「言葉の力」で企業を伸ばす!ビジネスライター奮戦記

日々、企業様の販促、営業戦略立案、編集など仕事の中で感じること、女性の働き方、教育、エコ&オーガニックなどを綴ります。

2021年が始まりました

2021年01月02日 10時18分29秒 | 広告・マーケティング

信じられない2020年が終わり、全国の新規感染者の数をカウントする日々は続く。

2月くらいに騒動が始まり、そこから経済対策は続々と打たれた。そしてどうなったか。

持続化給付金は詐欺の温床に。そして、Gotoや農水のいただきますプロジェクトなどとともに委託先の大型受注案件が続々。そしてもの補助や持続化補助金などもコロナ特別対応型が次々と投入され会議所や商工会の職員さんは、自治体系の補助施策の対応に加えて盆と正月とクリスマスとハロウィンが同時に来たくらいの状況。

県産品を買おうと新聞社に委託された通販サイト、新たに作るのにいくらかかったのかわからないけど予算の大半は委託費、広告費に使われ肝心のサイトやカタログを通じた売り上げはさっぱり。

観光事業を救おうと送料や返礼品に補助が出たクラウドファンディングも、達成するプロジェクトとゼロで終わるもの。投入した税金分の効果はあったのか。

廿日市市や福山市は、個社支援で各社の計画に補助をつけたので、自治体職員さんや経済団体の職員さんはおおわらわだったけどそれなりに助かっている。しかし広島市の屈しないプロジェクトは、県の通販サイトやクラウドファンディングみたいに中間の事業者ばかりが潤う結果になっている。

いろいろ考えると、こういう危機に便乗して火事場の焼け太りするところが多すぎて気持ちが沈んでしまう新年。


納得いかない

2020年08月22日 22時32分01秒 | ビジネス

理不尽なことが多い

相変わらずアベノマスクをしている人は、配布が始まってから今まで見たのは総理以外で4人。子どもですら誰もしていない。それでも決まったことは粛々と進められる。最後に追加配布が中止になったのはせめてもの救い。

売上がぶっ飛んでしまった飲食店や中小企業のために、たくさんの支援策が出てきている。ひろしまモールはじめとするネットショップ。ショップを立ち上げ、PRのための広告を打ち、プロ野球のスポンサードゲームもあり、カタログも作り、、、いくら使ってるんだろう。で、立派なサイトができても売り上げにはまったくつながっていない。制作会社と広告会社が潤っているだけ。広島県がクラウドファンディング支援をたくさんやっているけど、これも事務局を受託したところが一番潤っているように見える。そんな支援策が多すぎる。

コロナ対応の補助金助成金もたくさん出ていて助かっている企業も多いけれど、補助金申請は公的支援機関でサポートを受けられるのに、有料でサポートする事業者も多い。どうも納得いかない。

女性起業家をターゲットにしたビジネスが多い。それも趣味的起業といわれるようなスモールビジネスを狙い撃ち。素人と思ってなめているのか、コンサルティングとはお世辞にも言えないレベルのアドバイスをコンサルと称していたりする。

いちいち目くじら立てず、私は私で、与えられた仕事を精いっぱいやるしかない。


コロナ禍に思うこと

2020年05月24日 22時07分20秒 | 世の中

こんなことがあるなんて、と信じられない状況は永遠に続くような気がしていたけれど、明日にも緊急事態宣言は解除される模様。徐々に街に人が戻り始めている。最初に、39県で解除になったとき、あれ?もういいの?という感じだった。もちろん一日も早く普通の生活に戻ってほしいんだけど、歯を食いしばって逆風に耐えていたつもりが、風がやんでるのにまだ力をいれたままでいた、という感じ。

もちろん解除されたからといって、飲食店にお客さんがすぐに戻るような気もしないし、観光業なんていつになったらお客さんが来るのかまったくわからない。3月、4月、5月の売上が飛んだ分を取り返すにはまだまだ当分かかることは確実だ。

それでも、コロナ対策のいろんなことが動き出した矢先にもう解除、という感じがどこかしている。テイクアウトデリバリーの補助金や、飲食三類許可申請など、ようやく準備ができたところでさあ元の生活に、と言われても、消費マインドは戻ってこない。

いろんな人が言っている通り、自営業やフリーランスは自分自身が選んだ生き方であり、社会の急変もある意味何が起きるかわからない中で覚悟してやっていくのが自営業だ、というのもその通りだと思う。ただ、実質戒厳令のような政府や県の要請で引き起こされたこと、というのも事実。でも、起きてしまったことは変えられないから、それに合わせて生き残る道を探るしかない。

