徒然日記

日々の記憶

そば切 桔香草

2014-03-13 15:00:04 | ランチ@江南あたり
店の表に積み上げられた蒔きと黒いストーブが印象的な蕎麦屋さんでした。

昼のランチは五種類くらい。
頼んだのは、もりそばランチ。
もりそば、ころそば、かけそばから選び、これに野菜の天ぷら(結構たっぷり
)、蕎麦がゆ又はご飯又はいなり寿司と中々豪華で840円はお値打ち。



蕎麦がゆは麦飯のだし茶漬けといったもので、一目見て「え⁈麦~?」と思ったものの、これが病みつきになりそう。絶対にまたこの味が欲しくなって食べに来るなと思いました。
そして、メインのもりそばはというと、かなり細めで腰もツヤもありきりりと冷えています。安曇野で食べて以来のおいしさ。
今度は夫を連れて来ようと思ったけど、混んでそう~

一宮市大赤見字西四氏2番地
水曜日定休
予約 0586-73-6886

CRAZE! @一宮

2014-03-13 14:41:19 | モーニング@江南あたり
今日は評判の「炉ハス」にモーニングに連れていってもらうつもりが、行ってみたらお休み
車は一宮方面に向かっているので、「クローチェ」に行くことにしましたが、その道中にあるカフェがどうも見覚えがあります。と言っても写真で見た記憶なので、誰かのブログででも見たのかも?
というわけで、急遽そこへ入ることにしました。
四角い建物でなんとなくおしゃれなのかな?


モーニングはたくさん種類があります。


フレンチトーストも捨てがたいけど、サラダがつかないというので、サンドウィッチにしました。



一宮モーニングにしては量は少なめですが、おいしかったです。



咲倉

2014-03-02 14:03:49 | モーニング@江南あたり

すっかり放置してました。 其の間、生活も変化変化。一言では書き綴れませんが、とりあえず最近の記録として、 モーニングサービス。いわゆる一宮モーニングに始まった尾張地方のモーニング。 今日は日曜日とあって夫と出かけた先は、咲倉珈琲館。 一時お休みしてましたが再開しました。 モーニングは10種類。 私は黒ゴマトースト、夫はハムサンドにしました。

珈琲、紅茶(ポット)ともに380円。

営業時間 7:30~

 

 


フェルマーの最終定理

2010-02-15 07:29:50 | 
マイミクのサミーちゃんが、アインシュタインの目だったか?何かで、リーマン予想についてやっていて、思いがけず面白かったという話をしてくれたのは先々月くらいだったでしょうか。その時は、「数学なんてとてもとても。。」と思ったものですが、実にタイムリーというか、ある本好きな友人がブログで「フェルマーの最終定理」という本について、すごくよかったと紹介していたのです。
 そろそろ図書館の本の予約も底をついてきたので、次の予約を入れるついでに、ものは試しと件の本も予約しました。
 続けざまに5冊ほども予約本が届き、次々と道尾秀介作品を読んだ後に、読み物がなくなってしまい、小説以外には食指が動かない私ですが、仕方なく手に取ったのが、この「フェルマーの最終定理 ~ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで~」です。

 いやいや手に取った本ですが、数ページ読むうちに、思いもかけない魅力にとりつかれてしまいました。なんとも実に興味深いのです。こういうのをドキュメンタリーというのでしょうか。数学者たちの三世紀に及ぶ探求の過程が丁寧に説明されているのです。普通なら、数学嫌いの私にとって、そんな本を読むことは苦痛以外のなにものでもないはずです。
 ところが、フェルマーの最終定理には、とてつもなくドラマチックな物語がこれでもかというほどにちりばめられていました。

 フェルマーの最終定理はは、問題そのものを理解するのは簡単です。ピタゴラスの定理に端を発しているのですが、17世紀にフェルマーはその答えを知っているという思わせぶりなメモを残しました。そして、ここが重要なのですが、答えそのものは記さなかったのです。

 ピタゴラスの定理

 Xの2乗+Yの2乗=Zの2乗

 中学で習う直角三角形の定理のことです。

 この2乗の2の部分をnにおきかえて、nが2よりも大きいとき、整数解をもたない。というのが、フェルマーの最終定理です。
 

 ここから始まる探求劇の記録によって、私は数学の美に心なしか触れることができたように思います。食わず嫌いのものの本当のよさに気付けるというのは、人生において、どれほど価値のある嬉しいことでしょう。
 そういえば、小川洋子の「博士の愛した数式」にも数論について解かれた部分がありましたが、あれと似たような興奮と言ってもいいでしょうか。

 「自然という書物は数学の言葉で書かれている」と言われるそうですが、なるほどそれを納得させるような例や、またあるときは、数学者は決して直感やインスピレーションでモノを言わないと言われる理由もわかりました。

 例えばピタゴラスは自然現象を支配する数学規則をはじめて明らかにし、数学と科学は基本的なところでつながっていることを示したそうですが、それを示す例があります。いろいろな川の実際の長さと、水源から河口までの直線距離との比は、ほぼ3.14になる。これは、つまりπです。どうしてそうなるかというわけを、本書では実にわかりやすく説明してくれます。

 また直感について。こんな例がありました。

 サッカーのふたつのチームと審判ひとりを合わせた23人の中で、同じ誕生日を持つ人がいる確立はどのくらいだろうかという問題です。人間は23人しかいないのに対して、誕生日には365通りもの選択肢があるのだから、誕生日が一致する人間などいそうにない。ほとんどの人は10%以下だと答えるのではないでしょうか。私も直感的にそう思いました。
 
 ところが数学的な確率論によると、50%を超えるといいます。確かに誕生日になりうる日にちは365日もありますが、誕生日が同じ人というのは、同じ誕生日を持つペアを作るということに他なりません。23人の人がペアを作る組み合わせは253通りになります。確かに中学の数学では、2÷(23×22)で計算できると習いましたね。
 なるほど、365分の253なので、50%をはるかに超えています。

