もう一度


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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「SHOGUN 将軍」の最終回をもう一度見た(笑)
やっぱりこのシリーズは、各話を二度見るくらいでちょうどいい感じだ。
情報量が多いので、一度だと見落としも出てくる。
ちょっとしたセリフまでよく練られているので、裏の意味まで理解するには、複数回見る必要がある。
2度目の鑑賞だと、ストーリーが滑らかに頭に入ってくるので驚く。

ところでゴールデンウィークにちょっと出かける予定が出来た。
だがまだ何の準備も出来ていない。
考えてみたら、出先で万一ネットに上手く繋がらないととても困る。
このブログもその間の分を書いておく必要があるな・・・
もう日にちが無いのでかなり忙しいぞ。
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見終わった。


Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

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「SHOGUN 将軍」の最終回を見終わった。
8話、9話は怒涛の展開であったが、最後は余韻を残す静かな終わり方だった。
最後まで大きな合戦のシーンは無く、人間の心の描写が中心であった。
むしろ大きな合戦を中心にしたら、安っぽくなっていた可能性はある。

基本的に人間同士の交流や、敵味方の駆け引きが描かれており、しかも演じる役者が抜群に上手かった。
海外でも日本人俳優の演技(特に目の演技)に驚いたというコメントが多い。
作品の舞台となった戦国時代の日本という特殊な環境も、多くの人にはちょっとした発見だったようだが、それよりも現代の日本にこんなに上手い役者が揃っていたなんて・・という驚きの声が出ていた。

一方で小競り合いなどの戦闘シーンは、刀や武器の使い方もよく、リアルで見応えがあった。
そういうシーンが時折スパイスとして挟まれて、作品を引き締めていた。
ドラマは一応完結した訳であるが、実際の歴史でこの後どのような事が起きるか、日本人の我々は知っている。
まだまだこれからが本番だよ・・と思いながら見るのである(笑)
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見直し


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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明日最終回が配信される「SHOGUN 将軍」だが、その前にもう一度おさらいしようと、1話から続けて何話か見直してみた。
それで分かったが、この作品はひとつのエピソードを複数回見ないと駄目だね。
何度か見ることで、細部まで見えてくる。

シナリオが時間をかけて練ってあるので、とにかく情報量が多い。
伏線があちこちにあり、それらすべてを掌握しきれない。
先のストーリーを知って、余裕をもってもう一度見て、やっと意味が分かってくる。

2度見ても、まったく退屈しないのも凄いところだ。
新しい発見もあり、むしろ2度目の方が楽しめるくらいだ。
1話ずつが非常に良く出来ていて、内容が充実しているのだが、さらに全体としても、後半にいくにつれて盛り上がるように作られている。
これは世界中で話題になるわけだ。

時代が時代なので、大きな合戦を期待してしまうが、むしろ心理劇である。
とにかく役者が上手い。
これをきっかけに、世界に羽ばたく役者さんもいるであろう。

ところで周りにあまり見ている人がいないんだけれど、これ見ないと時代に遅れるんじゃないかな・・・と心配になる(笑)
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劣化


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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穏やかに晴れていると思ったら、途中で雨が降ってきた。
意外に大粒の雨で、フードを被ったが、ポツポツと雨粒が当たる音がする。
仕方なくコンビニによって傘を買ったよ。

久しぶりにニューバランスのML574を履いて出た。
服装をモノトーンでまとめる必要があったのだ。
この靴は気をつけないと、履く時にタンのヘリの部分が内側に折れて、そこが当たって痛くなることがある。
他にも同じ現象の起きるニューバランスがある。

あと経年変化なのか、最初の頃に買ったスニーカーは、そろそろミッドソールが危なっかしくなってきたモデルがある。
履かなければよけい早く劣化が進むようだ。
やはり噂通り、数年でダメになってしまうのかな・・・
革靴と違い、スニーカーを一度にたくさん買うのはよくないね。