大学のオンライン授業なんて、今月に入ってようやく準備が整い始まったばかりなので、前期はこのままだと思うけど、やっぱり少しずつは対面式の授業もしてあげたいように思う。アベノマスクにしても届く頃には市場にマスクも戻っている。このずれている感じ、自粛が進むときのあれよあれよ、という感じ、そして解除のときのこのおそるおそるな感じを忘れないようにしたいと思う。うまく言えないんだけど、なんだか振り回されている感じ。

そして、消費増税のときも、リーマンのときも、いつもなんだけど、いろんな支援策は、余分な予算がかかりすぎる。持続化給付金の事務局委託費700億、とか、特別給付金の事務費1200億、とか、実際に支援に回るお金の周辺の予算がかかりすぎる。アベノマスクに関しては、検品とかで追加予算なんてありえない。不良品は納品した事業者が当然引き取って検品すべきだし、あのサイズのマスクに固執した意味がわからない。せめて西村マスクにしてくれたら・・・せめて町内会を通じての配布とか、欲しい人だけどこかに取りに行くとか・・・本当に困っている人を救うアクションはよっぽど民間の方が早くて無駄がないというのが悲しすぎる。この前も、持続化給付金サポートセンターが開設された廿日市商工会議所の1階で、ぼーっと座って何もしていない受付の人がいてびっくり。コロナで失業した人を雇っているならいいんだけど・・・。

私自身の仕事も、コロナで支援策が増えるたびに忙しくなってるので、関連予算が回ってきている中間搾取メンバーの一員か、と思うと少し情けない。(ほぼ従来の仕事の枠内で支援に取り組んでいますが、コロナ対策専門家派遣、というのが入ってきています)


100年に一度の出来事

2020年05月06日 21時56分01秒 | 世の中

2年ぶりのブログ投稿。ついついFBに日ごろ思うことをさっと投稿してすませるのが手軽でこちらにわざわざ書きたいと思う余裕もなく毎日が過ぎていた。

今回のコロナショックは、本当に毎日、これは現実なのか、信じられなくて、本当に目の前で起こっていることなのか、毎朝これが夢だったら、と思うけど、夢ではない。

この数年、創業支援に関わる案件が増え、3年前からは創業支援コーディネータも拝命。日々、創業者の人と一緒にいろんなビジネスモデルを考え、どうやって新しい市場を生み出すかを考えることがこんなにも楽しい仕事だったと改めて気づかされた。コロナ危機が起こってからは、まず日々の支出をどう抑えるか、この売り上げの上がらない期間をどう耐え抜くか。調べるのも日々変わる支援策。資金繰り。雇用調整助成金。どれもマイナスをいかに減らすか。プラスを生み出すこととこんなにも違うとは。

何よりつらいのは、「不要不急」という言葉。今まで世の中にないものを作ろう、誰かの役に立とう、誰かを幸せにしよう、と考え提供してきた商品やサービスが、まるで余分なものだと突き付けられているような気持になる。伴走している私でさえこんな気持ちになるのだから、創業された当事者の皆さんの気持ちを考えると、ほんとうにつらい。

感染リスクを避ける習慣が身についてしまうと、なかなか消費マインドや行動がもとに戻ることはないように思う。イベントなんてなくても生きていける、研修も受けなくても仕事はできる、となると、何も価値のないことを提供してきたのか、という気持ちになってしまう。海外から気軽に旅行に来てもらえるのはいつになるのだろう。オリンピックはできるのだろうか。

私自身はコロナで外出自粛でも、基本的に広島市と廿日市2つのセンターに毎日出勤し、あまり変わらない日々を送っている。連休中は久しぶりに在宅ワークで、オンオフのスイッチを手動で入れる感覚は懐かしい気もした。外で仕事する場合は、時間までに間に合うように逆算して家を出る、今日何を着るか考える、パンストやジャケットを身に着け、口紅を塗ると自動的に気持ちにスイッチが入るのだけど、ノーメイクで普段着のままだと、PCにスイッチを入れるまでに気持ちにスイッチを入れるプロセスが必要となる。

リモートワークが広まると、洋服やお化粧品の消費も減るだろうし、気分転換や時間つぶしのカフェとかの支出も減る、減る、減ることの方が多いだろう。

とんでもない社会になってしまう。ピンチをチャンスに、なんて軽々しく言えない。どんな世の中になってしまうのか、怖くてたまらない。

1720年ペスト、1820年コレラ、1920年スペイン風邪、2020年コロナ・・・

1929年世界恐慌、1945年終戦、1972年オイルショック、1992年バブル崩壊、2001年ITバブル崩壊、2008年リーマンショック、2011年東日本大震災、そして2020年コロナ危機・・・


