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研究生活より 留学記(1) 本文(.pdf) 留学記(2) 本文(.pdf) 留学記(3) 本文(.pdf) 留学記(4) 本文(.pdf) 若い研究者へ 本文(.pdf) 若い研究者へ(2) 本文(.pdf) 若い研究者へ(3) 本文(.pdf) 大学入試と教育 本文(.pdf) 縁の下 本文(.pdf) 研究テーマの栄枯盛衰 本文(.pdf) 二木宏明先生の言葉 本文(.pdf) 浅野俊夫さんのこと 本文(.pdf) 恩師・室伏靖子先生 本文(.pdf) 霊長類研究所50周年:玄関前のクスノキ 本文(.pdf) 霊長研50周年記念式典 本文(.pdf) ラテラリティ本文(.pdf) ゴミ屋敷と脳 本文(.pdf) トランプ新大統領 本文(.pdf) PTSDとテトリス 本文(.pdf) 泰羅雅登さんのこと 本文(.pdf) Pat Goldman-Rakicの言葉から 本文(.pdf)
6月13日に韓国の児童書『インフルエンサーのママを告発します』(作:ジェ・ソンウン、訳:渡辺奈緒子)が発売になりました。 主人公・ダルムのママはインフルエンサー。ダルムが生まれてからの日々のほぼすべてがSNSにアップされています。そのために「ほんとうの自分」でいられないダルム。しかし、クラスメートのアラの言葉が彼女を変えます。 なぜ、SNSに許可なくだれかの写真をのせることは、いけないのか? 自分がいやだと思ったときにどう行動できるのか? SNSを使うすべての人必読のものがたりです。 本書発売前に「作者のことば」を公開します。 作者のことば 子どもが生まれたとき、わたしはミニホームページ[*1]とカカオストーリーに子どもの写真をのせました。かわいくて、おかしな姿をすべて記録にのこしておきたかったのです。子どもがそれなりの年齢になるまで、メッセンジャーのプロフィールにも子どもの写真を使ってい
北村紗衣と雁林との裁判。雁林が北村(と小宮友根)を「ポリコレリベサヨうんこ学者」などとツイートしたことに対し、北村が名誉毀損を訴えた。雁林はカンパを募り440万円ほど集めた。そこで北村側はそうした事情も勘案し、330万円を請求。結果、雁林に220万円の支払いを命じる判決が出た。この金額は「カンパを集めていた」ことも考慮されて決定されたとのこと。 とまあ一連の流れがあったことすらまったく知らなかったのだが、判決出てから北村のツイートで知った。私は事前の心情的には北村:雁林=100:0くらいだし、雁林に関して言えば、その投稿が嫌になってきて、ミュートした上でブロックするという徹底ぶりだったのだが、以下のようなツイートについては確かに気になった。 柴田英里 / X 非常勤講師(当時)が終身雇用の准教授に訴えられてカンパを募ったら「悪質」認定されるというなら、弱い立場の人間は裁判などできなくなると
『虐殺器官』のエピローグには「大嘘」が存在している。 この事実は一時期まで有名だった。 2007年。刊行直後に読者(稲葉振一郎氏)が疑義を呈し、それに対し作者(伊藤計劃氏)が婉曲に答えた。そんな事件もあり、よく知られていたのだ。 しかしながら、肝心の「大嘘」とは何だったのか。具体的にとなると、意外に分かりにくい。 随所に痕跡らしきものはある。だがそのヒントは作中に散りばめられており、生半可なことでは掴めない。そう思っていた……つい昨日までは。 本日とある手法を試してみたところ、呆気ないほど簡単に「大嘘」の確認がとれた。またこの手法は、ほとんどの人が再現可能である。以下、手法とその結果を示す。興味を持った方は、まずは手法だけを試してみて欲しい。 必要なのは2つ。検索機能のある電子書籍アプリ、そして電子書籍版『虐殺器官』である。 1・電子書籍アプリを立ち上げる 2・『虐殺器官』を開く 3・「英
3月25日にニューヨークに姿を見せたドナルド・トランプ前大統領 Photo: Andrea Renault / Star Max / GC Images トランプの認知機能も低下? 11月に迫る米国大統領選。候補者である共和党のドナルド・トランプ(77)前大統領と、民主党のジョー・バイデン大統領(81)は共にかなりの高齢だ。米クイニピアック大学が1月末に調査したところ、有権者の半数以上が、両候補とも大統領職を遂行するのに適切な認知能力がないと回答した。 外国首脳の名前を立て続けに間違えて発言したバイデンは、記憶力が低下しているのではないかとメディアでも騒がれた。これを受けてトランプは、バイデンの「認知機能には問題がある」と医学的根拠もなしに攻撃しつづけている。 一方のトランプも、共和党候補の指名争いから撤退したニッキー・ヘイリーと、ナンシー・ペロシ前下院議長を混同するなど間違いが多い。トラ
