東京ダービー追記

東京ダービー、アウェイの味スタっていうのは初めての体験だったんだけど、とにかく違和感満載。

まず、スタジアムエントランスに並ぶ緑色のテントや、飾り付けが気持ち悪い。「おいらの家を、変な飾り付けが!」みたいなショックをうけました。なんかね、本拠地を「HOME」と呼ぶ意味をいみじくも体感しました。 さらに、ゲートをくぐった後はいつもとは反対方向・アウェイゴール側へと足を向けねばならず、またまた違和感。自分の家なのに「裏口から入れ!」といわれているみたい。さらに、普段は「56番の柱付近にいるよー」とスタジアム内で連絡をとりあったりするんだけど、「いまね、13番の柱にいるよ」と連絡を取り合ったわけで、仲間がみんな「13番って、なんだよ!?」と違和感を隠せなかったようです。いや、変な気分。

この日のイケイケの応援は、普段のダービーと比べて控え目。前回のダービーで事件があったからね、当然なんだけど。やっぱりちょっと寂しかったな。でも、ナビスコ決勝で復活した「T・O・K・Y・O」をやったり、キックオフ直後に「眠らない街」を歌ったり、『大脱走のテーマ』の替え歌で、ダービー用の新曲が登場したり……

 ♪ 俺、青と赤 一生青と赤 俺、青と赤 緑は大嫌い(東京!)

他の新曲は、ササ用とかもあったんだけど、現場で歌詞が判別できず歌えなくって残念。あとあと知ったんだけど、CASA TOKYOで歌詞を配ってたみたい。いけばよかった……ぬかった!

そんでもって、試合が決まったあとにいつものダービーの曲「ヴェルディだけには負けられない」の大合唱。自粛モードとはいえ、ヤンチャ心は忘れないイケイケのみなさん。いろいろと大変だと思うけど、最近頑張ってると思う。ステキです。

さて、今回の勝利で、東京は勝ち点35、暫定9位。降格圏内を脱したと見て良いと思うんだけど、中位は団子状態だしまだちょっと微妙。あと3点くらい積み上げないと不安だなぁ。まだ、全然気が抜けない。

そんでもって、緑は、きのうの敗戦で結構やばい状況だよね。敵ながら良いサッカーしてると思うし、選手も悪くないと思うから、実は頑張って欲しいんだけどね。それに来年ダービーできなくなったら寂しいじゃん。

もしもね、緑が入れ替え戦とかにまわるんだったら、味スタのときは緑の応援に行こうかと思っている。ただし、青赤マフラーはしていくけどね。遠方のJ2チームがJ1昇格するよりも、ダービー相手と地元で戦える方が楽だし、テンションもあがるだろうし。おいらは当然アンチ緑だけど、負けたくないだけで、J2に落ちて欲しいなんて思ってない。だから、残り数試合、うちらの勝ち点を越えない程度に頑張ってね。

赤サポの中には「緑がJ2に落ちて、自分たちがリーグ2位になってACL出場権をゲット」というシナリオを描いている輩もいるのだとか。そんな奴らの期待をくじくためにも、緑はJ1に残って欲しいなぁ。とはいえ、それを考えると、緑にとってはJ1に残るも、J2に落ちるのも、どっちもしんどい状況なんだなぁ。

「天皇杯優勝チームが、1シーズンを挟んだ後にACLへ」っていう仕組みは今後どうにかならんのか。1シーズン制を導入した段階で、「1位と2位が」っていうことにしておけば、リーグ戦の盛り上がり方も違っただろうに。個人的には「2位~5位が出場権をかけてプレーオフ」なんていうのが盛り上がると思うんだけどね。天皇杯の開催時期も、Jリーグがここまで定着したいまとなっては複雑な時期だし。

緑チームの最近の情勢を考えるにつけ、Jリーグの構造上のゆがみが見え隠れする。
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東京ダービー、勝ったぜー!

