日記と雑学、それからシトロエンC5について。
Just About C5



月日の経つのは早いもので、ここに最後に投稿したのが12年の1月ですから、既に4年半以上が経過していました。
そして私は相変わらずシトロエンに乗っています。

3年前にC5後期型から今の車に乗り換えた時、かなりの勢いでルノーに行きかけたのですが、結局シトロエンに。
少し速いMT車に乗りたくなり、前から気になっていたルノーメガーヌRSを試乗したりしているうちにDS3カブリオが発売。
結局これにしました。

・小さいのに大人5人が乗れる
・小さいのに屋根が開いて大きな荷物も載せられる
・小さいのにエンジンがパワフルで特に法定速度内では痛快に走れる
・小さいのにオーディオの音が良かった
・小さいのに品がある
・小さいのにある一定の高速域では安定感がある

ついでに言うと燃費が良かった。

40過ぎて初めてのMT車でしたが、慣れたら痛快そのものです。
ハイドロとは乗り味が全く違いますが、それでも身のこなしはシトロエン一族のものです。

狭い道も、小さな駐車場も苦にしないので、軽快なだけでなく、どこにいっても気が楽。
たまに友人の大型サルーンに乗ると歴代のビッグシトロエンの良さを思い出しますが、今はこれで十分楽しいです。

以上近況でした。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




現行C6/C5の未来を占う上でも、もう少し可変ダンパーについて考えてみたい。

電子制御可変ダンパーというと、少し古いが私の記憶の中ではかつてオペル・アストラに設定されていたCDCというシステムが印象に残っている。

この可変ダンパーは、やはりセンサーでサスペンション&ボディの上下移動、ステアリングの切れ角をモニタリングし、1000分の1秒単位でダンピングレートを可変する。結果として車両の姿勢変化を抑え、コーナリングでの安定性を高めることができる。on/offの切り替えもできたようである。

最近のものでは、これより進んだシステムがポルシェにもオプション設定されている。

これはPASM(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメント・システム)と呼ばれるもので、電子制御により、4輪に装着された各ダンパーの減衰力を無段階に調整し、路面の特性やドライビングスタイルに応じて、走りと快適性を最適に保つというものである。ノーマルとスポーツ、二つのモードの切り替えが可能。

他のメーカーでも同様のものを実現している。有名なものだと、アウディにオプション設定されているマグネティックライドも可変ダンピングシステムの一種である。磁性流体を利用した非常に機能的で合理的なシステムになっている。

こうしてみると、可変ダンパーそのものは既に現行シトロエン以上のものが他社でも実現している。もちろん、車両の価格差もあるが、ポルシェやアウディのものは調節幅、設定のコントロールの細かさ、応答性など機能は非常に優れているのだろう。

そして、現行C6/C5の本質は、エアサスと可変ダンパーの組み合わせ、ということになる。サスペンションスフィア内のオリフィスによるダンピング、左右の関連の断続とリンクした2系統のサスペンションセッティングの切り替え、などの特徴的な機構は存在していないと思われる。

言い方を変えると、これまでとは全く異なるハードウェアによって、信頼性は向上させながら、従来からのハイドロの乗り味をプログラムのセッティングによって再現している、ということになる。

C5の次期モデルについて想像するなら、恐らく現在とは逆に、スフィアと可変ダンパーを使ったエアサスはオプション扱いとなり、通常のサスペンションシステムが主力として採用されるだろうと思う。もしくはそれ一本となる可能性もある。

シトロエンは自らが造る車の価値として、これまでハイドロを中心としたサスペンションシステムがフォーカスされ過ぎていると今は判断しているのではないか。

DSの名を冠した各車において、ハイドロ採用車が敢えて1台も存在しないということも、そのことをはっきり表していると思う。

つまり、かつての名車”DS”の本質的価値は、実はハイドロというハードの発明だけにあるのではなく、それも一つの要素として包含しつつ、当時の車に対する通念を超越した全く新しい概念を形にしたところに価値がある、と考えているのではないか。



・・と記しつつ、それでも私はハイドロシトロエンが好きである。

コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )




