ハーバード・スクエアで子育て

在米20年以上、ボストン生活は15年に。アメリカ東部の大学街で、子どもを育てつ考えたことの記憶の断片

時は過ぎて、親子でK-Pop講座を受講中!

2022-01-06 | Self help
子供の成長は早いというのは本当ですね!
今は二人ともアメリカのハイスクールとなり、全く違うキャラクターに育っています。
一人は、フェミニズムクラブ会長、学校イノベーションチーム生徒代表、ダイバーシティクラブ委員、読書好きで去年は40冊の目標を達成。
もう一人は、アニメ、K-Pop、ヒップホップ、スケートボード、数学で、ネットフリックスが大親友(笑)。家にいるのが好きで、コロナ禍は苦にならない模様。
自分の経験からも、兄弟姉妹の性格は同じ家庭で育っても、大きく異なりますね。

先日、子供達に何か面白いプログラムはないかと調べていたところ、K-popの講座を見つけましたが、これが素晴らしいのです!
メンバーオンリーのものなのですが、全講座は10数回。各回、BTS などK-Popの王道をゆくアーティストを背後で支える、ソングライター、コリオグラファー、マネージメント、グローバル戦略などを実際に担当している第一線の人たちがゲストで惜しみなく話してくれ、質問にも丁寧に答えてくれます。企画、モデレーターを務める二人も賢くて、まさにここを聞くべきというところを、うまくツッコミリードしてくれ、参加者もまた、これが良い質問をするので、ゲスト自身も、私はそれは考えたことがなかったけど、うん、良い質問をありがとう、みたいな感じで、今のところ楽しく進んでいます。

初回は、アメリカ人の作曲家。曲を作るのは思ったよりも早く一週間ほど缶詰になり、アイディアを出し合って、詰めていくよう。ただし、K-popはオリジナルの曲を多くの人数でどんどん変更していくので、曲を提供しても、最終的にできた楽曲はかなり違うものになっているので、作曲家としては自分の作品だとは思いにくいとも。また、そのかたは作曲家へのリスペクトや契約の条件などもっと良くすべきではないかということを言われていました。

昨日は、アーティストの楽曲制作からプロモーションまで全てをマネージする方のお話。もともとは国際教育政策に関わりたく、韓国の大学卒業後、ハーバードの教育修士を取ったのだそうですが、たまたまルームメートが韓国のオーディション番組好きで、そこでバトルしている人たちを見て、自分ももっと挑戦したい、もともと好きだった音楽に携わりたいということで、韓国で音楽関係の仕事を探して今に至ったのだそうです。昨日の話も興味深くK-Popの歴史、変遷、など。あとは韓国は政治的なことを歌に入れる「伝統」があったものの、子供を保護する観点からの政策で、使える単語に制限ができ、次第に政治的なことから、愛を歌うような路線に変わっていったそうです。

また、他にも興味深いのは、韓国のポップスは、歌を聞く楽しみではなく、ダンスや派手なステージ(コンサートや音楽番組)を合わせて観るものなので、歌もそれを加味して作るため、ここで花火を入れられるように派手な盛り上がりにしよう、などと考えるのだそうです。

BTSの成功については、政治的な要素を洗練された形で歌ったのがよかったのではないかということです。
あとはグローバル戦略の成功は、easy listening 路線に変え、英語で歌ったのがよかったのではということです。
韓国の歌は、必ずしも、軽く流して聞くようなタイプではないものの、英語圏などでは、曲はさらっと流して聞くもので、BTSはそこをうまく掴んだこと、あとはマーケットをよく研究し、何をしたら受けるかを徹底して追求したということです。韓国の歌はこれまでも米国チャートに上がったりしていたものの、それは韓国の歌としてであって、必ずしも米国などのマーケットを最初から意識していたわけではなかったということです。

今日は、BTSのミュージックビデオのプロデューサーがゲストです。宿題がビデオを見ておくというのも、楽しいです。

実は、娘が3年ほど前からBTSなどK-popファンで、私はお化粧して髪の毛を派手な色に染めたグループのファンになっているの、と衝撃を受けて、ママ友にも「大丈夫かな」と相談していたことがあるのですが、今思えば、そんなステレオタイプなことで判断をしていた自分を叱ってやりたいです。私自身は、去年の夏の終わりに、たまたま車の運転中にラジオで聞いたButterがあまりにも完璧にできている曲で驚き、表示を見るとBTSとあって、えええ、娘の好きなBTSってこういう曲歌うの?と驚き、あとはグーグルして、Youtubeを見て、すっかり沼落ちしている状態(笑)。

