『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「ハイポジ ~1986年、二度目の青春。~ 」 80年代、大好き!!

2020年03月18日 | TV
今期、一番おもろいドラマが「ハイポジ ~1986年、二度目の青春。~ 」
46歳のダメ父親が、高校時代にタイムスリップして、高校生活をやり直す、先ごろ完結した漫画「リライフ」の昭和40年代生まれ男版だ。
アニメ版の「リライフ」では、MD&90年代音楽が出てきても、ふ~んやったけど、このドラマで、カセットテープ(題名「ハイポジ」の由来)から、80年代音楽(主にアイドルソング)が流れる中、高校時代は一言しゃべるなんてもってのほか、ひたすら遠くからチラ見するだけの初恋少女が、斉藤由貴アクシアCM風美少女で、もう一人のヒロイン、量産型聖子ちゃんカットの乃木坂娘がセーラーズのトレーナーを着こなし、アッカンベーまでしてくれる姿を見ると、キュン死。
主人公同様、俺も今の状態でタイムスリップしてーーーと、半端ない没入感で、当時のこと色々思い出させてくれるわ。
いい思い出も悪い思い出も。

それだけに、第6話で出てきたセリフにがっがりした。
「オナチュー」。
同時代の学生諸子なら、わかっていただけると思うが、そんな言葉ね~わな。
同じ中学出身を意味する若者言葉。
そんなエロイ言い方せんかったって!
ここ、すごいひっかかったんで、原作マンガを探し求めたんやけど、なかなか見つからん。
そうこうしてるうちに、第9話で「マジかっ!」というセリフが!
「本気」と書いて「マジ」と読ませる立原あゆみ先生の漫画が、1986年開始で、「男塾」の面々が「マジ」と連発してそうな、宮下あきらの漫画や、「ビーバップ」なんかも、この時代で、アイドル歌手 、本田理沙の「本気(マジ)!」、田村英里子の「真剣(ほんき)」は、ともに1989年。
「マジ」は、気合の入った言葉で、「マジかっ!」=「ほんまか~」的な使い方は、してなかったよ~な・・・。

で、80年代愛のあふれる原作マンガには、もちろん、なかった!!
「オナチュー」も「マジかっ!」も。
一応言っておく。
このドラマは、今期一番好きなドラマです。
おそらく80年代好きな、若いスタッフが作ってくれてるんやろな~と思う。
小道具とか、ロケ地とか、がんばってるもん。
だからこそ、時代考証的なセリフもしっかりやってもらいたいということなんです。
使うなら、この言葉にしてくれ~。
80年代を代表する言葉でありながら、今ではあまり再現されてない重要なワード
「タコ!」



2010年代映画ベスト10

2020年02月19日 | 映画ベスト10
2010年年代の映画ベスト10を制作するにあたって、マイルールとして、その年、★★★★評を与えた映画からとし、その年の順位は関係なく選びたいと思います。
邦画
2010年 なし
2011年 「八日目の蝉」
2012年 「おおかみこどもの雨と雪」「ふがいない僕は空を見た」
2013年 「かぐや姫の物語」「映画 鈴木先生」「風立ちぬ」
2014年 「小さいおうち」「渇き。」「思い出のマーニー」
2015年 「きみはいい子」「海街diary」「バクマン。」「ソロモンの偽証 前編」「百日紅」
2016年 「海よりもまだ深く」「この世界の片隅に」「怒り」
2017年 「散歩する侵略者」「彼らが本気で編むときは、」「夜明け告げるルーのうた」「家族はつらいよ2」
2018年 「孤狼の血」「SUNNY 強い気持ち・強い愛」
2019年 「バースデー・ワンダーランド」「きみと、波にのれたら」
合計25本。

2010年代は、子供が小学生~中学生~高校生という時期でした。映画も現実と直結するもんが好みとなり、幼児期の子育てを振り返りの子育てあるあると、これからの生きていく上でのヒント・参考になる映画を高評価しています。
では、ベスト10を、

【10年代 日本映画ベストテン】
1位『かぐや姫の物語』高畑勲監督
2位『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』片渕素直監督
3位『男はつらいよ お帰り寅さん』山田洋次監督
4位『散歩する侵略者』黒沢清監督
5位『海よりもまだ深く』是枝裕和監督
6位『小さいおうち』山田洋次監督
7位『おおかみこどもの雨と雪』細田守監督
8位『きみはいい子』呉美保監督
9位『孤狼の血』白石和彌監督
10位『バクマン。』大根仁監督

日本映画10年代ベスト監督『是枝裕和』(3 点)・『大根仁』(2 点)・『湯浅政明』( 1点)
日本映画10年代ベスト女優『樹木希林』( 3点)・『黒木華』( 2点)・『小池栄子』( 1点)
日本映画10年代ベスト男優『リリーフランキー』( 3点)・『ピエール瀧』( 2点)・『長谷川博己』( 1点)

なんと、1位・2位にアニメ、3位・4位に黒沢清と山田洋次って、2000年代ベストと同じやん!う~ん、好みが変わってないんやと、再確認できました。
1位の「かぐや姫の物語」は、冒頭15分くらい大好き!!これだけでほぼ百点!!子育ての原点を思い出させてくれ、続く寝返りのシーンは、個人的に名シーン。これを描ける高畑勲の視線は本当にやさしい。また、かぐや姫に、死のメッセージを放り込み、「早来迎絵図」からイメージをもってくるところは、さすが日本文化の研究者だけあるわ。ザ・日本のアニメ。
2位の「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、当時、「りんさんエピソードを端折ったんは正解」と、なんとも罰当たりなコメントを書いてました。ここを追加すると、こんなにも新たなものが出来上がるとは、恐れ入りました。ディレクターズカットでこんな変わったのは「ブレードランナー」以来かなー。
3位の「お帰り寅さん」は、亡き人をそれぞれが好きなように感じたらいい映画やと思います。

監督賞は、 2010年代満遍なく作品発表しかつ、私の評価が高い人を選択基準に。そうすると、山田洋次(3本:私のベスト10に入った本数)・黒沢清(3本)・原恵一(3本)となってしまうので、この三人は永久シード権・ボクシングのダイヤモンド王座のような扱いとすることで、是枝裕和(5本)、大根仁(3本)、湯浅政明(2本)を選びました。2010年代前半のタナダユキ、成島出、後半は白石和彌もお気に入りです。
女優賞は、樹木希林、黒木華で二人決まり、あと一人、永作博美、長澤まさみ、蒼井優、広瀬すず、松岡茉優、と悩みましたが、泣かされることの多かった小池栄子にします!
男優賞は、リリーフランキーで決まり。是枝裕和&大根仁監督作品に出ずっぱりなんで、当然かと。リリーの相方的なピエール瀧も、ドーピング疑惑あるなか、私は許します!早く出てきてほしい!待ってま~~す!!あと1枠は、ベスト10で2作も主演してたら、入れなしゃーないわ。決して大河主演やからやないです。私の好きな映画によく出てた妻夫木聡、高良健吾は、漏れてしまいました。

続いて、洋画
2010年 「インビクタス」
2011年 「ブラックスワン」
2012年 なし
2013年 「拝啓、愛しています」
2014年 「レッド・ファミリー」
2015年 なし
2016年 なし
2017年 「THE NET 網に囚われた男」「わたしは、ダニエル・ブレイク」「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」
2018年 「1987 ある闘いの真実」「スリー・ビルボード」
2019年 「家族を想うとき」「RBG 最強の85才」「グリーンブック」

合計12本。少な!2010年代前半の洋画、いまいち時代にびっくりします。しかも韓国頼り。前回の00年代ベスト10の際、「不思議と韓国映画で★★★★がなかったです。次の10年で期待!」と書いていましたら、そのとうりになってて、嬉しいです。しかもアカデミー賞までね。では、ベスト10を。

【10年代 外国映画ベストテン】
1位『家族を想うとき』ケン・ローチ監督
2位『THE NET 網に囚われた男』キム・ギドク監督
3位『拝啓、愛しています』チュ・チャンミン監督
4位『レッド・ファミリー』イ・ジュヒョン監督
5位『1987 ある闘いの真実』チャン・ジュナン監督
6位『わたしは、ダニエル・ブレイク』ケン・ローチ監督
7位『ブラック・スワン』ダーレン・アロノフスキー監督
8位『スリー・ビルボード』マーティン・マクドナー監督
9位『グリーンブック』ピーター・ファレリー監督
10位『インビクタス』クリント・イーストウッド監督

外国映画10年代ベスト監督『ケン・ローチ』( 3点)・『キム・ギドク』( 2点)・『クリント・イーストウッド』( 1点)
外国映画10年代ベスト女優『ルーニー・マーラ』(3 点)・『ジャネール・モネイ』( 2点)・『キム・テリ』( 1点)
外国映画10年代ベスト男優『ライアン・ゴズリング』(3 点)・『マハーシャラ・アリ』(2点)・『マット・デイモン』( 1点)

ケン・ローチに挟まれる形で韓国映画を4本配置。「家族を想うとき」は、久しぶりに家族全員揃った食事からのドライブシーンにつきます。「幸いにも、君には、君を想ってくれる家族がいる」と言うポリも好き。2位の「THE NET 網に囚われた男」は、「パラサイト」を見た人にぜひおすすめしたい!韓国の格差社会で下の方やったら、北朝鮮の方が幸せかもしれんと思わせる怖さがある。そんな底辺(ってほどでもないけど)でも、3位の「拝啓、愛しています」では、美しいものが描かれていました。

監督賞は、まずケン・ローチ。はい、にわかローチです。1996年公開の「大地と自由」しか見たことなかったけど、ここ最近でこんななってたとは!!まだまだ映画で教えを乞いたい!キム・ギドクは、ず~っと好き!ポン・ジュノより好き!!あと1枠は、日本映画で永久シード権の話をしてたのに、イーストウッド。この10年で7作(うち4本は私のベスト10に入ってる)も撮ってるんで、無視したら、銃で撃たれそう。
女優賞は、ルーニー・マーラが、この10年ではダントツかな~。ジャネール・モネイは、「ドリーム」と「ムーンライト」で、キム・テリは「お嬢さん」と「1987 ある闘いの真実」で好きになりました。
男優賞は、10年代は、なんとなくライアン・ゴズリングかな~と。マハーシャラ・アリは、「グリーンブック」と「ムーンライト」で。マット・デイモンは、男優目当てで、映画を見ることはないけど、実は、彼の映画は高評価多しでした。

ちなみに、前回の00年代ベスト10は、
1位『千と千尋の神隠し』
2位『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ戦国大決戦』
3位『トウキョウソナタ』
4位『たそがれ清兵衛』
5位『河童のクゥと夏休み』
6位『仄暗い水の底から』
7位『パッチギ!』
8位『ありがとう』
9位『紙屋悦子の青春』
10位『キューティーハニー』

日本映画00年代ベスト監督『原恵一』
日本映画00年代ベスト女優『沢尻エリカ』
日本映画00年代ベスト男優『オダギリジョー』

前回の00年代ベスト10は、
1位『グラン・トリノ』
2位『ファインディング・ニモ』
3位『あの子を探して』
4位『チャーリーとチョコレート工場』
5位『ボーン・アルティメイタム』
6位『クラッシュ』
7位『硫黄島からの手紙』
8位『チェンジリング』
9位『ブラッド・ワーク』
10位『チャーリーズ・エンジェル』
外国映画00年代ベスト監督『クリント・イーストウッド』
外国映画00年代ベスト女優『キャメロン・ディアス』
外国映画00年代ベスト男優『クリント・イーストウッド』

では、次の10年もよろしくお願いします。

「男はつらいよ お帰り寅さん」 いろいろメモっときたいことが

2020年01月19日 | 映画
正直、最初、「今、この時代に寅さんがいたら…」みたいな企画意図が発表され、「50周年やからって無理に作らんでも…」って思いました。「寅さんの名場面集みたいになってたりしたらやだね~」、「寅さんが神格化され、昭和のレジェンド的扱いになるんもな~」みたいな感じになるかもとイヤでした。

私が映画バカになり始めた、80年代「寅さん」は、マンネリ寅さんでした。今でこそ、80年代寅さんも、見るべき箇所が多く、でもそれは、長年続けてきた蓄積あってゆえのもので、当時の「ガンダム」「SW」「SFX」「ホラー」「アニメ」を喜んでたバカもの(私のことですよ)は、そもそも「寅さん」を評価の対象ともしてませんでした。なんで、第2回東京ファンタスティック映画祭で、渥美清さんが、お忍びで映画をご覧になられた時も、藤岡弘や、トビー・フーパーには群がっても、寅さんからは、いとも簡単にサインをいただけました。「渥美さんも、こんなん好きなんですか~」「いや~、映画、好きなんですよ」と、本当にふらりと見に来た感じでした。なんの映画を見に来てたか忘れてしまいましたが、「え~?こんな映画まで見はんの?」という記憶があります。

おっと、だいぶ話題がそれましたね。
さて、この映画、見る前から漏れ聞こえる評判は良く(徹子の部屋 山田洋次の回)、山田洋次VS横尾忠則も、年末の週刊文春「お帰り寅さん」の特集記事で、やたら「横尾さんの~」「横尾さんから~」と山田洋次が2~3回言ってることから、年初の週刊ポストよっこんのお怒りプンプン丸は、なんかハメられた感もありました。
また、それました。

さて、この映画、オープニングから桑田歌唱までで、すでにかなり気持ちが持っていかれました。「寅さん」は、それぞれの人に、それぞれの寅さんがいて、寅さんイズム(たこ社長イズムも)を継承している。さらに見続けていくと、それぞれの人に、それぞれのかけがえのない出会いと別れがあって、イヤ~な出来事も、転じて名場面に変わってしまうんやろな~と想像させてくれたり、「生きててよかったな~と思う時って、なんべんかあるじゃない」があって、満男が泉ちゃんに出会う奇跡も、私のこの先の人生においても、ひょっとしたら、なにかあるんじゃないと期待させて、しまいにしてくれました。そんな私は、満男と、ほぼ同い年です。

デジタル技術で、違和感のない寅さん以上に、昭和の女優たちが、こんなに美しく、大画面で見れたことも
奇跡です。これもマドンナとして、本当にいろんな女優を起用してくれた、洋次のおかげです。ここだけでも、寅さん記念館でマドンナのとこは熱心に鑑賞していた、「寅さんを1作たりとも見たことがない」母親(M-1かまいたちで言う勝ちの人)にも、見せたいなと思いました。そういえば、「Zガンダム」の映画化の際、昔のTV映像をそのまま使用するため、エイジングという謎の技術を使い、逆「めぐりあい宇宙」編みたいなことになって、見てられなかったことを思い出しました。アニメには、この技術より、「ファイナルファンタジー7 リメイク」みたいに、徹底的に作り直す方がいいんでは、「ガンダム THE ORIJIN」はよかったな~と思いつつ、また話が大それです。

最後にキャストについて一言。同じ役者で違う役(こういうの何て言うんでしょうか?)は、この長寿シリーズゆえの、お楽しみのひとつです。浅丘ルリ子は、リリー役を貫きましたが、3回マドンナとして登場した竹下景子は、違うマドンナとしての出演です。2代目おいちゃんを演じた松村達夫は、3代目おいちゃんを、下條正巳に譲ったあとも、違う役でちょこちょこ出てました。「家族はつらいよ」シリーズでも、小林稔侍がそういう同じ役者で違う役をやってましたが、今回ついに「男はつらいよ」に出演しました。で、そういうお楽しみを「男はつらいよ」で担当、11作も出た笹野高史が、忘れられず出てました。そして、ついに御前様役に大昇格です!長くやってきたら、いいことってあるんやな~~。

なお、この映画、広い層に「寅さん」体験をということで、小中学生が100円で見れるキャンペーンをしていて、中三の息子を誘ったのに、軽く嫌がられたことを付記しておきます。


★★★★




2019年ブロガーが選んだ映画ベスト10

2020年01月19日 | 映画ベスト10
ここんとこ、2年に一回の発表となってました「ブロガーが選んだ映画ベスト10」ですが、今回は、遅くなったものの、きちんと出せました。最近は、テレビを所持しない大学下宿生がいたり、新聞をとらない人がいたり、なにかと、これからの現役世代と変わってきてるなーと思たりすることも、しばしば。ブログというツールも、たぶん古いんやろなと思いつつ、これしかないんで、まだやっとります。手作業で。で、調査法としまして、前回のベスト10から、今年のベスト10を調べに参ってるんですが、停止してたり、yahooブログ自体がなくなってたりで、去年とは半数以上のブログが変わりました。おかげで若返ったんんじゃないかと思う89ブログの方のベスト10の集計はじまりで~~す。

(過去のベスト10 2018年2017年2016年2015年2014年2013年 2012年2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年2004年)。



得点の付け方は、1位10点、2位9点…9位2点、10位1点。
邦画・洋画別に選んでる方は、邦画1位・洋画1位は各9.5点、2位各7.5点…5位各1.5点。
ランク付けのない方は55点÷本数としました(10本未満・以上選択の場合は選択本数で変えてます)。
映画タイトルの後にある【】は1位に選んだ方のブログです。
クリックしますとその方のベスト10記事に飛びます。
それでは、どうぞ!