きのうは、ミドリイロのチームとの東京ダービーでした。勝ったのは俺たちFC東京! スコアは2-1(今回はうちらがアウェイだから、正しくは1-2の勝利、かな)。

歴史も浅いし、クラブ同士の深い因縁があるわけでもないけど、それでもダービーはダービー。いやいや、やっぱりダービーって言うのはピリピリしたムードというか、負けられない空気がスタジアムに充満する日なわけで、この勝利は何者にも変えがたいものがある。

早々に先制されるも、前半終了間際に梶山が撃ったミドルシュートがきまり同点に。後半は、攻めに攻めて、ロスタイムでのササの豪快シュート! あの角度から撃つとは思わなかったし、それがGKぼ脇をかすめてサイドネットに突き刺さるという、ストライカーらしいゴールだった。ゴール裏には、同点を覚悟するムードも漂い始めていたので、この1点に大興奮! おいらぁ、泣いちまったよ。これまでササがゴールを決めた試合って勝ってないんだよね。ところが、この日はオオイチバンを決定付けるシュートだったわけで、この1点はとにかく偉大。ササは、これで完全に東京の仲間になったんじゃないかなぁ。やってくれました、ササ・サルセードくん!!

そして、梶山のミドルシュートもGOOD!彼はいいミドルをもっているんだからガンガン撃っていけばいいんだ…って、以前から思ってたんだけど、きのうはシュート3本。そのうち1本をキッチリ決めてくれた。やれば出来る子なんだよね、梶山はさ。梶山はやっぱり攻めてなんぼの選手だと思う。とはいえ、中盤での守備もきのうは冴えてました。フィジカルの強さはさすが! 未来の大器。

そして、この試合のMVPは茂庭だと思う。完全にワシントンを封じた。守備の安定感をJリーグ全体に証明出来たと思う。気持ちも入っていたし。茂庭はマジですげー。

あと、凄かったのは憂太、阿部、藤山。

憂太は、いまの東京に絶対不可欠な存在。彼が中盤でボールをためてゲームを組み立てている東京はかなりファンタジック。「そこ!」と思うところにパスがでてくる。きのうはミドルも狙っていた。得点への意識も高い。きのはチーム最多の5本のシュートを撃ったのだとか。しかもはずした後の悔しがり方が尋常じゃない。東京の選手にはめずらしく、強気や負けず嫌いな性格をオモテに出して表現していた憂太。彼のそういう素振りは、ここ最近の東京に足りなかったものなんじゃないだろうか。かわいい顔して、勝気……そんな憂太が大好きだ! たぶん、直接会っても、目を見て話せないかもしれない。恋か!?

そして阿部ちゃん。2試合連続の先発フル出場。きのはゴールはなかったけど、ものすごい運動量で攻守に奮闘。ボールをキープしている間の安定感、相手のタックルを交わす動きなど、キレキレ。あのボディバランスはヤバイ。実は一瞬「ヒデみたいだなぁ」と思ってしまった。阿部ちゃんが東京に戻ってきてからの東京って、結構安定しているなぁ、と思って、いま調べてみたら……7月のHOT6以降、リーグ戦16試合を戦って、黒星はたったの2つ。実は最近負けてないんだよね、いまそれを知ってちょっとびっくりしたよ。「11番」がチームに戻ってきたことで、バイオリズムがあがった!? 11番を背負う資格があるのは、やっぱ阿部ちゃんだと思うし、その存在感が確実にチームを支えてくれてるんだと思う。

そんでもって、フジ! もう、もう、とにかくサンキュー! あの守備の安定感は一体ナニゴトなんだろう。ポジション的に相馬とのマッチアップだったわけだけど、失点シーンは仕方なかったとはいえ、ほぼ完全に相馬を封じていた。あの仕事がこなせたのはフジだったからなんじゃないだろうか。ドリブルで縦に切り込んだり、攻撃参加もしていたし。東京に藤山あり、だね。ベンチを暖めることが多いとはいえ、フジがいるという事実は本当に意義深い。出ればきっちり仕事するし。尊敬します。

勝ち試合はやっぱり長く書いちゃうね。いいよね、ダービー白星だしさ。

きのうの試合を見て思ったこと……近ごろ、ミドルシュートとドリブルの場面が増えてきていると思う。リーグ戦序盤は、受けたらサイドにはたいて、前に運んだらセンターに戻して、シュートは慎重に、という展開ばかりだったが、近ごろは違った攻撃パターンが増えてきて、良い! 

