2024年4月27日

捲土重来の30年

佐々木俊尚氏が紹介している、ブルームバーグによる日本観の記事。最近の日本に関しては、経済では中国やドイツにGDPで抜かれ、国民の生活は物価高で苦しく、そこに円安が追い打ちを掛けて、とうとうG7ではとかG20では底辺に落ちるまで凋落した、見たいな悲観論が主流だけれど決してそうでは無いという話。

確かに、1990年代のバブル崩壊から始まった「沈黙の30年」は、最近でこそやっと出口が見え始めたけれど、まだ抜け出したとは言えない状態。史上最高値、4万円台の株高とか、毎年アップする大手企業の給与とか、明るい話もあるのだけれど、周りを見渡してみると、あれの値上げこれの値上げ、さらにはあの増税にこちらの増税、でも給料のアップはなかなか進まない。悲観する象徴みたいなものが、最近急増している「インバウンド」なわけで、日本人には手が出ないような高価な品物や飲食を、外国からの訪日観光客は「安い安い」といって購入している姿に、日本人はちょっと惨めな印象を受けているような印象も受けます。でも考えてみたら、彼らが「安い」というのは円安による為替レートも理由だけれど、元々彼らの国の中では希少性だったり新規性だったりして価格が高いものを多いわけで、そう言う意味では日本由来の例えば和食が海外よりも安いのは当然だし、そうで無くてもデフレで価格維持が最大目的の20年が過ぎたわけだから、諸外国と比べて物価が安いのも当然だと思う。それならそれで、それを武器にすれば良いんじゃ無いの。

1980年代などは、円高の影響もあり日本企業が盛んに海外進出をしていて、アメリカの有名物件や企業買収を日本企業が行って話題になったり、それこそ日本人の爆買いツアーが話題というか場合によっては問題にすらなった時代。この頃は物理的な事で日本が世界を席巻したと言って良い時代だと思います。その後長い停滞期に入ったことは事実だけれど、それならそれで日本人の好きな「内向きの世界」がどんどん充実していき、それがアニメコンテンツとかソフトコンテンツとして世界で話題になり始めたのが、2000年に入ってからだと思う。最初に日がついたのはフランスで、そこから欧州に広がり、さらに世界に広がっているのが現状なのでは。これは、ソフトコンテンツという商材のビジネスでは有るけれど、子供の頃に見たアニメが大人になっても影響するように、形の無いビジネスでもあると思うんですよね。世界的なスポーツであるサッカーならば、「キャプテン翼」はバイブルみたいな存在だけれど、そういう意義は大きいと思う。とんねるずの石橋貴明氏が、ハリウッドの「メジャーリーグ2」に出演して、その独特なキャラクターで人気になったけれど、今でもMLB選手ではあのキャラクターを覚えていて、石橋氏を見ると寄ってくると言う話ですからね。

そして今日本で中心なのは「インバウンド」。京都など場所に寄っては余りの観光客の多さに問題も売れているけれど、それはその場所場所で解決策を見つけていくべきものだと思う。一番重要なのは、これまでのビジネスは日本から某かの「もの」を出していく形だったのが、インバウンドは向こうからこちらに来てくれるビジネスなわけですからね。だから日本側から見たら一番効率が良いビジネスモデルと言って良いのでは。コロナ禍が理由かどうか分からないけれど、コロナ禍以前はインバウンドでも、富士山とかニセコの雪とか爆買いとか「もの」が中心だったのが、最近では日本人も知らないような地方の絶景とか食べ物が海外で話題になったり、日本の習慣とか武道などを体験する「こと」の旅行中心になってきたことは、ますますインバウンドの可能性を広げるものだと思う。外国人訪日観光客には、例えば渋谷のスクランブル交差点が話題ですが、あの規模のスクランブル交差点とか同様に珍しい交差点って、探せば国内にもっとあると思うし。ある意味、「聖地巡礼」みたいな感じで、話題になった場所に観光客が集まるのは悪い事では無いと思うけれど、問題は観光地でも無いしそう言うことを望んでもいないような極々普通な場所が、ある日突然「有名フォトポイント」みたいな感じで世界に認知されてしまい、そこの日常が壊されてしまうこと。観光地整備として、国としてもそう言う「次の対策」を考える時期だと思うなぁ。悲観したりするのは個人の勝手だと思うけれど、苦しい時こそ前向きな考えをするべきだと思うし、少しでも切掛があるならば、最大限に利用してより前向きにならないと、結局はいつまでたっても何も変わらず自分だけが損をしている時間が続くだけ。今こそ気持ちを切り替えて前に進むタイミングじゃないだろうか。 

(NH Leg#9) HND-OKA/-OKA

前日に続いて今日もフライトですが、G.W.直前という事も有り予約が取りづらくほぼ朝一からの出発。その分戻りも早くなるので、少しフライング気味にG.W.に突入できるのはメリットだろうけど。 ホテルを05:40頃にチェックアウトして、ホテルのある3Fから1Fに移動。シャトルバスが停車する0番バス停には既にT1/T2行きのバスが停車していて、乗り込んだら丁度出発するタイミングでした。まだ朝の6時前でしたが、T3ターミナルの国際線カウンターも、このシャトルバスも結構混雑していてビックリ。T1を経由してT2の中に入りましたが、こちらもよく利用する午前中の時間帯と変わらないような混雑具合でビックリしました。

少し早めにT2に移動できたので、ラウンジに寄るか迷いましたが、入っても5分とか10分程度しか余裕がないので、AMC Diamond用保安検査場を抜けたら、右手のエスカレーターには乗らず、左手のドアから出て直ぐ左手の62番ゲートへ向かいました。

1) HND 06:35 - OKA 09:20 (NH993)

まだ朝の6時頃というのに、ゲート前には子供連れの家族のグループから、若者グループから、高齢者のグループから、結構混雑しています。ここで仕様機材がB787-10と言う事に気がつきます。どうも、前日沖縄から飛んできた機体が、そのまま翌日折返しで使用されるようです。まぁ確かに、深夜の到着で早朝の出発ですからね。さらに言えば、シートも前日と同じです(笑)。

06:14から事前改札が始まり、幼児連れのグループが通過していくのですが、とある家族の搭乗券がエラーになります。何度か試しても駄目で、ANAのGSさんもQRコードの当て方を変えたりしますが駄目。で、端末を叩いて確認したら、どうもこのフライトの10分前に出るNH461の乗客だったようです。幸いにも、そちらのフライトは二つ先の64番ゲート出発だったので、慌てて移動していったけれど、こんなこともあるんですね。この早朝の沖縄行きは、始発便のNH461(06:25@64番ゲート)、NH993(06:35@62番ゲート)、NH2421(06:45@53番ゲート)と、10分間隔で3便がほぼ同時に出発するスケジュール。まぁ、間違えやすいと言えばそうかもしれない。でも、それを避けるために、わざと900番台とか2000番台みたいな離れたフライトナンバーを当てはめているんだろうか。

満席では無かったのですが、家族連れが多いせいか搭乗に時間が掛かり、ドアクローズは定刻を過ぎた06:40頃。5分後にプッシュバックが始まり、その後移動開始となります。今回は早朝という事も有ってか、離陸後直ぐに海上に出るRW05からの離陸。離陸したのは07:05で、飛行時間は02:24と表示されたので、到着は少し遅れそうです。

早朝だったので、朝食の機内食に期待していましたが、お弁当では無くサンドイッチの軽食でちょっとガッカリ。食事の後は、流石に朝早いのでシートを倒して暫く休みました。一番新しいシートなので、電動操作できるしシートの倒れ方も深いので、こういう時には快適です。ウトウトしているうちに、フライトは奄美大島付近まで進んでおり、暫くすると着陸態勢に入ります。沖縄地方はすでに梅雨入りしたのかな? 天気は雨のようで、着陸までの暫くはタービュランスがあると事前に機長アナウンスがありました。実際、結構揺れながら北から進入をして、RW18Rに着陸したのが09:24頃でした。そこからUターンをして滑走路を戻り、33番ゲートに入ったのが09:32頃です。そうそう、この機体は新造機なので設備はピカピカなのですが、機内カメラの映像が凄く綺麗でした。飛行中は、沖縄周辺は雨で雲しか見えなかったけれど、着陸後に前方カメラに写る映像は、これまで見た同様の映像の中では一番でした。これだけで楽しめます。

雨の沖縄は湿度も高くて、機体から外に出るとボーディングブリッジの床もじっとり湿っていて、今回履いている靴だと少しスリップしそうで恐いくらい。今日はまず朝一で所用を完了するために、まずは出かけます。

2) OKA 11:30 - HND 13:50 (NH462)

空港に戻ってきて、ラウンジに寄ろうか悩みましたが、今回もちょっと中途半端な時間なので、そのままゲート前で出発を待つことに。朝早かったこともあり、ちょっと眠気も襲ってきたので、ラウンジでマッタリしてしまうと、そのまま寝入ってしまいそうでもありましたし。

暫く待っていると、事前改札が11:07からスタート。その後11:10から優先搭乗が始まると、結構スムースに搭乗が進み、定刻5分前にはドアクローズ、定刻丁度にプッシュバック開始と、お手本のような出発でした。

多分離陸はRW18Lからだろうから移動時間も少ないし、それならば少し早めに羽田に到着するかなと期待したんですが、何故かここから暫く待機状態になり、やっと目の前のRW18Lに移動して離陸したのは、11:47頃でした。

