電脳筆写『 心超臨界 』

人生は良いカードを手にすることではない
手持ちのカードで良いプレーをすることにあるのだ
( J・ビリングス )

般若心経 《 人間はエボナイトではない――松原泰道 》

2024-04-26 | 03-自己・信念・努力
「婆子焼庵(ばすしょうあん)」の公案で、修行者が娘に抱きつかれて「枯木寒巌に倚る、三冬暖気なし」と言ったのは、自分は「死灰滅智の涅槃」を得たのだから、若い女性に抱きつかれても、どうということもないと、原始仏教の思想が具体的に示されています。性欲本能に負けて自滅する感電死は避けなければなりませんが、といって人情の通じない絶縁体のエボナイト人間になってしまっては人間失格です。 . . . 本文を読む

生きるための杖ことば 《 淡若水――松原泰道 》

2024-04-26 | 03-自己・信念・努力
君子(徳行の具わった人)の交わりは淡々として水のようであるが、小人(徳行の欠けた人)の交際は、醴(甘酒)に似て、ねちねちしている。君子のつきあいは、あっさりしているから、いつまでも親しさを保つ。ところが小人同士の関係は甘いから、すぐ切れてしまう。深い理由もなく結びついた交わりは、またこれという理由もなく離れてしまうものだ。 . . . 本文を読む

人間学 《 爵禄は得易く、名節は保ち難し――伊藤肇 》

2024-04-26 | 03-自己・信念・努力
人間はどうも終わりになるとあわてだす。古来、「全節」〈節を全うす〉ということが重んぜられるのは、晩年ほど、万事に執着が強くなって、人間のあさましさが露呈しがちになるからである。アランの痛烈な一言がある。「青年は恋愛を欲しがり、壮年は地位を欲しがり、老人は貪欲になって、地位も金も名誉もすべて欲しがる」。 . . . 本文を読む

活眼 活学 《 素というもの=素心規――安岡正篤 》

2024-04-26 | 03-自己・信念・努力
次に、自然訓に和して、「素」というものがある。ここに我々の「素心規」がある。孔孟でも老荘でも、これを取り入れた仏教でも皆共通のことであるが、東洋の思想・学問・修行の根本的要素の一つに「素」というものがある。素を守る、素を養う、素行する、素心を貴ぶという、その素というものは今も元素・要素など使用されて、もと(元)とか、しろ(白)の意に用いられている。 . . . 本文を読む

論語 《 子曰く、人の過ちや、各々其の党においてす 》

2024-04-26 | 03-自己・信念・努力
子曰く、人の過(あやま)ちや、各々其の党(たぐい)においてす。過ちを観て、斯(ここ)に仁(ひと)を知る。 . . . 本文を読む

人生を創る言葉 《 手紙を書く代わりに日記帳を――カザルス 》

2024-04-26 | 03-自己・信念・努力
カザルスは、故郷のスペインからパリへ音楽修行に出てきた無名のチェロ弾きであった。郷里には自分が立派な音楽家になって帰るのを待っている父と母がいるんだ、といつも思って、自分を励ましながら勉強していた。そして、どんなに疲れていても、彼はその日の日記をつけた。他の連中は、どうしてそんなものをつけるのかと不思議に思っていた。 . . . 本文を読む

今日のことば 《 人生のすべては師となってあなたの前に出現する――チェロキーインディアンのことわざ 》

2024-04-26 | 03-自己・信念・努力
人生のすべては師となってあなたの前に出現する 注意を払って、迅速に学べ ( チェロキーインディアンのことわざ ) Everything in life comes to you as a teacher. Pay attention. Learn quickly. ( Cherokee Saying ) . . . 本文を読む

◆誇りある日本を取り戻す 《 「南京大虐殺」のホラを学習すると、教室は静まり返ります 》

2024-04-25 | 05-真相・背景・経緯
高校生たちは、「日本史」・「世界史」の授業というのは日本の悪口を習う時間、という感覚で新学期を迎えます。が、例えば、「南京大虐殺」のホラを学習すると、教室は静まり返ります。面白いことには、だらしなかった姿勢まで正しているお互いが面白いらしく、笑い合っています。こうした授業の積み重ねは、次第に金髪の数を減少させていきます。生徒は、誇らしい日本を知って、嬉しいのです。 . . . 本文を読む

