ビルクル・ティーケ!

~パキスタン見聞想録~

帰国しました!

2007-05-24 22:35:21 | Etc.
イスラマを発ってから約1ヶ月。

日本には18日に、そして実家には本日とうとう帰り着きました。
いや~~~本気で帰ってきたくなかった
アイルランドまで行ったので、そのまま南米まで行ってしまいたかった!

パキスタンでお世話になった方々、日本から後方支援して下さった皆様、
こうして無事に帰国できましたのも皆々様のおかげです。
どうもありがとうございました

また、つたない弊ブログをご拝読頂きまして、ありがとうございました。
Bilkulの独断と偏見ではございましたが、「テロ」や「暴動」ではない
パキスタンの「日常生活」を少しでも垣間見て頂けたとしたら嬉しいです。

「パキスタンで」の見聞想録であるからして・・・
一応店閉まいする方向で考えております。

ただ、アナボコだらけなのが気になってはおりますので、
今後の様子を見つつ、細々と維持するかもしれません。
パキスタンとのつながりは今後も続くでしょうし。

それもこれもインシャッラーってことで

帰国途上

2007-05-13 00:50:39 | Etc.
パキスタンを離れ、3週間近く経とうとしています。

おかげさまで、4月25日に無事にパキスタンを発つことができました。
立つ(発つ)鳥後を濁さず・・・とは程遠い状態でしたが、なんとか旅立ちました。
それから現在まで、日本とは正反対の方向に旅を続けています。

パキスタンから西方面へ旅する玄関口のドバイを経由して、
イエメンと英国、それにアイルランドを旅してきました。
現在はロンドンの友達宅ですが、月曜日からはスコットランドです。

どこに行っても楽しめるのは、ある意味「特技」のようなものかもしれませんね。
各国、各地方、いろんな特徴があって本当に楽しいです。

今日の午後はロンドン市内のインド人街に行ってきました。
ロンドン市内では、大英博物館も行ったし、ミュージカルも観たし、
他にも街中を散策したけど、今日のインド人街が一番面白かったかも?
それってどうなの???

とりあえずは無事のご報告まで。
帰国したら、また改めましてご挨拶させて頂きますね。

Goodbye Pakistan!!

2007-04-25 04:45:02 | Etc.
いよいよ、あと20分程で家を出て空港に向かいます。

あっという間の2年間でした。
楽しいこと、嬉しいこと、悔しいこと、哀しいこと、憤ったこと・・・

たくさんたくさんいろんな事があったけど、今この瞬間はいい想い出、
仲良くしてくれた人達のことばかりが頭に浮かびます。
そして、感謝の言葉しか思い浮かびません。

みなさま、本当にどうもありがとうございました!!!

パキスタンの皆様、またいつの日か、どこかで会いましょう!
日本の皆様、帰国したらまたよろしくお願いします!

更新情報

2007-04-17 13:18:21 | Etc.
3月20日以降、若干更新致しました。

書きたい事、お知らせしたい事は多々あれど、いざブログに公開しようとすると
文章の修正等に時間がかかってしまいます。
まったくもって亀の歩みです。

4月に入ってからもイベント目白押しなので、また徐々にアップしてまいります。
タッタ&モヘンジョダロの旅行記も♪

少々お待ち下さいませ

『マーサの幸せレシピ』

2007-04-09 21:31:28 | 映画・本&時々音楽
マーサの幸せレシピ【Mostly Martha】2001年作品・ドイツ
監督/ Sandra Nettelbeck
出演/ Martina Gedeck, Maxime Foereste, Sergio Castellitto, August Zirner, Sibylle Canonica

何気なく見始めた、この映画。8歳の女の子が発する一言にやられました。

ドイツのハンブルグでシェフとして働くマーサ。
(原語のドイツ語では”マータ”っぽく聞こえた)
朝から晩まで仕事だけ。時間の空いた時はカウンセリングに通う独身女性。
自分の仕事に誇りを持ち、時にはお客様とケンカだってしてしまう真っ直ぐな人。

ある日突然、そんな彼女の日常に、事故死した姉の一人娘リナが現れます。
母と同乗していたのに自分だけ生き残ったショックは大きく、マーサに心を開かないばかりか、何も食べようとはせず、挙句に栄養失調のため学校で倒れてしまう始末。

お手上げ状態のマーサは、リナを職場のレストランに仕方なく連れて出勤。
同僚のイタリア人シェフ、マリオの陽気さのお陰で徐々に心を開いていき、
食事もきちんと摂れるようになったある日。。。

ママと海岸で撮ったビデオを夜中に見たリナは、翌朝マーサがまだ寝ている間に
未だ会った事のないパパを探すため、イタリアに行こうと家を出てしまいます。
子供の足で行ける距離は限られ、すぐに警察に保護されてマーサが迎えに…。

警察から家に帰る途中の車内で、心配でたまらなかったマーサは
「二度とこんなことしないで!」とリナに懇願し、それに対してリナが

"I'm starting to forget her."

