だるま食堂、やる気のないフライヤー。
ガサ子ちゃん倶楽部と同じ発生時期の、女三人コントユニット。
気になってた兄さん。
新たに本が上梓されたので、聞きにいくの巻。
「順応と憎悪の光景は現在までつながっているのか?」
鬼畜米英漫画全集(戦時下の反アメリカ・イギリス的表象)出版記念
「戦前不敬発言大全」「戦前反戦発言大全」を2019年に上梓した高井ホアンさんが、今年3月、「鬼畜米英漫画全集~戦時下のアメリカ・イギリス的表象」(合同会社パブリブ)を出した。
5年前の2冊は、戦前戦中に『特高月報』に記録された庶民のつぶやきを紹介したもので、現在のツイッター、Xを見ているかのような当時の庶民の姿が浮かび上がっていた。
今ざっと見返しても、あの時代に庶民は意外な健全性を示していたようにも思える。
「それらが反骨と平和の記録だとすれば、本書は順応と憎悪の記録といえるだろう」(同書あとがきより)
今回の新刊に現れている順応と憎悪の記録から何が見えるのか、そして現在に通じるものがあるのか・・・。縦横に語ってもらいます。(林 克明)
【申し込み】
「氏名と4月20日参加」と書き、下記のアドレスに送信お願いします。
■出版記念講演「鬼畜米英漫画全集」
講師:高井ホアンさん
日時:2024年4月20日(土)13:30開場、14:00開始
場所:SCC千駄ヶ谷コミュニティセンター 2F サークルルーム2
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-1-10
交通:JR線原宿駅 竹下口から徒歩約6分
地下鉄副都心線 北参道駅2出口から徒歩約6分
地下鉄千代田線、副都心線 明治神宮前駅から徒歩約8分
資料代:500円
米国の象徴でもある「エルヴィス」3時期を描いた音楽映画を見たあと、伝記を読んで理解を深めたのは数年前。
本作は、西ドイツに駐屯してた軍人プレスリーとの出会いから始まる。
「ビガイルド 欲望のめざめ」以来のソフィア・コッポラ監督。
妖精のような少女、プリシラ。
高級女学校に行かせて貰う。
出会ってから8年後の1967年にラスベガスで結婚。そして出産。
空手を習いだしたりは、自律への一歩か。
清水愛紗、気になってたけど初めて。
前田朗から案内状もらったにゃん。
アフガニスタン訪問報告会4.13東京
ターリバーン支配下のアフガニスタン女性と子ども達の今
◉清末愛砂(室蘭工業大大学院教授、憲法学、RAWAと連帯する会共同代表)
著書:猫塚義夫・清末愛砂『平和に生きる権利は国境を超える』(あけび書房)、清末愛砂・前田朗・桐生佳子『平和とジェンダー正義を求めて――アフガニスタンに希望の灯火を』(耕文社)、他多数
◉前田 朗(朝鮮大学校教員、国際人権法、RAWAと連帯する会共同代表)
著書:『ジェノサイド論』(青木書店)、『軍隊のない国家』(日本評論社)、他多数
◉桐生佳子(RAWAと連帯する会事務局長)
◉高橋国夫(社会活動家、RAWAと連帯する会事務局)
<共催>RAWAと連帯する会
/室蘭工業大大学院工学研究科ひと文化系領域清末愛砂研究室
<連絡先> 前田070-2307-1071 akira.maeda@jcom.zaq.ne.jp
4月13日18:00開場、18:30~20:30
東京ボランティア・市民活動センター・会議室(各線・飯田橋駅)
新宿区神楽河岸1-1 飯田橋セントラルプラザ10階
参加費:800円
「女は二度決断する」ファティ・アキン監督の最新作。
生まれて初めての記憶が、刑務所。3歳くらいの頃?
不良から集団リンチされた悔しさに、トレーナーについて喧嘩技術を学ぶ。
薬(ヤク)の売人、金の塊を強奪、国際指名手配の果てに刑務所。
獄中で毛布を被って録音、大ヒットしてスーパースターになる実話。
救援連絡センター運営委員としては必見の映画だ。
父さんは有名作曲家。母さんは演奏家。貴種漂流譚でもある。
なんと左翼ではなく、右翼が開催!?
まー、山中おじさんは救援芸者。
お座敷かかれば、どこでも行くもんね。
日時: 4月9日(火)開場18時
講師: 山中 幸男 氏
(救援連絡センター事務局長)
演題:東アジア反日武装戦線「桐島聡」
半世紀ぶりの出現とは何だったのか?
18時30分より 一水会活動報告
19時より 講演開始
会場: NMF新宿南口ビル R3C貸会議室セミナールームA
(東京都渋谷区代々木2-4-9NMF新宿南口ビル4F)
http://r3c.jp/roomreserve/tutorial/nof/
参加お申し込みは、お名前、お電話番号、ご住所、メールアドレス又はFAX番号、参加人数を明記のうえ
メール info@issuikai.jp FAX(03-3365-7130)で受け付け。
中川五郎、投げ銭。泪橋なので、行く。
「ダークナイト」は感銘ふかくて何度も見た、クリストファー・ノーラン監督。
封切りの初日に駆けつける、3時間もの。
最近の作品は理解しがたいので、悲しい予感はあった。
でも柳広司のオッペンハイマーも読んだし、30年前は原水禁の国際部バイトだし何とかなるだろうと。
がーん。分からなかった。キリアン、熱演だけ分かる。
でてくるひと、多すぎる。それで180分て、長いぜよ。
「オッピー」って米国人からの愛称なんだ。原爆の成功に歓声をあげる様が「いかにも」だなあ。
平日の4時台なので、職業人らしからぬひと多し。
右隣が携帯を光らせてたので殴ってやろうかと思ったが、これで前科一犯になりたくないので我慢した。次回は、右手に待ち針を用意しとこうかな。
「根っからの悪人って?」十代少年たちと坂上香と
監獄に郵送するときの封筒。二五グラムまで送れるからと、少年ジャンプの付録の漫画シールを同封してみた。
わざわざ大阪拘置所から返送されてきたのさ。冷たいワープロ文書で「要するに駄目」ってことかいな。意地悪。
むっとしたので、通知の裏に手書きで緑色の横罫線を十五行位。そ、便箋にしてみた。近況報告つらつら。ワープロ印刷封筒の宛名を横二本線で消して、宛名を「力を込めて」手書き再利用。
そして封筒裏の締め部分に、当該シールを貼り付けて投函。当初に送った宛先に届けと念力を込めた。
★ ★ ★
日本の刑務所の内部を初めて長期撮影した映画、受刑者が互いの体験に耳を傾け語りあう更生プログラムの記録「プリズン・サークル」は四年前の作品。
その坂上香監督、先秋に出版された最新本。十代以上を対象とした「あいだで考える シリーズ」のなかの一冊。
映画を手がかりに、香さん十代の若者たちが円座になって自らを語りあう対話の記録だ。
映画に登場する元受刑者の真人さん。子どもの頃から万引を繰り返し、十九歳から一年ごとに捕まり四回めで強盗致傷。それだけ聞くと極悪人に感じるけど、違う。加害者になる前に、被害者の過去が続いてる。
壊れたサンクチュアリを回復するって何だろう。感情の筋肉を鍛えるって何だろう。
二人目のゲスト、翔さん。傷害致死って、人を殴って殺したと。ぎゃああ。裁判、回復共同体で学んだこと。出所後の生活など。
三人めのゲストは、犯罪被害者の由美子さん。十七歳の少年のバスジャック事件で友人を亡くし、自らも大怪我をした。
自分の流した血を見ながら不思議と痛くなかった。切られた傷だけ感じながら、「少年の心はこんなにしなければいけないくらい傷ついているんだ」と。
そして「死んだらいけない。死んだら彼を殺人者にしてしまう」と傷の浅かった右手で体を支え、たくさん傷を受けていた左手は心臓より高く、座席の肘掛けに置いていた。
うわあ、なんなのこのひと。偽善者かと思ったけど、その後の行動を知ると違う。
少年と会い、何度も会い、迷い、不登校の子の親の会を始める。なまなまのことでは、できないなあ。
★ 「根っからの悪人っているの? 被害と加害のあいだ」
坂上香 創元社 1760円
中国の原作「悪童たち」、死刑囚のこども二人。
さすが死刑大国。兄ちゃんの父は、母と二人で...一人殺しただけで銃殺刑。
もうひとりは父さん冤罪で死刑。
そして、もうひとり少年。赤裸々に格差社会を赤裸々に描いてる。
今回の映画。中国人スタッフ多数の映画化は、沖縄。
わー。よくぞ複雑な物語を沖縄に「貧困移動」して展開、拍手。
いろいろ確認のために公式サイトを検索したら、スマホ対応が先にでてくる。
フライヤー。左は殺人者の岡田、右は黄金少年の羽村。
13年『標的の村』で映画監督デビュー。
以降、15年に『戦場ぬ止み』、17年に『標的の島 風かたか』、18年に『沖縄スパイ戦史』
すべて封切り時に、関連書籍と共に観てきた。
今回は事前に協賛カンパを送り、集英社新書で予習し、初日初回に見参。
語りもやっている節子おばあの歌が心に沁む。
サックス演奏は、坂田明。
本年の最高かもしれない。
なんて素敵な九十媼。
監督は、いままでずっと観たかった熊谷博子。
音楽は、黒田京子。
彩流社サイトでは、「反体制ハードボイルド小説!」とのこと。
救援連絡センター、塩爺も出てくる。いやあ面白かった。
一貫してノンセクト・ラジカルだから、親和性あるのかな。
でもわし、ヘルメット被ったりゲバ名(別名!?)なんてしなかったよん。
題名に戦記とあるけど、国家権力じゃなくて...党派&公安相手のことばかり(苦笑)。
秋葉原事件。同盟員でもないシンパを騙して兵隊にするって、中核派は最低。
狼体験、失踪の章は、深く同意。