暫くして水平飛行に入り食事の提供が始まったのですが、それを待っていたかのように配布が始まると途端に機体が揺れ始めます。食事のお味噌汁を、最初は通常通りお椀に入れていましたが、直ぐに紙コップに切替ます。その辺りから揺れが酷くなり、一旦食事や飲み物の配布は中断。10分位してからでしょうか、まだ少し揺れていましたが、その間にPremium Classの食事類の配布は完了しましたが、再び揺れが酷くなります。食事をしているのか、飲み物を飲み干す競争をしているのか、慌ただしく食事を進めるのですが、揺れのモーメントで手元が定まらない時も。そのうちに、CAさんも待機となり、私は丁度食べ終わったところでしたが、そのまま15分位は揺れが収まりません。また少し揺れが落ち着いたところで、食器類を下げて貰いましたが、離陸してからずっとそんな状態。とうとう普通席の飲み物配布は中止となってしまいました。結局、沖縄を飛び立って遠州灘上空に来るくらいまでは結構強めのタービュランスが続いたフライトになりました。

羽田空港へは、房総半島の東側そこそこ遠い位置から回り込んで、真っ直ぐA滑走路を目指します。ここの所ターミナルに近いC滑走路利用が多かったので、RW34Lに着陸してからT2の到着ゲートに移動するまでの時間が長く感じますね。61番ゲートに到着したのは、定刻を少し過ぎた位でした。ここからいつもの様に品川駅に出て新幹線で帰宅するのですが、丁度浜松停車のひかり号に間に合わないタイミングなので、一本(1時間)遅いひかり号を予約しており、ですから移動は余裕状態。で、そういう時に限って途中殆ど止まらない快速特急なんていう編成が来ていて、15分程で品川駅へ到着出来るんですよね。時間が余っているので、一旦駅の外に出て港南側のDEAN&DELUCAでゆっくり買い物をして、それでもまだ余裕。駅構内に入り、新幹線待合室のスタバでコーヒーを購入しようと思ったら、入口の外まで長い待ち行列が出来ていて、しかもいつからかドリンクサイズがトールサイズのみというお知らせが出ています。確かに、ここ最近の新幹線車内や駅の混雑具合では、サービス率をあげるためにカップサイズの固定とかしないと、さばききれないだろうなぁと納得します。実際この後乗車した新幹線は、金曜日の夕方G.W.直前という事も有ったと思いますが、いつもは半分も埋まらない7号車指定席が、ほぼ満席状態でしたからね。G.W.は、ですから大人しくしていることにします。

割高な食費

G.W.になり、訪日観光客だけで無く、日本から海外へのバケーションもかなり復活してきた様子。テレビ等で、早めに出かける様子を報道したりするんですが、そこで何か言いたいのか「円安が海外旅行に打撃」みたいなストーリーをわざわざ展開しているような印象を受けます。特に個人的に気になったのは、「円安で割高な食費を抑えるために、日本からパックご飯やインスタント食品を持参して行く」みたいな話。 

昔から「和食が恋しくなる」と言って、例えばインスタント味噌汁だったり、パックご飯だったり、インスタントラーメンの類を持参して海外旅行することは良く有る話。でも、あれって結構大変で、例えばインスタント食品を利用するためには熱湯が必要だけれど、最近のホテルだとその入手が結構難しいのでは。自分が良く出張で出かけていた、20年位前までだと、ホテルには大体電気ポットが有って、それは部屋で提供されたインスタントコーヒーや紅茶を入れるため。だから、そこで沸かしたお湯をインスタントラーメンに使用したり、あるいはそのポットの中にラーメンを入れて煮て顰蹙を買う場合もありましたね。ところが、そういう飲み物サービスのための電気ポットは、その後コーヒーメーカーに変わって行き、今では殆ど見ることは無くなりました。コーヒーメーカーでも、コーヒーや紅茶のポットをセットしなければ、そのままお湯が出てきますが、一度に出てくるお湯の量が少ないから、それこそインスタントラーメンを作ろうと思ったら結構大変だと思う。

例えば最初からキッチン付きのリゾートホテルみたいなところとか、あるいはResidence Innみたいなホテルを利用する予定ならば、そう言う食材を持ち込むのもアリだと思うけれど、そうでも無いのに持ち込んで食費を抑えるというのは逆に負担も大きいし、何しに行っているのか本末転倒な気がします。それだったら、最初から自炊中心のつもりで地元のスーパーとかファーマーズマーケットを使うつもりで言った方が良いんじゃ無いだろうか。あと、自炊する場合米とかパスタとか素材を持ち込むのはまだしも、実は調味料類の調達が結構面倒だと思う。海外のスーパーで購入するにしても、何種類も必要になるわけだし、あとサイズが大きいのでかなり使い残してしまうと思う。その為に、ご飯とインスタント味噌汁だけというのも寂しいわけですし。さらに言えば、換装しているパックご飯とかインスタント食品はまだしも、レトルト製品なんかは入国時の税関で引っかかる可能性も大きいだろうし、そこまでのリスクやコストを払ってまでして、一体幾らセーブできるんだろうか。

家族連れとかで人数が多い場合は、そう言うことも考えないとなかなか大変だとは思うけれど、それならばレストランを利用するのではなく、スーパーなんかのお惣菜が日本と比べて大容量なので、それを利用してシェアする方がお得な気がするけどなぁ。あと、ご飯はなかなか入手出来ないだろうけど、パン類なら大概入手出来るからそれを利用するとか。パックご飯にしてもパスタにしても、「調理する」というのは結構大変な作業だと思う。それならば、その場で食べることも出来るし、ジャムとかソースを付ければ味変も出来るパン食が一番便利だと思うけどなぁ。そうそう、アメリカに限った話かもしれないけれど、食日自体も値上がりしているけれど、それとともにやはり20%前後追加で払うチップの存在も大きいと思います。最近ではスタバとかファストフード店で購入してもチップの画面が出るくらいですからね(私はファストフード店では"No Thank You"を選ぶけれど)。まぁ、そういう工夫はそれぞれの旅行者が考える事であって、メディアがことさら「節約旅」とか煽るのは、彼らが単に話題を作りたいだけだと感じますね。何となく彼らの無責任体質が透けて見える気がする。

2024年4月26日

(NH Leg#8) HND-OKA/-OKA

G.W.を控えた追い込みで、今週後半も沖縄詣で。いつもは午前発のフライトで移動して、夕方には戻ってくるのですが、今回は発見の都合で珍しく午後遅めの出発で、従って戻りは夜遅くというパターン。ですから、自宅を出るのもお昼前で、駅ビルでお昼を調達してから新幹線で先ずは品川駅まで移動します。

前日は長袖スウェットを来ても寒いくらいの天気でしたが、翌日のこの日は一転して夏日になろうかという陽気。朝から外に出るときでもTシャツ一枚で問題有りません。となれば、昼間はかなり暑さが厳しくなりそう。実際お昼前でしたが、もう夏みたいな陽気の中路線バスで駅まで出てきて、少し時間があったので駅ビルの浜松餃子のお店で軽く昼食を取り、スタバでアイスコーヒーを調達してから新幹線の出発を待ちます。お昼過ぎでの新幹線は、朝利用して居るときと比べても空いていて、隣の席にバックパックを置いてゆったりしながら移動出来ました。 

それでも品川駅は、やはり一日中混雑していて、人混みを避けながら新幹線側から反対側の京急側ホームに移動。暫くして到着した羽田空港行き特別急行は、結構空席もあり座って空港まで移動する事が出来ました。B1Fから2Fの出発フロアーに上がり、久し振りにAMC Diamond用の保安検査場を利用してみるかと中に入ってみたら、それまでは検査場を隠すような壁があったのにそれが無くなっていて、検査の様子が丸々外から見えるようになっていてビックリしました。なんでこの壁を取り外したんだろうか、ちょっと不思議ですね。その後4Fのラウンジに上がると、占有率2~3割位でかなり余裕のある状態でした。実は、空港駅で京急をおりたところANAからお知らせが届き、15:30発の往路便が到着遅れで15分の遅延との事。復路便との接続には余裕があるので、これくらいならまだ大丈夫ですが、こういう場合往々にして遅延が広がることはあっても縮むことはないので、ちょっと不安です。

1) HND 15:30 - OKA 18:15 (NH477)

ラウンジを出て出発ゲートの62番ゲートはほぼ正面。そんなに混雑している様子はありません。いつもの儀式で、駐機している期待の写真を撮影していると、丁度積み込みに持つのコンテナが到着し、ボーディングブリッジの横のドアからは、機内清掃が完了したのか清掃スタッフが階段を下りてきています。これなら、取りあえず15分遅れで出発出来そうです。

事前改札が15:20から始まり、何組かが先にゲートを通過していきます。5分程してグループ1からの優先搭乗が始まり私も機内へと入ります。その後の搭乗は比較的スムースで、15:38にはドアクローズしましたが、そこからプッシュバックに時間が掛かり、期待が動き始めたのは10分後でした。