ゆく年くる年

2018年04月01日 05時34分32秒 | 世の中

去年も年度末が週末だったように思います。プレミアムフライデーなんてとんでもない!と。今年も月末年度末が土曜日、新年度は2日(月)からですね。エイプリルフールは日曜日。

2月くらいからSNSでの投稿が、「合格しました!」報告が増えてくる。もちろんめでたいことなのでお祝いしてあげたいのですが、その投稿を見るのがつらい立場の人もいると思うと胸が痛くて、ここで合格披露するのやめない?キャンペーンでもはりたいくらい。

私自身は中高一貫校だったため、人生で受験は中学受験1校、大学受験2校のトータル3回しか経験しておらず、2勝1敗、不合格経験は滑り止めの私立大学1校。その分就職活動では落ちまくったので人生の帳尻はどこかで合うようにできているのですね。

で、そんな私の経験から少しでも子どもたちに楽をさせたいと3人とも中学受験からスタート。3人でトータル18くらい(多すぎて数えきれない)の不合格を経験しました。中でも本人の第一志望がかなわなかったときは見てるのもつらいです。そんなときに他人の「合格しました!」投稿はやっぱり素直に受け止められない心の狭い人間なので、少しでも誰かの心の負担になるのが怖くて、決して合格しました投稿はしないようにしています。

また、甥っ子が就職氷河期にとても就活に苦労した経験があるので長男次男も就活で内定をいただいても、それも投稿は控えました。長男も次男もお祈りメールももらったし、そんなときに回りがどんどん決まっていくのはやっぱり精神的に気持ちのいいものではない、と思うので。

悪意のない無邪気な行動が人を傷つけることもある、ということに気づかない人も多いことがSNS疲れ、リア充自慢、と言われる所以なのでしょうね。

もうひとつ、私自身の考え方と合わないのが、大学受験に親がついていったり、大学の入学式や卒業式に親が出たり、卒業後の引っ越しを親が手伝っている人のなんと多いこと。私自身が大学受験も一人で行ったし、引っ越しも親に手伝ってもらってないのでそれがデフォルトになってて、受験も基本は一人で、次男は1校だけ出張がたまたまあったので前日同じホテルに泊まって夕飯を一緒に食べましたが、朝は送りもせず仕事にいき、娘も1校だけ交通の不便なところで前日の下見は一緒に行ったけど私は日帰り。まったく問題なし。中学受験でさえすべては送り迎えしなかったし。最近は子どもが受験している間に家探しを親がするそうですが、もし不合格だったときの気持ちを考えたらそんな気にとてもなれません。

大学の卒業式なんて交通費かけて行っても子どもと会場で会えるかどうかさえわからないのに、、と思うんですが。(娘の入学式は入寮式の数日後で、寮でどんな様子なのかが気になって顔を見にいっちゃいましたが。末っ子には甘い)

大学入学時の引っ越しは3人とも高校卒業したばかりで一人暮らし経験もないので買いそろえるものもわからないと思ってそれでも行ったけど、卒業時は一切手を出しませんでした。

私もいい加減過保護だと思うけど、SNS見てるとまるで過保護自慢の親があまりに多くて、新社会人がちゃんと自立できるのか大きなお世話と思いながら心配しています。

 

 


宮島とズムスタ

2018年03月18日 01時25分21秒 | 広告・マーケティング

世界遺産宮島まで7~8㎞という距離に住んでいるため、いつでも行けると思うからか意外とちゃんと行くことも少ないけど、仕事で時々足を運ぶ。宮島の事業者の方にお聞きすると、年末年始以外の12~2月が閑散期とのこと。3月に入り、観光客も増え始めているようで先日行った時も平日午後だったのにこんなに人が?というくらいの賑わい。そして海外の人が日本で行きたい場所のかなり高い順位でここ何年もランクインしている。

なんだかこの感覚って、どこかで味わったような、、、そうそう、最近のカープ人気とちょっと似ているような気が・・・。夫は広島生まれ広島育ちでそれこそ赤い血が流れている(あたりまえか)カープ育ち。私も福山とはいえ、1975年の初優勝時にはかなりのカープ女子小学生だった。しかし2016、2017連覇前の最後の優勝1991年は結婚した年なんだけど、とにかく働き方改革とは真逆の24時間働けますかの時代だったため、野球を楽しむ余裕などまったくなかった。そして時は流れ、福岡→岡山→再度広島に戻ってきたころにはプロ野球人気の下火やFA制度などによるカープ成績の超低迷で、カープの存在はあって当たり前の水道のような感じ(空気というよりインフラの一種)だったのだけど、次男が中学生のころ、ジュニア会員の友達の影響でカープを見に行き始め、部活や塾で帰りが遅くなる時は「今日カープ勝った?」って毎日聞かれるようになり、息子のためにカープの試合を気にするようになった。なんとか5位キープだったけど、見始めると昔のカープ女子の血が復活し、旧市民球場へもたまたまチケットもらって見に行ったりもした。

