書籍編集者に復帰して、4年半以上が経ちました。
もはや、このブログを見ている人はいないでしょう。
偶然ご覧になったあなたは、「はじめまして」になりますね。
試用期間の6か月で正社員にならなかった会社を早々に見切り、
今の会社に移籍できてから約4年、今日までどうにか生きてきました。
気づけば30代も折り返しを過ぎて、四捨五入すれば40歳です。
今の会社に在籍する中で、一度、休職を経験しました。
要因は複合的なものですが、一番は仕事によるストレスです。
随分と、いろいろなことがあり、一部は今も懸案事項として続いています。
その休職をしたことによって、いよいよ、
心身も時間も全てを賭けないと務まらない書籍編集者という仕事と、
お別れをしようという気持ちになったのです。
こうして書いている今も、いろいろな感情や考えがあります。
たとえ衰退産業であっても、自分が売れる本をつくればいいんだ、とか、
辞めたところで、生活費をどうやって稼ぐんだ、とか。
でも、一言でまとめてしまうと、もう心底疲れたのです。
ココロもカラダも壊れてしまったのに、
また同じフィールドに立って成果を出していくのは、結果的に非常に困難でした。
自分なりに、試行錯誤はしてみたのですが……。
ただ、無理もありません。
書籍編集者に復帰してからというもの、
仕事でやりがいやおもしろみを感じたことは、一度もありませんでした。
苦しい、つらい、しんどい……。毎日がその連続です。
心身が壊れる前に、年を取る前に、動けばよかったのかもしれません。
できなかった過去を悔いても、もうどうしようもありませんが……。
無論、とにかく生活費を稼ぐ必要があるから働く、
というぐらいの気持ちだけでは、出版業界を生き抜くのはなかなか厳しいのです。
そして、いつの頃からか、身近にある小さな幸せが、一番大切になりました。
たとえば、近所に咲いているお花がきれいだとか、
街にいる地域猫さんたちが元気そうにしているとか、
そういったものにこそ、かけがえのない価値があって、
その大切なものとともに生きていきたい、と思うようになったのです。
こうした価値観の変化も、仕事観に影響を与えています。
給料は今以上に少なくても、地元で、仕事以外の時間を大切にしたい――。
それが、4年半以上の日々を経て僕が至った、理想の生き方です。
過去の記事を読み返すと、180度価値観が違うのですけれど。
ただ、具体的にどうするか、ということを考えると、考えがまとまりません。
通っている病院の主治医によれば、考えがまとまらない、ということも、
うつなどの精神疾患の1つの現れ方だそうです。
何とか仕事をすること自体にも支障が出てきており、
会社員や社会人としての体面を保つことさえも難しくなりつつあります。
限界を超えてしまったのかもしれません。
とにかく、休日のまま、時間が止まってほしいと願いますが、それは叶いません。
どうすればいいのか、僕は答えのない樹海に迷い込んでしまったようです。
もはや、このブログを見ている人はいないでしょう。
偶然ご覧になったあなたは、「はじめまして」になりますね。
試用期間の6か月で正社員にならなかった会社を早々に見切り、
今の会社に移籍できてから約4年、今日までどうにか生きてきました。
気づけば30代も折り返しを過ぎて、四捨五入すれば40歳です。
今の会社に在籍する中で、一度、休職を経験しました。
要因は複合的なものですが、一番は仕事によるストレスです。
随分と、いろいろなことがあり、一部は今も懸案事項として続いています。
その休職をしたことによって、いよいよ、
心身も時間も全てを賭けないと務まらない書籍編集者という仕事と、
お別れをしようという気持ちになったのです。
こうして書いている今も、いろいろな感情や考えがあります。
たとえ衰退産業であっても、自分が売れる本をつくればいいんだ、とか、
辞めたところで、生活費をどうやって稼ぐんだ、とか。
でも、一言でまとめてしまうと、もう心底疲れたのです。
ココロもカラダも壊れてしまったのに、
また同じフィールドに立って成果を出していくのは、結果的に非常に困難でした。
自分なりに、試行錯誤はしてみたのですが……。
ただ、無理もありません。
書籍編集者に復帰してからというもの、
仕事でやりがいやおもしろみを感じたことは、一度もありませんでした。
苦しい、つらい、しんどい……。毎日がその連続です。
心身が壊れる前に、年を取る前に、動けばよかったのかもしれません。
できなかった過去を悔いても、もうどうしようもありませんが……。
無論、とにかく生活費を稼ぐ必要があるから働く、
というぐらいの気持ちだけでは、出版業界を生き抜くのはなかなか厳しいのです。
そして、いつの頃からか、身近にある小さな幸せが、一番大切になりました。
たとえば、近所に咲いているお花がきれいだとか、
街にいる地域猫さんたちが元気そうにしているとか、
そういったものにこそ、かけがえのない価値があって、
その大切なものとともに生きていきたい、と思うようになったのです。
こうした価値観の変化も、仕事観に影響を与えています。
給料は今以上に少なくても、地元で、仕事以外の時間を大切にしたい――。
それが、4年半以上の日々を経て僕が至った、理想の生き方です。
過去の記事を読み返すと、180度価値観が違うのですけれど。
ただ、具体的にどうするか、ということを考えると、考えがまとまりません。
通っている病院の主治医によれば、考えがまとまらない、ということも、
うつなどの精神疾患の1つの現れ方だそうです。
何とか仕事をすること自体にも支障が出てきており、
会社員や社会人としての体面を保つことさえも難しくなりつつあります。
限界を超えてしまったのかもしれません。
とにかく、休日のまま、時間が止まってほしいと願いますが、それは叶いません。
どうすればいいのか、僕は答えのない樹海に迷い込んでしまったようです。