毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




陽射したっぷりの朝にきくのは、半音階的幻想曲とフーガ(BWV903)です。演奏はラトビアのチェンバロ奏者、タチヤナ・ヴォロビヨーヴァ。2023年に録音された「Johann Sebastian Bach ...con passione」に収録されたもので、ティトゥス・クライネンの2004年製チェンバロ(ルッカースにもとづく)を弾いての演奏です。ファンタジー(幻想曲)だけでなく、フーガも動的で表情豊か。フーガでは意表をつくようなダイナミクスもみられます。

CD : MDG 921 2311-6(MDG)

MDG 921 2311-6

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昨日からききはじめた、タチヤナ・ヴォロビヨーヴァの「Johann Sebastian Bach ...con passione」。アルバムには「情熱をもって」弾かれた5曲のバッハが収録されており、収録順にききはじめています。今日きくのはパルティータ第3番(BWV827)。これをヴォロビヨーヴァはティトゥス・クライネンの2004年製チェンバロ(ルッカースにもとづく)を弾いて録音(2023年)しています。

CD : MDG 921 2311-6(MDG)

MDG 921 2311-6

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今日からきいていくのは、タチヤナ・ヴォロビヨーヴァの「Johann Sebastian Bach ...con passione」です。ヴォロビヨーヴァはラトビアのチェンバロ奏者。アルバムは2023年の録音で、5曲のバッハが収録されており、これから楽しむのはアルバムの収録順どおり、ヘ短調の組曲(BWV823)です。

この組曲はプレリュードにロンドー風サラバンドとジーグという3曲からなっていて、バッハのほかの組曲くらべるとずいぶん小ぶりです。ヴォロビヨーヴァが弾くのは、公式サイトにも掲載されている、ティトゥス・クライネンの2004年製チェンバロ(ルッカースによるフレミッシュ・タイプの2段鍵盤)です。

ところで、この組曲のジーグをきくとき、思いい出すのがカンタータ「汝なんぞ悲しみうなだるるや」(BWV107)の第7曲(コラール)。それほど何度もきいているわけではないのですが、ちょっと似ているところもあるなあ、と。コラールを彩るオーケストラの一部旋律との類似が、そういう連想をさせるのかもしれません。

CD : MDG 921 2311-6(MDG)

MDG 921 2311-6

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先週の後半にきいていた、エリザヴェータ・ブルーミナの「Bach 21」(Musikproduktion Dabringhaus Und Grimm MDG 904 2232-6)。収録曲はまだ1曲のこっており、これから楽しむのはその1曲、イギリス組曲第6番です。ブルーミナが弾くのは、スタインウェイ「マンフレート・ビュルキ」(1901年製)。ブルーミナはこのピアノに触発され、アルバムを制作したとのことです。

MDG 904 2232-6

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復活節後第3日曜日にきくのは、ギュンター・ラミンたちによるカンタータ「泣き、嘆き、憂い、怯え」(Berlin Classics 0032912BC)です。このカンタータは1714年4月22日の初演。シンフォニアにはじまる全7曲からなるカンタータで、第2曲の合唱曲は「ロ短調ミサ曲」の「クルチフィクスス」に転用されました。また、シンフォニアは単独でも演奏されることがあります。1990年代から録音が急速に増え人気のカンタータとなりましたが、ラミンが録音した40年代から80年代にかけては残された録音もまだまだ少数でした。ラミンの録音は1947年で、合唱はもちろんトマス合唱団(聖トーマス教会合唱団)。アルトの独唱も団員が歌っています。管弦楽ももちろんライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団です。

0032912BC

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