マツダスタジアムができてからは、一体感のある応援が楽しくて、コカ・コーラウエスト席というテーブル席で家族そろって見に行ったり、JAL協賛の日にチケットいただいたり、夫が所属するライオンズでスポーツバーに行ったり、ピンクリボンでカープイベントに協賛したり、と年に数回は足を運んで楽しんでいたけど相変わらずマエケン一人が孤軍奮闘状態。。。しかし、初のクライマックス進出(3位)など徐々に強くなってきて、カープ女子が流行語に入り、、、そこからは皆さんが知っての通り、全国区の人気となりとうとうズムスタは人であふれかえり、たくさんの人の憧れの場所となり、チケットは3月の発売開始時にはほぼ売り切れ、地元のそんなに熱心でない私たちにとってはちょっと遠いところになってしまった。。。

先日久しぶりに宮島に行って、地元の人は当たり前にあると思っているところが外の人にとってプレミアムな場所となってたくさんの人が集まっている様子をみて、どこかで感じた感覚、と思ったのがこのズムスタの感覚でした。

というとりとめもない話。


今年もよろしくお願いします

2018年01月02日 01時39分33秒 | 世の中

平成30年がスタートした。

1988年(昭和63年)に大学を卒業したので、平成になったときにはすでに社会人で、バブル時代も失われた20年もリアルに通り抜けてきた。最初に就職した会社がとにかく忙しくてたった4年間だったけど多くのことを学び凝縮した時間を過ごしたと思う。働き方改革とは真逆のそれこそ24時間戦えますか、だ。

その後、子どもができて仕事をやめ、東京ラブストーリーや101回目のプロポーズなど再放送のドラマなどを見る余裕もできた。今思い返すと、東京ラブストーリーの登場人物たちって、会社が終わってからの時間がすごく長いように思う。今、働き方改革で早く帰って自分の時間を持とうと掛け声かけてるけど、当時もかなり充実したアフターファイブだったのかも??リカさんは、女性活躍推進の先駆けで海外勤務となるし、先見の明があったのかも。

この30年で変わらないなあと思うのは、テレビのお正月特番。30年前とは情報機器環境がまったく違うのに、相変わらずハワイでこぞって年末年始を過ごす芸能人やお笑いタレントが大量に出てくるうるさいだけの番組が長々と続く。これだけテレビ離れが言われているのに危機感はあまり感じられない。高いギャラを払う価値のある使い方とは思えない。

この30年で加速したのは、頭の回転が速くて気の利いた言葉を瞬間的に使えるお笑いタレントの能力が、お笑い以外の分野で発揮されるシーンのように思う。ひな壇でコメントするだけの役割はもちろん、報道系含め司会の仕事も席巻している。司会としてのイメージが定着してしまったら、逆にコントとか漫才とかに出ると違和感を感じてしまうかも。関口宏クラスになると、ドラマや映画に出ていてもサンデーモーニングのイメージが払しょくできないので、もう司会一本で行った方がいい。

テレビ離れの原因の一つだと思うけど、スマホのゲームは日本全体で考えると膨大な時間のロスだと思う。いろんなことを吸収したり考えたりする時間が搾取されていることに早く気付いたほうがいい。ぼーっとしているほうがまだいろんなことを思いついたりするだけましでは?ぼーっとテレビを見ていた時間がスマホにスライドしただけと思えば30年前と変わりないのかもしれないけど、スマホは電車の中などの移動中やちょっとした待ち時間さえもすべて奪ってしまう。

その昔、テレビの草創期のころ、優秀な人材は映画会社に入社し、映画会社に入れなかった人たちがテレビ業界に入ってそのコンテンツを育てテレビの黄金時代を作ったと聞いたことがある。テレビ黄金期はテレビ業界に入れなかった人たちがどこへ行ったのだろう。ゲーム業界やネット業界に行ったから今の状況があるのかも。ということは、採用時に優秀と思われた人よりも、そこへ入れなかった人のほうが結果的に新しいものを生み出し、その繰り返しで業界の新陳代謝が行われている。一方で、昔のヒット曲のカバーや映画のリメイクなども増えているのを見ると、新しいものを生み出す力は弱まっている?