とポツリ言うのです。(Bilkulは独語がわからないので、英語字幕で観ています)
マーサとの穏やかな生活の中で、死んだママの事を少しずつ忘れ始める
というより、思い出が少しずつ薄れ始めているのでしょうね。
今、この現実を一緒に生きているのは叔母のマーサなのだから。

この一言が、今のbilkulの心にズシリと響きました。

Bilkulも忘れたくない人・言葉・瞬間・風景・・・他にもいろいろあります。
それでも、脳のキャパシティは限られていて、鮮明だった思い出はどんどん薄くなっていく。
今、こうしてこの国から離れようとする身には、とても重い言葉でした。

うちのお嬢(大家の娘)も現在8歳。
わが身を振り返ってみても、8歳の時の自分の記憶なんてすごく曖昧。
Bilkulは当時引越し人生ド真ん中だったので、日常が常に続く人達よりも
きっと記憶が残っている方だと思うのですが、それにしたってやっぱり曖昧です。
お嬢もそのうち、「bilkulってどんな人だっけ?」って言い出すんだろうなー

映画の最後半、頑固で不器用なマーサに素敵な恋が訪れます。
マーサとそっくりな性格のリナ。お互いが素直になった時、2人の間のみならず、
家族にとってもとても素敵な関係が築かれました。
こういうエンディング、好きだなぁ

ありがとう、友よ

2007-04-06 22:46:18 | 日記
明日のフライトで、1年4ヶ月間一緒に仕事をした同僚が帰国します。

ジェンダー勉強したくせにジェンダー差別発言か?と言われるかもしれませんが、
これまで同年代の男性の同僚にはほんっとーに煩わされてきました。

例1:ボンで口の聞き方、物の頼み方を知らない。学習しない。超ガキ。
例2:これまたボンで、人はよいのだけど、仕事がカラキシ出来ない。
   それなのに転職することしか頭になく、半年強で業界内で転職した!
例3:異星人。とにかく何でも人のせいにして、自分の非を認めようとしない。
   仕事の段取りがそもそもおかしいので、当然仕事はカラキシ出来ない。
   その割に「社会人として」という言葉を使いたがる。

上記したようなメンツばかりでしたので、明日帰る同僚はbilkul史上稀有でした。
真面目で、軽々しく浮付いた言葉を使わない人なので、非常に信頼できて、
何か困った事があったり、少しでも判断に迷う事があればすぐに相談してました。
それ以外の日常のクダラナイ話も、ニコニコして聞いてくれたり。

幸い、彼の方もbilkulの事を信頼してくれたみたいで、彼が着任してからの日々
二人でいろんな場面において共闘しました。
この1年4ヶ月、我々にとっては非常にシビアな出来事が続き、bilkul一人では
絶対に挫けていたし、もしかしたら途中で投げ槍になっていたかもしれません。

意見が分かれる時でも、お互いに納得するまで話し合って建設的だったと思う。
きっと”何を善しとするか”の判断基準が似ていたのでしょうね。

以前bilkulが担当していた件で上司とぶつかり、彼にもトバッチリが及んだ事が
ありました。その時にも、
「僕達は正しいことをやろうとしているだけなので。
(僕に迷惑をかけたという)その点については本当に気にしないで下さいね」
と言ってくれて、どれだけ救われたことか。

Bilkulは自分の経験に基づいたミクロな、帰納的な考え方をするのですが、
彼は経済学が専門でマクロ的な物の見方をするのでとても勉強になりました。
彼ともう一人のパキスタン人スタッフ(彼もエコノミスト)と、3人でチームを
組めた事はbilkulにとって大きな収穫でした。

一緒に仕事ができて、本当によかったです!!!

