第67回配信です。
二、ネット世界における北村紗衣の実像と裁判官が「推認」した虚像
弁論主義…裁判の基礎となる訴訟資料の提出を当事者の権能かつ責任とすること
①裁判所は、当事者が主張していない事実を認定して裁判の基礎とすることは許されない(第1テーゼ)
②裁判所は、当事者間に争いのない事実はそのまま裁判の基礎にしなければならない(第2テーゼ。自白の拘束力。民事訴訟法179条)
③争いのある事実について証拠調べをするには、原則として、当事者が申し出た証拠によらなければならない(第3テーゼ。職権証拠調べの禁止とも言われます)
https://www.yokohama-roadlaw.com/glossary/cat2/post_182.html裁判官が「推認」した北村紗衣像はオープンレター騒動を眺めていたネット世界の住人には極めて違和感がある。
私自身の当時の印象は以下の通り。
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2021年3月30日
呉座・北村騒動を傍観していて、最初は同じ東大出身で年齢も近い呉座氏と北村氏の間で昔から何か因縁があるのかと思ったら、北村氏は呉座氏の著書を読んだこともなく、何の関係もなかったそうで、ちょっとびっくり。
私は今は何故か北村氏にブロックされているので読めないけど、確か北村氏が「こんなことをされて、私だけでは抱えられない」(?)みたいなことをツイートしたら、「一人で抱え込まないで」とかの応援が殺到し、その後、有象無象のフェミ軍が湧き出てきてあっという間に呉座城炎上、
ついでに平山城と平林城も陥落、という感じで、私には背後に何があったのか全然分からず。何というか、「もののけ姫」の指揮を受けた猪の大軍に押しつぶされたみたいな感じだった。中には全く別件で呉座氏にいじめられたのか、すっかり「タタリ神」に化してしまったような中世史研究者も。
まあ、正直、「こんなことをされて、私だけでは抱えられない」(?)はちょっと芝居がかっているような感じがして、こうすればいつもの味方が呉座攻撃をしてくれるだろうと予想していたのではないかと思った。そして『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』を読んでみたら、北村氏は「一年に百本くらい映画
を映画館で見て、かつ百本くらい舞台も劇場で見ます。その全部について簡単な批評を書いて自分のブログにアップしています。また、一年に二六〇冊くらいの本を読みます」(p8)とのことなので、演技とシナリオライティングが完全に肉体化している感じ。
結局、呉座勇一氏はあくまで出版の世界の人でデジタル世界での戦闘力は皆無。他方、日本で最も優秀なウィキペディアンの北村氏はネットでの戦争の優れた戦術家であるばかりか、自らも戦闘技術を磨いてきた「デジタルもののけ姫」であり、北村氏の勝利は必然であった、というのが私の現在の見立て。
https://twitter.com/IichiroJingu/status/1376870186578370565
2021年12月21日
RT 北村紗衣氏、たいした才能だな。これほど戦闘力のある人は珍しい。私の「デジタルもののけ姫」という見立ても間違いではなかった。呉座氏はとんでもない人を相手にしてしまったな。
Sachi ダーウィンAusさん
デジタル戦闘力!まさにその破壊力を感じました。私が対峙した時も他の学者と圧力が全然違う、そして失言が無い。私も普段反日左翼から襲われているので慣れているのですが、この時は段違いでした。
特に果敢にも氏に反論する人、私のコメントにいいねをする人を次々にブロックして、応援を断って孤立させる作戦をとっていて、本当に戦術に長けているなと。これで防衛力を下げさせて自由自在に攻撃、数百の罵倒コメントがやって来ます。
私は反日左翼からの罵倒を受けているのとそれなりのフォロワー数がいたのですが(当時1万弱だったと)それでも耐えきれずブロック。普通の人は耐えられない。もちろん、開示要求をする、大学名をチラつかせる、訴えるとの脅し文句も効果的でしたね、まさにデジタル戦闘力の武器がたくさん。
平山優 (歴史学者)
2021年3月23日
北守という人など、亀田俊和氏への対応を見たらインテリ〇〇〇の類ではないかと思われるが、そんな人間にまでここまで謝罪しなければならない理由は何なのだろうか。それほど強大な社会的権力なのか。
三、控訴審での対応について
雁琳氏には金がないので弁護士の補強は難しい。
無料ないし安価で協力してくれる弁護士の知人もいなさそう。
しかし、傑出した文章力がある。
本人訴訟をやれば良いのではないか。
(次回配信で説明)