10位『天気の子』78.5点【オールマイティにコメンテート】【はらやんの映画徒然草】【エンターテイメント日誌】京の昼寝】


9位『イエスタデイ』84点【ameba-k2satoのブログ】


8位『運び屋』93点


7位『ROMA/ローマ』96.5点【映画は時代を映す鏡】【JOEは来ず…】【アレレの映画メモランダム】【きもの創り200年「大賀屋呉服店 7代目のkimono語り」】【じゃむまるのシネマデイズ】


6位『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』112.5点【roninの映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ】


5位『スパイダーマン:スパイダーバース』114点【A Little his REDEMPTION】



4位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』191点【平平凡凡映画評】


3位『グリーンブック』192.5点【京の昼寝】【NAO日和】【リンピオのBlog House】【大江戸時夫の東京温度】


2位『アベンジャース エンドゲーム』250.5点【自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページ】【ロンリートラベル ~海外個人旅行記~】【☆yukarinの映画鑑賞日記α☆】【シネマ親父の“日々是妄言”】【パピとママ映画のblog】【Con Gas, Sin Hielo】【50女のたわごと】【キネマ・アイランド】【SGA屋物語紹介所】【しんすけのブログ】【そーす太郎の映画メモ】【cafe-MouLinRouge blog】


1位『ジョーカー』310点【Akira's VOICE】【映画!That's Entertainment】【ノルウェー暮らし・イン・原宿】【西京極 紫の館】【みはいる BのB】【虎猫の気まぐれシネマ日記】【芸術に恋して★Blog】【C'est joli ここちいい毎日を♪】【HALUの映画鑑賞ライフのBlog】

「ジョーカー」1位は、予想どおりでしょう。なかなかのぶっちぎりっぷりでした。単なるDC映画ではなく、社会派エンタメとしても楽しめたこの映画、半数を超える49ブログの方が10内に入れる支持がありました。アカデミー賞の行方も楽しみです。「ミリオンダラーベイビー」以来のブロガー1位と、アカデミー最優秀作品の合致が見られるでしょうか?2位「アベンジャーズ完結編」は、こちらの方が、1位に挙げた方の数が多かったんですが、「アベンジャーズ」シリーズは、「1」は8位、「2」は57位、「3」は9位やったんで、掉尾を飾れたといえましょう。ちなみに6位の同じく完結した長期シリーズ「スター・ウォーズ」は、「エピソード7」が3位、「エピソード8」が10位で、完全にマーベルの方に流れていったんでしょうね。感想戦でも、「期待通り」「お祭りの終焉」のマーベルと、「40年間の思い入れ」「完結記念に」のSWって感じでした。3位「グリーンブック」。アカデミー賞最優秀作品は、いつもベスト10に入ってる印象ですが、最近では「シェイプ・オブ・ウォーター」(5位)、「ムーンライト」(49位)、「スポットライト」(14位)、「バードマン」(6位)、「それでも夜は明ける」(12位)と、中位か、外れが続いてました。ベスト3入りは、ホント久しぶり。4位と8位に、常連監督作。イーストウッドは、この統計をとって以降、14作品中9作品(1位が3作品あります)が、タランティーノは、6作品中4作品がベスト10に入ってます。あらためて、すげーですね。5位の「スパイダーバース」は、10位「天気の子」を抑えて、今年のアニメ1位です。私個人的に今年はアニメ豊作でしたが、ここではあんまりでしたね。7位に、Netflix作品。去年入れた方もいて、38位24.5点でした。9位は音楽もの。このジャンルもよく入ります。そして私、見落としがちです。今回、10本中4本落としてました。
では、11位から20位までどうぞ!

11位『存在のない子供たち』78点【Tamaの映画生活】【めざせ年間300本】
12位『アルキメデスの大戦』75.5点【みはいる BのB】【平平凡凡映画評】
13位『ブラック・クランズマン』71点【山下晴代の「文学的なるものをめぐって」】
14位『THE GUILTY/ギルティ』62.5点【こねたみっくす】
15位『家族を想うとき』61.5点【『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記】【風情☭の不安多事な冒険 Part.5】
16位『アイリッシュマン』59.5点【悪魔のように細心に】
17位『蜜蜂と遠雷』59点
18位『バジュランギおじさんと小さな迷子』54.5点【映画館でぐだぐだ考えた】
19位『クリード 炎の宿敵』52点【満腹亭ぷくぷくの事件簿】【底抜けキッドアメーバーブログ】
19位『ホテル・ムンバイ』52点【ピン芸人・山﨑淳矢のブログ。優柔不断で慎重派。】

ミニシアター系の映画がはいってますね。実写邦画は「アルキメデスの大戦」と「蜜蜂と遠雷」が。インドものが2本。私の1位はここでしたか。

21位『キングダム』50.5点【NAO日和】
22位『アス』50点【我想一個人映画美的女人blog】【先取り映画情報‼️ 時々ドラマ ー冷蔵庫マンの映画冷蔵庫ー】【dramatique】
23位『七つの会議』47点
24位『女王陛下のお気に入り』46点
25位『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』44点【お楽しみはココからだ~】
26位『僕たちは希望という名の列車に乗った』43点【マープルのつぶやき】
26位『ドクター・スリープ』43点
28位『愛がなんだ』42.5点【大江戸時夫の東京温度】
29位『パラサイト』42点
30位『宮本から君へ』41.5点【Charming Voice】
31位『マリッジ・ストーリー』38・5点【日々是変化ナリ】
31位『翔んで埼玉』38.5点

33位『COLD WAR あの歌、2つの心』36.5点
34『新聞記者』36点【アレレの映画メモランダム】【新・辛口映画館】
34位『ハンターキラー 潜航せよ』36点【映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ~】
34位『ファーストマン』36点
37位『半世界』35.5点【きもの創り200年「大賀屋呉服店 7代目のkimono語り」】
38位『トイストーリー4』35点
39位『ボーダー 二つの世界』34点【あの ぴかーってひかるやつが めにとびこんでくる】
40位『バーニング 劇場版』33.5点【もっと!やまたん☆ぶろぐ】

ほか、1位に推された映画たちです。

41位『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』32点【etoile】
43位『長いお別れ』29点【めざせ年間300本】
44位『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』26.5点【WAN-TED EPISODEⅡ】
47位『岬の兄妹』【森直人/脱力日記ハイパー】
53位『2人のローマ教皇』20.5点【元・副会長のCinema Days】
57位『洗骨』19点【芸術に恋して★Blog★】
58位『ゴッズ・オウン・カントリー』18.5点【Spice】
58位『アイネクライネナハトムジーク』18.5点【シネマ親父の“日々是妄言”】
66位『ロケットマン』17点【TSUKASA’S BLOG】
68位『象は静かに座っている』16点【龍目日記】
73位『あの日のオルガン』14.5点【佐藤秀の徒然幻視録】
75位『ウトヤ島、7月22日』13.5点【佐藤秀の徒然幻視録】
84位『空母いぶき』12点【パピとママ映画のblog】
87位『ウィーアーリトルゾンビーズ』11点【舞い上がる。】
90位『愛と銃弾』10点【ここなつ映画レビュー】
90位『ミッドサマー』10点【タイレンジャーの下世話な映画ブログ】
90位『BanG Dream! FILM LIVE』【或る日の出来事】
90位『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』10点【E!Place】
90位『ザ・バウンサー』10点【三角締めでつかまえて】
90位『映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』10点【隣の芝生が青すぎる】
90位『ブレッドウィナー』10点【俺なりの映画レビューブログ】
100位『ちいさな独裁者』9.5点【新・辛口映画館】
100位『飛べない鳥とやさしいキツネ』9.5点【映画好きパパの鑑賞日記】
100位『劇場版 賭ケグルイ』9.5点【映画好きパパの鑑賞日記】
100位『デイアンドナイト』9.5点【元・副会長のCinema Days】


【ノラネコの呑んで観るシネマ】【Days of Books, Films & Jazz】【Slow Dream】【FREETIME】
【ポコアポコヤ映画倉庫】
【juntana325 趣味三昧】【everyday excuse】【カッパとリンゴ】【シネマをぶった斬りっ!!】【幡ヶ谷亭直吉のあなただけに徒然日記】
【つれづれなるままに】
【日々雑感のメモ】【akaneの鑑賞記録】

それでは、2020年も映画、い~のがいっぱい見れますように!(今年は1月からヤバいくらい揃ってますね!!)
よろしくお願いいたします。

2019年 映画ベスト10

2020年01月09日 | 映画ベスト10
私の2019年映画ベストテンです。
ネタバレしてます。

10位・・・「旅のおわり世界のはじまり」
黒沢清が大好きやという言葉「世界」をタイトルに持ってきましたよ!異世界マーケットぶら歩きも、もれなくヒッチコックでありで、さすが俺のキーちゃん!

10位・・・「真実」
吹き替え版やったんで、不思議な感じ。フランス映画感が損なわれてしまったかもしれんが、退屈せずに見れた。劇中映画の本編や、日本人キャスト版も見たいわ~。

9位・・・「ジョーカー」
やっとこういう映画で、ちゃんとPCを感じられました。狂人の戯言かもしれんが、義兄弟設定は、「帝国の逆襲」ダースベイダー発言みたいで、あんま好かん。

8位・・・「ある船頭の話」
岡山ネタ(桃太郎、津山三十人殺し、キャスト)ぶっこんでます。焚火を見るだけの動画がブームなら、船が川を往復するだけの映画もいいじゃないか!

7位・・・「天気の子」
災害大国その後。希望が持てるな、こんなん。紅白で歌を唄ってた、透子さんが、「鈴木先生」の酢豚の子やって、ぶっ飛んだ!「宮本」君、後悔してへんやろな!

6位・・・「トイ・ストーリー4」
ラストにふさわしい、いい選択だ。戸田恵子さんの声の現役感が凄かったけど、新木優子さんの抜擢、最高やね。

5位・・・「きみと、波にのれたら」
「ルー」とセットで。男の人、歌下手くそ。

4位・・・「バースデー・ワンダーランド」
あんま見たことない場面設定が新鮮。江口寿史っぽいキャラが、今敏感を醸すわー。

3位・・・「グリーンブック」
時代が追いつくということを、色々感じた一年やけど、この一作もそれ。あのファレリー兄弟が、アカデミー賞作品やで。

2位・・・「RBG 最強の85歳」
素敵なおばあです。Tシャツ売っとったらよかったのに。


1位・・・「家族を想うとき」
ブレイディみかこの本と供に激推し!日本題名を発する人が、意外な人物と、原題「SORRY WE MISSED YOU」の皮肉。反抗期の息子ってこんな感じ(マルチタスクって嫌い!そもそも誰が月々払とんねん)。あんな素敵なドライブを提案するくらいやから、きっと運転中、思い出してるよね、うん。

今年もレベル高し。10位を2本選んじゃいました。ここ数年、邦画が上位を占めたのに、今年だけは洋画上位!邦画もアニメが上位でようさんあった。ずっと入ってた韓国映画は、なし。1本しか見てないもん。3月でファイナルとなる「午前10時の映画祭」は、10本見た。終了するけど、ほかの映画館で「ディアハンター」「ゾンビ」とか、やってくれたで。「王の男」なんかチケット完売やったらしいわ。昔の映画を映画館で観たい需要は、あるはずやん!

2019年鑑賞リスト
1:「チャンス」★★★★ 昔テレビで見た時もよかったけど、今見るとさらにいい映画やった。黒人にチャンスなしというセリフは、未だに響く。シャーリー・マクレーンってカワイイのね。
2:「ディアハンター 4Kデジタル修復版」★★★1/2 ベトナム戦争の時のアメリカだけでなく、もれなく置き換え可能。このデ・ニーロ、ゲイと見ていいですね。
3:「クリード 炎の宿敵」★★★ ドラゴ側からも丁寧に描いて、スポーツマンシップあふれる頂点の、どっちも勝ってほしい試合にしてほしかったな~。曲のじらし、相変わらず上手い。子の誕生よかった。
4:「夜明け」★★★1/2 是枝裕和と西川美和子の弟子にたがわぬ作品。
5:「日の名残り」★★★1/2 鼻水が紅茶に垂れる、元祖バカッター映像に衝撃!エマ・トンプソンが、松岡茉優に似てると気づいた。
6:「天才作家の妻 40年目の真実」★★★ 実話と思って見てた。さもありなん。冒頭のシーン、朝日新聞夕刊企画「女子組」で怒られそうな、老境の性欲シーンに、男側納得。
7:「バーニング 劇場版」★★★ 永野芽郁似の主演女優が、ババーンと裸になる韓国映画界に羨望。いかようにもとれる内容は、いつまでも楽しめる。
8:「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ ディレクターズカット」★★★1/2 ジェニファー・コネリーのバレエレッスン覗き見に、初恋映画女優は君だったかも?な気分に。成長したら、キューピー顔のエリザベス・マクガヴァンは、“世紀のミスキャスト”。
9:「パッドマン」★★★ 朝ドラみたい。
10:「ファーストマン」★★★ 暗いな~。爽快感ないわ~。脳内で「ライトスタッフ」の曲をかけとったわ。
11:「大統領の陰謀」★★1/2 「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」を見た後、モーレツに見たくなったけど、間あきすぎたわ。
12:「グリーンブック」★★★★ 
13:「運び屋」★★★1/2 イーストウッド作品、最近の実録モノもいいんやけど、やっぱり老境モノは、鉄板やね。「パーフェクトワールド」見たなった。
14:「ウトヤ島 7月22日」★★★ 最前席で見たんで、怖かった。
15:「未知との遭遇」★★★ 困ったお父さんでしたね。
16:「バイス」★★★ ブッシュが、ひたすらアホ。何年後かしたら、現大統領も映画化されそうで、今から楽しみ。
17:「ハロウィン」★★1/2 実際の年月を経た(結構あいた)続編ものが作られだして、興味本位から見てますが、まんまとハメられた感があります。
18:「こどもしょくどう」★★ 至る所に、納得でけんとこあり、今年のワーストなんやけど、上映後拍手が起きました。人それぞれやね~。
19:「バースデー・ワンダーランド」★★★★ 
20:「ジョーズ JAWS」★★★1/2 海洋冒険映画。音楽がさらに盛り立ててくれます。わかってんのに、また飛び上がるほどびっくりしたショックシーンはお化け屋敷。
21:「ドント・ウォーリー」★★★ どっちか言うとアル中やん。私もあやまることないかな…。
22:「ザ・フォーリナー 復讐者」★★★ ジャッキー見ない宣言もう撤回。されど、香港時代の楽しいジャッキーは、もう見れないのか・・・。
23:「風と共に去りぬ」★★★1/2 「100分DE名著」で新解釈を聞いてから見たんで、苦痛でしかない長時間を乗り越えられた。
24:「RBG 最強の85歳」★★★★ 
25:「町田くんの世界」★★★1/2 反キラキラ映画。キャストが素敵。マンガもおもろかったわ。
26:「ハーツ・ビート・ラウド」★★★ LGBT要素がなければ、スルーしてたな。
27:「長いお別れ」★★★ 長いな。
28:「日本のいちばん長い日」★★★ 逆226事件っぽい。「史上最大の作戦」からタイトルつけられたんかな~?
29:「旅のおわり世界のはじまり」★★★1/2
30:「きみと、波にのれたら」★★★★
31:「凪待ち」 ★★★1/2 一つ間違ったら俺やったかもしれんっていう空気、感じてないんかな、今の政治家は。
32:「新聞記者」 ★★★1/2 日本もやればできるやん!っていうか、黒澤明も山本薩男もこんなんやってた時代あったやんか!まずは「Gメン」とか「ハングマン」あたりからやり直すか!
33:「八甲田山」 ★★★1/2 夏に行ったのに、冷房いらずの作品やわ。「雪の進軍」、道さえ知れずは、気になってた歌やったわ。「ガルパン」でもやってたんやね。大竹まことも行軍に参加してました!
34:「いとはん物語」 ★★★ 京都文化博物館にて、京マチ子追悼企画。大正時代って、意外とモダン。
35:「トイ・ストーリー4」 ★★★1/2
36:「COLD WAR あの歌、2つの心」 ★★1/2 88分の映画なのに長く感じた。正直、苦手。
37:「ブルースブラザーズ」 ★★★1/2 サントラだけでも楽しい。
38:「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ 」★★★ 吉田鋼太郎を、ずーっと見ていたい。サウナのバスタオルの巻き方、おもろい。
39:「ワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」★★★ この時代にあまり思い入れないから長かったな~。「なつぞら」の世界は、楽しかったな~。
40:「アス」★★1/2 あんまり伝わらんかったな、私には。
41:「天気の子」★★★1/2
42:「帰れない二人」★★★ 大同は、新婚旅行で行った場所でした。ジャジャンクーは、ほんま独特やわ。
43:「宮本から君へ」★★★ TVでは行きつけなかった(そら無理やな)漫画の続き。ラグビーワールドカップに水を差すラガーマン、不交付はこれか原因?唾液とか抜けた歯とか不快指数アップ。
44:「惡の華」★★★ アニメ版が最強やけど、こっちで続きは、もはや不可能。
45:「ジョーカー」★★★1/2
46:「ある船頭の話」★★★1/2 
47:「ボーダー」★★★ りんたろー。と、布施明。ゴーンの検査もこの人にやってもらいたかった。
48:「時計じかけのオレンジ」★★★ 暴力描写がキツいわ。今見ても古くない。
49:「真実」★★★/12 
50:「よこがお」★★★ 筒井真理子にエロを注入してブレイクさせたのは園子温やったな~。
51:「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」★★1/2 ホラー映画、卒業かな?
52:「ひとよ」★★★ 白石和彌、ようけ仕事してんのにはずれないな~。
53:「ホテル・ムンバイ」★★1/2 サニー・フランシスのマサララジオでおすすめしてたんで、見ました。これも上映後、拍手がおこったと新聞で読みましたが、私的にはイマイチ。
54:「アイリッシュマン」★★1/2 マーティン・スコセッシは苦手やけど、評判やから見たら、やっぱケツ痛でした。
55:「i-新聞記者ドキュメント-」★★★1/2 菅官房長官の「令和」の時とは違う、すっごいイイ顔が見れます!あまりにも望月衣塑子さんが、カッコいいので、娘にも見てもらいたいと講演会に行ったら、奇跡的なことがおこりました。
56:「家族を想うとき」★★★★ 
57:「ゾンビ 日本初公開復元版」★★★★ 私は、こっち版を望んでませんでしたが、ちゃんとした映画館でゴブリンサウンドを聞けたのは、大満足です。ロジャーがピーターを急に連れてきたのに、すんなり受け入れた理由がなんとなく判明。
58:「カツベン!」★★★ こういう邦画、久しいな。無声映画なかったんかー。
59:「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」★★★1/2 1/2はサービスです(毎回やってる)。完結して思うことは、本当、1作目(A NEW HOPE)だけか、まぁ「ジェダイの復讐」で終わっておけばなぁ~と思います。タイトルバックの説明、いつも理解できないのは、私だけか?