とにかく曲もパフォーマンスもメディア戦略もよくできていて、メディア的にもその背後がとても気になっていたので、今回の講座に多大なる興味と持ったという経緯があります。
思えば、東京でも数年前に娘と一緒に原宿のBT21のお店に行ったりしていたものの、てっきりLineのお店だと思っていて、どうしてこんなに人気があるのだろうと不思議に思っていました。。。

とにかく、どんなことでも、その背後にあるものが好きな私に取っては、とても楽しく興味深いものですが、それを娘と一緒に受講できるのも、感慨深いです!
毎回、ラッフルでオリジナルTシャツが抽選でもらえるのですが、初回、なんと私がいただくことになり、今年何か、いいことがありそうだなぁと勝手に思っています。














久しぶり過ぎるブログポスト!

2020-05-03 | About this blog
コロナウィルスで外出制限が出てからもうすぐ二ヶ月。
週に一度の買い出しと夕方遅くにこっそり出かける散歩以外は、ほとんど自宅にこもっている毎日。
クロゼットの片付けをしていてたまたま見つけたバドミントンが、毎日の家族の日課になっています。
おかげで、手入れした芝生は、見る影もなく、でも、楽しむことも大事なので、今年はもうこのままになりそう。
コロナウィルスで世界が大きく変わり、最初はありえないような変化に戸惑っていたのも束の間、そんなことも数週間でNew Normalになってしまうとは本当に恐ろしいことです!

このブログを始めたのは、なんと、15年ほど前で、もうひっそりと何年も更新もせずにいたものの、思い立ってポストして見ました。
月日が過ぎるのが早すぎて、子供達もいっぱしのティーンエージャーとなり、頼もしいやら、言うことを聞いてもらうのが難しいやら。
自分の気持ちの持ち方は、ほとんど30代から変わってないのに、周りだけがどんどん変わっていく感じ。
自宅にこもっているとはいえ、どう言うわけか、1日があっという間に過ぎていきます。

毎日、何か記録したいなぁと思いながらも、なかなか実行せず、しかし、今日、突然、ブログを書こうと思ったのは、今日から読み始めた「Americanah」と言う本の主人公がブログを書いてと言うくだりがあり、急に自分もブログがあったことを思い出したと言う単純な理由から。
この本の著者の最初の数ページの描写は、アメリカの観察として、素晴らしい。自分が最初に留学した時に思ったことを思い出した。大人の男性がアイスクリームを道で食べていたこと。街の匂い。人々の食生活からその人の社会階層や信条を見せる。
そして、髪の毛をブレードしにいくヘアサロンがあるエリアは、なんだか昔の寂しいジャパンタウンみたいな。。。
いつか、こんな自分の経験をストーリーにして書いて見たいと温めていたけど、なんとなく背中を押されたような。しかし、あまりにも素晴らしい作家なので、押されたままに、自分ができるわけではないのは明白だけれど。

ともかく、これからしばらくは、毎日、少しずつ、好きな本を楽しもうと思う。



久々に「母校」の幼稚園へ

2018-06-01 | Mother's Life
友達の末っ子が、Lが通っていた幼稚園に行っていて、もうすぐ卒園。毎週金曜日には、コミュニティタイムがあり、円を作って各クラスの子供達が歌を披露したり、全体で歌ったり、それはそれは、特別なあたたかい時間。今日が最後ということで、なんと7年ぶりに私も一緒に行ってきました〜!

お天気もよかったので、外に円を作り先生がギターを片手に歌い出すと、子供達も大声で楽しそうに歌っている、懐かしい風景!当時は、コミュニティタイムに参加していると、あまりのその幸せな雰囲気に、涙が出そうになること多々でした。。

しかし、それにしても、子どたちが小さい時は、カラオケなど好きでもなく、歌もうまくもない私でも、気がつけば子供達といつも歌っていたのに、いつから歌うことをしなくなったのか、ということに気がつき我ながらびっくり!

歌も「くよくよしなくても、うまくいくよ!」「私たちは、太陽、未来、希望」「青い空、虹」みたいなポジティブな歌詞のオンパレード!
もしかして、ある意味、こうして子供を洗脳?しているのかも。

ふと、今ありに「全てはうまくいくから、気楽にいって大丈夫!」なんていったら、ミドルスクラーでストレスいっぱいの彼女には「何いってるよ。現実を見据えてよ!とお説教されそうだなぁと歌を聴きながらニンマリ(笑)。それだけ成長したということでもあるのですが。

