'20年代以降の情報収集方法について

2019-02-28 23:54:24 | ETC
数年ぶりですね。皆さん、お元気でしょうか。

この方法はネット上の情報収集について、主に上級者 (異端者) 向けに書いています。

近頃、巷でよく聞く話についてです。
近頃、ググっても欲しい情報が中々見つからないなぁってことがよくあります。
コミュニケーション第一の現代、誰でも簡単に情報発信ができ、
一般の方がSNSで繋がって、結果的に情報量が増えて良い時代になりました。

同時にサジェストやアドバンスドサーチの追加など、検索エンジンの品質向上により、
一般の方でも簡単にこれだ!という情報にたどり着けるようになりました。
しかし、明らかに均質的な情報ばかりが検索結果の上位を占めるようになりました。

個人的には、最適化されたぬるい感じの情報は厳しいものがあります。
好みの問題だとは思うんですが、自分が人間界から外れた考えを持った人間である以上、
サポートコストを考えると、そんなものはなかなか出ない事は分かりきっています。

そのため、地道に自分にあった情報は自分で工夫して探すしか方法はなさそうです。
今回は、その情報に近づくための情報収集方法を簡単に書いていきたいと思います。
検索方法もそうですが、検索で得られる情報で全て得られるとは限らないため、
これ以外の情報収集の手段にも触れていきたいと思います。
これらの収集方法は、主に 20 年代以降~中盤まで通用するものだと信じています。
とはいっても、検索王でもないので、上級者が使うと思われる手法です。
(Googleが出来る前は検索テクニックを競う大会がありました)

結論を言えば、流入量を増やしつつ、ノイズを減らすことが重要でしょうね。


①画像と動画検索

初歩的なんですが、手っ取り早く商品レビューを探すとかなら、画像と動画検索をするのが最適だと思います。
画像や動画の作成コストは文字入力と比べると遥かにアウトプットコストがかかります。
画像の無断転載は批判の傾向にあるので、今後も使える収集技術となりそうです。
例えば、気になった物に「-商品 -販売 -在庫」を付加して検索します。大体削れます。
「-送料」も加えるといい気がしますが、「送料込みで〇〇円でした」と書く人がいるので入れなくていいかも。

②サジェストは異端度のバロメーター

検索するうえで助けとなるサジェストは有用ですが、ごく一般的なものが並んでいますね。
サジェストが出ないキーワードがあれば、あなたは異端児と言ってもいいでしょうね。
悪い意味もなく良い意味でもなく異端児。
サジェスト対策する業者さんがいるようですので、それだけ留意しておく必要があります。

③訓練されたサイトは参考にしない

引っかかるように最適化されたサイトは有用そうに見えてコンテンツの中身が薄かったり、
そもそも間違っていたなんて事があります。
例えば、タイトルで二重括弧(『』)を使用する記事は、個人的に要注意サイトです。
マニュアル的にはとても正しいのですが、PRが付いていないPR記事な場合があるので。

④日付、PV、評価は補助的だが有意な判断基準

日付は情報の鮮度の意味で品質に大きく影響します。
それだけ自分が遅れてしまっているという意味です。
まずは 1 年以内の情報、ヒットしない場合、徐々に日付を緩めていく方法が良いです。
動画サイトについてはPV数や評価を気にした方がいいです。
悪い動画の評価の比率は 良い評価 : 悪い評価 = 1 : 1 に近く、良質なら 10 : 1 近くで推移します。
悪評価が定期的に付くようになったチャンネルは参考にするべきでは無いでしょう。

⑤情報チャネルを増やす

SNSが使いやすくなって、情報量は増えたのはいいですが、
どのSNSも品質が良くなった分、コミュニティ内外を行き来する人が少なくなったと思います。
自分が追い求める究極の人は、一点集中ではなく、その街ごとに点在しているイメージで、
悪く言ってしまえばそれだけ社会が分断されてしまっているということです。
よって、自分からSNSサイトを複数巡っていくと良いでしょう。
今のウェブがこんなにも分断されるとは正直な所、思っていなかったですね。