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チリメンモンスター


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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新物の釜揚げシラスを食べた。
自宅前の魚屋さんで買ってきた。
そのお店で買うものは間違いがない。
価格は高めであるが、新鮮で味のいいものを選別して置いている。

美味しかった。
生臭さがまったく無い。
ご飯なしで、シラスだけ食べても、いくらでも食べられそうだ。

ところでシラスの中に、小さい別の生物が入っていることがある。
よく見るのは、小さいエビ、カニ、タコ、小魚などだ。
取り除く工程はあるのだろうが、それを潜り抜けてきたのだ。
少々グロテスクなのだが、あれをみつけると、なぜか嬉しくなる。

ああいう混入物のことを、「チリメンモンスター」と呼ぶのだそうだ。
なかなか上手い名前の付け方である。
チリメンモンスター専門の図鑑もあるくらいだ。
子供たちの研究に使いたいと、チリメンモンスターを取り除く前の状態で欲しいという要望もあるという。
(ただしどんな生物が入っているのか分からないので、食用には使えないそうだが・・・)

図鑑を見ると、魚類の子供、タコ、イカといった軟体動物、エビ、カニといった節足動物、さらにはヒトデやタツノオトシゴ、貝、クラゲなど・・・様々な生き物が入っている。
小魚の種類も多岐に渡っており、ハゼ、カサゴ、カワハギ、スズキ、カレイ、タラ、トビウオ、ニシン、フグ・・・と何でもありだ。
中には何だか分からない得体の知れない生物までいる。
要はそばを泳いでいた生き物を一網打尽にしているのだろう。

小さいながらも、ある程度原型とどめており、生きている時の姿が想像できるのが面白いところ。
これは子供たちが喜ぶわけだ。
商品として考えたら、異物混入には違いないのだが、それを楽しんでしまうあたりは大人の感覚と言える(笑)
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F3


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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棚からF3を出してきたことを書いた。
久しぶりに(十数年ぶり?)いじってみると、当たり前であるが電池が切れていた。
そのためシャッターが切れない。
ああそうか、F3は電子シャッターなんだっけ。

これじゃあいかんな、という事で、自宅前の電気店でSR44を2個買ってきた。
それを入れたところ、正常に動き出した。
ファインダー内、左上の液晶表示は、例によってかすれて見難くなっているが・・・

早速レバーを巻き上げて、シャッターを切ってみる。
バシャッという、けっこう強めのミラーショックがある。
その振動がむしろ新鮮に感じられる。
何度かシャッターを切っているうちに、身体が記憶していたマニュアル一眼レフカメラを操作する感覚が、だんだんと蘇ってきた。

F3は絞り優先AEを搭載している。(発売された当時はそれが批判されたそうだが)
最初からこの機能を使っていたためか、今でも写真を撮る時は、絞りから決める癖がついている。
レンズのリングを回して絞り値を切り替えると、そのクリックの感触が、妙にしっくりきていい気分になった。

僕のF3は、高校時代の終りの頃、発売されてすぐに購入したもので、普通のアイレベルファインダーのものだ。
ハイアイポイントのボディは、その後しばらく経ってから発売された。
大学時代はずっとF3と過ごし、海外に行く時にも必ず持っていった。
そのため傷だらけでボロボロになっている。

当時父親と一眼レフカメラを買おうと話し合い、今一番いいカメラはこれだろう・・ということになった。
まだ発売直後だったため、市場ではかなりの品薄状態で、近所のカメラ屋さんに頼んだら、何とか一台確保してくれた。
その代わりまったく値引きはしてもらえず、定価で購入することになった。(お金を払ったのは父親だが)

その後社会人になってからは、F4、F801など、新しく出たカメラを使ったが、もうその頃のカメラは今風になっていた。
AF化されたこともあり、電気で動く機械・・というイメージが強くなり、それまでの金属の塊のようなカメラとはまったく別のものになった。
今となっては、マニュアルフォーカスの時代のカメラの方が、ずっと価値が高く感じられるのが面白い。

