アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

譜めくり改善ちょこっと暗譜

2024年04月25日 | ピアノ
何年か前にも、ベルガマスク組曲「月の光」を弾いたことがあるんですが…

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そのときは、(やや)縮小コピー譜を作って、貼り方を工夫して、なんとか譜めくり可能なようにして弾いていました。

あれはあれでよかったんですけど、今回はなにしろ四曲続けて弾く予定なので、そのそれぞれにいろんな大きさ・形のコピー譜作ってばっさばっさと弾いていくのもあんまりスマートじゃないかな、って。

GVIDOの譜めくりは、私の場合はフットペダル使ってないので(高いので買わなかった、それっきり)、指で「しゅっ」とやるのですが、これうまくやると無音でめくれるし動作も小さいので、ほとんど演奏を邪魔しません。まぁそれはいいんですが、めくる「間」は必要なので、うまいこと「間」がとれない曲は悩むんですよね。

ちょうどページの切れ目で、片手が空いてるとかフェルマータだとかあれば好都合ですが、
いつもそういうわけにもいかないので、
譜読み段階では全然音楽的に切れ目でないところで演奏を止めてめくったりしています。

でもそれじゃ、さすがに演奏クオリティがさらに下がりますからあんまりよくない…

人前で演奏するときは譜めくりを頼むという考え方もありますが、いつも練習のときに途切れさせて弾いてたところ、誰かめくってくれたからっていきなりスムーズに弾けるかっていったら弾けないです。

それで、コピー譜工作のお時間に突入してあれこれ貼り方を悩んだりするのですが
今回は四曲スムーズに弾けるように、あくまでGVIDOのままでいこうかと思ってます。

それで、ページの切れ目ちょうどじゃなくてもその前後でめくる隙があるところに印をつけて、そこでめくる練習を進めています。

レッスンのときにおゆき先生に「この『め』(をマルで囲んだ印)はどういう意味?」と聞かれましたが、ハイ、ここでめくるマークですw


そういう個所では、1~数小節分、暗譜しておかなくてはいけませんし、そのタイミングでめくる動作をスムーズに入れられるように練習もしておく必要があります。
そんなこんなで、譜めくり目的でそこいらへんの状況をよーく考えて、部分練習もするので、
スムーズに譜めくりができるようになると、ちょびっと、演奏が向上しているという寸法です。

いや、素直に全部暗譜したらどうなのよ、って…
まぁ、そういう考え方もあるよね…(できない)

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のびのび、米芾(べいふつ)の臨書始めました

2024年04月23日 | 生活
去年の秋くらいからずっと、百人一首書いたり近代詩文に挑戦したりで、

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いわゆる「お稽古」的な課題からすっかり遠ざかっていましたが、今日のレッスンでは久々に太筆を持って

米芾(べいふつ)の臨書

を始めました。前にやっていた臨書は王羲之の「蘭亭序」というもので、これもたいへんスタンダードな臨書の課題ですが、
米芾もほかの生徒さんが書いているのを見かけて「なんか線が伸び伸びして気持ちよさそう」と思っていました。

なんの予習もなくレッスンに行ってしまいましたが、改めてぐぐってみますと
「古法との接点を逸脱しない確かさを備えつつ、変化の妙があり、痛快な筆致であるところに米芾の書の魅力があります。」
(「米芾(べいふつ)ってどんな書家?」より)

などとありました。

今回、臨書を始めたのは「蜀素帖」という、若いころの代表作らしいのですが、書いた感想は(といってもたったの五文字ですがw)

太い細いのめりはりがかなり極端である
長く伸びた線など、かなり自由な感じ

元の作品写真のままをお手本にしようとしてもなかなか半紙に収まらないような…
今日は、先生が半紙に収めて書いた臨書をお手本にして書いています。臨書といいつつ臨書の臨書ですな



何度か書いたのを見てもらって、このタテ線は真ん中より右寄りに、この線は太くこの線は細く、のようなローカルなコツをいろいろアドバイスもらって練習し、そのあと見てもらったら

先生「あー…『ぽい』です、『(米芾)ぽい』。バランスよくなりました。一文字一文字いいんですけど、ただ…」
私「…大きすぎる?」
先生「ハイ(^^;; もうちょっと余白がないと」

でも米芾の伸び伸びした線と合っている、その調子で、もうちょっと小さく、とのことでした。上記はそれで大きさの改善を試みたものです。

先生「まとまりましたね!」

最後に、地模様の入ったきれいな紙にも書きました。トイレに飾る用です。半紙よりちょっと小さく正方形の紙なので収まるかどうか心配しましたが、もう小さく書けるようになっていたので(?)大丈夫でした。



元のはこんな↓ 直接は真似しにくい感じじゃないですか?