 こんな例がこれでもかというほどに出てきます。どの問題もパズルみたいでわくわくするではありませんか。

 こうして徐々にフェルマーの最終定理に迫っていくのです。ワイルズ少年が10歳の時に出会い、必ずや証明してみせると誓ったフェルマーの定理は、確かに少し頑張れば証明できそうな気がします。それが実に三世紀分たっぷりの数学が徐々に枝葉を集めていくのです。そこには、人の死や詐欺まがいの事件を織り込んだ味わい深い歴史がありました。

 この本を読んで、十数年前に「蒼穹の昴」を読んで以来の深い感動を得たことをここに残しておきたいと思います。そして、この本を読む上で最低限の数学の基礎知識を与えてくれた中学、高校の数学というものに、生まれてはじめての感謝を。

携帯不携帯

2010-02-14 07:29:30 | 
無事に担任生活を終え、ほっとしたところ、急に思いついて愛媛の実家に行ってきました。いつもなら前もって旅行会社で買っておくキップも買いに行く暇もないくらい急な話。
 
 最寄の駅までは夫に送ってもらおうと7時過ぎに家を出るつもりでしたが、夫も娘も口を揃えていいます。「お母さんにあの満員電車は無理だ。」そうです。お願いだから特急の座席指定で行ってくれという夫の言葉に従って(けちな私は名古屋までの座席指定料金がもったいないの)、窓口でミューチケットを買って特急電車に乗り込みました。

 はあ、やでやでと腰を下ろし、バッグの整理をはじめました。毛皮でできたころんとしたバッグは、今年買ったものですが、使い慣れてないので入れにくい。大きさのわりにあまりたくさん入らなくて、下手すると中のものが転がり落ちそうなのです。

 そこではて?と何かが足りないことに気付きました。えっと・・・。何がないんだっけ?

 あまりにもおまぬけですが、携帯がありません。もしかして、さっきミューチケットを買ったときにバッグから転がり落ちた?いや、その前にトランパスカードを買ったときもなんだか焦ってたから、落ちても気付かなかったかもしれない。。

 うわん。どうしよう~~~。引き返すべき?でも、駅にある保証はないし。。などとパニクッテいたところに、駅員さんが特急券の点検にやってきました。もう藁にもすがる思いで、

 「すみません。K南駅の電話番号が知りたいんですが。。携帯を落としたかもしれないので。」というと、一瞬困った顔をした駅員さんですが、

 「あ。。。すぐにわからないので、ちょっと調べてきます。」と後方に消えていきました。しばらくして、

 「すみません。こんなコンビニのレシートの裏で申し訳ないんですが。。」といいながら、駅の番号らしきものを書いてあるまさにコンビニのレシートを手渡してくれました。

 まあ、手帳の切れ端もないのね。というより、駅の電話番号なんてすぐにわかると思ったけど、思ったより大変なことを聞いてしまったのねと、なんだか申し訳ない気持ちになりました。

 その上、直接電話をかけるよりも、名古屋駅の遺失物係で聞けば、そこで問い合わせてもらえるということも教えていただきました。

 なるほどねえ。私ったらせっかちだわ。

 ところが、その遺失物係で聞いてみましたが、そのような携帯は届いてないとのこと。ということは、最悪の場合、だれかが拾って取ってしまったのかもしれない。まだ、分割払い中の形態なのに・・・。よい場合、送ってもらった夫の車に私が置いてきてしまった。。後部座席に乗っていたので、夫はまだ気付いてないのかも。

 さて、夫に聞いてみようにも、夫の携帯番号なんて覚えてません。一生懸命考えて、唯一手がかりになりそうな番号を思い出せたのは、叔母の家の自宅。

 まず叔母の自宅に電話をかけて、叔母から実家の母親に電話してもらって、夫の携帯番号を聞き出してもらおう。

 そんなわけで、新幹線のチケットをまずはゲットしてから、公衆電話を探しました。ああ、小銭がない。まずは、コンビニでお茶でも買って崩してもらって・・・・。ああ、時間がない。

 焦りながらもとりあえず、叔母に連絡はつきました。叔母が母に電話をかけてくれている間に、私は新幹線に乗り込みました。新幹線が来る直前まで、番号案内に電話をかけて、夫の会社の番号を聞いたりしてました。ホームはうるさくてなかなか聞き取れません。もう焦ることばかり。それにしても驚いたことに、公衆電話から番号案内にかけると、もれなく百円取られるのですね。

 新幹線に乗ったら、電話ボックスがあって静かに電話がかけられると思っていたのだけど、これがまた大違い。私の座席のある6号車から4号車まで歩いていって、やっとたどりついた公衆電話はカードオンリーですって。今時、テレフォンカードなんて持ってないわよ。

 そこへまた運よく乗務員の人が通りかかりました。

 「すみませんが、カード式じゃない電話はどこにあるんでしょう。」

 「いや、申し訳ありません。この列車の電話はすべてカード式なんです。」

 「えええ~~っ。そうなんですか。それじゃあ、、、、カードはどこで買えるんでしょう。」

 「えっと、12号車になりますね。そこの公衆電話の横にカードの自販機があります。」

 「ここは・・・3号車だから、12号車は・・・・ここ?」

 と、列車の車両案内の図を指差しながら、途方にくれてしまいました。なんて遠いんでしょう。

 私のその様子を哀れに思われたのか、その駅員さんがおずおずと手を差し出すではありませんか。なんと、その手にはケイタイデンワがありました。

 ああ、憧れのケイタイデンワ。これさえあれば、小銭を用意することもなく、どこからでも自由に電話がかけられる。ああ、素敵な携帯電話。

 とはいえ、これをどうしろと?と目で問うと、

 「よかったら、この電話を使ってください。」

 なんて親切なんでしょう~~。信じられない思いです。

 「でも、どうやってお返ししたら?」

 「また、お座席まで伺いますから、どうぞ持っててください。」ですって。

 JRのサービスも捨てたもんじゃないわ~~と感謝感激とはこのことね。

 貸してくださった携帯電話はwinと書いてありました。これってau?ちゃっかりと発着歴なんかものぞいてみました。(笑)
 ○○発着(上り)とか(下り)とかそういうのばかり。その後に私がかけた2件の番号が残ってしまいました。