それにしても、小さい子供たちは、明るく、あたたかい環境で、愛情をたくさん受けて育つのは本当に大事だと改めて思ったし、ガールズもそれぞれ、先生たちにたっぷり愛情を注がれ、可愛がられたことで、自分は大事な存在だと自然に思えているのは、やはり貴重なことだと思う。母としては、この幼稚園に入れにあたっては、アプリケーション、面接、推薦状を頼むなど、本当に大変だったけど、頑張った甲斐があったと今更ながら。。。やはりあたたかくて、良い学校だったわ〜。

いつもながらだけれど、こうしてすくすく元気に育っていく、恵まれた環境にいる子供達には、殊更、社会に役立つことをする大人になってほしいと切に切に思う1


考え抜かれた学校カリキュラム

2018-06-01 | School
今日は来学年度のカリキュラム等のCoffee(集まりのこと)がありました。
ガールズの学校のカリキュラムは良く練られていていつも感心するだけでなく、どんな科目でもCritical Thinkingが含まれているところが素晴らしいと思う。

たとえば算数
理解力ー理解した方法を、いかに違った方法でも証明可能かを考えさせる
コミュニケーション力ー自分の理解の方法をいかに他者にわかるようにアウトプットできるのか
応用力ーパターンなどを自ら発見し、それを分析する力

もちろん答えがあっているのは大事だけれど、
ー正しい答えを出すだけでなく、いかに多様な方法でそこにたどり着けるのかを創造性を使って考える力
ーそれを論理的、明快に伝える力

英語(国語)

ー分析的読解力の育成
ー本は11−13歳が主人公のものだが、その子たちの経験も育っている国も全く異なっている、多様なトピックを扱う。
ー読む力をつけながら、本という窓を通して世界を知る

社会科

ー人権がメインテーマ
ーなぜ、ある人(事柄)は歴史の中で語られているのに、ある人(事柄)は語られないのか。その理由を考える。

これらはほんの一部だけれど、いつも先生たちのクリエイティビティには関心!

日本のように文部省が指定した教科書はなく、学校がカリキュラムを考えて、それを毎年更新していく。
社会科も何が起こったかを覚えるのではなく、一つのテーマを深く探ることで、そこにある普遍性を可視化していくプロジェクトベースで多くのリサーチを必要とするものが多い。
社会の先生は本当に素晴らしかったのだけれど、先生はアカデミアの世界に進みたいということで、ハーバードの博士過程に進むことになって、本当におめでたいけれど、残念。
良い先生は、どんどん良い条件で引き抜きが来るから、先生もモチベーションが高いし、親としては、いかにやめてもらわないようにするかを考えてしまう。

ともかくも、来年は、基本的学習の土台を作る大事な一年になりそう!



「子連れ世界一周旅行ファミリー」が我が家へ

2018-05-20 | Learning and Play
以前、近くに住んでいて親しくしていたアメリカ人友達ファミリーが遊びに来てくれました。彼らには13歳と11歳の女の子がいて、パパはグーグルの良いポジションをあっさり捨てて(かつてはサバティカルがあったそうですが、その間に会社の福利厚生を利用しつつ起業し、やめる人が多くなったので、制度がなくなったのだとか)、家族4人で世界一周旅行をしているのですが、興味深い話をたくさん聞きました。これまで30カ国以上を周り、さらにボストンから南米に七週間行き、シリコンバレーの自宅に戻るそうですが、本当に世の中いろんな人がいるのだと思いました。一番良かった国はと尋ねたら、家族一致でニュージーランドということです。ともかく自然が素晴らしいのだそうです。インドも良かったそう。

長女のお嬢さんは、毎日、日記を書いていたらしいのですが、たまたまナショナルジオグラッフィクマガジン・キッズ版の取材班と旅行先で知り合いになり、日記をみた編集者から本の出版をすすめられたらしく、旅先で書いて来たという本の草稿も見せてくれました。いまどきの子らしく、文章を写真をふんだんに使っていて、とてもわかりやすい。その子は、違った環境でもすぐ慣れるのが得意で超楽天的なのだそうですが、それって人生において、とても大事なスキルかも。

シリコンバレーとボストンの違いを聞いてみると、シリコンバレーは競争が激しいから、世間的に知られるような人でも、「自分は大したことはない。これまで何をして来たのか」などかなり悩んでしまう、また競争に負けるのではないかという恐怖心を持つ人が多いということでした。大学街のボストンも世界中の頭脳が集まって来て、競争が激しいけれど、成果を出すのに長い年月がかかるアカデミックの世界に比べると、テクノロジーの動きは早いから、抜いたり抜かれたりのサイクルが猛スピードで不安は尽きないということなのかも。だからこそ、家族を大事にするカルチャーがあるのとのこと。やはり最後に頼れるのは、やっぱり家族だし。でも気候はよくて、自然も間近で暮らしやすいと。ボストンも良いところだけれど、さすがに厳しい冬にはうんざり。

