Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

現在の藤枝MYFCの1番の問題点

2024年04月20日 22時08分14秒 | 藤枝MYFC
現在J3降格圏内で苦しんでいる藤枝MYFC。
昨年に比べて少ない得点に注目が行きがちだが、個人的に現在の藤枝MYFCで1番の問題だと感じているのは観客動員数。
今日の徳島戦は2300人だった。
J3の頃に比べたら流石に増えてはいるが、正直言ってまだまだJ2レベルで戦っていくには厳しい状態。

もし仮に、ここから藤枝MYFCが復調してJ1に昇格したとしても2千人台の観客動員でJ1を戦えるとは思えない。
もし、榎本やシマブク、浅倉、北村等が急成長したとしても、今のクラブ規模ではまた別のチームに取られてしまう。
1万人入るスタジアムは完成したけれど、その中に入る観客数はまだJ2レベルとは言えない状態。
観客数、スタジアムの雰囲気、スタジアムへのアクセスはやっとJ2で戦えるレベルになってきたという状態。
ここから観客動員を増やしてクラブ規模を大きくして行かないことには、とても今後もJ2で戦っていくことはできない。
まずは毎試合5千人以上は観客が入る状態にすること。これが今チームで1番の課題だと思う。

勝たないと客は増えない?
元祖サッカーの街なんだからそんな事はないはず。
藤枝は高校サッカーで準優勝したらパレードで4万人の市民が高校生を出迎える街。
つまり4万人は集まるポテンシャルがある街。
観客動員2千人の状態で「勝たないとこれ以上客は集まらない」な訳が無い。

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藤枝MYFC対徳島ヴォルティス

2024年04月20日 19時03分16秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ2を観戦

藤枝 0ー1 徳島 ※公式入場者数:2,300人

得点
前半38分 (徳)26西矢の自陣パスミスからの決定機をGK北村がファウルで止めてPK。9ブラウンがPK決める


得点には至らなかった決定機
前半15分 (徳)9ブラウンが抜け出しシュート放つがGK41北村がファインセーブ
前半16分 (徳)9ブラウンのクロスを16渡りが頭で合わせるが枠外
前半32分 (藤)19シマブクのクロスを13大曽根が中で合わせきれず


藤枝スタメン
      41北村
  22久富 2川島 4中川創
    26西矢 6新井
19シマブク        10榎本
    8浅倉 13大曽根
      9矢村
交代
後半0分 大曽根→23梶川
後半12分 浅倉→81中島(中島が1トップ、矢村が2列目)
後半25分 シマブク→24永田
後半25分 久富→99ウェンデル(ウェンデルが3バック左、中川創が右)
後半35分 川島→16山原

徳島スタメン
      1スアレス
2日向 3石尾 5森  42橋本
    14玄  20児玉
 13西野       11杉森
    9ブラウン16渡
交代
後半22分 渡→8柿谷
後半32分 杉森→17高田
後半32分 玄→10杉本
後半39分 日向→4カイケ
後半39分 ブラウン→7チアゴアウベス
後半45分 西野→18エウシーニョ


【感想】
18位藤枝と20位徳島の今期共に波に乗りきれないチームどおしの対戦となった試合。徳島は前節長崎に1ー6で敗戦し、スタメンを7人入れ替えて臨んできた。
前半は藤枝がポゼッションする機会が多いものの決定機を作りきれず、守備のバランスが崩れたタイミングで徳島に決定機を作られるシーンもありミスから徳島に先制を許すという展開。
後半は20分位から徳島が早くも1点を守りきる体勢。徳島もかなり厳しい状況なんだなと感じた一方で、藤枝が圧倒的にポゼッションして徳島ゴールを脅かそうとするも、ゴールを奪う以前に決定機を作ることが出来ず、結局徳島に1点を守りきられ0ー1で敗戦となった。
藤枝は「いろいろな所で歯車がうまく噛み合っていないな」と感じるシーンの連続。最下位の徳島にホームで負けたというのは精神的にもダメージが大きい。
噛み合っていないところは1カ所ではなく複数あるので修復には時間がかかりそう。どっぷり2年目のジンクスにハマっている藤枝。須藤監督の監督としての能力については疑う余地はないが、チームの雰囲気をガラリと変えるための激薬としての監督交代という選択肢も候補として考えられるようになってきた。仮に監督が交代になったとしても藤枝の一番のストロングポイントはフロント力だと思っているので、【結論としては(長期的な視点で見たら)個人的には心配していない。】

【個人的に噛み合っていないと感じるポイント】
・中盤の底でチームを落ち着けて試合を作ることが出来ない。
・シマブクの覚醒待ちな感じはあるが、そもそも覚醒させるためにシマブクが1対1で仕掛けるシーンを作り出せていない。
・サイドで選手がかぶっているシーンが何度も・・・