それなのに、嗚呼それなのに、ソレナノニ・・・
明日は見送りに行けなくてごめんなさい

Bilkulは今夜のフライトでカラチに行かねばなりません。
念願のモヘンジョダロに行けることになったからです!
ほんっと、薄情だな・・・一番身近に居た人なのに。
あ、でも。今夜ちゃんと堅い握手をしてお別れしましたよ。

これからは”一緒に”ではないけれど、離れた地で切磋琢磨しあいましょう。
お互いに、自分のやりたいような仕事に就けるといいですね。

ありがとう、友よ。
そして、これからもよろしく☆

メインはクローブ

2007-04-05 23:06:00 | 日記
今夜は、我が家でお食事会。
Aさんご夫妻、Bさんご夫妻、そしてCさんを夕食にご招待。

Aさん、Bさん両ご夫妻には、いつもお招き頂いてばかりでした。
いつか我が家にご招待したい!と思っていたのに、機会をなかなか持てずに
結局こんな帰国間際になってしまいました。
ま、思いを果たせてよかったです♪

初めていらっしゃった両ご夫妻は、我が家のリビングを見て、4人とも口を揃えて
「いいねぇ~。広いねぇ~。贅沢だねぇ~」と仰って下さいました。
「なんか落ち着くよね。(インテリアの)趣味いいよね」とも、お誉め頂く。

どもども。インテリアは大家ママのセンスです。
全体的に深い色を使っているので”冬仕様”な感じがするのですが、
なかなか好評です。パキスタン・マダムとしてはシックな色使いだと思う。

ダンナ様方は残業のため、20時半頃にようやく全員集合。
みなさんがそろったところで、さぁ!ご飯にしましょう!

Cさんが手伝ってくれ、話しながら料理していたらミス発覚!
なんと!ゴーヤーチャンルーに溶き卵を入れ忘れてしまいました
ところが、豆腐でごまかされたらしく、bilkulがわざわざ言うまでバレませんでした。

Bilkulにとっての本日のメイン。実は、香辛料のクローブ(丁子)。
2007年新年を迎えた旅先のザンジバル島で購入したものの、
何をどう料理したものか思案したまま今まで使えなかったのです。
本日ようやく日の目を見ました

それにしても、Bさんが持って来て下さったワインが美味しい!!!
フランス・ワインだったのだけど、銘柄をメモしておくんだった

そして、いつも食べ終わってからカメラの存在に気づくbilkul・・・
何度となく我が家でお食事会を開催したのに、料理の画像ほとんどなし。
割と好評なんですけど、証拠をお見せできず残念でありまするるる~。

本日のメニュー
お通し:ガーリック風味のクリームチーズのネギとかつお節のせ、クラッカーetc.
メイン:(毎度)豆ご飯、豚ヒレ肉の中華煮丁子風味、ゴーヤーチャンプルー、
     かぶと鶏そぼろの煮物

手相&占星術

2007-04-02 21:21:01 | パキスタン的出来事
夕方、日本の友人から「2年間お疲れさん」の電話が。
何気ない会話の中で驚いたのが、テニス仲間で結婚したカップルがいるらしい!

いや~なんなんでしょ。このパキスタン・カップル率は!
やっぱりパキスタン☆マジックがあるような気がします。
で・・・びっくりしてる間に、案の定取り残されたbilkulでした

その後、かねてから大家ママに頼んでいた手相読み&占星術師のところに行ってみました。なんせ迷えるプーの子羊ですからね。

もう1年以上前から大家ママに「アポ取ってよね」と頼んでいたのですが、
面白いぐらいに忘れてくれるのです。この度、帰国前に「絶対アポ取って」と再度
お願いをしてようやく実現したのでした。ひたすら毎日言い続けてやっと実現。
実現したはいいものの、第1候補の占い師は渡英したらしく、第2候補の人になりました。どこまでもパキスタン的な流れです。

まずはいくつかの質問をされます。
1.フルネーム
2.生年月日
3.生誕地
4.誕生時間
5.母親の名前

これに答えると、四角(□)を書き出し、その中に補助線を入れて今度は
ダイヤ型(◇)を書き、その中に数字やら何やらを記入しだしました。
書き終えると「手の平を見せて」と言いながら、bilkulの右手を取り診断開始。