でもなんとなく、米芾は性に合う感じがします。書いていて気持ちいい。しばらくやってみよう。

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ウナコルダ使いがこなれてない人

2024年04月22日 | ピアノ
最初の1ページだけ暗譜してみよう、とかやってたら気がついたことがあります。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←この話題書いたことなかったなたぶん

今弾いてる曲はベルガマスク組曲で、もう自分が実際弾く前からよく聞いてた曲でもあるし、音がどうなってどうなるとかは改めて覚えようとしなくてもなんとなくわかってるんですよね。

だから、暗譜できそうだと思ってたんですけど…

何度か覚えるつもりで繰り返しても、なかなか頭に入らなくてすぐ間違えちゃうのが
・指使い
・ペダリング(特に左)
なのです。

要するに、曲をぼーっと聞いてても情報として入ってない部分ね…

左ペダルどこで踏むかなんて、別に「暗記」しなくてもわかっててよさそうな部分だし、そもそも唯一の正解があるものではないんだから踏みたいとき踏んでいればいいんでしょうけど

よほど意識的に踏もうと思ってないとほぼまったく踏まないんですよね左は。

もしかして気づいている方がいるかもしれませんが、私これまで練習会や発表会でずいぶんいろんな曲弾いてきたのに左ペダル使ってるところはほとんど目撃されてないと思います(何)

ほとんどの曲を左ペダルなしで弾いてました(告白)

ごくたまに、ここでは踏むぞみたいなのを限定的に決めてる曲があったと思う(でも数えるくらい)

あと、例外的に「月の光」だけは楽譜に書いてある程度ウナコルダ使ってました。ほとんどこの曲だけかも

既に初心者というほどの初心者でもないのにそんなんって…

なんかピンと来てないんですよねウナコルダ。
めるちゃんの、左ペダル踏んだ音色があんまり好きじゃないということもあるし、
左ペダル踏んだときの感じや音色がピアノによって違うから、本番ピアノで戸惑うということもあるし、
単に頭がそこまで回ってない(面倒)ということもあったと思います。

弾いてるときに、どんな音色がほしいかのイメージはわりと持ってると思うんですけど(少なくとも近年は)
それと弾き方(手)や右ペダル(ダンパー)は自分なりに繋がっているのに
左足には配線がつながってない(笑)

つながっていれば、別に暗記しなくたって左ペダルを活用しそうなものですがね。

しかしこの私でさえ「月の光」は左ペダルの活用をセットにして練習できたわけだから…
せっかくなので
ベルガマスク組曲を練習してる間にウナコルダ使いをマスターしよう、と思うのでありました。あ、今年の目標はこれだな


ドビュッシーさんに助けてもらう

---- 今日の一冊:
「アンと愛情」(坂木司)
「アン」は主人公の名前(杏子)のもじりであり、和菓子の「餡」であり、そしてもちろんモンゴメリの小説タイトルとかけてるんですけど
ずいぶん前にこのシリーズ一作目「和菓子のアン」を読んで、しばーらくしてこれを買い、そのまま積んであったものです。
改めて読んでみたら、話がつながらないw 忘れてるだけかなと思ったんですがよく考えたら途中もう一冊あるのね
まぁつながらないけどおもしろかったです。
本家アンと同様、たいして(客観的には)大事件とかないけどあれこれ本人的には思い悩んだりいろいろあって、成長していく物語ではあります。和菓子の奥深さも含めて、ちょっとした謎解きみたいになっているところも楽しい。



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ロシアといえば…ボロディン、リャードフ、チャイコフスキー

2024年04月21日 | ピアノ
今日はおゆき先生のミニコンサート(先生ご自宅)でした。テーマは「ロシアからの贈り物」で…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←シードマイヤーはほんとにおゆき先生にめっちゃ懐いてます

前に「ロシア」限定の発表会があったときは、難曲に挑戦したくなる性質の人が多いもんで、ラフマニノフとか、スクリャービンとかが中心になっていましたが
今日の「ロシア」はボロディン、リャードフ、チャイコフスキーでした。

しかも、オープニングはなんとチャイコフスキー「子供のためのアルバム」最初の曲、「朝の祈り」でした。
このシンプルな曲が、シードマイヤーで丁寧に弾かれると美しいの。