F3をいじっていると、感触や音、手に伝わる振動が、実に心地よく感じられる。
レバーを巻き上げて、ピントを合わせて、シャッターを切る・・という操作自体が楽しいのだ。
まあ、今更フィルムで撮ってみよう・・という気持ちにまではならないのだが・・・
何も撮らなくても、動かしてみるだけで十分に満足してしまう(笑)
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事件現場


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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那須町で起きた死体遺棄事件が、テレビでニュースになっていた。
山の中で遺体が燃やされていたという事件である。
それもトップニュース扱いである。

那須といっても広いので、具体的にどこだろう・・とネット上で調べてみる。
すると伊王野(いおうの)の道の駅の裏の方にある、山に続く細い道のひとつであると判明した。
この辺りは、こういう道がいくつかある。
細い道ですれ違えない上、最後は道が消えてしまうこともあるので、不用意には入っていけない。

実はこれと並行した道は、僕がよくひとりで撮影に行く場所なのだ。
Mrs.COLKIDの実家からは山ひとつ越えなければならないが、親戚の家がその周辺にある。
一日時間がある時は、大体この辺りを車で回る。
気に入った場所で車を停めて写真を撮ったり、そのままワインディングロードを飛ばしたり・・・
なかなかに楽しいコースなのだが・・・

今回の事件現場は、先が行き止まりになった細い道なので、よそから来た車が入って行けば、かなり目立つはずだ。
まあ、大抵誰かが見ている(笑)
今回も発見される少し前に、見慣れない黒い車が山道に入っていき、その後スピードを出して去っていったという証言が出ているようだ。
黒い車・・・
これはしばらく近付かないほうが良さそうだな。
下手にうろついて、あらぬ疑いをかけられても困るので・・・
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あと1話


Z9 + TECHART TZM-02 + LEITZ SUMMICRON-M 50mm f2

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「SHOGUN 将軍」の第8話が神回だとあちこちで騒がれていた。
しかし今週公開された第9話は、さらにその上をいく展開であった。
ちゃんと見せ場を作るところが上手いね(笑)

さて、あと1話なんだけれど、どう収拾をつけるつもりなんだろう。
たった1時間しかない(はずだ)からね・・・
納得のいく形で終わってくれればいいのだけれど。

戦国時代末期の日本という特殊な環境での出来事で、常に死が隣り合わせで、物語も悲劇的な展開が伴う。
その点は1980年代にヒットした前回のテレビドラマ版の時も、レベルは違うとは言え同様だった。
あの時アメリカに行った人が、「日本人は主君のために死んでいくのだ」と、現地の人が興奮して語るのを聞いたとレポートしているのを読んだ。

原作には差別的な内容の部分があり、シナリオを現代に通用するように書き直したという。
その結果主人公は按針ではなく虎永になった。
さらに細かい部分まで、かなりの時間を費やして練ったそうで、非常によく出来ていると評価されていた。
単にお金をかけただけではなく、とことん煮詰めて作っているのだ。

第9話では按針の心の動きも丁寧に描かれていたが、それがこれからどう活きてくるのか・・・
最後のどんでん返しがまだあるのか・・・
いよいよ大詰めなのだが、このクオリティで最終話も行ってほしいなあ。
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歴史的出来事


Z9 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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長年の謎が一つ解明された。
クリント・イーストウッド氏がドル三部作で羽織っていたあのポンチョ。
その色がブラウンなのかオリーブなのか・・・
これは長年の謎であった。

映像によって、どちらの色に見える場合もある。
ある場面では、赤みのあるブラウンであった。
ところが違う場面では、もう少しくすんだオリーブ色に見える。

そもそも色の違いが微妙で、光の当たり方でどちらにも見える。
しかも古い作品なので、フィルムが退色しておかしな色になっている可能性もある。
場面ごとに違って見えるので、複数のポンチョが存在するという説もあった。
(確かあの衣装は、イーストウッド氏自身がどこかのフリーマーケットで仕入れてきたような話を読んだことがある)

ポンチョのカラー問題は、世界中のファンにとって、共通した謎であったようだ。
ひとりのファンが、X(旧Twitter)上のイーストウッド氏の公式アカウントで質問した。
ブロンディさん(続・夕陽のガンマンの時の役名)、あのポンチョの色は、オリーブグリーンなのでしょうか、ブラウンなのでしょうか、と・・・

それに対し、何とイーストウッド氏当人が答えてくれたのだ。
回答は以下のようなものであった。

Hello, I only had one Poncho, and it was reversible, with Olive green on one side and brown on the other. Thank You!


