OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

この歌声にして、恋をみつける

2024-05-06 17:34:41 | 歌謡曲

恋、みーつけた / 真璃子 (FOR LIFE)

春には春らしい曲をっ!

―― という目標と意気込みで現在、サイケおやじが入れてもらっている高齢者バンドで鋭意練習中なのが本日掲載のシングル盤A面曲「恋、みーつけた」でして、これは真璃子が昭和61(1986)年5月に出した、実に爽やかな胸キュン歌謡ポップス♪♪~♪

なにしろ時代的にはアイドル歌謡に限らず、大衆音楽はデジタルサウンドが主流であった中で、彼女が歌ってくれたのは持ち前の透明感のある声質と上手い節回しを発揮した往年の歌謡フォークの1980年代的展開ともうしましょうか、微妙な「ナイヤガラ=大瀧詠一」っぽさが滲み出た歌詞の世界とメロディ感覚が実に好ましく、そこで制作クレジットを確認すれば、なんとっ!?

―― これが作詞:松本隆というのは納得されても、作曲:筒美京平&編曲:水谷公生という布陣には、あらためて感服するしかございません <(_ _)>

あぁ……、このミディアムテンポでのキャッチーにして穏やかなメロディラインとアレンジの妙こそは、ビシバシにイケイケだった昭和60年代の我が国歌謡界アイドル&ニューミュージック部門の中においては正に、一服の清涼剤♪♪~♪

当時のサイケおやじは本気で、そ~思い込んでいたんですが現在、自分達で演奏し、これを「昭和歌謡大好き少女(?)」と自ら名乗っている我らが花形スタアの女子ボーカリストが歌ってくれるのであれば、自ずと力も入ってしまうわけですよ (^^;

ちなみにジャケットスリーブに記載されているとおり、これは当時放映されていたテレビドラマ「お坊っチャマにはわかるまい!(TBS)」の挿入歌とされているらしんですが、例によってサイケおやじは全く接しておりませんとはいえ、真璃子の歌声を聴いていると、なんだか気になってしまうというか…… (^^;

思えば……、その頃のテレビって、番組でもCMでも、相当な影響力がありましたからねぇ~~、今や隔世の感がありますが (^^;

閑話休題。

ということで、本日は幾分涼しくなったんで、みっちり午前中は高齢者バンドの練習に勤しみ、午後からは昼寝という、なかなか贅沢な休日を過ごさせてもらいまして、感謝 <(_ _)>

毎日が、こ~して過ごせたら、それは幸せかもしれませんが、現実は厳しいわけで…… (^^;

明日からの辛酸に備えるエネルギーを確かめているのでした (^^;

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑くて…、クラクラ…

2024-05-05 17:32:26 | サイケおやじの日常

というのも、本日は近々予定されている高齢者バンドのミニライブの練習だったんですが……。

その現場が閉ざされた疑似スタジオというか、某倉庫だったもんですから、たまりません  (>_<)

メンバー揃って、外での休憩の合間に音を出すという状況が、今も続いております (@_@)

幸いな事に、それゆえの集中力が発揮されているのか、それなりに練習は好調♪♪~♪

ちょいと自分でも驚くほどのノリが出せているので、本日はこれにて <(_ _)>

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ついに、これが出てくれたっ!

2024-05-04 16:34:09 | Movie

007/カジノ・ロワイヤル
   日本語吹替版初収録スペシャル・エディション
           (MGM / Field Works / ナイル大商店=BD)

何かと「気が多い」サイケおやじですから、例えば好きな「洋画ベストテン」なぁ~んて企画があったとしても、それを選ぶのは、その日の気分次第?

