友だち一万人!

福笑い、大感謝、大歓喜!友だち一万人を合言葉に
「平和で幸せな社会」になることを願っております。

命の大切さを訴えてー継続は力ー

2007-06-09 | 友だち一万人
5月31日友人と連れ立って「音楽と語りで伝える命のメッセージーテレジン もう蝶々はいない」のコンサートに行った。

会場は赤坂のノベンバーイレブンズ(宇崎竜堂・阿木耀子さんの店)で定員(満員で60名位)を超える大盛況ぶり。
演奏は(ギター)中村ヨシミツ(フルート)浜田明子 歌(シャンソン歌手)三原ミユキ(童謡歌手)西山琴恵 語りは(新劇俳優・声優)丸山詠二。
もちろん制作者のエッセイスト野村路子さんもお見えになっている。

さて、テレジンというのは、チェコスロバキアプラハの郊外に、オーストリア皇帝ヨゼフ2世が母マリア・テレジン女帝の栄誉をたたえて建設した都市です。
ドイツ名でテレージエンシュタットと呼ばれ、1941年に収容所が作られ、1945年5月まで、チェコスロバキアをはじめ西ヨーロッパ諸国のユダヤ人達を、アウシュビッツへ送り込む中継地の役目を果たしていたといいます。
そして、この収容所には15000人の子供たちがいて、親から離れた淋しさ、死の不安などの中で、粗末な紙切れと小さな折れたクレヨンで、絵を描き詩を書いていたといいます。アウシュビッツへ移送され、生きて平和の日を迎えたのは、わずか100人でしたが、残された絵の数は4000枚に及びました。

野村路子さんは、その一枚一枚が子供たちがこの世に生きた証、そして、それらの一枚一枚の絵が私たちを忘れないで欲しい、生きること、平和の尊さのメッセージとして、その絵本と詩を日本に紹介してくれた方です。

安倍政権は、数の力で国民投票法を強行採決し、憲法9条を含む憲法改正を目論んでいます。また、その場凌ぎとも思える年金問題への対応など諸問題をはらんでいますが、国民の感情や生活をなおざりにして、自説を押し通そうとしています。

このような時代であり、また未だに世界各地で戦争が絶えない中で、「テレジン もう蝶々はいない」・・・蝶々になって 花咲く野原を 自由に飛びまわりたい・・・という語りは、その鮮明さを私たちに伝えてくれると思うのです・・・。
是非、機会があれば皆様におかれましてもご鑑賞ください。出張コンサートも可能のようです。

生きるといえば白神の懐に抱かれて ひとはこの流域に生きています
世界自然遺産白神山地 登録10周年記念作品 長編記録映画(200分)
     白神の夢の鑑賞もお勧めいたします。

愛ー地球博(愛知万博)でこの映画のダイジェスト版が上映されていた。そして、国連は全世界で上映したい映画として「白神の夢」を指定することになったという。
コンサートにお見えになっていた制作者の山下さんは「多くの方に見ていただきたいですね」と語る。

白神固有の「流域」を舞台に太古の昔から続けてきた多様な植物や動物が織り成す「種」のつながりによる、生命引継ぎのドラマは、私たちに一体何を教えてくれているのでしょうか*

人間の歴史の時間を遥かに超えた自然の時間がつくりだした、多様な「種や遺伝子」の秩序からなる極めて巧妙な「命」の引継ぎの仕組みは、私たち人類の確固たる手本として、今も止まることなくその営みを続けています*

私達は今、「未来の人々」への責任として、この「流域」固有の自然環境の仕組みを守り、そしてそれを生かしながら、自然と共に生きる「術(すべ)」を再び取り戻していかなくてはなりません*

 暗いニュースが次から次へと報じられています。様々な方が悲痛な顔をしてその背景を語られていますが、その将来的な対策となるとチグハグ感さえあります。夢や希望を与えることができていないように思うのです。
 「白神の夢」が小さな小さな居酒屋(30名ほどの)で毎月上映されるという。
会 場 石の花 新宿区新宿3-10-2 TEL03-3354-1026)
時 間 毎月第一日曜日 14時から17時30分まで上映
入場料 1,000円


 この映画は何年もの歳月をかけて完成した。事実の記録により作られているが故に、見る者の角度から様々に考えされ、その感動を共有できるのであろう。
 さて、地産地消と言う言葉があります。その土地で生産して、その土地で消費するという意味だそうです。自然が生み出す壮大な生態系と食物連鎖から人々は様々なこと学んできました。それらが知識として、経験として蓄積され風土や文化との要因にもなってきたのでしょう。
 しかし、これらの知識や経験、知恵が継承されてきたかというと残念ながらどこかで中断され、切断されたように思うのです。

「白神の夢」を多くの方が鑑賞され、その中から世代間で、親と子で、語り合う良いと機会と思う一人です。そのためにもこのブログを見てくれた方が、是非とも呼びかけの側になっていただきたいと願うのです。

欲張って2つの紹介をしました。
一見違うジャンルにあっても共通するのは「生きる」ということです。
長くなりましたが、応援者の一人として「継続は力」を信じ、呼びかけることにいたしました。