駐機スペースで反転すると、暫くして移動開始。右に折れてD滑走路に向かうかと思ったら左に折れたので「あぁ、A滑走路か」と思ったんですが、そのまま暫く進むと今度は右に機首を向けて前進。C滑走路のRW16Lを横切りさらに前進していきます。どうもB滑走路のRW22から離陸する様子。記憶する限りでは、RW22からの離陸体験は初めてじゃ無いかなぁ。先にChina Easternの機体が止まっていましたが、それよりも先に滑走路に入ると離陸開始。16:00少し過ぎ位で、飛行時間は2時間20分位なので、ほぼ遅延した分だけ遅れて到着しそうです。そうそう、隣の席の男性は搭乗すると直ぐにACアダプターを肘掛け前のコンセントに接続して、スマホを2台充電出来るようにケーブルを接続していました。で、離陸のための移動が始まったら「LINE!」とメッセージ到着のアラーム音が鳴ります。その後も、離陸中、上昇中にも何度か着信のアラーム音が何度か鳴っていましたが、これWANの接続がそのままでインフライトモードにしていないからでしょうね。だって機内Wi-Fiの接続前の状態でしたから。

食事はてっきり軽食のサンドイッチだと思っていたら、幕の内弁当の食事が提供されてちょっとビックリしました。食事後はいつもの様に機内Wi-Fiに接続してブラウジングしながら、仕事のメールチェックをして時間を潰しました。沖縄へは、出発遅延分位の遅れで接近。今回は、時計回りに沖縄本島を回り込むと、第2滑走路のRW36Lへ着陸したのが18:19頃。底から誘導路を移動して、32番ゲートに入ったのが少し遅れを取り戻して18:26でした。機体の外に出ると、折返しの羽田行きが5分遅れるというアナウンスが聞こえました。まぁ、15分遅延で10分取り戻したならば御の字ですね。この日は、到着時刻が夕方と言う事も有り、元々空港で落ち合う約束をしていましたが、出発前に15分の遅延も分かっていたので、そそくさと空港で所用を処理して手短に完了。翌日は朝一なので、その確認を簡単にして再び制下区域内に戻りました。

2) OKA 20:05 - HND 22:20 (NH1096)

復路の機材は、数日前に機材変更のお知らせがあったんですが、その機体名が「B78K」と見慣れない名前。調べてみたら、最近投入された「B787-10」の最新鋭機材の様です。出発ゲートの33番ゲート前に行き、まずはその後尊顔を拝みました。

19:45から事前改札が始まったんですが、利用者はゼロのようで直ぐにグループ1からの優先搭乗切り替わります。機内に入ると、真新しい匂いと新しい国内線用のシートが並んでいます。CAさんが、先に登場した人達に挨拶をしているんですが、「今回機材変更があり申し訳ありません。でも、以前の機種は20年位前の古いB777でしたが、この機体は3月から利用開始をしたB787-10という新しい機体です。」と強めに機体の紹介をしています。でも、私のところに挨拶に来たときには、「〇〇と申します。羽田までよろしくお願いいたします。」だけだったけど? (笑)

夜のフライトなので、20:00前にドアクローズとなり、5分後にプッシュバック開始。その後ターミナルとは反対側のRW36Rへ移動すると、羽田に向けて離陸開始となりました。フライト時間は2時間4分と表示されたんですが、気流の関係でしょうか、少し長い気がします。

食事を頂いた後は、電動シートを倒して少しうつらうつらしながら時間を潰します。ちょっと寝落ちしたと思ったら、目が覚めたらもう伊豆半島の西側まで来ていて、そこからは房総半島の西側東京湾沿いに北上すると、直ぐに左に機種を向けて空港へ進入します。エアショーを見ていたら、C滑走路側にそれていたので「ラッキー」と思いましたが、実際はA滑走路のRW34Lへの着陸。T2の北側を回り込んで62番ゲートに入ったのが定刻を少し過ぎた当たりでした。出口に近いゲートなので、そのまま外に出るとシャトルの止まる9番バス停へ向かいましたが、丁度出発直前のシャトルバスに乗ることが出来、少し早めにホテルへ移動することが出来ました。まずは1日目の移動は完了です。

The Royal Park Hotel Tokyo Haneda

先週に続いて、今回もT3直結のRoyal Park Hotel Haneda。翌日の出発が早朝なので、本当はT2直結のExcel Tokyuを取りたかったところだけれど、ちょっと料金高めなのでT3のこちらを今回も予約することに。調べてみたら、早朝(朝の5時台)でもターミナル間の移動無料シャトルバスが4分間隔くで走っているので(始発は午前4時台)、それならば移動も問題無いだろうとこちらを予約しました。 

今回は遅いフライトだったので、羽田空港に戻ってきたのは夜遅く22:30近く。そこからT3へ空港内シャトルバスで移動をして部屋に入った時にはもう23時近く。翌日も早朝の出発で、朝の05:30頃にはチェックアウトしないといけないので、部屋に入ったら直ぐにベッドに入って休みます。目覚ましは04:30にセットしましたが、年齢もあって4時頃には自動的に目が覚めてしまう(笑)。

部屋は、今回はツインの少し広い部屋で、多分ここを利用して初めてのタイプ。バス・トイレがガラス越しに見えないので、その点安心出来ます(笑)。とにかく到着が遅くて翌日も早く出無いといけないので、ざっとシャワーを浴びてメールチェックをして、U23の結果も気になりつつも日付が変わる前にはベッドに入りました。翌日は、早めに目が覚めましたが、何とか二度寝すること無く起きてシャワーを浴びてスッキリしてチェックアウト。朝食は、ラウンジと機内食で済ませることにして、予定通り05:40頃にシャトルバスに乗車して、T2に向かいました。ターミナル間の移動は、頻繁にシャトルバスが出ているので不便ではないのですが、やはりT3が少し離れているのでT1からT3、T3からT1への移動に時間が掛かるので、そこがやはりちょっと難点ですね。

今年のG.W.

いよいよ明日から始まるG.W.。カレンダー通りだと、4月27日(土)から4月29日(月祝)までの前半と、5月3日(金祝)から5月6日(月祝)までの後半に別れています。でも弊社は、平日の4月30日(火)から5月2日(木)の3日間に会社の特別休日を適用してくれたので、 4月27日から5月6日まで10連休(笑)。それだけ休みが続けば、MLBを観戦するか、ゆっくりどこかに出かけたい気持ち10,000%ですが、5月3日に用事があるのと、今年はこれまで以上にG.W.の予約が混雑していてだから価格も高騰しているので、10連休の内9日は自宅警備に専念する予定です(涙)。

まぁ、自宅回りもいつの間にか「一時保管」のつもりの諸々のものが堆積してきているし、この時期はなんと言っても雑草や庭草がどんどん伸びていくので、その剪定もしないといけない。さらに家の中も、衣替えもあって、それは衣類だけで無く、暖房器具を仕舞って扇風機とか出さないといけないし、カーペット類も夏用の物に変えたいしとやることは幾らでもリストアップされていきます。課題は、そのリストの長さに対して自分の出せるやる気が殆ど出てこないとこでしょうね。

G.W.と言えば、浜松では5月3日から5日の「浜松祭り」の時期でもあり、この3日間は燃え上がる人も結構います。ただ天気は、今の所雨模様の予報で、中田島砂丘での凧揚げには影響が出るかもしれない。コロナ禍で色々制限があった祭りの内容が、今年は4年振り? 5年振り?に制限無しになる予定で、参加する各町の関係者は指折り数えて3日のスタートを待っているんでしょう。昔は自分の住んでいる町は参加していなかった(参加させて貰えなかった)のだけれど、暫く浜松を離れているうちに参加するようになっていてびっくり。先日町内会の祭り担当者が寄付金を集めに来たんですが、大人だから「大変ですね」と寄付金は渡すけれど、まぁ正直なところ気持ちは微妙ですよね。

雨が降ると外回りの作業が出来ないから、外回りの仕事はG.W.前半に集約した方がいいかなと思っています。でも、スタートの27日は雨予報で、その後は気温が高そうだし、そうなると年齢的には熱中症のリスクが有りそうで、それはそれで困るし。今年は祝日が週末と繋がる連休が多い年らしいのですが、年末年始の有給をまとめたときだって、なかなか10連休なんてありませんからね。何とか有効利用したいけれど、結局は前半頑張ってみようかなと動いたら、その後は筋肉痛で自宅警備で終わりました、と言ういつものパターンになりそう。勿体ないなぁ... 何か建設的な連休にしないと。

2024年4月25日

車いす利用者

最近買物とかで外出して、モールとかスーパーとか大規模量販店等を利用したり、あるいは新幹線等で移動しているときに感じるんですが、以前と比べて車いす利用の方の姿をよく見るような感じがします。先日も、近くのイオンモールへ買い物に出かけたところ、車いすを利用したやや高齢なご夫婦を数組見かけたし、その後モール内を歩いていても、別の車いす利用のグループに何回か遭遇しました。新幹線乗車でも、浜松駅でも品川駅でも何度か車いす利用者の肩が乗り込む様子を見かけていて、以前は1年に1回遭遇するかどうかだったことと比較すると、やはり利用者が増えているのかなと感じています。