―― ではありますが、しかし、何時でも必ずや選んでしまうのが、1967年4月に封切公開された「007/カジノ・ロワイヤル」でして、これはもちろん、英国諜報部員・007号のジェームズ・ボンドが活躍するスパイ活劇ではありますが、2006年に公開されたダニエル・クレイグ主演の「カジノ・ロワイヤル」とは原作を同じくするも、全く別物の作品であり、その内容は所謂パロディ&コメディ映画という評価があるにせよ、決して安直な仕上がりではなく、むしろ当時の文化を象徴していたポップサイケにして、キッチュで豪華絢爛な演出と画面構成の美的センスは抜群ですし、何よりも豪勢な出演者の名演&快・怪演にはシビレるばかり (^^♪

極言すれば、支離滅裂でありながら、好きな人には好き♪♪~♪

―― としか言い様が無い映画であり、しかも、その制作過程や裏話を追々に知れば知るほどに愛着が増してしまうという、ある意味じゃ~、パラノイア的な魅力さえ溢れている傑作だと、サイケおやじは思っております (^^)

それは皆様ご存じのとおり、007号の物語はイアン・フレミングが書いた最初の冒険譚「カジノ・ロワイヤル」が1953年に出版されたところから世に知られ、1955年にはグレゴリー・ラトフとマイケル・ギャリソンの2人がハリウッドでの映画化権を取得していたのですが、1960年にグレゴリー・ラトフが急逝した事から、その権利がプロデューサーのチャールズ・フェルドマンに譲渡され、企画が縺れ始めたと云われています。

そして決定的な出来事となったのが、1963年にイオン・プロが制作し、ショーン・コネリーが主演した「007 / ドクタ・ノー」が公開されるや忽ちのメガヒット!

そのアオリを受けた前述チャールズ・フェルドマンは、とにかくも自らの企画にもショーン・コネリーの起用を目論見ながら、当然、それは頓挫……。

しかし、コロムビア・ピクチャーズからの出資は取り付けていた事から、それじゃ~シリアスなアクション路線よりは、オールスタアキャストによるパロディ作品へと方針を転換し、ピーター・セラーズ、オーソン・ウェルズ、デヴィッド・ニーヴン、ウディ・アレン、デボラ・カー、ジャクリーン・ビセット、更には元祖ボンドガールのウルスラ・アンドレスまでもひっぱり出し、ジョセフ・マクグラスを監督に撮影をスタートさせたのですが……、またまた問題が発生!?

それはオールスタアキャストによる弊害だったのかもしれませんが、とにかく出演者が自己中心的な演技演出を要求し、そんな我儘からピーター・セラーズとオーソン・ウェルズの確執もあり、監督のジョセフ・マクグラスが降板!?

そこで大御所のジョン・ヒューストン監督が急遽招かれながら、やはり持ち前(?)の凝性からでしょうか、どんどん撮影期間は延長され、スタッフを呆れさせた結果として、これまた降板……!?

そこで収拾策というか、出演キャスト&シーン毎に複数の監督を起用する事になったらしく、ここにロバート・パリッシュ、ケン・ヒューズ、ヴァル・ゲストが招集され、それに伴って場当たり的とも思える有名俳優も次々に参加!?!

劇中にはウィリアム・ホールデン、ピター・オトゥール、ジャン・ポール・ベルモンド、ジョアンナ・ペティット、ダリア・ラヴィ等々が顔を見せていますが、中には撮影に参加していながら、全く出番がカットされたらしいシャーリー・マクレーンまでもっ!?!

ですから、製作費も撮影期間も膨張を続けていたのは言わずもがな、参加したスタッフも夥しく、脚本家も十数人は去来したというのですから、もしも、これがコケたら……!?!

―― という興行関係者の心配とは真逆のヒット作となった歴史も語り草の人気作というわけです。

で、肝心の物語は世界各国の諜報部員が裏社会の秘密組織・スメルシュによって次々に消されている実情から、特にイギリス、フランス、アメリカ、そしてロシアの担当幹部が集会し、その対策として今は現役を引退している先代ジェームズ・ボンド=デヴィッド・ニーヴンにスメルシュ打倒を依頼するという発端から、前述したスタア俳優が各々個性的な登場人物をパロディ感覚満点に演じ、加えて「007映画」では「お約束」の所謂ボンドガールが大挙出演♪♪~♪

それはジェームズ・ボンドと伝説の女スパイとして有名過ぎるマタ・ハリの間に生まれたマタ・ボンド=ジョアンナ・ペティットはもちろん、物語展開として複数の 007号を登場させる流れから、ウルスラ・アンドレスが「女 007」という意味不明の演出があったり、大勢登場する敵方スメルシュの女工作員の全てが、ちょい役でありながら、如何にも1960年代どっぷりの美女ばっかり (^^♪