せっかくの年末年始をテレビやゲームに時間を奪われるのはやっぱりもったいない。まあ私はこの数日年賀状作成とリストの整理に追われてそれどころじゃないけど・・・。

 

 

 


働き方改革

2017年05月31日 17時15分48秒 | 働き方

長時間労働の弊害のひとつに、フルタイム正社員の働き方が子育てや介護などとの両立が難しく戦力外となってしまうということがあげられる。

私自身は、夫の転勤でたまたま住んだ福岡で子育て中の主婦が立ち上げた会社と出会い、子連れボランティアからスタートし、週3日勤務を経てフルタイムと少しずつ体と家庭環境をならしながら復帰できた。がそこで4年働き管理職にもなったところで再び夫が転勤、今国をあげて導入しようとしている在宅勤務、サテライトワークと言われるような形を期せずしてとることに。女性がどうやって仕事を継続するか、先進的な会社の後押しをもらって自ら実践例を作ってきたように思う。

最近は、待機児童問題があまりに解決されないので子連れ出勤なども推奨されたりしているけれど、経験者からすると、職場に保育園がある場合をのぞき、子どもが職場にいる状態というのは何より子どもにとって最適な環境とは言えないのではと思う。

最近はたまに打ち合わせにお子さんをつれてくるフリーランスの方もおられるけど、やはり打ち合わせの場に100%のパフォーマンスを出そうと思うと子どもの様子を見るのがうっかりおろそかになってしまうこともある(逆に子どもを見ていて打ち合わせに全力投球できないのはお金をもらって仕事するプロとしてどうなの?)し、その状況が子どもにとってどうなのかを一番に考えてほしい。毎日保育園に通うと、保育士さんとの信頼関係、日中を過ごす自分の場所としての保育園、などができ、そこは子どもにとっての日常生活の場となる。必要な時だけ一時保育を使うとなると、あずけられる場は非日常で子どもにとっても多少なりともストレスはあるかもしれない。しかし、自分をみていない親のそばで会議室などじゅうぶん遊べるとは言えない場所で2時間もすごす、というのも子どもにとっていい環境とは思えない。してはいけないことも多い制約された環境で、お母さんに話しかけることもできない・・・

働き方改革、仕事の場に子どもをつれていってもOKという風潮がほんとうに子どものためになっているのか、しっかり親自身が考えるべき問題と思うのです。

 


SNSのビジネス活用でNGなのは・・・

2017年04月30日 10時24分17秒 | 広告・マーケティング

すでにいろいろ詳しい方がノウハウは書かれているので、どうやって顧客を獲得していくか、などについては専門家に任せたいと思いますが、いろいろと気になることが多いため、これはNGでしょ、と感じることを書いてみます。

といっても、ツイッターとインスタグラムは入口で引き返した、ラインは家族と親しい友人のみ、ビジネス活用しているのはもっぱらFB,という私なので、おもにFBをビジネス活用している40代以上くらいの方についてのコメントかな。

①絶対やめてほしいこと・・・あなたは~です、みたいな診断系を平気でやっている人はすぐにやめてください。セキュリティに対する意識の低い人と思われます。

②あまりいい印象を持たない・・・毎回自撮りの顔写真のアップ。よっぽど自信がおありなの?という感じです。やっぱり写真は、自然な近況報告(何かしているシーン)のほうがビジネスの印象づけにつながります。

③中身がない・・・毎回ランチの写真、遊びに行った写真、その道のプロのはずなのになぜか素人に見えるような(ステップアップならいいのだけど、基本的な勉強を今してます、みたいな)投稿。ランチの写真にしても、何かそこで「視点」をそえて投稿すればOKと思うのですが、毎日遊び歩いているように見えるのはどうでしょうか。

④映ってほしくない人の顔を★マークなどで隠す・・・プライバシー意識が高いことは伝わるので、「アップして大丈夫?」と思われるものを投稿するよりはいいのですが、それなら写真を撮る時点でそういう人の顔が映らないように工夫したほうがいいです。やっぱり怪しい雰囲気が漂ってしまう。子供の写真も出したくないなら後姿の写真をアップする、など編集の視点から考えると、★で隠すとかってやっぱりスキル的に未熟さを感じます。

⑤マナー的にNG・・・人のタイムラインに個人的なことを書く、相手の投稿に関係ないレスをする、投稿した人への明らかな否定をレス・・・相手の投稿は基本的に相手のものです。否定的な意見を持つことは自由ですが、そのスレッドは相手を完全否定する場ではないと考えたほうがいいでしょう。誰かのスレッドに自分の宣伝を書き込むとかも感じ悪いですね~

では自分はどうなんだ、と言われると、ブログもFBも、これをアップしたい、というときに忙しくてアップできないことが多く、あまりうまく活用できてないというのが正直などころ。。。

 