⑥外国圏のサイトは恐れずに入る

情報チャネルを増やすうえで外国圏は重要です。
1 人当たりのGDPで先進国の中でも下位に推移している日本。
お金になりそうな情報は当然外国圏でも流されるはずなので、
英語でも中国語でもロシア語でも何でもいいので利用できるものは利用しましょう。
言語の壁にぶち当たりますが、翻訳技術の向上により壁の高さが低くなりました。
ぜひ利用したいところです。

⑦欲望からくるデマやホラ吹きには要注意

あとはコミュニティに絡む情報収集についてです。
承認要求や利害関係者のセンセーショナルな書き込みには要注意です。
怪しい情報は発信者が以前出した情報を見てみます。
特に評価で最低評価を連発したり、逸脱した発言をする人には要注意です。
また、画像だと目に入る情報量が多いので説得力はあるのですが、
画像にはタイムスタンプが付かない場合があるので要注意です。

⑧使い方をよく分かってないサイトや人には近づかない

「命を知る者は巌牆の下に立たず」
物の使い方を間違っているサイトを見かけますが、基本的に近づかない方がいいです。
説明書があるのに見なかったり、目的外の事で使ったり、独自の判断で使うといったのは、個人的に要注意です。
いずれ、物理的にも炎上するんじゃないでしょうか。

⑨バルーンを出して反応を見る

最終的に分からなければ人に聞くのが一番です。貴重な情報は有限だし、滅多に出ないので
ある種のアドバルーンを出して周囲の反応を見ます。
コミュニティ内外を行き来する人はあまりいないので、
そのコミュニティ内で話題になった情報を他のコミュニティに投げて反応を見る感じです。
詳しい使い方の投稿や、聞いたことがない固有名詞に対しては
貴重な情報を探すうえでのヒントになり得ますので、そこから情報を調べていきます。

⑩議論するなら早朝

早起きは 3 文の得とは言いますが、早朝は変な人に当たる可能性が低くなるので、
投稿したり議論する時間は早朝が向いていると思います。
具体的には 4 時 ~ 6 時位で、それ以外は厳しいですね。
根拠はないのでアレなんですが、経験的にそんな気がします。

番外編:ネットの道具は継続的に投資する

蛇足なので書こうか迷いましたが、番外編として書きました。
今のウェブはリッチになりすぎていますね。
今後もこの傾向は続いていき、情報収集は動画中心になるでしょうね。
Youtubeだと基本的に 2 倍速で見ています。
パソコンは自作パソコンを組んだり、スマホは 10 台以上買ってました。
ハイエンド品を買う必要はないのですが、パソコンは 4 年に 1 度、
スマホなら 2 年に 1 度のペースで高コスパ品を買い足している感じです。
予算は 1 年で 2 万円位が丁度いい感じです。
それ以上の金額を出す価値は無いと思います。
あと、パソコンは今買い替えるのは次期悪なのでおすすめしません。
買いたいときが買い時は思考停止だと個人的に思います。
費用対効果が良ければ買うべきですね。
スマホはシーズンがあるので 今位が良いでしょう。

という事で、'20年代以降の情報収集方法についてでした。
そういえば、このBLOGなんですが、gooブログが続くまで消さずに残しておくつもりです。
仮に終了となった場合、移行はしません。よろしくお願いします。それでは、また(@^^)/~~~

もうすぐ10年経つので雑感書いてみました

2014-04-15 22:57:37 | ETC
お元気でしょうか。昔活躍してた人は殆どいないでしょうね。
このBLOGを書き終わって、もうすぐ10年経つんですが、
BLOGが事実上のインフラとなり、これを元に皆さんの活動が多岐に広がっていく様が実感できます。

BLOG系以外にもdev方面、ユーチューバーとか携帯SNSとかSCとかTLとか、
いくつか追いかけてみたい事柄があるんですが、この頃それが全然網羅できてないんですよね。
それほどネットで多様な価値観が広がっているという喜ばしい証拠なんですが、
同時に網羅出来てない事にちょっと危機感を感じています。
ニュースアプリとか情報収集サイトを使えと思う人がいそうですが、それでも全体をカバーできないんですね。
コミュニティー内と外で人の往来があまりない為、情報が分断されていて、
それを拾うために外に行くけど、そこで時間がかかりすぎてヤバってな感じ。
なんかいい方法ないかなあ。