スウィート スウィート バスルーム

2007-06-03 | 書籍のご案内
5月16日、友人から一枚のチラシをいただいた。
「実はさぁー、親バカと思われるが息子が企画に絡んでいるんだ」というチラシ。
チラシを読むと「スウィート スウィート バスルーム」のタイトルが印象に残る。
マガジンハウスから出版される本で、著者は「碧色ボタン」とあった。

5月17日全国書店で販売されるとのことで、友人とも会う機会が多くあることから、早速、購入する。

読み始めると第一の驚き。
この小説が携帯小説コミュニティ「フォレストノベル」というインターネット上で公開されたものであるということ。
無知である私は、「小説を書き、世に出すということは出版社が付くか、自費出版か」と単純に思っていましたが、このような方法もあるのかと時代の違いを感じました。

第二の驚き。
インターネット上で公開され、多くの方に読まれていれば、本にしなくてもと思うのですが、「否、まだまだ活字文化は健在なのだ」とひとり微笑むのでした。

そして、更にこの本が「純愛小説」であったことです。
年甲斐もなく小説の世界に入り込み、涙、涙から、我が事のようにホッとして、さわやかな気分になったというのが本音。
この小説が、女子中高生を中心に支持され、出版されたということは、「純愛」という意識やそれが求められているという事実に、単純すぎるかも知れないが安心をするのです。

ちょいと気分転換にお読みになったら。

マイウェイー認知症と明るく生きる「私の方法」

2007-05-25 | 書籍のご案内
突然、4月の始めに平野ゆりさんから電話がかかってきた。
「本が出来たから送る」と言うことであったが、待てど暮らせど本は届かない。
「忙しいのであろう」と思い、そのままになってしまった。

 5月の連休明けに一通の手紙が会社に届いていた。
本にしては薄すぎる。開封すると手紙とパンフレットが入っている。
「図書館で借りろ」とある。どうもこちらの聞き違いであったらしい。

本は「マイウェイー認知症と明るく生きる『私の方法』ー」 著者:大田正博&大田さんサポーターズ菅崎弘之・上村真紀 小学館)というものであった。

平野さんは、この本の取材・文を担当された。
者者の太田さんは、私と同年代であり、2002年に若年性アルツハイマー型認知症と診断されたのです。

最近、テレビ等で若年性認知症のことが放映されており、話題になっています。
そのようなときにパンフレットといえ、また老人性認知症が進んでいる親を持つ者として、手元に届くと胸が締め付けられる思いでもあります。

パンフレットには「若年性アルツハイマーの著者がおくる、感動のノンフィクション!」との見出しがついている。
多くの図書館や、書店では「福祉・介護コーナー」に置かれています。
太田さんは「認知症のエンターテイナー」。彼の前向きな活動は、新聞、テレビといったメディアにも大きく取り上げられています。
本書は、そんな大田さんのひたむきに生きる姿に焦点を当てたノンフィクションです。

是非、本書を読み、考えていただきたいものです。
久しぶりに平野と語り合おうか。



詩人たちの贈り物

2007-05-19 | 書籍のご案内
この数ヶ月間、カバンの中に一冊の本が常駐しています。
その本の名は「詩人たちの贈り物」(文:横川節子 絵:夜川けんたろう 発行販売よも出版)です。

ふとカバンの中から取り出し、ページをめくると懐かしさが込上げ、
失ってしまった子供のころの感性を取り戻そうとしている自分がいます。

著者の横川さんが
「あなたは詩がお好きですか。
 あなたの心の中に、子どもの頃に出会った小さな詩が残っていませんか。
 詩はどうも苦手、という方も、幼い頃歌った童謡をふと口ずさむことがありませんか。」(はじめにより)
と呼びかけてくれます。

横川さんとお話していますと、この本を出版した気持ちが伝わってきて、いつしか本で紹介されていますウィリアム・ワーズワーズの「虹」の世界を漂っていたのです。

      ウィリアム・ワーズワース

   心は躍る
   空に虹がかかるのを見ると
   幼いころもそうだった
   大人になったいまもそう
   年老いたときもそうありたい
   でなければ 死んだほうがましなのだ
   子どもは大人の親父である
   願わくはわたしのこれからの一日一日が
   自然への畏敬の念で貫かれんことを

「詩人たちからの贈り物」は、残念なことに書店には置かれていない。
直接、販売元よも出版への申し込みになりますので記しておきます。







長い休みであった?

2007-05-14 | 友だち一万人
長い間、更新もせずにいました。

その間にこのブログを訪れていただきました皆様に感謝いたします。

そこで一言、言い訳のブログ更新。

2月・3月と年度末ということもあって、駆け込みの仕事処理。

1月から一人暮らしの病人の様態が悪くなり、週末は看病。

そして、2月に6年以上の闘病生活にピリオド。

数十年にわたるゴミの山との格闘と空白を埋めるべく思い出探し。

やっと、整理の目途が立ち、これからは少しは時間の余裕ができるかな?

この数ヶ月は、社会の動きも凄まじいものがあり、

私生活に追われた空白を埋めようとしていますが・・・。

それにしても、夜の予定の多いこと。生活を見直さなければ!