たくさん撃てば、何本かははいるんだろうし、ミドルを撃てばDFラインをつり出すきっかけを作れる。ドリブルで持ち込めれば、相手DFを置き去りに出来るし、味方のフォローを待つ時間も作れる。選手ひとりひとりの能力は高いわけで、やればできる。それをちゃんと「やっている」ことが、最近の好調につながっているんじゃないだろうか。

次節はホームでガンバ戦。やや不謹慎な物言いで恐縮だが、二川と宮本が負傷離脱なわけで、東京にとっては追い風だ。前回アウェイのときには、こっちだって加地・茂庭・藤山・フミさんらを故障で欠いた隙をつかれての大量失点だったわけで、きっちりお返しをさせていただきたい。
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サテライト 東京×大宮 @八王子・柚木

家から原チャリで10分、八王子・柚木にある競技場でFC東京サテライトの試合があるということでひとっ走り。対戦相手は大宮で、結果は0-2の敗北。内容は…多くを語ることがない感じ、か。近ごろリーグ戦で、SBに今野が起用されたり、リザーブにDF選手が登録されなかったりしていたことを「なぜ?」「博実、何を考えてるの?」とかぼやいていたんだけど、この試合をみてちょっと納得がいってしまった。サテチームは、やばいくらいにチグハグだった。状況的に考えて、モチベーションも低いんだろうけど。

足の引っ張り合いをしてるわけではないんだけど、お互いの能力がかみ合っていない感じで、あれじゃチームは機能しないだろう。大宮の方がいいゲームをしていた。得点が示すとおりの内容である。

そんななか、良さげに見えたのは途中出場でトップ下に入っていたケンジかな。入団当初は坊主頭だった彼も、気がつけば髪の毛が伸びて茶髪に。「誰だ、あのチャライ兄ちゃんは?」って思ったらケンジだった。なんとなく悠々とプレーしているようで、上手い組み立てをしているシーンが目立った。高卒1年目であれくらいできれば、上々なんじゃないだろうか。ちょっと期待。

逆に心配だったのは増嶋。いいシーンも多いんだけど、それと同じくらい「おいおい、頼むぜ」という場面も。決定的な場面では、常に相手のミスに助けられてた。未来の日本のDFリーダーを目指すんなら、このままじゃヤバイと思う。頑張ってくれ、期待してるんだから。あと気になったのは、大志のコーチングの少なさ。スタイルなのかもしれないけど、土肥ちゃんや塩田と比べると、やっぱり足りてないと思う。塩田が故障しているいま、第2GKは大志なわけで、もしも土肥ちゃんになにかあったらと思うとものすごく不安になる。がんばれよ、大志。

祐介はね、ポジションもいいし、体も強いんだけど、トラップがいまひとつだったなぁ。ポストプレーヤーとしてはルーカスあたりよりもうまそうなのに、ワンタッチ後にボールを奪われる場面が多かった印象。もったいない。

他にも、全体的にはセットプレーからのリスタートが不必要に早かったり、ファーを狙うクロスは毎回オーバーしちゃうし、シュートは押さえて撃てないし。練習してるのかね、いや、してるんだろうけどさ。素人のおいらがチョコッとみただけど、課題がゴロゴロしてるわけで、心配になるよ。

語ることはあんまりないかと思いきや、書き始めたら結構な量になっちゃったなぁ。なにはともあれ、みんながんばれ、ってことだな。そういうこと!
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東京 × 広島@味スタ

きのうは、味スタで東京×広島でした。結果は2-2ドロー。この時期にドローというと、なんとなく苦々しいイメージも付きまとうけど、そんな印象を感じない内容充実の清々しい試合だった。こういう試合を見せてくれれば常勝なんかしなくても全然OK、味スタを笑顔で後にしたのは久々だった。

なんといっても憂太がすごい。ピッチ上のあらゆる場面に顔を出す運動量といい、クレバーな試合の組み立てといい、いま東京が充実した試合をするためには憂太が欠かせない。 続いて阿部ちゃんが良い。やっとつかんだ先発で、しっかり結果を出した。ゴール前でしっかりトラップしてビシッとシュートをキめたビューティフルゴールにはマジでしびれた。 そんでもってササもキレてる。ゴール前の1対1での勝負強さはたぶん東京随一。彼がピッチに入ると得点のにおいが漂う。