同じ年頃の子供達の体験談は、ガールズにとっても刺激になってくれるといいなぁ。。。

このファミリーは、いつも発想がクリエイティブで刺激を受けることが多かったけど、生涯忘れることのないようなインパクトある経験を家族で体験するなんて、素晴らしいな。我が家も2ヶ月バージョンでもやってみたいものだぁ。

しかし、ママが言った言葉がすごく印象的。「旅行して家族の関係が変わった?」との問いに「こんなに夫と長い時間を一緒に過ごしたことはなかったから、最初は変な感じだったけど、すごく彼のことがよくわかって、ますます大好きになった」と。ほんと、ご馳走様です。やはりこの家族は素晴らしいわ〜!





Hip Hopデビュー!

2018-05-06 | Special Day
な、なんと約3年ぶりの更新です!毎日、色々なことがありすぎて、あっという間に月日は流れ、ブログを更新する間もなく、しかし二人は着実に成長!親はなくとも子は育つ、ということでしょうか(汗)。長女は13歳、次女は11歳。このブログを始めたのは、13年前!!早すぎる〜!

以前から二人に「ブログまだ書いて!」とお願いされていました。と言うのも、たま〜に、私が昔の投稿を読んでみて、他人事のように「こんなことがあったんだって」と話すと、すごく嬉しそうに「そんなことあったんだね、そんなこと考えてたんだ」と家族で盛り上がります。やはり自分たちの足跡を記録してほしいということでしょうか。しかし、私自身も、全く覚えていないことばかりで、記録の大切さを改めて感じます。写真やビデオは山ほどあっても、何を考えていたのか、どんなことがあったのか、と言うことは全くわからないので、文字だからこそ記録できることもあるとしみじみ感じます。というわけで、本当に久しぶりにアクセスして見ました。しかし、驚いたことに、日々、このブログをチェックしてくださる方も、いたようで、カウンターの数字に驚きました。

さて、今日はハーバードスクエアのダンスショーに二人それぞれに登場!3年半ほど前からダンスをはじめ、去年は二人揃ってダンススクールからAchievement Awardを受賞し、先週末にもボストンのシアターで公演があったばかり。次女はこの3年間はクリスマスキャロルのタイニーティム役で、メインキャストにもなっていました。なんと、その関係でハリウッド映画のオーディションにも行く機会もありました(ダメでしたがw)。二人とも、バレエ、コンテンポラリー、ミュージカルシアター、タップなど、あらゆるジャンルをしていて、ほとんど放課後はダンススクールという日々。

そして、今日は次女のヒップホップ。練習では断片的に見ていたのですが、ショートして見るのははじめて。し、しかし、親の私が言うのもなんですが、めちゃくちゃうまい!会場からも掛け声多数(ありがたし!)。ちゃんとセンターのポジションをもらって、嬉々として踊っていました。振りかえれば、次女は赤ちゃんの時から音感がよく、音楽が鳴るとリズムに乗って踊り出す子で、3歳くらいの時には、アップテンポの音楽に合わせて高速で踊っていたので、ダンスをやらせてみようかとは思っていました。でも、ヒップホップは確かに予感はあったものの、まさか我が娘がやるものとは思っていませんでした!私の母が見たら気絶するかも、と言うような挑発的なスタイルのダンスが続くし、まぁ、人生、思っても見なかったようなことに遭遇しますww

一方長女は、バレエが一番好きで、確かに、どちらかと言うと身のこなしが優雅なタイプで、まさにバレエ向き。やはりその兆候は小さい頃からありました。3歳に時にはバレエ教室に通わせたものの、泣いてばかりで途中撤退。10過ぎて、また始めた時には、「なんであの時、無理やり続けさせなかったの」と文句を言われてあっけに取られた私。でも、早くからはじめていたら、こんなに続かなかったから、かえってよかったのでは、と言うことで納得させました。子供って本当に勝手(笑)w

二人ともとにかくダンスが大好きで、スクールもとても良いコミュニティで、高校までこのまま行きそうな予感。
次は6月初旬のリサイタルで、夏はダンスキャンプに行きます。
もうダンス漬けの二人です!






楽しかった春休み!