【最も注目したシーン】
西矢のパスミスが相手にPKを与えた原因だが、そもそもはどちらかというと攻撃より守備が得意な西矢に、噛み合っていないチームの攻撃の舵取り役の配置を任せた所で負担がかかり普通はしないようなミスをしたというところが要因。
昔、日本代表が「決定力不足」とよく言われてた頃の話で、当時決定機を外したFWがやり玉に挙げられていたことがよくあったが、一番の問題は1試合に1回だけの決定機を外したFWではなくて、決定機を1試合に1回だけしか作れなかったチーム自体だという事があった。そして今の藤枝はその当時の日本代表の状況に似ている。
守備面の安定感とか、3列目のボールの落ち着け方。パスの散らし方。シュートシーンまでいく攻撃を1試合に何回作り出したか?等々そういう所からだと感じた試合だった。


【選手個評】
北村:前半のファインセーブはチームを救った。PKを与えたシーンもあともう少しで見方のミスを救うビッグセーブだった。
久富:効果的なオーバーラップは見せられず。
川島:前半早々に立て続けに9ブラウンとの空中戦での競り合いで頭を押さえて倒れ込み後半35分に満身創痍で途中交代。
中川創:裏をとられるシーンが目立った。
西矢:PKにつながったパスミスは試合を決める痛恨。スパイクを変えた後半は安定感が出た。
新井:守備面では存在感見せたが、攻撃面では機能しなかった。
シマブク:前半決定機を演出するクロスあり。1対1で仕掛ける場面を作り出す動きはなかった。
榎本:積極的に仕掛けて気を吐く場面あったが、気負いすぎな感じ。サッカーを楽しんでいたサッカー小僧の姿が無くなった。
浅倉:積極的に攻撃に絡むも空回りのシーンが目立った。
大曽根:なかなか攻撃に絡めず。不発に終わる。
矢村:惜しいシュートもあったが無得点に終わる。
梶川:良い展開のパスあるもゲーム全体をコントロールは出来なかった。
中島:空中戦で存在感見せるも良い形でボールが入ってこなかった。
永田:目立った活躍は無し。
ウェンデル:西野に激突したシーンは非常に危険。西野に怪我をさせ試合を10分止めた。
山原:時間短く評価なし。
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藤枝MYFC対ベガルタ仙台

2024年04月07日 17時58分47秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ2を観戦

藤枝 1ー1 仙台 ※公式入場者数:2,643人

得点
前半25分 (藤)前線で9矢村が相手DFと競り合いこぼれ玉を拾った24永田が
ドリブルシュート
後半5分 (仙)CKから縦パスを受けた9中山の振り向きざまシュート

得点には至らなかった決定機
前半13分 (藤)9矢村がロングフィードをランニングトラップからのダイレクトボレーシュート放つもGK林がファインセーブ
後半13分 (仙)17工藤のCKを5菅田が頭で合わせるが枠外
後半40分 (藤)FKのこぼれ玉からのクロスボールを2川島が頭で会わせるがGKセーブ

藤枝スタメン
      41北村
  5小笠原2川島 4中川創
    15杉田 26西矢
19シマブク       24永田
    23梶川 13大曽根
      9矢村
交代
後半0分 杉田→6新井
後半18分 梶川→10榎本
後半35分 大曽根→14中川風
後半43分 シマブク→30芹生(芹生が2列目、榎本が右サイド)

仙台スタメン
      33林
2高田 22小出 5菅田 39石尾
    17工藤蒼37長澤
 11郷家       14相良
    9中山 7中島
交代
後半18分 中山→98エロン
後半18分 中島→10鎌田
後半31分 工藤→6松井
後半39分 郷家→27オナイウ
後半39分 相良→24名願

【感想】
共に決め手に欠けて、痛み分けの引き分けになった試合。
共に収穫もあったし課題もあった。今日の試合をどのように次の試合に活かせるか?今日の試合の捉え方次第で今後の中長期的流れが作られそうな試金石になるような試合だった。
藤枝については、2試合連続3失点の連敗ということで先発を入れ替えての試合。久しぶりの先発だったGK北村が好パフォーマンスを披露。1年前の仙台戦で劇的決勝点を挙げた矢村が前線で存在感を放つなど代わって入った選手の活躍が目立ったのは収穫。杉田が試合開始早々の怪我で途中交代となった(軽傷であることを祈る)が、代わって入った新井のパフォーマンスが良かった事も収穫だった。
課題としては決め手に欠けたこと。全体的に攻撃が単発で連動性が無く、チームの攻撃の形というか、永田が仕掛けたときに他の選手はどう動くのか?とかシマブクが仕掛けたときに他の選手がどう動くのか?みたいな連動性が見えてこなかった。
全体的に見たら、2試合連続3失点の連敗中のチームとは思えない位安定した内容だったと思うし、1点取ったし、攻撃の連動性に関してはまだまだ個々からの課題だと思えば、次につながる良い内容のゲームだったと思う。

【個人的に気になったシーン】
前半3分40秒 DFでボールを回している場面でGK北村がボールを呼んでパス回しに参加したシーン
久しぶりの先発だった北村だが、積極的に試合に入っているな、気合い入っているなと感じたシーンだった。

