駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

明日は明日の風が吹く

2024年04月27日 | 爺の呟き
              

 株価の予想屋の言うことはまず当たらない。まあ、外れても言い訳は得意だから後から辻褄を合わせることはできる。  
 明日国政選挙の補選がある。今のところ自民党は二不戦敗一敗北と言われている。おそらくそうなるだろうが、それで岸田政権がどうなるかに政治評論家は色々言っているがはっきりとは分からない。
 明日のことは分からない、分からないから希望も生まれるのだが、分からないから色々なことが言える。色々言うことで、結果に多少の影響があるかもしれない。それを期待してわざと甘い辛い予想をする人たちも居るようだ。
 人間は明日が来ることを知っている、そしてその明日がどうなるか確実に知ることができないことも知っている。その結果、権謀術数陰謀が飯より好きな人種が暗躍して予測と思惑が入り混じり様々な言説が飛び回る。明日どんな風が吹くかわからなくても、どうした方が良いかは分かるのだから、陰謀論や駆け引きに捕らわれない方がいい、不安と欲が間違いを起こす。
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中国の食市場瞥見

2024年04月26日 | 旨い物
       

 中国大都市の食市場をユーチューブ(虎三走)で見ていると食べてみたいものがどっさり出てくる。なんだか怪しげなものもあるが旨そうなものも多い。北方には粉物が多く海岸線には海産物が多く南方では野菜茸が多い印象があるが、とにかく材料が豊富で目の前で豪快に調理されている。淡白、単味、少量という日本料理の対極の感じがする。食べたことのある料理が出てこず、どんな味かなあと想像するしかない。
 言うては失礼かもしれんし個人的な感想だが、インド料理は豪快でも清潔感に欠けるし、北欧料理は冷製も多く単純そうでさして食指が動かない。そこへ行くと敵わぬ夢だが、一度でよいから旨そうな八種類に大別される中国料理を露店現場で味わってみたい。
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藤井八冠強すぎ

2024年04月25日 | 趣味
          

 将棋名人戦第二局、二転三転白熱の終盤だったが、最後に間違えた豊島が負けた。藤井名人負けそうになった時の粘りというか煙幕も凄く、勝負に掛ける執念は豊島を上回っていたように見えた。この敗戦は接戦だったので挑戦者にかなりの痛手になったと思う。
 戦術よりも相手が藤井名人だからという恐れを取り除くことが必要と観測した。技術的なことはわからないが攻守のバランス一貫性が重要と思えた、微かな迷いで負けたと思う。
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庭の木

2024年04月24日 | 自然
           

 医院の前に花が植わっている。花は美しいけれども植木と違い頻繁な手入れが必要で、院長の奥様が世話されている。
 花々は美しさと同時に季節の移ろいを感じさせ、もうすぐ風薫る五月なのだと気付かせてくれる。熱帯でも寒冷地でも季節感はあると思うが、日本の四季ほど微細で豊かな変化はないのでは。
 我が家の庭は結構広く色々な木が植わっている。植木屋で買ってきた木を思い付きで植えているのだが、木は花と違い年単位で成長してゆくので花とは別の楽しみ驚きがある。ちょっと人間の子供に似ている。
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風力発電の行方

2024年04月23日 | 爺の呟き
         

 エネルギー獲得が人類のこれからを左右するのは間違いない。どうやって安全で妥当な価格のエネルギーを調達するか、これが人類最大の問題だ。これは自明なのだが難問で、問題が大きく難しすぎるせいか十分に取り組まれている気配がない。今あるエネルギー源の奪い合いに目を奪われている人が多い。
 北欧の沿岸には海中に風力発電塔が数多く並んでいる。持続可能な開発の技術目標が生んだ光景だ。果たして風力発電が安全持続可能で妥当な価格の電力を生み出しているのか、精細な計算研究がされているだろうか。どれくらいの人が真面目に考えているのだろう。地中海には見かけないが南欧の人はノー天気なのだろうか。
 風力発電に問題が多いが、失敗すると直ぐ叩くのでは問題は解決しないと人の失敗を叩くのを楽しみにする人には釘を刺しておきたい。
 日本政府岸田政権が真面目に持続可能なエネルギー産出獲得方法を考えているとは思えない。石油一辺倒と原発頼みで良いものか、十年二十年三十年先のことを考えるのが政治家の仕事のはずだが、目先の選挙に勝つことばかり考えて、裏金作りは生け贄処罰で手打ちの誤魔化し、こんな政治家と提灯持ちのマスコミを交代させないと明日は明るくならない。
コメント (2)
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