久し振りの試乗で改めてハイドロシトロエンの成り立ちについて考える機会を得たが、私自身の理解を深めるために続けて少し考えてみたい。

まず、現行2車種についての疑問点。これはいくつかあるが、これまでの左右関連懸架たるハイドロニューマチック、およびその発展形であるハイドラクティブとの違いは何か。乗り味の違いはそこにポイントがあると思われる。

ダンピングレートはサスペンションスフィア内のオリフィスによって設定してきたのがハイドロ/ハイドラクティブである。これに対して、可変式のダンパーを備えているのが現行C5/C6である。C5/C6の違いはその可変幅(C6の方が段数が多い)である。ちなみにこの可変ダンピングシステムはカヤバ製である。

このシステムは走行状態に応じて、恐らくは4輪独立にダンピングレートをリアルタイムに可変させるものである。センサーとシステムの応答速度にもよるが、例えば右前輪が大きめのバンプを乗り越えた際、即座に右後輪のダンピングレートを下げて(軟らかくして)ショックをいなす、といった制御を行っている様子がC6デビュー当時の映像資料からは窺える。

このシステムについては先人の努力で解明が進んでいるハイドロニューマチック/ハイドラクティブの機構ほど明らかにされてはおらず、この可変ダンピングシステムが4輪独立で作用しているのか否か、あるいは前後輪の関連制御(上述のような)の他に左右の関連制御もなされているのか(これはシステムの反応速度からしても困難と思われるが)あるいは、ロール制御の目的が主なのか、車体のピッチングを抑えフラットに保つことが主なのか、その方向性も分からない。

ハイドロニューマチック/ハイドラクティブの機構との一番大きな違いは、この可変ダンピングシステムと、左右の関連懸架の有無であろう。

現行のC5/C6においては、既に左右の関連はないと考えられる。そして、ダンピングは4輪独立してアクティブな可変システムが対応し、バネレートについてはオリフィスが存在しないガス玉(敢えて表現すると)が担当していると思われる。状況に応じて、サスペンションシステムに接続するスフィアの数を変えている可能性はあり、これにより、バネのレートについては4輪独立で、あるいは前後輪セットで可変しているのかも知れない。

もしそうだとすると、可変ダンピングの制御と合わせて相当な数の組み合わせが存在することになり、
これを、リアルタイムに、かつアクティブにコントロール可能だとするとそれを統合するソフトウェアの重要性がますますクローズアップされてくるということになる。

前にこのブログの中で、ハイドロシトロエンの乗り味を形成している要因の一つに、左右関連懸架がある、という話をしたことがあるが、この点においては、現行C5/C6の採用しているシステムは、既に別物であると言えるのではないか。

油圧でコントロールしているのは、もはや車高だけかも知れない。

DS4,DS5においてはC6でデビューしたこの新しいサスペンションシステムの採用はなかった。旗艦C6の後継車の登場はもはや期待できそうにないし、現行C5に於いても金属バネ仕様が混在している状況を鑑みると次期C5においては、ハイドロサスは採用されたとしても、オプション扱いになるかも知れない。

ということで、長年培われてきたシトロエンのハイドロニューマチック車は、その最終進化形を現行C6/C5において完成させると同時に終焉を迎えつつある。もしくは、現行C6/C5のそれはハイドロニューマチックの系譜とは異なるものであり、それは短命に終わりつつある、という解釈が成り立つのではないか。

もしそうだとすると、私自身の車歴としても初代エグザンティアと同時に始まり、何台かのハイドロシトロエンを乗り継いできたが、ここでそれも終わりを迎えることになるのかと思う。

感慨深いことです。


(長くなってしまったので、DS4の話はまた・・)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昨晩からの続きを。

・・15分ほどの高速を交えた帰路、改めてマイC5の特性に気付いた。

やはり昨日も感じた通り、これまでのハイドロシトロエンに固有の、ある種の浮遊感に由来すると思われる、実際の車重を意識させない軽さ(これはいつでも感じられる訳ではない)と、体感上の揺れの少なさ(こちらは常時感じる)が、何らかの理由により現行C5にはあまり感じられなかった。