2018年ブロガーが選んだ映画ベスト10

2019年02月09日 | 映画ベスト10
なんか、いつの間にか2年に一回まとめる感じになってしまいました。
50歳こえると、2年が1年のように感じているのかと、少々怖くなってきます。
こういう集計ものはAIが得意な分野で、統計は政府発表のものが、忖度も働かずとても正しいと耳にしておりますので、一個人が手作業で選んだこんなベストは不要論もあるかもですが、まぁ個人の楽しみとして、お目を拝借。

(過去のベスト10 2017年2016年2015年2014年2013年 2012年2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年2004年)。


今回は77ブログ。
得点の付け方は、1位10点、2位9点…9位2点、10位1点。
邦画・洋画別に選んでる方は、邦画1位・洋画1位は各9.5点、2位各7.5点…5位各1.5点。
ランク付けのない方は55点÷本数としました(10本未満・以上選択の場合は選択本数で変えてます)。
映画タイトルの後にある【】は1位に選んだ方のブログです。
クリックしますとその方のベスト10記事に飛びます。
それでは、どうぞ!



10位『ワンダー 君は太陽』67.5点【我想一個人映画美的女人blog】


9位『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』69点


8位『ウインド・リバー』73点


7位『リメンバー・ミー』85点【ロンリートラベル】【WANTED】【底抜けキッド!ウルティモ・ブログ】


6位『レディ・プレイヤー1』88.5点【Akira's VOICE】【気ままな映画生活】


5位『シェイプ・オブ・ウォーター』95.5点


4位『万引き家族』172点【自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページ】【オールマイティーにコメンテート】【ご当地 多摩ニュータウン】


3位『カメラを止めるな!』182点【はらやんの映画徒然草】


2位『スリー・ビルボード』260.5点【ぁの、アレ!床屋のグルグル回ってるヤツ!】【映画!That's Entertainment】【ここなつ映画レビュー】【JOEは来ず…】【ノルウェー暮らし・イン・原宿】


1位『ボヘミアンラプソディー』298.5点
【yukarinの映画鑑賞日記α】【NAO日和】【etoile】【シネマ親父の“日々是妄言”】【パピとママ映画のblog】【映画は時代を映す鏡】【西京極 紫の館】【Con Gas, Sin Hielo】【みはいるBのB】【虎猫の気まぐれシネマ日記】【ハリウッド映画 LOVE】【森直人/脱力日記ハイパー】【40女のたわごと】

調査中ダントツかと思われた1位作品でしたが、集計してみると2位との差が詰められてました。それでも「ボヘミアン・ラプソディー」は、1位に入れた人が13人、興行成績もナンバー1で、2018年の映画といえば、これでいいでしょう!3、4位の邦画NO.1対決は、さらに接戦で、こちらは、変わってた可能性もありましたね。興行成績もよく、カンヌ受賞に、口コミなどの話題性も高く、甲乙つけ難く、判断は権威の象徴日本アカデミー賞に委ねるとしましょう。5位にアカデミー賞作品。6位は意外なことにスピルバーグ初のテン入り。7位に、「トイストーリー3」以来久々のピクサー。8位・10位は、それぞれ過去ベスト10に入った作品の脚本家監督作で、着実にステップアップしてます。一方で、常連といえるイーストウッド、マシュー・ヴォーン、「ミッションインポッシブル」シリーズ、外伝ではありますが「スターウォーズ」シリーズが外れてしまいました。巻き返しを期待します。では、11位以下を。

11位『グレイテスト・ショーマン』58点【映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ~】
12位『君の名前で僕を呼んで』56.5点【佐藤秀の徒然幻視録】
13位『寝ても覚めても』54.5点【大江戸時夫の東京温度】『犬猿』【元・副会長のCinema Days】
14位『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』54点
15位『勝手にふるえてろ』53点【ジョニー暴れん坊デップの部屋】【JOEは来ず…】
16位『孤狼の血』52点【みはいるBのB】
17位『バーフバリ 王の凱旋』51.5点【キネマ・アイランド】【ファルケンなうの殴り書き映画記録】【ご当地 多摩ニュータウン】
18位『パディントン2』46.5点
19位『サーチ/SEARCH』43.5点【芸術に恋してBlog】
20位『ちはやふる -結び-』42点

15位、17位は、昨年のテンに入れている人が、少なからずありました。テンに入っていてもおかしくない映画です。

21位『ヘレディタリー 継承』40点
21位『アイ・トーニャ』40点
23位『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』36点
24位『フロリダ・プロジェクト』35.5点【映画好きパパの鑑賞日記】
25位『アリー/スター誕生』34.5点【あーうぃだにぇっと】【山下晴代の女はそれをがまんできない日記】
26位『ブリグズビー・ベア』32.5点
27位『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』32点
27位『A GHOST STORY / ア・ゴースト・ストーリー」』32点【風情☭の不安多事な冒険 Part.5】
29位『タクシー運転手 約束は海を越えて』31.5点【マープルのつぶやき】
30位『デッドプール2』29.5点【新・辛口映画館】

31位『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』29点【大江戸時夫の東京温度】
31位『日日是好日』29点
33位『判決、ふたつの希望』28点
34位『生きてるだけで、愛。』27.5点
35位『モリのいる場所』27点
35位『響 -HIBIKI-』27点
37位『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』25.5点
38位『ROMA/ローマ』24.5点【COLOR of CINEMA】
39位『今夜、ロマンス劇場で』24点【シネマ親父の“日々是妄言”】
40位『ラブレス』23.5点
40位『恐怖の報酬 オリジナル完全版』23.5点

ほか、1位に推された映画たちです。
42位『花筐/HANAGATAMI』【お楽しみはココからだ~】【どーもキューブのブログ】
42位『ミスミソウ』【新・辛口映画館】【舞い上がる。】
44位『1987 ある闘いの真実』【パパ、だ~いスキと言われたパパの映画日記】
46位『ジュピターズ・ムーン』【Days of Books, Films & Jazz】【元・副会長のCinema Days】
49位『15時17分、パリ行き』【満腹亭ぷくぷくの事件簿】
49位『ペンギン・ハイウェイ』【エンターテイメント日誌】
54位『教誨師』【パピとママ映画のblog】
54位『ゴッズ・オウン・カントリー』【真紅のthinkingdays】
58位『華氏119』【ROAD TO 42.195】
69位『バーフバリ 伝説誕生』【A Little his REDEMPTION】
70位『マンマ・ミーア!ヒア・ウィ・ゴー』【或る日の出来事】
73位『悪女 AKUJO』【虚馬ダイアリー】
76位『人魚の眠る家』【アンパンマン先生の映画講座】
81位『gihted/ギフテッド』【C'est joli ここちいい毎日を♪】
81位『止められるか、俺たちを』【芸術に恋してBlog】
81位『ファーストマン』【日々是変化ナリ】
81位『BPM ビート・パー・ミニット』【E!place】
81位『鈴木家の嘘』【映画好きパパの鑑賞日記】
81位『嘘を愛する女』【佐藤秀の徒然幻視録】
81位『羊と鋼の森』【NAO日和】
81位『彼が愛したケーキ職人』【Spice】
81位『MEG ザ・モンスター』【タイレンジャーの下世話な映画ブログ】
81位『パンとバスと2度目のハツコイ』【こねたみっくす】
81位『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最期ノ審判』【SGA屋物語紹介所】
81位『29歳問題』【龍目日記】
81位『さよならの朝に約束の花をかざろう』【トムの素人映画批評】


また順不同の方にもご協力いただいております。【ノラネコの呑んで観るシネマ】【ポコアポコヤ映画倉庫】【juntana325 趣味三昧】【映画批評的妄想覚え書き/日々是口実】【映画三昧、活字中毒】【ラムの大通り】【甘噛み^^ 天才バカ板!】【cinema-days 映画な日々】【カッパとリンゴ】【映画を楽しむ】【静治のブログ】【偏愛的映画記録】

「では、また、2年後!」なんてことにはならないように、やっぱりベスト10は、年末年始のお楽しみです
よね。なんとかがんばってアップできるようにしたいと思います。
では、2019年もいい映画がいっぱい見れますように!!


2018年 映画ベスト10

2019年02月09日 | 映画ベスト10
私の2018年映画ベストテンです。
ネタバレしてます。

10位・・・『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』
お気に入り蒔田彩珠さんが、吃音の子の役やと思ってたけど、ヤンキーミュージシャンの方とはな。マンガでわかりにくかったとこを補完してくれてた。ラストは、マンガも映画もどっちも好き! 

9位・・・『寝ても覚めても』
ず~っと、どないなるかハラハラしどうし。東出は、監督次第で良くも悪くも見えるので、作品選びは慎重にね。

8位・・・『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
ジャッキー化してる、トム・クルーズを断じて認めんかったけど、ジャッキーの劣化を見て、王座ベルトがやっと移動しましたよ。

7位・・・『女は二度決断する』
昔の自分のベストテンからは考えられない、ヨーロッパ枠。

6位・・・『万引き家族』
切った爪を踏んだエピソードとか、いつもおもろいよな。坂元裕二とのコラボ、いつか実現せんかな~。「コスっちゃお!」は優良店のようですな。

5位・・・『来る』
全て脳のせいにしてしまい、すっかりホラー映画が怖がれなくなってしまいましたが、この映画は、後半「シンゴジラ」っぽく楽しみました。つくづく中島監督が「進撃の巨人」撮ってたらなぁ~と思わずにはいられません!

4位・・・『スリー・ビルボード』
ブランコぶ~らぶ~らに、黒澤明「生きる」と関連付けてしまうのは、「いぬやしき」「anone」で連発して見たからか?骨太な社会派サスペンスは大好物!!私なら、アカデミー賞はこっち!!!「グラントリノ」的署長~~!!

3位・・・『SUNNY 強い気持ち・強い愛』
韓国版より好き。アレンジャー大根仁の本領発揮。いつかは、山田太一もアレンジしてね。

2位・・・『孤狼の血』
「仁義なき戦い」とか好きやないねんけど、これ、イーストウッドのバディ刑事もんみたいで、めっちゃおもろかったわ。キャスティングも豪華すぎ!中村倫也なんて、こんな役もうやってくれなさそう。って、「半分、青い」以前はこんなん役ばっかやったで。 


1位・・・『1987 ある闘いの真実』
1987年、海の向こうの大学生は、こんなことになってたのに、遊びほうけてましたね、当時の私。スニカーのエピソードは、たまらん!

今年の1位は、すんなり決まりました。
2位~4位は、正直、気分で変わってしまいます。ほぼ同点。
10位は、「海を駆ける」「愛しのアイリーン」に変わっても。
午前10時の映画祭は、9本。やっぱり映画館でみないとね。「2001年」のアイマックスとか、「恐怖の報酬」完全版とか、やり方によって、昔の映画もまだまだ劇場でやる価値を見出したと思ってんのに、なんで終わるんだ「午前10時の映画祭」!
ワーストは、「ポリスストーリー リボーン」。さよならジャッキー、もう見ません。