少し前に、車いす利用者の飛行機搭乗や電車利用時の行動に対して、批判や賛成の意見が入り乱れたことがありましたが、今回何度か見かけた様子は無理に利用して居ると言うよりは、ごく自然にいつもの行動の延長で偶々そこで遭遇したという感じで、無理が無い印象を受けました。モール等は、大体が広くフラットな構造になっていて、しかも館内は天候に左右されず気温(室温)なども一定だから、「擬似的外出」みたいな体験をするには格好な場所と言えることもあるかも。車いす利用可能なトイレも完備されているし、多分一番便利な場所と言っていいのでは。以前から、高齢者の方々が朝からモールに来て、日がな一日知り合いと談笑したり、健康管理を兼ねてモール内を歩いたり、お腹が空けばフードコートもあるしトイレも完備していて、外は雨や嵐でも関係無いことを最大限に利用している様子が見られましたが、それは車いす利用の方も同様なんでしょうね。とにかく自宅から車で移動出来れば、駐車場も屋内のスペースもあるから、極端な話外の天候は関係無い。

同じ目的かどうかは分からないけれど、アメリカの大規模モールではモール内に遊園地みたいな設備の有るところもあったし、映画館が併設されているところは一日中人の出入りがあります。自宅近くのイオンモールにも、シネコンを併設して欲しいけれど、今の所増設するスペースが無いし、仮にシネコンが出来たら今でも満杯の駐車スペースがますます足らなくなるだろうし。それでも、コロナ禍が落ち着き人出が増えてきたから車いす利用者など、それまでは外出することを控えていた人達も、どんどん外に出てきているのかもしれない。ただ、それは、コロナ禍の反動とか季節的に暖かくなってきたことよりも、やはりそれまでよりも車いすなど補助器具を利用しての移動や施設利用がしやすくなってきた、と言う理由も有るんじゃ無いだろうか。それは、社会的に余裕が生まれてきたこともあるだろうし、色々な意味で社会の理解も進んだことが理由だと思うし思いたい。「バリアフリー」という言葉も随分昔から言われてきた言葉だけれど、最近ではあえて言わなくてもそう言う仕様が標準になってきましたからね。

そうなると問題は、今度は車いすを利用しない、所謂「健常者」側に移るわけです。先日その車いす利用者を何度か見かけたイオンモール内のイオンスーパーでは、例えば車いす利用者の方が陳列(平積み)されている野菜とか見ようとしても、大体その平積みの野菜の高さが車いす利用者の目線と同じか高いくらいなので、多分見づらいんじゃ無いだろうか。それ以上に、棚に陳列されていれば、立ちあがることが出来ないから上の方だけで無く中段以上の品物は見るだけでも大変だろうし。かといって、全ての商品陳列を車いす利用者の目線に合わせてしまったら、そうで無い利用者からすると使いづらいことも有るでしょうし、なんと言っても商品陳列のスペースが広く必要になり店舗側に取っても嬉しくない。例えば、今の陳列方法は維持するとして、車いす利用の人は手元のタブレットやスマホを利用して、上の方の商品を見ることが出来るような仕組みがあれば、少なくとも商品確認はしやすくなる気がする。実際に利用して居る人達がどの様に感じて、どの様な問題解決を欲しているかまでは分からないけれど、極々狭い自分の視野の中でもそう言うことを感じる位、世の中は少しずつだけれど変わりつつあるように感じます。後は、少しずつその変化に加速度を付けて、より大きな変化を呼び込み、より多くの人が「便利」「暮らしやすい」と感じる社会にしていくことなんでしょうね。

スーツスタイル

ITmediaの記事から、紳士服のAOKIが発売している「金のスーツ(1着8万円)」が好調という話。金持ちぶるわけでは無いけれど「1着8万円」というのが微妙ですね。値段的にはブランド製スーツの安いくらいの価格帯だけれど、品質という商品の印象としては「高価格帯に負けない高級感」という事らしい。自分が社会人生活を始めて、仕事着としてスーツが必要になったときには、それまでに親から貰ったり作って貰ったジャケットやブレザーはあったけれど、上下対のスーツはなかったので、大学生時代に貯めたなけなしの貯金でスーツを先ず一着購入しました。あれはTAKAQだったかなぁ。スーツだけでなく、ネクタイとかワイシャツも必要で、靴は流石にお金が足りなくて、それまでに購入していたコインローファーとかを使った気がします。

その後6月の初ボーナス(確か1.5ヶ月分位でた)でもう一着、今度は夏用の薄手のスーツを購入して、暫くは2着を着回していました。確かその頃から、衣替え後はノージャケット、ノーネクタイの「サマースタイル」が許されていたので、夏場は何とか凌いで、その後秋口くらいにさらに2着くらいスーツを購入した気がします。2着で回していては、直ぐに傷んでしまうし寄れてしまうので、毎週クリーニングに出す必要もありましたしね。当時は、まだAOKIとかその手のスーツ量販店はそんなに無い時代だったので、TAKAQとか男性用洋品店で購入していた記憶があります。当時は「アメカジ」とか「トラッド」がキーワードだったので、そのうちにネクタイはレジメンタル、シャツはボタンダウン、スーツはややゆったりとしたアメリカンタイプみたいな感じでだんだんと揃えていた気がします。

そのうちに、唯一スーツを着用する機会の会社も、「ビジネスカジュアル」が適用されて、上着はお客様と面談するような時を除いて不要となり、ネクタイも同様。配属先が開発部門ですから、多分年間の99%は身内としか会わないわけで、どんどんスーツを着用する機会は減っていき、それこそその年に友人の結婚式とかなければ一度も袖を通さないことも。その後も「ビジカル」はどんどん進んで、上着は襟付きならば何でも可になり、パンツも最終的にはジーンズも可になったから、もう今ではラフな格好しかしない。それでも、その後仕事の範囲や内容が変わり、年に何回かお客様と直接お話する仕事が増えてきたので、結構最近になって昔のスーツを引っ張り出してきたり、新しくそれこそこのAOKIで購入したこともありました。昔は、それなりに素材とか拘りもあったけれど、もう仕事でしか着用しないものは申し訳ないけれど「使い捨て」感覚で、お値段優先みたいな時代もありましたね。ただ、「8万円」という値段は、自分の中では「標準的な価格」に感じるんですよね。ここ10年位かな、もう少し昔からかもしれないけれど、どんどんスーツの価格が下がっていって、最近では1万円を着るスーツ上下とかがあると聞いてびっくり。それこそ、使い捨てじゃ無いのかと感じるくらい。その1万円スーツではないけれど、19,800円位のスーツを店頭で見たことがあるけれど、生地の質は我慢するとしても、縫製がやはり縫い込みが足りなかったり、省略しているところがあったりと、コストダウンの後がちょっと厳しかったですよね。

商品には、その目的とか購買層に合わせた「コスパ」が有るはずで、そう言う意味ではこの「8万円スーツ」というのは、今存在するそれなりの規模のスイートスポットにハマったんでしょうね。毎日着用することは無いけれど、月に何回かは使用する機会があって、それなりに高級感というか質感を持ったもの、みたいな感じかな。例えば週に1~2回位の使用頻度で、使用する間隔も2日とか3日とかあるならば、2着用意をして交代で着用すれば、スーツの傷みも少ないし、クリーニングにも交代で出せば良いから効率的だろうし。2着揃える場合も、私ならば濃紺系とダークグレー系の2着にして、ネクタイとかどちらにも合わせられるものを数本用意しておけば、後はシャツのバリエーションで幾らでもパターンチェンジ出来ますし。16万円の投資で、多分数年は着回せるから(体型が変わらなければ)、コスパ的にもかなりお得じゃ無いだろうか。ただ、金色でも無いのに「金のスーツ」というネーミングはちょっとなぁ... これから夏場に冠婚葬祭が幾つか予定されていて、今持っている礼服は夏以外のスリーシーズン用の物なので夏用の礼服を購入しようかと考えていました。でも、それならば夏用のこの「金のスーツ」でブラックスーツを作れば、冠婚葬祭にも使えるし、プライベートでもいけるかなとちょっと考えています。問題は、夏用なのに真っ黒という事だけれど。

凋落の議員達

自民党の所謂「裏金問題」で、自身が所属する安倍派に対して「発言を制限させられた」と暴露して、疑惑の議員の一人だったけれど、何か鼠小僧みたいな「悪の中の良心」みたいな立場を確立した宮沢博行衆議院議員議員。そのまま上手く立ち回れるのかと思ったら、女性問題が週刊誌にすっぱ抜かれるという事であっと言う間に議員辞職を決めて雲隠れすることに。しかも、昨日今日のトラブルではなく、静岡に家族を残し、単身赴任している都内に別の女性と同居していたというから、もう言葉も無い。正直、裏金問題での発言が無く目立たないようにしていれば、もしかしたらこの女性問題も表に出ずに嵐をやり過ごすことが出来たかもしれないけれど、いろいろ目立つ立場になったから、いらぬ身辺を調べられることになったんだろうなぁ。もしかしたら、以前から「知る人ぞ知る」件だったものが、この補選が進む中で意図的に暴露されたのかもしれないけれど。

同じく県選出衆議院議員の塩谷立議員も、裏金問題の処分を不服として申し立てを行ったけれど、それも却下されて離党することに。女性問題では無いけれど、安倍派の責任者の一人として今回の件に関してちゃんとした説明も無いし、沈黙して嵐が通り過ぎることを待っているだけにしか見えないんですよね。言えること・言えないことあるんだろうけど、そこを含めて少なくとも公の場でちゃんと話や説明をするのが、やはり議員として最低限の義務だと思う。実はこの人、地元選出議員だけれど、正直存在感を感じられない人でもあるんですよね。 

