上田力 「クロス・トーク」

作・編曲家、ピアニスト:上田力とスタッフが徒然なるまま語ります。

上田力 永眠のお知らせ

2017-12-31 | diary
2017年10月11日、上田力は享年92歳にて永眠致しました。
ご支援賜りました皆様に厚く御礼申し上げます。
今後とも、上田力の作品・記事をご愛顧頂けます様よろしくお願い申し上げます。

スタッフ

“耳”が決める表現力アップ 体験的セミナーのご案内 12/13(thu)

2012-12-11 | live schedule
上田力の音楽講座がカワイミュージックスクールにて開催されます。

詳細は下記ご参照下さい。

2012年12月13日(木)10:30~

会場:カワイミュージックスクール レプレ新宿

お申込み・お問い合わせ先はリンク先のカワイミュージックスクールまでご連絡をお願い致します。
TEL 03-3379-2388

皆様のご参加お待ち申し上げます。

スタッフ

オレは幸せだなあ

2011-12-04 | diary
“Jobim My Love”は、Bossa Nova の生み親であり、ブラジル最高の作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンと上田 力とが出会ったことから始められたLiveである。ジョビンは、1986年夏、一度だけ来日したが、その後世界中のファンにおしまれながら1994年12月8日この世を去ってしまった。その3年後にこのLIVEがスタートすることになる。

当時、上田 力はすでに70才を越していたが、“誰がやっても同じなら、ボサ・ノヴァの意味はない”というジョビンの真意をくみとり、独自のアレンジで上田流に仕立てたジョビンの作品(約300曲)を演奏し続けて、15年の月日がたち、通算52回目となるLIVEを来たる12月6日(火)カワイ表参道サロンにて行う。

現在86才の上田 力が高齢にもメゲずそのような目標に向かっての演奏活動を続けられるのは、何といっても彼を支え続けるミュージシャンに恵まれていることにある。初回から参加しているブラジリアン・リズムの達人、吉田和雄を筆頭に、ジャズのスピリットにもクラシックの格調にも精通しているトロンボーンの池田雅明、本来がクラシック畑で、馴染みの少ないシンコペーションや、フレージングを“マジメ”に克服してくれているファゴット(バスーン)の工藤淳子、どんな曲調でも自分流のフレージングでヴォカリーズしてしまう黒澤あや、“やることはいっぱいある”とばかりに鮮度の高いベースラ
インをキープしてくれる山根幸洋。

以上5人のミュージシャンに囲まれてのLIVEのたびにしみじみと上田 力が口にするのは、“オレは幸せだなあ・・・”と変わらぬ一言だ。

12月6日(火)@カワイ表参道コンサートサロン パウゼ

2011-11-23 | live schedule
Jobim My Love act 52 
~アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲を上田力のアレンジでお送りするトリビュートライブシリーズ~

12月6日(火)@カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
■出演■
上田力:Piano、吉田和雄:Drums、山根幸洋:Bass
工藤淳子:Bassoon、池田雅明:Trombone、黒沢綾:Vocal、
Special Guest:Hakuei Kim

■Open:18:30/Start:19:00■

■チケット代■
¥4,300(前売)
¥4,800(当日)
※各チケット 1drink付

■会場■
カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
住所:東京都渋谷区神宮前5-1
電話:03-3409-2511

■お申込・お問い合わせ先■
Space Nova(辻)jer.kukot.1203@ezweb.ne.jp
tel.& fax. 03-3408-7588


<個人情報について>
お客様の個人情報はCDの販売及びライブの告知に関する事以外での利用はせず、また、第三者へ提供も致しません。

上田力プロデュース、IRAKERE / CUBA LIBRE 初CD化!

2011-01-05 | diary
上田力プロデュース幻の作品が初CD化!!

1980年にキューバのグループ「イラケレ」を上田力が全曲の作曲/編曲を手掛けたアルバム「CUBA LIBRE」がイギリスのFaroutよりCD化されました。
HMV、Tower Record、disc unionなどの店頭でも取り扱い中ですし、オンライン注文もできるみたいなので是非ともご視聴下さい!




12月8日(水)ライブ決定!

2010-10-24 | live schedule
■CHIKARA UEDA & NANDA NOVA ■

Jobim My Love act48
~アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲をジョビンの命日に上田力のアレンジでお送りするトリビュートライブシリーズ~

12月8日(水)@space do

上田力:Piano、吉田和雄:Drums、古屋栄悦:Bass
工藤淳子:Bassoon、池田雅明:Trombone、黒沢綾:Vocal

■開場 18:30/開演 19:00■

■CHARGE■
前売  ¥4,000
当日  ¥4,500
学生  ¥2,500(学生証提示)
※各チケット 1drink付

■会場■
space do
東京都新宿区百人町2-8-9
tel:03-3361-2211

■お申込・お問い合わせ先■

jer.kukot.1203@ezweb.ne.jp
Space Nova(辻)tel.& fax. 03-3408-7588


<個人情報について>
お客様の個人情報はCDの販売及びライブの告知に関する事以外での利用はせず、また、第三者へ提供も致しません。

マザコン坊や

2010-05-08 | diary
大型連休最中の4日、鳩山総理は就任後初めて(このこと自体、なんという怠慢!)沖縄入りし、米軍普天間飛行場の県内移設の意向を県民に向けて明言した。つまり、公約破りが明らかにされたわけで、初の沖縄訪問が実はそのことに対する、まるで〈 虚な表情 〉による〈 お詫び 〉と、意味不明な言葉を並べ立てた〈 言い訳 〉のための行脚だったことが当日のテレビ画面からは伝わってきた。

当然、それに対する県民からの反論は殺到し、゛言うことに具体性が無く、お詫びするって、いったい何だったのか、もう来てほしくない!゛とか ゛最初から『県内移設』の結論があり訪問はただのアリバイ作り・・・何をしに来たのか! ゛という手キビシイものまで、更にアメリカからも再び ゛鳩山総理には問題を解決する力が乏しい ゛とまで苦言を呈されるテイタラク!!