2018年鑑賞リスト
1:「謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス」 ★★1/2 今年の映画初めに選んだんですが、日本のBSとかでやってるドキュメンタリーの方が、私みたいな、にわか美術ファンにはあってるかも。
2:「ヴィジランテ」 ★★★ 埼玉がまるでアメリカ南部。ちょっと「ミスティック・リバー」思い出した。あおり運転みたいな車に「事故れ、事故れ」とブツブツ言う奴、気持ちようわかるで。
3:「瞼の母」 ★★1/2 加藤泰・中村錦之助版。小林まことの漫画、「長谷川伸シリーズ」にハマり、ぜひとも映画館で観たく、京都文化博物館まで遠征。「午前10時の映画祭」シリーズに慣れているので音響が辛かった。なんか、今で言うゲキシネみたいやった。
4:「花筐/HANAGATAMI」 ★★★ めっちゃ久しぶりに見る大林ノスタルジック・ロマンに、イマイチついていけぬものの、和室にベッドとか、口紅のち日の丸とか、全開大林節に喜こんどった。でも、未来穂香改め矢作穂香のCGヌードにがっかり。昔の“脱がし屋”大林なら…と思ってしまう。今の時代はいろいろな面でアウトなのか?唐津の島、映えとった。
5:「デトロイト」 ★★★ おもちゃの銃とはいえ、あのタイミングで発砲する行為を、アホかと思ってしまうのは、日本人やからか?
6:「羊の木」 ★★★ ミスターいがらしみきお、松田龍平より、ジャニーズ錦戸の映画?殺人犯が原作の半分になってしまった。4時間くらいほしかったな。優香エロい。
7:「スリー・ビルボード」 ★★★★ 
8:「バグダッド・カフェ」 ★★★1/2 当時、こんなスカした映画、よう見んわと思ってたけど、見てみると、実にベタないい映画やった。手品で花出すとことか。斜め。 
9:「招かれざる客」 ★★★★ リベラルな家庭で育った娘が、結婚相手に選んだのが黒人青年という話が、ちょうど「弟の夫」で出てきた設定で、今のLGBTQにぴったりな映画でびっくり! 神父のセリフに大感動!!
10:「シェイプ・オブ・ウォーター」 ★★★ 「ヘルボーイ」の頃は、こういうの、すごい楽しめてんけどな~~。ダグ・ジョーンズの魚人が、桂正和的デザインって感じにブラッシュアップされとって、これならハグされてもと思うよね。「スターマン」も思い出した。
11:「マンハント」 ★★1/2 中国で大人気の高倉健「君よ憤怒の河を渉れ」をジョン・ウーが大阪を舞台にリメイクって、見るべき要素満載。こういう映画は期待値が高くなってしまうんよね~。馬の疾走は、なしでした。 
12:「15時17分、パリ行き」 ★★★ こういうの見たから、俺もこういう時やってやるって、危険だよ。
13:「麦秋」 ★★★★ ええ話やな~(しみじみ)。
14:「素敵なダイナマイトスキャンダル」 ★★★ 英知出版世代にとって、白夜書房はひとつ上の世代か、ちょっと尖ったやつが読んどったな~。でもヘアーとかギリギリ狙った股間の勝負写真は、おまけ感覚で、おもろかったな~。
15:「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」 ★★★ これは、「大統領の陰謀」見たなるやん!「午前10時の映画祭でやるやん!!2019年3月ってほぼ一年後やん!!! 
16:「女は二度決断する」 ★★★1/2  
17:「さよなら、僕のマンハッタン」 ★★★ マーク・ウェブ監督は、若かりし頃の色んなことをチクチク思い出せてくれる人で、そう思うと「スパイダーマン」のピーター・パーカーなんて、すごいいい材料やったのに、なんであんなことになってしもたんやろ・・・。
18:「レディプレイヤー1」 ★★★ ボットなんとかしてや。入場券とか限定もんとか買われへんやん。トゥイステッド・シスター「ウィア・ノット・ゴナ・テイク・イット」の選曲が、うれしい。
19:「リズと青い鳥」 ★★★ 絵のタッチがTVシリーズとちゃうやん。
20:「タクシー運転手~約束は海を越えて」 ★★★ 冒頭チョー・ヨンピルの「おかっぱ頭」がタクシーから流れてくる。やっと聞けたよこの歌。光州事件を扱ったこの映画、今年の1位「1987 ある闘いの真実」の予習映画みたいになってしもた感。
21:「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」 ★★★ これ、めっちゃ覚えてるよ~。試合中に途中でやめて、なんか訴えて、続きやらせろって、こんなんあり~と思たもんオリンピックで。でも、ケリガンよりハーディングの方が好きやったな。色気たっぷりで。
22:「オール・ザット・ジャズ」 ★★★1/2 「影武者」とパルムドールを分け合った映画やね。当時この映画を淀長の映画劇場で見たけど、音楽いいなと思っただけで、ちんぷんかんぷんやった。そらそやわ。死ぬ前って、こんな映像見るんやな。
23:「孤狼の血」 ★★★★ 
24:「地獄の黙示録」 ★★★ 映画館で初めて見る。キルゴア中佐のあの格好は、ハリウッドザコシショウではないか! 
25:「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ III」★★★ 「寅さん」の新作、作るみたいやけど、こっちは、こっちで大事に続けていってほしいわ~。ちょうどいい、ユルさ。
26:「海を駆ける」 ★★★1/2 インドネシアのハーフにホント見えてた太賀と、阿部純子は、今年よく目立ったな。神=ディーン・フジオカがTV番組から突如出てくるとこは、黒沢清ノリでおもろかった。
27:「Vision ビジョン」 ★★★ 観光ブームで奈良にもやっと外国人観光客が増えてきたけど、こんな山奥まで来るとはな。
28:「万引き家族」 ★★★1/2 
29:「天命の城」 ★★ がっつり寝てしまっても、途中から見ておもろい映画とかあんねんけど、これは退屈でしかなかった。
30:「ブリグズビー・ベア」 ★★★ もう一つの「ルーム」。
31:「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」 ★★★ あらかじめ、いい評価を聞いてなかったんで、そこそこ楽しめたけど、なんか見たことある感じばっか。列車んとこくらいかな~。
32:「未来のミライ」 ★★★ 一方こちらは、子育てもんであることに期待値が高なってしまいましたな。赤ちゃん帰りの一番しんどいとこを、きっちり描けてるわりに、いくらデザイナーとはいえ、あんな危険な家は、ないわ~~。階段から落ちまくってるで。
33:「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」 ★★★1/2 
34:「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」 ★★★1/2 
35:「SUNNY 強い気持ち・強い愛」 ★★★★ 
36:「愛しのアイリーン」 ★★★1/2 なぜ、今、新井英樹ブーム?パチンコ屋のヤリマン河井青葉は、長谷川美紅かと思うほどの艶技。去年の「お嬢さん」以上に、4文字ワードを叫びまくる映画。「宮本から君へ」の続きは、やっぱ映画でかな~。 
37:「寝ても覚めても」 ★★★1/2 
38:「プラトーン」 ★★★1/2 実は、人生初デートに見た映画が、これやったんで、ストーリーどころやなかった。やっと、ちゃんと見たよ。今見るとBLにも。エリアス、バナナ食ってるし。  
39:「愛と法」 ★★★ 映画館で上映してくれたのは、ありがたいけど、やっぱ字幕がうざい。お母はんんの、「だって知らんもん」は、いいね!
40:「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」 ★★★ ひどい格差は、タイにもあんのかー。主人公の女子が藤野涼子に、男子が長谷部誠に似てたりで、見やすい。
41:「カメラを止めるな!」 ★★★ あまりにも騒ぎになってから見たんで、色々ネタばれっぽいことは耳にしてまうし、まぁこんなもんかと。「運命じゃない人」が見たなった。
42:「日々是好日」 ★★★ 掛け軸の意味とか、茶器の楽しみ方とか、HOW TOものとしてもうまい。 
43:「2001年宇宙の旅」 ★★★1/2 アイマックスで鑑賞。類人猿のとこが、一番おもろかった。近未来のシーンは、大阪万博感覚で。  
44:「散り椿」 ★★★ 岡田君のチャンバラが平田弘史的で、なかなか。富山ロケもふだん、見馴れてないとこが、いっぱいで美味。 
45:「華氏119」 ★★★ 家で録画してたら、時々巻き戻して見直し聞き直せるけど、追いつくのに必死やわ。
46: 「ソフィーの選択」 ★★★1/2 今のメリル・ストリープしか見てないんとちゃう?大統領。
47: 「ボヘミアン・ラプソディ」 ★★★ ちょっと前にあったコーヒーのCM「こんな場所に私が…」のシリーズが、味わえます。ゴーグルなしでもVRいけるやん。目にやさしい。再現のすごさは、宮藤官九郎のコラムにありましたが、これくらいやってこそ。OPのファンファーレで確信してましたが。
48: 「1987 ある闘いの真実」 ★★★★ 
49: 「ポリスストーリー リボーン」 ★★1/2 「こら、ジャッキー!こんなんやってら辞めてまえ!!」と怒らずにはいられない。自分でアクションさせてくれないから、ハリウッドではなく香港でということやったんちゃうん?ブルーバックで落下傘って…。石飛さんの朝日新聞映画評でもさんざんでした。オペラハウスんとこは、ちゃんとやってたからサービスやで。
50: 「恐怖の報酬 オリジナル完全版」 ★★★ ちょっと騒ぎすぎでは。最初のとこ、やっぱいらんと思う。
51: 「裸の島」 ★★★1/2 天秤棒で水運ぶだけやのに、見てられるって、映画はスゲーな。
52: 「ヘレディタリー/継承」 ★★★ なんか「全て脳が」、という風に思えてから、ホラー映画が心底怖がれなくなった。前半は、ええ話やん。どんな姿であれ、出てきてほしいわ。
53: 「斬」 ★★1/2 う~ん、なんか、衝撃映像のみ、残ってしまったわ。
54: 「来る」 ★★★1/2 
55: 「それだけが、僕の世界」 ★★★ こんなヤツがプロゲーマー、Eスポーツに参戦したら、白旗。子供に教えたろ。

2017年 ブロガーが選んだ映画ベスト10

2019年02月09日 | 映画ベスト10
続いて2017年もどうぞ!68ブログより、集計しました。
得点の付け方は、1位10点、2位9点…9位2点、10位1点。
邦画・洋画別に選んでる方は、邦画1位・洋画1位は各9.5点、2位各7.5点…5位各1.5点。
ランク付けのない方は55点÷本数としました((10本未満・以上選択の場合は選択本数で変えてます)。
映画タイトルの後にある【】は1位に選んだ方のブログです。
クリックしますとその方のベスト10記事に飛びます。
それでは、どうぞ!


10位『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』71.5点


9位『マンチェスター・バイ・ザ・シー』80.5点
【みはいるBのB】【虎猫の気まぐれシネマ日記】【ここなつ映画レビュー】


8位『美女と野獣』83.5点
【etoile】【パピとママ映画のblog】


7位『新感染/ファイナル・エクスプレス』86点【虚馬ダイアリー】【yukarinの映画鑑賞日記α】【シネマ・ジャンプストリート】


6位『ベイビー・ドライバー』93.5点


5位『メッセージ』100.5点
【Akira'S VOICE】【佐藤秀の徒然幻視録】


4位『ドリーム』107.5点
京の昼寝~♪】【NAO日和】【C'est joli ここちいい毎日を♪】【日々是映画ナリ】


3位『ブレードランナー2049』120.5点
【西京極 紫の館】【メモリの藻屑 記憶領域のゴミ】【ノルウェー暮らし・イン・原宿】


2位『ダンケルク』143.5点
【映画は時代を映す鏡】【COLOR of CINEMA】『E!place』【ハリウッド映画 LOVE】


1位『ラ・ラ・ランド』256点
【我想一個人映画美的女人blog】
【シネマ親父の“日々是妄言”】【新・辛口映画館】映画!That's Entertainment】
【真紅のthinkingdays】【映画好きパパの鑑賞日記】【芸術に恋してBlog】【マープルのつぶやき】
【或る日の出来事】
【あーうぃだにぇっと】【エンターテイメント日誌】【森直人/脱力日記ハイパー】

「ラ・ラ・ランド」が圧倒的な支持を受けて1位となりました。アカデミー賞はすったもんだの末、逃しましたが、「ムーンライト」の方は49位。この現実を目の当たりにすると、たまにあるアカデミー賞の世紀の誤審となったのではないかと危惧します。2位は、みんな大好きクリストファー・ノーラン監督作。個人的に今回はやらかしたのでは、と思ったんですが、5作連続で監督作品がベスト10に入るという記録を継続中です。6作連続となるとイーストウッドの記録を上回る最長となるんで、次回注目です。3位・6位にドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作。イーストウッド以来の同一年2作ベスト10入り監督となりました。この人も3作連続で監督作品が10入りした監督で、要注目です。4位は、「私たちのアポロ計画」というフェイクタイトル騒動もありながら、内容の良さから支持された「ドリーム」。「女たちのライトスタッフ」でええやんと思いましたね。7位に韓国映画。アニメも邦画も入らなかった今回のベスト10は、あやうくオール・アメリカになるところを阻止してくれました。10位に「スターウォーズ」がギリギリ。私は、今作、推しなんですが、意外と票が伸びず、はらはらしました。シリーズ作品連続10入り継続中。では、11位以下です。

11位『わたしは、ダニエル・ブレイク』66.5点【自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページ】
12位『あゝ、荒野 前後編』62点【こねたみっくす】【お楽しみはココからだ~】【映画好きパパの鑑賞日記】

13位『沈黙 -サイレンス-』61.5点
14位『ワンダー・ウーマン』54点 【はらやんの映画徒然草】
15位『お嬢さん』43.5点【ジョニー暴れん坊デップの部屋】【私設刑務所CHATEAU D'IF】
16位『パターソン』43点
17位『ハクソー・リッジ』42点【ぁの、アレ!床屋のグルグル回ってるヤツ!】
18位『LOGAN ローガン』41.5点【映画B-ブログ】
18位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』41.5点
20位『夜は短し歩けよ乙女』41点【COLOR of CINEMA】【舞い上がる。】

11~20位は、キネ旬的なんと、アメコミが混在しましたね。20位にやっとアニメ作品が。

21位『女神の見えざる手』37点
22位『三度目の殺人』36.5点【オールマイティーにコメンテート】
23位『彼らが本気で編むときは。』34点【みはいるBのB】
23位『スパイダーマン ホームカミング』34点【SGA屋物語紹介所】
25位『マイティ・ソー バトルロイヤル』33.5点
26位『T2 トレインスポッティング』31.5点【センタのダイアリー】
26位『キングコング 髑髏島の巨神』31.5点【満腹亭ぷくぷくの事件簿】
28位『彼女がその名を知らない鳥たち』29.5点
29位『バーフバリ 伝説誕生/王の凱旋』29点
29位『散歩する侵略者』【佐藤秀の徒然幻視録】【パパ、だ~いスキと言われたパパの映画日記】

31位『KUBO』28.5点
32位『The NET 網に囚われた男』27.5点
33位『エンドレス・ポエトリー』27点【JOEは来ず…】
33位『夜明け告げるルーのうた』27点
35位『ノクターナル・アニマルズ』26.5点
36位『君の膵臓をたべたい』26点
36位『人魚姫』26点
38位『ゲットアウト』25.5点
38位『エル ELLE』25.5点
40位『我は神なり』24.5点【風情☭の不安多事な冒険 Part.5】

以下、1位に推された映画たちです。
41位『光』【シネマ親父の“日々是妄言”】

41位『銀魂』【パピとママの映画のblog】
45位『スゥイート17モンスター』【Con Gas, Sin Hielo】
45位『マグニフィセント・セブン』【キネマ・アイランド】
47位『ザ・コンサルタント』【映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ~】
49位『彼女の人生は間違いじゃない』
【元・副会長のCinema Days】【芸術に恋してBlog】
49位『ムーンライト』【元・副会長のCinema Days】
49位『勝手にふるえてろ』【新・辛口映画館】
57位『3月のライオン 後編』【気ままな映画生活】【NAO日和】
67位『ヒトラーへの285枚の葉書』【YUKKOのI LOVE MOVIES】
67位『ライフ』【銅版画制作の日々】
67位『ローサは密告された』【Days of Books, Films & Jazz】
82位『幸せなひとりぼっち』【to Heart】
82位『タレンタイム 優しい歌』【Spice】
82位『20センチュリー・ウーマン』【A Little his REDEMPTION】
82位『星空』【龍目日記】

また順不同の方にもご協力いただいております。【ノラネコの呑んで観るシネマ】【シネマをぶった斬りっ!!】【黒猫のうたた寝】【ポコアポコヤ映画倉庫】【juntana325 趣味三昧】【pure breath★マリーの映画館】【映画批評的妄想覚え書き/日々是口実】


(過去のベスト10 2016年2015年2014年2013年 2012年2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年2004年)。



2017年 映画ベスト10

2019年02月09日 | 映画ベスト10
2017年と2018年のベスト10を、同時にアップしましたら、どうも2017年の記憶が薄れてて、一言コメントすら、ままならない。なので、リストの方は、割愛して星取のみにしました。

10位・・・『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
殺人ピエロ、時々、漫才のダイアン西澤に似てるんで、時々笑とった。この映画レーティングが厳しかったんは、ホラー部分よりも、眼鏡ガキの下ネタにありとふんだ。80年代の雰囲気がきっちりしとったのが、好感。

9位・・・『沈黙 -サイレンス-』
マーティンと仕事できるなら、タダでも出たい!と言わんばかりの日本人俳優の贅沢使い。お金加計て、ええセット作っとるわ。

8位・・・『メッセージ』
UFOが、ハッピーターンという、いらん情報をもらってたんで、エイリアン登場の水槽みたいな感じに「砂の惑星」のギルドナビゲーターを思い出し、いやな方向にいくんかと思ったら、結構知的な映画で刺激されました。「メッセージ」っていう題は、アラブ人が惨殺されてるチラシの絵が脳裏に浮かぶので、ARRIVALという原題から、なんとかならんかったんか?

7位・・・『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
前作「フォースの覚醒」は、サービスで10位に入れてたんですが、今回は、実力で。最初のバトルから、「メンフィス・ベル」の爆撃シーンや、「ガンダム」ミハルのエピソードを彷彿。ラスト、「天と地と」ばりの赤と白のエクスタシーまで、ノンストップ楽しめました。

6位・・・『家族はつらいよ2』
よもや、クソみそに言ってた前シリーズが、こんな評価になるとは。山田洋次、恐るべし!

5位・・・『夜明け告げるルーのうた』
TVアニメ「ピンポン」を見て、やっと湯浅政明に目覚めたところで、待望の映画2連発!こっちが上になったのは、「四畳半神話大系」を見る前だったからかもと今になって思う。

4位・・・『わたしは、ダニエル・ブレイク』
公務員!こんなヤツやったら、AIでもえ~わい!こういう映画を見て、私はアンガーマネージメントをしてますね。たぶん。BI導入が一番ええんとちゃうのん?