それでは、気になる診断結果を以下に。

1.まずは生命線。誰がどう見ても長いです。 
  診断結果:82歳。最後の1年に問題あるかも。
2.頭脳線。アカデミックなバックグラウンドがよろしい。
3.新しい仕事が3カ国目(日本以外のどこか)でみつかるだろう。
  2つのオファーがあるだろう。今の仕事はあまりよくなかった。
  次はもっといいのがみつかる。8月ぐらいまでに落ち着けるだろう。
4.35歳で結婚。2人のうち1人を選ぶことになるだろう。
  1人は日本人、もう1人はそれ以外。常にbilkulは選ぶ側であるとのこと。
5.子供は1男1女。
6.経済的には、すごく金持ちではないけど、そこそこに恵まれるだろう。
7.すぐ近くの家族は大丈夫だが、少し遠い親戚で少し問題が生じるだろう。
8.芸術的な才能があるだろう。文章を書くのも上手なはず。
9.過去7年間がdisasterだったが、今後運気は上昇するだろう。
10.難しい性格だ。しかし、自分を理解してくれる人に対してはとてもdetermined
  である。

ここまでで、Rs.1,000(約2,000円)なのですが、おっちゃんは何を思ったのか
無料でさらにタロット占いをしてくれました。

1枚目:男の人が木の棒をまとめるカード(=まさに仕事をまとめて終えたばかり)
2枚目:複数の人が争っているカード(=家族・親戚の間に何か問題がある)
3枚目:お姫様のカード(=Bilkulが姫のような状態。男性が寄ってくるらしい)
4枚目:The Starのカード(=世界中どこに行ってもbilkulは魅力的であるらしい)

3,4枚目のカードの解釈はどうなんでしょうね?
え・・・もしかして、モテモテ(笑)??
カードをひいた今現在の状況という解釈でよいのでしょうかね???

そして、またまた、このおっちゃん何を思ったのか、さらにさらにサービスで
占ってくれるとのこと。唐辛子(の粉末)とダスト(この場合は土を使用)を、
占って欲しいことを書いた紙に包んで燃やすのです。
すると、またまた診断が出ましたよ。上とは若干異なりますが、そこはご愛嬌

1.No magical effect.(=誰かがbilkulに何かおかしな事をする事はないだろう)
2.健康に問題なし。
3.身体は大丈夫だが、心が病気である。Depressedな状態。
4.2007年7月15日~2008年7月15日までに結婚するだろう。(若干±あり)
5.自分の選択で結婚する。
6.日本人を選ぶのがよかろう。(これは最初に診断してもらった2人のうち)
7.すぐ近くの家族は大丈夫だが、遠い親戚が何かupsetしている。
8.パキスタンから出るだろう。
9.新しい仕事に3つのオファーがあるだろう。
  1つはパキスタン、1つはイエメン、もう1つはどこか別の国から。
10.運気は上昇する。
11.高貴な女性である。
  (と訳すと恥ずかしいけど、英語では"noble girl"と言われました)
12.盲目的に人を信じないように。
13.35歳~68歳までの期間が金運がよかろう。
14.冷静でいること。
15.内面はいい人間である。
16.頑固なところが欠点である。

なかなか思い当たるようなところもあったりして。
特に、過去7年間がdisasterだっただろうと・・・まったく図星ですよ。
実物bilkulをご存知の方はおわかりだと思いますが、20代後半からの
この7,8年間といったら・・・

(前触れ)1998年暮れ:階段から落ちて首と前歯をおかしくする。

2000年:火傷する。
2001年:小康状態。但し、首が相変わらず悪く、常に不定愁訴。
2002年:自動車事故。上司との相性悪し。
2003年:プー生活が長期にわたる。
2004年:仕事再開したが、異星人と遭遇。
2005年:仕事変われど、またもや異星人と遭遇。
2006年:ストーカーと遭遇。精神状態さらに悪化。

サラサラ思い出せてしまいました。
悪いことをすぐに思い出せるっていうのも、よろしくないですね。

ここまで悪けりゃ、後は運気上昇するしかないっしょ。
今現在、当地を離れるにあたって精神的にちょっと不安定なところもありますが、
(その意味では、"depressed"と出たおっちゃんの占い結果は当たってる)
お陰様で2007年は割と(過去7,8年に比べれば)平穏に過ごしております。

よっしゃ、Happy goes lucky でいきまっしょい♪

ということで、bilkulの結婚を心待ちにしてる全国のみなさん、待ってて下さいね。
Let's see what will happen.
あ、そうそう。心待ちにして頂くのは結構ですが・・・
ここは何事も「インシャッラー」の国ということをくれぐれもお忘れなく

Isn't it sour grapes?

