喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「せんせいあのね 1年1組かしま教室 ①ひみつやで」

2024-04-18 15:37:41 | 足立巻一先生
今日の神戸新聞夕刊の記事。


久しぶりに足立巻一先生に関連する話。
主役は鹿島和夫さんだが、この記事にも見える灰谷健次郎さんは、足立先生を父と慕った人だった。
お二人とも足立先生を偲ぶ「夕暮れ忌」でお会いしている。
もうお二人ともお亡くなりになってしまったが、懐かしいお人だ。
『せんせいあのね』が新たに編集されて出版されたとのこと。
48歳のフリーアナウンサー、むかいさとこさんの努力による。
もちろんわたしは『せんせいあのね一年一組』は持っています。
が、これも読んでみたい。

けど、むかいさんは足立先生のことなどご存じないだろうな。

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香月泰男と涸沢さん

2024-04-17 08:38:04 | 本・雑誌
ノアさんから戴いた『海鳴り』ですが、杉山先生の詩のページの後、涸沢さんの「一〇二歳の年賀状」を読ませていただきました。



その中に気になる人の名前が。

まず香月泰男
この人のシベリア抑留をテーマにした絵、わたしは実際に見たことはないのですが、テレビの番組で見てから忘れられません。
というのも、わたしの父が抑留経験者だったからです。その過酷な体験を聞いていました。

次に港野喜代子さん。
交流のある近所のご住職(今は引退されています)が若き日に親しくされていた話をお聞きして文章にしたことがあります。
港野さんがお亡くなりになった日に西宮でお会いになる予定だったと。

次に『山陰を旅する人たち』の著者、上村武男さん。
「武男」というのがわたしの父と同じです。と、そのことではなかった。
この上村さんは尼崎の八幡神社の宮司さんで作家さん。
その神社へは以前よく行ってました。
そこで朗読会のイベントがあったのです。朗読会というより「語り」でしたが。
竹崎利信というプロの語り師さんが、そこで趣向を凝らした「語り」の舞台を催されていたのです。
時には琵琶奏者とのコラボレーションもありました。
わたしは支障のない限り観劇させていただいていたのです。
その竹崎さんは、わたしの詩集『コーヒーカップの耳』(2001年刊)を一冊全部朗読するというイベントを催されたことがありました。
阪神尼崎の駅前にあった「丸木舟」という文化的な喫茶店で、でした。
そこのマスター、田中さんがロマンチストで後に『夙川の岸辺から』という本を出されたことがあり、それにはわたしの名前もチラリと出ています。
竹崎さんは満員の聴衆の中で、朗読劇を見事に演じ切られました。
わたしは感動して涙を抑えることができなかったという思い出があります。

次に野見山(この人は知りません)という人のことで、

   「百歳まで長生きして下さい」と言った。すると、野見山さんが苦笑するように、
   「あと、六年か」
   と言われた。

というのがある。これに関連した話を思い出しました。
西宮の情報誌「宮っ子」の2008年5月号に「不死身の人」と題して書いています。

これは笑い話ですが、涸沢さんのは文学的で高尚だ。まあ、どちらも人間の心の綾を語っているのですが。

しかし涸沢さん、毎回いい題材でいい文章を書かれますね。
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ほぼ最終校正

2024-04-16 17:46:10 | 湯気の向こうから
昨日、新しい本のひな型が出来てきて、ほぼ最後の校正を頑張りました。
200ページあまり。


やっぱり一冊になると命が吹き込まれます。
愛しくなりますね。
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またもや次は一年後

2024-04-16 12:52:07 | 健康・病気
つい先日、心臓のエコー検査を受けたばかりですけど、今日は脳血管外科で頸動脈エコー検査でした。
同じ病院、同じ検査室で。



頸動脈エコーはモニター画面が見えます(左の首の時、右を向くので、その時、右にあるモニターが見える)ので、「今見えてるのが血管ですか?」など質問したりしながら。
まあ、わたしが見ても分からないし、技師さんに聞いても「それは先生から」と答えられるだろう。
後、主治医の森田先生の診察、といっても検査結果のデータを画面で見るだけですが。
その結果、「前回よりさらに良くなってますね」と。
ということで、心臓に続いて、この検査も次は一年後になりました。
やれやれです。
これは、一年ほど前からの生活改善のお陰でしょうね。
毎晩スムージーを400CC程飲んでいる。そしてヨーグルトも欠かさない。さらによく歩く。
薬のお陰もあるでしょうが。
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『海鳴り』36

2024-04-15 18:10:32 | 杉山平一先生
編集工房ノアさんからお贈りいただきました。



ノアさんのPR誌です。
PR誌ですが、120ページあって内容が濃いのです。
読みごたえのある散文がたくさん載っています。

いつも巻頭に杉山平一先生の詩が載っています。
今号には詩集『青をめざして』より「タイムマシン」が。

杉山先生お得意の電車ものです。
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早めの原稿

2024-04-15 11:47:24 | 原稿
この後わたし忙しくなりますので、連載の原稿を早めに書いています。
でもちょっとてこずってます。

早めに取り掛かって良かったです。
締め切りまでにはなんとかなるでしょう。
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打ち合わせ会