2015-03-31 | Special Day
我が家のガールズの学校は、三月の後半二週間が春休み(ボストンエリアの学校の大半は、2月と4月に一週間ずつ)。
毎週土曜日の日本語学校も同じ時期に休みなので、親子でゆっくりです。

今年は歴史的な降雪と寒さのボストン。雪での休校も6日ありました。
ここでの生活も12年目ですが、冬にめげそうになったのは初めてで、西海岸が羨ましく思えました。

いつもは春休みは近場でのんびりすませる我が家ですが、さすがに1月頃にはめげそうになり、ガールズはフロリダのディズニーワールド、私は南の島でのんびりしたいと思っていたものの、ガールズに押し切られそうに。ところが調べてみると、ディズニーワールドを心置きなく楽しむためには、いろいろな計画や準備が必要でここであえなく挫折。急浮上したのが、折衷案のデイズニークルーズ。これなら、ディズニーと南の島が合体!しかも、クルーズだから、船でいろんなイベントがあって、手間要らずとにんまりしていたのですが、、、。

クルーズ船はとにかく大きく、1ブロック以上の長さがあるほどで、それなりの大きさのビルを7つくらい繋げたような具合で、高さもビルの10階分以上あるそう。
船内もデッキにプールが三箇所、レストランが6つ、子供を預かってくれるプレイルーム、幼児向け託児所、ティーン専用ルーム、スパ、子供が入れない18歳以上のみのプール、バー、デッキなどもありました。デザインもなかなか素敵で、気持ち良かったです。お部屋にはデッキがあり、二段ベッドもあって、ガールズ大興奮!(毎晩交代で上の段に寝てましたw)

しかし、船内では様々なイベントが信じられないくらいたくさんあり、またシアターでのショーが毎晩6時15分から、ディナーも8時15分というローテーション。結局、それに間に合わせるのにかなり忙しく、予想していたのんびり南の島にはほど遠かった私ですが(涙)、二人はかなり楽しかったらしく、すっかりまた行く気になっています。親子心、子知らず(笑)。また、船にはアクアダックという船上をぐるりと一周するウォータースライドがあり、最初は寿命が縮むかと思いましたが、かなり楽しめました!

カリブでは海で泳いだり、スノーケリングをしたり、自転車に乗ったり、ガールズの成長とともに、家族で同じアクティビティがやっとできるようになりました!
デッキでのパーティでは、花火が上がったり、ダンスパーティがあったり、久々に踊りまくりました(笑)。

帰りにはフロリダのケネディ宇宙センターに寄ってきたのですが、スペースシャトル打ち上げ時の機内体験や、アポロ打ち上げのコントロールルームの疑似体験などができ、かなり楽しめました。リタイアした宇宙船がたくさん展示されているのですが、その大きさには驚くばかり。NASAもいろいろな問題を抱えていますが、ともかくもいろいろと楽しく学べました。おすすめです!帰る間際に、在フロリダの幼馴染とも会えて短い時間だったけど、これまたとても楽しかった!

ボストンに戻って、すこしのんびりした後、春休み最終日はクロスカントリースキーへ。
私は子供のころ、クロカン好きの叔母に付き合ってよくやっていたのですが、みんなは初めて!
怖がりのガールズなのに、やる気満々でスムーズに楽しんでいて、スロープも順調に滑れました。
りなはものすごいスピードで滑るので、千回くらい転んでいましたが、いつもの「がはは笑い」。さすが根性あります~。
前にスキーに行った時には、レッスンに入れようとしたら二人は泣いて嫌がったのに、この調子で修行を積めば、いつかダウンヒルスキーも楽しめるようになるかな?
この日は前日に雪が降り(3月末なのに!)、当日は文字通り雲ひとつない快晴の素晴らしい陽気だったので、まる1日、満喫してきました。
ガールズは来年は年間パスを買って通おうと張り切っております。どうなることか。。。

そしてスキーの後の締めは、ハーバードスクエアまで移動して、最近進出してきたラーメン屋「山頭火」でディナー、そしてデザートにフローズンヨーグルトのberrylineへ。
あっという間の2週間でしたが、家族みんなで楽しんで、6月初旬の夏休みまで頑張れるようにエネルギーチャージできました⭐️

ちなみに、転んでも、転んでも、自分を笑い飛ばしているりな、さすがのキャラで見習いたいです(笑)w





雪で2日連続の休校!

2015-01-28 | American Life
米北東部に暴風雪警報が出た為、学校が二日間閉鎖に。
アメリカは、車社会ということもありますが、万が一に備えての警戒が、日本よりも徹底しているような?
また、各機関、閉鎖を決めるもの早い中、ガールズの学校は特に早く、他の学校が一日閉鎖を告知しているときから、2日連続の連絡が来ていました。ちなみに連絡は、メールと電子録音による一斉電話です(日本ではあまり使わないシステム?)。

それにしても、これだけ忙しい社会を、閉鎖に追い込み、人々を家に止めるという、自然の力は凄いもの。
小説のネタになりそうかも(笑)。

我家は一日目はのんびり、というか、だらだら過ごし、二日目はさすがにガールズもバックヤードで雪遊び。
トンネルを作って、そこをスレッド(ソリ)で滑り抜けるのが楽しかったようです。

友達ファミリーは、チャールズ川沿いをクロスカントリーして楽しんだそう。
私もクロカンは大好きなので、次の雪に備えて、スキーを用意しなくては!