日本の政界も高齢男性が主要ポストを占める傾向にあるが、大統領選を11月に控える米国では、民主党候補のバイデンと共和党候補のトランプともに高齢であることが不安視されている。元英外相で脳神経学者でもあったデービッド・オーウェンは、政治リーダーに年齢制限や選挙前の脳検査などを課すことを提案する。 体調が政治的決断を左右 多くの人は60~70代になると、高度の認知機能を司る脳の領域の老化が始まり、それが亡くなるまで続く。 前頭葉と海馬が縮小し、神経線繊も委縮して末端神経からの情報伝達速度が遅くなる。さらにドーパミンやセロトニン、アセチルコリンといった神経伝達物質が減少し、記憶力や集中力、運動機能にも衰えが生じる。 私は1966年に労働党の議員になったが、それまでは脳神経学を専門とする医学博士として英国の聖トーマス病院に勤務していた。当時の議会は午後から始まったので、1968年まで研究を続けた。 元
森 知也 京都大学経済研究所 教授 経済産業研究所ファカルティ・フェロー 日本はいま、高齢化を伴う人口減少が最も進んでいる国です。2020年時点で1億2,700万人であった総人口は、いまの調子で子供が減っていくと、100年後には3,000万人から5,000万人程度まで減少すると考えられています。3,000万人とは江戸期の人口規模で、現在の東京都市圏より小さいサイズ、5,000万人とは、およそ東京と大阪都市圏を合わせたサイズです。多くの都市や地域から人が去り、地方の景色はずいぶん変わるでしょう。わたしたちが住む地域は一体どうなってゆくのでしょうか。このページでは、経済理論とデータを駆使して、将来の日本の地域の姿がどのようなものなのか予測し、この未曾有みぞうの人口減少を、どのようにしてチャンスに変えられるのか考察します。2023年12月より月1回のペースで連載しています。 このコラムは、高校生
さらに、大石静との共同脚本が話題になったNetflixオリジナルドラマ『離婚しようよ』(2023年)においても、世襲議員一家の家父長制のきつさや、地方選挙の封建的な手法を滑稽なものとして描きながらも、物語はそこにメスを入れることなく、登場人物たちが選挙戦の熱狂に魅入られたまま終わってしまった印象がある。 このように、近年のクドカン作品はどれも、血縁やイエ制度、家父長制をグロテスクなものとして描きながらも、最終的にはそれを否定しきれずに“感動”や“エモ”へと回収してしまうものが目立つ。 あらゆる価値規範が相対化され形骸化してしまった現代、宮藤にとって信ずるに足る「内なる規範」は、もはや血縁がもたらす絆と人情の中にしかない、ということなのかもしれない。 しかし、フィクションが血縁家族を過度に理想化したり、家父長制を追認したりするあやうさについては、ここで改めて指摘するまでもないだろう。「血を分
ずいぶん間が空いた山形月報ですが、今回は文学好きの間では話題ながらも難物と言われるコーマック・マッカーシー遺作2部作を中心に、ホームズの格闘術と、財政金融政策の話。文学にネタのような真面目な格闘術、さらには経済話といつもながらバラバラですが、さて、どんな話になるでしょうか! ずいぶん間が開いた (一年以上かよ!)。いつもながら、採りあげるつもり満々の本が一冊あって、それをどう料理しようか考えるうちに、ずるずる先送りになってしまうというありがちな話ではあります。 で、今回扱うのは、それではない。 コーマック・マッカーシーの遺作となる2部作『通り過ぎゆく者』『ステラ・マリス』だ。 マッカーシー『通り過ぎゆく者』 コーマック・マッカーシーは、現代にあって、本当の意味での文学を書けた数少ない作家の一人だ。そして、それは文学というものの意義が変わってきた現代では、決して容易なことではない。 村上龍は
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中国のSF超大作「三体」を巡る確執で毒殺されたというゲーム会社トップの林奇氏/Visual China Group/VCG via Getty Images 香港(CNN) 中国のSF小説「三体」の大ファンだった若手起業家の林奇(リンチー)氏は、この作品の映画化やテレビドラマ化を果たし、「スター・ウォーズ」のような世界的ブームを巻き起こす構想を描いていた。 2014年、自らが創業したゲーム会社の上場を果たして多額の資産を手にした林氏は、この夢の実現に乗り出した。 それから10年。林氏の夢がかなおうとしている。ネットフリックスでドラマ化された三体は、世界中で何百万もの視聴者を夢中にさせた。しかし、林氏がそれを見ることはなかった。 三体の冒頭でエグゼクティブプロデューサーとして紹介される林氏は、中国当局によれば、39歳の若さで毒殺された。20年、ネットフリックスがドラマ制作を発表した数カ月後だ
最終回 アップデートしなきゃダメですか? | TVer 29日放送の『不適切にもほどがある!』(TBS系)は最終回。いろいろ話題を振りまいて、華やかに終わりました。 見誤っていたなぁ、と感じています。6話と7話で提示された、オガワ(阿部サダヲ)と純子(河合優実)が神戸の震災で死んじゃうというくだりがあまりにいい感じだったので、最終的にはそっちに重きを置いて「家族と運命とタイムスリップ」みたいなところに向かっていくのかと思ってたけど、全然違った。いや、前回には、もう違うなと思ってはいたけど、改めて、皆目見当違いだったなぁと。前回も書いたけど、だったら震災で人なんか死なすなよと思う。 振り返りましょう。 ■回せ、松永。 令和の時代で半年間を過ごし、すっかりアップデートされたオガワにとって昭和のガサツさは耐え難いものでした。それでも「寛容が肝要だよね」と歌い上げて、ドラマは終わりました。 このレ