◆東京裁判史観に縛られたNHK《 「大東亜戦争」という呼称を使わないNHK 》

2024-04-25 | 05-真相・背景・経緯
録音が終わつたとき、担当の若いプロデューサーが、「大東亜戦争」を「太平洋戦争」に変へてもらいひたいと、クレイムをつけた。「それはあなた個人の意見ですか」。「いえ、局では“大東亜戦争”といふ用語は禁止になつてゐるのです」。「それは困つたな。“太平洋戦争”では、あの頃の実感に添はないんですよ」。はじめは、そんな調子の、のんびりしたやりとりだつた。若いプロデューサーは、入局したばかりで、深い事情は知らない様子で、とにかく言ひ含められた規則だから守る、と言つてゐる口調だつた。 . . . 本文を読む

◆東京裁判史観に縛られたNHK 《 WGIP番組をたれ流したNHK 》

2024-04-25 | 05-真相・背景・経緯
占領期に日本人に先の戦争に対する罪悪感を植えつけるために、ウォー・ギルト・インフォーメーション・プログラム(War Guilt Information Program。以下WGIPとする)が実施されたことは江藤淳の『閉ざされた言語空間』(文芸春秋1989年)や櫻井よしこの『GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く』(小学館文庫2002年)などですでによく知られているが、その中心的メディアがNHKだった。戦後は以前にもまして紙が不足していたので、日本国民にとってラジオが重要な役割を果たしていた。 . . . 本文を読む

◆東京裁判史観に縛られたNHK 《 GHQ占領からNHK設立に至る経緯 》

2024-04-25 | 05-真相・背景・経緯
まず明らかなのは、プロパガンダ番組「真相はかうだ」に見られる通り、GHQはWGIPにのっとり、ラジオ放送を日本人を自虐史観に導くための洗脳装置として利用したということである。その施策を遂行するためのこと細かな放送内容指示のためにも、将来に亘り、ラジオ放送局は一団体独占の方が好ましいと当初は考えられていたのだ。 . . . 本文を読む

◆東京裁判史観に縛られたNHK 《 NHKをつくった占領軍の「WGIP」》

2024-04-25 | 05-真相・背景・経緯
連合国軍、つまり戦勝国アメリカが、何よりも真っ先に実現したかったのは、「戦勝による利益確定」でも、「駐屯すべき兵士たちの安全確保」でもなかった。アメリカが欲したのは、「物理的道徳的両面から、当戦争の責任を全面的に日本に押し付けること」だったのだ。アメリカが日本全土を爆撃した挙句、広島・長崎に原爆を投下して、30万人を超える非戦闘員を瞬時に殺傷してから1ヵ月と経っていない時期にこの指令(WGIP)は出された。 . . . 本文を読む

◆東京裁判史観に縛られた外務省 《 東京裁判ではなく、東京裁判の判決を受諾する 》

2024-04-25 | 05-真相・背景・経緯
日本はサンフランシスコ講和条約に調印して独立した。講和条約には東京裁判についての条項もあり、そこには、日本は東京裁判の諸判決(judgements)を受諾する、と明記されている。日本は東京裁判の諸判決を受諾したのであって、東京裁判を受諾したのではない。この意味は大きく、重い。東京裁判では南京事件を認定し、有罪とした。だが、日本はこれを認めてもいないし、受け入れてもいない。ただ、A級戦犯とされた人たちに下った絞首刑とか禁固刑とかの判決は受け入れる。東京裁判ではなく、東京裁判の判決を受諾するというのは、そういうことなのである。 . . . 本文を読む

◆東京裁判史観に縛られた外務省 《 東京裁判を受諾した小和田答弁 》

2024-04-25 | 05-真相・背景・経緯
中国、韓国の意向にひたすら配慮した卑屈外交は、中曽根時代、昭和60年の小和田答弁から出発していると言える。小和田氏は外交官のキャリアから見て、英語力は充分なものに思える。まして条約局長も務めたその道の専門家なのだ。講和条約第11条の誤訳を見誤るはずはない。それでもあえて誤訳の「裁判」を政府見解、外務省見解とすることに与(くみ)した。もちろん、小和田氏が決められるはずもないし、決める権限もない。そこに何かがあり、日本は東京裁判を受諾したという見解に統一する決定がなされたのではないだろうか。 . . . 本文を読む

◆東京裁判史観に縛られた外務省 《 外務省の歴史認識は東京裁判史観 》

2024-04-25 | 05-真相・背景・経緯
日本には発信機能がないと言われて久しいですが、その原因として、発信の司令塔がないことがある。私の古巣の悪口をあまり言いたくはないのですが、外務省に発信機能を担わせては、現段階では逆効果になる恐れがあります。外務省の歴史認識は、どこまでも弁解口調、アポロジェティック。東京裁判史観に立って、すでに何度も謝罪しているとしか言わない。 . . . 本文を読む