ま、そんな成り行きは当然だとも思える鳩山の言動の中で、一つだけ改めてビックリしたのは、虚な表情による〈 お詫び 〉の言葉のしょっぱな、゛恐縮ですが ゛という、常識では考えられない〈 前置き 〉をつけたこと。沖縄県民の当然の生存権をも左右しかねない重大な局面での総理たる者の、こんな常識外れな〈 物言い 〉は、 ゛言葉の使いどころも知らないバカ ゛では済まない〈 危機的無能ぶり 〉まる出しだ。やはりこれも ゛何一つ、ちゃんと出来ないマザコン坊や ゛には、まともに向き合える問題じゃないのかナ・・・?!

TALK&LIVE@ロッジ詩游館 4月24日(土)

2010-03-26 | live schedule
■Jobim My Love 八ヶ岳スペシャル■

~ボサノヴァの生みの親、アントニオ・カルロス・ジョビンの魅力を映像と生演奏で掘り起こす~

4月24日(土)@ロッジ詩游館
14:00~16:00
上田力:お話、Piano、黒沢綾:Vocal、古屋栄悦;Bass


■チケット(お茶とお菓子付)■
シングル券 前売:¥3,000 当日:¥3,500
カップル券 前売:¥5,500 当日:¥6,000

■会場:ロッジ詩游館 (しゆうかん)■

北杜市大泉町谷戸5493-5
tel:0551-20-5638

■お申込・お問い合わせ先■

マリ うえだ tel&FAX 0551-20-7266
tel:0551-20-7266

ロッジ詩游館 (しゆうかん)
tel:0551-20-5638

Space Nova(辻)tel.& fax. 03-3408-7588
jer.kukot.1203@ezweb.ne.jp

絶望的マザコン

2010-02-15 | diary
つい最近、T紙朝刊を開いたとたん真っ先に目にとまったのは "何一つ、ちゃんとできないんですね、がっかりです・・・いいかげんな、あまりにもいいかげんな鳩山さん "という、某週刊誌最近号広告の中の目次タイトルの一節で、見たとたん、思わずニヤニヤすると同時に寝ぼけたアタマがスッキリしてしまった。

何故なら、ここ連日NHKで中継している国会審議での鳩山首相の "頼りなさ"を、なんとも絶妙に表現しきっているタタキ文句になっていたからだ。何一つちゃんとできない・・・"というのは、まさにそのとおりであり、例えば我々が何よりも望んでいる芸術文化政策に関しても、昨年の[事業仕分け]で< 芸術家の国際交流 >や< 芸術家支援 >の予算がカットされてしまったことに関して、鳩山首相は、ほとんど無関心とも思える対応ぶりだし、一方、母親からの10億を超える資金提供について、相変わらず "知らなかった"一辺倒の、ドラ息子ともいえないマザコンぶり。

どうにもガマンがならないのは、まさに "この母にしてこの子あり"と言いたくなる、このマザコンぶりで、これなら、いっそのこと母親からの < 子供手当て >を平気で食いつぶすようなクラシック・バカだったりジャズ・キチだったりする方が、よほどスカッとするんだが、それもできない・・・結局 "何一つちゃんとできない絶望的マザコンてこと!! "

チョー嬉しかった

2009-12-13 | diary
正味1年ぶりの12月8日、[ Jobim My Love -Act48 ] は、なによりも心配だったキャパ50人という会場が、どうやら埋まる程度の人が来てくれてホッとする以上に、とても有難かった。

ボク自身は "病後の日が浅い "ということは、ほとんど気にならない体調だったし、むしろ指の動きやライブ感が、どのくらい取り戻せるかの方に気をとられていて、結果としては、それもどうにかクリアーできたナと思っていたけれど、"病後" を心配しながら来てくれた親しい仲間から "スゴイ回復力にびっくりした!"という声が多く聞かれ、こういう人たちに支えられているからこそ "音楽的"にもうまくいったんだという実感を強くしたし、とても嬉しくなった。

意外だったのは、この日も御夫妻で見えていたJ医大病院のI先生夫人から "なんてキレイな指!"という[ Jobim My Love ]では初めてのおホメの言葉を頂いたこと・・・勿論、84歳の老人の指がそんなにキレイなはずはなく、弾く時の指のフォームと動きのことを言って居られるのだナと思えるから余計嬉しかった。

そして翌日の朝、K病院での月例受診でT先生の "昨夜はとても楽しかったワ、でも、もっと元気になってもらわなちゃネ" という言葉から、患者としてよりもピアニストに対してと思える心遣いが感じられたのは、何といってもチョー嬉しかったことのひとつ!!