2007-04-01 23:04:35 | 日記
本日からプー生活の開始です。
エイプリル・フールだったらいいのに・・・

同僚の後輩君が、bilkulともう1人(Aさん)のためにお食事会を開いてくれました。
わざわざシェフも呼んで下さって、美味しいお料理を頂きました。
美味しいお料理でもてなしてくれようと思ったんだよね?どうもありがとう

食べながらいろいろ話していたのですが、同席のBさんが急にAさんに向かって
「怒らんで下さいよ。でも、あんた逃げたでしょ?」と言い出しました。

は・・・い・・・?今なんて言うた?

いくら酔ってても、今のは聞き捨てならん。
ご自分の職業に誇りを持っているのは結構。
だからと言って、他の職業人に対してそれを振りかざして欲しくないし、
ましてや他人をおとしめて/傷つけていいことにはならない。

Aさんとbilkulと、この1年間いろんなことを共に闘ってきました。
事情を知らない人間に「逃げた」呼ばわりされたくない。
私達がどんな思いでこの1年間仕事してきたか知らないでしょ?

自分の尺度でしか物を言わない人って、結構多くいます。
あれやこれや可能性を探る前に、自分の意見をポンと押し付けてくる人。

Aさんは優しい方なので、思わずbilkulが反論してしまいました。
そこでBさん、bilkulを説得できずに旗色が悪くなったと感じると、
「それはかわいくないですよ」から始まり、「bilkulさん独身でしょ?」
と議論をすり替えてきました。

Bさんは相当酔っていましたが、ニヤッとしながら言ったから確信犯でしょう。
女性を議論で屈服させられない時に、少なくない男性が使うテです。

Bilkulもジェンダーで闘ってますからね、そんなんじゃ動じませんよ。
「なんで結婚しないといけないんですか?」と聞いても答えられないでしょうに。

こういう人の発想を通すと、独身女性というのはすべからく
「かわいくない」=「結婚してない(できない)」=「人格に問題あり」
という短絡的な発想をするのでしょうね。

とやかく言うんやったら、まずbilkulを議論で負かしてみい!

これをお読みの男性諸兄、どうぞお気をつけあそばせ。
下手な発言すると女性にキラわれてしまいますよ。

帰ってから見上げた月は今夜もきれいでした。
満月だったのかな。きれいすぎて哀しくなる。

Last Day

2007-03-30 23:46:29 | 日記
とうとうこの日がやってきました。
本日、職場での最後のお勤めの日。

「この人との別れは泣くだろな」と思った人とは、やっぱり泣いてしまいました。
実は昨夜、これまでにお別れした人、今日お別れする人のことを考えていたら
夜中にボロボロ涙があふれてきてしまって、ほとんど寝ていないのです。
こんなに大粒の涙が出るのかと、われながら不思議なくらい。

夕方、16時前から各班への挨拶回り。
パキスタンの人は、普段からよく"I miss you"という言葉を使います。
今日ほど、この言葉を真実味をもって聞いたことはありません。

ローカルのスタッフみんな「あなたみたいないい人がいてくれてよかった」とか
"Wish you best luck"なんて言ってくれちゃって、ますます涙を誘うわけです。
普段は「何を調子のいいことを~」と思ってしまいますが、今日はとっても
温かく感じて身にしみました。

Bilkul所属班以外の職場内での挨拶を一通り終えたので、お世話になった
J社(3月12日の日記参照)にもご挨拶へ伺いました。
ご挨拶と言っても、いつものようにコーヒータイムで世間話をしたような・・・

J社の皆様には、とてもよくして頂いて、本当に感謝しております。
2年間、どうもありがとうございました!!
挨拶を終えて、所属班に戻ってみると・・・中ボスも小ボスも見当たらない
Bilkulともう1人の同僚が本日最後だと知らない訳がないのに、
どうやら本日は珍しくもうお帰りになった模様。

あの・・・挨拶ぐらいきちんとしましょうよ。
彼ら2人、年末の挨拶もおざなりだったのです。
おざなりというか、中ボスなんて知らない間に休暇に突入してましたから。

小ボスもbilkul帰宅時に見当たらなかったので、年末の一般的な挨拶
「今年もお世話になりました」を言おうと、しばらく待っていたのです。
待ったあげく登場した小ボスは「あれ?どうしたんですか?」って・・・
ちゃんと締めましょうよ。気をさ。

最後の最後までやってくれるよなぁ。絶句。