正直、不肖サイケおやじは、そんな美女だらけの画面を眺めているだけで喜んでしまうわけですが、当然ながらスパイアクションを標榜している映画ですから、大爆発シーンやメカニックでスパイ的な大・小道具が次々に用いられるという楽しさもテンコ盛り♪♪~♪

しかも、そのほとんどが現在の視点からは絶妙のアナログ感覚に満ちているんですから、たまりません (^^♪

また、バート・ハカラックが担当したサントラ音源も最高に素敵なんですよねぇ~♪

それと前述したとおり、監督が5人も入れ替わりで起用されながら、映像の統一感も驚異的な仕上がりで物語展開に違和感がありません。

実際、そのあたりは皆様に鑑賞していただく他はございませんが、この映画は、その特殊とも思えるパロディ感覚故に、劇中のセリフが普通の英語だけじゃ~表現されていないらしく、だからこそ字幕鑑賞よりは、意訳も含んだ吹替版に面白味があるんじゃ~ないでしょうか?

告白すれば、サイケおやじが最初に件の「007/カジノ・ロワイヤル」に接したのは、日本テレビから昭和47(1972)年に放送された「水曜ロードショー」における吹替版だったこともあり、後に家庭用ビデオが普及した時に出回っていたビデオソフトが字幕版だけという現実から、ど~にも最初にシビレた吹替版の面白さには及ばない肩透かし……。

そのあたりは以降、数次テレビ放映された放送局別の吹替版でも楽しめたとはいえ、ビデオソフトそのもはDVD時代になっても改善されず、それが今般、よ~やく納得の仕様でブルーレイ化されたのが、ご紹介のブツというわけです。

なにしろ、ここには前述した「水曜ロードショー」版に加え、昭和51(1976)年に放送された「土曜映画劇場(NET)」版、そして数年前に制作された配信版という3本の吹替音声が収録され、当然ながらキャスト各々の声優と吹替台本も異なっていますから、楽しみは大いに増幅されていますよ (^^♪

また、収録特典としては――

   ●ボンド研究家スティーヴン・ジェイ・ルービンとジョン・コークによる
      オーディオコメンタリー (字幕版)
   ●メイキング・オブ「カジノロワイヤル」5篇
   ●オリジナル劇場予告編

―― というお楽しみも入っております。

ということで、これこそは待ちに待っていたというファンも多いブツかと思いますが、ど~やらネット通販で購入するのが早道らしいですよ。

実際、サイケおやじも、そ~やって入手しておりますので (^^♪

いゃ~~、やっぱり1960年代後半のポップサイケ期こそは自分の好みにジャストミートしているという、その真理真相の証拠物件が「007/カジノ・ロワイヤル」であります。

そして賛同いただければ、幸いでございます <(_ _)>

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連休余暇

2024-05-03 19:38:21 | サイケおやじの日常

宅配ボックスを設置していたら、今まで時間が……!?

全ては自分のためとは思いつつ、疲れたんで、これにて失礼させていただきます <(_ _)>

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャケ買い事始め

2024-05-02 18:59:39 | 歌謡曲

夏の暖炉 c/w 退屈な時 / 万里子 (エレック)

自分の「ジャケ買い趣味」が何時頃から本格化したのか?

そ~ゆ~自問自答の答えのひとつが本日掲載のシングル盤かもしれません。

もちろん、正解では無いかもしれませんが、ど~です、このジャケットスリーブの雰囲気満点のポートレートこそは、所謂「美女物」を追求するサイケおやじの「ジャケ買い」にはジャストミートした、全く最初の1枚だった様な気がしております。

確かゲットしたのは昭和52(1977)年春だったという事実だけは、当時の日記擬きのメモに記してありましたが、さて……、肝心のレコードの中身も、そして歌っている万里子と名乗る美女についても、全く知るところが無いままに…… (^^;

唯々……、ジャケ写に惹きつけられた気持ちを皆様にご理解いただければ幸いでございます (^^;