こちらの記事では、やはり少し前に女性問題で離党した吉川赳衆院議員とかもいるわけで、これでは静岡県の議員はそう言うことをやる議員ばかりと思われてしまう。さらには、自民党としては県知事選挙では大村氏を推薦を決めたけれど、対抗馬の鈴木氏の地元の浜松市議団では鈴木氏を推す声も大きくて、鈴木氏支援にまわるらしい。個人的には、いつも批判している立憲民主党等が支援するのはちょっと「むむむ」だけれど、やはり地元の鈴木氏に次の県知事に当選して欲しいので、今回はそちらの肩を持たないといけない。でも、政治なんて結局は是々非々の世界な訳で、そう言う意味では今の野党は相手を批判するだけの自己満足な事しかしないし、与党側も明確なコンセプトをちゃんと見せているのは外交とか安保みたいな物で、もっと身近な経済とか社会保障とかに関しては、それ以上に力を入れて欲しい。

与党にとっては、これも大きなマイナス要因となり、週末の補選特に島根補箋には影響が大きそう。二大政党制とか、政権交代という事自体には反対しないけれど、その交代候補があの人達というのが問題なんですよね。「どっちがより良いか」という基準で本来は選択するべきなんだけど、今は「どっがより悪いか」で判断しないといけないのが国民の不運。というか、民主党が政権交代したときには、「これも出来る、あれも出来る、それも出来る」と大盤振る舞いの空手形を乱発して結局何もできなかったから、もしかしたら当時の反省で自分達がコミットするのではなく相手をこき下ろすことで自分たちが有利に見える作戦に切り替えたのかなといつも感じます。本当に消極的理由でしか与党を選べないというのは問題ですよね。結局は、またあの「悪夢の民主党時代」を再体験しないと駄目なのかなぁ。それだけは勘弁してほしいけれど。まずは地元の議員がもっとしっかりちゃんとしてもらわないと。

2024年4月24日

築地スタジアム

擦った揉んだして豊洲へ移転し、今は更地になっている旧築地市場の跡地。その跡地利用に関して、事業者が決まったという記事。剪定された企業グループに読売新聞グループが入っていることから、現在東京ドームをホームにしている読売巨人軍が、ここに新しいホームスタジアムを建築して移転するのではとネットでは賑わっています。

個人的に注目したいのは、その巨人の新ホームスタジアムよりも、同じ施設がアメフトにも利用されることを想定している図が、事業提案の中に含まれていること。 

野球グランドとしての使用時の想定図とくべると、レフト側外野席はそのままで、一塁近くまで一塁側の内野席がせり出し、代わりに三塁側のフィールドに飛び出ている外野席最前列は、奧に引っ込むのかな。フィールドの取り方が、昔々西武球場でXリーグの試合が開催されていたとき見たいに内野のラインとサイドラインを合わせているけれど、これってファールフィールドが広くないと120ヤード取れないんじゃ無いかな。西武球場の時は、確か三塁線上にサイドラインを合わせていたけれど、確か10ヤード足りなくて、ゴール前30ヤードまでボールが進むと、10ヤード下げてプレーしていた気がする。それもあるので、甲子園とか東京ドームとか横浜スタジアムとかでは、アメフトのフィールドはホーム-センター方向とか、一塁-三塁方向とかに取るのは、野球のグランドの形状でそれが一番長くフィールドが取れるから。だから、この想定図のように取るという事は、かなりファールグランドを広く設置する必要があると思います。

横浜スタジアムは、今はホームベース側のエンドゾーンは、一塁・三塁のダッグアウトギリギリだけれど、昔は内野席が移動して、野球の菱形のフィールドが、アメフト用に四角いフィールドにしてくれたんですが、設備の老朽化とか費用とか手間の問題で、直ぐに移動する事も無くなりましたよね。今回は室内ドームだから、設備の老朽化は屋外の横浜スタジアムよりは持つだろうし、他のイベント利用時の想定図を見ると、そのイベントの種類によってかなり色々な形にスタンドを移動させる事を想定しているみたいなので、アメフトにとっても最適な観戦シートが期待出来るかも。

今の計画では、2032年度位にスタジアム等含めた主要施設が完成するらしい。2033年とすれば約10年後かぁ。リニアも10年位かかるし、新スタジアムも10年後。成田空港の新ターミナルも2030年位だったかなぁ。新しい設備を体験しようと思うと、少なくとも後10年はしぶとく生き抜かないといけませんね。うーん、頑張らないと(笑)。

選択過多

最近自炊をするようになり、10何年ぶりに庖丁やフライパンを振り回しているんですが、一つ困ったのが昔と比べて道具が増えてきていること。例えば鍋なんかでも、昔は雪平鍋位しか無かったのに、今は無水調理鍋とかテフロンの鍋とか種類豊富。フライパンも同様で、昔は鉄のフライパンが殆どだったのに、今はテフロン加工やフッ素加工のフライパンも多くて、どの料理にどれを利用するのが良いのか悩むくらい。

同じように困るのが調味料の類で、もうね、スーパーとかに買い物に行くと、思わず陳列棚の前で暫くフリーズするほど。例えば「醤油」にしても、昔は今で言う濃い口醤油と位で、後はたまり醤油とか有ったくらい。ところが今では、濃い口醤油に薄口醤油、さらには白醤油位までは許せるけれど、「醤油類調味料」として「出汁醤油」とか「白出汁醤油」とか、さらにはめんつゆ何かは「ストレート」から「2倍濃縮」「4倍濃縮」とか有り、更にさらに「鰹風味」とか「昆布風味」とか。いろいろなオプション(選択肢)が増えるのは良いことだと思う反面、同じような煮込み料理でも使う調味料が違うとどうしたらよいのか迷うのが最近の悩み。

最近ではYouTubeとか観れば、わかりやすく説明されたレシピは幾らでもあるんですが、例えば「肉じゃが」を作ろうと思っても、醤油・味醂・砂糖と基本材料で味付けする人、めんつゆベースで砂糖で調整する人、醤油でも色目を気にする人は薄口醤油とか白醤油を使うので、それが無いと塩梅が分からないし、「白醤油」と「白だし」とはまた違うしと、レシピを探せば探すほど混乱してきます。最近は「白だし」に代表されるような、幾つかの調味料を調合した「汎用的調味料」みたいな物が増えているので、便利になった反面混乱することも増えている気がします。料理酒だって、日本酒だけだ無く「調理酒」と明記されている物は塩分が入っていたりするので、味付けに注意しないと塩味が強くなってしまうし。

メーカーによっても同じような製品でも味付けとかかなり違ってきたりするので、私は面倒だけれど基本の「さしすせそ」で合わせて調味するようにしています。でも基本的な醤油にしても、メーカーによって結構味に違いがあるし、最近では塩でも昔ながらの精製塩だけで無く、深海水の精製塩とか岩塩とか、塩ですら味とか風味とか全然違うし。結局今痛感しているのは、何となくの塩梅を思いだして、最後に微調整する加減をすること。その為には、やはり何回も自炊をして失敗しないと前進しないのですが、かといって食堂でも無いのに毎日大量に色々な調理をするわけにもいきませんし。暫くは、失敗と修正の自炊生活が続きそう。 

Official Partners

L.A. Dodgersの大谷選手が、米国国内移動で機内でリラックスしている姿が話題になりました。ぱっと見たときに、「UAの機内みたいだなぁ」と思ったんですが、Dodgersって今の米国でのAirline PartnerはUAだったかな。こちらの搭乗時の映像を観ると、尾翼にUAのロゴが入った機体に乗り込む様子が映るのと、こちらの写真では何枚かUA機内誌のHemispheresがちらっと見えるから、今の米国でのAirline PartnerはUAなんでしょうね。以前はSouthwestだったような気がする。

写真を見ると、Betts選手やFreeman選手が座っている国内線ファーストクラスのシートが、古いタイプのシートなのと、エコノミー席が単通路の3+3=6 abreastなので、多分UAのA320あるいはA321neoじゃないかという思います。LAからWashington DCへの移動なので、フライト時間は6時間位かな。なかなかの移動ですよね。となると、国内線ファーストクラスのシートよりは、大谷選手のようエコノミー席3席を占有して「エコノミーフラット」で移動する方が楽だと思う。想像ですけど、チーム在籍期間等からファーストクラスへ優先されるんでしょうね。

よく言われるけれど、アメリカのメジャースポーツは東海岸と西海岸の往復なんてざらにあるわけで、その時差は東西で3時間。「3時間位なら」と言ってしまえばそれまでだけれど、考えてみたら東海岸でお昼からの試合は、西海岸だとまだ朝の9時だからコンディショニングは大変でしょうね。多分時間が進んでいる東海岸で生活している選手が遅れて居る西海岸の時間に合わせる方が、その逆の西海岸の選手よりは楽な気がする。国内の場合、日本ハムとソフトバンクのそれぞれのホームでの試合が、一番移動距離の長い対戦になると思うけれど、それでも名目上は時差は無いわけだし(日本国内だから)。それぞの地点の経度から時間差を計算すると約40分位になるので、日本標準時がそのまん中(実際には福岡より)にあると思えば、退官する時間差は20分程度しかないわけで、殆ど気にならないでしょう。約2時間のフライトでの疲労が一番影響が大きいと思うけれど、同じような条件で何時間も何回も移動するMLBの選手は、やはり精神的にも体力的にもタフで無いと務まらないと改めて感じますね。