3位・・・『The NET 網に囚われた男』
キム・ギドク、作風変わった?と思うほど。「レッド・ファミリー」では、南の方が幸福やと言ってた数年後に、北も幸せやん、と思わせつつ、実はどっちもどっち、世界規模の格差にまで思いは広がる。

2位・・・『彼らが本気で編むときは、』
LGBTに興味を持つきかけにもなった作品。しかしここ数年、子育て系社会派ホームドラマばっかり選んでるなぁ~。


1位・・・『散歩する侵略者』
6年連続邦画が1位。黒沢清は2度目のマイナンバーワン。題名からして、ウルトラセブンかウルトラQみたいで、秀逸。原作を自分のスタイルに寄せてくる技は、ホント、ヒッチコックの伝承者やな~と。長谷川の演説が、もっかい聞きたくて、「寄生獣」の好きな中一の息子に「おもろいから、行かへん?」と言ったら、あっさり断られた。

2017年も、いい映画がいっぱい!7位までが★★★★って、乱発しすぎでは?いや、そんなことはない、とにかく映画が楽しみたかったんや~~。今年は!!
午前10時の映画祭は11本。初見の映画も、お久しぶり観戦も、もれなく面白く、当時見てもさっぱりやった映画たちが、この年になってわかることや、今目線で見る楽しさを教えてくれます。
ワーストは、「レイルロード・タイガー」と「エイリアン:コヴェナント」。ジャッキーがっかりと、続きもんがっかりは、見る前にある程度の期待値が出るんでね。


2017年鑑賞リスト 星取のみ
1:「沈黙 -サイレンス-」 ★★★1/2 
2:「The NET 網に囚われた男」 ★★★★
3:「アラバマ物語」 ★★★1/2 
4:「サバイバルファミリー」 ★★★1/2 
5:「ラ・ラ・ランド」 ★★★
6:「奇跡の人」 ★★★1/2 
7:「浮雲」 ★★★ 
8:「愚行録」 ★★★ 
9:「お嬢さん」 ★★★ 
10:「彼らが本気で編むときは、」 ★★★★
11:「3月のライオン 前編」 ★★1/2 
12:「キングコング 髑髏島の巨神」 ★★★
13:「哭声 コクソン」 ★★★
14:「ムーンライト」 ★★★
15:「3月のライオン 後編」 ★★★ 
16:「夜は短し歩けよ乙女」 ★★★ 
17:「わたしは、ダニエル・ブレイク」 ★★★★ 
18:「追憶」 ★★★1/2 
19:「アンタッチャブル」 ★★★1/2
20:「雪之丞変化」 ★★★
  「午後8時の訪問者」 ★★★
21:「夜明け告げるルーのうた」 ★★★★ 
22:「メッセージ」 ★★★1/2 
23:「家族はつらいよ2」 ★★★★ 
24:「トンネル」 ★★★ 
25:「レイルロード・タイガー」★1/2
26:「マンチェスター・バイ・ザ・シー」 ★★★
27:「ハクソー・リッジ」 ★★★1/2 
28:「メアリーと魔女の花」 ★★★
29:「幼な子われらに生まれ」 ★★★
30:「関ケ原」 ★★★
31:「スキップ・トーレス」 ★★★
32:「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」 ★★★
33:「散歩する侵略者」 ★★★★ 
34:「ダンケルク」 ★★★
35:「新感染 ファイナル・エクスプレス」 ★★1/2
36:「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」 ★★★ 
37: 「泥の河」 ★★★★
38「三度目の殺人」 ★★★1/2 
39「ドリーム」 ★★★ 
40「エイリアン:コヴェナント」 ★1/2
41「天国と地獄」 ★★★★
42「月と雷」 ★★★
43「野良犬」 ★★★1/2 
44「ブレードランナー 2049」 ★★1/2 
45「悪魔のような女」 ★★★
46「ゲット・アウト」 ★★1/2
47 「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」 ★★★1/2
48 「わたしたち」 ★★★
49 「グロリア」 ★★★
50「夜叉」 ★★★
51 「戦場のメリークリスマス」 ★★★1/2
52 「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」 ★★★★
 

2016年 ブロガーが選んだ映画ベスト10

2017年01月20日 | 映画ベスト10
今年は、去年休んだんで2015年のものと、「バックトウザフューチャー」2・3の様に同時制作してたら、予想以上に時間かかりまして、えらい遅くなってしまいました。その間、キネ旬のベスト10が発表され、日本アカデミー賞もノミネーションされましたね。で、なにか不満が、ちょこちょこ出てるみたいなんですが、このベスト10を見たら解消されるんでは?というわけでご覧ください。(過去のベスト10 2015年2014年2013年 2012年2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年2004年)。


今回は73ブログ。
得点の付け方は、1位10点、2位9点…9位2点、10位1点。
邦画・洋画別に選んでる方は、邦画1位・洋画1位は各9.5点、2位各7.5点…5位各1.5点。
ランク付けのない方は55点÷本数としました(10本未満選択の場合は選択本数を基礎点とします)。
映画タイトルの後にある【】は1位に選んだ方のブログです。
クリックしますとその方のベスト10記事に飛びます。
それでは、どうぞ!


10位『ボーダーライン』64点【Days of Books, Films & Jazz】


9位『シング・ストリート 未来へのうた』89.5点【タニプロダクション】【京の昼寝】【NAO日和】


8位『ローグ・ワン/スター・ウォーズ ストーリー』94.5点【YUKKOのI LOVE MOVIES】【だらだら無気力ブログ!】


7位『ルーム』98点


6位『オデッセイ』100.5点【はらやんの映画徒然草】【etoile】【満腹亭ぷくぷくの事件簿】


5位『ハドソン川の奇跡』109.5点【C’est joliここちいい毎日を♪】【シネマ親父の日々是名言】【虚馬ダイアリー】


4位『君の名は。』135点【NAO日和】【パピとママの映画のBlog】【映画は時代を映す鏡】


3位『レヴェナント:蘇りし者』137点【映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評】【新・辛口映画館】【★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★】【ぁの、アレ!床屋のグルグル回ってるヤツ!】【映画!That'sEntertainment】



2位『シン・ゴジラ』』195点【映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評】【新・辛口映画館】【シネマ親父の日々是名言】【西京極 紫の館】【風情の不安多事な冒険】


1位『この世界の片隅に』217点【Akira's VOICE】【オールマイティーにコメンテート】【タニプロダクション】【元副会長のCinemaDays】【Con Gus,Sin Hielo】【COLOR of CINEMA】【SGA屋物語紹介所】【みはいる・BのB】【こねたみっくす】【お楽しみはココからだ】【舞い上がる。】【佐藤秀の徒然幻視録】

この世界(ブロガーが選ぶベスト10)にもガラスの天井がありまして、過去12回一度もアニメ作品がベスト1になったことはありませんでした。まぁ邦画自体も2007年の「それでも僕はやってない」っきりで、アニメ作品は2008年の「WALLE ウォーリー」の3位が最高で、「サマー・ウォーズ」「トイ・ストーリー3」「風立ちぬ」がすべて4位と、はね返されてきました。私は個人ベストで、この12年4本もアニメ作品を1位にしてきただけに、アニメが1位になったのと、この作品で1位になったのが、すごくうれしいです。ちなみに片渕監督の「マイマイ新子」は2009年に30位と、それなりに評価されていたことも付け加えておきます。
2位に「シン・ゴジラ」、結構追いつめていましたね。
洋画の最上位は「レヴェナント」。ちょっと意外な気がしましたが、1位推しが多いですね。
4位「君の名は。」。ウェブ上では、「キネ旬ベスト10でなぜ圏外」という記事が出ていましたが、こちらでは入りました。
5位のイーストウッド監督作、これで3作連続です。完全にV字回復しましたね。
6位、リドリー・スコット初ランクイン。70年代から活躍されてる監督が、入るのはうれしいですね。
7位「ルーム」は、1位にされた方がいなくても、ベスト10に入ってきたつわものです。
「スターゥォーズ」シリーズは、かろうじて8位を確保。シリーズものでは唯一、ベスト10を逃していない作品で、今後も頑張ってほしいですが・・・。
9位に「シング・ストリート」。そういえば、音楽系、いつもなにかしら入っていますね。
10位はコンマ差でした。11位~13位も1点差ずつで、正直、あと一人の票差で変わっていたかもしれません。
そんな残念な11位以下です。

11位『湯を沸かすほどの熱い愛』63.5点【京の昼寝】【真紅のthinkingdays】
12位『ヒメアノ~ル』63点
13位『永い言い訳』62点【ジョニー暴れん坊デップの部屋】
14位『スポットライト 世紀のスクープ』59位【虎猫の気まぐれシネマ日記】【映画B-ブログ】
15位『サウルの息子』58点【自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページ】【日々是変化ナリ】【E!PLACE】
16位『ズートピア』55.5点【みはいる・BのB】【映画好きパパの鑑賞日記】
17位『リリーのすべて』53.5点
18位『ヘイトフル・エイト』53点
19位『エクス・マキナ』50.5点【我想一個人映画美的女人blog】
20位『手紙は憶えている』49点

今年も11~13位の邦画ラッシュ。この三作は、先ほど言った10位になっていてもおかしくない作品でした。「スポットライト」は、アカデミー賞作品賞で4本目のベスト10落ち。そして、なんと言ってもここでの最大のトピックは、タランティーノが、4作目でついにベスト10からの陥落でしょう。17位のトム・フーパーが、3作目で落ちてしまいしたが、三作連続してベスト10に入るのでも、すごいのに、4作連続となると、まさに偉業。過去達成しているのは、中島哲也、イーストウッド、クリストファー・ノーランで、さらに現在挑戦中なのが、マシュー・ヴォーン、クリストファー・ノーラン(継続中)、そしてイーストウッド(2回目)だけです。今後、期待できそうなのが、イニャリトウと、青田買いですがデイミアン・チャゼルでしょうか。
では、21位以下です。

21位『ザ・ウォーク』48.5点
22位『キャロル』47.5点
23位『怒り』47点
24位『アイ・アム・ア・ヒーロー』44.5点【ハリウッド映画LOVE】
25位『PK』43点【メモリの藻屑、記憶領域のゴミ】
26位『リップヴァンウィンクルの花嫁』38位【芸術に恋してBlog】
27位『帰ってきたヒトラー』36.5点【レザボアCATs】
27位『最愛の子』36.5点
29位『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』36点【SGA屋物語紹介所】
30位『ブルックリン』35.5点【マープルのつぶやき】

31位『海よりもまだ深く』35点【『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記】
32位『さざなみ』
32位『セトウツミ』32.5点
33位『映画 聲の形』31.5点
34位『ちはやふる上の句/下の句』29点【キネマ・アイランド】
35位『オマールの壁』28.5点
36位『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』28点【Oliver Cinema】
36位『マジカルガール』【ここなつ映画レビュー】
38位『マネー・ショート 華麗なる大逆転』27.5点【元副会長のCinemaDays】
39位『裸足の季節』25.5点
40位『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』24.5点【パピとママの映画のBlog】

私の1位は、また、こんなところに入っていました。ちなみに40位中19本見てました。40本とも見た人っているかな~?アニメ、ヨーロッパ、エンタメ、アジアと各種入ってるので、全部見たというのは、なかなか難しいのでは?
以下、1位に推された映画たちです。

46位『レッドタートル』【映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評】
46位『ロブスター』【JOEは来ず…】
51位『ダゲレオタイプの女』【芸術に恋してBlog】
55位『ナイトクローラー』【銅版画制作の日々】
58位『FAKE』【センタのダイアリー】
59位『グッバイ・サマー』【森直人/脱力日記ハイパー】
61位『チリの闘い』【宇宙のめいぐると】
66位『青空エール』【気ままな映画生活】
68位『ハートビート』【映画1か月フリーパスポートもらうぞ】
68位『王家欣』【龍目日記】
68位『イップ・マン 継承』【私設刑務所 CHATEAU D'IF】
68位『ダイ・ビューティフル』【映画三昧、活字中毒】
68位『10 クローバーフィールド・レーン』【或る日の出来事】
68位『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』【A Little his REDEMPTION.』趣味映画鑑賞】
74位『オートマタ』【佐藤秀の徒然幻視録】

また順不同の方にもご協力いただいております。 【映画批評的妄想覚え書き/日々是口実】【ノルウェー暮らし・イン・原宿】【to Heart】【pure breath★マリーの映画館】【juntana325 趣味三昧】【ノラネコの呑んで観るシネマ】【黒猫のうたた寝】【映画とJ-POPの日々】【ポコアポコヤ映画倉庫】

では、今年も、良い映画にたくさん出会えますように!!

2015年 ブロガーが選んだ映画ベスト10

2017年01月15日 | 映画ベスト10
去年は、よんどころない理由でお休みしてしまいましたが、心のどこかに、どうせ「マッドマックス 怒りのデスロード」でしょみんな。私は、ベスト10にも入れてないから別にいいやと思ってたのも事実です。でも、今年の分を作成するにあたり、2位以下が気になったんで、やっぱり調べてしまいました。

過去のベスト10はこちら 2014年2013年 2012年2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年2004年)。


今回は69ブログです。
得点の付け方は、1位10点、2位9点…9位2点、10位1点。
邦画・洋画別に選んでる方は、邦画1位・洋画1位は各9.5点、2位各7.5点…5位各1.5点。
ランク付けのない方は55点÷本数としました(10本未満選択の場合は選択本数の点÷本数)。
映画タイトルの後にある【】は1位に選んだ方のブログです。
クリックしますとその方のベスト10記事に飛びます。
それでは、どうぞ!


10位『おみおくりの作法』73.5点【カノンな日々】


9位『海街diary』82.5点【シネマ親父の“日々是妄言”】【NAO日和】【みんなシネマいいのに!】


8位『キングスマン』94点【虎猫の気まぐれシネマ日記】


7位『アメリカン・スナイパー』95点【必見!ミスターシネマの最新映画ネタバレ・批評レビュー!】【芸術に恋してBlog】【西京極 紫の館】


6位『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』98.8点【映画!That'sEntertainment】【菫色映画】


5位『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』108.9点【日々是変化ナリ】


4位『ローグネイション/ミッション:インポッシブル』121.1点【みんなシネマいいのに!】


3位『スター・ウォーズ フォースの覚醒』147.5点【はらやんの映画徒然草】【気ままな映画生活】【ぁの、アレ!床屋のグルグル回ってるヤツ!】


2位『セッション』179.5点【自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページ】【Con Gus,Sin Hielo】【★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★】


1位『マッドマックス 怒りのデスロード』309.2点【森直人/脱力日記ハイパー】【ラムの大通り】【ノラネコの呑んで観るシネマ】【Subterranean サブタレイニアン】【Akira's VOICE】【タニプロダクション】【アリスのさすらい映画館】【映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評】【真紅のthinkingdays】【etoile】【映画1ヶ月フリーパスポートもらうぞ】【レザボアCATs】【キノ2】【メモリの藻屑、記憶領域のゴミ】【みはいる・BのB】【ハリウッド映画 LOVE】【A Little his REDEMPTION.』趣味映画鑑賞】【はるみのひとり言】

やはりでしたね。2009年のベスト1「グラン・トリノ」が圧勝した際、「これほどの支持率を得る作品は、今後も出ないと思います。」と書いてしもたんですが、それに匹敵するくらいですね。ふだん、順位付けしない方も「これは1位に」と本文中にあるほどの別格でした。
2位は、「セッション」。6位のアカデミー賞作品賞受賞作よりも上に来ました。ちなみに2014年のアカデミー賞作品賞候補作8本中6本がブロガーが選んだベスト10に入っております。当たり年でしたね。
3位は、復活の「スター・ウォーズ」シリーズ。2005年の「エピソード3」は4位で、今回はひとつ上回りました。今後も期待できそうですね。
で、4位の現役シリーズ「ミッションインポッシブル」は、2011年の3位をひとつ下回りました。
7位は、クリント・イーストウッドが「ジャージー・ボーイズ」に続き連続してベスト10入り。
8位のマシュー・ヴォーンは、監督作が3作連続してベスト10入りです。新たな人気監督になりつつありますね。
邦画は、9位が最上位でした。
そして、ちょっと意外な10位作品。キネ旬でも洋画の10位でしたが、こちらでも評価されるとは思いませんでした。

では、11位~20位を。

11位『恋人たち』69.3点【元副会長のcinemaDays】
12位『野火』63.3点【宇宙のめいぐると】
13位『くちびるに歌を』62点【映画好きパパの鑑賞日記】【カノンな日々】【みはいる・BのB】
14位『マイ・インターン』61点【京の昼寝】
【NAO日和】
15位『ナイトクローラー』55.5点
16位『あん』53.4点【お楽しみはココからだ】
17位『はじまりのうた』46.5点【キマグレなヒトリゴト】
18位『007 スペクター』45.3点【パピとママの映画のBlog】
18位『クリード チャンプを継ぐ男』45.3点
20位『KANO~1931海の向こうの甲子園』45.3点【パピとママの映画のBlog】

ベスト10に1本しか入らなかった邦画が怒涛の勢いで入ってますね。私のベスト10は邦画だらけだったので、ようやくかと。キネ旬の邦画1位、2位が、こちらの11位、12位。13位のガッキー作品は、その後の「逃げ恥」ブームを先取りしてるみたいで、目の付け所がさすがです。18位は、正月作品の12月23日公開で、超不利な中、立派です。私も翌年見ておりまして、ベスト10に入れてますが、もっと上でもと思います。20位は、アジア映画最上位にして初の台湾映画ベスト20位入りです。

21位『ソロモンの偽証 前編』39.55点
22位『黄金のアデーレ』36.7点
23位『フォックス・キャッチャー』35点
24位『バケモノの子』34点
25位『バクマン。』32.7点
26位『ビリギャル』30点
27位『幕が上がる』28.5点【SUPERBAD-ASS】
28位『ジョン・ウィック』28.2点
29位『花とアリス殺人事件』28点【虚馬ダイアリー】
30位『コードネーム U.N.C.L.E.』27.7点

31位『プリデスティネーション』26.5点【映画三昧、活字中毒】
32位『博士と彼女のセオリー』26.1点【ロンリートラベル】
33位『アクトレス』26位
34位『カリフォルニア・ダウン』25点【満腹亭ぷくぷくの事件簿】
34位『神々の黄昏』25点
36位『ひつじのショーン バック・トゥ・ホーム』24.5点【映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評】
37位『百日紅~Miss HOKUSAI~』24.2点
38位『きみはいい子』23.5点【『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記】
39位『イマジン』23.5点【Nice One!!@goo】
40位『俺物語』23.1点

