ゲーム屋生事情

さて、短い間でしたが、今回でゲーム屋事情としての更新は最後になります。

やはり、ゲーム屋をやめてしまって新しいネタがなくなり、
昔の話も思い出しにくくなってしまったので、
この辺で潮時と思います。

本館繰府庵の更新は
引き続きありますので、今後はそちらでお楽しみ下さい。

最後にご覧になった皆様へ。
短い間でしたがつたなくもくだらないブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。

あけましておめでとうございます。

正月のゲーム屋といえばお年玉を持った子供たちが
殺到するのが常だが、
元旦の午前中はそうでもない。

まあ、何所の家でも元旦の午前中くらいは
ゆっくりしていたいものなのだろう。
多少子供が来るくらいで、
本格的な修羅場は午後以降となる。

というか、今にして思えば
家族づれより、子供のみで来る客のほうが
扱いやすかった。

基本的に子供なら一人に対して１本買っていくが、
家族づれ４～５人に対して１～２本多くて３本買っていくかである。
買わない人が来ることによって無駄な混雑にもなるわけであるし、
余計なクレームを起こすのも大人である。

ま、今となっては過去の話。
今年はのんびりと過ごさしてもらおう。

それはそれとして、ライバル店はチラシが入っていたが、
旧職場はチラシを見かけなかったが、
入れてないのか目立たないのか、どちらだ？

こういった時期になるとゲームの新作情報が
トンと出にくくなるのが、少々寂しいところ。

通常の連休ならば次の週にはファミ通など情報誌が出るが、
正月になると２週間も発売しないときがあるので。

とりあえず、今年は年末ぎりぎりまでゲームの発売があり、
個人的にも購入するソフトがある。
ＤＳの「もっと脳を鍛える大人のＤＳトレーニング」である。

前作も、プレイしたのだが、
普段単計算などトンとしないので
良い気分転換になる。

ちなみに今作はタイトルの通り、
前作をプレイした人を対象にして
作られているようなので、
興味をもたれた人は前作からプレイすることをお勧めする。

クリスマス～正月といえば
ゲーム屋おもちゃ屋では一番の稼ぎ時である。

この間に人気商品を切らしていると商売にならないので
昔は仕入れに気を使ったものだ。

クリスマスといえばサンタさんのプレゼントであろう。
当然ウチの店でもプレゼント用に包装ということも多い。

で、そのプレゼントの内容なのだが
これも千差万別である。
ゲーム機本体からオプションまで
包装してくれと言われる物は実に多様である。

ゲーム機本体やゲームソフトは十分だとして
サンタからのクリスマスプレゼントが
「ＧＢＡ用通信ケーブル１本」というのは
子供心に少々傷を負うのではないかと思うがいかがな物か？
当然実話である。

これは親の独断なのか、それとも子供が望んだことなのか
少々気になるとこではあるが、
前者の場合、かなりへこむような気がするが。

また、個人的な意見ではあるが
中古品をサンタさんからのプレゼントにするのも
いかがな物かと思う。
「使い古しかよっ」と幼心に突っ込みを入れるのではないのか？

サンタさんからのプレゼントはいわば「夢」である。
夢のないプレゼントを与えるのはいかがな物かとも思うが、
ゲームソフトが「夢」の有るプレゼントかと問われると
反論に困るところが正直な所である。

一部の商店をのぞき、多くの商店では
一日に開店と閉店を迎える。
当然の如く、店頭には開店時間～閉店時間の表記が
なされているのが、一般的である。

まあ、詳しく営業時間をチェックし覚えておけとは言わないが、
閉店時間が来たことは察していただきたい。

古い話ではあるが、閉店時間をまもなくにむかえ、
さて閉店しようかというぎりぎりのタイミングで客が
入ってくるのは良くあることで、
目的の商品が有りその会計を済ませてすぐに出て行くのなら
何の問題もないのだが、
延々と棚を見て商品を選ぶ客も少なくない。

それでも多くの客は閉店時間がすぎ、
店内の電灯を半分消灯した時点で気づき恥ずかしそうに出て行くのだが、
まれに、気づいた様子もなく棚を見ている客がいたものである。

その状態でも気づかずに延々と選ぶ姿を見ると、
その客の感覚に鈍さに哀れみさえ抱くほどである。
いや、暗視機能が付いていると見て、尊敬するべきなのか？

いづれにせよ、店員の「早よ、出てけ」的な
視線が刺さっているという事実に気づかずにいるという鈍さ、
もしくは気づいていても居続ける図太さは、
社会生活では不要な物であると思われるので、
早急に改善されることを強く望む物である。

一生命体として、今、自分がどういう状況に
立っているかという判断は
危機管理上非常に重要だと思われるので、
こういったことでも細かく察し、
反応していただきたい。