UAは、ここの所色々トラブル続きなので、オフィシャルパートナー変更されないようにもう少しちゃんとして欲しいなぁ。ANA-UAと青組がオフィシャルパートナーのうちに、一度やはりDodgersの試合観戦に行かねば。

2024年4月23日

ポイント戦国時代

今週から始まった、TポイントのVポイントへの統合。先々週位からかな、コンビニでTポイントを使おうとすると定員さんが「最後に言わせてください」とTポイント終了の告知をする、凄く自虐的なCMが流されていて、をぃをぃ突っ込むなぁと変な関心をしていました。で、今週から統合がスタートしたら、今度はシチュエーションは同じながらも、Vポイントに成りますみたいな事を店員さんが伝えるという「伏線回収」バージョンになっていて、いゃいゃ手の込んだCMだなぁと再び感心することに。

私は三井住友VISAカードのユーザーなので、Vポイントは以前から利用していました。ただ、Vポイントはカード利用料金に応じて自動的に貯まるので、特に意図的にポイント活動しているわけではないですし、ポイント利用に関しても期限切れの告知が出たら、カード支払に振り替えたり程度の「消極的ユーザー」。Tポイントに至っては、以前はEdyとか結構使っていたけれど、Edy使う前にTポイントカードを提示してという二度手間が面道なので、Tポイントカードどころか楽天ポイントも無視しているくらい。利用機会もEdyは今殆ど無いですから実際には影響無いし。だから今回の統合に関して自分的には全く影響無しと言っても良いくらい。こちらの記事では、後半で携帯のポイント競走にも触れているけれど、docomoユーザーである自分はdポイントすら意図的に貯めることは無くて、毎月のスマホ利用料金で勝手に溜まっている状態。 

私がこの手のポイントに興味が無い理由は、そのポイントを貯めたり利用する時に余計な手間が掛かることが面倒だから。スマホの電子マネーで決済しているのに、別のカードを提示したりそのカードのQRコードを提示したりと、買うだけならタッチして一瞬で済む処理が二度手間三度手間が発生してイライラしてきます。この手のポイント系のサービスで唯一利用しているのが、スターバックスのアプリなんですが、これも今年の1月まで利用出来ていたモバイルスタバカードが利用出来たから。QRコードとか表示しなくても、普通にスマホをタッチすれば決済されてポイントも貯まるので、これならばこちらの余計な手間も発生しません。ところが、このモバイルスタバカードが今年の1月で終了したため、同じような方法で商品購入しようとすると、スタバのアプリを起動して中のスタバカードのQRコードを表示させないといけない。これ、表示するときに通信が発生するので、以前那覇空港内のスタバで購入しようとしたとき、通信状況が悪くてQRコードが表示されず、仕方なくSuicaで支払をしたことがあります。正直、スタバも使い勝手が悪くなってきたから、止めようかなぁ(スタバアプリは無視して、iDとかSuicaとかタッチ決済に変更する)と考えているくらい。

「ポイ活」という言葉がブームになるくらいだから、色々なポイントを活用して利益を得ている人も多いだろうし、昔はクレジットカードの付帯サービスを比較して複数のカードを使い分けていた人もいたので、決して珍しく無い行動。ただ、それによって支払手段・決済方法が分散するので管理が繁雑になるわけだし、本来ならば「商品を購入するときの決済時間短縮効率化」の目的のはずのクレジットカードや電子マネーが、それ以外の目的のためにあれこれ使われるというのは、本末転倒な気もするんだけれど。いずれにしても、決済手段の中でローカル(=スマホ)の中で完結出来れば良いけれど、今の決済手段はネット経由での認証とか参照が前提になっているから、何処にいてもネット接続が必要なわけで、そう言う意味では携帯キャリアー系の決済手段が、今後存在感を増していくのかな。個人的には、元の会社が何であれ、決済するときの動作を統一して欲しいですよね。とにかくスマホを端末にタッチしたら決済終了というのが一番。Apple Payですら、一度顔認証が必要なのが面倒と感じる位ですからね。以前のTouch IDだと、親指認証で通過出来たから一連の動作で利用出来てまだ良かったけれど、あの顔認証のプロセスって、FeliCa系のタッチ決済に慣れていると凄く面倒に感じます。早く戦国時代をどこかが平定をして、諸国統一をして欲しい。

安全装置の閾値

現在多くの乗用車に様々な安全装置が実装されていて、その中でも標識や道路に書かれた制限速度を読み取り、注意喚起してくれる機能には、最初に経験した時には「画像認識もここまで来たか」と感心したほど。自宅で利用している2台の車のどちらも安全装置が搭載されていて、一台は軽自動車なんですが、昔は安いのが魅力だった軽自動車が、この車は購入時価格が190万円位して、それは安全装置などいろいろな装置が搭載されているから。ただ、機能としては搭載されていても、その機能の性能というか精度といったものは、この記事にあるように誤認識したりする場合もあって、正直なところそれ相応という気はします。 

実は、自宅の配置の関係で、カーポートが幹線道路から自宅敷地に入る取付道路に向かって設置されています。つまり、帰宅するときに道路から取付道路に進入すると、正面にカーポートが見えるように状態になり、車庫入れするときは一旦カーポート前のスペースでハンドルを切って後ろから入庫するような形になります。で、そのカーポートに向かって進入するときですが、もう1台の乗用車の時は特に問題有りません。ところが軽自動車で同じように帰宅して、車の正面がカーポートに向くと、途端に衝突警報が発報するんですよね。どうも、幹線道路から取付道路にハンドルを切って入ると、正面に駐車しているもう一台の乗用車が正面にあると認識するようです。交差点で左折したときに、間違って反対車線に進入してしまい、正面にそちらの車線の車を認識したので慌てて衝突警報を発報した、みたいな感じでしょうか。

多分対象物として車に限定して、その車との位置関係と移動状態を計算して、「危ない」と計算されたら警報を鳴らすんだろうけど、もう少し周りの状況とか判断して処理出来ないのだろうか。多分、時間とか掛ければ可能何だろうけど、こういう場面は咄嗟の時に発生するケースが殆どで、先ずは処理速度(判定速度)を最優先する必要があるんでしょうね。だから「正確性は多少犠牲にしても、危ないと思ったらまずは発報する」というルールで動作している気がします。だから、日頃帰宅する度に「ピー」と鳴らされてビックリするんだけれど、本当にその警報が必要な時に警報が鳴っても自分が「またかよ」と反応できなくなるのがちょっと恐いかも。まぁ、カーポートの車だけで無く、例えば来客が有った場合に、偶々帰宅したらその来客者の車と正面で向き合うこともあるだろうし、余り制限を緩めて良いとは言えない部分でもありますよね。

今回の件では、天下一のロゴが「進入禁止」に誤認識されるという話で、それがホンダ車で発生するというのは、そこで採用されている安全装置メーカーの「癖」なのか何なんだろう。私の軽自動車は、先に書いた衝突警報だけで無く、一旦停止の標識にも過敏な状態で、本来の「一旦停止」の標識は勿論ですが、モール等の大規模施設で施設側が設置しているような、本来の標識とは微妙に違うサイズやデザインの標識にも反応してちょっとビックリすることがあります。「進入禁止」の場合は、赤丸にまん中に白い線があるという単純なデザインなので、確かに天下一のロゴもそのような配置ですが、中心の白いライン部分の精度をどれだけ認識出来るか・しているかでホンダ車と他車の車が違うんでしょうね。それでも、天下一ロゴの白線は、毛筆で書いたような線なので、標識の直線の白線とはかなり違うと思うのだけど。どの程度の手間や難しさがあるかは分からないけれど、これはやっぱりホンダとして改修するべき問題のような気がするなぁ。

2024年4月22日

成田最終、羽田最終

最近では24時間運用の空港も増えてきて、日本でも深夜帯の離発着が珍しく無くなってきました。年齢による体力・体調の理由もあるので、余り遅いフライトの理由は避けるようにしていますが、出発ならば仕事終わりで空港に向かっていけるならば、一日休暇が節約できるから、そこは許したいかも(笑)。

早朝・深夜の利用で困るのは、浜松から移動するので、早朝・深夜に利用出来る新幹線があるのか、ということ。あくまで関東(羽田、成田)に限ると、

  • 浜松から出発の場合は、浜松発06:20の始発こだま号が一番早く品川駅(07:52)、東京駅(08:00)に到着。
    • ここから羽田行きは、品川乗換で08:20の京急空港線利用で、08:26に第1・第2ターミナル駅に到着
    • ここから成田行きは、次のひかり号の到着でも間に合うので、成田利用の場合は省略
  • 浜松発06:58のひかり号が、それに続いて品川駅(08:08)、東京駅(08:15)に到着
    • ここから羽田行きは、品川乗換で08:31の京急空港線利用で、08:41に第1・第2ターミナル駅に到着
    • ここから成田行きは、
      • 東京駅から上野駅に移動し、京成上野駅からスカイライナー利用で、09:28に成田空港(空港第1ビル)に到着
      • 品川駅からだと、08:19の成田エクスプレに連絡をして、成田空港に09:29に到着
このスケジュールから考えると、

