ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。
ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。
漫画『進撃の巨人』が連載を終えて2年、TVアニメ版もついに最終話が放送された。世界的に人気の高い同作の完結を受けて、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が、原作者の諫山創にインタビューした。 「世界で最も需要の多い作品」だった アニメ『進撃の巨人』の最終話がクランチロールとフールーで配信され、2013年に放送が始まった大作がついに終わりを迎えた。 日本では11月4日に最終回が放送された 2009年から2021年まで連載された原作漫画同様、TVアニメ版はたちまちヒットとなり、現代アニメの一時代を画すシリーズのひとつとなった。スピンオフ作品や実写版、ゲーム、それから『スパイダーマン』や『アベンジャーズ』といったタイトルとのコラボ漫画まで出た。 Season 4にあたるThe Final Seasonが2020年に放送開始して以降、『進撃の巨人』はインターネット上で最も多く見られたシリーズとなった。放
この本は一言で言うと「カルチュラル・スタディーの教祖」による自己批判の書だと思う。 要するに彼女はこの本の中でこう語っているのだ。われわれはこれまで「サバルタンの立場で語ることは可能か」とかいろいろ言ってきたけど、結局は英米の大都市のサロン的な雰囲気のもとでの高尚な文学談義の域を一歩も出ていなくて、第三世界の言語を習得してそのテクストを発掘しようとしたり、そのフィールドに足を踏み入れて人々の「語り」にじかに耳を傾けたり、といったことをほとんどしてきてこなかった。だから結局のところこれまで自分たちの仲間うち以外では通じないような小難しい議論を展開することしかできなかったんじゃないか。そういう意味では、アメリカの覇権主義と資本主義の尖兵でしかなかったかもしれないけど、しっかり現地言語を学んでフィールドに足を運び、せっせと「厳密な」学問的成果を発表してきた地域研究の「勤勉さ」を見習うべきなんじゃ
わたなべ・つとむ/東京大学経済学部卒業。日本銀行、一橋大学経済研究所教授等を経て、現在東京大学大学院経済学研究科教授。ナウキャスト創業者・技術顧問。 渡辺努 物価の教室 われわれの生活に直結する物価は、経済全体の動きを知る上でも重要だ。物価研究の泰斗である渡辺努・東京大学大学院教授が、初心者からプロまで楽しめる最先端の「物価の教室」をお届けしよう。 バックナンバー一覧 3月にも日本銀行がマイナス金利政策を解除するとの見方が浮上している。政策判断を左右するのはサービス価格の動向だが、統計局の統計を再推計してみると、インフレが減速している可能性も見えてきた。マイナス金利解除は時期尚早の可能性もある。(東京大学大学院経済学研究科教授 渡辺 努) 異常に高い価格上昇率への違和感 日本銀行がマイナス金利政策を終わらせる日が近いと市場ではうわさされている。 その背景にあるのはもちろん賃金と物価の好循環
米Googleから、「政府が支援する攻撃者があなたのパスワードを盗もうとした可能性がある」という警告メールを受け取ったと、多数の米ジャーナリストや政治学者が11月23日からツイートしている。 上のツイートはスタンフォード大学政治学部教授マイケル・マクフォール氏のものだ。「親愛なるロシア政府よ、もうやめてくれ」と、攻撃したのがロシア政府だと指摘している。米政府高官は先月、米政府機関などへの一連のサイバー攻撃がロシア政府によるものとする声明を発表した(ロシア政府は関与を否定している)。 経済学者のポール・クルーグマン氏、GQで政治コラムを持つコメンテーターのキース・オルバーマン氏、政治系メディアPolitico Magazineのジュリア・ロフ氏などが同様のツイートを投稿した。 米メディアからの問い合わせに対し、Googleは「われわれは2012年から、Googleアカウントに政府支援の攻撃が
2024年2月2日に発売する『話が通じない相手と話をする方法──哲学者が教える不可能を可能にする対話術』(ピーター・ボゴジアン+ジェームズ・リンゼイ著)の監訳者・藤井翔太さんによる「監訳者解題」を公開します。 分断と二極化の時代、考えが異なる人とも礼節と共感を保って会話・対話をするにはどうしたらよいか? 本書はそのすべてを網羅した実践的マニュアルです。しかし、本書の著者ふたりは米国の学術界・言論界でトラブルメーカーとしても知られる存在。本書をいかに受け止め、活かしていけばよいか、藤井さんに語っていただきました。 はじめに本書は、Peter Boghossian & James Lindsay, How to Have Impossible Conversations: A Very Practical Guide (Da Capo Lifelong Books, 2019) の全訳である。