今週は金曜日が学校の入学試験日で、すでに休みが決まっていたので、3日間お休みという、なんとも調子が狂ってしまいますが、自然の怖さと、街中を真っ白に覆ってしまう雪の美しさに畏敬の念を感じた2日でした。

チルドレンズミュージアムのお正月

2015-01-25 | Bilingual/Japanese School
日本に縁が深く、館内に京都の町家もあるボストンチルドレンズ・ミュージアムのお正月イベントに行ってきました!
ちなみに、京都とボストンは姉妹都市です。

去年、在ボストン10年にして始めて行ったものの、ガールズは思いのほか楽しんで、今年も来る事を一年前から約束していました。。。

和太鼓、獅子舞などのパフォーマンスに加えて、おみくじ、福笑い、羊年にちなんで羊毛のブース、だるまの祈願コーナーでは「今年は日本語学校の宿題を頑張る」って、どこに行っても抱負に同じことを書いている二人(笑)。
りなはお獅子に頭を噛んでもらうと賢くなると信じていて(私が言ったからですがw)、お獅子がやって来た時は二人とも怖がるどころか、喜んでかんでもらってましたが(勉強しなくて済むという魂胆かも)、私はスルーされたので、追いかけてお願いしました。今年は賢くなれるかな。。。

何と言っても目玉は、お餅つき。会場一杯の人で「よいしょ」っと声を合わせてパフォーマンスを盛り上げます。
試食は、きなことメイプルシロップがかかったニューイングランド風ですが、とっても美味しかったです!

二人は、今年は、実際に杵でお餅つきをしたいということで、列に並んでお餅つき初体験!
ありはフォトグラファーの方が、記録用の写真に使いたいということで、撮ってもらって大喜びでした。
というのも、私のiPhoneのバッテリーが、絶好のタイミングで切れてしまったのでした(涙)。

チルドレンズミュージアムは特にありが小さい時には良くやって来た思い出の場所。
ママ友達や、ナーサリーのファミリーと一緒に来たり、ほんと良く通いました。
二人も大きくなったので、今年でここに来るのももう最後かな、と、ちょっと感慨に浸っていたら、ふたりとも「また来年も来る!」と張り切っていました。

パフォーマンスはほぼ全てアメリカ人の方々によるもので、お餅つきを見ているのも半分以上?は非日本ファミリー。
年賀状コンテストは、ボストンエリアで日本語を学んでいる小学校から高校生による応募。

日本の枠を越えて、世界の各地で日本の文化が独自に広まり、それに興味を持ち楽しんでくれる人がいるのはありがたいことだなぁと、黄昏の時の美しい夕暮れを仰ぎつつ、ミュジージアムを後にしました。 

りなのリサイタルでうるうる!

2015-01-24 | Milestones
去年の9月から、りなは歌のクラス(ブロードウェイのナンバーを歌う)に通っていましたが、今日はそのリサイタル(発表会)。
朝は、今年初の大雪で、日本語学校も休校かと思ったものの、自己判断での登校ということで、行ってきました。

会場はおじいちゃん、おばあちゃんも多くて、椅子が足りず、立ち見もでるほど盛況。
りなのクラスは9人で、ちょっとした振り付けあり、りなは先生の伴奏のピアノのすぐ横、私達の真ん前だったので撮影が楽でした~。

それにしても、子供の声って本当に綺麗で、きらきらしていて、もう聞いていて涙が止まりませんでした。
りなが家でずっと練習していたので、一緒に口ずさんだりして。
4曲披露した中でのお気に入りは、Matildaのテーマの"When I grow up"と”Over the Rainbow"
特にMatildaのほうは、12月にニューヨーク旅行の際に、りなの希望でブロードウェイのショート見たので、その時の感動が蘇ったり。
まぁ、緊張しながらも、楽しそうに歌ってくれました。

無事に修了すると、老婦人が近づいて来てりなに向かって「あなた本当に歌が上手ね。ソロでも歌っても良いくらいの上手さよ?」と温かい声をかけてくれました。
りなは恥ずかしそうな笑顔でしたが嬉しそうでした。