小中一貫と中高一貫

2017年03月31日 15時53分01秒 | 教育

私自身が中高一貫校の出身だったため、子どもたちはみんな中学受験をした。高校受験があると、その準備のため中学生活が実質2年、高校生活は大学受験のために実質2年、と青春を損するような気がするし、何より15歳という思春期真っただ中の時期にいらないプレッシャーや環境の変化があるよりも、のびのび過ごせるほうがいいのではないか、と思うし、酒鬼薔薇事件などがあり、思春期の男の子は難しい、勉強勉強と追い込んじゃいけない、という先入観もあった。結果、長男と長女は中高一貫、次男は中学受験も高校受験も経験し、それぞれのよさもわかったような気がします。

高等教育の無償化が言われているけれど、それなら6・3・3制のそもそもの学校のシステムもあわせて見直したらいいのに、と思うけど、見直されているのは、中1ショック緩和のための小中一貫のほう。これは、小学校と中学校は市町村立、高校の多くは県立、という壁で、やりやすいところをつついただけ、という気がしてならない。

もちろん、小学校から中学校にあがると、教科担任制になったり部活がスタートしたり、定期テストがあったり、と環境が大きく変わることは否定しない。でも、私自身の小学生時代を思い出すと、ほんとに6年が長かったし、6年生のとき1年生はほんとに幼くて大人の入り口の12歳で児童会など学校運営の中核を担ったことなど、ほんとにいい経験になったと思う。小中一貫は体験していないからわからないけど、小6である程度の責任ある立場(通学の班長、スポ少や子供会などのリーダー)を経験するのはいいことだと思う。6歳から15歳までの9年間は長すぎない?子どもたちの心と体の大きく変化する15歳で最も環境が変化するのがほんとにいいこと?

私立や公立中高一貫校の成果をきちんと検証し、どちらがより子どもたちのためになるのか見極めてほしいと思います。

最近の子どもは成長が早くて12歳くらいが思春期の入り口なのかな・・・市町村と県をまたぐ改革は時間がかかる、という大人の都合だけでない制度であることを祈ります。

 

 

 


SNSビジネスマナー

2017年02月28日 12時18分10秒 | ビジネス

パソコン通信という時代があって、そしてインターネットで世の中のコミュニケーションが劇的に変化したときに、「ネチケット」という言葉があった。ネット上のエチケット、という意味。冒頭に自分の名を名乗る、とか、メールの返事は24時間以内に、とか、メールアドレスをアドレス帳に保存するときは、〇〇様、というふうに書き換える、とか、第三者にメールアドレスがわかる形では送らない、とか・・・

そして、それから約20年?今やコミュニケーションの主流はSNSになり、そしてビジネスの場面でもSNSを使うことも増えてきた。生まれた時からインターネットがあった世代と、SMSコミュニケーションには慣れていない世代とが同時に存在する中で、いろいろ気になることも多い。

mixi、Twitterはどうも参入できず、どうにかFBを使い、子ども限定でLINEを使うようになり、まだまだなれないことも多いのだけど、FBは、「自分のタイムライン」「相手のタイムライン」「メッセージ」「FBグループ」「FBページ」「チャットグループ」といろいろ使えるだけに、困った使い方を見かけることも多い。それぞれのよさを活かせばいいのに、メンバーが重なっている別なグループがあったりすると、投稿すべき場を混同したり、終わったイベントのグループなので、次の回には関係ない人が入っているのにほぼ同じメンバーだからとそこに次のイベントに関する連絡事項や確認事項のやりとり、写真のアップなども、関係ない人にとっては無駄なメッセージが延々と届く。

相手のタイムラインの投稿のコメントに、まったく関係ないことを書いてくる=そんなのは直メッセージでやって!みたいな人。これは、FBグループでもひとつの話題について話しているスレッドに全く別なことで割り込んでくるという現象と同じ。日その人のタイムラインはその人のものであり、その投稿はその人の主観なのだから、それを全面否定し持論を展開するとか、まったく別な話題で割り込むとかって、普通の会話で考えたらマナー違反ってわかると思うんだけど・・

あとは、FBアカウントの取り方で、自分の屋号とか、お店の名称とかで個人アカウントを取るというのもどうかと思う。FB側から削除されることもあるようだけど、やっぱりまず「個人」で取得し、お店や屋号はFBページを作成すべきでしょう。

FBであまり情報価値がない時間どろぼうだなあ、と思うのは、過去の投稿のシェア、自分の作ったお弁当や情報的にあまり価値のないランチの投稿、自撮りの顔写真のアップを毎回載せるのは自己主張が強すぎ?誕生日メッセージも第三者には見えない形で直メッセージでやってくれたらいいのに、と思うのですが。