 車掌さんの携帯電話のおかげで無事に夫に連絡がつき、携帯電話を止めてもらうよう伝えることができました。どこにあるにせよ、これで一安心です。

 戻ってみえた車掌さんに「お支払いはおいくらしましょう」と聞くと、「とんでもない。これは仕事用ですから、そんなご心配は無用ですよ。」と言ってくださいました。本当に助かったので、深々と頭をさげると、なんだか車掌さんも真っ赤な顔をして「いえいえ」などとおっしゃいます。きっと車掌さんもいいことをしてうれしかったのかな?なんて自分のドジを棚にあげて、なんだかほほえましい気持ちになってしまいました。

 後はもう、携帯のない実家生活を送る覚悟を決めてしまえばこわいものはそうありません。携帯がないとわかったときの、あの焦りはなんだったのでしょう。

 ちょっぴり退屈だったけど、かりんとうを食べながら、本を読みふけりつつ、列車の旅は思ったより満喫できたのでした。

 そうそう、結局、私の携帯は夫の車の中に忘れていたようです。えらそうにしててもこれだからなと夫が笑っているかと思うとちょっと悔しかったけれど、まあしょうがないですね。

走りました

2010-02-02 07:32:14 | 仕事
今週は持久走週間で、面倒だなあと思っていたら、朝から小雨が降りだしてしめしめ。それが、学校に着くころにはやんでるし・・・。(;´Д`)

 この寒いのに、運動場に出て、並ばせて、声はりあげて健康観察して、準備体操、そして運動場をぐるぐる走らせます。今までは、走ってくる子に「1周~、2周~。がんばれ、がんばれ」などと声をかけていただけですが、こう寒いとじっとしてるのやだ。とうとう、生徒と一緒に走りました。励ましてるふりして、一緒に走ろうと思ったのですが、あれれ?一年生でも速い子には、離される。うそぉ~~。よっぽど鈍ってるのね、今の私。
 たった3分なのに、背中に汗かきました。。これで冷えたら風邪ひきそうってくらい。

 でも、こうやって慣らしていけば、ふふん。すぐにへっちゃらで走れるようになるね。これはいい機会だと思うことにしよう~などと、強気なことを思っていたのです。

 そして、下校の時間。

 運動場に学年で集合して、登校班が揃ったところから帰します。これが30分くらいかかるの。ああ、やっかい。
 それでも、班長さんが、「赤の1班、揃いました」などと言いに来たら、「はい、明日も元気に登校しましょう。さよおなら。」という決まり文句を言えば、一班ずつですが着実にバイバイです。
 
 今日の場合、うちのクラスだけ早めに来すぎて随分待ったけど、おかげでみんな「ひゃっほう~~」と遊びはじめて大変だったけど、おいかけっこがはじまって、案の定誰かが転んで保健室に連れて行ったり、事情を聞いたり、なだめたりすかしたり、大変だったけど。。。
 それでも、そのうちに後に2クラスもやってきて、ぼちぼちと決まり文句が飛び交い始めたころ。。

 「せんせ~~!!!みちおさんがひとりで帰ってしまいましたー。」

 「ええ?どういうこと?みちおさんはあなたの班でしょ?どうして?」

 「わかんないけど、帰ってしまった。。」

 「それいつのこと?」 「たったさっき。」

 子供の言うたったさっきがいつのことやらわかりませんが、最後の言葉を聞くや聞かずやのうちに走り出しました。
 危なすぎる~~。だって、その子、ブラジル人で、こちらの言ってることどのくらい理解してるかわかんないような子なんですもの。
 そんな孫を心配して、おばあさんが毎朝のようにやってくる珍しい家庭。

 そして、本来は学童なんだけど、やめたいからみんなと帰してほしいとおばあさんが言って来たのが先々週のこと。
 「わかりました。同じ登校班の子を調べて、一緒のグループで帰しますね。」と答えると、いやいやそうじゃないと手を振ります。

 「こっちだめ。こっち周りのグループにして」と右手と左手の大きな手振りで言われるのですが、こっちとかあっちとか???私土地鑑がないんですよ。。

 わたし「えっと・・こっちというのは、どっち?」

 おばあさん「だから、こっちから周って帰る道。あっちは、大通りをひとりで渡るようになるから、こっちのグループと一緒にして。交差点におとさん迎えにくる。」というようなことを何度も何度も聞いてやっとわかった。

 おばあさん、本人以上に日本語が怪しい。

 そうそう、小学校は古墳に建っているので、いわば丘の上にある。一度その丘を降りて、普通の道に上がっていくのに二通りの道があるらしい。道を知らない私と、日本語を思い切りはしょって話すおばあさん。意思の疎通が難しいのなんのって。

 それでもどうにか赤の軍団じゃなくて、黄色軍団に入るのねと理解して、そのように班の子にも話したところだったのです。

 そんなこだわりのある保護者さん、ひとりで帰らせたなんてことになったら大変。しかも、ひとりで帰っちゃいけないってのに帰っちゃうくらいだから、どこへ向かっていくやらわからない。。

 校門までダッシュしたところで、畑をぐるりと回って小道を歩いてる子供たちを発見。顔は見えないけど、あの派手な黄緑色のダウンは太郎さんのものだ。
 聞こえるか?と思ったけど、いちかばちかで 「太郎さあああ~~ん。」 

 お?こっちを振り向いた。私の大声もたいしたものです。聞こえるんだなあ。。あんなところまで。そういえば、この間も、2階の校舎から運動場の端っこにいる子供の名前を呼んだら聞こえてしまって、我ながら驚いた。いつのまに、こんな大声になってしまったんだろう。。

