毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日からきいていくのは、ロシアのピアノ奏者、エリザヴェータ・ブルーミナの「Bach 21」(Musikproduktion Dabringhaus Und Grimm MDG 904 2232-6)です。このアルバム(2021年発売)は、1901年製のスタインウェイ「マンフレート・ビュルキ」に触発されて録音されたもので、これからきくファンタジー(WV906)のほか、パルティータ第2番(BWV826)、フランス組曲第6番(BWV817)、イギリス組曲第6番(BWV811)の4曲を収録しています。

MDG 904 2232-6

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今週ここまできいてきたのは、アンドレア・ブッカレッラの「Fantasia」(2022年録音)です。アルバムには8人の作曲家の「ファンタジー」が、生年順に10曲収録されており、これから楽しむのはアルバム掉尾を飾る半音階的幻想曲とフーガ(BWV903)。ブッカレッラの使用楽器は、フィリップ・ユモーの2014年製チェンバロ(ヨーハン・ハインリヒ・グレープナーの1722年製にもとづく)です。

ところで、アルバムには「半音階的」の曲名をもつ作品がもう1曲収録されています。ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンクの(ドリア旋法による)半音階的幻想曲がそれ。華麗な展開もありますが、その音楽はバッハの「半音階的」フーガと類似した味わいがあり、こちらも楽しめます(使用楽器はユモーのイタリア様式の2007年製大型チェンバロ)。

CD : RIC 438(RICERCAR)

RIC 438

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今日これから楽しむのは、イ短調のファンタジーとフーガ(BWV904)です。演奏は昨日と同じく、アンドレア・ブッカレッラで、「Fantasia」と題されたアルバムに収録されたもの。ブッカレッラの弾くのはフィリップ・ユモーの2014年製チェンバロ(ヨーハン・ハインリヒ・グレープナーの1722年製にもとづく)で、録音は2022年です。

CD : RIC 438(RICERCAR)

RIC 438

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今週前半にきいていくのは、イタリアのチェンバロ奏者アンドレア・ブッカレッラの「Fantasia」。2022年録音のアルバムにはバッハのほか、アンドレーア・ガブリエーリ、ウィリアム・バード、ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク、ジョン・ブル、ジローラモ・フレスコバルディ、ヨーハン・ヤーコプ・フローベルガー、ヨーハン・パッヘルベルといった、鍵盤楽器の名手として名をのこす作曲家たちの音楽が、それぞれ1曲ずつ収録されています。

バッハのみ収録曲は3曲で、これからきくハ短調のファンタジー(BWV906)から収録順に楽しみます。ファンタジーは演奏効果も高く、とても華麗。これににフーガが続くのですが、そのフーガは未完です。補完して録音する演奏家もいますが、ブッカレッラはファンタジーのみ弾いています。使用楽器はヨーハン・ハインリヒ・グレープナーの1722年製にもとづく、フィリップ・ユモーの2014年製チェンバロです。

CD : RIC 438(RICERCAR)

RIC 438

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復活節後第2日曜日にきくのは、ピーテル・ヤン・レウシンクたちによる「イスラエルの牧者よ、耳を傾けたまえ」(BWV104)です。このカンタータは1724年4月23日に初演。牧歌風の合唱曲にはじまり、レチタティーヴォ、アリア、レチタティーヴォ、アリア、コラールという全6曲で構成されています。レウシンクたちの録音は2000年。管弦楽と合唱は、ネーデルランド・バッハ・コレギウム、オランダ少年合唱団で、独奏者は、クヌート・ショッホ、、バス・ラムセラールです。

CD : 99377(BRILLIANT CLASSICS)

99377

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