で、気になるA面曲「夏の暖炉」は作詞:竹宮恵子&作曲:佐瀬寿一、そして編曲:川上了という制作スタッフが提供の思わせぶりな歌謡フォークであり、ミディアムテンポで歌われているのは何やら訳ありの義姉に思いを寄せる義弟の心情吐露という、いやはやなんとも、聊か鬱陶しい歌謡世界ではありますが、ボーカリストの万里子はナチュラルな歌唱力が相当に高く、せつなくもハートウォームな表現に徹した印象は、全くジャケ写のイメージを裏切りません (^^♪

忽ち彼女が気になってしまったのは言わずもがな、しかし……、今に至るもプロフィールも音源に関する情報もサイケおやじにとっては霧の中と申しましょうか、それでも後に知ったところでは、作詞を担当した竹宮恵子とは皆様ご推察のとおり、傑作「地球へ…」等々で有名な女性漫画家でありますから、こ~ゆ~妄想を刺激させられる歌詞を書いたとて、何らの不思議も無いはずと納得させられてしまいます。

また、サイケおやじは全くの未聴で、現物すらも見た事が無い当該企画LPが残されているらしく、それだって万里子が全てを歌っているのかも不明という幻想がっ!?

う~ん、だからこそ、このシングル盤が尚更に愛おしいわけであり、ちなみにB面収録の「退屈な時」は作詞:河あきら&作曲:佐瀬寿一、そして編曲:川上了のクレジットが確認出来る、これが軽いタッチのオールディズ歌謡仕立てという、その二面性がニクイばかり (^^;

う~ん、作詞を担当した「河あきら」って、この人も女性漫画家だった様な気がするんですが、その真相は???

ということで、本日は特段のオチもございませんが、趣味の世界に耽溺するのも生きている証と心得ているつもりです <(_ _)>

これからも、よろしくお願いいたします <(_ _)>

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見出す光明

2024-05-01 18:45:36 | 歌謡曲

■スター誕生 / ルー・フィン・チャウ (Casablanca / ポリスター)

あれやこれやと画策ばかりが先行し、全く平和の兆しも見えないイスラエル ~ パレスチナ、そしてウクライナ周辺の惨状は資本家連中の我欲の犠牲に他なりませんし、結局は当地の住民が生贄的な被害者という現実は悲しいばかり…… (>_<)

もちろん、人間社会は大昔から、そ~ゆ~歴史の上に成り立っていたとはいえ、そこから這い上がり、逃れんとした民衆のエネルギーこそが現在の繁栄に繋がっている事も決して忽せには出来ないでしょう。

さて、そこで思い出したのが本日の主役たるルー・フィン・チャウと名乗るアイドルシンガーで、彼女はベトナム戦争後に弾圧された中国系ベトナム人として、所謂「ボートピープル」と称された難民であり、最初に日本の支援を受けて来日した時は、相当に話題性が高かったと記憶しています。

というか、その時は確か、ベトナム戦争により生き別れになっていた母親との再会という感動の場面もありましたからっ!

そして彼女は日本に定住し、その生活の中でアグネス・チャンに勧められたという逸話もあるみたいですが、とにかくも芸能界入りを目指し、テレビオーディション番組「スター誕生(日本テレビ)」へ出場、見事にチャンピオンに輝き、デビューしたという立志伝(?)は、これまた公式デビュー時から大きく喧伝されておりました。

ただし、彼女は全くのトーシロではなく、父親はベトナムで様々な音楽ショウをプロデュースしていた業界人であり、そこに出演するダンサーが母親、そして彼女は子役として活動していたというのですから、芸能的な資質は満点であり、前述した「スター誕生」へのチャレンジ前後から、みっちりと芸能スクール等々で研鑽を重ねていた事が後に知れてみれば、さもありなん!?