 それはともかく、太郎さん私が呼んだのに答えて手を振ってる。いや、そうじゃない。

 「みちおさん、見なかったああああ~~???」

 「いるよおおおお~~。」

 「つかまえてえええ」

 「いやあ、無理いいいい。だいぶ先だし。」

 「大声で呼んでつかまえて~~~~」

 私の必死さが伝わったのか、その太郎さん、自分のダウンジャケットをもうひとりの友人に預けて走り出してくれました。

 おお、頼もしい。私も駆け下ります。そして、すぐに上り坂。うっ、きつい。。。

 前を行く太郎さんにすら追いつけない。太郎さん、持久走も速かったもんなぁ。。

 ちょっと苦しい~~~。もうだめ。。

 と思ったところに顔をあげると、はるか先に太郎さんが男の子と立っています。

 「それだれ?みちおさん?ひーひー、はーはー」

 「つかまえたよ~~」

 「うそお~~~、ありがとう~~。そこで待ってて。手を離さないで~~」

 やっと追いつきました。太郎さんもまだ真っ赤な顔をしてヒーヒー言ってます。

 「ごめんね。ありがとね~。だいじょうぶ?」と声をかけると「だいじょうぶ」とひと言いって、にやりと笑って帰っていきました。いい子だ。明日からあんまり怒らないであげよう。

 そして、みちおさん。「どうしてひとりで帰ったりするの?」

 「ひとりじゃないよ。セバスチャンと一緒だったよ。」

 あ、そういえばセバスチャンも今日は学童を休むってさっき誰かが言ってた。

 「でも、セバスチャンは同じ班じゃないでしょ。」 (というか、セバスチャンも勝手行動か。)

 「うん、違うよ。でもセバスチャンと一緒だった。」

 「だめだって。同じ班の子が心配して、学校で待ってるよ。」

 「待ってないよ。先帰ったよ。」

 「いや、帰ってないよ。待ってるんだって。」

 などと禅問答のような会話をしながら学校に戻った頃にはやっと息も戻りましたが。。今日は朝と夕とよく走りました。


 その後、職員室で採点をしていたら、背中が痛い・・・急に走ったせいで筋肉痛なのね。。なんとも弱い。明日から距離を増やそうなんて、甘かったなぁ。。。

おもらしじゃないけど

2010-01-26 07:33:36 | 仕事
お隣のクラス、三つ子のうちのひとりが、ベランダでおしっこをしたんだそうです。

 おもらしじゃなくて、わざとでもなくて、トイレに間に合わなかったのだとか・・・。教室でしなかったことを誉めるべきなのか?お隣の教諭のそのときの対応を聞いてみたかったのですが、張本人よりも、周りに集まってきたやじ馬を叱るのに大わらわだったそうです。
 「大声出してすみませんでした。」と言われたけれど、いやいや、明日はわが身です。

 というか、こちらのほうがトイレ問題深刻。途中でトイレに行きたいと思っても、とにかく時間がとれないのです。
 休み時間は、先生に言いたいことがある子たちが、列を作ってます。
 「先生、あのさ、あのさ、あのさ、あのさ、、、、ええとね、あのさ、あのさ、あのさ・・・」

 「はいはい。あのさはもうわかったから、その続きを言ってね。」

 「うん、わかった。あのさ、あのさ、あのさ、あのさ・・・・・・」以下つづく。。

 「はい、わかった。あのさの続きを思い出したら、言いに来てね。」

 はい、次は?

 「先生、○○さんが後ろで泣いてます。△△さんが泣かせました。」

 ほっときたい・・・・というわけにもいかず。。

 仲裁すること5分。

 はい、次。

 「先生、○○さんが、ベランダから身体を乗り出しています。」

 ぎゃああ~~~~~!!!

 「こらぁ!!!! ちょっとそこ!なにやってんの。」

 はあはあ。。

 はい、次。

 「先生、さっきの続き思い出したで。」

 「うん、なんだった?」

 「それがさ、あのさ、あのさ、昨日の夜さ、僕、野菜食べた。」

 「ほぉ~~~えらかったねえええ。」 これだけじゃ、対応冷たい?と思いなおし、

 「なんの野菜?」

 「うんとね、ええとね、よくわかんないけど、キャベツみたいなの。」

 野菜嫌いで、野菜が入ってるだけでお汁を飲むこともできないのに?

 「どうやって、食べたの?」

 「こうやって、一枚ずつむいで食べた。。」

 お願い、調理してやって。

 この人、身長120cmにして、私と同じ体重なのよ。

 はい、お次は?

 「先生、男の子たちが、ストーブのとこでしちゃいけないことしてます。」

 なんだ??と行ってみると?

 紙のマスクをストーブの火で燃やそうとしているところ。


 「こらぁ~~!!!」

 あの・・・私、人格変わりそうなんですが。。

 そして、唯一、トイレにいくチャンスだった20分休み終了です。

 「日直さん、あいさつ~~」と叫びつつ、走り回るふたり組を3セットほど捕獲。

 はあ、はあ、はあ。。。

 それから、全員にむけて説教。。

 仏の微笑み、マリア様の微笑みの先生なんて、夢のまた夢です。。

 

父兄からの電話

2010-01-17 07:35:37 | 仕事
 はじめての担任生活もやっとこさ1週間(実際は成人の日があったので4日間ですが)が、無事に過ぎました。

 最初の二日間は、やれやれ終わったと思って、職員室に戻ってくると、「○○さんのお母さんから電話あり。折り返ししてください。」なんてメモがあり。

 ひぇ~~いきなり父兄に電話ですかい!

