閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

桜の季節

2024-03-26 21:49:52 | 日々

まずは大島系の山桜から。
あいにくの雨の中でも、どんどんつぼみがふくらんでいく。

 

 

 

モクレンは散り始め。

 

山桜より一足先に咲いたプラム。
ここ数年は、実がついても青いうちにぼろぼろ落ちてしまったりで、全体に元気がない感じになっていたので、いったん根元から50センチほどのところで切り詰めた。
切り株から元気な枝が伸びてきて、今年は花の数も多い。またジャムが作れるようになるといいな。

 

すみれちゃんは、こういう場所がよく似合う。

 

本日のゲスト・その1。

タンポポの中に隠れても目立つ瑠璃色のきみは、カミナリハムシ君かな。

 

その2。

サワガニさんも、お目覚めです。
(猫はこれにはまったく興味を示さない)

 

本日のにゃんこ。

雨でもこっそり出て行っては濡れて帰ってくるクレ坊と…

 

足が濡れるのがイヤなのでおうちにいるコマ吉。

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新芽

2024-03-22 22:32:00 | 日々

春の天気は変わりやすい。
まだすこし寒い日もあるけれど、いろんな草木の新芽を見てあるくのは楽しい。

シロバナハンショウヅルもしっかり芽が出た。
クレマチスの原種のひとつで、つるが針金のように細い。冬は完全に枯れたようになって見分けにくいので、間違って切らないよう特別に気をつけている。今年も花が見られるといいなあ。

去年さし芽した白露錦(イヌコリヤナギの園芸品種)。
この名前をすぐ忘れてしまい、思い出すのに時間かかる。「錦松梅」とか「越の誉」とか、関係ないものばかり出てくる!
まだ細い枝1本きりで、高さは30センチもないけれど、ちゃんと新芽が出ているのをみつけて、ほっとする。

 

これもさし木でふやしているアジサイ。
アジサイはたいてい丈夫だから、1年目の夏と冬を無事に越せば、あとはあまり手間がかからない。
暖冬だったせいか、アジサイの芽吹きは全体に早い。
昨年庭で「発見」した白花のトキワアジサイは、早くも小さいつぼみがぽちぽちとついている。

 

原種フリージアは、少し色が変わり始めた頃がきれい。
植えっぱなしで何も世話をしていないけれど、こぼれ種でもなんとなく増えている。

 

ナズナは伸びて「ぺんぺん草」になってきた。
このちっちゃいハート形の実を三味線のばちに見立てた命名が、いかにも人の暮らしに近い植物らしく、楽しい。
ナズナのぺんぺんに、タンポポの鼓、そのうちカラスノエンドウのピーピー笛も加わって、春の野はにぎやかになる。

 

偕成社のりもの絵本シリーズ in 台北ブックフェア。
3月15日の写真と同じく、東方出版社のブース。あれを反対側から見たところかな。
こうしてずらっと横並びで平積みというのは、日本の書店でもめったに見られない光景。
(お客さんが手に取っているのは『なまえのないねこ』台湾版)


本日のクレコマ。

クレちゃんがキャリーケースでちんまり寝ていると…

 

ほら来たコマが。

 

ずんずんずん。

 

この得意そうな顔!
お兄ちゃんのすることをいちいち自分もやってみないと気がすまないという典型的な弟タイプだな。

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春分の日

2024-03-20 20:58:19 | 日々

ルッコラの花。

 

春分という文字からの連想で、どこかに透明な直線が定規できっちりひいてあるような気がする。
「ここまで」と「ここから」は混じり合わない。線の両側で、黙って見つめ合っている。

 


朝からとても風が強く、荒れ模様の一日。夕方5時前ごろ、突然ばらばらばらっと降ってきた。雨にしては音が大きいなと思ったら、氷の粒で、びっくり。


5mm以下はあられ、以上はひょう…でしたっけ?
これは10mmくらいあるから、ひょうかな。まともにあたると「いてて」です。
5分くらいでやみ、あとは風もおさまって晴れてきた。

 

クレちゃんや、おめめ開けて~。

 

開いてるよ。

 

ボクも開いてるッ!