以前からおいらが推している3人なわけだけど、きのうは明らかにこの3人がゲームを組み立てていたと思う。マジでドキドキした~。憂太とササは何気に相性がいいし、阿部ちゃんがそれをうまくフォローしている。それにこの3人はプレーに気持ちがみなぎっていて見ていて気持ちよい。 この3人を先発で使ってくれれば、もっとなんとかなるんじゃないだろうか。

あとは、何気に凄かったのは藤山。何度も鋭いあがりをみせて、長い距離をドリブルで持ち込む場面も。シュートも積極的だった。東京にかけていたものをフジが見せてくれた気がする。それから、フジはトラップが劇的にうまい、独特のリズムなんだけどね。そんで読みがいいもんだからDFが安心してみていられた。フジが最終ラインをどこでもこなせるっていうのは、本当にチームにとって貴重なんだなぁ、と再認識させられた。

フジのトラップの上手さをみていて感じたんだけど、やっぱトラップって凄く大事。阿部ちゃんや憂太も何気に上手いし、ササなんて、本当に上手いことトラップでボールをコントロールしている。いままでも気付いていない訳ではなかったんだけど、新しい見どころを再発見した感じで、個人的に嬉しい出来事だった。

今ちゃんの右SBはもっとダメかと思ってたんだけど、案外「アリ」な感じがした。加地だったら右でプレーしている選手を外側から追い抜いていく場面を、今ちゃんは内側に切り込みながらパスを受け、そのまま斜めにゴール前へみたいな、これまで見たことがなかったようなプレーが新鮮だったなぁ。

気持ちいい試合だったから、書くことがいっぱいあるぞ……そんでもって、金沢が短時間ながら後半ピッチに復活。やっぱり浄は上手い。怪我をかばいながらのプレーだったけど、左サイドが俄然引き締まる。ポジショニングがいいのかなぁ。浄がはいったことで、選手達も落ち着けたように見えた。選手からの信頼度が高いということなのかもしれない。

2失点後、キックオフしてから、10数秒で奪い返した東京の2点目はとにかくワンダフル! あの攻撃がいつもできたらいいんだけどなぁ。気持ちも入ってた! ああいうのをときどき見ちゃうから、応援することをやめられなくなるんだろうね。で、ゴール裏も大沸騰。最近のイケイケの応援はなかなかアツい。スモークオンザウォーターが何気に効いている気がする。

いやー、楽しかったですよ、きのうは。あれで勝ったら、たぶん泣いてただろうな。広島は悔しかっただろう、きっと。この日のような戦いが出来れば、次節のダービーは大丈夫! ……だと思うんだけど、油断は禁物。一週間、気持ちを引き締めて過ごそうぜー。
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ウクライナ × 日本 テレビ観戦

シェフチェンコがいなかったおかげもあり、ウクライナ相手にかなりいい戦いが出来ていたかな。でもジャッジがすべてを台無しにした印象。ひさしぶりに国際試合でクソジャッジをみた。W杯本戦で、あの主審にあたらないことを祈るのみ。本日はラトビアの審判団でした。マジ最悪。

箕輪も浩二もとんだ災難。

この欧州遠征では松井が使える算段がついたのが最大の収穫か? 駒野も加地とポジション争いできる存在になった感じだし、いい感じでチームの底上げが出来てきている感じ。それにしてもやっぱヒデの攻守にわたる奮闘振りはすごいと思ったよ。俊輔はセルティックに行ってから、プレーに余裕が生まれてるように見える。ヒデと俊輔がかみ合う場面も以前より増えてて良いね! 

試合後のインタビューは、ヒデが自身のHPでブチぎれていたこともあってか(おいらも以前から、なんだかなぁと思っていたポイントだった)、きょうはかなりまともだったのが笑えたです。


追記:TBいただいたエントリーで、主審の名前が判明!主審の名はラユックス。忘れないようにしようっと。
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大宮 × 東京 @駒場 3ポイントゲット~!