前半11分40秒 GKからのロングフィードを9矢村が胸トラップしたシーン。
非常にレベルの高い胸トラップ。前半13分の決定機も合わせてこれぞ矢村というプレーだった。

【個人的に最も気になったシーン】
前半の永田の先制点につながった矢村の動き
前半から矢村の動きがよく仙台DFの驚異になっていたと思うが、先制点につながったシーンは矢村と相手DFの競り合いからのこぼれ玉を永田が拾って生まれたシーンだった。
正直、仙台DFのミスを永田が拾って生まれた得点だったと思うが、そのミスを生んだのは矢村の存在感だったのではないかと感じている。
1年前の試合の終了間際の矢村の劇的な決勝点に始まり、今日の試合の前半の難しい体勢からのダイレクトシュートなど、仙台に矢村を必要以上に意識させる布石が十分に打たれた状態で、矢村に仙台DFが複数人で対応に行き、スペースが生まれたところからのシーン。「得点の生まれ方にもいろいろあるなと感じたシーンだった。

【選手個評】
北村:好パフォーマンスを披露。無失点で勝利していたら大先輩から正GKのポディションを奪い取れたがあと一歩だった。
小笠原:仙台攻撃を何とか防いだが、安定感をもたらすことは出来なかった。
川島:仙台FWの圧にバタつく場面あるも最小失点で切り抜けた。
中川創:全体的に無難に対応。
西矢:中盤の底でスペースをつぶしボールをさばいた。
杉田:試合開始早々の怪我も前半終了までがんばった。
永田:値千金の先制点。サイドに張りすぎた感あり。
シマブク:積極的な仕掛けで攻撃の機転を作った。
梶川:中盤でボールを動かすも決定機は作れず。
大曽根:なかなか試合に入れず、持ち味を出せなかった。
矢村:前線で好パフォーマンスで相手DFの驚異になった。
新井:昨シーズン見た時よりも明らかに良いパフォーマンス。
榎本:持ち味のドリブルで流れを引き寄せた。
中川風:時間短く評価無し
芹生:高卒ルーキーのデビュー戦とは思えないくらい試合に入っていた。
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藤枝サッカー場 バックスタンド

2024年03月16日 18時04分06秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合サッカースタジアムのバックスタンドが完成してバックスタンドでサッカー観戦をしたのでその感想。

藤枝総合サッカー場は20年くらい前の静岡国体とU-16アジア選手権に合わせて完成した時からサッカー観戦をしている思い入れのあるスタジアム。
日本の様々なスタジアムでっさっかーかんせんをしてきたが、メインスタンドからの見やすさは日本屈指だと思っている。
芝生席だったバックスタンドに観客席を設置して1万人収容のJ2仕様のスタジアムに改修したが肝心の見やすさはどうか?確認してきた。

・見やすさ
試合の見やすさはかなり見やすい部類にはいると思う。バックスタンドの最後尾列でも、4万人〜5万人収容のサッカー専用スタジアムの最前列くらいの近さがある。これがバックスタンド一番の売りといって良いと思う。


・屋根
雨が降った場合は、前半分は雨に濡れる覚悟が必要。後ろ半分は雨の心配なく観戦できる。最後尾後ろのコンコース全体を屋根で覆ってくれたのは高評価。

・高さ
高さに関しては、メインスタンドの程の高さはない。高い位置からピッチ全体を俯瞰して試合を見たいのならメインスタンド後方の方が良い。バックスタンドでも十分高いところから見下ろせるけれど、メインスタンド後方の高さに慣れている筆者からすると物足りない。

・持ち物
昼間の場合はツバのある帽子(野球帽など)が必須。
ほとんどのスタジアムにいえる事だが、メインスタンドが南側がバックスタンドが北側にありバックスタンドは逆光になる。日差しがまぶしくなる場合が多いのでバックスタンドでの観戦の場合は帽子の着用が必須。(ナイターゲームの場合は帽子はいりません)

・日陰の出来方
夏場などは日陰で観戦できるかどうかが大きな問題。(熱中症対策)
3月の14時キックオフの試合では、前半は前半分が日なたで後ろ半分が日陰、後半は全ての座席が日なたになっていた。夏になれば太陽の南中高度が上がるのでもう少し様子が変わるかも?(ナイターゲームの場合は関係ありません)

・音響
現状バックスタンドには音響設備が不足していて、スタジアムアナウンスがよく聞こえません。今後改善されるかも?
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藤枝MYFC対ファジアーノ岡山

2024年03月16日 17時33分07秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ2を観戦

藤枝 0ー1 岡山  公式入場者数:2,394人

得点
後半45分 10田中のミドルシュート

得点には至らなかった決定機
前半2分 (岡)17末吉の左クロスを14田部井がシュート放つがGK35内山がファインセーブ
前半20分 (岡)19岩渕がこぼれ玉を拾いミドルシュート放つがポスト直撃
後半33分 (藤)FKのこぼれ玉を4中川創がシュート放つがGKセーブ
後半37分 (藤)22久富のクロスを81中島が頭で合わせるがポスト直撃