BLOGの再評価なんてのも耳にしました。が、ユーザーが相当入れ替わってますね、あれ。
今までと違うのが、weblogのシステム面についてあまり触れられていない点ですね。
スマホの記事を書いてた方がBLOGについての本を出版してたのは時代を感じましたね。
コミュニティーサイトの評価のされ方って、日を過ぎるごとに変わっていって、
イノベータは使う前の評価を行うため、システムがどう優れているかを中心に言及するのですが、
それが過ぎると今度は一般の方がイノベータが使った後の評価を行うため、
自然とシステムの運用方法についての評価が中心になっていくんですよね。
評価のされ方も、twitterは短い事しか書けないけど、BLOGは長く書けるからいい、って感じだったかな。
一般的にBLOGはインフラとしてすっかり定着してるようです。

BLOGは安定しているので、皆さんシステム面で不満は無いとは思いますが、
BLOGのメリットを最大化するような大規模な改修の必要性が、今後出てくるかと思います。
特に商売をしている方が増えましたので、お金周りのシステムは厳しくしていかないと、危険です。
既にその兆候が見えているので、今はこの辺りをウォッチャーしてます。
システムもそうですが、運用もですね。
FC2はOSS化したみたいですが…ああ、あそこら辺は今どうなったか見てないな。

それでは、また(@^^)/~~~

最近のトラックバックスパムについてのまとめ

2005-07-28 01:37:43 | ETC
FC2ブログ、トラックバックスパムの制限に関して
http://staff.blog1.fc2.com/blog-entry-79.html
さて昨今の状況において弊社を誘導先とし、宣伝を目的としたトラックバックスパムが多発しております。それらのトラックバックは弊社のサーバーを経由せずに、該当スパムユーザーのコンピュータ上で何らかのプログラムを用いて他社のブログへと無差別的に送信している模様です。弊社といたしても該当スパム送信者に対しては重大な業務妨害と考え現在訴訟準備を進めております。

トラックバックスパムに訴訟も視野にいれた規制を開始
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050727-00000005-vgb-sci

とまあ、7月に入ってからスパム(SPAM)、という言葉が頻繁に出てくるようになりました。SPAM TBを送ったBLOGは無くなっていますが、このBLOGはアダルトブログでした。どうもSPAM TBとアダルトブログは切っても切れない関係にあるようです。勿論、全てのアダルトブログが悪いことをしているわけではありません。悪質な業者が、やっても意味のないトラックバックをするからこんな事になるわけです。

という事で、できるだけまとめです。



7月初旬
各ブログサービスで障害が発生しだす

15日
ドリコムブログ、トラックバックスパムへの対応について
http://blog.drecom.jp/support/archive/77
アクセス制限を行い、該当IPアドレスよりのトラックバックをすべて削除。
後で調査したところ一部問題のないトラックバックまで削除されていたので修正。


ヤプログ、トラックバックスパムに関するお知らせ
http://yaplog.jp/staff/archive/101
お手数をお掛け致しますが、その際はお客様の側で削除して頂けますようお願い申し上げます。

20日
So-net blog、[対処法]スパムトラックバックについて
http://blog.so-net.ne.jp/blog_wn/2005-07-20-1
スパムブロック機能は既に備わっているので対処法をもう一度紹介。

21日
NetLaputaBlog、悪質サイトのトラックバックについて (2)
http://info.paslog.jp/article/56257.html
TrackBack元IPに対してネットワークレベルでコネクション拒否
一定時間内の同じIPからの重複トラックバックを拒否(全てのブログに対象)
関連:NetLaputaBlog、悪質サイトのトラックバックについて


269g、トラックバックを禁止する管理機能について
http://help.269g.net/article/550847.html
関連:トラックバックスパムについて

