第56回配信です。
久須美酒造
https://www.kamenoo.jp/
「清泉(きよいずみ)・亀の翁/夏子の酒のモデル蔵元・久須美酒造/亀の尾復活の浪漫」
https://www.echigo-bishu.com/kusumi-shuzou.htm
二、内村鑑三と上州
「心の燈台 内村鑑三」(上毛かるた)(2016年05月26日)
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/b1f7c3ef2111429c49d9d85d38eb1ddc
「上毛かるた」とキリスト教(2020年05月11日)
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/f1fc5e1c2c085adf1920a5551c53678a
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若松英輔『内村鑑三 悲しみの使徒』(岩波新書、2018)
All for God──神の道と人の道,「不敬事件」と妻の死,義戦と非戦,そして娘の死と,激しいうねりのなかを生きたこのキリスト者は,自らの弱さを知るからこそ,どこまでも敬虔であろうとした.同時代の多くの人を惹きつけ,『余はいかにしてキリスト信徒となりしか』『代表的日本人』等の著作に今も響きつづける,その霊性を読み解く.
https://www.iwanami.co.jp/book/b341729.html
若松英輔『内村鑑三 悲しみの使徒』(岩波新書、2018)
All for God──神の道と人の道,「不敬事件」と妻の死,義戦と非戦,そして娘の死と,激しいうねりのなかを生きたこのキリスト者は,自らの弱さを知るからこそ,どこまでも敬虔であろうとした.同時代の多くの人を惹きつけ,『余はいかにしてキリスト信徒となりしか』『代表的日本人』等の著作に今も響きつづける,その霊性を読み解く.
https://www.iwanami.co.jp/book/b341729.html
「序章 回心」
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上州人の自覚
【中略】
のちに内村は、「過去の夏」(一八九九年)と題する一文で群馬での生活を回顧し、「余は上毛[群馬]の地に何の負うところなし。その人物は余の概ね尊敬を表する能わざるところ」であると書く。しかし、その川に生きている魚は別だった。「彼らは余を造化の霊殿に導けり。彼らを通して余は余の造化の神に詣れり」、という。
群馬で周囲に接した人には敬意を抱かせる人は少なかった。しかし、そこで出会った魚は、この世が神の「霊殿」であることを教えてくれたといって讃嘆する。
さらに先の一節に続けて「余は上州の地と人とを忘るべけれどもその魚類をば忘れざるべし」と書き、この一文を終えている。のちに内村は、札幌農学校で生物学と水産学を学ぶ。彼は二一歳から二三歳まで開拓使(のち札幌県)御用係准判任として採用され、各地の水産現場を視察している。
【中略】
さらに内村は「上州人」という漢詩も残している。
上州無知亦無才 上州〔人〕は無知亦た無才にして
剛毅朴訥易被欺 剛毅朴訥にして欺かれ易し
唯以正直対万人 唯正直を以て万人に対し
至誠依神期勝利 至誠神に依って勝利を期す
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「内村鑑三の「上州人」という漢詩の解説が読みたい。」
https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?id=1000176890&page=ref_view
「高崎が生んだ世界的思想家 明治時代のキリスト教指導者」(高崎新聞)
http://www.takasakiweb.jp/takasakigaku/jinbutsu/article/08.php
http://www.takasakiweb.jp/takasakigaku/jinbutsu/article/08.php
上毛かるた 「こ」の札(2015年2月号)
https://gunma.coopnet.or.jp/event/look/walk_154.html
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