藤枝スタメン
      35内山
  22久富 2川島 3鈴木
    15杉田 26西矢
19シマブク       24永田
    14中川風23梶川
      9矢村
交代
後半2分 鈴木→4中川創
後半17分 中川風→8浅倉
後半17分 永田→10榎本
後半33分 杉田→33河上
後半33分 矢村→81中島

岡山スタメン
      49スベント
  4阿部 18田上 43鈴木
    24藤田 14田部井
88柳貴         17末吉
    27木村 19岩渕
      9クレイソン
交代
後半16分 木村→10田中
後半28分 柳貴→42高橋
後半28分 岩渕→99ルカオ
後半41分 田部井→44仙波
後半41分 阿部→5柳育


【感想】
現在J2首位の岡山との対戦。
入場者数2,394人出来立てのバックスタンドでの観戦。J3の頃は2,300人も入ったら「おぉ〜!はいったなぁ」という感じだったけれど、今では少し少なく感じる。チームがJ2仕様になってきたなぁとしみじみ感じた。
バックスタンドはピッチから近くて見やすかった。バックスタンドに関する感想詳細は別記事で記載予定。
試合立ち上がりは岡山にペースを握られるも徐々に藤枝がボールをポゼッション出来るようになり前半途中からは互角の展開。後半も互角の試合展開が続きスコアレスドローかと思われた試合終了間際に岡山が得点を奪い1ー0で岡山が勝利した。
藤枝は開幕から無勝利と苦しい戦いが続いているが、今日の試合を見た感想としては、それほど悲観することは無いかなというのが率直な感想。
今日の試合でも首位チーム相手に互角の試合展開だった。局面で負けるシーンが多々あったのは気になる点だが、勝敗に関しては紙一重の差だった。紙一重ではあるが、J2の上位チームとはまだまだ明確な差は感じる分厚い紙一重だとも思った。
無得点に終わったが守備面では粘り強く闘っており、守備面に関しては1年前のもろさを全く感じさせない成長を感じた試合だった。

【選手個評】
内山:前半立ち上がりの相手決定機を防いだシーンはナイスセーブだった。
久富:攻撃参加で決定機につながるクロスを供給した。
川島:局面でよくカバーして最小失点に抑えた。
鈴木:良いパフォーマンスを見せていたが無念の負傷交代。
シマブク:後半パフォーマンスを上げ攻撃に多く絡んだ。
杉田:チームの肺。杉田の運動量がチームを活性化させる。
西矢:相手の攻撃をつぶし攻撃の起点になり、全体的に無難な出来。
永田:サイドに張りすぎず中にも入ってからみたい。
中川風:もっと矢村の近くで絡みながらのプレーを見たかった。
梶川:ボールをおさめパスをさばく。よくボールを動かした。
矢村:積極的にシュート放ち前線で存在感を見せた。
中川創:セットプレーでは決定機に絡んだ。
浅倉:積極的に前を向きシュートの意識を見せた。
榎本:シュートのパンチ力がほしい。
中島:前線で存在感あり。
河上:もっとボールを落ち着かせたかった。

【個人的に注目したシーン】
・後半7分の19シマブクのループパス
シンプルに「クセ強!」と思った。

・後半22分 GKからのパスをダイレクトで8浅倉につないだ23梶川のダイレクトパス
パス1本で決定機につながるシーンを作り出した精度と判断力の高いレベルの高いパスだった。

・後半34分 岡山99ルカクのシュートに対する2川島のブロック
相手決定機を防いだ2川島のナイスブロック。完全に1点もののナイスプレーだった。

【個人的に最も気になったこと】
今日の試合を見て一番印象に残ったのは19シマブク。
前半20分まで見た時点では守備時のポディション取りや攻撃から守備への切り替えの点で「なんでスタメンで起用しているのか?」という感じだったが、90分見て「あぁ、この選手は育てたくなるよね」という感想に変わった。
全くうまく表現できないんだけれど、19シマブクをみて一番感じるのは「漂う大物感」に尽きる。(大物感だけなら81中島より大きいかも?)守備面ではいろいろツッコミ所はあるんだけれど「そこがまた可愛いところなんだよなぁ」の一言で済ませてしまいたくなるような「可能性」を感じさせてくれる選手。
ただ、今の時点では可能性止まりの選手であるのが現状。ここから須藤監督がどのように育成してくれるのか?中島、シマブクについては、今後大輪の花を咲かせてくれるかもしれない。そんな期待感を感じさせてくれる試合だった。
「須藤監督なら(可能性のある若手選手を開花させる事を)やってくれるかもしれない(そういう意味では序盤に結果が出ないのは想定内?)」と感じた試合だった。
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補強推薦選手

