20代前半です。最近まで学生してました。 最初に言っておきますが僕はどちらかというとフェミニスト側です。 一時期話題になっていたフェミニスト原則の再確認~~には同意しかしてません。 というのも高校生の頃から8年ぐらい”はてな”を見てて染まっているから。 本題です。 僕の観測範囲ではフェミニストって言うと「ワーワー喚くおばさん」みたいなイメージ持ってる人ばかりです。悲しい。 嘘だろ?って思う人はネット人気配信者、主な視聴者層が10~20代であろう配信を見てください。すぐにわかります。 結構な頻度で馬鹿にされるというか、ネタにされてます。口うるさい先生をあざ笑うような感じですね。 例えば配信者がマズいこと言うと、「あっ」だとか「フェミが来るぞ」とか。とりあえず見ればわかります。 もちろん現実世界ではそういうことをする人は少ないです。まあ、現実でもネタにされていることもあるんですが

                                          若者は”フェミニスト”にどんな印象を抱くか
                                        • カニエ・ウェストを擁護? 沈黙するアート界の大物たち|ARTnews JAPAN

                                            カニエ・ウェストを擁護? 沈黙するアート界の大物たち|ARTnews JAPAN
                                          • 『美とミソジニー』出版をめぐって|Gwen

                                            アベプラではこの本が書店に対して“撤去要求”されていたことが取り上げられていたが、そこに至るまでにもさまざまな経緯があった。 出版前/出版直後の評価まず、この本は出版前や出版直後から、学者や研究者や文筆家を名乗る影響力のあるアカウントを中心として、以下のような評判が広められていた。 慶應大学出版会はgender hurtsの著者Sheila Jeffreys の日本語訳を出すのか。 同著者のGender Hurts(2014)が邦訳の必要のない拙劣な議論だろうことは複数の書評から推察できたけれど、それにしても心配だ。 — Koji Yamamoto 山本浩司 (@Koji_hist) June 10, 2022 APP研の森田成也による著書に続いて、また慶應義塾大学出版会@KEIOUP からトランス差別者の本が出るとのこと。 著者のSheila Jeffreysは活動歴の長い人ですが、20

                                              『美とミソジニー』出版をめぐって|Gwen
                                            • なぜ誰もおかしいと気づかないのか…学校で「背の低い順に並ぶのは差別」と主張する現役教員の納得の理由 一番小さい人と一番大きい人を確定して"序列"を視覚化する罪

                                              「背の順」は身体的特徴による差別の誇示 学校では、何かにつけて「背の順」で並ぶ。このことに対し、違和感をもつ日本人は少ないのではないか。小学校入学時どころか、幼稚園・保育園児の頃からあまりにも当たり前にやらされることなので、自然にそういうものだと思わされる慣習の一つである。 冷静に考えて、背の順に並ばせるのは、身体的特徴による差別の誇示である。背丈という本人にはどうしようもない身体的特徴を並べて比較し、小さい方から大きい方へと序列をつけて並べる。一番小さい人と一番大きい人を確定して、誰の目にも明らかなように序列を公表する。 これが身体的特徴による差別であることは、大人が会社等でこれを強制されないというのを考えればわかる(体重順に並ばせるのも全く同じことである)。明確な差別であり、いじめの類の行為である。 しかし、慣習というものは、多くの場合それがもつ問題点に全く気付けない。 それでも「背の

                                                なぜ誰もおかしいと気づかないのか…学校で「背の低い順に並ぶのは差別」と主張する現役教員の納得の理由 一番小さい人と一番大きい人を確定して"序列"を視覚化する罪
                                              • 共感格差