これだけだと、試乗したC5に問題があるかのように誤解されるかもしれないので追記するが、おそらくシトロエンとしては過去最高に堅牢な車体造りを行い、かつC6でもはや別物の領域に進化させたハイドロサスのシステムを簡略化して組み合わせたことにより、これまではその機構上、ある意味で偶然の産物でもあった固有の乗り味が、より精密な制御、強固な車体構成の組み合わせで、故意あるいは偶然に消滅した、と言っていいのではないか。

機械的な完成度としては、最新の現行C5はこれまでのどのハイドロシトロエンよりも優れており、そのこと自体は間違いない事実だと思う。そして、ハイドロの長所を更に一般的な意味で拡大伸張し、高速域での信頼感、疲労感の低減、そして長期の使用に耐える耐久性をも確実に手に入れたと思う。短い試乗であったが、そこまでは感じることが出来た。

後はおそらく、感性の問題であり、自分がシトロエンに何を求めるのか、に集約される。

かつての旗艦XMが、このような堅牢性と確実性、精密性を手に入れていたら・・それならば、自分はあの車を手放すことはなかったと思う。私にとってはそれ程に魅力的な形をしていた。しかし、それ以外のハイドロシトロエンにこの乗り味を求めるか、というと・・うまく説明できないのだが、それは違うと感じる。新世代のハイドロでも、C6には感じた浮遊感、軽さ、それがC5にないことがこれほど
頭を悩ませる事態になるとは思わなかった。高速での乗り味も経験しないと結論は出せないと思うが、70km程度までの市街地での試乗の印象からそう大きくは変わらないだろう。

現行C5のハイドロ以外の部分については、まずボディタイプはツアラーが良いと思う。もともとセダン(伝統的にはハッチバック)でも十分後席空間と荷室を確保しているのがシトロエン流だったが、C5セダンについてはこの点で妥協できない部分がある。ツアラーでもボディー剛性は高そうだし、デザインも破綻していない。何より後席空間と荷室のスペースのアドバンテージは大きいと思う。車庫に収まれば。

C6とC5のハイドロサスの機構は基本的に同じだが、可変式のショックの制御の細かさに差があるとディーラーの方に伺った。C5は4段階に可変するとのこと。この部分は先代まで(フェーズ2のマイC5含めて)の、スフィア内オリフィスを通じたダンピングレートのみに依存していたシステムと異なる部分である。しかし改めて考えると、C6と現行C5のスフィア内にはダンピングのためのオリフィスが今や存在しているのか、という疑問が残る。おそらく先代までのハイドラクティブ3+には、スフィア内のオリフィスが存在していて、現行のものにはもうそれは存在しない、もしくは存在してもレートの弱いものではないか。と想像する。(⇒詳しい方教えて下さい・・)

個人的には現行C6、およびC5のハイドロシステムの機構上の詳細について、把握してみたいと思った。それがマイC5、C6、試乗したC5の乗り味の違いを理解する上で役に立つと思う。

長くなったが、現行C5については買うならツアラーかな、と。しかし・・マイC5捨て難し、というのが試乗しての結論である。

(DS4については気が向いたら続きを・・)



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




早いもので、激動(といって差し支えないと思うが)の2011年も、もはや暦上は過去のものとなった。それとは全く関係なく、久しぶりに最新のシトロエン2車種に興味が沸き、試乗に出かけてみた。

マイC5。半年待って納車された初代のフェイズ2のV6ハッチバックセダンである。もう早いものでまる6年以上乗っている。走行距離は4万8千km。何度かトラブルはあったが、動かなくなるほどの故障は一度だけで、そのときは車載コンピューターユニットの交換となった。

今日試乗したのは、買い替えるかどうかの判断をはっきりするためで、全く買う気がない訳でもなく、買い替えを前提とする訳でもなかった。

過去乗り継いできたハイドロシトロエン各車種も、C6で導入されたカヤバ製の可変ショックアブソーバー以降、現行C5においてもC6のそれに比べると制御が簡素化されているものの、もはや初代C5までの古典的なハイドロニューマチックをベースとしたセミアクティブサスではなく、より高度でリアルタイムなダンピング制御により、同じハイドラクティブ3+という記号では括れないほど別物に進化していると思う。