最近特に涙もろい私は、iPhoneで撮影中も涙が止まらずでした、、、
歳を重ねてくると、それまでの経験から、歌の歌詞から、文学まで、その深い意味まで読み取れるようになるとうこともあるのだと思うのですが。。。
そんなありは、私をクールな視線で見ていますが、自分の子供の頃は母親の同じ目線でみたいたなぁと思ったり。

ともかくも、歌うのが大好きなりなは、ほぼ最年少でしたが、お姉さん達に囲まれて、楽しいセメスターを過ごしたようで、ほんと良かったです。

実は、別のスクールではブロードウエイダンスのレッスンもとっていて、本場のブロードウェ-のショーももいくつか見たし、Youtubeで見るのは決まってアメリカ版の「スター誕生」みたいなのばっかりなので、将来はブロードウェーと思っているところもあるような。。。まあ、夢を持つのは自由なので(笑)。

ともかくも、私にしては大感動のリサイタルでした!






ピアノリサイタル無事終了!

2014-04-06 | Learning and Play
りなは去年の9月から、ありは、4年ほど前に始めて、先生がニューヨークに引っ越したり、色々とあり、正味2年程?ですが、ピアノを楽しんでいます。
練習をしないときは、「もう止めた方がいいね」と行っても、なぜか、ピアノだけは、ふたりとも楽しいから続けたいのだそうです。
先生が、とても熱心で、教え方も上手で、素晴らしい方であるのが、大きいと思っていますが。

さて、りなは実はとても集中力があり、本番に強いタイプで、去年の冬のリサイタルも、ひと月前に、通っているミュージックスクールが、大型書店バーンズアンドノーベルで、資金集めのイベントをした時にも、まったく動じず弾いていたので、心配していなかったのですが、ありは、上がり性のうえに、今回はちょっと難しい曲で、しかも、3日前でも、つまずきっぱなし。なんとかぎりぎり当日には弾けるようになったものの、何度かやると、やはりつまずくという具合。

会場入りの時間になってしまいました。
この学校のリサイタルは、時間枠で弾く子は全員、舞台端に並んだ椅子で控えています。
りなは二番目で、またまた、普段、練習している時よりも、ずっと上手く弾けました。
何事にも「自分」がある子なので、こういう時はほんとに強い。

ありの順番までは、あと5人。
自信満々で、上手い子が続いていて、ありの顔は見る見るこわばり、かなり緊張している様子。
それを見ている私も、心臓、ぱくぱく。(身体に悪い~)
まぁ、きっと、ダメだろうけど、今日は何とか持ち上げて、次に繋げれば、失敗も大事だし、これを機会にピアノ止めちゃうかもしれないけど、まぁ仕方がないよね、などなど、私の頭には色んなことがぐるぐる。。。

いよいよありの順番になり、最初は苦手な曲を先に弾くと言っていたのに、得意で簡単な方から弾き始めました。
これもたまにつまづくこともあるものの、何と無事にかクリア。
さて、問題の二曲目。。。

ちょっと冒頭に一度つまづいたものの、どういうわけか、見事に弾ききりました~!
ひょっとすると、妹に触発されたのかも。
というわけで、ドキドキでしたが、無事に終了してほっとしました。

それにしても、どの子も、めちゃくちゃ上手ですし、親の気合いの入り方も想像がつくようです。

子供達の演奏を聞きながら、いろんな考えが頭をよぎります。
日本ではアメリカの子供はのんびり育っている印象があるかもしれませんが、ボストンのような都市では、子供達は相当大変です。
日本は学力重視なので、ある意味、そこに特化していれば良いですが、アメリカは善かれ悪しかれ、子供の評価は勉強はもとより、人間性、リーダーシップ、社会奉仕活動、スポーツ、芸術など総合的に問われるのです。しかも、才能を伸ばしたり、できる子はどんどん上に行けるので、上を見ればそれもまたきりがないという状況。

子供達の演奏を聴きながら、こんな競争の激しい世界にいると、子育てで大事なのは、失敗したり、上手くいかなかったり、できなかった時に、子供自身が精神的にこうした状況を受入れて、それでもあえて前に進む力をいかにつけさせるのか、と思ったりしました。

今回のリサイタルは、スクールの50周年記念でもあり、終了後にはレセプションが。
ガールズも私もほっとして、2人は鼻歌で、りなはカップケーキ、ありはフルーツ、私はチーズで、なごみました。

外は快晴の春らしいお天気で、帰りの車の中は行きとは全く別世界で賑やかです。
ご褒美に、ありは手芸の材料、りなはスイーツ、3人で本屋さんでまったり「座り読み」して、早めのディナーにタイレストランへ。

あんなに緊張していたありですが、「今日、発表会で上手く弾けて、自信がついた」そうです。
まぁ、人生、そう上手く行くわけもないので、ともかく油断大敵で、何より音楽は楽しむためにやるものだから、そこに価値を見いだして欲しいな~、と思った私です。

あり9歳半に!