2023年11月21日 23時24分34秒 | 藤枝MYFC
今期、J2で藤枝MYFCの試合観戦できた試合は少なかったが、その対戦相手の中から個人的に「この選手良いな」と思った選手を紹介。

MF鳥海(甲府):足元の技術あり、途中出場で試合の流れを変えた。
DFヨルディ(岡山):岡山の壁。年齢的(35歳)に補強対象外となりそうだが、リーダーシップ含めチームの守備立て直しに貢献してくれそう。
DF袴田(大宮):守備力、空中線の強さはチームを引き締めてくれる。藤枝戦での大逆転勝利の2得点が印象的。
GK志村(大宮):シュートストップ能力高し。

あまり試合を見ていないのでお勧めできる選手も少ない。
個人的には、J3や大学から有望な無印良品な若手選手を発掘して育ててほしい。
藤枝MYFCはそれが出来るチームであり、それが藤枝MYFCの一番のストロングポイントだから。
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J2 藤枝MYFC対いわきFC

2023年11月12日 16時46分06秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ2を観戦

藤枝 2ー4 いわき ※公式入場者数:3,425人

得点
前半12分 (い)15加藤のクロスを9近藤が頭で合わせる
後半6分 (い)10有馬が高い位置でのパスカットからのクロス、9近藤が決める
後半13分 (藤)28矢村PK
後半34分 (い)高い位置で奪った14山口のミドルシュート
後半38分 (い)3鈴木のクリアボールが20永井に当たってゴールイン
後半45分 (藤)13大曽根が高い位置でDFからボールを奪いシュート

得点には至らなかった決定機
前半4分 (藤)裏に抜け出した28矢村がシュート放つがGKセーブ
前半36分 (藤)77中川のクロスを11アンデルソンが頭で合わせるがGKセーブ

藤枝スタメン
      41北村
  5小笠原2川島 3鈴木
    26西矢 7水野
22久富         27榎本
    11アンデルソン77中川風
      26矢村
交代
前半39分 アンデルソン一発レッド退場
後半0分 西矢→13大曽根(大曽根が2列目で水野のワンボランチ)
後半0分からのシステムは以下のとおり
   41
 5 2 3
   7
22 13 27 28
   77

後半14分 小笠原→30前田
後半14分 中川→17平尾
後半14分からのシステムは以下のとおり
   41
 5 2 3
   7
22 13 17 27
   28

後半31分 水野→8岩渕(岩渕が2列目、平尾がDH)
後半41分 鈴木→16山原


いわきスタメン
      1田中
3遠藤 4家泉 5速水 24山下
    6宮本 33下田
 15加藤       14山口
    10有馬 9近藤
交代
後半14分 近藤→16河村(河村が左SB、山口がFW、山下が2列目左)
後半14分 加藤→20永井
後半30分 速水→28宮崎
後半39分 有馬→26坂元
後半39分 山口→25芳賀

【選手個評】
北村:GKのキックが不安定だとチームの攻撃のリズムが悪くなる
小笠原:フィジカルの強いいわき攻撃陣にフィジカルで負けなかった。
川島:跳ね返しからカバーまで藤枝守備陣をまとめていた。
鈴木:持ち味の気持ちの強いプレーを見せた。
西矢:中盤のパスワークに効果的に参加出来ず。
水野:精度の高いサイドチェンジはあったが、横山不在の今日のゲームでもっと中盤で存在感を見せたかった。
久富:右サイドを活性化することは出来なかった。
榎本:ドリブルで仕掛けるも周囲と連動できず。
中川風:横山の代わりをやろうとしていた?中川の良さがあまり見られなかった。
アンデルソン:不用意なタックルで一発レッド。チームの攻撃が機能せずイライラがつのった結果の若気の至り。
矢村:アンデルソン同様、前半は中盤の組立が機能せずフラストレーションがつのる展開。後半は獅子奮迅の活躍。
大曽根:失点につながったパスは、攻撃のリズムを生み出そうとした結果なので気にしなくて良いと思う。
平尾:2列目出来ようされてからのボランチへスライド。ポリバレント性能を見せた。
前田:サイドから積極クロスしたが精度がもう少し。
岩渕:決定機を作り出すことは出来なかった。
山原:積極守備から積極的に攻撃にもからんだ。

