F.C.TOKYO esaltare

FC東京を愛する者のひとりごと

2017年のFC東京

2018-01-01 00:03:03 | F.C.TOKYO
正直、今年は何もなかったです。

大久保、高萩、永井と移籍して来てメンバーは揃ったので、
後は戦術!と思っていたのですが、
それが悪い方に働いてしまいました。
成績の悪化と共に、チームもバラバラに・・・。

大久保の川崎復帰が発表されました。

「何も出来ずにすぐに出戻りかよ!」
と言う意見もあるでしょうが、
大久保本人にとっては恥をさらしての覚悟の出戻りだろうし、
年棒もだいぶ下がる様子。

「何とかしようとしたが、どうにもならないチーム状態に我慢ならず、
川崎へ戻ることを決断した」

と考えるのが自然だと。



東京からは時折「ぬるさ」が感じられ、
それが大事な所での勝負弱さとなって露呈します。

マッシモ監督時代にその「ぬるさ」は払しょくされつつあったのですが、
ここ2年で残念ながら元に戻ってしまいました。
そして、その「ぬるさ」に無意識のうちに漬かりきってしまっているように見えるのです。



私は、大久保のギラギラ感が好きです。
敵として見るととても嫌ですけど・・・。

ただそれは時として、チーム内では妬みや嘲笑の対象となることもあって、
本人はチームのために良かれと思ってやっていても、
「和」を乱していると受け止められてしまう。
特に大久保がケガで1か月ほど離脱して戻ってきてからは、
そのような状況になってしまったのだと推測します。


お友達人事の元凶と言われていたGMがこのほど退任しました。

移籍や契約更新も着々と進んでおり、
長谷川健太新監督の意向が汲まれているようで、
ある程度は期待できる雰囲気は出てきました。

ただ、一番大事なのは監督にかかわらず、
選手自身が「ぬるさ」を払拭出来るか、
そこだと考えています。

それが来年出来ないのであれば、
もう、選手を総取り換えするしかない・・・、
それぐらいの覚悟でやってもらいたいです。

それほど今年の戦いには、残念ながら意気を感じることが出来ませんでした。


城福氏の広島監督就任に思うこと

2017-12-05 20:22:08 | 移籍・新人情報
城福浩元東京監督が、広島の次期監督になることが濃厚らしいです。


東京サポから見れば、
「えーヤバくない??」
と思える人事であり、
広島サポで恐々としている人も多いかと思います。でもなあ、引っかかる部分があるのです。



城福さん、甲府ではJ1昇格と2年残留という大きな実績を残しています。
それでまた東京に来てダメだった訳ですが。

こちらを見るとその3年間がよくわかります。

初めて明かす甲府での3年間の秘話。
城福浩が語るプロヴィンチャの苦悩。




確かに昨シーズンの城福監督指揮下での東京の成績は残念なものでしたが、
1回目の指揮の際の1年目については好印象であり、
ナビスコカップ優勝をもたらしてくれてもいるのです。

城福監督の印象として、
「チーム状態が悪くなった時にそれを戻したり上向きに出来ない。」
というものがあるのですが、
それはもしかしたら彼自身だけではなく、東京のフロントだったり選手だったりに問題があるのかもしれないと。

実際に今シーズン、篠田監督も解任に追い込まれています。

監督の途中解任がどこまで本人自身の問題によるかは難しいところで、
チーム側の問題が原因となっていることも大いにありえるし、
東京の現在の状況が良くないことは傍から見ていても明らかです。



だから、城福監督がダメだと言い切ることは出来ないのです。



城福監督が自分のイメージで思い切り指導できる環境だといいなあと思います。



東京は長谷川健太監督に決まりましたが、
フロントに変化がないのであれば、特別期待も出来ないだろうという想いです。


清水 0-2 東京(2017/6/4)

2017-06-06 14:07:29 | 試合結果・FC東京
ダゾーンで録画視聴しました。

今回より時間の許す限り、試合全体を通してみて、
色々と踏み込んで書いていければと思っています。

まだまだ未熟なので、至らない点多いかと思いますが、
その点ご容赦して見ていただければと思います。



フォーメーションは両チームとも4-4-2。

清水は鄭大世が脳震盪により出場見送りとなったのは大きいか。

2トップの両外国人(チアゴ・アウベス、ミッチェル・デューク)がサイドに流れて、
鋭いクロスを放り込む場面が数回ありましたが、
それ以外攻めの形はあまり見えませんでした。