22日
ORICON BLOG、トラックバックスパムへの対応について
http://blog.oricon.co.jp/info/archive/19
現在、アクセス制限を行い、該当IPアドレスよりのトラックバックをすべて削除するよう対応いたしております

ロリポブログ、トラックバックSPAM拒否機能を改善しました
http://lolipoblog.jp/?eid=70
URLの一部を指定して、拒否することができるようになりました。
(例)ac2 aaa 777 等、


23日
関西どっとコムblog、トラックバックスパムへの対応のご報告
http://blog.kansai.com/support/101
システム側でトラックバックを削除
FC2ブログへの被害報告と確認依頼の文書を送信
FC2ブログからのトラックバックを07/22 00:15より一時的に禁止する措置


SPAMの送信方法にですが、ある単語が書かれている記事を探してきて、その記事にトラックバックを他のBLOG記事も含め一斉に送る方法が多いようです。この場合は普通に記事を書いていればスパムには遭遇しないはずです。しかし、普通に書いていても誤認識する可能性があり、普通のBLOGにも送られてしまう場合があります。もちろん配慮を考えないというパターンもあります。とあるpingサーバからツールでBLOG記事を無差別に取得しリスト化。自分が運営するブログについて宣伝するTBを送信します。大抵は複数運営しているケースが多いのでその分複数送られていることがあります。

頻繁にblog記事を検索したりしている方はもうご存知だとは思いますが、もっと酷いケースの場合、TB SPAMに加えて十数分おきに記事を投稿するというBLOGもあります。livedoor Blogなどにある最新記事一覧に自分のBLOGを常に載せるという目的でやっているのでしょうけどそれが複数になると‥想像しただけでも相当な負荷がかかっているのではないでしょうか。


更に深く調べてみました。


トラックバックスパムを撲滅するブログ
http://blog.livedoor.jp/abolishtrackbackspam/
このBLOGにはTB SPAMを送った方がコメントを残しています。最新の記事はSPAMなぜ送ったのか、等の問いかけ。この返事は来ていません。

[プライベート]夏休みですねぇ
http://blog.slowlife.lolipop.jp/?eid=277351
IPを調べてみると送信元プロバイダーの殆どがInfoSphereであるとわかりました。

7月6日その2(ウェブビーコンなし)
http://a10s.blog6.fc2.com/index.php?q=61.197.43.13
7/6にSPAM IPからメールが送られていたようですが、果たして関連性はあるのでしょうか。proxyの可能性は否定できませんが。

夕刊フジ:「エログ」アルバイトの実態
http://www.yukan-fuji.com/archives/2005/07/post_2785.html
これは参考。これを見ると大した事もないかなあ‥(後述)と思ったりするのですが、10万円以上稼ぐ事ができるのはほんの一握りで、プロではない「ヒラ・エロガー」は広告を増やすなどして対処しているようです(livedoor Blog)。

あまり関係無い話ですが、FC2ブログにアダルトブログが急増した原因はlivedoor Blogが月29,400円(税込)をlivedoorに支払う制度「アダルトプラス[+]」をが始まったからだと考えられます。
FC2::Developer'sBlog - アレのその2
http://mizuki.blog1.fc2.com/blog-entry-56.html
ライブのエログ有料化のせいかもしれませんが、結構大きめなエログ移動が行われているモヨリ。
一日登録数も今日なんか+20%増くらいですよ、奥さん。

と、当時は物凄かったそうです。最近ではアダルトブログ専用のサービスが登場して、以前のような勢いのある増加は無くなったようですけどね。

関連:DO!エログ大人のブログ(アダルトウエブログ)エログ

livedoor Blog: 不適切なBlogをみつけたら
http://blog.livedoor.com/adult_inquiry/input
FC2ブログ: FC2トラックバック・コメントスパム報告ホーム
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=49541
悪質なブログを発見したらここに報告しましょう。アダルトブログサービスも迅速に対応してくれているようです。

* 「SPAM」という表記は、ランチョン・ミートの缶詰「SPAM」の製造・販売元によって商標登録されております。ご注意ください。
* ちなみにコレは特集記事です。