 同じ学年の先生に対応の仕方を一応教わる。とにかく、こちらが悪くなくても低姿勢で・・・。どんなことを言われても、「情報ありがとうございました。」とありがたがる。なんですと。

 しかも職員室の電話って、教頭先生の目の前にあるの。会話の内容、丸聞こえじゃん。やりにくいわ・・・・。
 
 それでも仕方ないので、おそるおそるかけると、

「宿題にケド(計算ドリル)の2とありましたが、まだドリルもらってないんじゃないでしょうか。」

 そうなんです。ドリルが新学期ごとに新しくなると知らなかったので、てっきりみんな今までのドリルをやるんだと思ってました。職員室の机の足元のダンボールを探ると、新しいドリルが出てきました。(;´Д`)

 次の日に提出された宿題は、ご丁寧にも前の学期のドリル2をノートにしてきたものがたくさん。みんなまじめなのね。。

 
 さて、次の電話は、
「うちの子の予定帳、何も書いてないんですけど。先生は、予定帳のチェックもしてくださらないんですか?」

 私「えっと・・・予定帳は昼休み前に書いて、書けた子から私のところに出して、それから遊びに行くってことになってたんですけど。。出してある予定帳の中身は点検したんですが。。それじゃあ、出されてなかったんですね。」 ←ちょっと嫌味?爆

 「あ。。。そういうことですか。」 自分の子だけ、ちゃんとしてなかったことに動揺してる様子です。(笑)

 そこであえての、低姿勢。

 「申し訳ありません。出してるかどうかのチェックをしてませんでした。それじゃあ、お手数かけますが、今からお知らせさせていただいていいでしょうか。」

 「はいはい。お願いします。」

 「一時間目、なにそれ・・・以上です。本当に申し訳ありませんでした。よろしくお願いいたします。(ペコペコ)」

 無事終了。

 次の電話。

 母 「うちの子が算数の教科書がないんです。授業中に先生に出してから、返してもらってないっていうんです。ランドセルにもはいってないし。」

 私 「いえ、教科書は○付けをしてから返してるんですが。」

 母 「(え?なに?もらったの?それじゃあ、どうしてないの?忘れてきたんじゃないの?)
     なんか返してもらったって言ってます。それじゃあ、どうしてランドセルに入ってないんでしょう。」

 知らんがな。。。。

 私 「教室の机の中に忘れてきたのかもしれませんね。」

 母 「いえ、ランドセルには入れたって言ってるんです。ああ、そうだ。妹が出していたずらしたのかも??」

 私 「今日、お使いになられますか?宿題では教科書は使わないので必要ないですが、復習とかされたいってことですか?」

 母 「いやそうじゃないけど。。でも、このままずっとなかったら困りますし。。それに、下敷きもはさんだままだって。。ないんですよ。」

 永遠に続きそうな電話。。

 私 「それじゃあ、今から教室にいって確認してきます。またご連絡します。」
 

 母 「ああ。。はいはい。すみません。宜しくお願いします。」

 走っていってきました。

 はい、ありました。教科書と下敷き。

 忘れてるの人のせいにするんじゃないよ!!!

 そういえば、親が恐ろしいのでしょうか。人のせいにする子が多い気がします。
先日も、計算カードを配って、すぐに名前を書くように言ったのですが、集めてみると名前なしさんがいます。
 その子が言うことには、「私はちゃんと書いたのに、だれかが消したんです。」
 よくもまぁ~~~。。
 「いいえ、誰も消しません。あ・な・たが書いてないんです!!!」ときつく言いましたが。


 話は逸れましたが、電話に関しては次の日も同じような感じでありました。
 
 それからは、すべての提出物を出してるかどうかのチェックもするようにしました。名簿大活躍!! イコール、ああ、面倒くさい。

 帰りには、忘れ物はないかとくどいくらいに確認します。

 宿題に関するもので渡し忘れがないかも、2度3度と確認。

 とにかく、確認、確認生活。

 でも、こういう念には念をってこと、今までの私にはなかったことなので、ある意味いいことかもしれません。私も少しは成長してるかしらん。そう思えば、この年になって成長させてもらえてるんだから、ありがたいことです。

4ヶ月で習得

2010-01-10 07:37:16 | 仕事
担任生活初日は、なんとか無事に終わったようです。

 細かいことはまたにして、ちょっと驚いたこと。

 始業式では、校長の話の後、2,4,6年生の3人の生徒が壇上に上がり、マイクを持ってスピーチをしました。内容は、昨年自分が頑張ったことと、今年の抱負みたいな感じです。

 2年生の男の子は、算数でいつも「きっちりコース」を選んでいたのだそうです。、先生やお母さんに「○○くんなら、チャレンジコースでもやれるよ。頑張ってみたら。」と言われても、基礎をきちんとやればいいやと思ってたのだそうですが。
 それが何のきっかけだったか、「チャレンジコース」に挑戦してみたら、算数の奥深さがよくわかり、算数が大好きになって、もっともっと詳しく算数を勉強したくなったので、これからは、なんでも自分でできないと思わずに、どんどんいろんなことにチャレンジしていきたいというようなことを話してくれました。

 なんと2年生ですよ~~。しっかりした話の内容とそれにもまさる堂々とした話しぶりに感心しました。

 そして、4年生は読書が好きな女の子で、ある本についての感想です。今のところ図書カード7枚目なので、3学期中には10枚目まで借りたいというような決意でした。
 
 昔の私を見るみたいだなあ。。と思いながら聞いてました。

 そういえば、私は4年生の時にいきなり読書で表彰されたのです。なんでも市内でもっとも本を読んだ数が多いのだとか。本ばかり読むといっては叱られる人生で、本を読んで誉められるなんて思いもしなかったので、そんなことで表彰してもらえるのかと驚くやら嬉しいやらの複雑な気持ちでした。。

 そして、6年生のすらりとした女の子。この子がびっくりの張本人だったのです。

 日本人離れした体型と、少し黒い肌の色をしていたので、話せるのかしらと心配しましたが、 はじめて班長になって、責任をもって頑張れたことがうれしかったというような話をしてくれました。