一番やめてほしいのは、お友達情報などが全部流出すると言われている「~診断」系。これをやる人とはお友達の関係を断ちたいのですが、仕事でつながっている人だったりすると関係も切れないし。。。けっこうストレスたまってます

 


プレミアムフライデー

2017年01月27日 12時17分46秒 | 世の中

思い付きはいいのかもしれないけど、現実にはまったくそぐわない政策のような気がする。

よりにもよって、「月末の金曜日」・・・早く帰れというほうが無理なような。まあ、仕事内容にもよるのかもしれないけど、営業マン時代の思い出は、12月28日の仕事納めの日、目標達成してなくて、マッチ売りの少女のごとく、会社に戻れず、お客さんのところを一件ずつ飛び込んで歩いた。今と違って、ゆとりのあった時代、年末は大掃除のあとはビールなどでお疲れさん会をやっている会社が多くて、顔を出すと「あんたも飲んでいきなさい」という感じで商談どころの話にはならない。でも、なんとか数字を作らないと、と次の会社へまた歩く・・・

今はさらに人員も減らされ、IT化、OA化が進み、仕事の管理が細かくなっている時代・・・だからこそ、月末の金曜日でも15時に帰ろうと思えば帰れるのかもしれない?

が、ほとんどの中小企業はそんな余裕はないと思う。ますます大企業と中小企業の差が開いていくような・・・

お役人さんたちは、月末の金曜日に早く帰れるのだろうか。3月31日は月末、年度末の金曜日・・・考えただけで恐ろしい・・・


とうとう100万人を・・・

2016年12月23日 22時25分20秒 | 世の中

子育て情報誌の仕事をしているため、毎年何人の赤ちゃんが誕生するかは気になるニュース。ここ15年くらい、いつ100万人を切るか、実はどきどきしていた。

そしてとうとうその日がやってきた。2016年の出生数が、とうとう100万人を切ってしまう。最後の砦が無くなってしまうようで、もしかしたらどんどんこのまま減っていくのかという気がしてならない。

いろんな理由があると思う。

まずなぜ結婚しなくなったか。人生の選択肢が自由になればなるほど、結婚に向かう力は弱まるのだと思う。当然のように一定年齢が来たら結婚するもの、と決まっているほうがそちらへ踏み出しやすい。どちらっでもどうぞ、と言われたら、大事な問題はついつい先送りしてしまい、そのままずるずる・・・

昔は性別固定的役割分担だったので、男性は家庭のことをしなくていい、という世の中で、コンビニもほか弁もコインランドリーもなかったし280円牛丼もなかったから、仕事に打ち込もうと思うと奥さんもらわなきゃ、っていう家政婦的な結婚、という面もあったと思う。

今は、結婚しててもしてなくても、彼と旅行とか同棲とかも自由になって、結婚しないと一緒に暮らせないってわけでもないから、なかなか結婚に踏み切る理由がないのかもしれない。(結婚して一家を構えるよりも、お互い独身のままでお付き合いだけしてるほうが精神的にも経済的にも楽なのかも?)

何より、恋愛の駆け引きがめんどくさくて、もめごとがいやで、ともだちと楽しく過ごすほうが心地いい、ということで、そもそも恋愛に消極的な人が増えているということも大きいと思う。

東京ラブストーリーの25年後、ってのが連載してるらしいけど、今の若い人たちには、25年前のリカとカンチはまったくピンとこないみたいだし。

という分析ばかりしてても仕方ない。しっかり恋をして、傷ついて、でもそんな中で一生をともにする伴侶を得て、何よりも愛しい子どもを授かって、育てて、一緒に成長し、そして子供からたくさんの幸せをもらって・・・そんな人生もいいものだ、ということを、もっともっと発信していかないといけないのかな。

欲しくても子どもができない夫婦も増えているようで、環境ホルモンとか化学物質の影響もあるんだろうと思うと、ほんとに切ない。でも、そもそも、恋愛感情もそんなのに影響されてるのかもしれないな~なんて思ったりもする。

東京一極集中で、特に男性が都会に集中し、都会では男性が結婚できず、地方では女性が結婚できないというのも問題。

何かひとつをどうにかすれば解決するってことではないだけに・・・でも、子どもたちの笑顔がない国の未来はない。

 

 


起業支援のあり方

2016年11月30日 19時27分46秒 | 広告・マーケティング

NPO法人マミーズサミット全国ネットの仲間、京都のNPO法人亀岡子育てネットワークさんがWAM助成金で「いつからでもチャレンジ」という再就職やプチ起業を支援するプログラムを実施されたのが、たぶん5年くらい前。