 

寝顔が天使。

笑ってる天使。

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アミガサユリなど

2024-03-19 20:34:02 | 日々

アミガサユリ(別名バイモ)。
今年も咲きました。

 

下から見る…のはなかなか難しいですよ。

 

シラー(釣鐘水仙)みたいだけど、じつはヒアシンス。この色がとても好き。
エリゲロンにすっかり埋もれてしまっていたのを発掘したら、にょきにょき伸びて咲きだした。

 

モミジイチゴの花。

 

12月に咲いたビワの花が、いつのまにか実になっていた。
まだどんぐりほどの大きさ。今年は食べられるかな、どうかな。

 

本日のにゃんズ。

出窓で寝ているクレのところに、コマがそーっと近づいて、あぐっ、とやるかと思ったら、ぺろぺろと3回ほどなめた。
こういうことはすごく珍しいので、そのあとどうなるかと見ていたけれど、特に何も起こらず。

 

「ボクはなんにもしてないよ」
(でもこの直後にがっぷり噛んでました・笑)

2匹しかいないんだからもっと仲良くすればいいのに、なかなかそうはいかない。
小競り合いをしつつ、なんとなくつかず離れず、まあこれでも仲は良いほうなのかな。

 

猫と影・その1。

 

猫と影・その2。

 

本日の「いいね!」

ハノイの果物売り

ベトナムの視覚芸術家(でいいのかな?) Trung Dong の作品。

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猫柳など・その2

2024-03-15 16:03:56 | 日々

暖かくなったので、銀猫ちゃんたちは、たちまちみどりになっていく。

 

青空に、紫モクレン。
白いほうは冬にばっさり剪定したので、今年は花がない。モクレンはたいそう成長が早く、これまで何度切ったかわからない。

 

小さいフリージアのライヒトリニー。

 

草苺の花。

 

 

香りがいまいちなので「イマイチスイセン」なんて呼んでしまっているけれど、花は純白で美しい。毎年ぎゅうぎゅうになって咲いている。

 

ミツマタの花も満開に。

 

ふわふわ。

 

キャットニップ温泉でくつろぐ教授。

 

いい湯だね。

 

こちらは(なぜか)隠れてるひと。

 

『なまえのないねこ』in 台湾!
台北ブックフェア、東方出版社のブースにて。写っている方は現地編集者さんだそうです。
上段には『がんばれ!パトカー』など偕成社のシリーズも、ちらっと。
(写真提供:日本著作権輸出センター 2024年2月撮影)

 

本日の「いいね!」

DANIEL CLOUD CAMPOS  "BUS STOP"

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猫柳など

2024-03-11 22:51:18 | 日々

今朝は霜っぽくて寒かったけれど、猫柳の花芽がもう春だと言っている。
これはピンクの園芸品種。

 

ほわほわ!

 

ナズナ。
うちの庭では、タネツケバナのほうが普通で、ほんとのナズナは探してもなかなかみつからない。

 

花束みたい。

 

クロッカス、最後にひらいたのはこの色。
わたしは勝手に「見返りお綱」と呼んでいる。



梅はすっかり散りました。

 

お外が楽しい季節になってきた。

 

趣味はバードウォッチングです。
(見るだけだよ!)

 

出窓の指定席。

 

本日の鳥さん。

お山のカラスは…

 

カップル成立!
めでたく…と言いたいところだけど、家の近くで繁殖するのは歓迎できないんだな。
カラスは他の小鳥の巣を襲うことがあるし、最近どんどん態度があつかましくなってきているので。
(ヒヨ&メジロ用のみかんを持って行かれない工夫を何か考えないと、カラスに餌やってることになってしまう)

 

本日の「いいね!」

Breathing Life into Wood Sculptures: Otake Ryoho / Wood Sculptor

木彫刻家の大竹亮峯さん。水で開く花がすごいです。

 

と、こっちは「いいね」じゃない。

絵文字キーボードで花粉症拡大

絵文字は使わないのでよくわからない。見てもちいちゃくて見分けられないし。そもそも杉の木のマークって何のためにあるの?

