毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




聖金曜日にきくのは受難曲なのですが、2024年はカール・リヒター「マタイ受難曲」の映像作品を視聴しようと、さきほど投稿。さて午前中いっぱいこれを視聴しはじめたら、2017年の聖金曜日もこれを視聴していたことに気づきました。あわてて投稿を削除して、あらためて何をきくか思いめぐらしつつすごしていました。

アレクサンダー・グリヒトリークがピカンダーに詩にもとづいて再構成(というか新作)した「受難オラトリ」もおもしろいのですが、手持ちのダウンロード版には解説書がなく、CDを購入するにも来月になりそうで断念(グリヒトリークの来日公演の情報などであらましはわかるのですが)。

近年はYoutubeにもすぐれた映像もあるので、それから選ぼうか。しかし、なかなか決まりません。迷ったすえ、誤投稿となったリヒターの「マタイ」のかわりにリヒターの「マタイ」をきくことにしました。きくのは名盤のほまれ高い、1958年録音の「マタイ」(ARCHIV PRODUKTION 439 338-2)です。

リヒターの「マタイ」は複数の音源が発売されていますが、その中では2回目の録音となります。管弦楽と合唱は、ミュンヘン・バッハ管弦楽団・同合唱団。独唱者にはエルンスト・ヘフリガーをはじめとして、すぐれた歌手たちがそろっています。スタートが遅れたので、昼食まえに第1部、その後第2部をきいていきます。

439 338-2

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今日これからきくのは、アンジェラ・ヒューイットによる「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」(「オルガン小曲集」)です。このオルガン・コラールが収録されているのは、2001年録音の「Bach Arrangements」(hyperion CDA67309)。アルバムには表題どおり、ヒューレットをふくむ、11人の音楽家によるバッハ作品のピアノ編曲が17曲収録されており、「おお人よ」はイギリスの作曲家、ハーバート・ハウエルズの編曲です。ヒューイットの演奏がすばらしいのはもちろんですが、ヒューレットは解説も手がけており、こちらも充実。楽曲解説にはコラール詩と対訳を付しています。

CDA67309

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今日きくのは昨日に続き、ラルス・ウルリク・モルテンセンの「Johann Sebastian Bach: 8 Suites In French Style」から、変ホ長調の組曲(BWV819a)です。同組曲はBWV819の異稿(改訂稿)で、アルマンド、クーラント、サラバンド、ブーレー、メヌエットという5楽章構成。楽章中、アルマンドが異稿では置換されています。モルテンセンのチェンバロは、トーマス・マンドラプ・ポールセンの1984年製(ルッカース・モデル)。録音は1992年以前とみられます。

CD : 32103/04(Kontrapunkt)

32103/04

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今日と明日きくのは、ラルス・ウルリク・モルテンセンの「Johann Sebastian Bach: 8 Suites In French Style」から、BWV818aとBWV819aの2曲です。アルバムは表題どおり、前記の2曲をふくめた8曲の組曲を収録。ここでは前記の2曲を番号順にきくことにし、のこりはまだ別の機会とします。これからきくイ短調の組曲(BWV818a)は、同調の組曲(BWV818)の異稿(改訂稿)で、フォール・ゲー、アルマンド、クーラント、サラバンド、メヌエット、ジーグの6楽章構成です。モルテンセンが弾いているのは、トーマス・マンドラプ・ポールセンの1984年製のチェンバロ(ルッカース・モデル)。録音は1992年以前とみられます。

CD : 32103/04(Kontrapunkt)

32103/04

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受胎告知の祝日(3月25日)にきくのは、ゲイル・マーティンによるコラール「輝く曙の明星のいと美わしきかな」(BWV739)です。マーティンはマウント・アリソン大学(カナダ)のオルガン奏者。「輝く曙の明星のいと美わしきかな」は「歓喜と平和」をテーマにした「Partners in time: Comparing Notes Part 1」に収録されたものです。使用楽器は、マウント・アリソン大学礼拝堂オルガン(カサヴァン・フレール社が1965年に建造)。録音は2014年です。

CD : LM207(Leaf Music)

LM207

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