前半30過ぎから東京がペースを握り始めました。
主な攻撃は左サイドで中嶋と太田に、
大久保や前田が絡んでのパス交換から抜け出していく形が多かったです。
ただ、枚数がもう一枚欲しい印象で、
橋本などが加われればもっと相手を多く崩せるのではと思います。

高萩はビルドアップの際に最終ラインの中央に入り、
3バックの形になっていました。
また後述しますが、カウンターを喰らった際には安定するものの、
高萩の攻撃参加は限定され、より守備的になっている印象を受けました。

右サイドからの攻撃はあまり見られませんでした。
右サイドハーフの東はほとんど目立つことがなかったです。
東京の攻撃が活性化している時は、東が絡んでいることが多いので、
ここが改善されると攻撃力は劇的に良くなるのではと考えます。

ダイレクトでのパス交換による崩しもあり、
連携も深まっている感じは伝わってきたので、
それほど悪くはない印象を受けました。
あとはどれだけフィニッシュまで持っていける回数を増やせるかでしょう。



後半に入っても東京ペースは続きます。

ポゼッションの際はやはり高萩にボールを一度預ける形が多いですが、
前半よりは若干前目で、
両センターバックの前か、右サイドに入って室屋が前に位置を取る形になっていました。

先制点は相手フリーキックを守った後のカウンターで、
大久保がディフェンダー3人を上手くかわし、GKの届かないところへ冷静に流し込みました。

2点目は、東の上げたクロスボールをやはり大久保が、
苦しい態勢ながらバックヘッドで擦らすような形で合わせてゴール。

両方とも大久保だからこそのさすがのゴールでした。

その後も清水に反撃を与えることなく2-0で終了しました。



内容としては東京の順当勝ち・・・と見えなくもありませんが、
課題はまだまだ山積みの様子です。

2点は獲ったもののいずれも大久保の個人能力でのもので、
その他に相手ディフェンスを大きく崩すような仕掛けは見られませんでした。

また、清水の攻めに迫力がなかったことにも助けれましたが、
セットプレーでのミスキックが大きく、
もしいずれかがゴールもしくは惜しいプレーとなっていたりすれば、
その後の展開は違っていたかもしれません。



この試合を通して一番感じたのは、
高萩がビルドアップの中心となっているが、その位置がディフェンスライン付近で低く、
4バックと2ボランチの6人と、前4人の距離が遠く、
攻撃に流れが見られないことでした。

また、サイド攻撃にもボランチの参加はあまりなく迫力がありませんでした。
もう一人入ってこれれば、攻めのバリエーションも広がってくるのではと思います。

選手個人個人のアドリブ力で攻めている印象は大きいですが、
連携の成熟度が進めば、得点力は上がってくるのではと思います。

ただ、守備的なチームであったり、統制のとれたディフェンスラインのチームに対しては、
得点を取るのはまだまだ厳しいのではないでしょうか。



今後に期待したいと思います。




現時点での今年の東京へのイメージ

2017-05-22 03:41:18 | F.C.TOKYO
以下は、柏戦後に書いた記事です。
upしようと思ったのですが、ためらって寝かしていました。

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FC東京 1-2 柏レイソル


今シーズンは全く味スタには行っていなくて、
ダゾーンで出来るだけ見るようにしています。

大型補強でどこまでイケるか!?
と期待しましたが、
ここまで見る限りでは、
やっぱりいつもの東京か...という思いが強いです。

今日の試合に限らず、
思ったことをいくつか述べます。



・攻撃の形が見えない

得点を上げているとはいえ、
相手守備を崩してのものはそれほど見えず。

コースケが戻って来て、
セットプレーからの得点が増えたのはもちろんいいことなのですが、
それはプラスアルファであって欲しくて。

今日の柏戦でも、
東京はポゼッションはしてますが、
それはディフェンスラインとボランチまでのもので、
楔のパスを入れて、そのサイドを駆け上がって...
というような動きは少なく、
ただ回していることが多く、
ボールを奪われてカウンター...という形を何度も見ました。

一方、柏はボールを奪って収まると、
サイドの選手は駆け上がり、そこに斜めのパスを出す形がしっかりありました。

試合終盤ではウタカがポスト役になって左右に叩いたり、
楔のパスが入ってPA付近でショートパスで崩そうとする動きもありましたが、
チーム戦術としてというより、
個人のひらめきでやっているように見えました。