起業家のイーロン・マスク氏が、ChatGPTの開発元であるOpenAIを訴えた件について、OpenAIが自社ブログで反論しています。OpenAIは、「OpenAIとテスラの合併」あるいは「OpenAIの過半数の株式の取得、取締役会の支配権の獲得、CEOへの就任」のいずれかをマスク氏が望んでいたと指摘しました。 OpenAI and Elon Musk https://openai.com/blog/openai-elon-musk OpenAI says Elon Musk wanted ‘absolute control’ of the company - The Verge https://www.theverge.com/2024/3/5/24091773/openai-response-elon-musk-breach-of-contract-lawsuit 2024年3月、イーロ
世界最大級のECサイトを展開するAmazonはありとあらゆる商品を取り扱っており、小売市場において圧倒的な市場支配力を有しています。しかし、独占禁止法に詳しい一部の経済学者らは、「Amazonが市場を独占することは理論的に不可能だ」と考えていたとのこと。一体どのようにして、Amazonが不可能だと思われていた独占を実現させたのかについて、作家でジャーナリストのコリイ・ドクトロウ氏が解説しています。 Pluralistic: Amazon’s financial shell game let it create an “impossible” monopoly (01 Mar 2024) – Pluralistic: Daily links from Cory Doctorow https://pluralistic.net/2024/03/01/managerial-discretion/
パレスチナ人居住区を封鎖するためにイスラエルが建設した分離壁(2021年) 京都大学で13日におこなわれた公開セミナー「人文学の死――ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義」【既報】より、藤原辰史・京都大学人文科学研究所准教授の基調講演「ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題軽視の背景」の要旨を紹介する。 □ □ 藤原辰史氏 今日の問題提起は、ドイツ現代史研究者の一員である自分にも矛先を向けたものでもある。 ドイツ現代史研究者は、パレスチナ難民やイスラエルの暴力をまったく無視しているかといえばそうではない。批判も多々してきているが、当事者意識が欠落している。たとえば、パレスチナ問題を「生成」した問題として扱い、きわめて「他人事」として起きている「かわいそうなこと」という倫理的問題として捉えがちである。その「上から目線」がパレスチナ問題を見る目
日本の大学入試を従来の筆記試験ではなく、米国のような課外活動などを含めた総合型選抜にした方が良いのではないか?と言った意見を多く見るようになりました。一方でそうした選抜では経済的に恵まれた層、社会資本に恵まれた層がより有利になってしまうのではないか?という懸念も聞かれます。日本に住んでいる方には、教育の機会格差が大きい社会というのはちょっと想像するのが難しいと思いますので、米国の現状から考えた日本に総合型選抜を導入した場合の未来図をご紹介したいと思います。 総合型選抜にするとまず最初に、親戚に有名大の研究者がいるとか、政治家にコネがあるとか、知識階級につながりのある子供が目立つ課外活動をできるようになって有利になります。コネを使って直接の実績を出さなくても、子供の頃から偉い大人と話す場数を踏んでアドバイスをもらえるというのはそれだけでかなりのアドバンテージがあります。同様に裕福でキャリア経
「搾取」この言葉を使うことに抵抗がなくはないですが やはりそうとしか考えられない現状です… もちろん現場の人は誰も悪くないのですが 悪しき慣習が漫画家の首を締めています。 普通の方々でも結構知ってる数字かとはと思いますが 漫画家が貰える印税率は10%です。 これは紙の漫画の印税率です。 まだ漫画がデジタルじゃなかった頃 漫画家は漫画を読者に届けるにあたって 写植も打てなければ、印刷もできない。 書店との交渉事や販売数も把握できないし 在庫管理もできなかった。 つまり、漫画が漫画本として世に出るために 漫画家 編集者 写植屋 印刷会社 書店取次業者 書店 倉庫管理業者 少なくともこれだけの業者が関わらんないと 本が出せなかったのです。 その、漫画家ができない仕事を 各業者に振り分けて仕事を依頼し かつ、円滑に進め、さらに販売促進、売上の分配などを 一手に担っていたのが 出版社という存在です。