【感想】
今シーズン最終戦。J2残留を決めた状態で、現在の12位を確定できるかを決める試合。10横山は前節の怪我で欠場。
いわきは今シーズン一緒にJ2に昇格した同級生。共にJ2残留を決めた状態での最終戦となった。試合後には両チームのサポーター同士でのエール交換が行われスタジアムは和やかな雰囲気に包まれていた。
前半は10横山欠場の影響を如実に感じる展開。とにかく中盤で効果的なパスがつながらず攻撃が機能しない展開が続いた。それにフラストレーションを溜めた11アンデルソンが前半39分に危険なタックルで一発退場。
1人退場して10人で闘う事になった試合は今シーズン6回目。6回目にもなると慣れるのか?後半の藤枝は積極的な選手交代と積極的なシステム変更で前半機能していなかった攻撃が活性化。1人少ない中で後半に藤枝の攻撃サッカーを表現する事が出来た試合だったが、守備面の人数を減らしたことにより失点を重ねてしまい敗戦となった。
後半に藤枝が1人少ない状況で魅せたサッカーは、人数不足から失点を重ねはしたが、藤枝の攻撃サッカーを十分に表現出来ていたと思う。横山不在の状況でさらにアンデルソンが前半で退場、前半は攻撃が機能していないという状況で須藤監督が取った策は、矢村を左サイドに出して榎本を中央に配置転換するというカンフル注射のような策。これが効いたのか1点返すと即選手交代で選手の配置を再変更。後半は藤枝の選手配置がめまぐるしく入れ替わる超高速エンターテイメントショーだった。

【今日の試合で最も注目したシーン】
前半22分45秒〜55秒 77中川のキープからボランチ2人を経由して中盤のパス交換でゲームを作ろうとするもうまくいかなかったシーン。
今日の藤枝の前半うまくいかなかった試合展開を象徴するシーン。中盤でボールを落ち着けてサイドや前線に良いボールを供給するのが藤枝の攻撃サッカーの生命線だが、それがうまくいかなかった。
チーム全体が横山不在を意識し過ぎていた感じがあり、チームが機能していない前半だった。
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J2 藤枝MYFC対大宮アルディージャ

2023年10月22日 17時36分02秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ2を観戦 ※公式入場者数:3,487人

藤枝 2ー3 大宮

得点
前半21分 (藤)ショートCKのクロスを逆サイドで5小笠原が頭で折り返し22久富が中でつめる
後半12分 (藤)27榎本のクロスを28矢村が振り向きざまダイレクトボレーループシュートを決める
後半23分 (大)5小笠原のGKへのバックパスを裏に抜け出した9中野が奪い取りシュート
後半43分 (大)右クロスを25袴田が頭で合わせる
後半45分 (大)右クロスを25袴田が頭で合わせる

得点には至らなかった決定機
前半20分 (藤)22久富のクロスを27榎本がダイレクトボレーで合わせるがGK志村がファインセーブ
前半40分 (大)FKを25袴田が頭で合わせるが枠外
前半45分 (藤)28矢村からのパスを11アンデルソンがシュート放つがGK志村がファインセーブ、こぼれ玉を10横山がつめるがGK志村がファインセーブ
後半5分 (大)右クロスを7小島がシュート放つが枠外
後半8分 (藤)26西矢のCKを3鈴木が頭で合わせるが枠外
後半25分 (大)39泉澤のドリブルクロスから32高柳がシュート放つが枠外


藤枝スタメン
      41北村
  5小笠原2川島 3鈴木
    7水野 26西矢
22久富         27榎本
    10横山 11アンデルソン
      28矢村
交代
後半26分 鈴木→24中川創
後半32分 水野→6新井
後半38分 小笠原が一発レッドで退場
後半38分 アンデルソン→50永田
後半38分 横山→49浅倉
後半38分より、22久富が3バック右、永田が右サイド

大宮スタメン
      40志村
3岡庭 5浦上 43市原 25袴田
    16石川 7小島
 32高柳       22茂木
    22室井 19アンジェロッティ
交代
後半16分 室井→9中野
後半16分 アンジェロッティ→28富山
後半16分 石川→39泉澤(泉澤が2列目左、茂木が2列目右、高柳がDH)
後半35分 岡庭→11黒川(黒川が2列目右、茂木が右SB)
後半44分 小島→4カイケ 

感想
現在降格圏ながら奇跡の残留に向けて3連勝と調子上向きの大宮との対戦。大宮が残留への見事な意地を見せ大逆転勝利をおさめた試合となった。
後半途中まではおおむね藤枝の試合展開だったが、DFのミスから大宮を蘇生、奇跡の残留への劇的大逆転勝利を演出する試合にしてしまった。
中川、新井という守備的な選手を投入しながらの退場者が出た直後に永田と浅倉の2枚投入はなかなか刺激的。普通ならあまり見ない交代策だったけれど個人的にはこの攻撃的な交代は須藤監督らしくて好き。
大宮は玉際の競り合いが激しく、藤枝はそれにうまく対応できず藤枝が前半からイエローカードを多数もらう展開。さらに後半から投入された9中野が持ち前の裏に抜け出すスピードで藤枝DFに風穴をあけ25袴田が押し込む展開から勝負強さの決定力を見せたという展開だった。
5小笠原を退場に追いやった9中野のスピードもさることながら、前半から決定機を立て続けに防いだ40志村のシュートストップは圧巻だった。特に前半終了間際のアンデルソンのシュートを防いだシュートストップはなかなかお目にかかれないレベルの高さで痺れた。
そしてこの試合の主役になった25袴田のパフォーマンスも圧巻だった。袴田は浜松開誠館高校の頃から見ていた選手だが、高校生の頃はチームの穴を埋めるバランスの良い選手という印象だったが、バランスの良さはそのままにアンデルソンを押さえ込んだ守備力と土壇場勝負所の決定力を兼ね備えた危険な選手に成長していた。地味だがJ2屈指のとても良い選手。

