2024年1月2日、羽田空港でJAL機と海上保安庁機が衝突し、海上保安庁機の乗務員5名が死亡した事故は国内外に大きな衝撃を与えました。この事故では、JALの乗客・乗員は全員が炎上する機体からの脱出に成功しましたが、その背景として、旅客機のドア数と同じ人数の客室乗務員(CA)が配置されていたことが指摘されています。旅客機のどのドアを脱出に使用できるかを判断する際、1つのドアに1人の乗務員がついていれば、当該乗務員は自分が担当するドアの使用可否のみを判断すれば良いからです。
しかし、日本の現在の法制度では、ドア数以上の乗務員を客室内に配置することは運航上の絶対条件とはされていません。そのため、実際にはドア数に満たない客室乗務員数で運航されている航空便も多く見られるのが現状です。もしそのような状況の旅客機で同じような事故が起きた場合、今回のような“奇跡”はあり得ません。
これに加え、日本では客室乗務員は国家資格とはされておらず、一般の接客業従事者と法制度上は同じ扱いです。諸外国では客室乗務員を航空安全従事者に位置付け、国家資格の取得を就業条件としている国も多く見られます。この意味でも日本の航空行政は大きく立ち後れています。
この請願署名は、こうした現状を抜本的に改め、客室乗務員を航空従事者に位置付けること、全ての脱出扉に乗務員の配置を義務づけることを国に求めています。安全問題研究会でも、請願の趣旨は大いに理解できるとともに、正当なものであるため、協力することとしました。2024年1月2日の再来を避けるため、1人でも多くの方の署名をお願いします。
・署名用紙ダウンロード
・第1次集約 2024年8月31日
・連絡先 ジャパンキャビンクルーユニオン jcuhonbu2018@gmail.com
・送付先 〒144-0043 東京都大田区羽田5丁目11-4 フェニックスビル 航空連気付 ジャパンキャビンクルーユニオン
なお、上記の他、安全問題研究会(注:ブログ仲間のサイト)宛てに連絡いただいてもかまいません。
5月5日に京都・伏見の藤森神社で行われた駈馬神事を観て来た。軍馬を祀った事から競馬に所縁のある神社の伝統行事だ。この駈け馬の技は逆立ちと言い、武将が馬上で逆立ちして敵を嘲りながら駈け抜けた故事に因む。見事な技に感無量。NHKマイルCの的中は叶わなかったが、それ以上に得る物があった pic.twitter.com/w4T1hTS8NC
— プレカリアート (@afghan_iraq_nk1) May 6, 2024
昨日5月5日に京都市伏見区の藤森(ふじのもり)神社で駈馬(かけうま)神事が行われました。駈馬神事というのは流鏑馬(やぶさめ)の流れを引く伝統行事です。地元の若者が神社の指導の下に馬に跨り参道を駆け抜けます。京都市の無形民俗文化財に指定され、神楽神輿(かぐらみこし)や時代行列と共に端午の節句の年中行事として行われて来ました。
衆院東京15区、島根1区、長崎3区の3補欠選挙が28日投開票された。東京15区で小池百合子東京都知事が擁立を主導した無所属新人の乙武洋匡氏を推薦したが、立憲民主党候補に敗れた国民民主党の浜野喜史選対委員長は「政権に対する批判票の十分な受け皿になれなかったことは真摯(しんし)に反省しなければならない」とのコメントを発表した。
浜野氏は3補選で自民が議席を得られなかったことについて「現在の岸田内閣の政権運営、とりわけ、裏金問題に対する改革が全く不十分であると国民から厳しい評価が下された結果だ」と指摘。「旧文書通信費や政策活動費の使途の公開など、野党案も取り入れた、実効性のあるより厳しい法改正に速やかに取り組むべきだ」と主張した。
一方、選挙期間中に「執拗(しつよう)な選挙妨害を受けた」として「活動が制限され、乙武候補の改革姿勢や政策について十分に浸透が図れなかった」とも説明。選挙妨害について「有権者の知る権利や聞く権利を侵害する看過できない」行為と非難し、公職選挙法の改正に取り組む考えを強調した。
維新の「立憲たたき」失敗?東京15区で敗れた金沢結衣氏「力不足」馬場伸幸代表「関西以外は厳しい」(東京新聞)
28日投開票の衆院3補欠選挙で、日本維新の会は、公認候補を擁立した東京15区と長崎3区で落選が決まった。「立憲民主党をたたきつぶす」と、野党第1党の立民批判を展開していた馬場伸幸代表は「関西以外の小選挙区で勝つのは厳しい」と話した。
東京15区補選で落選した日本維新の会新人の金沢結衣さん(33)は28日夜、事務所近くで、支援者たちに「力不足だった」と語った。金沢さんは政治とカネを巡る問題を踏まえて「クリーンな政治」を唱え、企業・団体献金の禁止を訴えたが、約2万8千票で3番手となった。
立憲民主党批判も広がらず「地力がない」
応援に入った馬場氏は、野党第1党の立憲民主党を批判したが、浸透しなかった。
馬場氏は28日夜、大阪市の党本部で記者会見し「党としての地力がないというのが根本的な問題」としたうえで「一刻も早く地元での基盤をつくり、強固にしていく」と語った。
不信任案には協力示唆「今回は恒例行事ではないのかな」
馬場氏は「国内外で大きな難しい問題が山積しているなかで、立憲民主党が野党第1党でやっていても、国は良くならない」と今後も批判を続けていく姿勢を強調した。
ただ、これまで立憲民主党などが内閣不信任案を出しても「恒例行事」などとして協力してこなかったが、今国会で提出された場合は「岸田首相の政治改革に対する姿勢を見ると、今回は恒例行事ではないのかなと思う」と、協力を検討する考えも示した。
4月20日・21日に広島県の秘境駅・備後落合と、その先の絶景スポット・奥出雲おろちループを訪ねて来ました。以下はその旅の中でつぶやいたX(旧Twitter)投稿です。
鉄オタ憧れの秘境駅、備後落合。遂に出発の日が来たが時刻表を見る度に頭を悩ます。芸備線で現地の駅や近くの旅館に向かうまではまだ何とかなっても、木次(きすき)線に乗り換え奥出雲おろちループや出雲坂根の三段式スイッチバックに行こうとしても3本しか列車がないのでは。亀嵩(かめだけ)そばを味わうのはもう無理かも。
この間の私の以下の連投ツイートをこちらにそのまま転載します。(添付の画像や写真は一部差し替えました)
週刊文春4月18日号「自公83議席減!」。今、衆院解散したらこうなると。岸田が9月総裁選で不出馬に追い込まれる位なら、自民逆風の中でも大博打に打って出るかもしれないと。その結果、自民73減、公明10減、立憲52増、維新21増で自公与党過半数割れ、立憲・維新を中心とした非自民・非共産連立政権誕生