                                                21世紀の格差は、他者からの共感の格差をめぐるものになるだろう。 この記事で言いたいこと (社会的)共感は政治的・社会的リソースである。 物理的資産がリソースであるのと同様だ。 共感はアイデンティティごとに分配される(女性黒人LGBT,労働者階級,白人子供etc)。 共感は物理的資産と同じく分配に差がある。 共感の分配は主にマスメディアによってなされる。 トランプ大統領が当選する以前、労働者階級に関するメディアのツイートは60件、同性愛 LGBTに関するツイートは、9664件であった。 ツイートの比率は、労働者階級 60 対 LGBT 9664 で 161倍だ。 ツイートの差を共感の差だとみなせば、労働者階級とLGBTで大きな格差がある。 共感の格差を放置すれば、そこはポピュリストにつけこまれる。 もしあなたがポピュリストになりたければ、次のターゲットを狙うと良い。 ある程度人口ボリューム

                                                  共感格差
                                                • ユヴァル・ノア・ハラリを「予言者」のように崇める危険性に気づくべきだ | 「科学ポピュリスト」だと科学者が警鐘

                                                  「予言者」ユヴァル・ノア・ハラリ これから挙げる動画のなかでは、大成功を収めた『サピエンス全史』の著者ユヴァル・ノア・ハラリに対して、とても驚くべき質問がされている。 「いまから100年後、私たちはまだ幸せになろうとしていると思いますか?」──テレビ番組「アジェンダ・ウィズ・スティーヴ・パイキン」における、カナダのジャーナリスト、スティーヴ・パイキンの質問。 「自分が何をするかというのはまだ重要なのでしょうか? そしてどのように未来に備えればよいのでしょうか?」──アントワープ大学で言語を学ぶ学生からの質問。 「『サピエンス全史』の終わりには、『私たちは何を望みたいのか』を問うべきだと書かれています。ハラリさん自身は、私たちが何を望みたいと思うべきだと考えますか?」──TEDダイアローグ「ナショナリズムvsグローバリズム:新たな政治的分断」における聴衆の質問。 「ハラリさんはヴィパッサナー

                                                    ユヴァル・ノア・ハラリを「予言者」のように崇める危険性に気づくべきだ | 「科学ポピュリスト」だと科学者が警鐘
                                                  • 呉座勇一のワイワイ日本史チャンネル

                                                    東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma なんか、ゲンロンのためにむしろあずまんに抵抗するとか言い出してひとがいるという報告が入っているんだけど、それマジでうちを学校か何かと勘違いしていてスタッフも迷惑です。僕の方針が気に入らないならゲンロンやシラスから離れたほうがいいって。うちは単なる企業なんだから。 2022-06-13 19:51:51 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma ゲンロンにはゲンロンの方針が、シラスにはシラスの方針がある。うちとビジネスをやるなら最低限それを受け入れてほしい。気に入らないならば別のパートナーと組んでほしい。うちとビジネスをしながらうちの方針を変えようと画策するのは、意味不明の政治活動というかもはや単なる営業妨害ですよ。 2022-06-13 19:54:35

                                                      呉座勇一のワイワイ日本史チャンネル
                                                    • シラス番組開設見送りについて② - 呉座勇一のブログ

                                                      昨年のツイッター事件以来、社会的に孤立した立場にあった私にとって、ゲンロン・シラスは、貴重な活動の場でした。東浩紀氏をはじめ、スタッフ・関係者の皆様のご助力には、今でも感謝しており、恩義に感じています。 今回、チャンネル開設の話をいただいた時は少しでも恩返しができると思いました。配信の準備の過程で、ゲンロン・シラスのスタッフの方にはたいへんお世話になりました。にもかかわらず、チャンネル開設が実現しなかったことは、私としては極めて残念です。プラットフォーム運営会社としての決定に対し私から法的に争うつもりはございません。 しかしながら私に名誉毀損の発言があったかのような誤解が広まりますと、私の発言が読めず、第三者からは検証不能な状況であるだけに、非常に困ります。この問題に関するゲンロン側の主張につきましては、東浩紀氏が情報を補足されておりますので、そちらもご参照ください。 東浩紀 Hiroki

                                                        シラス番組開設見送りについて② - 呉座勇一のブログ
                                                      • 裕木奈江さんは「われわれは、みんなバカだから」と言っているのだと思う。 - いつか電池がきれるまで