♪東京はやめられない~、イェイ!イェイ!

土曜日は大宮に勝利して勝ち点3をゲット。順位も11位に上昇!やっぱ勝利ってテンションあがるね、自然に笑顔になるね。これだから東京はヤメラレナイ! 勝ちが遠のけばブツブツ言うくせにね。へへへ。

さてさて、試合はといえば憂太が大活躍。ピッチ上のあらゆる場面に顔を出して創造性あふれるプレーでゲームを組み立てる。一緒に観戦したtamamiちゃんが「憂太の背中に光り輝く羽が見えた」って、言ってたけど、うまいことを言うもんだなぁと、おいらもウンウンと頷いてしまいました。自信を持ってプレーしているのも良い。憂太が頑張るから、今ちゃんもイキイキしていた!? 今季残り試合は憂太に任せた!原さん頼む。

あとは宮沢も、ゴールを決めただけでなく、最近の東京にかけていた「ヒラメキ」みたいな部分を演出してくれた気がする。憂太+宮沢の組み合わせなら、こんなサッカーもありなんだっけなぁ、と嬉しくなりましたです。これにササがうまいこと絡んだら…と、想像すると笑いがとまらないのは、ダメ人間だからだろうか。

それから守備陣が4試合連続無失点というのもイイ!土肥ちゃんの神セーブも数本あったし。Jリーグの結果だけ見れば、川口よりも、楢崎よりも安定しているっていうことに……なるのかな。


とはいうものの、ちょっと心配だったのは加地が強行出場したこと。いまのチーム事情を考えたら、そりゃ選手は怪我を抱えていたって「出る」って言うだろうさ。ルーカスも、いい働きをしていたけど、本当に全快している訳ではないんだろうし。それから、それから、控えにGKを置かなかった原さんのプランにも「?」を感じた。ちょっとね、いまのチーム事情の「一杯一杯」な感じがものすごーく伝わってきた。まー、勝ったから結果オーライなのかもしれないけどさ。

それから、ゲームから少々離れた話。きのうはイケイケが凄く頑張っていて、応援が途切れず、場面にあった曲のチョイスもうまかった気がする。ゴール直後の「ロケンロー」だけは「オイオイ!」って思ったけど。普段は、爆心地から1~2ブロックはなれたところで主に観戦してるんだけど、駒場ではちょっと見づらい場所になってしまったので、正反対に位置する「出島」に陣取って観戦。普段と違う場所で見ると、いろんな発見があるもんで。イケイケから離れたところだと、立って手拍子はしてるけど大声でチャントを歌う人の数って、そんなに多くないのだなぁと発見。

応援スタイルは当然自由。楽しく見るのがイチバン!ガンガン声を出したいなら爆心地にいけば良いんだろうけど。ゴール裏の中心付近で感じる一体感みたいなものは、端っこの方にはあんまり届いていないんだなぁ。いや、届かない方が落ち着いて観られるから、離れたところに席を取る人もいるだろうしね。「観戦スタイル」っいうことについて、ちょっと考えさせられたな。って、勝ったから思考に余裕があるだけなんだろーけどさ。


さーさー、連勝しようぜ。
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サッカーに興味のない人にも知って欲しい、いまJ1の混戦振りがすごいっす。

わがFC東京のことでウダウダを書きまくっちまうおいらですが…それより、なにより、いまJ1が面白いことになってます。

まず1位、2位は直接対決を終え勝ち点1差。この先どちらが上に行ってもおかしくない状況。3位、4位、5位は勝ち点で同点。しかも、残り試合数を考えると3チームともにまだ優勝の芽は消えていない。11位から16位まで6チームは勝ち点4差の中に密集。ひとつ勝てばこの集団から抜け出すことができ、落とせばJ2降格圏に。また現在自動降格圏にいる17位、18位のチームも16位のチームとは勝ち点僅差。まだまだまくっていくことが可能。

追う側も、追われる側も、逃げ切りたいチームも、どのチームもまったく安心できない状況、こんな混戦になるとは想像していなかった。ちょっとね、毎週が勝負なんです。サッカーなんて興味ない、Jリーグなんて面白くないんじゃない?なんて人も、注目する価値のある状況になってまいりました。
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東京 × 大分 @味スタ どうなのよ、東京。

