まあ正直去年ほど荒れるとも思えない優駿牝馬。その時点で既に負けフラグかもしれないというのはさておき。
なにはなくともミッドサマーフェア。
君子蘭賞・フローラSと連勝で、カワカミプリンセスとベッラレイアを合わせたようなフィット感。
ちなみに君子蘭賞を勝って次走連勝した牝馬のオークス勝率は100%、これ豆知識。
そもそもカワカミしかいないとかいうツッコミは受け付けません。3歳春に500万→OPと連勝するのがいかに限られた存在かというのは、君子蘭賞四半世紀の歴史の中で過去にカワカミとスギノブルボン(牡)しか連勝馬がいないということからも推して知るべし。
桜花賞組も手強いが、真に手強いのはジェンティルドンナではなく2着ヴィルシーナ。
ジェンティルがここまで全戦マイルという、「ディープ産駒なんだからマイル勝って当たり前ー」を体現したようなローテを組んだのに対して、2歳時は1800以上で牡馬のそれなりクラス(下はローレルブレットから上はヒストリカルまで)と互角に渡り合っているあたり、ラインクラフトとシーザリオのようなもの。まあジェンティルドンナもヒモには一応。
ミッドサマーフェアをディアデラノビア、ヴィルシーナをシーザリオに仮想するなら、残るはエアメサイア探し。
去年の勝ち馬エリンコートはまさかのデュランダル産駒だったが、そのデュランダルはエアメサイアと同じいわゆるサンデー×ノーザンテースト配合。そうだよノーザンだよ。
となればダイワメジャー産駒トーセンベニザクラ、一応サンデー&ノーザン持ちのオレハマッテルゼ産駒ハナズゴール、祖母がサンデー×ノーザンにしてエアグルーヴの姉というアイムユアーズ。このあたりがエアメサイア役にふさわしい。
ミッドサマーフェア、ヴィルシーナからエアメサイア係に流す感じで。