電脳筆写『 心超臨界 』

人生は歎き悲しむよりも笑いとばすほうが人には合っている
( セネカ )

従軍慰安婦という嘘 《 わが国をおとしめた朝日新聞記事――水間政憲 》

2024-04-24 | 04-歴史・文化・社会
わが国をおとしめた象徴的な1992年1月11日付1面トップ記事「慰安所 軍関与示す資料 部隊に設置指示 募集含め統制・監督」は、「慰安婦募集に関して悪徳業者が跋扈しているので警察と協力して取り締まれ」との、日本側善意の関与を歪曲して報道したものです。 . . . 本文を読む

南京大虐殺という嘘 《 新たな歴史戦に対する連携を――高橋史朗 》

2024-04-24 | 04-歴史・文化・社会
10月4日から6日までアラブ首長国連邦の首都アブダビで開催されたユネスコ記憶遺産国際諮問委員会(IAC)にオブザーバーとして参加した。中国が申請した「南京大虐殺」史料は「登録」、「従軍慰安婦」史料は「不登録」と決定された。私は、オピニオン・ペーパーを同委員会に提出し、史料の具体的問題点について指摘するとともに、基本的問題点として、以下の3点を主張した。 . . . 本文を読む

真珠湾攻撃の真実 《 チェコ併合と「真珠湾」――西尾幹二 》

2024-04-24 | 04-歴史・文化・社会
アメリカとチェコに対し不正と犯罪を最初に犯したのは日本とドイツであって、相手側の犯した不正で日本とドイツが免罪されるわけではない、というような言い方になっていくのだが、これは少しおかしいのではないか。戦争に至るまでの日米の歴史について無知まる出しではないか。ドイツがチェコを併合し、チェコ人を集団殺戮した歴史と、日本が米本土でもない出先の一軍港(真珠湾)を戦略的に先制攻撃した歴史がどうして同じ不正と犯罪に位置づけられるのであろう。 . . . 本文を読む

悪魔の思想 《 横田喜三郎――日本人への論難と、攻撃と、糾明と、弾劾の愛想尽かし/谷沢永一 》

2024-04-24 | 04-歴史・文化・社会
『戦争の放棄』で皇室に言及したときは舌足らずであったとおおいに反省したらしく、横田喜三郎は筆硯(ひっけん)を新たに、勇躍して今度は『天皇制』(昭和24年7月15日・労働文化社)を刊行します。1冊287頁、全巻を挙げて日本国民がいかに愚昧であり、劣等であり、卑屈であるかを、息もつかせず轟々(ごうごう)と鳴る機関(エンジン)のごとく唸(うな)りをたてて、批判言辞のかぎりを尽くす論難と、攻撃と、糾明と、弾劾の愛想尽かしです。 . . . 本文を読む

パール判事の日本無罪論 《 推薦のことば――小林よしのり 》

2024-04-24 | 05-真相・背景・経緯
禁固7年の有罪判決を受けた重光葵・元外相は、釈放後に再び外務大臣(副総理兼任)になり、1956(昭和31)年、日本の国連加盟式典に代表として出席、国際社会復帰の声明文を読み上げ、万雷の拍手で迎えられた。戦勝国に「A級戦犯」とされた者が、戦勝国が作った「国際連合」の場で大歓迎されたのだ。ついでに言えば、この「A級戦犯」を副総理兼外務大臣に起用した総理大臣は鳩山一郎。「A級戦犯を合祀した靖國神社」の首相参拝に大反対した、あの鳩山由紀夫の祖父である。 . . . 本文を読む

WGIP 《 敗戦利得者――渡部昇一 》

2024-04-24 | 04-歴史・文化・社会
戦前「アカ」と疑われて大学を追放された人たちが、戦後はアカデミズムに戻って、しかも大学の世界では位人臣(くらいじんしん)をきわめました。日本が負けたおかげです。日本の敗戦がなければ大学を追われたままでした。彼らが戦前を悪く言い、東京裁判および公職追放を経たあとの戦後を褒めそやすのは当然なのです。 . . . 本文を読む

歴史を裁く愚かさ 《 ヴァイツゼッカー来日発言への疑問――西尾幹二 》

2024-04-24 | 04-歴史・文化・社会
ヴァイツゼッカー前ドイツ大統領が昨年(平成7年)も日本にまいりまして、名古屋で講演がありました。ヴァイツゼッカーさんは、「ナチスの12年間はドイツ史の例外である、あれはナチ党という暴力集団に短期間、ドイツの歴史が占領されただけだ」という、したたかな自己防衛の論理を、招待講演で展開して帰っていきました。大した鉄面皮ですが、こういうことをぬけぬけと主張するのが、じつは世界の常識なのです。 . . . 本文を読む