そして昭和57(1982)年12月、いよいよ公式デビュー作となった本日掲載のシングル盤A面曲がプロデュース&作詞作曲:谷村新司、そして編曲:馬飼野康二による「スター誕生」というのも、なかなか念入りな企画でありました。

なにしろ当時はテレビ出演でも目立った扱いだったと思いますし、ジャケ写ポートレートの岩崎宏美っぽ面立ちを裏切らない彼女のアルトボイスによる落ち着いた歌唱力は流石の仕上がりだったんですが、曲調そのものが当時のアイドル業界においては、ちょっぴり「大人びた」感じであり、加えて彼女の歌唱力がジャストミートし過ぎた感が…… (^^;

う~ん、今聴いても、これは当時……、確か17歳だったと思われるルー・フィン・チャウにしても、既にしてAOR歌謡の領域なんですよねぇ~♪

そのあたりが早過ぎたという感想は今も変わりありませんが、話題性に比して、大きなブレイクに届かなかったのは勿体ないんじゃ~なかろうかと…… (^^;

しかし、彼女には翌年に発売する2作目のシングル曲「愛を届けて」という名曲名唱、さらに決定的な名作アルバム「スター誕生」を残しているだけでも、決して忘れられない存在と思っております。

そして毎度のお願いではありますが、現在であればこそ、ルー・フィン・チャウが日本で残してくれた音源の集成復刻を強く希望するところです。

ということで、平穏な生活こそが何よりも大切な事は皆が分かっていながら、それを蔑ろにせねばならないところに人の世の哀しさ、難しさがあるのでしょうか……。

そんな世の中なればこそ、見つめるものは十人十色と思うばかりです。

あぁ……、それにしても今日の冷たい雨は……。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しあわせに理屈は不要

2024-04-30 17:27:35 | Singer Song Writer

しあわせ / 古谷野とも子 (キングレコード)

あれやこれやと屁理屈やレトリックを弄するよりも、ストレートに生きていたいというのがサイケおやじの願いではありますが、やはり生来の天邪鬼ゆえに……、せめて本日はシンプルな歌に素直な気分を託したく、ご紹介するのは昭和50(1975)年4月に古谷野とも子が自作自演で出したシングル曲「しあわせ」でございます。

もちろん、彼女はシンガーソングライターですから、自らの気持ちを素直に表現出来る立場とはいえ、それが気恥ずかしい場合だってあるんじゃ~なかろうか?

―― なぁ~んて、所謂下種の勘繰りに走りたくるのはサイケおやじの悪い癖とは思いますが、この「しあわせ」という歌は、それほど私小説的な歌謡フォークであり、恋愛とか人生とか、それをチマチマ考えるよりも先に自らの気持ちをストレートに表現するのが、しあわせ♪♪~♪

それを自然体で感じられる素敵な歌謡フォークであり、加えてソフトロック&ボサロック風味を馴染ませた瀬尾一三のアレンジと古谷野とも子のナチュラルな歌声の相性も抜群なんですねぇ~~ (^^♪

正直、心身共に疲れを覚えている本日のサイケおやじには、こ~ゆ~歌がジャストミートしているというわけです。

ということで、本日で4月も終了するというのに、ど~にも腰の据わらない気分は、これ如何に!?

流されているのか、あるいは時流に取り残されているのか……?

まあ……、無理に答えを出す必要も無いんですがねぇ (^^;

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言い訳無用

2024-04-29 18:48:52 | サイケおやじの日常

予想はしていたんですが……、遠出して、渋滞に巻き込まれ…… (>_<)

ようやく帰宅出来ました…… (^^;

まあ……、親戚の法事だったんで、泣き言は。ねぇ……。

疲れたんで、今夜は早く寝ます <(_ _)>

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤン・シスターズの季節かな

2024-04-28 17:26:39 | 歌謡曲

子供すぎる彼 c/w 海が知っている / ヤン・シスターズ (キャニオン)

世間一般、いよいよゴールデン・ウィークがスタートしてみれば、この時期のサイケおやじはヤン・シスターズが聴きたくなる「パブロフの犬」という真相は、以前掲載した拙文によるところでしょうか (^^;

そこで取り出した本日の掲載盤は昭和49(1974)年2月に発売された、おそらくは彼女達の日本におけるデビューシングルと思しき1枚なんですが、台湾から出稼ぎに来たキャシー(vo,b)、ジェニー(vo,g)、ティナ(vo,key)、サンディ(vo,ds) の四姉妹は各々が楽器をマルチに演奏し、またリードボーカルも皆が担当出来た実力派ではありましたが、やはり当時の芸能界の常として、テレビ出演等々ではアイドルガールグループという扱いでしたから、バックはテレビ局がセッティングしたフルバンがやっていましたですねぇ~♪