おおお、何という事だ。
リバーシブルで、片面がオリーブグリーン、もう片面がブラウンだったなんて・・・
想像もしていなかった。

しかも本人が答えているのだから、真実であることに疑いはない。
世界的な謎に、ついに終止符が打たれたと言っていいだろう。
X上でも歴史的な瞬間であると話題になっていた。

2016年のカーメル市の百周年パレードで、当人がこのポンチョを着て参加している映像がある。
意外に薄手の作りで、もう古くなってヨレヨレになっていた。
まだ大事に持っていたんだね・・・(笑)

ということは、アンダーソンのウォーク・アンド・ドローも、まだ持っているのかな・・・
この前劇場で「荒野の用心棒」を高画質で見たら、ラフアウト仕上げなのがよく分かった。
子供の頃は、まさかガンベルトにこういう革を使うとは思っていなかったので、単に革の表面が汚れているのかと思った。
うーむ、当人にいろいろ聞いてみたいなあ・・・(笑)
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フィルムカメラ


Z9 + TECHART TZM-02 + LEITZ SUMMICRON-M 50mm f2

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人から古いフィルム式のカメラの使い方を教えて欲しいと言われた。
僕ももう忘れてしまったよ。
と、言いつつ、棚の奥から何台か出してみた。

ライカのM4-Pは、この前ライツのレンズをZ9に取り付けて撮影した時に、防湿庫から出してあった。
それとニコンのF3とFを出してきて、机の上に並べた。
FはK師匠からいただいたものだ。
F3は高校生の時に父親に買って貰った最初の一眼レフで、長年に渡り一緒に世界中を旅した。

とは言え、F3は電池が切れており、緊急用のレバー式のシャッターしか切れなかった。
これは入れ替えておかないと・・・
と言って、実際に使うわけではないのだが(笑)

いじっているうちに、やっぱりこの頃の一眼レフカメラっていいな・・とつくづく思った。
機械としての完成度が恐ろしく高い。
最近はこういう、とことん磨き上げた純機械式の道具に触れる事がなくなったので、凄く新鮮でもある。

F3は今回は動かなかったが、電源を使わないFは快調に作動してくれた。
レバーを巻き上げて、ピントを合わせて、シャッターを切る。
本当にすべての動作が有機的で、カメラが自分の身体の延長になったようなダイレクト感がある。

実は個人的にはレンジファインダーのカメラって苦手で、どうしても一眼レフに走ってしまう。
写真を撮る以前に、機械の操作自体に快感が伴うのだ。
何というか、ガンダムを操るアムロのような気分になれる(笑)

久しぶりにフィルムで撮ってみようか・・という気持ちに、ちょっとだけなった。
で、ヨドバシに行ってフィルムを見て、その価格に驚いてしまった。
ネガで2000円、リバーサルで4000円くらいする。
こんなに高いんだ・・・

まあ生産量が限られているものな・・・
さらに現像やプリントの費用もかかるから、相当の金額が飛ぶことになる。
こりゃあ失敗したら、目も当てられないな(笑)

カメラがデジタルになった時、コストを考えないでシャッターを切れることのメリットが、いかに大きかったかを思い出した。
最初にデジタル一眼レフカメラを購入したのは、20数年前なのだが、たまたまその数日前に、コンタックスのT2に新しいフィルムを入れた。
そのまま二度とフィルムカメラに戻ることはなかった。
何しろ今でも最後のフィルムが入ったままのT2が、目の前にぶら下がっているのだから・・・(笑)
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