マニアックな話で申し訳ないのですが、20年ほど前に「シンクロエナジャイザー」というグッズがありました。簡単に言うと「点滅する電球が付いたメガネをかけて変な気分になろう!」という趣旨の機械です。ビジュアル的には
こんな感じ。
「精神を特殊な状態に導いて脳に秘められた力を解き放つ」的な扱いの代物でして、雑誌『ムー』を読んでて超能力やUFOを信じてるタイプの人たちの間でブームになりました。カンの良い方はお気付きでしょうが、要するに例の「ピカチュウ光線」を目に当てて、わざとテレビ酔いを起こすわけです。値段はものすごく高かったけど、金持ちの友人が買ったのでしばらく貸してもらってました。たしかに変な気分にはなります。
話は変わりますが、仕事の都合で最近パソコンに特殊な設定を加えました。そしたらなぜかネットワークの動作表示がものすごい勢いでチカチカ点滅するようになったんです。最近のパソコンって目が痛いくらいまぶしく青く光りますよね。しかもパソコン本体の電源を切ってもネットワーク部分は生きてますので、仕事が終わってさぁ寝ようと明かりを消したとたん、部屋中真っ青にチッカチカ。
ワンルームマンションの恐ろしさよ。まさに家まるごと巨大シンクロエナジャイザーになってしまいました。仕事だから止める訳にもいかず、ひと晩中シンクロエナジャイズされるがままです。朝起きると吐き気がします。