  • 羽田空港の国内線利用は、09:30発位が一番早い利用可能なフライトになりそう(HND-OKAがまさにそれ)
  • 羽田空港の国際線利用は、10:00発位が一番早い出発便と言えそう
  • 成田空港の国際線利用は、10:30発位がギリギリ間に合うか、という感じ
反対に帰りの場合だと、浜松止まり最終の新幹線は、東京発22:03の名古屋行きひかり号が最終。品川駅発は22:10なので、大体22:00前に東京駅か品川駅に移動出来れば、何とか浜松に帰宅できそう。因みに、浜松着は23:17なので、赤電の最終23:40に間に合い、タクシー利用で無くても帰宅は可能(但し、最寄り駅から20分以上歩くけれど)。で、これに接続出来る成田空港や羽田空港からの移動は、

  • 成田空港だと、成田エクスプレスの最終が20:44発東京21:43着、品川21:51着が最後
    ※在来線利用等ならもっと遅く空港発も可能らしいけれど、乗換回数等を考えると今回は省略
  • 羽田空港だと、品川駅到着で21:37発の京急空港線が21:58に品川駅到着で、これがギリギリ間に合いそう
そうすると、成田空港だと成田着が20:00頃まで、羽田空港だと21:00頃到着なら、何とか間に合いそうかなぁという感じ。自分の知っている範囲だと、Guamからの帰国便の最後が、確か20:00少し前位の定刻なので、案外成田から戻れるというのはちょっとした新しい発見。うーん、Guam、行こうかなと言う旅の虫がウズウズ... (笑)。

次の渡航先候補

今ANAでは、ハワイ限定の航空券タイムセールを実施しているんですが(4月24日まで)、対象クラスがエコノミー/プレエコなので、自分的にはちょっと体力にきついかなぁと言う印象。ビジネスクラスのセールは無いのかなと、他の行き先も含めて時間のある時に見ているんですが、ちょっと見つからない。「暫くは、国内止まりかなぁ」などと思っていたら、ひょんな事から期間を絞れば、お得な料金が設定されている事を見つけました。


例えば、6月7月のHonolulu行きのビジネスクラスだと、週末を挟んでお得な料金が並びます。フライトが、往路は成田発のNH184 (NRT 20:10 - HNL 08:30)で復路がNH183 (HNL 11:35 - NRT 15:15)に限定されるんですが、まぁそれは特に問題無い。Zクラス利用なので、Premium Pointは、5,188*2=10,376PPとなり、1PPあたり30円位のコストになるので、効率は悪いんですが。ただ、これをUA MPに振り替えると、PQPはMaxの1,500PQPつくので、往復で3,000PPが登録されますから、1PQP当たりのコストは100円位となり現在の円安(1PQP=US$1=150円)から考えると、かなりお得にPQP獲得出来る計算になります。 


AMCで考えるならば、同時期のNRT-SINのフライトだと、少し価格は上がるけれど、PPは6,610*2=13,220PPとアップするので、1PP当たり26円位とちょっとお得に。こちらもUA MPに付けると、最大の1,500PQPまでしか登録されないので、そう言う意味ではどちらも少し勿体ないことは確か。ただ、NRT-SINだと時差は事実上無いし日程も短くて済むから、その点はこちらの方が少しお得かも。

折角アメリカに行くのであれば、米国国内線利用をしてUAの4区画利用も埋めたいのですが、なんせHonoluluからの米国国内線は、LAX/SFO/ORD等長距離路線だから、往復するにしても大変だしこの区画のチケット代も高いんですよね。秋には、NFL観戦に行きたいと思っているので、そこで最低でも2区画利用、出来れば4区画利用をして一気に更新条件を完了したいのですが、やはり色々リスクもある。今考えているのは、NRT-GUMのフライトをマイルで予約すると、通常往復10万マイル(5万+5万)ですが、条件によっては5万マイルが3.5万マイルのディスカウントもあるみたい。しかも特典チケットならば、1泊2日の利用でも変わらないので、そうすれば週末にちょっとGuam往復してくる何て言うことも可能。今年は、遊休が溜まっているので積極的に消化しないといけないので、平日利用でも問題無い。5月はG.W.は勿論、その後もいろいろ予定が入っていて動けないので、6月7月には一気にはっちゃけるかも(笑)。Guam行って、Singapore行って、Hawaii行ってとかになったら、時差ぼけも忘れるかな(マテ)。

テレビ離れ

この週末にとある番組を見ていたんですが、そこでちょっとショックなことに。番組は、タレントのあかしやさんま氏と、CX系列(と言っても、半分はフジテレビ)のアナウンサーとのバラエティ番組。内容は、アナウンサーのNG集を、あかしや氏が話芸で面白可笑しく紹介して行くみたいな構成で、何度か特番として放送されている物。

で、ショックと感じたのは、そこに出演していてフジテレビの若手アナウンサーの名前どころか存在すら全く記憶に無かったこと。私などは、ひょうきん族世代ですから、4大キー局の中ではフジテレビ(8チャンネル)しか見なかったような世代で、そう言う意味では当時と比較してかなり変化してきて今のテレビ放送でも、結局は特に視聴したい番組が無いと、デフォルトは8チャンネルにするのが無意識の行動。実は」子供の頃はNHKの2局とTBS系列の「静岡放送」しか視聴できなくて、「テレビ」っていうのはそう言うものだと思ってずっと育ってきました。そんな環境の中で、突然県内2局目の民放である「テレビ静岡」が開局したんですが、これがフジ系列の放送局。その後10年位は県内の放送局は、この4局の状態。朝日放送系列の静岡県民テレビ(当時、現静岡朝日テレビ)、日テレ系の静岡第1テレビが開局して、一応全国放送のキー局が揃うことになったんですが、そう言う意味でもフジテレビとTBSの影響は、子どの頃に大分刷り込まれています。当時のTBSは、一番面白く感じたんですが、県内にライバルのフジテレビの放送が流れると、子供的にはこっちの方が面白いんですよね。当時からTBS系列では、報道とかドラマ系が中心だったけれど、フジテレビ系列ではバラエティ系が多くて、だから当時から自分は「フジっ子」だったかもしれない(笑)。 

まぁ、それ程子供の頃から一番馴染みのある放送局・ネットだったわけですが、ここ最近はフジテレビも含めたテレビ放送からどんどん遠ざかっています。リアルタイムで視聴することが、先ず無くなりました。今ではHDDレコーダーに、それこそ全局一週間分の放送を丸ごと録画しておくことも可能だけれど、まぁ興味の有る番組だけなら一月分くらい録画ししてもまだ余裕がある状態。私は、テレビドラマは見ないので、殆どがスポーツとかバラエティ系で占められるわけですが、そうなるとやっぱりフジテレビ系列が中心に。それがコロナ禍になり、収録方法等に大きな制限が加わると、一気に内容がつまらなくなったんですよね。演者がスタジオに全員入れないから、少ない人数で回すような構成になるんだけれど、そうなるとそれで内容が面白くなる人なんて殆どいない。コロナ禍の頃は、外に出られないしやることも無いから、引きこもりがかなり増えた時期でしたが、その分テレビ視聴が増えるかと思ったら、その肝心なテレビコンテンツの品質が下がってしまい、どんどんYouTubeに傾倒していったのが、今思いだすとこの頃だったよなぁと感じます。それは、コロナ禍が一般化して以前の生活様式がほぼ戻ってきた今も同様。元々私がテレビドラマを見なくなった切掛は、海外出超が続いて酷いときには3カ月毎に日本とアメリカを行ったり来たりするような時期が足かけ3年位続いたので、日本に居るときにテレビを観ても、単発の番組以外は意味が分からなくなってしまったんですよね。だから連続ドラマなんて、幾ら日本で話題になっていても、日本に居るときには途中から観ることになるし、全然ストーリーが入ってこない。また、当時はVHSビデオに録画していた時代ですが、今のようにHDDレコーダーに全話収録するとか、リモートで予約設定したり視聴したりすることも出来なかった時代。だから、どんどん日本のテレビ事情から離れてしまい、結局残ったのは何も考えずに見ることが出来るバラエティとか単発物の企画番組(テレ東系の「ガイアの夜明け」とか)しか観ても分からない状態になり、それが今でも続いています。

で、その個人的には「大好き」なフジテレビ(笑)なので、まぁ見るとも無しに一番視聴している放送局になってしまい、その為アナウンサー何かも一番よく見て知っている放送局になったのも当然必然でしょうね。毎年大体3~4人位の新人アナウンサーが採用されて、夏頃からバラエティ等に登場しだして名前と顔が記憶されていくのが毎年のパターンですが、そう言えば最近そういうシーンに遭遇した記憶が無い。やはりコロナ禍が一番大きい影響だったと思いますが、そのさんま氏の番組を観ていても、ここ3~4年位の若手アナウンサーには全く記憶が無いんですよね。かろうじて顔と名前が一致するのは、7年目くらいのアナウンサーで、それって2017年入社くらいだから何となく納得出来ます。若手アナウンサーと言う意味では、日テレ系の「NFL倶楽部」は毎年観ているから、日テレの若手女子アナ一人は記憶して居るか(笑)。そうそう、私は朝はまず「めざましテレビ」を観ているんですが、ずっとフリーのセント不オース当たりの外部アナウンサーだと思っていて何人かの女性出演者が、実はフジテレビの新人・若手アナウンサーと後日知って結構ショックを受けた事も有りますねぇ。図らずも、自分自身のテレビ離れを明確に感じた週末の特番でした。この傾向はどんどん加速して行きそう。