ですから、それゆえにレコード発売されていた楽曲の魅力が存分に楽しめていたのは紛れもない事実であり、このシングル盤に収録されているA&B面2曲は共に作詞:千家和也&作曲:鈴木邦彦が提供した痛快なポップス歌謡 (^^♪

特にA面曲「子供すぎる彼」はアップテンポのソウル歌謡風味がイントロから全開で、ウネリを表出させたリードボーカルにリズミックな合の手コーラスの妙は流石、台湾というよりも、日本人離れした片言フィーリングがフィリピンバンドあたりにも通じる、そのドメスティックな洋楽趣味が素晴らし過ぎるんですねぇ~~♪

また、このあたりの竜崎孝路のオーケストラ&リズムアレンジも絶品でありましょう (^^♪

ですから収録B面曲「海が知っている」にしても、またまた冴え渡る竜崎孝路のアレンジがニクイばかりで、曲調そのものは往年のGS歌謡というムードも滲んではおりますが、アップテンポで歌いまくるヤン・シスターズの存在感の強さゆえ、これまたソウル歌謡の裏名曲じゃ~ないでしょうか (^^♪

う~ん、現代の歌謡界では、こ~ゆ~フィーリングで歌えるガールグループがサイケおやじには見当もつきませんので、ますますヤン・シスターズが愛おしいです (^^♪

ということで、皆様夫々に休日の楽しみは用意されていると思いますし、逆に仕事や生活の諸々に汲々とされていたとしても、心の豊かさを忘れないためにある趣味の世界は、有難いばかりと思います。

何をやろうか……?

それを考えるのも、また……、楽しい時間ですよねぇ~~♪

独り、納得しているのでした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

故郷へ…、極みの哀切歌謡

2024-04-27 17:26:02 | 歌謡曲

故郷へ…… / 八代亜紀 (テイチク)

きっと……、誰しもが悲しい歌を聴きたくなる時があるはずと思うサイケおやじの場合は、八代亜紀が昭和53(1978)年9月に出した本日掲載のシングル盤A面曲「故郷へ……」に針を落とします。

あぁ……、これは作詞:池田充男&作曲:野崎真一が書き上げた哀切歌謡の決定版であり、流されて、捨てられて、社会の底辺で蠢きながら夜の街で生きていく他は無いと哀しく自覚している孤独な女性が、それでも生まれ故郷へ帰る願いだけが唯一の希望……

……、そんな刹那の情念を歌いあげる八代亜紀という稀代のボーカリストが、その真骨頂を披露する、そのバックの演奏が、これまたドラマチックなイントロからジャストミートのアレンジを施した竹村次郎のイイ仕事共々に胸に迫る傑作でありましょう。

ですから、聴くほどに泣けてくる名曲にして名唱が彼女の代表作のひとつとして大ヒットしたのもムベなるかな、巷間知られているとおり、八代亜紀が続けてきた女子刑務所慰問活動のステージにおいては、この「故郷へ……」が歌われる時、その場の誰もが涙するという逸話に嘘偽りがあろうはずもないという……。

極限すれば、家出同然に上京した15歳の頃から、様々に下積みの苦労を重ね、そこから大スタアに上り詰めた彼女なればこそ、しっかりと弱者の気持ちを歌に込める力量が培われていたと思うばかりですし、だからこそ、この「故郷へ……」を八代亜紀以上に表現出来る歌手は果たして……。

そんなふうに思わされてしまいます。

そして、ど~か皆様にも、じっくりと堪能していただきたいと願うばかりです<(_ _)>

ということで、実は本日の高齢者バンドの練習において、この「故郷へ……」を練習課題に!?

―― みたいな話も出たんですが、やはりメンバー揃って、これは無理という結論になったのも当然の帰結でありました (^^;

いゃ~~、八代亜紀!

やっぱり凄い歌手だったという実感を再認識させられましたです。

あらためまして、合掌。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする