今世の中が混沌としてて、右か左かという無意味な振り分けによって人が分類されていく。
「この人の曲が大好きだったのに右(あるいは左)だからCD捨てた」
などという愚かな人も出てきた。
もっと自分の感性を信じればいいのに。
歌ってる人が応援してる政党によって音楽の嗜好まで変えるんだろうか?
あるいは今までその人の歌が大好きだった気持ちまで捨ててしまうのか?
愚かなことだと思う。
その人じゃなくて曲が好きなんでしょ?いいなと思った曲からその人を知ったんでしょ?
自分の音楽の趣味と歌い手がどこの政党を支持してるのかは関係ない。
自分の心境の変化でその人の曲を聴かなくなるというならわかるんだけど。
良いものは良いのだ。
私が表現者に失望するのはどの政党を応援してるとかではなく、
自分が勝手に深い話だと思って感銘を受けた漫画の作者が
「この人大丈夫か」という言動をした時。
ある日家のポストに入ってた政党の宣伝のチラシに
とある私が好きな作品を描いた漫画家の応援コメントが載っていた
(どこの政党かはあえて伏せます)。
「私が小学校の時の先生が、○○党は正しいとおっしゃったんです。
だから私は○○党を応援します。」
なにその頭が悪そうなコメント…。
誰が言ったことにしろ、とりあえずそれが正しいか正しくないかちゃんと考えようよ…。
そんな浅い考えの人が描いた漫画が好きだったのか私はと思って情けなくなった。
でもその漫画は捨てなかったけど。
どんな思いでその作品を描いたかはわからないけど、やっぱり好きは好きなんで。