2024年4月21日

4,000万人時代

少し前に、月間の訪日観光客数が300万人を越えたというニュースがありました。単純計算で、1年12ヶ月だと3,600万人が日本を訪れるわけで、コロナ禍以前に目標と言われていた訪日観光客4,000万人が若しかしたら来年くらいには実現するのかもしれない。まぁ、3月、4月は、一年間の内でも桜のシーズンという事で訪日客の多い時期らしいけれど、でも先日成田に帰国した時に見た入国審査場が溢れている光景を見ると、色々な意味で日本個の観光産業は限界値に近づいている気もしますね。

国内でもトップの知名度を誇る京都では、もう随分前からオーバーツーリズムが言われて、地元住民の生活がママラナイ状態にもなっているみたい。京都とは状況は違うかもしれないけれど、都内を移動しているとコロナ禍以前の日本への観光客が増えていた時期よりも、最近は外国人観光客と思われるグループの姿よく見る気がします。しかも、手に持っているスーツケースやバッグ類のサイスが、以前よりも大きくなっている気もするし(笑)。さらに言えば、コロナ禍以前は中華系の訪日観光客の姿が殆どだったけれど、最近は欧米系の訪日観光客姿の方が中華系よりも多い気がします。まだ中国政府による訪日渡航制限が行われているのかな。それでも、結構な数の観光客が中国からもも来ている気がしますが、これが以前くらいのレベルになったらどうなるんだろうか。となると、4,000万人どころか5,000万人規模になるかもしれない。

それまでの日本には無かった「観光業」という新しい産業が生まれることは良いことだと思うけれど、一方で国内の移動手段の中心であるタクシーだとか路線バスだとかのドライバー不足が言われていて、観光客だけで無く一般の住民ですら困るような状態に。苦肉の策で、ライドシェアとは言いながらも、タクシードライバーの要求レベルを緩和したようなシステムを導入したわけですが、新しい仕組みが完熟するまでの時間も必要で、そう言う意味ではこの時期にスタートしたのはある意味良かったかも。移動だけが全てでは無いけれど、例えば訪日観光客のために整備することが、元々の住民にとっても利益になるのであれば、今の京都の状況が逆転する可能性もあるわけで、こういうチャンスはうまく活用したいですよね。ただ根本の原因は、リソース不足(人材、機材)に、それを補うだけのコスト(給与、収入)不足なわけだから、そこは別の方法で手当てしていく必要も考えないと。それこそ、長距離トラックとか宅配ドライバーのような、同じ車を運転する技能者のスキルを、自動化とか別の手段に転用出来る部分は転用して、本当に必要なところに投入するのが正しい方法だと思う。でも、その為にはその新しい領域で仕事をしようと思うだけの動機付け、つまりは収入アップが可能かどうかが大きいだろうなぁ。

それと、やはり円安の影響は大きいでしょうね。欧米からの訪日観光客が多いというのは、やはり費用の点でコロナ禍前と比べると3~4割位の割安感を感じているんじゃ無いだろうか。それに、特に食費なんかは元々の日本の価格も安いから、彼らからみたら日本での食事料金は半額以下の感覚じゃ無いだろうか。それ以外にも、生活用品とかも安いわけだし、まぁ今の日本は「買物天国」と言っても良いかも。まぁ、このタイミングをフルに利用して「日本の良さ、魅力」を出来るだけ体験して記憶して貰って、今後円高になったりとかしても再訪して貰える「成功体験」を沢山経験して欲しいですよね。で、自分は日本では経験できないNFLだとかを捜しに、アメリカに通うわけで、それがお金では換算できない「プライスレス」の世界観と言って良いのでは。まぁ、最近浜松市内でも訪日観光客と追われる欧米から中華系からアジア系等見かける機会が増えているので、4,000万人超えなんてあっと言う間かもしれない。その頃には、もう自分は海外旅行する体力・気力が無くなっているかもしれないなぁ... そこだけは何とか負けないように頑張らないと。 

ハワイに住む

色々なことが話題になる大谷選手。今度は、ハワイ島に25億円もの別荘を購入すると話題に。金額からしても、先の詐欺事件を吹っ飛ばすくらいのインパクトがありますが、まぁこの手の話題にありがちな賛否両論というか、納得する意見もあれば叩く意見もあって、まぁネットの世界も実社会と変わらないし、そこに存在している人も同じだなと改めて感じた次第。

最初に聞いた時に「ハワイに自宅を購入」と聞いて、護身的にはちょっと違和感を感じました。まず、今後10年間はL.A. Dogersと契約しているのだから、Los Angelesに自宅を購入するなら分かるんですが、何故にそんなに近くも無いハワイ何だろうという事。賃貸かもしれないけれど、確かL.A.にも自宅があって、そこで生活していると聞いた記憶もありましたし。その後、詳細な情報がだんだんと出てくると、どうも自宅という理はオフシーズン、冬季の避寒地としての購入らしい。それでも、1年の内の数ヶ月のために25億円も払うというのは凄いですよね。まぁ、現役選手時代だけで無く、引退後まで考えたら悪くない買物かもしれないけれど。「25億円」というのは、幾ら青天井の米国でも結構するなぁと思ったら、建物だけで無くし基地も広大で、さらにその中に打者として投手としての練習設備も準備するという事で、それならばそれ位のお金が掛かっても不思議では無いかも。一寸気になるのは、大谷選手がこのデベロッパーの広告にも出ていて、本人も自分の名前が分譲地売買に使用されることを了解していると言う事は、ストリートプライスは25億円でもそこには某かのインセンティブもあるんでしょうね。例えば最低10年間生活してくれれば、何%かキックバックするとか、例えばネーミングライツじゃないけれど、何年間かの広告使用権として何億円かの契約をして入りして。全部で14区画あるいちの1区画を大谷選手が購入して居るようですが、のこり13区画も直ぐに売れそう。

ここで誠に勝手ながら「何故ハワイ、それも中心のオアフ島ではなくハワイ島なのか」と考えてみました。多分多くの日本人は「ハワイ」と聞くと「イコール・ホノルル」と考えて、それしか見えない。でも、そのホノルルがあるオアフ島はハワイ州の中心地ではあるけれど、それ以外にも幾つも島が存在していて、その中で最大の島が「ハワイ島」。 日本人観光客が全くいないわけでは無いけれど、一番の懸念であろう日本人との接触を最小限に出来る場所ではあるのかなぁと言う気がします。で、交通の便を調べてみたら、ハワイ島にはコナ国際空港とヒロ国際空港の二つの空港がありますが、どちらもUnitedがLAXへのフライトを運行しています。さらに、コナ国際空港にはJALが成田-コナ線を飛ばしているんですよね。現在は週4便の運行だけれど、まぁ大谷選手が日本帰国で利用するときにはチャーター便だろうけど、やはり定期便の運行があるというのは大きいでしょうね。JALとしても、大谷選手と契約しているわけで、良い宣伝にもなるだろうし、これもWin-Winと言えるのでは。紀行で言えば、一年中温暖というか夏の紀行が続くハワイは、やはり避寒地してはLAよりも住みやすいだろうし。LAのある西海岸とハワイのとの時差は、夏時間の時は3時間、冬時間の時は2時間なので、多分そんなに影響は無さそう。また、日本への異動も、西海岸からの異動と比較しても3~4時間は短くなるから、移動時の負担も軽減できるだろうし。それに、日系人も多いハワイ州ですから、日本の食材は勿論、日本製のものの入手も西海岸よりは楽じゃ無いだろうか。逆に懸念材料としては、ハワイ島は時々キラウエア火山の噴火があるから、それで島内に缶詰になったり、逆に移動出来なくなると言うリスクはあるのかな。

大谷選手の年俸自体は、Angeles時代もそんなに高くなかったし(最後は引き留め柵もあってか大きくアップしたけれど)、現在も最終的には1000億円規模だけれど実際には年間3億円程度。ただ、CM契約やアドバイザー契約で80億円とか100億円とかいわれているのだから、お金を使わないことで有名な大谷選手なら、日本ハム時代からの蓄えなんかも考えても、数百億円規模の残高があっても不思議では無い。水原氏の詐欺事件では60億円位のマイナスになっていて、それがそのまま口座に被害を与えていたとしても、まだまだその何倍もの余裕が口座にはあるわけで、現状でも「びくともしない」んだろうなぁ。勿論、大きな金額だから、今後何らの形で補償なり取り戻していくんだろうけど、多分一年間の収入でもぽんとその別荘代25億円(税金と諸々込みで30億円位だろうか)を払っても、びくともしないでしょうね。ネットでは、富裕層を妬む意見見散見されるけれど、でも大谷選手の場合完全に自分への投資、選手として最大に活躍できるための投資ですから、そこは違うと思う。イチロー氏も、日本で子供達に話をしたときに、N.Y.に自主トレーニング出来る設備付の家購入したので、それで貯金が吹き飛んだと言う話をしたらしいけれど、やはりそれが本当のスポーツ選手の姿だと思う。いずれにして、今シーズンは打率は良いけれどホームランがまだまだ足りない気がするので、早く本来の調子を取り戻して今シーズンも大活躍して欲しい。