選手個評
北村:一番苦しい時間帯に一番大きな声を出してチームをまとめてほしかった。
川島:前半から要所を抑える守備でチームに安定を与えていたが、最後は立て直せなかった。
鈴木:倒れるのがうまい相手におつきあいしてしまいカードもらってしまい途中交代
小笠原:9中野のスピードに対応できず、先制点をアシストした折り返しがかすんでしまった。
西矢:試合終盤に相手DFラインまでプレスをかける運動量にはびっくりした。
水野:パスをはたいてチームにリズムを生み出す。声でもチームにリズムを生み出す。
榎本:前半27分には3人位ブッコ抜くドリブルを披露。まだまだもっともっとできる。
久富:貴重な先制点。右サイドからのクロスもみせた。
横山:技術で中盤でボールを落ち着かせた。決定的な仕事も見せたかった。
アンデルソン:決定機決めきれず。存在感は見せていた。
矢村:後半の2点目は、まさに矢村にしか打てないシュート。
中川、新井:無念の逆転負け演出。
浅倉、永田:時間短く評価なし。
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「ブルーロック」を読んだ感想 ⭐︎親の見守り方⭐︎

2023年09月19日 08時35分05秒 | その他
漫画「ブルーロック」を読んだ感想

・日本サッカー界は、シュートが打てるのに「作る」ことを意識しすぎてパスを選択してしまうFWが多い。FWはもっとエゴイストにならないといけない。という作品の趣旨に関して全くの同意見。
・個人的にも、小中学校のサッカーチームで「FWがペナルティエリア内でボールを持ったらシュートを打たなければいけない」というチーム内ルールを作るチームがあっても良いと思うという意見を、過去にこのブログで書いたことがある。
・漫画の設定はなかなかぶっ飛んでいるけれど、「漫画だから出来ること」という意味で良いと思う。

★この漫画を読んで最も印象に残ったのは、主人公の両親に関する記載
・主人公の両親はサッカーには無関心で、「子供のやりたいようにやれ」というスタンスで、最も理想的な両親像だと思った。
・子供が年代別の日本代表などに選ばれた時に、プロ入りまでの逆算を始めてしまったり、「プロサッカー選手 年棒」という検索をしだしたりするのが最悪な親。
・子供が年代別日本代表などに選ばれた時に、最も害悪となるのが「勘違いした周囲の人間」。選手本人の考えがしっかりしていても周囲の人間の勘違いが選手本人を腐らせるというのはよくある事例。(過去のUー17日本代表に選ばれた選手一覧を検索してみたらよくわかる。高校生になったばかりの頃にその年代のトップだったはずの選手たちの多くがプロサッカー選手にもなっていないというのが現実)
・子供が年代別日本代表に選ばれたということは、選ばれるだけの選手としての可能性があるということで、その可能性を今後どうやって伸ばして行こうか?子供と一緒に考えられる親ならそれが理想だけれど、そんなサッカーエリート家族はそうそういないので、親は無関心で過度に干渉しないというのが結果的に理想の姿という事になる。

余談
過去に日本代表まで登り詰めた選手の親と話をしたことがある。
その選手は体は小さくフィジカル面に関しては難ありの選手だったが、技術と意識の高さでプロ入りして日本代表に選ばれる選手になった。
その選手が小学生の頃に、わざと倒れてファールをもらいに行くずる賢いプレーをした時に一度だけ厳しく叱ったことがあったとのことだが、それ以外は基本遠くから見守るスタンスだったとのこと。
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藤枝MYFC対町田ゼルビア J2リーグ

2023年09月17日 21時39分23秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ2を観戦

藤枝 0ー0 町田 ※公式入場者数:4,566人

得点
なし

得点には至らなかった決定機
前半3分 (町)ハイボールに合わせた15ミチェルが競ったこぼれ玉を9沼田がシュート放つがGKセーブ
前半5分 (町)CKを25藤尾がシュート放つがGK北村がファインセーブ
前半14分 (藤)中盤のパスをカットした10横山がそのままドリブルで攻めあがりシュート放つがGKセーブ
前半44分 (藤)10横山のCKを8岩渕が頭で合わせるが枠外
前半45分 (藤)27榎本のドリブルでの仕掛けから、こぼれ玉を10横山がミドルシュート放つがGKファインセーブ
後半7分 (藤)右からのクロスを28矢村が頭で合わせるがGKセーブ
後半13分 (町)27平河のドリブルからのクロスを15ミチェルが頭で合わせるがポスト直撃