DS5が先日デビューして、足回りにハイドラクティブが採用されなかったのを見て、それまで実は一度も試乗していなかったC5の最新のモデルに試乗してみた。ハイドロシトロエンを新車で買えるのは、もしかしたらこれが最後になるかもしれないと思ったからである。それと、C5のハイドロシステムの乗り味が、私の頭の中にあるイメージの正常進化形なのか否か。これはこれでかなり重要な問題なのであった。

それと同時に、DS4にも何故か興味が湧いていて、こちらも試乗させて頂いた。実は今の車庫のサイズや自分の運転技術からしてマイC5が多少のマージンを加味して合理的限界であり、一回り以上さらに大きくなった現行C5はやはり大きすぎるのでは・・と弱気になったところで、軽快かつデザイン的に魅力的なDS4にも是非乗ってみたいと思ったのである。

前置きが長くなったが、いきなり感想に移る。

C5。アップダウンとカーブの多い市街地コースを試乗。がっちりゆったり、常に滑らかに揺れている感じ。エンジンに関しては停車時のボンネット右前端の振動が気になった。とても静かな車で、外観は大柄だが運転席はタイトな感じである。センターフィックスのステアリングと、コックピット感の増した運転席の視界が印象に残った。おそらくかなりの速度域でのロングランに高い適性があることが何となく感じられた。それとこのボディシェルは、堅牢で耐久性も高いだろう。ドアのヒンジ部分も非常にガッチリできている。窓ガラスの面積がかなり小さくなった。ボンネットもあまりスラントしておらず、これまでのシトロエンとは少し文法が違うようだ。乱暴に言うとアウディやVWのボディに最新のハイドラクティブを組み合わせるとこうなるのか・・しかし軽さが感じられない・・大型のシトロエンにどこかあった、車重やサイズを意識させない走行感というか、ある種の浮遊感というのか、軽さがまるでなかった。がっちりと、滑らかに、ゆったりと走る車である。ある部分想像通りの車であった。

DS4。DSGじゃなかったMSGでもない、そんな名前のセミAT。これも同じ試乗コースで初体験。これの感想は割愛するとして、この車はまるで違う乗り物だった。非常に晴れ晴れとした気持ちで運転できる、デザインも満足できる車。決して高級ではないが、カジュアルなセンスの良さがちりばめられていて、運転中の視界の良さ、少し高めのアイポイントが全く不安につながならないところなど、一言で言うと「快」な車であった。何かこう、気の合う仲間と飛ばしたい、という気持ちにちょっとなれるというか。大きすぎず小さすぎないサイズといい、存在感といい、ハイドロの浮遊間とは全く違った、でも地に足の着いた軽快さといい、シートの座り心地も含めて素敵な車。乗る前の想像では、内装の高級感はもう少しあるのかなと思っていたが、そこはDS5の出番ということなのだろう。気に入った色を組み合わせてこの車を所有し、ちょこちょこ走りにいくのは気分がいいだろうな、と思った。200psもあるMTを検討していたが、Chicのエンジン(C5と同じ)でも十分元気に走れる。C5と違って停止時の振動もなかった。走行中もエンジンそのものはスムーズ
で気持ちよく走れる。

・・とまあ雑感だが、それぞれの魅力は十分確認できた。

で帰路、重厚だったりスタイリッシュだったりする後輩たちの印象を胸に、マイC5を改めて転がしながら考えたのだが・・

(眠いし明日は会社もあるので、次回に続きます)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ひたすらC5に乗りながら、
このところ次々とデビューするシトロエンの新型モデルを横目で眺めてます。

特にDS5がどうなるかには興味があったのですが、足回りがハイドロじゃなくなって若干興味が薄れました。
いつまでも拘る技術じゃないのかもしれませんが・・身体にあのリズムが染み付いて取れなくなってます。