やっと私のベスト1が入ってました。皆さんは、いかがでしたか?では参考までに。

45位『アゲイン 28年目の甲子園』【京の昼寝】
46位『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』【シネマ親父の“日々是妄言”】
49位『寄生獣 完結編』【SGA屋物語紹介所】
50位『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』【我想一個人映画美的女人blog】
52位『杉原千畝』【オールマイティーにコメンテート】
53位『Mommy/マミー』【映画は時代を映す鏡】
55位『ソロモンの偽証』【映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評】
57位『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』【SGA屋物語紹介所】
58位『海難 1890』【芸術に恋してBlog】
61位『百円の恋』【センタのダイアリー】
62位『きっと、星のせいじゃない。』【C’est joli ここちいい毎日を♪】
70位『イコライザー』【銀幕大帝α】
70位『6才のボクが、大人になるまで』【YUKKOのI LOVE MOVIES】
70位『コードネームは孫中山』【龍目日記】
70位『草原の実験』【こねたみっくす】
70位『傷だらけのふたり』【ここなつ映画レビュー】
75位『GONIN サーガ』【タニプロダクション】
75位『パーソナル・ソング』【元副会長のcinemaDays】

順不同な方にもご協力いただいております。【映画批評的妄想覚え書き/日々是口実】【シネマをぶった斬りっ!!】【ポコアポコヤ映画倉庫】【ノルウェー暮らし・イン・原宿】【to Heart】【pure breath★マリーの映画館】【juntana325 趣味三昧】【黒猫のうたた寝】
この後、引き続き2016年版をお送りする予定です。
では、もうひとがんばり。




2016年 映画ベスト10

2016年12月26日 | 映画ベスト10
では、早速、私の2016年の映画ベスト10を。
あ、ネタバレしてるんで、気ぃつけてください。

10位・・・『クリード』
「フォースの覚醒」より強いリスペクト感&愛情を感じたわ!「あしたのジョー」のような始まり方、あのテーマ曲のタメ具合、そして当時連載中だった朝日新聞連載小説、沢木耕太郎「春に散る」とのシンクロ度もすごかったです。「黒人で、チンピラじゃなくても、強いんやー!」と言う主人公が内山高志似なんもうれしい。

9位・・・『殺されたミンジュ』
「レッドファミリー」の影響か、キム・ギドクも見やすくなったけど、あいかわらず、素晴らしい脳から作られる映像も健在。ミンジュはカイザーソゼかマクガフィンで、当時の世界情勢も反映。安倍もやられたらいいのに。

8位・・・『淵に立つ』
「岸辺の旅」の浅野忠信が、ムショ帰りということで、高倉健さんか、「うなぎ」の役所広司かと思て、見てたら、強烈なしっぺ返しを食らいました。下手したら、松金よね子な筒井真理子も「みんなエスパーだよ!」以来のエロさ!「さよなら渓谷」「聲の形」なんかも思い出しつつ、最後までどうなるかわからん映画を堪能しましたよ。

7位・・・『永い言い訳』
是枝映画とは、子役遣いも含めて、目線や角度の違いが微妙に違ってて面白い。取材めっちゃしてるなー感がすごい!竹原ピストルは、「斉木楠雄」の燃堂力か、「ジョジョ」の虹村億泰ですね。衣笠祥雄とは、またも広島をぶっ込んできたなーと思たら、優勝とはタイムリーすぎましたね。神ってます。「いってらっしゃい」とか必ず言おう!

6位・・・『湯を沸かすほどの熱い愛』
ミスリードが、うますぎて、気持ち良くだまされました。やさしい「愛を乞う人」でしょうか。遺作となった、りりィの姿も潔し(それに対する宮沢りえの反応も)。オダギリジョーの連れ子の子役(伊東蒼)の目つきが良かった。ちなみに、特報では全く見る気が沸かなかったんやけど、予告編では、全然違って見えました。

こっから上は、例年なら1位でもおかしくないほど。

5位・・・『SCOOP!』
まさかのイーストウッド映画。“プロフェッショナル”モノ+“新人育成”モノ+“バディ”モノなら、どっちか死ぬなーと思ったら、やっぱりで、それが、まさかのキャパ。写真に入りこむのは、江戸川乱歩のなんかみたい。編集部が「深夜食堂」みたいやったんは、宇野祥平が出てたから?リリーの怪演は、まさに適役すぎて、コワイ!三枝ネタもぶっこんでたけど、今ならネタ多すぎて困るやろな~。

4位・・・『ハドソン川の奇跡』
ここ2作の評判がいいのに、私的にはダメやって心配してたけど、イーストウッドは、裏切りません。「ファイヤーフォックス」「スペースカウボーイ」に続く、ヒコーキ乗りの映画であり、イーストウッドお得意のプロフェッショナルな映画でもありました。老スチュワーデスのテキパキぶりが、妙にリアル。

3位・・・『怒り』
極上の社会派サスペンス!犯人は誰?どの人が犯人でも、いややー!と本気で見てて思いました。場面転換が、うまい。沖縄の怒りが、ものすごく身近に感じました。ゲイコミュニティーの描写が、リアルすぎると、ナジャ・グランディーバさんがラジオで言ってました。役者陣では、宮﨑あおいが、一番良かったなー。若いヤツ、コワイ。

2位・・・『この世界の片隅に』
漫画版のファンなんで2位に甘んじてしまいましたが、満足すぎる出来でした。「マイマイ新子」の後に、この企画が立ち上がり、ものすごく待たされたんですが、その間に作ったNHK東日本大震災復興プロジェクトアニメ「花は咲く」を見て、この映画が傑作になることは確信してました。資金不足によるクラウンドファンディングの間も、当時の広島の歴史考証も十分できたようで、ダメ押しに、声優に、のん(能年玲奈)起用!もし芸能プロダクションとのもめ事がなく、女優業を続けて順調にステップアップしてたら、この手弁当な作品に出てくれてたやろか?まぁ、いろいろ奇跡が重なった映画です。北川景子主演のTVドラマ版では、優香演じるりんさんエピソードを、わりとメインにしてました。端折ったんは、正解やと思います。こうの史代の全漫画の主人公は一貫してて、あんなんなんで、ぜひ一読を。おすすめは「さんさん録」です。

1位・・・『海よりもまだ深く』
去年に引き続き、自分の身の回り映画を1位としました。是枝監督には、家族の「血」の持つ意味を毎度認識させられます。阿部ちゃんによる「クレイマークレイマー」っぷりに共感というか、あかんでそれはと思うこと多数。スガシカオは仏壇にガツンと来たそうですが、私は、凍らせカルピスのガラスコップがモロゾフに違いないトコにきました。細かいネタでは、リボンを折るとこや、バス内のばあさん会話、少年の宝くじ、飯島女史のフードコーディネートは、いっつも素晴らしいです。樹木希林は永年女優賞でいいでしょう。姉の子に「ゴーイングマイホーム」の時、阿部ちゃんの子をやってた蒔田彩珠。今年は、「重版出来!」の天才漫画家後田の子供、山田太一「五年目のひとり」では主役クラスの活躍っぷり!注目です。




2016年の映画は、去年の豊作感以上!ボジョレーヌーヴォーで言えば、「過去10年で最高と言われた昨年を上回る出来栄え」と言った次の年の「100年に1度の出来、近年にない良い出来」って感じかな。「オデッセイ」「ブリッジ・オブ・スパイ」「シン・ゴジラ」「君の名は」「聾の形」なんかも入れたかったんですが、この辺は、私が入れんでもという思いもあり、あえて、はずしました。
 


2016年鑑賞リスト
1:「海難1890」 ★★★ トルコが日本びいきやと、2002年ワールドカップサッカーでイルハン王子が、ちょいブームになった時に話題にもなってたけど、和歌山では、それ以前からほぼ常識だそうで、やはりこういう映像で見ると、よーわかりました。
2:「クリード」 ★★★1/2
3:「ブリッジ・オブ・スパイ」 ★★★1/2 コーエン兄弟の起用で、スピルバーグエンタメもより見やすくなったなー。なんか、あの爺さんが手塚治虫か浦沢直樹漫画のキャラみたいで・・・。
4:「殺されたミンジュ」 ★★★1/2
5:「オデッセイ」 ★★★1/2 「ゼロ・グラ」よりこっち。マット・デイモンが、またもやライアン二等兵に。ちょっと「サイレント・ランニング」を思い出す。
6:「サウルの息子」 ★★★ これ、VRでやると、ブッラク・ツーリズムになるね。
7:「ドラゴン・ブレイド」 ★★★ ジャッキー版「アルスラーン戦記」?ジャッキーは、もちろんダリューン。巨大壁作りが丁寧だね。
8:「キャロル」 ★★★ なるほどオードリーっぽいわ。
9:「ヘイトフル・エイト」 ★★★ なんか「座頭市」のどれかで見たっぽいが、密室会話劇に社会評と「リンカーンの手紙」のいい話を交えての長尺は円熟の域に。モリコーネ・サウンドも心地いい。ゾーイ・ベルがチャーミングに!
10:「マネー・ショート」 ★★★ オリンピックとか世界レベルの大会で日本の負けに賭けても嬉しくないんよね。ちょっとレベル違いすぎるか。味のある知らん俳優がいっぱい出てた。メル・ギブっぽいハミッシュ・リンクレイター、レイ・リオッタっぽいマックス・グリーンフィールド、遠藤憲一みたいな日系人バイロン・マン、要潤みたいなフィン・ウィットロック、ブラットパック時代のジャド・ネルソンみたいなジョン・マガロなどなど。
11:「家族はつらいよ」 ★★1/2 古いタイプのあるあるネタ。こういうの、笑えない。というか、橋爪功が笑えないんだよなー。
12:「ルーム」 ★★★ 被害者のその後ものに、こういう解答もあるのかという感じ。「ばあば大好き」という言葉に反応する年になってしまったよー。「一平」という漫画に、レイプされて生まれてくる子供の話があったが、それ思い出した。
13:「スポットライト 世紀のスクープ」 ★★★ 韓国映画でありそうな事件の出だし。部活動の話と、この町で一生を全うする話になるほど。ネタを寝かせるというのも考えもん。メル・ギブ風な人、また出てた。
14:「アイアムアヒーロー」 ★★★ 漫画版は日本版「ゾンビ」として新しいものが色々あったんですが、映画では、なし。日本製にしてはいいというが、「東京ゾンビ」と同程度という評価が私のジャッジ。長澤まさみに、もっとエロいシーンを!「真田丸」でもやったのに!!
15:「山河ノスタルジア」 ★★★ 中国映画で近未来描いたんは、珍しいなーと思ってたとこに、シルヴィア・チャンが登場で、さらにびっくり!!面影を残しつつ、可愛らしく老けてらして、マザコンボーイもババ専に逝ってよしな感じでした。
16:「64 前編」 ★★★ 予告「映画史に残る傑作の誕生」って大げさすぎるが、後編に向けてすこそこ盛り上がった。瑛太が、演じてた役は、TV版では永山絢斗というのは、兄弟的にどうなんだ?筒井道隆の存在感がすごい!
17:「レヴェナント:蘇えりし者」 ★★★ デカプがスゲーがんばったそうだが、熊との異種格闘技、「ランボー」ばりの落下がCGと聞いて、もうなんでも映像で出きちゃうからこそ、ジャッキーのノンスタントアクションや座頭市の立ち回りに強く惹かれるのであった。18:「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」 ★★★ 知的好奇心が刺激され、ため込んでたTEDを見始めた。
19:「海よりもまだ深く」 ★★★★
20:「ハリーとトント」 ★★★1/2 初見。今、この年で見てよかった。「60代後半になると体調が激変する」ということを小学校で
教えた方がいいと力説する細野晴臣先生。
21:「64 後編」 ★★★ 前後編ものは、前編でさんざん盛り上げといてーというパターン多し。どうしたもんじゃろか。
22:「クリーピー 偽りの隣人」 ★★★ 久々の黒沢清らしい映画。「CURE」に近い感じやけど、なんか竹内結子が黒沢清の雰囲気を台無しにしたような気がします。東出も。
23:「貞子VS伽椰子」 ★★ 2大スターバトルに、納得いくものなし。霊媒師:安藤と少女の関係が「仮面ライダー カブト」のドレイクみたいで楽しい。
24:「ゲッタウェイ」 ★★★ 洋画劇場でしか見たことなかったので、フルは初。マックイーンをつけ狙う殺し屋と倦怠夫婦んとこはカットされてたような。ここが、すごいいいアクセントになってました。
25:「イレブン・ミニッツ」★★★ 77歳の監督作品とは思えない感性!
26:「シン・ゴジラ」 ★★★1/2 タイトルからして庵野なんだが、総監督っていったいどういう位置づけ?「涼宮ハルヒ」みたいな??樋口真嗣は、「実写版 進撃の巨人」で、町山脚本を全く理解せずカットしまくって、出きたんがあれという、戦犯のひとりのはずなんやけど、東宝では、まだエース扱い。仲良し同士で作りあってると、持ち味がお互い十二分に発揮されています。鉄道爆弾好き~。
27:「君の名は。」 ★★★1/2 ノーマークでしたが、初日に見てきた娘が、面白かったと言ってくれたので、その週に坊主と行きました。こんなにわかりやすい作風になってたのと、絵のタッチが東宝可してたのに驚きつつもしっかり新海らしさも残す、川村元気のバランス感覚に驚きでした。ヒット要因が色々語られてますが、一番は、川村元気でしょ。なので、「まどかマギカ」新房昭之の知名度が、一般的になるか楽しみです。
28:「生きる」 ★★★★ 当時見た時は、どちらかといえば退屈な映画でしたが、やはりこの年で見て、恐ろしいほど面白かった。「みつお、みつお、みつおーー!」と溺愛する子供の回想&現状。「全国の赤ちゃんと、お友達になったみたいな気分よ」と、屈託なく言える女工。「エヴァンゲリオン」のハッピ・バースデーは、ここから来たんかみたいなシーン、ラストの青年、「君も、いつか変われる日が来るよ」と、声掛けしてあげたい。 
29:「聲の形」 ★★★1/2 愛すべきうんこ頭永束君は、「カラフル」でいうところの早乙女君で鉄板エピソードのキャラ。植野さんが、イマイチわからんかったけど、漫画読んでもやっぱわからんかった。親世代なんで、どちらの親の気持ちがわかるだけに、見ていて心が痛むとこ多し。この辺は、漫画で解消してくれてます。結弦は、めちゃいい子。それらのキャラクターデザインが、京アニで、うまく変換されてました。
30:「怒り」 ★★★★
31:「ハドソン川の奇跡」 ★★★1/2
32:「SCOOP!」 ★★★1/2
33:「七人の侍」 ★★★★ 人生で、3時間半が一番短く感じる方法は、この映画を見てる時だと思う。何回見ても(適度に間あけよう)、面白い。今回は春日太一よろしくBL眼鏡で見てみました。「古女房」こと加東大介:七郎次の裁縫さばきを見よ!テーマ曲が一音階上がる、あのシーンを味わうため、次の機会を楽しみに待ちます。
34:「淵に立つ」 ★★★1/2 
35:「永い言い訳」 ★★★1/2
36:「ダゲレオタイプの女」 ★★★ 風と植物、階段落ちに、スクリーンプロセスと黒沢印は海外でも、そのまんま。
37:「ジェイソン・ボーン」 ★★ え、こんなに退化したの。。。近接戦闘とかカーアクションについていけないねんけど、私が老化?
そういえば、PS4で「バイオハザード」の体験版やってると酔うから、VRなんかゼッタイ無理と思たところでした。
38:「続・夕陽のガンマン 」 ★★★ 2種類の人間のはじまり。タラのすごさが改めてわかる。
39:「戦場のピアニスト」 ★★★ もっとロマンチックな感じかと思ってたから、残酷描写が淡々として虚無感たっぷり。
40:「湯を沸かすほどの熱い愛」 ★★★1/2
41:「この世界の片隅に」 ★★★★
42:「聖の青春」 ★★★ 涙が流れすぎる傑作漫画山本おさむの「聖-天才羽生が恐れた男」に、引っ張られすぎました。大根仁の評みて、なるほどーと。少女漫画ファンというのが、キュートな聖君でした。筒井道隆がまたしても!(祝、深夜ドラマ主演復活)ちなみに、新木優子みたいな古本屋の店員はいません。おったら、聖でなくても東京から通うわ。
43:「弁護人」 ★★★ 前半と後半の差が大きい。ちょっとテレビドラマっぽい雑さを感じた。ソン・ガンホはいい。
44:「シークレット・オブ・モンスター」 ★★1/2 ヒッチっぽい音楽。子育てを誤ると、そうなるんかって違うわい!
45:「アズミハルコは行方不明」 ★★★ 若モノ嫌いや。「桐島」メンバー(といっても二人)が、またしても時制に挑戦。
46:「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ヒストリー」★★★ ドニー・イェンの座頭市と、「アイアン・ジャイアント」みたいなロボットK。でも「SW」キャラやメカが出てこなかったら、はたして見れたかなー?CGの出はじめに、「死んでしまったマリリン・モンローやジェームス・ディーンがCG技術で、新作が見られるほどの技術革新」との触れ込みがあったと思うんですが、モフ・ターキンとかレイアとか実際見たら、キモすぎました。チラっとならいいけど。
47:「ヒッチコック/トリュフォー」 ★★★ ヒッチ先生は、トーキーでさえ、映画の良さを失うと言ってましたが、今の映画を見るとどう言うでしょうかね。「めまい」の女視点っていうのが、「深読み読書会」で披露された「三四郎」は美彌子の婚活小説という見方みたいで、面白い。ヒッチ映画も再見プロジェクト中ですが、「汚名」はぜひとも映画館で見たいですね。