2014-03-02 | Milestones
早いもので3月になりました!
ありも早いもので、9歳半に。
大学入学まで半分来たかと思うとあっという間。
というわけで、最近は、子供達が親離れをした後に何をしようかと、リストを作り始めています(笑)

思えば、我家では子供が小さい時は、生まれた日に毎月誕生をお祝いしていたのに、いつの間にはその習慣はなくなってしまいました。。。

今回はありの発案でしたが、たぶん、大好きなラズベリーのチーズケーキが食べたかっただけだと思いますが。
おひな祭りも近づき、嬉しいイベント続きです。

まぁ、色々とありますが、とにかく元気に育ってくれているだけで、ありがたく思うこの頃です♪


(よくみると、ずぼんに穴が….すっかりアメリカン、、、笑)

「MITメディアラボ教授夫妻の最先端子育て」掲載のお知らせ

2014-01-18 | Mother's Life
いつもながら、しばらく更新が滞っており、申し訳ありません。

2014年1月16日に東洋経済オンラインの「世界のキャリア家族の子育て戦略」という連載で、我家の子育てについて取り上げて頂きました。

MITメディアラボ教授夫妻の”最先端”子育て- ジャーナリスト母、教授の父が米国で大事にすること

多くの方々にお読みいただき感謝していますが、共感して下さる箇所がかなり違っていて、それも楽しく拝読しています!
⇒皆さんのご感想などはこちらからご覧頂けます。

まだまだ試行錯誤の毎日ですが、何かしら、お役に立てるところがあれば光栄です。

ホリデーコンサートで「お仕事」

2013-12-21 | Learning and Play
友達が主催したチャリティ・ホリデーコンサートに行ってきました。

前半は子供達の演奏、後半は大人の演奏です。
子供達の楽しそうに演奏している姿は本当に微笑ましく、なかには、すでに素晴らしい演奏を疲労してくれる子供達もいて、ため息ものです。
後半は、さすがに、演奏に成熟が感じられます。
友達とお嬢さんたちのピアノやバイオリンも素晴らしかったし、知人のソプラノも迫力満点。
イタリアのコンペで入賞したことでも知られる、ハーバード2年生のすみれさんも参加。
ともかく、盛り沢山で手作り感に満ちた、とても素敵なコンサートでした。

さて、私は受付のお手伝いをさせて頂いたのですが、ガールズは、ベークセール(ボランティアが作った焼き菓子販売をチャリティへ)のお手伝い夢中。
テーブルに並べ、値段シールを貼り、注文を受け、金額の掲載、お金の受け取り、おつりなど。。。
かえってお邪魔になるだろうと心配しつつ、担当して下さった皆さんが、とても寛容で、役割を与えてくださり、ふたりがあまりに楽しそうに生き生きとしているので、御言葉に甘えさせて頂きました。
こうした温かい目線の大人達がいることで、子供もまた、成長していくのだなぁ、としみじみとありがたく思いました。 

今年最後の日本語学校!

2013-12-21 | Bilingual/Japanese School
日本語学校も、年内最終日となりました。
ありは「お小遣い作戦」の効果がありすぎて?、最近は、100点に驚かなくなりました。
ご褒美をモチベーションにするのはためらいがありましたが、かなり追い込まれた状況だったので、使った最後の手段。
それにしても、やればできるなら、なんで最初からやらなかったのか。。。

ともかく、この数ヶ月、頑張った甲斐もあり、なんとか「3年生脱落」の恐怖からは逃れられそうです。
本人からの提案で、来年からは、ご褒美も急激に減る事になります。やれやれ。。。

ただ、課題は作文で、こちらは未だに苦戦していますが、とにかく、バイリンガル教育を継続するのは、親次第であることは痛感しているので、焦らずに地道にやっていこうと思っています。

いっぽう、りなのほうは、ありよりは語学センスがあり、時間の使い方がとても上手く、ささっと宿題もやり、本もなんとか読んでいます。
作文も、あっという間に自分で書き上げるのには、驚きます。
完璧派のありは、うまく書こうと筆が止まってしまうのとは対照的。
まぁ、まだ一年生ということもありますが、姉の勉強を端で見て来たので知らずに身に付いていることも多いようです。

というわけで、なんとか、来年も継続できそうでほっとしています。
お世話になった、先生達、保護者の仲間の皆さんに、感謝いたします!