詩春期  poepoch adolescence  by 合鏡

例えば、『帰還』   おかえり・・・「お還りなさい」 / ただいま・・・「ただいま帰りました」  

解題

2008年12月05日 | インデックス




『また、大いなるしるしが天に現れた。ひとりの女が太陽を着て、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっていた。この女は子を宿しており、産みの苦しみと悩みとのために、泣き叫んでいた。また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、大きな、赤い龍がいた。それに七つの頭と十の角とがあり、その頭に七つの冠をかぶっていた。その尾は天の星の三分の一を掃き寄せ、それらを地に投げ落とした。龍は子を産もうとしている女の前に立ち、生まれたなら、その子を食い尽くそうとかまえていた。女は男の子を産んだが、彼は鉄のつえを持ってすべての国民を治めるべき者である。この子は、神のみもとに、その御座のところに、引き上げられた。女は荒野へ逃げて行った。そこには、彼女が千二百六十日のあいだ養われるように、神の用意された場所があった。

さて、天では戦いが起こった。ミカエルとその御使いたちとが、龍と戦ったのである。龍もその使いたちも応戦したが、勝てなかった。そして、もはや天には彼らのおる所がなくなった。この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落とされ、その使いたちも、もろともに投げ落とされた。その時わたしは、大きな声が天でこう言うのを聞いた、

「今や、われらの神の救いと力と国と、
 神のキリストの権威とは、現れた。
 われらの兄弟らを訴える者、
 夜昼われらの神のみまえで彼らを訴える者は、
 投げ落とされた。
 兄弟たちは、
 小羊の血と彼らのあかしの言葉とによって、
 彼にうち勝ち、
 死に至るまでもそのいのちを惜しまなかった。
 それゆえに、天とその中に住む者たちよ、
 大いに喜べ。
 しかし、地と海よ、
 おまえたちはわざわいである。
 悪魔が、自分の時が短いのを知り、
 激しい怒りをもって、
 おまえたちのところに下ってきたからである」

龍は、自分が地上に投げ落とされたと知ると、男子を産んだ女を追いかけた。しかし、女は自分の場所である荒野に飛んで行くために、大きなわしの二つの翼を与えられた。そしてそこでへびからのがれて、一年、二年、また、半年の間、養われることになっていた。へびは女の後ろに水を川のように、口から吐き出して、女を押し流そうとした。しかし、地は女を助けた。すなわち、地はその口を開いて、龍が口から吐き出した川を飲みほした。龍は、女に対して怒りを発し、女の残りの子ら、すなわち、神の戒めを守り、イエスのあかしを持っている者たちに対して、戦いをいどむために、出て行った。そして、海の砂の上に立った』



ヨハネの黙示録第12章



Monique オリジナルサイズ画像(画像がすべて新しくなりました)
 
 
 
 
 

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ひととき Anno Domini 2008

2008年12月05日 | インデックス



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リアルな世界へようこそ
最後の晩餐
超新星【スーパー・ノヴァ】
虚無に関する覚え書き -『誰でもない誰か』
プロメテウスの創造物
神と天使と悪魔
願いを継ぐもの
トワイライト・ゾーン
使者
深呼吸
黄昏
月影を踏みながら
世界を支えるもの
我が名は武蔵 我が友シャイロック
メディアの首座
日本という病
星を継ぐ者
歓待
フェルメール
椅子取りゲーム
遊びをせんとや生まれけむ
ノーサイド
待機
Gloria【グロリア】
ラストリゾート
砂時計
暗号解読
旧敵
愛さずにはいられない
薫風
戦友
悲しみの器
再会
病後

花冷え
散るぞ悲しき
いま、ここで。
協力
知りたくない
順方向
女の涙
恋占い
愛しき宇宙
死の影
死に至る病
死相
朝の光







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ふたとき Anno Domini 2007

2008年12月05日 | インデックス



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最後の光芒
恋人
愛の名の下に
法悦の詩【うた】
神が絶望の淵を歩む速さで
生きている言葉
光背
祈り
独り遊び
海の意識
白の世界
赤の世界
歌詠日読【うたよみこよみ】
七里香
季語連継
神秘
愛の樹
倫理
夏の子供
散文的な近代
Genius Locci【ゲニウス・ロキ】
聖地
追憶
静かの海
サークル・ゲーム
昼下がりの情事
失恋

セキレイの墓
ツバメの仔
愛の泉
時の守護者
Rhythm of Rim【輪廻】
母子
パパとママと わたし
小鳥の詩【うた】
かくも永き不在
降臨
福音
いつもお側に
御手に誘われて
彼岸
Calling
君の匂いに包まれる日
君への詩【うた】
恋愛
恋はわがまま
まどろみ
Phenomena【フィノミナ】
光と影
太陽系
私正道







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ふたとき Anno Domini 2006

2008年12月05日 | インデックス



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冬木立
人と花と祝祭と
微笑み返し
天使の言葉
テクスト
キリストと私
神殿【ピエタ】
建築
芸術【アート】に奉じて


自立
詩【うた】

待ち伏せ
詩弾
Hi-Fi Set【ハイ・ファイ・セット】
夏休み
けんか
もらった一日
揚羽蝶
お見舞い
私の愛したネコ
包衣
結界
教会
相思相愛
ラブレター(後編)
ラブレター(前編)
誕生日
明日を夢みて
あなたと私
詩篇

少年期
衝撃【ディープ・インパクト】
愛の夢
宇宙【そら】からのコール
地球の日
帰還
合い言葉
心の旅
君主
相思い
真珠貝の涙
初恋

彼の面影
彼女の面影
KISS
四季
一人連歌







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半とき Anno Domini 2005

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詩想
結婚
オレンジ・ブロッサム
幸せを抱きしめて
睦【むつむ】= やわらいだ + まなざし
水鏡
いばら と あざみ
過去を信じて

いつか どこかで
悲しい詩
青春
象の歌
秋の訪れ
ネットワーク
さよならなんて言わない
夏の子
少女期
幼年期
片想い
出逢った頃の君でいて
南の海の魚
聖家族【サグラダ・ファミリア】
五色詩【ごしきうた】
唯一神の統べる国
合歓【ねむ】
空に手をかけて
愛と命







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