ボロディンは、「韃靼人の踊り」などメロディーのいくつかが有名ではありますけど、ピアノ曲のイメージがあんまりないですよね。
今日、演奏されたのは、元々ピアノソロ曲である小品いくつかと、編曲もの(弦楽四重奏)でした。

聞いているとほんと素敵なんですよね。先生曰くかなり弾きにくい(スケルツォとか)らしいんですが、ピアノ曲といってもそんなにピアノの鍵盤に沿って作曲されている感じ(←ショパンみたいな)ではないということなんでしょうか。怖いもの見たさというかどれか弾いてみたいところですが

「ボロディン」「ピアノソロ」というとむしろ、ラヴェルの「ボロディン風に」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか? (私も)

なんでも、「ボロディン風に」は、ボロディンの「セレナーデ」が元になっているとかで、今日初めて聞きましたが、聞くとなるほどです。こんな曲:
ボロディン「小組曲〜セレナーデ」Borodin : Petite Suite 〜Serenade

次のリャードフは、練習会や発表会でもときどき聞かれますが、ほんと美しい曲を書きますよね。ボロディンが「土っぽい」のと違ってもっと都会的というか洗練された感じ、確かに「ショパンみ」があるように思います。

今日の曲目は
舟歌 Op.44
オルゴール Op.32
バラード「古き時代に」Op.21
でした。舟歌すばらしかったわ

チャイコフスキーは
ドゥムカ Op.59 (めちゃかっこいい)
ロマンス Op.51-5

アンコールは
チャイコフスキーは、チャイコフスキー「子供のためのアルバム」より「甘い夢」

今日登場した作曲家は三人とも、ピアノ曲があんまり多くない人だけどその理由が
・ボロディン ←日曜音楽家だから
・リャードフ ←怠惰だからw
・チャイコフスキー ←オケ曲メイン

って感じでそれぞれですね。私はこれまで、チャイコフスキーけっこう弾いてるけどあと二人は弾いてないので(ボロディンを吹いたことはある)、そのうちやってみたいですね。あと「ボロディン風に」も弾きたい



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目のピントが合わないとか(読譜)

2024年04月20日 | ピアノ
なんか最近、楽譜の見え方がいまいちというか、特に人前でピアノ弾こうとしているときに…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←舞台上にいるとき目のピント合わないと焦る

思うようにピント合わない感じ。いやそれって単に老眼でしょ、って、まぁそれはそうなのだが老眼コミで眼鏡作ってかけているわけなので、それでもうちょっとちゃんと見えてたはずなのだが。

「人前で」だと、家で弾いてるときよりなぜ見えないのかといえば
・照明が家と違うから?
・目と楽譜の距離が家と違うから? (椅子、譜面台などの具合による違い)
・焦ると楽譜に近づいてしまうから?

まぁちょっとこれらの切り分けについては判然としないのだけど。「焦ると楽譜に近づいてしまうから?」というのは、なにしろ長らく近眼強めの人生を送っておりますので、「あ、よく見えない」と思うとつい近寄ってしまう習性というのがありまして、でも近年それはよい結果をもたらすものではない。近寄ることでよけいよく見えないということになりがちなので、そんなことをしてはいけない…けれども焦ってるとつい。

人前で弾いてるときに、あぁぁ楽譜見えない、読めない、となるとパニクるので、ぐっちゃぐっちゃになったりしますが、傍から見てれば単に弾けてないのと見えてないのとは区別つかないわけでw

それぞれの曲の最初1ページくらいを暗譜しておいたらどうだろうか、とか思ってちょっとやってみたりしたのだけどこれはこれでいろんな発見があってよかった。

それはそれとして、やっぱり目がちゃんと見えたほうがいいので眼鏡を作り直すとかする?? みたいなことを考えたころにちょうどレンズが作れないとかなんとかニュースがあって(HOYAのシステムトラブル)

えっ今作れないの?? とか…

けど、どうもいろいろ試してみた感じ、長期間経ってフレームがちょっと歪んだり、鼻当て部分が曲がったりしていることでフィッティングの具合が悪くなっていて、目とレンズの距離がずれていることでよく見えなくなっているような気がしてきた。

今日、眼鏡屋さんに行ったら、ちゃちゃっと直してもらえて、あらすっきり

だいぶ回復しました(^^) もっと早くこうすればよかった
(でも何年か経ってるので作り直すのもよさそうではある)

しかしせっかく街なかに出たのでいろいろ買い物したりお茶したりして
ピアノ弾く時間がなくなったのであった

ともかく、少しでも目が確かなうちにどんどんいろんな曲の譜読みをしておきたいものです。


↑ セリアで衝動買い

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