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「見る」から始まる

2024-03-11 13:54:18 | お知らせ(いろいろ)

童心社の小冊子「母のひろば」717号に短文ひとつ書かせていただきました。
「巻頭言」って言われると、役に立つことをまじめに書かなきゃいけないみたいで、ちょっと緊張しちゃいますね。

 

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「風のゆうびんやさん」

2024-03-10 11:32:25 | お知らせ(いろいろ)

4月から使われる国語の教科書にのっています。

過去にも教科書に掲載された作品はいくつかあるのですが、「風のゆうびんやさん」(東京書籍「新しい国語 2上)は2015年からつづいているので、いちばん長いかな。
たぶん教材として使いやすいということなんだろうと思います。

前の記事は →こちら

 

あかね書房の「おはなし8つ」というシリーズ。
もとは保育系の月刊誌に連載していたもの。
1冊に短いおはなしが8つ入っているので、お得感あると思うんですけど(笑)

 

ついでに…おなじく土田義晴さん絵の「よみきかせぶっく」3冊シリーズ。
こちらは6編プラス、おはなしに出てくるレシピ2点つき。
『ぴいすけとぷうすけのおはなし』に入っている「のはらのシーソー」も、しばらく教科書にのっていたことがありました。

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クッキーのおうさま辞書にのる

2024-03-09 15:41:08 | お知らせ(いろいろ)

画像、ちっちゃくて見えないかな?
『クッキーのおうさま』(いちかわなつこ絵・あかね書房 2004年)が、国語辞典にのりました。

 

三省堂例解小学国語辞典の第8版(2024年1月刊)です。
「どくしょ」の項の近くに「どくしょのすすめ」というページがあって、小学生向きの本がテーマ別に、9冊×6ページ=54冊紹介されています。
『クッキーのおうさま』は「おなかがすいたきみに」というテーマのところに。
最近の国語辞典はカラフル! 調べるだけでなく、読んでも面白そうで、いいな。


1冊めしか知られていないかもですが、じつは3冊シリーズ。
『そらをとぶ』と『えんそくにいく』も可愛いので、どこかでみつけたら、読んでみてね。

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そわそわ

2024-03-04 23:31:13 | 日々

春先は、猫もなんとなくそわそわしている。
庭を駆け回り、勢いで木にのぼったクレ坊。

 

のぼりやすい手ごろな栗の木だけど、どうも下が気になる。

視線の先には…

いるんだな、コレが。

 

こういう位置関係。

 

垂直降下!

 

 

 

ちょっとごちゃごちゃだねえ。
2つの鉢のどちらか(または両方)には、テントウムシ数匹の他に、テントウムシくらいの大きさのカタツムリも住みこんでいる。カタツムリはまだ一度しか目撃できていない。


確定申告おわりました~。
(って、きみがやったんじゃないでしょ)

2年前から、申告書の作成と提出をプロ(=数字に強い人)にお任せしているのですが、そこまでの準備を以前より厳密に、正確に、完璧にやっておかないと頼めないので、事務的にはたいして負担軽減にはなってません。いや、むしろ仕事増えたかも。
失くしちゃった書類はとことん探し、レシートを何十枚も貼りつけ(←昔から糊とは相性が悪い)、エクセルもきれいに作り(←コレとも非常に相性が悪い)、自分だけわかればよかった暗号のようなメモ書きも、ちゃんと日本語にして渡さなきゃなりません。
だけど、「何か間違ってるのでは…」という不安から生じるストレスがなくなったことは、たしかに最大のメリットなので、おかげでもう少し長生きできそうです。

 

本日の「いいね!」

トルコの学校猫

なんて素敵な学校!

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