今一番乗ってみたい車はルノーのメガーヌRS

一昔前のプジョーが持っていたFan to driveなイメージを、今はルノーのこの車がフランス車では一番体現しているような気がします。

ところで、フランクフルトショーでデビューしたシトロエンの新しいコンセプトカーは面白い形をしてますね。
citoroen Tubik という名前です。この車には乗ってみたい気がします。

豚というかイノシシみたいな顔をしてますね。
ハダカデバネズミっていう地中に住む鼠の仲間を思い出したのですが、実際調べてみたらかなりグロテスクで記憶とちょっと違うなと。。
それでたぶんこの動物に一番近いかなと思います。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ついタイヤの話だけで終わってしまうところだった・・

大きなトラブルもなくここまで順調に走って来たマイC5だったが、昨年5月の車検のあと、一度イグニッションコイルの交換を要することになった。エンジン不調で調べてみると6気筒のうち1本が死んでいたらしい・・
今回はサービス体制の変更で延び延びになり軽く諦めていた(というか後回しにしているうちに忘れていた)燃料ポンプくんのリコール交換のついでに色々見てもらうことにした。
ドライブベルトの交換以外には通常の消耗品の交換がいくつか、あとは拍子抜けするほど何もなくこれで一安心か。乗り心地はすこぶる良く、タイヤ交換で走りも安定。あとは持ち主の収入の安定性が向上してくれればねー


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




もう随分長い間更新してません。。

ついにタイヤが丸5年半で無視できないレベルにすり減って来たので、交換することにした。新車のときについていたタイヤは「パイロット プレマシー」だったが、専門店で相談したところ今は「プレマシーHP」というのがそれに相当するお勧め銘柄だとのことで素直にそれに従うことに。
このところの景気低迷でずーっと先延ばしにして来たが、交換するとそれはもう眼から鱗、というくらいに劇的に乗り心地と操縦安定性が改善し、乗っていて安心!ラクチン!やっぱハイドロシトロエンはこうでなくっちゃね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ジュネーブショーでデビューした新世代のDSシリーズ。サスペンションシステムがどうなるのか興味深いところだが、私的な予想ではおそらく、Ds3、Ds4は通常のサスペンションで、高価格帯のDs5だけがハイドロもしくはBOSE社の開発した電磁式アクティブサスペンション(海外のサイトで記者が勝手に?予測)を採用する可能性があると思う。

もしもDs4のレンジで採用されれば非常に面白いが、この世界恐慌下ではクルマの新規開発も滞るだろうしリスクの高い新規機構は可能性が低いだろう。パワートレインはディーゼルハイブリッドが主役らしい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ここのところ多忙のため車に乗る機会自体めっきり減っていたが、つい先日、車検が終わったので報告する。

といっても、今回の車検は「出来ちゃった車検」とでも言うべきものであった。2年点検のつもりでフツーに工場に持っていったら「車検です」と言われ慌てる羽目になった。3年も経ったのか・・と感慨に浸る間もなく、予想外の出費に目玉が白黒していたが、今回の修理点検内容と今のクルマの状態は以下の通り。

・修理/点検内容(主なもの)

(2年点検のメニューをベースに、車検点検を一通り行った。点検時点での走行距離=23542km。)

 フロント/リアのブレーキパッドを交換
 フロントのブレーキローターを交換
 ドライブベルトを交換
 バッテリー交換
 
 特に依頼したものとしては、

 エンジン/ブレーキオイル交換、エアコンフィルター交換、サスペンション周り増し締め、それからATの初期化。

・車検後の変化

一番大きな変化はATの初期化によるシフトマナーの改善である。初期化というのは最新の制御プログラムへの書き換えらしいのだが、実際やってみると如実に変化が体感できる。特に低速での加減速のスムーズさが印象的である。ようやくV6エンジンの良さを引き出した走りになったように思える。最近の機械では、やはりソフトウェアは大事なようだ。3年経って車体そのもののの劣化は殆ど感じられない。タイヤも替えればまた印象が良くなると思われるが、走行距離があまり伸びずまだ溝も残っているのでいつ頃になるのやら。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