  ブラジル国籍らしいのですが、とてもスラスラと流暢に話します。見た目も国籍も日本人じゃないけど、きっと日本で生まれ育ったのね。と思っていたところ。。。

 夕方の職員会議で教務主任の先生が言うことには、彼女は転校生で、最初、日本語はまったく!ひと言もわからなかったのだそうです。
 というか、日本語どころか、マナーもまったくなってない野生児で、一時はどうしたものかと思ったけれど、本人の努力と親御さんの強力でここまでなったのだとか。
 教務主任は、よくぞここまで・・・と涙ながらにというのは大げさですが、そんな感じでした。

 ところが、さらに驚いたことには、転校してきたのは昨年の9月なんですって!つまり4ヶ月ですよ、まだ。

 外国人特有の変なアクセントとかイントネーションなんてまったくなくて、下手な日本人より綺麗に話すんですよ。

 学校で10年も勉強して、その上さらに、英語に何十万も払ってる私って・・・と思ってしまいましたが。

 私に足りないのは、努力?それとも若さ?それとも言語に対する素養???はぁ~~~。

何から何まで

2010-01-07 07:39:34 | 仕事
 いよいよ明日から、代理の1年生担任を受け持つことになるわけで、今日はその打ち合わせに行ってきました。
 
 私は1年2組で、学年主任の代理ということで、もっとも厄介なクラスなんだそうです。(;´Д`)

 両隣の先生はお二人ともとても綺麗な!という以外は、形容の仕様がないような、心優しそうな方々。こんなおとなしそうな人に一年生の担任が勤まっているのだから、気の弱い私でもなんとかなるかしらと思えそうな面持ちです。

 さて、明日は始業式。その後、学活、書初め、学活、給食、お掃除、一斉下校となっているそうです。初日から盛りだくさんだなあ。。

 そして、驚いたことに、その段取り。

 始業式は8:50に始まるので、40分には並び終わってないといけない。
 そのためには、35分にはトイレにいって、並ばせ始める。
 そのためには、30分に席を立ち始める。
 そのためには、朝の会は20分に始めて、健康観察と先生の話だけをちゃっちゃと終わらせる。
 そのためには、15分にはトイレに行かせて、席に着かせる。

 というような流れなんだそうで。

 いやあ、私、今までその8:15に家を出てたんですが・・・・。(泣)

 というより、なんだ。この押せ押せの時間配分は。

 「けいさんかあど」も、台紙をふたつに折って、その中に用紙を貼っていくのですが、その台紙は教師があらかじめ折っておくんだそうです。
 そして、子供が糊付けしてきた用紙を、先生がきちんと真ん中に貼ってあげるんですって。

 なんかめんどくさ~~~!!!

 書初めは、お習字ではなくて、鉛筆でお手本を見て書くだけなのですが、それも手順を拡大して黒板に貼っておくんだそうです。
 内容は、
 1.きもちをこめてていねいにかく。
 2.かみはひとりいちまい。
 3.けしごむはつかわない。
 4.できたらせんせいにもっていく。
 5.ごうかくしたら、まわりにのりをつける。
 6.またせんせいにもっていく。
 7.せんせいがだいしにはる。

 ここまでしないとできないのね。

 なんかめんどくさ~~~!!!
 

 何があろうと保母さんだけにはなりたくないと、後2つ単位をとれば幼稚園教諭の免許も取れるところをあえて取らなかった私なのに。保育園児に毛が生えたような子供たちのお世話をすることになろうとは思わなかった。

 人生なんのトラップが待ち受けているかわかりません。

旅行にいくぞ

2009-07-23 09:41:15 | 
 いつもは旅行に行くかどうかで迷うのだけど、今回は違う。夫の退職記念ということもあったし、私のバイトはなんといっても夏休みがあるのだということもあって、夏のはじめには是非家族で旅行に行きたいなあと思っていたのだ。娘も高校生になって、家族三人で出かけられる最後のチャンスかもしれないしね。それに、常々娘から「なんで私だけ海外旅行したことないの~~」などと言われてたのもあって、手近な海外に行こうと思ったわけ。

 実は昨年あたりから密かに海外旅行計画を練っていたのだけど、その頃はただひたすらにクルーズ旅行がいいなあと。だって、ヨーロッパのほうとか行ったことないけど、毎朝鞄をつめて、バスや列車で大陸横断みたいなのは絶対ごめんだというか、私には無理と思っていたので。
 それに、クルーズだったらなんだかゆったりのんびりとしてるから、実母も一緒に行けるんじゃないかなあとか。
 このクルーズを予定してたのは、春は3月くらい。高校受験も終わって、のんびりしてる頃だろうとたかをくくっていたのだが、なんの。高校生になる春って、めちゃくちゃ忙しいみたい。そりゃあ、私学を推薦で受かってるような子は余裕いっぱいなんだけど、うちの場合は公立を二つとも受けるという最後の最後まで息も継げない春。やっと終わったと思ったら、やれ説明会だ、入学式までの宿題だと、まるで一日たりと自由になる時間はないという感じ。
 これじゃあ、この春休みのどこに2週間なんてクルーズの時間がとれるのよ。

 というわけで、春休みのクルーズはあっけなく玉砕だった。

 そして、満を持してというわけでもないだろうが、むくむくと持ち上がったのが今回の旅行だ。

 夫と娘の要望を聞くと、ふたりともイタリアかフランスがいいって。そっか~~。せっかくだものね、とパンフレットをもらいに行く。

 ところがやはり思った通り。日程がハードなのよ。一日の移動時間が300kmとか涼しい顔をして書いてある。これだけバス移動するの?もともと観光があまり興味ない私にとってはこれは牛に引かれてなんてものじゃない。地獄の行脚にすら思えてくる。
 ええ?モンサンミッシェルに日帰りで行って夕日を見る?あ、泊りで行くツアーもあるのね。あら、でもこれモンサンミッシェルの島内のホテルじゃないわ。島内のホテルに泊れるツアーだと、えっと20万ほども高くなる!?
 なるほどねえ。カラクリがわかってきた。要するに観光地のいいところに建ってるホテルに泊れるツアーはお高いのよ。この時期で55万は超えるという感じ。
 一方、ホテルの星が少ないツアーは40万前後。40万でも決して安いとは思えないんだけど、こんなお値段を払って、地獄の行脚に参加して、バスタブもないようなお部屋に泊らなければいけないわけ?はっきりいって修行じゃん!