日本史 鎌倉編 《 新時代の「国民史」が、はじめて登場——谷沢永一 》

2024-04-24 | 04-歴史・文化・社会
大正7年、徳富蘇峰が『近世日本国民史』(講談社学術文庫刊行中)の刊行をはじめる。この蘇峰たるや、ケタはずれの巨人にして、万事にズブトイ性格であったから、各方面に蘇峰ギライを生んでしまった。数え年56歳で、『近世日本国民史』の稿を起こしたのを、老いて大部の著述を企てるべきではないと、厳しく譏(そし)る声も聞かれたが、そこまで言いつのっては酷であろう。 . . . 本文を読む

日本史 古代編 《 悪人なき日本の後宮――渡部昇一 》

2024-04-24 | 04-歴史・文化・社会
光明皇后は西洋流で言うとセイント・コーミョーになると言ったが、その類比を西洋に求めると、どうしてもセイント・ヘレナになる。ヘレナは当時ローマ領であった南イングランドに生まれ、ローマの軍人と結婚して、生まれた子がコンスタンチヌス、つまり、のちのコンスタンチヌス大帝である。彼女の信仰によって、大帝はキリスト教をローマ帝国の国教にし、ほうぼうに大教会を建てさせるのである。 . . . 本文を読む

読む年表 明治~戦後 《 日英同盟成立――渡部昇一 》

2024-04-24 | 04-歴史・文化・社会
イギリスはその頃、南アフリカのボーア戦争に手を焼いていた。英陸軍が東アジアでロシアの南下を抑えることは全く不可能とわかったので、東アジアに信頼できる国を求めていた。イギリスがアジアの植民地を守るためのパートナーとして日本を選んだ背景を考えると、やはり北清事変(ほくしんじへん)でイギリスの日本観が変わったということ以外にありえないのではないか。 . . . 本文を読む

読む年表 明治~戦後 《 北清事変(義和団の乱)——渡部昇一 》

2024-04-24 | 04-歴史・文化・社会
11カ国の公使館員を中心につくられた義勇軍の中で、日本人義勇兵は柴五郎(しばごろう)中佐指揮の下、最も勇敢にして見事な戦いぶりをみせた。事件を取材して『北京籠城』を書いたピーター・フレミングは、「柴中佐は、籠城中のどの士官よりも有能で経験も豊かであったばかりか、誰からも好かれ、尊敬された。日本人の勇気、信頼性、そして明朗さは、籠城者一同の賞賛の的になった」と書いている。 . . . 本文を読む

読む年表 明治~戦後 《 北里柴三郎がノーベル賞候補に――渡部昇一 》

2024-04-24 | 04-歴史・文化・社会
1896年に発足したノーベル賞の第一回医学賞を受賞したのはドイツのベーリングであった。ベーリングと北里とは、同じコッホ博士の研究室の同僚であり、ベーリングの受賞理由となったジフテリア菌の血清療法の研究は、彼が北里と破傷風菌の共同研究を行い、北里が血清療法を創案したことが原点になっているのだから、“本家”の北里にノーベル賞が与えられていても不思議ではなかった。 . . . 本文を読む

人間通 《 引き降ろし――谷沢永一 》

2024-04-24 | 03-自己・信念・努力
嫉妬が究極的に企(たくら)むところは合法的な人殺しである。情容赦なく手加減せず途中で気をゆるめない。人を破滅させるために計略を練るときの秘(ひそ)かな北叟笑(ほくそえ)みは戦慄(せんりつ)的な恭悦(きょうえつ)であろう。誰かを陥(おとしい)れるべき悪謀を企みはじめるや、陶酔して歯止めがきかなくなるのかもしれない。 . . . 本文を読む

向上心 《 物事をすべてよいほうに解釈した男の、「効果抜群」の励まし方――サミュエル・スマイルズ 》

2024-04-24 | 03-自己・信念・努力
評論家シドニー・スミスの話もまた、朗らかな気質の持つ力を教えてくれるよい例である。彼はいつでも物事をよいほうにしか解釈しようとしなかった。すべての雲の裏は金色に光っていることをよく知っていたのである。生まれつきの快活さとスタミナのおかげで健全な精神を一生失わず、年をとって病気に苦しんでいる時にも友人にこう書き送っている。「痛風、喘息の他に七つほどの病気にかかっているが、それ以外はどこも故障はない」。 . . . 本文を読む

自分のための人生 《 価値ある自分を自覚する――ウエイン・W・ダイアー 》

2024-04-24 | 03-自己・信念・努力
何かをやりとげる自分の能力と、自分自身の価値を同一視しないことだ。失業するかもしれないし、ある事業に失敗するかもしれない。あれこれ自分でこなした仕事のやり方が気に入らないかもしれない。しかし、だからと言って自分には価値がないというわけではない。自分の業績にかかわりなく、自分には何らかの価値があるということを、自覚しなければならない。この自覚がなければ、いつまでも自分自身と自分の表面的な行動を混同することになるだろう。 . . . 本文を読む