昨年10月~12月に放送されたテレビドラマ「セクシー田中さん」(日本テレビ)の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが亡くなった。芦原さんは「マンガを大きく改編したプロットや脚本が提出されて(いた)」などと、ドラマ化をめぐるトラブルをSNSに投稿していた。なぜテレビ局は、原作者の意に沿わない改変を行ったのか。テレビ東京でドラマ・プロデューサーを長く務めた、桜美林大学教授の田淵俊彦さんは「テレビ業界の『ドラマ偏重主義』にトラブルの一因がある」という――。 「セクシー田中さん」をめぐる“不幸な”事件の2つの原因 「セクシー田中さん」の原作者でマンガ家の芦原妃名子氏のご冥福をお祈りするとともに、関係者の方々には謹んでお悔やみを申し上げます。 この事件が起こった直後に日テレから出されたコメントには耳を疑った。自己防衛としか思えない言葉が並んでいたからである。自己防衛をする前に、することがあるのではないかと
JASRAC許諾第9009285055Y45038号 JASRAC許諾第9009285050Y45038号 JASRAC許諾第9009285049Y43128号 許諾番号 ID000002929 ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。
現在問題になっている原作のドラマ化についてのお話ですが あまりにも重い結果を招いてしまったことを本当に残念に思っています。SNS等で事の経緯を知ったような有様ですが、何故ここまで追い込まれなければならなかったのか、芦原さんの置かれた立場を想うと本当に胸が痛みます。 当事者でない私がこの件に言及するのもどうなのかと思い悩んだのですが、私も過去に原作を実写化した経緯があることから、その時に感じたことを私なりに言葉にしてみようと思います。 2016年に今まさに渦中の日本テレビで私の作品「MARS」(講談社別冊フレンドで1996~2000年掲載)をドラマ化したことがあります。 ※注 今回の脚本家、スタッフとは別の方々によって制作されたものです。 この時の実写化については正直あまり乗り気ではありませんでした。 それは多くの原作者が言っているように原作の大幅な改変が常習となっていたからです。 しかも別
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉──あだち充と戦後日本の青春」。 今回は、世紀の変わり目の短めの連載作品『いつも美空』を分析します。SF×時代劇だった『虹色とうがらし』に続き、超能力少女たちを主役に据えた異色のSF×現代活劇として、あだち充としては息抜き的に描かれたとされる本作。荒唐無稽な作風ながら、のちのネット社会の問題への洞察を孕んだその予見性とは? 碇本学 ユートピアの終焉──あだち充と戦後日本社会の青春 第18回 ネット社会を予見させる「超能力」を描いていた『いつも美空』 あだち充の息抜きとしての短期連載作品 第16回で論じた『H2』はあだち充にとって7年を越える過去最長の連載(現在連載中の『MIX』は月刊誌連載ながら9年目に突入し、この記録を更新している)となり、「少年サンデーコミックス」では全34巻(2018年時
1 :名無し:23/10/05(木) 23:49:34 ID:UAOx主 この宇宙の物理法則では鉄が最も安定した物質である 恒星は最終的には冷えた鉄の塊になる この宇宙は最終的に鉄のみになる 10: 名無し:23/10/05(木) 23:52:51 ID:qzX7 宇宙人の性癖コレクションのために作られたんやぞ 11: 名無し:23/10/05(木) 23:53:03 ID:qtsk 砂鉄のひとつひとつが宇宙の成れの果てだった 12: 名無し:23/10/05(木) 23:53:10 ID:UAOx主 >>8 更に高次元の生命体「と思ってた時期がワイにもありました…」 13: 名無し:23/10/05(木) 23:53:35 ID:ndNX >>5 消えてて草 鉄回収できてないやん
エッセンシャルワーカー 社会に不可欠な仕事なのに、なぜ安く使われるのか 旬報社 Amazon 本書は、日本のエッセンシャルワーカー、つまり「社会に不可欠な仕事をしている人たち」に焦点を当て、その処遇が悪化してきた実態とその背景を、10を超える業種のケーススタディをもとに論じた一冊。労働社会学などの研究に基づく内容ではあるが、一般向けに分かりやすく書かれている。書名に興味を引かれた人なら、誰でも通して読めると思う。 10名強の研究者・実務者が分担執筆しているが、導入と結論部分、ドイツの事例報告など本書の軸となる部分を、編著者である、ドイツ経済史や労働政策を専門とする田中洋子教授が担当している。14年前、ブログ筆者は、田中先生が筑波大学にて主催するゼミを学部外から履修していた。そのゼミでもまさにエッセンシャルワーカー(当時はその言葉は使っていなかったが)の労働環境について扱っていたので、当時の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く