そして、その企画を進化させる形で、同じマミサミの仲間である、静岡の株式会社ふじやまママさんが、やはり再就職と起業を支援するプログラムを実施され、三島市のコンペ提案からカリキュラムの実施までお手伝いした。

一昨年から、やはりマミサミの仲間で山口のライフスタイル協同組合さんが県に提案された女性創業セミナーWITTYをお手伝いしている。

去年は、ひろしまNPOセンターさんが受託された中小企業庁の暮らし&ソーシャルビジネス女性創業スクールを企画からお手伝いし、年度末ぎりぎりに高陽町商工会さんの創業セミナーも講師を務めた。

今年は、山口県WITTYに加えて、廿日市市の創業塾を企画からお手伝い。これまでのたくさんの創業セミナーで、「これがあると役に立つ」「このスタイルでやると力がつく」と経験してきたことをいろいろと企画に盛り込んだ。

そして、廿日市市でもうひとつ、「創業意識啓発」という事業も実施することに。今までの経験から、自分が自立して食べていけるだけの事業を起こす、というところまではいかないんだけど、パートタイム起業とでもいったほうがいいようなスモールスタートの女性がとても多くて、そこにフォーカスし、一歩踏み出すところを後押し、というもの。

これは、広島県の公募事業で実施するんだけど、時を同じくして、経済産業省からの委託で中国NBCがやはり「プチ起業」支援に乗り出したということで、連携できるのではないかと事務局や経産局の人たちとミーティング。

うーん、、、私がずっとやってきた、ニッチな女性プチ創業も、それはそれで、少しは経済効果もあるし、小さくスタートして大きく伸びていく人も中にはいるだろうし、、、でも、国が予算をとって支援することなのかな~という疑問も少しあったりする。

公的支援は、やはり雇用や納税で少しでも費用対効果の効率の高いものから優先するべきじゃないかな、と思ったりもするけれど、パソコンと携帯電話があれば一人で事業ができる時代だからこそ、個人が自立したワーカーとなる支援をすることもそれなりに投資効果が見込める?

一番避けたいのは、フリーランスが増えることによるデフレ現象。夫が買ったパソコンで、夫が払ってる電話代電気代で、お小遣い稼ぎ程度で仕事をどんどん受ける人が増えてしまったら、それで自立した稼ぎを得ることが難しくなってしまう。

創業支援も、何から何まで懇切丁寧に教えてあげる、というよりは、ちょっとした訓練期間を経て、ちゃんと独り立ちできるような支援、が必要なのでは、と思います。女性のキャリア的に、マネージメント経験がないままにキャリア中断している人が多いのは、再就職支援にしても創業支援にしても共通の課題、ではないでしょうか。


ユアタイム

2016年10月31日 19時11分11秒 | 広告・マーケティング

フジテレビが低迷して久しいようです。一時は、我が世の春を謳歌しているように、ひょうきん族(古い)、プロ野球ニュース、めざましテレビ、月9・・・ヒットを飛ばしていたのにいったいどうしたんでしょう。

日中、仕事しながら奥様番組をいろいろ見ることもあるけど、「バイキング」「情報ライブグッディ!」どちらも面白くない・・・変なコメントが長かったりして、ヒルナンデスとか、ミヤネヤのほうがテンポよく、見やすいように感じる。

そして何より、「みんなのテレビ」「ユアタイム」・・・ニュース番組に見えないタイトル。これは名前からして失敗しているような気がする。夜、何が見たいなと思ってチャンネルを変えていても、NEWS23、NEWSZERO、ニュースチェック、報道ステーションはニュースとわかるけど、ユアタイムはまさかニュースとは思わず飛ばしていた。

高度経済成長期に、映画業界が栄えて、テレビの世界は映画界に入れなかった2番手人材が集まり支えていったと聞く。造船が活況を呈している時代に、トップ人材は造船業界に行き、自動車とかその他の製造業は2番手人材が集まったと聞く。ファミレスなどもトップ人材は集まらず。そして時は流れ、トップ層が入ったところはほぼ低迷期を迎え、2番手人材のところが成長するのが世の常のようだ。

たぶん、今低迷しているフジテレビも、支えているのは人気絶頂期に入った人たちなのではと思われる。

ということは、採用時に力があると思われた人は、ほんとは事業を伸ばすことはできないエリートたちであり、採用時にそこに入れなかった人たちこそ、事業の世界では力を発揮し伸ばすことのできる人たちなのだろうか?

それとも、誰が入ったとしても、ピークを過ぎた事業は下り坂を迎えるしかないのでしょうか?

IT系で急激に伸ばして莫大な利益をあげている企業もそろそろピークを過ぎるころ??