キャプテン兄です。
先週は油断しっぱなしだ。
いろいろなことに置いていかれたようだ。
セレクトセール2006が先週開催されていた。
セレクトセール公式サイト毎年毎年見ていると、セレブな方々の金遣いにビビることもなくなった。
むしろ、私にとっては、ゲーム中のイミテーションマネーと同等の
受けとめ方でよいと割り切っている。
さて、6億円ホースというワールドレコードと、3日間で
117億5450万円という取引総額で幕を閉じた。
なんだか金のことばかり書いて、ひがみっぽいことこの上ないな。
お金持ちの人がいないと競馬は成り立たないので、これからも
じゃんじゃんお金使って馬買って欲しいのは事実である。
でもやはり、俺もこのくらい豪快にお金使ってみたいのだ。
さておき、このセールから多くのステークスウィナーが誕生し、
あげく3冠馬まで輩出したのだから、POGをやっている人間としては
毎年注目せざる得無い。
あくまでもパッと見だが、タキオン産駒の上場が減った印象。
対照的に、キングカメハメハ産駒の上場が目立つ。
事実当歳セールで1億円越えをした産駒は11頭いるが、
6億円で取引された、トゥザヴィクトリー2006を含む3頭が
キングカメハメハ産駒である。
他では、Fusaichi Pegasusの持込が2頭1億円で取引された。
つまり、複数の産駒が1億円を突破したのは、国内の種牡馬では、
キングカメハメハだけである。
今さら言うまでもなく、このセールは社台グループが
主催するセールである。
どうしても、社台所有の新種牡馬産駒を目玉商品に売る傾向がある。
サンデーサイレンス死亡後、その傾向はより強くなったように
思われる。気をつけたい。
私が最も注目したのが、初日の1歳セールで最高額で取引された
Pivotal × ヴェイルオブアヴァロン である。
2億5000万はちょっと高いなって気もするが、
ヴェイルオブアヴァロンがディープインパクトの半姉であること、
吉田勝己氏が日本で走った一族買い集めると、その一族は
走ることを考えれば納得だ。
来年のPOGの目玉ホースの1頭かもしれない。
それにしても多田信尊氏って一体何者なのだろうか?
初日に初日に個人名義で、ヴェイルオブアヴァロン2006を
2億5000万で落とし、次の日にはトゥザヴィクトリー2006を
自分が代表を勤める法人名義で6億円で落とすのである。
ちぃちょい海外セールの購買者リストにも名前が出てくるが、
どうやら馬主ではないことは数年前から気づいていた。
少し調べてみると、レーシングマネージャーって肩書きが出てくる。
この肩書き正直素人目に相当魅力的な職業のように映る。
ペリエのマネジャーやら、タイキのマネージャーをおやりに
なっていたようだ。
相当なやり手なのだろうけど、今だに謎で謎でしょうがない。
情熱大陸に是非出演頂きたい御仁である。
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