規制改革を担当する河野太郎大臣の説明では「チェックの不備」であり,ファイル自体が有害なもの(ウィルス?)などではないとのことですが...…そういう話じゃないんです. 内閣府規制改革推進室の記者会見については以下の記事でまとめられていますが... 前置き 内閣府で規制改革関連の案件を扱う部署が規制改革推進室です.同部署の主要な業務,そして内閣府における規制改革関連の会議体が規制改革推進会議です. 私は2016年から2019年まで内閣府規制改革推進会議の委員でありました.農業ワーキンググループ(以下WG,のちに農林WG)を中心に,保育・雇用WG,投資WG,規制改革ホットライン担当などを経験しました.農林WGでは座長として,農業用ドローン,都市でのいわゆる「野菜工場」(建屋内水耕栽培施設),森林経営管理,木造建築などの規制改革を議論しました. 現在話題のTFは担当部局は規制改革推進室ですが,規制
日本の失われた30年の0成長の原因は企業が国内投資の為に借金を増やさ(せ)ないことです。政府は民間の信用残高の減少によって低下し続ける名目GDPを0成長になる程度にまで国債を発行してかさ上げしてきました。 名目GDPの推移(単位兆円) 企業が借金を増やせなくなった理由は、90年代後半よりBIS規制に加えて厳密に定義された不良債権の比率を下げることを行政側が銀行に強要すること(金融ビッグバン)で、貸せば貸すほどBIS規制に基づく自己資本を銀行が棄損してしまい、信用創造が一定以上にできないようにしている貸出総量規制を日本政府自らが邦銀に掛けているからです。 企業の負債(信用創造)残高の推移(単位兆円) BIS規制や不良債権の経済抑圧の仕組みは下記の記事をご覧ください ・竹中金融行政がデフレを長引かせている ─ 国内銀行の自己資本比率規制を廃止せよ 鈴木よしお さらに深く知りたい方はこちらの書籍
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漫画『進撃の巨人』が連載を終えて2年、TVアニメ版もついに最終話が放送された。世界的に人気の高い同作の完結を受けて、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が、原作者の諫山創にインタビューした。 「世界で最も需要の多い作品」だった アニメ『進撃の巨人』の最終話がクランチロールとフールーで配信され、2013年に放送が始まった大作がついに終わりを迎えた。 日本では11月4日に最終回が放送された 2009年から2021年まで連載された原作漫画同様、TVアニメ版はたちまちヒットとなり、現代アニメの一時代を画すシリーズのひとつとなった。スピンオフ作品や実写版、ゲーム、それから『スパイダーマン』や『アベンジャーズ』といったタイトルとのコラボ漫画まで出た。 Season 4にあたるThe Final Seasonが2020年に放送開始して以降、『進撃の巨人』はインターネット上で最も多く見られたシリーズとなった。放
この本は一言で言うと「カルチュラル・スタディーの教祖」による自己批判の書だと思う。 要するに彼女はこの本の中でこう語っているのだ。われわれはこれまで「サバルタンの立場で語ることは可能か」とかいろいろ言ってきたけど、結局は英米の大都市のサロン的な雰囲気のもとでの高尚な文学談義の域を一歩も出ていなくて、第三世界の言語を習得してそのテクストを発掘しようとしたり、そのフィールドに足を踏み入れて人々の「語り」にじかに耳を傾けたり、といったことをほとんどしてきてこなかった。だから結局のところこれまで自分たちの仲間うち以外では通じないような小難しい議論を展開することしかできなかったんじゃないか。そういう意味では、アメリカの覇権主義と資本主義の尖兵でしかなかったかもしれないけど、しっかり現地言語を学んでフィールドに足を運び、せっせと「厳密な」学問的成果を発表してきた地域研究の「勤勉さ」を見習うべきなんじゃ
わたなべ・つとむ/東京大学経済学部卒業。日本銀行、一橋大学経済研究所教授等を経て、現在東京大学大学院経済学研究科教授。ナウキャスト創業者・技術顧問。 渡辺努 物価の教室 われわれの生活に直結する物価は、経済全体の動きを知る上でも重要だ。物価研究の泰斗である渡辺努・東京大学大学院教授が、初心者からプロまで楽しめる最先端の「物価の教室」をお届けしよう。 バックナンバー一覧 3月にも日本銀行がマイナス金利政策を解除するとの見方が浮上している。政策判断を左右するのはサービス価格の動向だが、統計局の統計を再推計してみると、インフレが減速している可能性も見えてきた。マイナス金利解除は時期尚早の可能性もある。(東京大学大学院経済学研究科教授 渡辺 努) 異常に高い価格上昇率への違和感 日本銀行がマイナス金利政策を終わらせる日が近いと市場ではうわさされている。 その背景にあるのはもちろん賃金と物価の好循環
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