                                                        ちなみに私は色々と30年間経験した後に、「現実社会で違法とされている事はエンタメでも基本表現を制限・禁止するべき」と思っています。 自由な娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要で、そうでない人には自制が難しく作品に影響され自分勝手で感情的な行動をとりやすくなってしまう。— 裕木奈江 🧅 NAE YUUKI (@nae_auth) 2022年4月19日 b.hatena.ne.jp 裕木奈江さんのTwitterでの発言が物議を醸しています。というか、炎上しています。 実際は、このツイートは連続したツイートのうちの一つであり、「日本ではゾーニングがうまく機能していないこと」「それが『世界の(先進国の)基準』とかけ離れてしまっていて、他国から奇異の目で見られがちなこと」を前提にしたものではあるのです。 ツイートというのは、短くまとめなければいけないので、色々とこぼれ落ちてしまうものがあって、裕木さ

                                                          裕木奈江さんは「われわれは、みんなバカだから」と言っているのだと思う。 - いつか電池がきれるまで
                                                        • 「今ここ」に無理に適応しなくていいということを知るために人文知やサブカルはある - あままこのブログ

                                                          note.com plagmaticjam.hatenablog.com 人がどういう風に学問や思想を学んできたかということを読むのは好きなので、1000円払って白饅頭氏の記事を読み、その後plagmaticjam氏の記事を読みました。 白饅頭氏の記事の要約 まず、白饅頭氏の記事を要約すると次のような内容になります。 最近、経営者やそれなりの役職に就いている人と話すことが多いのだが、彼らは異口同音に「昔は自分もリベラル派に親しみがあったが、今はそうではない」と言う 有名な哲学者である東浩紀氏も同じように言う 社会的責任を持つと、リベラル派の言説というのは、現実から遊離した物に感じるのだ 「自分で金を稼ぎ、社員を食わせ、顧客に価値を感じてもらう」という、俗世シャバの泥臭い営みのしんどさと尊さを知った東浩紀さんが、公金をジャブジャブつぎ込まれ、なおかつ子ども(の親)からの高い学費を受け取りなが

                                                            「今ここ」に無理に適応しなくていいということを知るために人文知やサブカルはある - あままこのブログ
                                                          • 雁琳(がんりん) on Twitter: "そら、「女の敵は女」を潰さないと気が収まらない人達ですもんね……この前ガルバに飲みに行った時、ガルバの子が「あれ好きだったのに……潰した人達ほんまうざい」言ってましたが、まあ、オベンキョばっかしてる「やさしい」人達にはそういう機微… https://t.co/LWXrGDhJbF"

                                                            そら、「女の敵は女」を潰さないと気が収まらない人達ですもんね……この前ガルバに飲みに行った時、ガルバの子が「あれ好きだったのに……潰した人達ほんまうざい」言ってましたが、まあ、オベンキョばっかしてる「やさしい」人達にはそういう機微… https://t.co/LWXrGDhJbF

                                                              雁琳(がんりん) on Twitter: "そら、「女の敵は女」を潰さないと気が収まらない人達ですもんね……この前ガルバに飲みに行った時、ガルバの子が「あれ好きだったのに……潰した人達ほんまうざい」言ってましたが、まあ、オベンキョばっかしてる「やさしい」人達にはそういう機微… https://t.co/LWXrGDhJbF"
                                                            • 映画宣伝が慢性的に抱える問題“ジャンルウォッシュ”がいよいよ深刻な状態になっている話|汐田海平(SHIOTA Kaihei)

                                                              イギリス・香港の国際共同製作映画『モンスーン』の日本版ビジュアルが解禁されたのをきっかけにSNS上で大きな議論が巻き起こっていた。 『モンスーン』のオリジナルのビジュアルは主人公の男と同性の恋愛相手がふたり写ったものだった。しかし日本版ビジュアルでは相手の姿をわざわざ消してひとりのカットとして見せていることが発端となった議論である。 これらのクリエイティブが何を狙ってどのような経緯で出来上がったのかわからない。そこにはたくさんの狙いや事情があったのだと思う。裏側を知らない僕がビジュアルそのものについてあーだこーだ論じるのはフェアじゃないと思うので言及するのは避ける。ただいずれにせよ、ここで議論となっているのは「ウォッシング」の問題だ。 「ウォッシング」とは本来の意味を書き換え、上辺を取り繕うことを言う。例えば、環境に意識の高い消費者に対して、自然にやさしいもの商品だと誇大に謳ったPR手法は

