米原での豪雨が幻だったかのように
京都の町は晴れ上がっていた。
新幹線から奈良線への乗り換えは
呆気ないほど簡単で
なんとなく、歓迎されているような気分になる。
稲荷で降り、鮮やかな朱の鳥居をやり過ごし、脇の参道から更に脇道にそれて
住宅地を歩くこと少し
一度は通り過ぎ、その間にカに手首や腕を刺されながらも
戻る道で涼しげな金風鈴の音と大輪の百合の香に呼び止められた、そこが
第一の目的地 瑞石庵 だった。
風鈴の門をくぐって細い廊下を抜けた先にもう一つの門。
その門をくぐると和の箱庭に迎えられ
その奥まで歩いてやっと、
建て屋への入口にたどり着いた。
稲荷の脇という立地とともに
神社-二つの鳥居の先にある聖域を連想させる。
呼び鈴を鳴らすと、
奥から女性が出ていらした。
御席は空いているのですが
ちょっと立て込んでいて
お食事をお出しするまでに40分ほど
かかってしまいそうなのですが
とのこと。急ぎの旅ではないので
待たせていただくことにした。
玄関でスリッパに履き変えてから通されたテーブルは
入口に一番近いところにある二人掛けの席。
他に、四人がけテーブルが二つと
四人がけの掘ごたつのあるお座敷。
百合の花が飾られた小さなテーブルにも
椅子が二つあるが
混んだら使われるのだろうか。
しつらえは、和洋折衷。
自然薯(自然生)という日本原産の芋を使った料理。
とろろ汁メインの自然薯ランチにも惹かれたが
ここは洋風にアレンジされた
自然薯美人プレートランチを選択。
ゆるりと、待つ。
京都の町は晴れ上がっていた。
新幹線から奈良線への乗り換えは
呆気ないほど簡単で
なんとなく、歓迎されているような気分になる。
稲荷で降り、鮮やかな朱の鳥居をやり過ごし、脇の参道から更に脇道にそれて
住宅地を歩くこと少し
一度は通り過ぎ、その間にカに手首や腕を刺されながらも
戻る道で涼しげな金風鈴の音と大輪の百合の香に呼び止められた、そこが
第一の目的地 瑞石庵 だった。
風鈴の門をくぐって細い廊下を抜けた先にもう一つの門。
その門をくぐると和の箱庭に迎えられ
その奥まで歩いてやっと、
建て屋への入口にたどり着いた。
稲荷の脇という立地とともに
神社-二つの鳥居の先にある聖域を連想させる。
呼び鈴を鳴らすと、
奥から女性が出ていらした。
御席は空いているのですが
ちょっと立て込んでいて
お食事をお出しするまでに40分ほど
かかってしまいそうなのですが
とのこと。急ぎの旅ではないので
待たせていただくことにした。
玄関でスリッパに履き変えてから通されたテーブルは
入口に一番近いところにある二人掛けの席。
他に、四人がけテーブルが二つと
四人がけの掘ごたつのあるお座敷。
百合の花が飾られた小さなテーブルにも
椅子が二つあるが
混んだら使われるのだろうか。
しつらえは、和洋折衷。
自然薯(自然生)という日本原産の芋を使った料理。
とろろ汁メインの自然薯ランチにも惹かれたが
ここは洋風にアレンジされた
自然薯美人プレートランチを選択。
ゆるりと、待つ。