 ここまできて考えた!そうだ!何も大移動するツアーじゃなくてもいいんじゃ?パリとかに滞在して遊んでればいいじゃん。ウインドウショッピングだけでも楽しそう。あ~~、でも夫がねえ。私一人ならそういうのもいいけどねえ。。やっぱ無理だわ。

 そういうことプラス日程の関係。ヨーロッパ方面ともなると毎日はツアーが出てなくて、なかなか娘の学校との兼ね合いがうまくいかない。どうしても3日は休むことになるなあ。

 そんなこんなで、私の気持ちは憧れのイタリアから遠ざかってしまった。

 ここいらまで来るのに、パンフレット30冊くらい凝視し続け、目が痛い。肩も凝る。いやほんと、二日ほどパンフを見続けてたのよ。旅行に行く前にこういうことで疲れてしまうのよ。

 などと思いながら、随分前にスーパーの前でもらったパンフに手を伸ばす。「ん~~なになに?沖縄、北海道、ハワイ。。もう近場でいいかぁ。」

 おお、ハワイ。なんか楽しそうじゃない?そういえば、妹がハワイで結婚式を挙げたときにも私だけ行けなかったのよね。あの時いった親戚たちは、口を揃えて「いいところだった~~」と言ってたものね。
 
 バリとかベトナムとかハワイとか。考えたら暑い国ばかり行ってる気がするけど、やっぱそういうとこが好きなのかも。

 夫に「ハワイにするよ~~。」と宣言すると、目をまん丸にして口ごもりながら言ったっけ。「ええ?イタリアはどうなったの?ミラノに行くと思って楽しみにしてたのに。いやなの?それじゃあ、スペインとかは?な、なんで急にハワイなの?なんだかなあ。。。まあ、あんたがそういうならいいけど。。。」てな調子。

 これでも私たくさん考えたのよ。もう、ハワイにしか逃げ道はないとまで考えたのよ(ほんとか?)

 そんなこんなで、私の中でハワイ行きは決定したのは、6月を直前にした頃だった。

無事帰国しました

2009-07-22 23:43:35 | 
 出発当日まで行けるか、行っていいのか?と迷っていましたが、思い切って行ってきました。

 心配の種だった娘の病状は、Hawaiiに到着した途端、急転化。気候が体調に合ったのでしょうか。すっかり元気に過ごすことができました。

 かなりハードなオプションもすべてこなして、元気に帰ってきました。

 詳しいことはまた後ほど。取り急ぎ報告です。

ハワイが遠ざかる

2009-07-01 23:42:48 | 
 滅多に旅行になど行かない我が家族ですが、珍しいことに親子3人でハワイに行こうと思い立ったのです。

 娘と夫はヨーロッパ方面を希望していたので、当初はそちらのパンフを取り寄せて検討したりもしたのですが、あまりの旅程の厳しさにパンフを見ただけで根を上げてしまったのは私です。

 「せっかく行くのだからゆっくりしようよ~~」と、どうにか二人を説得して、だらだらと過ごせそうな島行きを決定しました。

 それから、ホテルを決めるだけでも一苦労。なんで同じホテルなのにこんなにお値段が違うの?オーシャンフロント?オーシャンビュー?パシフィックオーシャンビュー?それぞれ何がどう違うの?タワー棟?ウイング棟?どっちがいいお部屋を指してるの?などなど疑問は尽きず。
かな~り調べつくして、ワイキキ周辺に関しては今じゃいっぱしのホテル通です。

 その後は、旅行会社を選んだり、オプションを選んだり。同じことするオプションでも申し込むツアーによっては、内容や料金が違うのです。

 行く前から力つきそうになり、「せっかくゆっくりしにいくのに、行く前から疲れてどうする?」と、旅行会社に申し込んでからは、すっかり遠ざかっていたのでした。


 そんな旅行もあと2週間後に迫ってきました。

 ところが、ここにきて!娘の体調が思わしくないのです。というか、かなり悪い!

 今テスト週間ですが、自転車アンド電車アンド自転車を乗り継いで登校できる状態ではないので、毎朝夫が車で送り届けています。片道約50分。車の運転嫌いの夫にしてはよくやってます。
 私は学校勤務を早退しては、お迎えに。

 昨日から、新しい治療法を試みることになりました。この治療は効く人には即行で効くそうです。

 あ~~どうなるかなあ。。ハワイはやっぱ無理かなあ。。悶々とする梅雨のひとときです。

節約生活 一日目

2009-04-08 21:14:53 | グルメ
 マイミクさんがあるサイトを教えてくださいました。

 http://blog.goo.ne.jp/dancing-geisha

 「1ヶ月2万円の節約生活」というブログで、なんでも最近NHKの番組で紹介されたのだとか。だんな様と0歳と4歳の女の子の4人家族だそうです。

 これを見てるとなかなか頑張ってるなあ~~とこちらも力が漲ってくるような気がします。

 おりもおり、ひとり暮らしを始めた次男が、本当に自分のお給料だけでやっていけるのか不安でしょうがないらしく、キャラが180度いっちゃったというくらいのケチぶりです。

 一人暮らし一日目に、ヨーカドーのお惣菜を買ったところ、とてつもなく高くついて、すっかりびびってしまったのです。「どうしよう。こんなことしてたら、食費だけで大変なことになってしまう。」という息子のために、ご飯を炊くこと、野菜を使いまわすことなど、メッセンジャーで、いろいろとアドバイスしました。
 