                                                                映画宣伝が慢性的に抱える問題“ジャンルウォッシュ”がいよいよ深刻な状態になっている話|汐田海平(SHIOTA Kaihei)
                                                              • <13>「共感」に振り回されないためにはどうすれば? 個人が意識すべき四つの視点 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]

                                                                テロ・紛争解決の専門家であり実務家でもある永井陽右さんが「共感」の問題点を考察する連載です。最終回となる今回のテーマは、我々はいま「共感」とどう向き合えば良いのか。永井さんは四つのポイントを挙げて論じます。 ◇◆◇ 光陰矢のごとし―――前回から実に16カ月が経ってしまった。ここまで最終回が遅れてしまったことはなんとも情けないのだが、この期間、もちろん色々と実践を続けてきた。 紛争地でのテロリスト相手の仕事はソマリアに加えイエメンでも開始し、それと並行して若者の権利に関する国際条約の制定に向けた動きも始めた。また、共感の問題も考察を重ね、単著『共感という病』(かんき出版)がこの7月に発売された。振り返れば、この16カ月は思考と実践を積み上げてきた非常に濃厚な期間だったと言える。 本連載では、最初に共感が持つ負の側面について指摘をしていき、その後様々な識者との対話を通じて、共感にのみ込まれる現

                                                                  <13>「共感」に振り回されないためにはどうすれば? 個人が意識すべき四つの視点 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]
                                                                • 『現代思想』誌「進化論の現在」は看板倒れ - まとまり日記

                                                                  『現代思想』誌2021年10月号は「現代思想 2021年10月号 特集=進化論の現在 ―ポスト・ヒューマン時代の人類と地球の未来―」と題された特集だった。わたしはこの特集全体の企画意図に問題があると考えるので、手短に述べたい。 わたしの不満は一言で言うと「この号の中身は『進化論の現在』という題名と釣り合っていない、とくにこの題名で生物学の哲学の成果をほぼ無視するのは問題ではないか」ということだ。 まず前半からいこう。哲学・思想系の雑誌が「進化論の現在」という特集を組むときにどういうことを扱うべきか。もちろん決まったルールがあるわけではないが、次のようなトピックが扱われると考えるのが自然だろう: 進化論(進化生物学)の研究の現状 進化論の種々の側面についての哲学的論争の現状(たとえばやや古い話だがここで触れられているような議論) 進化論からの哲学研究へのインプリケーション(たとえば意識の進化

                                                                    『現代思想』誌「進化論の現在」は看板倒れ - まとまり日記
                                                                  • 日本研究者ウォルフレン氏はなぜ「陰謀論」を唱え始めたのか | 毎日新聞

                                                                    「新型コロナウイルスに感染しても多くは症状がない。(本当は危険ではないのに)人為的に恐怖の風潮が作られている」「(米マイクロソフト共同創業者のビル・)ゲイツはワクチンで我々に微粒子を注入し、全世界の70億人を監視するつもりだ」――。 ユーチューブの動画に映る一人の老紳士。厳しい表情でそうまくし立てる。発言は荒唐無稽(むけい)な「陰謀論」にしか聞こえない。だが彼は、これまで日本研究などで世界的に評価されてきた著名なオランダ人ジャーナリストだ。 カレル・バン・ウォルフレン氏(80)。オランダ日刊紙で東アジア特派員を務め、1989年に発表した「日本/権力構造の謎」、94年刊行の「人間を幸福にしない日本というシステム」はベストセラーとなった。官僚支配などを指摘した日本論は広く支持され、アムステルダム大名誉教授としても活動してきた。 ウォルフレン氏が新型コロナに関する奇妙な言説を唱えだしたのは、世界