裏事情というほどの物ではないのだが、
接客をしていて客がたまることは良くあること。
コンビニなど昼時は４～５人並んでいることはザラ、
スーパーなど売出しのときなど長蛇の列が出来る。

ま、素直に並んでいるのは問題ない、
店員としてはむしろ少々申し訳なくも思っていた。
が、たまに超越した存在が現れる。
一つは接客している最中に声をかけてくる客である。

これは比較的良く見るタイプの客だが、
状況判断能力に劣るのか、はたまた
接客中の店員が複数の客の要望に
同時に応えられるほど有能に見えるのかは解らないが、
少なくとも一般的日本人の枠を超越する存在であることには
間違いないと思われる。

また、そんな最中に
自分の勘違いで問題を起こす客もまれにいる。
本日、売り出しのチラシがあった電器屋に
出かけていたのだがそこで体験した話である。

売り出しといっても、客は多くなく私の前には
一人のオバハンが並んでいるだけだった。
そのオバハンはチラシについていた割引券を持ってきていたのだが、
その割引券の内容は
「当店展示品のうちの指定商品はさらに値引き」
という物で読んで字のごとく
「店頭で指定してある商品はこのクーポン券によってさらに値引きします」
というもの。

オバハンは何を勘違いしたか、どう読んだのか、
「店頭のもの全てはクーポン券によりさらに値引き」
という解釈をしたらしく、店員にごねだす。

いや、羨ましいほど都合のいい考え方である。
きっと成績も都合のいいように解釈していたに違いない。
行間を読めという難しいことはいわないが、
せめて書いてある文面ぐらいは十分に理解していただきたい物である。

そのオバハンのため数分待たされた挙句、
結局他のレジに移動することになった。
まったく、以前「オバタリアン」という言葉があったが
しばらくぶりにそれを思い出す出来事だった。

かように、世の中には超越した存在が多くある。
諸兄もこのような被害に巻き込まれないように注意されたし。

Ｘ－ＢＯＸ３６０の売れ具合がどんなものか気になり、
旧職場に顔を出して聞いてみる。

アンサー
予約分を除いて、１台のみの販売とのこと。
やはり、ＤＯＡ４の発売が延びたのが効いているようだ。

全国的に見ても売れ行きの伸びは悪いようである。
この悪さは旧職場にしてみればＧＢミクロと同程度。
だが、Ｘ－ＢＯＸ３６０のほうが予約が
それなりに入っていた分、ましだろう。

年末にＤＯＡ４が発売されれば多少は
動くようになるのではないだろうか。

Ｘ－ＢＯＸ３６０が発売した。
とはいっても、ＤＯＡ４やｅＭなど発売が延びてしまったので
決して幸先の良いスタートでは無いかと思う。

発売に伴ってＴＶＣＭを良く見かけるが、
イメージ性が強くわかる人にしか
わからないＣＭになっていると思う。

「ゲームはハイデフへ」とか言われても
そういったＡＶ用語に弱い人間には
「ハイデフって何？」という状況でも
あるかと思うがいかがな物か？

下手をすると新しいゲーム機が発売したことさえも
伝わらないのではないか？
これでは３月までに３００万台売るというのも
難しいかと思うのだが。

その点ニンテンドーＤＳは解りやすいＣＭしていたと
今になって思う。
ウタダが何か面白そうなことをやっている姿は
十分にインパクトもあり、解りやすかった。

ローグギャラクシーをただいまプレイ中。

いや、良く出来てると思う。
グラフィックも上質。
戦闘はアクションなのだが、操作は簡単。
ただ、章が進むいきなり敵が強くなる傾向があるので注意。

アイテム合成などやりこみ要素も強く、
インセクトロンは本編そっちのけで熱中中。
デザインがなかなか愛らしくてよい。

シームレスということだが、
画面が暗転しないだけで結構読み込んでる。
ま、ゲームが止まることはそう無いが。

ちなみにムービー中に一度完全に止まった。
読み込みしなくなったということ。
どうもうちのＰＳ２と少々相性が良くないのかもしれない。

良くゲーム屋では売り切れと出ていることがあるが、
必ずしも本当に売り切れているとは限らない。

特に広告が入る時期になるとなおさらである。
広告の売り出しようにある程度掲載ソフトの
在庫確保が必要なので、在庫があっても
売り切れとしていることがある。

また、買取して掃除がすんでいない中古の場合も
同様に売り切れのままである。
この場合は、運がよければすぐに掃除され店頭に陳列されるのだ。

ということで、店頭で売り切れと出ているものでも
運がよければ購入できる可能性があるので、
臆さすに店員に問い合わせてみるのが良い。

前者の場合は断られることがほとんどだが、
後者の場合はすぐに掃除して提供してくれるはずである。

もっとも、どんな場合も店員の気分しだいという
可能性は否定できないが。