日曜日。スコアは0-0。勝ち点1をゲット。別に負けたわけじゃないけどさ、この日は勝たなきゃいけない試合だった。それなのに試合内容はグダグダ。終了後は一瞬ブーイングしようかとも思ったけど、そんな気力もおきないくらいグッタリだった。前節横浜戦で見せた気迫はまったくなし。

なんというかね、スタメンと交代が全然的外れに感じた。おいらは監督でもチームのスタッフでもないからね、選手たちのコンディションやモチベーションを間近で感じるチャンスはないし、ゴール裏からとやかく言う資格はないのかもしれないけどね。こんな采配を繰り返していたんじゃ選手がかわいそうだよ。…たのむよ、原さん。

まずはササがカワイそうだ。ルーカスと同じ役回りを期待されたかのような動きだったけど、ササはササ。彼にあった戦術を用意してあげなければ生きる訳がない。チーム戦術が先か、選手の個性が先か? 難しい判断かもしれないが、きのうみたいな使い方じゃササだって悩みはじめかねやしない。

次に憂太がカワイそうだ。あんなにキレキレなのに。チーム内でもっともクリエイティビティのある選手なのに。後半に流れを変える切り札にするよりも、チームの軸として、チーム全員が憂太のプレーにあわせられるような組み立てはできないものだろうか。かつてケリーを中心にチームが動いていたように…。今年ケリーを切ったのは、憂太の成長に期待するためじゃなかったのか?怪我が多かった憂太にも問題があるんだろうけど、いまチームを活性化させるには憂太が必要なんじゃないだろうか。終盤に数分出場しただけじゃ、できることも限られてるだろうし。大分戦で、出場数分にもかかわらず、サポーターが驚くような仕掛けを見せてくれたのも憂太だったわけだし。

あとね阿部ちゃんもかわいそう。結局オフサイドになっちゃったシュートも含めて、やっぱり気迫のあるプレーをしているし、決定力も高い。なんでスタメンで使わないんだろう。

とりあえず、いまチームを変える鍵を握っているのは、ササ、憂太、阿部ちゃんの3人だと、おいらは思うのだよ。

さらにね、DF陣&土肥ちゃんがかわいそう。しっかり守って失点ゼロを続けてるのに、攻撃がボケボケだから、勝利を味わえない。フジの左サイドも結構いけてるのに。加地はね、最近キレがなさ過ぎる。本人の気持ちもあるんだろうけど、休ませてあげた方がいいんじゃないかなぁ。選手は使い捨てじゃないんだからさ。

休ませてあげたいと言えば今ちゃんもだなぁ。やっぱりリーグ前半のようなキレがない気がする。チームも勝利に見放されてるから気持ちが空回りしているように見えるし。それから梶山もね、いまのポジションで戸惑いながらプレーしているように見える(観戦歴の浅いおいらに、そうやって見えるだけなら、それはそれでいいけど)。梶山が他のボランチよりも優れているポイントってどこなんだろう?「統率力の文丈」「プレースキックの宮沢」「圧倒的な守備力の浅利」…さて、梶山のストロングポイントは?そう考えたら、いまよりも前の位置で攻撃を組み立てるような役割の方があってる気がするんだけど…。「敵を惑わす異次元変態プレー&ミドルシュートの梶山」の存在感はそこでこそ生きるんじゃないだろうか。

もうね、いまの東京の戦術や選手起用&交代を見ているとイライラする。原さんが好きなフォーメーションに適応率の高い選手を当てはめているだけで、選手の個性や能力が生きる場面が少なすぎる。


最近、東京の選手がドリブルをほとんどしないのも気になっている。中央が空いていてもサイドに振り、パスを繰り返すばかり。しかもそのパスが異常なまでに精度が低い。選手たちが何を考えてプレーしているのか、見えてこない時間も長い。ひとことでいうなら「チグハグ」。中盤でしっかり押し上げて、中央のFWに繋げた方が良さそうに思うんだけど。

機能しないサイド攻撃なら意味ナシ。攻撃サッカーだかなんだかしらんが、4バックなんかやめちまえばいいんだ。能力の高い中盤の選手が多いのだから、3バックでキッチリ守って、真ん中5枚でしっかり組み立てて、ツートップでシュートを撃ちまくればいいんだ。なんてね、こないだみたいな試合をみちゃうと、気持ちが荒れるよ、さすがにね。

別にね、勝利至上主義ではないんだけどさ。退屈なサッカーは見たくない。負けても、ドローでも、チームに拍手できるような、そんなゲームが見たいだけだ。次は本当に勝たなきゃ話にならない試合だ。なんとかしてください、東京!

