道楽父さんのフィールドノート ”気まぐれ雑記帳”

主に愛媛県内を中心に鳥見と野鳥撮影を楽しんでいます。

ミコアイサ

2010-12-07 23:07:06 | Weblog
先週の週末は久しぶりに香川県に足を運びました。日本野鳥の会 中国四国ブロック交流会に参加するためです。
折角なので同行者と香川県の探鳥地にいくつか立ち寄ったのですが、情報もなければ下調べも不十分だったので大した観察もできませんでした。
それでもため池の多い土地柄ですから、水鳥達は愛媛に比べると見やすい環境にあります。
愛媛ではなかなかお目にかかれないミコアイサを観察するため、以前、ミコアイサを観察したため池に行くと、会えましたミコアイサに・・・
翌日、別のため池に足を運びましたが、ここでもミコアイサを観察することができたので写真を撮影しました。
といっても一眼レフは持ち合わせていなかったのでデジスコで撮影したものです。
シャープさには欠けますが、そこは愛嬌ということで・・・
それにしても、驚いたのは電柱の上にいたハッカチョウの少群。
写真撮影できなかったのが残念ですが、困ったものです。

ズグロカモメ

2010-10-31 17:17:21 | Weblog
今日は日本野鳥の会愛媛が1年に1回実施する重信川河口清掃の日。
早めに現地入りし、何がいるか確認。するとズグロカモメが1羽、目の前にいた。
清掃に参加する人達が集まり、観察を中断。観察を中断する前にはズグロカモメが2羽いたことを確認した。
わずかに雨粒が落ちだした中、清掃を開始。約1時間30分かけて河口付近に散乱していたゴミを集める。
その間、ズグロカモメは干潟で餌を採ったり、低空を飛んだりしていた。
前シーズンは、結局、確認せず仕舞い。また、10月に確認するのは初めてだったので清掃終了後、近くにいたズグロカモメを撮影した。

ヒヨドリの群れを襲うハヤブサ

2010-05-09 21:55:53 | Weblog
海上に飛びだそうかどうしようか逡巡していたヒヨドリの群れ。
飛びだしたその群れは1000羽を超える大きなものだった。
その後をハヤブサが追いかける。
ヒヨドリの群れは黒い玉となって、そして海面すれすれで水しぶきを上げながら逃げ惑う。
その日、瀬戸内海の海上で繰り広げられたドラマに、久々に感動を味わった。

ツバメチドリ

2010-04-29 22:06:23 | Weblog
朝をゆっくり過ごし、松前町の田んぼを巡った後、カイツブリの写真を撮影しようと行った池で飛びまわるツバメチドリを見つけた。思いがけない出会いに夢中でその姿を追い続けた。
飛翔速度がとにかく早く、その上『ここだ!』と思った瞬間、ファインダーから姿が消える。
ピント合わせ以前に、ファインダーにその姿をとらえ続けるのが難しく、気がつくと1時間半ほどファインダーを覗き続けていた。
もっと見続けていたい・・・  そんな魅力のある鳥だ。

コチドリ

2010-04-25 23:36:10 | Weblog
ウィークデイは雨が続いていい加減嫌気がさしていたので、この週末の天候回復は本当なら嬉しいはずなのに、実際、重信川河口に出掛けてみると、あまりの陽気に陽炎がひどく、フィールドスコープを覗き込んでも気分が悪くなるような揺らぎ具合。「オオメダイチドリでもいないかな?」と見まわしてみても、識別ができるような状態ではありませんでした。
昨日は用事があって、その合間に重信川河口に立ち寄ったので、写真撮影を考えていなかったのですが、これでは撮影できるような環境ではなかったです。
結局、用事が済んだ後、少しでも陽炎の影響を受けないような環境を探したのですが、そんなところは見当たりません。仕方なく、ある程度距離を詰めることができる場所で、近寄ってくれたコチドリを撮影したのでアップします。

アカアシシギ

2010-04-18 23:03:36 | Weblog
春の渡り最盛期、やっと撮影にも出かけられるようになった。
久しぶりに、重信川河口で腰を据えて鳥を待つ。
昨日はホウロクシギが多く来ており、近くに来てくれるのを待つが、なかなか思うようにいかない。しかも久しぶりの陽気のせいで、陽炎が立っている。
そんな中、横から現れたアカアシシギはなかなか愛想があり、どんどん近寄ってきて、右へ左へとサービス満点。
しかも綺麗な個体だったので、昨日は久しぶりに目の保養をさせてもらった。

ズグロ 夏羽

2010-03-13 23:31:55 | Weblog
今日は朝から雨模様。
朝は用事があったので、午後から重信川河口に立ち寄った。
9羽のチュウシャクシギが訪れていた。
北岸には多くのヒドリガモ。河口干潟にはユリカモメが…
その中に完全な夏羽のユリカモメが1羽。

でも、よく見ると小さくて嘴も黒く短い。

なんと、ズグロカモメの夏羽だった。
この冬、私はズグロカモメを確認できなかった。
それが夏羽のズグロカモメに出逢えるなんて…
とってもラッキーだった。

アビ

2010-02-27 22:40:10 | Weblog
今日は、朝から粘っていた県総合運動公園でこれといった収穫も得られなかったので、別の場所へ移動した。すると思いもしない鳥が目の前に…
アビ類には間違いないが、反ったように見える嘴は見たことがない。背中の白点も…
もしや… と思って確認すると、やはり”アビ”だった。
もちろん初見。
ツイていないと思っていたのに、珍客の来訪にオドロキの休日になった。

夜明けのランデブー

2010-02-21 18:07:42 | Weblog
今日は朝から天気がよさそうだったので、久しぶりに夜明けのシーンを撮影しようと重信川河口に向かった。
ポイントに到着すると、遠く石鎚山系の稜線が浮かび上がり、水面は色づき始めている。
カモが活動を始め、しばらくするとハマシギの群れが右へ左へ群れ飛ぶ。
稜線から陽が昇るとユリカモメが飛んできた。
何羽かがオレンジに染まる稜線をバックに飛ぶ。
そのうちの2羽が、まるでランデブーのように絡み合いながら、夜明けの空をこちらに向かって飛んできた。

まだ鳴かない・・・

2010-02-20 23:28:44 | Weblog
今日は県総合運動公園に行ってみた。
ジョウビタキがせわしなく動き、カイツブリが近くで鳴く。
シメも姿を見せてくれた。
一方、ウグイスはというと、地鳴きが聞こえるものの、いまだ囀りには至らない。
先日、山に近い場所でウグイスの初鳴きを確認したので、ここでもそろそろ鳴かないかと期待していたのだが、ここのウグイスは、まだのようだった。
何度か藪からでてきたウグイス。
この時期のウグイスは、すばしこく動くのでなかなかうまくとらえられない。
倒れた葦に留まったかと思うとすぐに飛び立った。