ワーストは「ジェイソン・ボーン」、っていうか、ワースト感のある映画は、これしかなかったよ。なんか避け方がうまくなってきた。
あと、めったにしないHDD鑑賞ですが、不倫モノという勝手に決めつけて敬遠してた「マディソン郡の橋」を、初めて見まして、とても感銘を受けました。この年になって、いくらか感じるものも多くて、「親は子供を無条件で愛するが、子供は複雑ね。反抗期も・・・」というセリフがとてつもなくグッときました。イーストウッド様様です。 

2015年 映画ベスト10

2016年12月25日 | 映画ベスト10
去年は、よんどころのない事情で、お休みせざるをえませんでしたが、今年はやる予定です。

で、まずは、去年のベスト10&鑑賞リストから整理しときます。

10位・・・『スター・ウォーズ フォースの覚醒』
小学5年生の時に「スター・ウォーズ」が公開されたので直撃どハマリ世代です。「エピソード1~3」は認めてませんので、この映画のスタンスは歓迎すべきやし、ハンソロ、レイア、チューバッカがふんだんに出てくるんで、感傷込みサービスのランクイン。SWシリーズに必ずあった、これぞ見所みたいなんが、この映画にはなかったのが残念(SFX(死語)ジャンルでは革新的なもんがSWシリーズ以外でもガンガンやってるからしゃあないわな)

9位・・・『駆け込み女と駆け出し男』
男くさい映画ばっか撮る原田監督も、しっかり女性モノを撮れるようになったんやなー。韓国歴史テレビドラマのノリでさくさく見れた。想像妊娠のエピソードが〇。内山りなのエピソードは✖。戸田恵梨香の役は宮崎駿のキャラみたい。書写山円教寺は、行っておかないとなー。前田日明みたいな大柄な侍は、松岡哲栄という俳優で、女体寿司の人は澤村レイコね。以上メモです。
  ・・・『あん』
二作どうしても選び切れませんでした。手作りあんこ挑戦したら美味しくできたわ。

8位・・・『野火』
小5年の坊主が、夏休みの宿題で、おじじ(父です)に戦争の話を聞いてんけど、従軍してたおじじの叔父さんの話と、めっちゃかぶった。で、水木しげる没後に読んだ「総員玉砕せよ!」とも。

7位・・・『岸辺の旅』
黒沢清は、映画でノーベル賞でも撮るんでは?と一瞬思いました。幽霊研究も一歩進みましたね。前作は短編といえど、今回、落下もスクリーンプロセスもない黒沢映画、新たな一歩を踏み出すか?

6位・・・『恋人たち』
「恋人たち」と言えば、オサレなフランス映画なんやが、この日本映画のリアルな四十路よ。最近の市役所はマシになったという感じやったんやけど、課や窓口によっては、いまだに、あんなんあるんか。順調にステップアップしてる山中崇も、ちゃんと、こんな役するんは、さすが!別の映画で黒田大輔に手が生えててびっくり!「フォレスト・ガンプ」のゲイリー・シニーズやってんね。

5位・・・『百日紅』
お猶がらみのエピソードは、全部良かったです。百鬼夜行のとこが今敏だったり、雪玉投げる坊主のとこが細田守だったり、ラストの超絶TOKIOは原恵一らしく、現在のアニメのいいとこが全部詰まった感じ。

4位・・・『ソロモンの偽証 前編 事件』
オーディションで選んだという中学生たちが、新鮮で、それぞれが「鈴木先生」の生徒のよう。黒沢清っぽいホラー演出も、もろ私好み!後編は、これだけ期待が高まってただけに、ちょっとねぇ・・・。連続で見たらどういう評価やったかな?

3位・・・『バクマン。』
ジャンプっ子ではなくサンデー派だった私ですが、大根仁と同じく鳥山明のデビュー(2本載った上に絵の完成度が他と違いすぎたた。例えて言うなら、AV黎明期に宇宙企画の田所裕美子が舞い降りた時のよう)に衝撃を受けたのを当時目の当たりにしました。その氏が、全20巻を読み込み、取捨選択した2時間は最高にキラ吉良してました。エンディングの凝りようにも恐れ入る。

2位・・・『海街diary』
夏帆がたまりません!私的には「荒野の七人」のマックイーンのようで、四姉妹並んでてもいつも目立ってました。食と言葉は、家族のレガシーとして大切やなとしみじみ。小倉一郎の出演は、極楽寺駅→「俺たちの朝」繋がり起用だったら、超ウレシー。

1位・・・『きみはいい子』
自分が一番気になる身の回りの出来事を、もれなく映画化。わが子は、もうすでに小中学生となったから、余裕で見れたけど、尾野ママいっぱいいっぱいやね。この時期って後で振り返ると一瞬やし、いい思い出になるから、今はちょっとだけガンバレー。家帰ったらもちろん子供とハグしました。ふだんから、しょっちゅうしてるけど。



2015年鑑賞リスト
1:「バンクーバーの朝日」 ★★1/2 どうした石井裕也?奥寺佐渡子も振り幅が大きいなぁ~。高畑充希、貫地谷しほりの無駄遣い。スポーツニュースでスピードガンコンテストやってる亀梨の野茂風フォームをは、許せない!
2:「KANO~1931 海の向こうの甲子園~」 ★★★ 野球シーンは、かなりいい出来。高校野球芸人でも、なかなか触れられることのない高校野球史。決勝を戦った中京商の一年生エース吉田投手は、その後、延長25回の明石戦を経て夏三連覇を果たした人だと後で知る。
3:「悼む人」★★★ 漫画はよく読むが、小説はほとんど読まない私が、珍しく読んでいた作品。悼む儀式は、なかなかモノにしていました。原作では、好かんフリーライターが、悼まれる人になるシーンは映画ならでは。今治のエピソードも原作ではあまり印象になかった。石田ゆり子は「さよなら私」(映画の方が先に出来てたみたいね)と、これで一皮むけた感じ。
4:「フォックス・キャッチャー」 ★★★ 金メダリストでも、あんな扱いを受けてたのか。。。金で友達を雇う母親に戦慄。
5:「アメリカン・スナイパー」 ★★★ 予告を見た時点では、この年のベスト1にほぼ決定みたいに思ってたんですが・・・。最近のイーストウッド卿は、私の好みから離れていってる気がします。
6:「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 ★★★ 「クレイマー、クレイマー」その後、となるまでが結構しんどい。SNS嫌いやからな~~。
7:「ソロモンの偽証 前編」 ★★★★
8:「イミテーションゲーム エニグマと天才数学者の秘密」 ★★★ またゲイネタか。ちょっと、ついていけず。
9:「博士と彼女のセオリー」 ★★1/2 すまん。だいぶ寝た。
10:「バードマン」 ★★★ 公開前に完コピとかいって再現映像ネタバレするのやめてほしい。ちょっと「オール・ザット・ジャズ」を思い出した。
11:「ソロモンの偽証 後編 裁判」 ★★★ 無名な子たちを使ってたんで、せっかくキャラ立ちしてた生徒たちを、もう1回思い出しなおさなあかんかったんは、もったいないなぁ~~。ちょっと粗っぽいとこも目立った。
12:「インヒアレント・ヴァイス」 ★★1/2 PTAは、もう追いかけなくっていいや~。
13:「寄生獣 完結編」 ★★1/2 橋本愛は、9巻で結ばれる重要なシーンを、どこまでやってくれるか心配でしたが、なかなか熱演。ロケ地でもある、キューズモール尼崎で、これ見てた幸せ。
14:「百日紅」 ★★★★
15:「セッション」 ★★★ イヤなヤツ同志、ちょっといい話にならんで、よかった、よかった。いい邦題です。
16:「チャッピー」 ★★★ 「ロボコップ」のリブート。
17:「サンドラの週末」 ★★★ ハリウッドエンタメ映画で目の保養をするより、こういう映画見てる方が頭の保養になるということを、年々実感。
18:「駆け込み女と駆け出し男」 ★★★1/2 
19:「海街diary」 ★★★★
20:「マッドマックス 怒りのデスロード」★★★ やっぱ「2」が、好きやわー。世間ほど評価してない私。
21:「進撃の巨人 後編 自由の翼」★★★ 映画館で見るメリットは前編ですでに味わったので。やはり前後編でなく、一気に見せてくれ、な!嫁は音楽が差し変わってたことに激怒! 
22:「きみはいい子」 ★★★★
23:「あん」★★★1/2
24:「バケモノの子」 ★★★ ちょっと慌てて作っちゃった?ジブリ無き後の、東宝期待のドル箱化として、納期通りおさめなきゃーみたいな気が・・・。
25:「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」 ★★★ そこそこ面白いけど、なんも残らん。こういうのも、もう見んでええか。
26:「野火」 ★★★1/2
27:「実写版 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」 ★★ CGや特撮を10年前に退化させたな。まず立体機動が全然ダメ。「巨人中」にも負けてるがな。リヴァイ(風な人)と、ミカサは、シャアとララアのつもり?「進撃の巨人」の観点が製作陣とは全く相いれないので、後編はパス。そもそも90分を前後編にするんじゃない!秘宝で「死んでほしいヤツ」に入るかなー。
28:「ピクセル」 ★★★ 予告で全部見れてるが、やはりピコピコ音は、いいですなー。キャプチャアされるとこが、ギャラガとは芸が細かいが、そんだけ。
29:「合葬」 ★★1/2 渡辺あやと、杉浦日向子とASACHANG&巡礼をキーワードに見たんですが、NHK木曜時代劇みたいな。「なぞの転校生」以来見なくなってた、桜井美南が出てた、時代劇似合うやん。
30:「バクマン。」 ★★★★
31:「赤ひげ」 ★★★★ 最初見た時も★★★★やったんですが、こんなにもいい映画やったんや、年とってから見るもんやなー。強烈な人間賛歌です。出会いは大切です。
32:「岸辺の旅」 ★★★1/2
33:「ジュラシックワールド」 ★★1/2 「最初は珍しがってた恐竜も、動物園の動物園を見るように馴れてしまう」SFX映画(死語)も、より強い刺激を求めて、派手な画面、さらには映画館までテーマパーク化。ストーリーどうでもいい映画は、もう見んでええな。
34:「駅 station」 ★★★1/2 お~~寒!画面からほとばしる冷気。脇役までキャストがホント豪華!大晦日のレコ大、紅白の流れが、この時はあったな~。今となっては、留萌線や、駅前の食堂など昭和の風俗も懐かしいモノを見てるよう。
35:「MOZU 完結編」 ★★★ TVシリーズの延長的な映画は、見ない約束なのだが・・・。WOWOWなのでいいかと思ったが、やっぱりでした。もうやめます。
36:「恋人たち」 ★★★1/2
37:「新幹線大爆破」 ★★1/2 意外と雑な映画やってんな。東映らしいと言えなくもないが、それにしても火事って・・・。一応人命軽視の公批判。変な宗教何?徳井優と激似な人がおった。
38:「007 スペクター」 ★★★ 派手な見せ場はいいけど、「ミッションインポッシブル」と「ボーン」シリーズと段々区別がつかなくなってきたぞ。
39:「母と暮らせば」 ★★1/2 ニノの演技が山田洋次には合わないような・・・。なんか大林映画みたい。
40:「スター・ウォーズ フォースの覚醒」 ★★★1/2

今年は、ベスト10が全部邦画といっていいでしょう。ワーストは「実写版 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」。邦画の振り幅が大きいけど、しょーもなさそうなんは、予め匂いが漏れてますから、うまいこと避けてこれました。ハリウッド・エンタメ大作も、だんだん肌に合わなくなってきたので、どんだけ予告であおられても、見ないハートを持ちたいです。

この後、2016年版へ!

2014年 ブロガーが選んだ映画ベスト10

2015年01月09日 | 映画ベスト10

キネ旬や、映画秘宝、ましてやヒットランキングもののベストテンにな~んかしっくりこない方、お待たせしました。
今年も調べてみましたよ。 (過去のベスト10 2013年 2012年2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年2004年)。


今回は68ブログと例年より少なめですが、これ以上調べても1位は変わりそうにないので、すんませんけど締め切って集計しました。
得点の付け方は、1位10点、2位9点…9位2点、10位1点。
邦画・洋画別に選んでる方は、邦画1位・洋画1位は各9.5点、2位各7.5点…5位各1.5点。
ランク付けのない方は55点÷本数としました(10本未満選択の場合は選択本数の点を基礎点とします)。
映画タイトルの後にある【】は1位に選んだ方のブログです。
クリックしますとその方のベスト10記事に飛びます。
それでは、どうぞ!



10位『るろうに剣心 伝説の最期編』70.3点【NAOのピアノレッスン日記】【パピとママ映画のblog】
【映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評】【はらやんの映画徒然草】


9位『チョコレート・ドーナツ』73点【うろうろ日記】【悠雅的生活】


8位『グランド・ブダペスト・ホテル』73.5点【メルブロ】


7位『そこのみにて光り輝く』79.8点【Nice One!@goo】【お楽しみはココからだ】【新・辛口映画館】【芸術に恋してBlog】【真紅のthinking days】【元・副会長のCinema Days】


6位『るろうに剣心 京都大火編』84.3点【NAOのピアノレッスン日記】【映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評】【はらやんの映画徒然草】


5位『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』96.7点【C'est joli~ここちいい毎日を♪~】【映画三昧、活字中毒】【シネマ親父の日々妄言】【真紅のthinking days】【銅版画制作の日々】


4位『6才のボクが、大人になるまで。』97.8点【自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページ】【森直人/脱力日記ハイパー】【映画は時代を映す鏡】


3位『ジャージーボーイズ』116.8点【あーうぃだにぇっと】【Con Gas, Sin Hielo】


2位『ゴーン・ガール』185.7点【YUKKOのI LOVE MOVIES】【みんなシネマいいのに】【気ままに映画生活】


1位『インターステラー』209.5点【Akira's VOICE】【★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★】【カノンな日々】【ぁの、アレ!床屋のぐるぐる回ってるヤツ!】【COLOR of Cinema】【甘噛み^^ 天才バカ板!】


個人的に、「今年の1位、なんやろな~?わからんわ~?」と思いながら集計してたのに、いつも通り突出してました。しかも常連のクリストファー・ノーラン監督。これで三回目のブロガーが選んだベストテン1位獲得となり、リビング・レジェンド、クリント・イーストウッドと並びました。殿堂入りです。
2位は、公開時期も近く、なんとなく映画ファン好みの作品であることから、1位・2位両作品をベスト10に入れた人は20人いましたが、10勝5敗5分でした。ですが、ブロガーのベストテンではいつも惜しい感のあるフィンチャー、大健闘だと言えましょう。
3位、イーストウッド作品は、『グラン・トリノ』の年2009年以来のベストテン入り。新ジャンルに挑戦した今回、新たなファン層を獲得したのではないでしょうか。新作も予告編から期待大です!
4位は、アカデミー賞の有力候補でもありますが、公開時期が谷間・宣伝規模も小さく、アカデミー賞で話題になった後での公開ならもっと上も目指せたのではないかと思います。この映画、イマイチに感じた方は12年後ご覧下さい。
5位は、ノーマークでした。この映画自体全く知りませんでした。ヒット作連発の脚本家初監督作なんか。ポール・ハギスみたいやな。平均点が一番高いのはこの作品でした。
6位は、邦画のトップ。キネ旬との違いが出せてうれしいな~。
7位は、キネ旬邦画の1位。1位に入れた人の数が『インターステラー』と同じ6人でした。
8位は、ウェス・アンダーソンが初のテン入り。
9位のこちらもノーマーク。イーストウッドの娘が出てるんですね~。
10位、2本も入らんでええねんけど・・・。『京都大火編』と同点1位になってる分はきちんと配点しておりますので、決してフロックではございません。シリーズ作品が2本テン入りしたのは初です。