                                                                      日本研究者ウォルフレン氏はなぜ「陰謀論」を唱え始めたのか | 毎日新聞
                                                                    • 特集ワイド:寛容とは 森本あんり・国際基督教大教授に聞く 苦手な相手に礼節を | 毎日新聞

                                                                      電車でせき込もうものなら、容赦ない視線が飛ぶ。長引くコロナ禍に心がささくれがちで、誰もが不愉快な隣人となるのだ。こんな時代を生き抜く上で、欠かせない資質は寛容さかもしれない。「不寛容論――アメリカが生んだ『共存』の哲学」(新潮社)で話題となっている国際基督教大教授の森本あんりさん(64)を訪ねた。 「米国は曲がり角にいるのかもしれません」。同大研究室で森本さんは語り始めた。2回目のワクチン接種を受けたばかりで熱っぽいのだという。だが、今注視するという移民問題を語り始めると、語り口は勢いづいてきた。 新型コロナウイルスと東京オリンピックの話題に埋め尽くされた日本ではさして注目されていないが、米南部の国境に押し寄せる中米からの不法移民への米国の対応が今後、日本を含む国際社会に大きな影響を与えるかもしれないという。「トランプ前大統領は国境に文字通り高い壁を築き、不法移民を追い返そうとしました。民

                                                                        特集ワイド:寛容とは 森本あんり・国際基督教大教授に聞く 苦手な相手に礼節を | 毎日新聞
                                                                      • 韓国現代思想と運動の諸断面 第1回/影本剛

                                                                        【韓国現代思想と運動の諸断面/第1回】 2010年以降の韓国フェミニズム運動が浮き彫りにした男性権力共同体 影本剛 この連載の目的と対象 私は、2010年から2020年まで約10年ほど韓国で暮らしたが、「韓国」を主語にして何かを訳知り顔で語れるほどの知識があるわけではない。しかし、日本語で流通する韓国論にはまだまだ語られていないことが数多くあることを知っている。それらを一つひとつ私の知っている範囲で議論してみることが本連載の目的だ。 私は大学院生という身分をもって韓国で暮らし、いわゆる「韓国文化」に隅々まで触れたわけでもない。また友人に李明博や朴槿恵(元大統領)の支持者はいない。そして友人に文在寅に投票した人はいるが、支持者といえるまでの人はいない。私が韓国で過ごした時期に大統領を歴任した李明博や朴槿恵に投票した人と深く知り合う機会がなかったという点では、私の知る韓国がいかに狭く一面的であ

                                                                          韓国現代思想と運動の諸断面 第1回/影本剛
                                                                        • 誰も傷付けない漫画に怒り狂う人々

                                                                          ベェ〜🐏 @tanacooome うわぁ…これで何か言ったと思ってそうなとこが… 本当そういうとこだぞオタク… 怒られて「やーめた!」って全部放り出す幼児とやってること変わらないのわかんないのかな? ガキのまま年だけとったみたいなオタクが多すぎるよな いつまで中学生なん? twitter.com/pisiinu/status… 2021-08-05 12:43:29 後藤和智@技術書典オンライン予定/BOOTHにて仙台初売り予定🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @kazugoto こんなことを言って喜んでいる連中に、東京五輪のスタッフを解任されたときに小林賢太郎氏が謝罪文で見せた誠実さを少しは見習えと言いたい。過去の行為は消せないが「人を傷つけない表現」を目指すことは可能なんだよ。…… twitter.com/pisiinu/status… 2021-08-08 09:19:41 後藤和智@技術

                                                                            誰も傷付けない漫画に怒り狂う人々
                                                                          • Critical Inquiry

                                                                            From our Winter 2015 issue A Few Thoughts on Bombs, Tennis, Free Will, Agency Reduction, the Museum, Dust Storms, and Labyrinths by Robert Morris Read More » From our Spring 2023 issue Sensitivity and Sensing: Toward a Processual Media Theory of Electromagnetic Vibrations by Rahul Mukherjee Read More » New on the CI Review! Ceyda Karamursel reviews Prisoner of the Infidels: The Memoir of an Ottoma