 自分で作れば安いんだとわかった次は、

 「炊飯器って、夜にご飯炊いて、次の日の朝まで保温にしてたら、いったいいくらかかるんだろう。高いのかなあ。」ですって。笑える~~。。
 
 はじめての経験に、びくびくしている息子がおかしいやら。不憫やら。苦笑

 ネットで調べさせればいいようなものですが、甘い私は、一人暮らしのための料理本を買いに走りました。今、いっぱい出てるんですね~。究極は、「ねこまんま」ご飯というご飯の上になにか乗っけて食べるだけのレシピ本。さすがにこれはやめましたが。

 そんなこんなで、私も一緒に節約生活を堪能してみることにしました。

 といっても、うちはもともと食費の割合がそう高くないと思います。これは、エンゲル係数が低いというわけではなくて、安いスーパーで、安い日時にまとめ買いをして、あるもので作れるレシピを考えるという生活をしているためです。

  私が行ってるスーパーは月曜日が定休日のため、日曜日の4時からはお肉がほとんど半額になります。もともとお安いのに、半額ですから、それはもう宝の山です。1週間分として、いろんな種類のお肉を2kg買って、2000円くらいです。

 最近は、冷蔵庫がいいので4~5日くらいはおいしくいただけますが、1/3くらいは冷凍庫に回します。

 お魚は、毎日食べるのですが、さすがに冷凍したくないので、生のお魚二日分と後は干物系をひとつくらい。お魚だけは、週の途中で買い足します。

 お野菜は、このスーパーの目玉というだけあって、とにかく安い。高級スーパーのように品揃え重視ではなく、お値段重視で仕入れているので、その日に安いものを買いたい私のようなものには、ピッタリです。
 ほとんど地元のもので、たとえば、ほうれん草二束88円、水菜二束98円、小松菜二束98円、レタス68円、しめじ63円、しいたけ2パック250円、トマト6個入り250円といった具合。ここらあたりは、毎回必ず買います。

 そんな感じで、1週間分のお値段は、安いときで5000円、高いと8000円くらい。あ~~、2万円レシピの人に負けてますね。

 今週はちょうど5千円でした。

 よし!今週は途中で買い足すことなくやるぞ~~と心に決めて今のところなんとかなりそうな予感です。

 写真を撮り始めたのが昨日からなので、実際は節約生活3日目ですが。一応、一汁三菜は最低作ることにしています。お漬物は別です。

 

  500gほどもある大き目の鶏モモ肉を一枚だけ買ってありました。440の半額で220円也。
5cm四方くらいに切り、厚さを半分に開いて、かさを増やします。
 塩、こしょうして、薄く小麦粉をまぶして焼いたら、レモンとしょうゆで味付けします。

 同じフライパンで、大量の春菊をソテーしました。夫が市で借りている家庭菜園で、せっせと作っている春菊なので、こちらは一応ただです。春菊の種は、夫が買っているようです。春菊は嵩が減るので、ボールいっぱい洗ってもこれだけになりました。






 先ほどの1ヶ月2万円ブログで紹介されていた、マーボーもやしです。ひき肉は、120gほどで、60円分。もやしは、2パック44円です。
 「渡る世間は鬼ばかり」の再放送を見ながら、せっせと根と頭をとりました。もやしがメインなので、ごしゃごしゃした舌触りはいただけないと思ってですが、渡る世間を見ながらの作業はなかなかに楽しいもの。家にあったごぼう2本もササガキにして、明日のお弁当の下準備。

 春菊に続き、同じく家庭菜園で採れたサニーレタス。小さいし、巻いてないけど、すごく柔らかくていくらでも食べられます。マーボーもやしを包んで食べました。







 マーボーと中華つながりで、春雨サラダ。きゅうりは、6本200円、ハムは3枚で60円くらいでした。1本はこれに、もう一本はじゃばらに切って、中華風に味付けしたドレッシングにつけこんで明日のお弁当用に。

 写真を撮り忘れましたが、お味噌汁は、ごくごく普通に豆腐、わかめ、あぶらげ、ネギの合わせ味噌でした。
 お豆腐は、38円の半額。あぶらあげ15円分。ネギは家庭菜園。わかめは、20円くらいかなあ。

 しめて、本日のおかず450円といったところでしょうか?食べるのは3人です。

 なかなかよい出だしじゃないですか。


近況

2008-07-28 00:01:15 | 生活
 久しぶりに自分のメイン(だったはず)のブログをのぞいてみました。

 ああ、コメントくださってた方、ありがとうございます。すっかりほったらかしにしてたのに。。

 さて、私の近況というほどのことでもありませんが。。

 健康・・・いたって元気です。夏全開で、あまりの暑さにビールが大好きな身体になってます。

 フィットネス?・・・驚いたことに、2年前にはじめたスイミングもバレエも続いてます。
 スイミングはとてもハードなので、時々さぼってますが、やはり泳ぐと気持ちいいもの。もう少し、速くなるといいんだけどなぁ。。

 勉強中・・・丁度一年になる英語。
       日本語教師の資格も取りたいなと。
 
 本・・・一番最近読んだ本。井上荒野の「ベーコン」。旬の作家って、やっぱり面白い。
 洋服を買ってるショップの店長に紹介された本も読んでみた。今まで読んだことない分野なので、ちょっと新鮮。「逆説の日本史」とか「ローマ人の物語」とか。
 瀬尾まいさんの新作「戸村飯店 青春100連発」、期待したほどじゃなかったけど、この人、現代世相を描くのがうまいなあと感心することしきり
 久しぶりの篠田節子さん、「純愛小説」。やっぱりはずれなし。短編なのに内容が濃いなあと思う。
 朱川湊人の「赤々煉恋」これは、だれかのブログで面白いと紹介されていたので借りたもの。確かに!こんな小説は初めて~~~。気持ち悪いけど、ホラーじゃないし、サスペンス要素もあるし、なんともいえない独特の世界。これ系の小説で、ホラー嫌いの私が面白いと思ったのは初めて。