・マークが緩い

特にMFの寄せの甘さが気になります。
相手ハーフに自由な時間を与え過ぎてしまっている。
結果、ミドルシュートを打たれたり、
左右に自由に叩かれたりする。

個々ではプレスに行っているのですが、
決まりがあるのかないのか、連動性が見られないのです。



・リードされても取り返そうとする意志の強さ

ガムシャラさ...というのは今日もあまり感じられなくて。
大久保はそういう資質を持っていると思うのですが、
彼は糸が切れてしまうと不貞腐れてしまい、
今日も良くない方に転がっているように見えました。

高萩は...プレーで引っ張るタイプなのか。

行き過ぎもワンマンチームになってしまうので良くないですが、
やはり大人しいチームを牽引する資質を持ったプレイヤーが出て来てほしいです。


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と、ここまでが柏戦後に書いたことです。


神戸戦は後半途中に追いつかれたところまで、
ダゾーンで見たのですが、
思ったことはあまり変わらなかったです。

戦術的にもっと詳しくレベルの高い記事を書いている方はたくさんいらっしゃって、
私もいくつか見させていただいているのですが、
やはり「東京は能力の高い選手たちのアドリブで点を取っているが、
チームによるチャンスを増やすための動きのパターンや狙いはあまり見られない」
という評価をしていました。

柏などはそういうチームでの狙いがハッキリしていて、
しかもかなりのレベルであると感じます。
(ただハマらなかった時にはどうしようもなくなる可能性もありますが)



勝ち点はそこそこ積み重ねていますが、
果たして未来に繋がるか、と問うと??です。

ポポヴィッチ、マッシモの4年間で積み上げたものを、
この2年間で失ってしまっている気がしてならないとのです。



最後に、神戸戦でカズマのゴールで追いつかれる直前、
スルーパスを受けて抜け出した東が、
PA内右45度あたりで相手GKと1対1になったシーンで、
シュートを打たずに左サイドへのクロスを選択し、
結局ゴールキックになりました。

あの場面でシュートを打たないということが、
今の東京の「甘さ」だと私は思っています。





高萩来ればイケる!(はず...)

2017-01-21 05:30:52 | 移籍・新人情報
大久保・永井が来たけど、
「パサーがいないじゃん!」
と思っていて、
コースケ復帰という大きなサプライズはあったものの、
正直今年も微妙なシーズンになるんだろうなあ...
と思っていたのです。

そうしたら、一昨日辺りから気になる情報が!

高萩が東京に来る!?



私のツイッターのTL情報からだと、
(裏は取れていませんが...)

FCソウルの方から、
ハデソンが欲しいという持ちかけがあり、
東京がそれならば代わりに高萩を...
というやり取りのようです。

この通りだと瓢箪から駒みたいな感じもありますが...

ハデソン、昨年何試合か見ましたが、
正直スタメン張る選手じゃないと思いました。
ただそれは、ケガ明けで本調子ではなかったり、
まだJリーグやチームに慣れていなかったり、
当時チーム状況は悪かったなど色々あるので、
再評価するべきなのも事実ではあります。

ハデソンの真価を見てみたかった...という気持ちはありますが、
高萩が来るならそれ以上の期待を持ってしまいます。

今シーズンオフの補強で明らかに足りていなかった、
センターハーフの選手の日本人屈指の選手が来るのですから。

話が上手くまとまれば、
今シーズンオフの強化は満点に近い評価をして良いと思います。

日本人選手に関してはですが...



ここ数年、東京における外国籍選手の補強は、
残念ながら成功しているとは言えません。
以前は主にブラジル人選手でしたが、
ポポビッチ・マッシモ両監督下でヨーロッパ路線に移行しています。

外国人選手獲得に関しては、
コネクションが重要になるのでしょうが、
そこがどうしても弱いのか...

新潟、鹿島、川崎などは、
とても長けていると思います。
そしてそれを強奪する浦和...

東京が更に強くなるための大きな鍵のひとつだと思っています。



話を戻すと、
高萩の話がまとまれば、
東京の上位進出の可能性はかなり高くなると思います。
神戸、鳥栖と共に台風の目となりそうです。

ダゾーンマネーが入って来て、
今シーズンは大きな変革が起こり、
東京も一気に変化するチャンスです。



まあまずは高萩の移籍が決まってくれるのを、
この動画を見ながら妄想しつつ待ちたいと思います!

https://m.youtube.com/watch?feature=share&v=FFa_skJd2Y8