では、あと一歩、もう一人の票があればテン入りも・・・の惜しい作品たちです。

11位『ラッシュ/プライドと友情』69.9点【西京極 紫の館】【芸術に恋してBlog】
12位『それでも夜は明ける』66.6点【kintyre's Diary 新館】
13位『ダラス・バイヤーズクラブ』66.5点
14位『ホビット 決戦のゆくえ』65.2点【・*・ etoile ・*・】【パピとママ映画のblog】【映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評】【満腹亭ぷくぷくの事件簿】
15位『ウルフ・オブ・ウォールストリート』58.8点【タニプロダクション】【映画!That' s Entertainment】
16位『アナと雪の女王』56.6点【オールマイティにコメンテート】
17位『プリズナーズ』52点【映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ~】【新・辛口映画館】【虎猫の気まぐれシネマ日記】
18位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』51.6点【Swing des Spoutniks】
19位『X-MEN:フューチャー&パスト』48.5点
20位『紙の月』48.4点【みんなシネマいいのに】【COLOR of Cinema】

アカデミー賞作品はいつもベストテンに入るんですが、『ディパーテッド』『ノーカントリー』と三本目のランク外となりました。他にもアカデミー賞ノミネート作とか、エンタメ系がここに入ってますね。完結の『ホビット』は、4名の熱い支持もむなしく『るろう』にやられてしまいました。アニメの1位は『アナ雪』。こういうとこでは、点数が伸びないのではと思ってただけに少し意外でした。20位までに邦画が4本。興業的には邦高洋低ですが、完全に逆転してます。

21位『怪しい彼女』44.8点【我想一個人映画美的女人blog】【NAOのピアノレッスン日記】
22位『ホビット 竜に奪われた王国』42.1点【・*・ etoile ・*・】
23位『GODZILLA ゴジラ』39.1点
24位『ブルー・ジャスミン』39点
25位『フューリー』38.8点
26位『MUD』36.5点
27位『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』36.1点
28位『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』35.7点【SGA屋物語紹介所】
29位『悪童日記』33.7点【キノ2】【菫色映画】
30位『マダム・イン・ニューヨーク』31.8点
31位『STAND BY ME ドラえもん』30.9点【カノンな日々】
32位『Life!』30.6点
33位『天才スピヴェット』29.5点
34位『小さいおうち』29.1点【パパ、だ~いスキと言われたパパの映画日記】
35位『リアリティのダンス』27点【メモリの藻屑、記憶領域のゴミ】
36位『アデル、ブルーは熱い色』25.8点
37位『ネブラスカ』25点
38位『0.5ミリ』24.9点
39位『あなたを抱きしめる日まで』24.6点
40位『鑑定士と顔のない依頼人』23.8点

ミニシアター系の映画が続々。取捨が難しいもん、票が割れるわな~。韓国映画のトップは『怪しい彼女』でした。私の推し韓国映画は『レッド・ファミリー』です。私の1位映画もこのエリアです。『鑑定士と顔のない依頼人』は去年も25位に入ってました。

他に1位に挙がった作品です。
42位『イン・ザ・ヒーロー』22.7点【あーうぃだにぇっと】
51位『アメリカン・ハッスル』19.5点【センタのダイアリー】
53位『劇場版テレクラキャノンボール2013』19点【タニプロダクション】【日帰れ!!ホラーハウス弾丸ツアー!】
53位『グォさんの仮装大賞』19点【龍眼日記 Longan Diary】
56位『太秦ライムライト』18.9点【こねたみっくす】
62位『her/世界でひとつの彼女』17.8点【『A Little his REDEMPTION.』映画オタクの映画感想倉庫】
63位『罪の手ざわり』17.5点【元・副会長のCinema Days】
63位『バルフィ!人生に唄えば』17.5点【風情♪の不安多事な冒険 Part.5】
67位『アメージング・スパイダーマン2』17点【いずむうびぃ】
70位『誰よりも狙われた男』15.5点【日帰れ!!ホラーハウス弾丸ツアー!】
71位『舞妓はレディ』14点【シネマ親父の日々妄言】

そして、俺しかベスト10に入れてへん1位の超偏愛映画です!作品についての熱い応援コメントは、ぜひブログへ飛んでいってくださ~い!
『ミスターGO!』【虚馬ダイアリー】
『ディス・イズ・ジ・エンド』【新:尾も白いもの探して。】
『嘆きのピエタ』【ポコアポコヤ映画倉庫】
『収容病棟』【Days of Books, Films & Jazz】
『100歳の華麗なる冒険』【レザボアCATs】

例年通り、順不同ベストをチョイスされてる下記の方々にもご協力願いました。
【ラムの大通り】【ノラネコの呑んで観るシネマ】【シネマをぶった斬り!!】【pure breath★マリーの映画館】【☆お気楽♪電影生活☆】【はるみのひとり言】
【juntana325 趣味三昧】【to Heart】【みすずりん放送局】


『6才のボクが、大人になるまで。』が製作された時に、このブロガーベストテンを調べはじめました。子どもが、あれだけの成長を見せるように、このデータもなかなかのもんになってると思います。個人的興味がございますので、これからもよろしくお願いしま~す。

2014年 映画ベスト10

2015年01月04日 | 映画ベスト10
消費税のバカー!
各映画館でやってた1000円の日が、1100円に。
前売り券より100円高い、ムビチケカード(しかも全館共通ではない)やらで、な~んか映画料金、高くなったからかわからんけど、鑑賞本数が30本台に・・・。
それでも厳選して外さないように映画見たつもりですが、いかがでしょうか?
ベスト10&鑑賞リストを発表しま~す。
ネタばれが気になる方は、読まないでね。

10位・・・『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』
TVシリーズを見てた時、立体機動のシーン大画面で見たいな~と思ってたので、夢が叶ったオマケで入れちゃいました。映画ファンからは、どうでもいいTV再編集のアニオタ動員映画(入場者プレゼントにスゲー悪意が・・・。1/10のラストはリヴァイ?ミカサやったら怒るでしかし。それよりやってる劇場がほぼないで~)。前半はTV版とは違う印象を持つほど、丁寧で凝った感じ。後半は展開がせわしかったけど許す。でも、Linked HorizonのTV版主題歌が映画版ではフルで聞けなかったのは、めちゃ不満。

10位・・・『寄生獣』
原作レイプかと思たけど、さすが「鈴木先生」の脚本家古沢良太!きちんと読み込んだ上でのリライトに頭が下がります。1990年の原作は、80年代後半の「遊星からの物体X」「スタートレック カーンの逆襲」などから影響を受けたシーンが随所に見れますが、この映画での深津絵里演じる田宮良子のセリフが、「ブレードランナー」のロイ・バッティに重なったのは原作では感じてなかっただけに、びっくりしました。たぶん実写化したらキモイだけになる宇田さんを削除、その役割を右腕の細胞の記憶に与え、より感動させるための父親不在につながる変更点を妄想してたら嬉しなりました。母親との決闘シーンは阪急電車の淀川ですよね?

9位・・・『ラッシュ プライドと友情』
「F-ZERO」は好きやけど、F‐1なんか全然好きではない、むしろ嫌いな方なのに、面白かったわー。毎年25人のうち2人死ぬ世界って・・・。フィクションを超えたリアルに感動。お見舞いのシーンが好きです。ちょっと「エレファントマン」を思い出した。シン・リジー、KISSのサントラもナイスチョイス。何年か後に、キム・ヨナと浅田真央の生き様の違うライバル物語もこういう風に映画化してー。

8位・・・『6才のボクが、大人になるまで。』
ごめん、俳優(パトリシア・アークエットとかイーサン・ホーク)のシーンは、CG合成やと思てました。成長に合わせてっていうのは、去年見た「愛しきエブリディ」でもあったけど、この映画はスゲーギャンブルに出てそして勝ちました。主人公の少年をキャスティングした人は、6歳の時点で、12年後の彼の顔がイーサン・ホークに似た感じになると思てたら、それはジャニーさんとか、つんくの眼力に匹敵するほどです。子供が、自分と似るのはちょっと怖いけど、やはり覚悟しとかなあかんと改めて思いました。監督の実の娘を起用してるお姉ちゃんは、結構無茶させてましたね。ボーリング場でイーサン・ホークがする性教育のシーンは、マジイヤな反応してました。年々の変わりっぷりも、さすが女子。あっちいったり、こっちいったりしながらも芯のところは変わらん。角川映画とかデキの悪い大作映画でありがちな構想12年製作12年みたいなコピーはこの映画に関しては本物です。

7位・・・『ベイマックス』
『Mrインクレディブル』っぽいとこを予告編で全く見せなかったので、より楽しめました。実写のアクションがほぼCGで作られるなら、アニメでええやんと、「スパイダーマン2」のドック・オクのような動きを見せるカブキの悪もんを見てて思いました。大学生たちが集うラボが「スーパープレゼンテーション」のあそこっぽくて、リアルやな~、最初の闇ロボ格闘のシーンは、個人的に「カスタムロボ」かな~と思ってます。

6位・・・『ゴーン・ガール』
『プリズナーズ』が割食ったな~。妹が別室におっても性欲丸出しのベン・アフ、安モーテルでバカップルに全額巻き上げられるとこが、なぜか壮快やったエイミーと、どちらも好かんキャラで、応援の感情をどこに持っていたらええかわからんけど、現代ツールをふんだんに盛り込んだサスペンスは、まさに今見ておくべき映画や~!結局一番の原因は、エイミーのお母んとちゃうん?
5位・・・『インターステラー』
世間ほどクリストファー・ノーランを評価できない私でですが、これは良かった。父娘映画でいいのって、あんまりないんですよね~。富野喜幸の描く未来感で育ってきたので、なんとかストーリーにもついていけてました。善悪・重層世界など下手すればシャマラン的になりそうなところも、まぁ上手く風呂敷を閉じた感じ。一人R2-D2、C-3POの箱型ロボは、「サイレント・ランニング」のロボを彷彿。ライアン二等兵を探しに行っての、アレはブラックジョークです。「親は子供の記憶の中で生きる」というセリフは今年イチかな~。あと、オクラを主食というのもビックリ!

4位・・・『思い出のマーニー』
謎とき、ずるいわ~。泣くわー。主人公女子は、ジブリ史上一番ヤな奴でしょう。正直、こんな子を預かったり、お友達になってあげてね~とか言われても困る。「ゴーン・ガール」「神隠し」どころやない、失踪騒ぎの常連やし。米林監督には、一度テレビシリーズを作ってほしいなぁ~と思いました。

3位・・・『レッド・ファミリー』
東京国際映画祭観客賞は信じていいかも。平日朝イチの回でも満員でした(ミニシアターですが)。クセがありすぎるキム・ギドクですが監督を別人にまかすとこんな風に万人受けする作品にもなるんですね(私はどっちも好きやけど)。主演のキム・ユミはドラマ「商人 サンド」で応援してた人でした。

2位・・・『渇き。』
私の評価では常に★★★1/3ばかりで、いつも惜しい中島哲也監督ですが、やっと★★★★映画が出ました~。これは不愉快系父娘映画やけど、「オールド・ボーイ」ほどひどくないので(衝撃が)ギリOKでした。「KAMIKAZE TAXI」「シャブ極道」の役所広司が好きなんで、黒沢清映画以外でキレキレの姿が見れたのがよかった。あと、泣かない妻夫木を見たのも久しぶりな気がする。

1位・・・『小さいおうち』
秘密保護法が成立して、戦争に突入する前夜と似た空気になっていると漫画家ちばてつや先生だか誰かがおっしゃっていたが、それが、ようわかりました。セット丸出しでありながら、ドキュメンタリー手法で描いた『家族』同様に、その当時を生きてきた人たちの空気感がバッチリフイルムに焼付いてるようや。プロ女中を演じた黒木華は、「純と愛」の二枚舌女子がいい伏線になりサスペンスが倍増しました。意味深な汽笛の音、ヒッチコックっぽい雰囲気もあったり、山田洋次の現役感は、イーストウッドと並びます。



2014年鑑賞リスト
1:「永遠の0ゼロ」 ★★★
2:「劇場版HUNTER×HUNTER The LAST MISSION」 ★★1/2 もういいですね。TVアニメも終わったし。
3:「大脱出」★★1/2 最初「ブルベイカー」かと思た。シュワ&スタ夢の共演とか連発しすぎると、価値なくなるな。
4:IMAX-3D版「ゼログラビティ」 大枚はたいての鑑賞。ポスト万博世代でポートピア81、つくば科学博、花博で巨大&3D映像を見まくった私としては、こんな劇場物足りない。やはり映画はストーリーと改めて思う。
5:「Seventh Code セブンス・コード」★★★ 反転映画。次ぎ見たら1/2アップするかも。
6:「小さいおうち」★★★★
7:「スノー・ピアサー」★★1/2 ポン・ジュノ初のはずれ。
8:「ラッシュ プライドと友情」★★★1/2
9:「銀の匙」★★1/2 実写よりアニメそして漫画。当たり前か。
10:「それでも夜は明ける」★★★ いい邦題。黒人音楽誕生の瞬間。
11:「レゴ ザ・ムービー」★★★ 人間、出すな~。
12:「フルートベール駅で」★★★ いい人になろうとしてたのに・・・。
13:「そこのみにて光輝く」★★★ 「ごちそうさん」の菅田将暉が、思いのほかよかったので、見に行ったら女性ばっかりで入りにくい劇場内でした。池脇千鶴が光ってた。
14:「アメイジング・スパイダーマン2」★★ 予告編であれだけライノーを見せておいて、三大決戦とかいうといて、それはないわー。次見ません。
15:「プリズナーズ」★★★ 非常用持ち出し袋にホイッスルが必需品なのが、よくわかる。芸達者な俳優がようけ出てました。
16:「WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~」★★★1/2 Berryz工房「Loving you too much」のPVで使われているスタディカム、ジャッキー・チェンみたいな海猿の本気走り、特撮研究所の御柱祭り、マキタスポーツの顔、長澤まさみのちょいエロと見どころたくさん。神隠しネタも好き。
17:「ぼくたちの家族」★★★ 原田美枝子の声が好きなことに気づきました。そして、素晴らしい。
18:「ポリス・ストーリー レジェンド」★★1/2 ジャッキーでなくてもいいのでは。ちょっと「ダークナイト」?子どもの関わり方が、本当のジヤッキーもこんなんちゃうんと興味そそられ。
19:「罪の手ざわり」★★★ 中国こわー。もう行くのマジ怖い。
20:「私の息子」★★1/2 ルーマニア眠い。
21:「渇き。」★★★★
22:「ゴジラ」★1/2 退屈ー。ワーストやわ。金子修介のガメラ定義と被る。
23:「思い出のマーニー」★★★★
24:「舞妓はレディ」★★★1/2 これほど忠実に「マイ・フェア・レディ」とは!お気に入り「The Rain in Spain」までやってくれるとは!!みんな○○のことが好きやったんよは「思い出のマーニー」と被る。
25:「ジャージー・ボーイズ」★★★ イーストウッドでなくてもいいのでは。「アメリカン・アイドル」のフィナーレの意味合いがよくわかったのと、忙しくて家族サービスできないいつものイーストウッドは見所ですが・・・。
26:「レッド・ファミリー」★★★★
27:「悪魔は誰だ」★★★1/2 何言ってもネタバレになるのでやめておこう。題名の割りに残酷系ではなく「コネクテッド」系です。主演のお母ん、オム・ジョンファは90年代後半から00年にかけてK-POP界の大スターです。
28:「紙の月」★★★ 永作NHKドラマから映画化シリーズ3本目のはずが、本人がドラマ(「さよなら私」←傑作)に出たので、このシリーズ(「八日目の蝉」「四十九日のレシピ」) は、子どもが生まれない悩める女性シリーズになった模様。ドラマ版の原田知世、この宮沢りえと自分のアイドル史において重要な女性ですので、この役は複雑な心境です。リアル矢口のシーンは、わざとでしょうか。
29:「西遊記 はじまりのはじまり」★★★ スー・チーは綾瀬はるか似ですね。オール少年ジャンプの映画。ハリウッドファンタジーに飽き飽きしてたので、中華ファンタジーは新鮮。エヴァ芸人稲垣早希が、声優挑戦。上手やったよ。
30:「インターステラー」★★★1/2
31:「6才のボクが、大人になるまで。」★★★1/2
32:「フューリー」★★1/2 「最前線物語」+「ハンバーガー・ヒル」か。全然「プライベート・ライアン」っぽくはないよ。
33:「メビウス」★★★ 座ってしっこしなさい。女優は別人やと思てました。意味深な題名に繋がる。
34:「寄生獣」★★★1/2
35:「ゴーン・ガール」★★★1/2
36:「ベイマックス」★★★1/2
37:「劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~」★★★1/2

今年も★★★★作品が4つで、★★★1/2は10本も。
見た本数は少なくなったけど、はずれも少なくなって満足度は高くなった気がします。
ワーストは「ゴジラ」。
2014年は、子供と一緒に見た映画が7本もあります。
映画予算が減ったのはそのせいか!
でも“映画は映画館で見るもの”と啓蒙していきたいので、今年も映画に連れて行きま~~す。