あーぁ。また長く書いちまった。そんで長々書いて悲しくなってきた。もしくはイライラをこんな形で解消したのかもしれない自分が情けなくなった。このエントリーに、オチとかつける気力なし。
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ナオは右膝前十字靭帯損傷だってさ…うーん

http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=item&item=3022
オフィシャルにナオの怪我についての発表があった。右膝前十字靭帯損傷とのこと。想像通りの最悪の怪我だ…長期離脱決定かぁ。いろいろ思うところがあり、ちょっとコメントに困るけど。

ナオにとってどうしても出場したい横浜戦だったことはわかるし、バカみたいに熱い性格の彼だからチームがこんな状況だからこそ「無理をしてでも」出たいって思ったんだろうけど、彼のこの先の選手生命のことを考えたら「きょうはやめておけ」とチームが止めるべき状況だったように思えてならない。

あの日の帰り際、スタジアムで聞こえてきた噂だが、あるナオウォッチャーは「交代でピッチに入った瞬間から走り方が違っていた」と、コンディションがいつもと違うことに即座に気づいたのだと言う。なぜ、監督やコーチは、サポーターですら気付く彼の異常に目をつぶったのだろう。

そういうことも含めて、チームもナオも、ちょっと勉強しなければいけないんだと思う。怪我を経て強くなった選手も多い。ナオにも期待している!元々稀有なセンスを持っている選手なんだから、ここはひとつ耐えてがんばってくれぃ!
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横浜 × 東京 @日産スタジアム

きのうの試合のこと、ちょっとだけ気持ちが落ち着いてきたので簡単に記録。

試合はお互いに高い集中力を保つ好勝負。試合内容に呼応して、ゴール裏の一体感は相当なもの。応援も久々に燃えた。それゆえに選手も「負けられない」と一層燃える。途中、松田が栗澤を張り倒す場面があり、さらにさらにゲームは熱くなる。一点決めた方が勝つ!…… ルーカスの一件は、そんなムードの中で起きた。なんというか、選手も、スタジアムも、異様な興奮状態にあったので、ピッチ上でなにがおきているのかをゴール裏から理解するのに若干の時間がかかった。

…と、ここまで書いてきて。やっぱり、あんまり試合のことを思いだせない。

栗澤が頑張ってたこと、梶山がココ最近でイチバンいい動きをしていたこと、戸田は東京に不可欠、ササはやっぱりすげー、藤山もすげー、そしてルーカスのあの運動量は凄すぎる。 グラウを放出した磐田の監督はアホウだ。中澤の対角線クロスにびびった。大島、いい選手だなぁ…とかね、なんか小学生のダメな作文みたいなことしかかけないよ。とりあえずね、東京がサイドに頼らず、真ん中の押あげでゲームを組み立てようとしたのが奏功していたのは確かだと思う。ほんとに試合内容はよかった。

次節はササのワントップ、憂太がトップ下、右にクリ、左に戸田とか、そんな先発がみたいかなぁ。とはいえ、チームはいま気持ちを落ち着けることが大事だよね。若い選手も多いわけだし……トラブルが続くとメンタル的なことが心配だ。

あとね、普段サポーター系のブログでは、審判が攻撃されることが多いから、あえて書くけど、きのうの穴沢主審はクールでよかった。ときどき「?」はあったけど、概ねジャッジが安定していたし、無駄に試合を止めずに流していたおかげで、試合が面白くなったと思う。去年までは最悪と評価されることが多かった穴沢主審だけど…生まれ変わった!?はたまた別人? ハプニング後の試合終了の判断といい、バランス感覚に優れた好ジャッジ。拍手を送りたい。
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