                                                                            • 渋谷パルコとカルチャー史 By 宇川直宏(1) | <FEATURE> | relax × SHIBUYA PARCO

                                                                              FEATURE:By 宇川直宏(1) 渋谷パルコとカルチャー史 By 宇川直宏(1) photo Naoto Date(portlait) text Keisuke Kagiwada 「『渋谷パルコ』を中心としたセゾンカルチャーには80年代から深く影響を受けています」と言うのは、 9階のクリエイティブスタジオで「SUPER DOMMUNE」を主宰する宇川直宏さん。そんな宇川さんに「渋谷パルコ」文化の現在・過去・未来を語ってもらった。 SUPER DOMMUNE(9F)/宇川直宏が開局した、日本初のライブストリーミングスタジオ。これまでに手がけた番組は 1 万時間超。☎なし。営 10:00 ~24:00 ※イベントにより変動あり 不定休 われわれの世代のリアリティとして、自分たちが今世紀を生きている文化の礎を作ったのは、間違いなく堤清二さん率いたセゾンカルチャーだと言えます。そして、その中心

                                                                                渋谷パルコとカルチャー史 By 宇川直宏(1) | <FEATURE> | relax × SHIBUYA PARCO
                                                                              • 会田誠の作品について(5/1トークより抜書き) - ohnosakiko’s blog

                                                                                去る5月1日、大阪で行われた合宿勉強会「集まるのが大事vol.2」(テーマ=反抗)の二日目に登壇し、以下のような内容で90分ほどのトークをした。 「反抗 vs 反抗 」の外へ―性的表現と性差別批判の弁証法― 【概要】 美術に現れる女性の裸体表現は、かつては神話の文脈と宗教の縛りの間にあったが、次第にその制約を離れ、個としての性表現へと変化・多様化してきた。一方フェミニズム批評による美術史の読み直しにより、作品中の男性視点や性規範が指摘されるようにもなった。近年は強い反発と撤去要請が起こるような事案も散見される。 議論を呼んだ主な女性ヌード表現及び批判の文脈を辿り、「反抗 vs 反抗」の隘路から「外」に出る視点について考える。 【内容】 ① 「女を見る」をめぐる男/女の非対称性 ② 西洋美術における女性ヌードの位相 ③ 近代日本の西洋美術、性道徳の受容 ④ 「性差別」という批判の始まり ⑤

                                                                                  会田誠の作品について(5/1トークより抜書き) - ohnosakiko’s blog
                                                                                • まさかあなたが――「弱者の味方」有名教授 にパクリ疑惑発覚 「パクられた」フリージャーナリスト三宅勝久氏が徹底追及〈前〉 | JBpress (ジェイビープレス)

                                                                                  「学生ローン」とも揶揄される奨学金制度の問題を長年取材しているフリージャーナリスト・三宅勝久氏が、自著を大量に盗用された疑いがあることに気づいたのは昨年夏のことだった。 冒頭の「大内教授」とは、愛知県名古屋市にある中京大学国際教養学部の大内裕和(おおうち・ひろかず)教授(専門は教育学・教育社会学)のことだ。 大内教授は奨学金の返済に苦しむ若者たちや学生の貧困などを研究テーマにしており、格差社会を特集するメディアでたびたび取り上げられている。最近ではコロナ禍で発生した持続化給付金詐欺事件の背景についても報道番組などでコメントしており、学生らを食い物にする「ブラックバイト」(違法性のあるアルバイト)の問題を指摘し続けるなど有名教授だ。 そんな“大物教授”が、盗用などするだろうか・・・。それが、三宅氏の話を最初に耳にしたときの筆者の素朴な疑問だった。 そもそも、原稿の盗用はバレたときのリスクが大

                                                                                    まさかあなたが――「弱者の味方」有名教授 にパクリ疑惑発覚 「パクられた」フリージャーナリスト三宅勝久氏が徹底追及〈前〉 | JBpress (ジェイビープレス)