藤枝スタメン
      41北村
  3鈴木 2川島 5小笠原
    7水野 26西矢
22久富          27榎本
    8岩渕 10横山
      28矢村
交代
後半0分 榎本→49永田
後半21分 水野→11アンデルソン(アンデルソンが2列目、横山がDH)
後半35分 岩渕→50浅倉

町田スタメン
      42福井
43鈴木 14チャン34藤原 2奥山
    33松井 41安井
 27平河       9沼田
    25藤尾 15ミチェル
交代
後半11分 沼田→39バスケス(バスケスが2列目右、平河が2列目左)
後半24分 安井→18下田
後半24分 ミチェル→7荒木
後半40分 奥山→6太田
後半40分 平河→30中島

感想
互いに持ち味を出し合った好ゲームとなったが、共に決定力に欠けスコアレスドローとなった試合。
前半立ち上がりは両チーム共に慎重な試合の入り方をしていたが、パワープレーを皮切りに町田が立て続けに決定機を作るが藤枝がこれを何とか凌ぎきり前半序盤での失点を防ぐと、藤枝も徐々にペースをつかみ前半途中からは五分五分の試合展開となった。
後半も五分五分の試合展開。前半がハイペースだったことと湿度の高い中での試合だったため、後半は両チームともやや運動量が落ちた印象。
藤枝はJ2で首位を独走する町田相手に互角に渡り合い、価値ある勝点1を獲得。
渡辺と久保の主力2人をJ1チームに引き抜かれ最近はなかなか勝てない試合が続いていたが、今日の試合は町田相手に失点0に抑えながら攻撃面でも決定機を複数回作りだす好ゲーム。今日の内容の試合を続けられれば全く心配無いと思える試合だった。
町田は青森山田高校を全国屈指の競合に育て上げた黒田氏が今季から監督に招聘され、現在J2で首位。戦い方は青森山田そのもので、80分ゲームのトーナメントの高校サッカー選手権で効率的に勝つことを追求した結果と思われるセットプレーの機会を増やす戦い方(CK,FKが警戒されるならスローインもセットプレー化させてしまえば良いということでロングスローを多用)は力強さ満点だった。
また町田のサポーターが多数会場につめかけ、町田サポーターの作り出す試合前のスタジアムの雰囲気がとても良かった。
なお今日の入場者数は4,566人。主力が抜けて最近なかなか勝てていなかったので入場者も伸び悩むかと思ったが、非常に多くの観客がスタジアムに駆けつけてくれていた。また9月30日のエスパルス戦(ホーム)は既にチケットが完売とのこと。藤枝サポーターが着実に増えているようでうれしい限り。

選手個評
北村:前半立ち上がりの決定機を防いだビッグセーブは大仕事。立ち上がりに失点していたら全く違う内容のゲームになっていた。
鈴木:ドリブルで仕掛けてくる相手を1対1で封殺するシーンあり。安定していた。
川島:守備の柱として無失点に大きく貢献。
小笠原:高さを武器に攻めてくる相手を良く跳ね返していた。
水野:良くボールを動かしていたが、アタッキングサードでの後ろ向きなパスが少し気になる。
西矢:うまくバランスをとってスペースをつぶしていた。
榎本:前半終了間際に見せ場作ったが、消えている時間が長かった。もっとえぐってほしい。
久富:守備でも攻撃でも運動量でもチームに貢献。
横山:前半の決定機は、エゴイストさが感じられたシーン。自分がパスカットしたボールなので個人的には好プレーだったと思う。
岩渕:前半終了間際のバックヘッドは惜しかった。簡単なパスミスが散見。
矢村:相手パスコースを限定させるプレスとボールのおさまりがあればプレーの幅が大きく広がる。
永田:仕掛けて町田守備を揺さぶった。
アンデルソン:シュート決めきれず。前線を活性化させた。
浅倉:シュート放ったが、時間短く見せ場は無し。

今日の試合で最も注目したシーン
前半18分38秒
藤枝の攻撃で右サイドにボールを展開して一度仕掛けて跳ね返され、5小笠原がもう一度仕掛けようと前を向いてボールを持っていた場面にて、中盤の底でボールを要求した26西矢が2回首を振って後ろを確認していたシーン。
前半15分までは一方的な町田ペースだった試合で、このし合い始めて藤枝が前を向いてまともに攻撃を仕掛けられた場面で、一度跳ね返されたこぼれ玉をDFの選手が拾ってもう一度攻めようとしていた場面。こういうDFの選手がボールを拾って2次攻撃を仕掛けるシーンというのは、後ろの枚数が減ってカウンターリスクが跳ね上がるシーンでもあり、攻撃していながら失点のリスクが一気に高くなる藤枝としては危ないシーンだったが、26西矢は中央でボールを要求して攻撃の組立に参加する姿勢を見せながらも、2度後ろの選手のポディションを確認してカウンターリスクの対応準備をしていた事に感心した。
試合の流れの中で瞬間的に高まったリスクを察知して、もっとも藤枝にとって危険なスペースを的確に確認していた場面だった。
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