2024-04-13 22:25:57 | ドリアン助川さん
ドリアン助川さんとの朗読会に向けての打ち合わせの会を「信行寺」さんの本堂で行いました。
ご住職、司会の久保さん、そして私との三人で。



こんな素晴らしい所でやらせてもらえるなんて本当に文字通りありがたいことです。


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小林孝子先生

2024-04-13 11:34:41 | がん光免疫療法
原稿を校正している。
今このページ。

小林孝子先生が出てきた。
やがてノーベル賞と期待する小林久隆博士のお母さんです。
しばらくお声を聞いてないなあと思って電話した。
元気なお声だった。
先生も、
「今村君と一声でわかったよと。声、若いねえ」と言って下さった。
ほかいろいろしゃべらせてもらって、朝からいい気持ち。
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西の空と「朗読会」

2024-04-12 22:24:11 | ドリアン助川さん
今日も「キャンセル待ちでもいいですので」と申し込みがありました。早くに満席になってしまっています。
ありがたいことです。人気作家、ドリアンさんのお陰です。
ドリアン助川さんとの合同朗読会。

朗読、練習してるのですが、若い昔のような声はもう出ません。
でも、今の声だからこその良さがあるかもしれません。
誠実に朗読しようと思ってます。

今日の夕方の西の空です。

黄金色(おうごんいろ)です。
わたしの好きな直線と素晴らしい自然の色。
明日はなにかいいことがあるでしょう。
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心エコーほか

2024-04-11 11:11:42 | 健康・病気
心臓検査の日。
W心臓 脳、血管センター。
血液、胸部エックス線、心電図、そして心エコー。
その後、主治医の診察。
検査の結果は、全て問題なし。
次はまた1年後ということに。
やれやれです。
写真は東川。



向こうに国道2号。
右の建物がW病院です。
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杉山平一先生の詩をラジオで

2024-04-10 09:07:00 | 杉山平一先生
昨日のこと。
ドリアン助川さんとの合同朗読会の司会を務めて下さることになっている、ラジオパーソナリティーの久保直子さんが、
ご自分の番組で杉山平一先生のことを紹介し、詩を数篇朗読してくださいました。
「桜」、「夜学生」、「いま」、「ジャズ」など。
その中の「桜」はわたしの書斎「輪」に飾ってあります。

これは版画家が彫ったもの。杉山先生の書斎にも同じものが飾ってありました。

そしてこちらは先生直筆の詩額。

ここにあるについてはいろいろエピソードがあります。



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「なくてはならないもの」

2024-04-09 10:15:52 | 
『世界はうつくしいと』に載っている詩、「なくてはならないもの」にハッとさせられました。

《 (略)
  なくてはならないものなんてない。
  (略)
  なくてはならないものは、けっして
  所有することのできないものだけなのだと。
  (略)
  素晴らしいものは、誰のものでもないものだ。
  (略)                 》


次のページに続く。

当然な、何でもないことなのに、ハッとさせられます。
       
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今日の「輪」のお客様 2024・4・8

2024-04-08 19:06:06 | 喫茶・輪


今日の「書斎・輪」のお客様は久しぶりのT・Tさん。
ちょっとした相談があって。
この女性、ずっと昔から私が書くもののファンでいて下さる人。
そして「喫茶・輪」のファンでもあった人。
妻も交えておしゃべり。
雨の中をようこそでした。
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『世界はうつくしいと』

2024-04-08 10:55:05 | 
久しぶりに新刊書店で交流のない詩人の詩集を買った。



好きな詩人の一人、長田弘さんの『世界は美しいと』(みすず書房・1800円+税)。
2009年に第一刷が出ているがこれは2023年12月に出た第20刷。
詩集でこれほどの版を重ねるものは珍しいのでは?

昔は長田さんの散文詩をよく読んだ。
大好きなのです。
この本の巻頭詩。




ゆっくりと読み進めよう。

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fumiと阿修羅

2024-04-08 08:36:30 | 
fumiが「ジーチ、阿修羅を見に連れて行って」と言うので、先日4月1日に奈良興福寺に行った。
fumiは友達に「阿修羅に似てる」と言われて興味を持ったのだ。
それまで知らなかったらしい。
すっかり気に入ってしまい、売店で写真集を欲しそうにしている。
「ちょっと高いねんけど」と遠慮していたが買ってやった。

そして一昨日、またうちにやって来てお泊り。
前からある写真集を見せてやりながら、「日本人は凄いね。こんなのを作るんだから」と私が言うと、
「えっ?人が作ったの?」と言う。
「あったのかと思っていた」だと。
これは凄い発想だ。
fumiは人が作ったものではないと思っていたのだ。
この世に最初からあったと思っていたのだ。
11歳の男の子には、阿修羅像にはそれだけの神秘性があるということか。

fumiの話題もう一つ。
昨夕のこと。fumi一家(友達とコンサートに行っているsatoは除く)と食事中のこと。
fumiの兄kohの幼い頃の話になった。
わたしが大阪のkohに電話したとき、わたしが「koh今何してるの?」と尋ねたのに対しkohが「おんねん」と答えた話。
それをみんなで面白がっていたらfumiが言った。
「シンプルやなあ!」と。
うん、たしかにシンプルな答えだ。
そしてちょっと哲学的だ。
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