再びの風邪

2009-03-08 21:56:11 | Weblog
一昨日くらいから喉の違和感はあったのだけれど、やはり風邪であった。
昨日は『萬葉集』を読む会だったのだけれど、どうにもからだが動かず、少し遅れて家を出たらバスは来ないは電車の乗り継ぎは悪いはで30分も遅刻。新宿三丁目の駅で乗り換えの丸ノ内線が両方向来ており、一瞬どちらに乗るべきか迷う。本能では右側の電車だったが本能で正しかった試しがないのでひるんだ隙に電車の扉が閉まる。閉まったあとで正しかったことが判明。ううむ、こんなこともある。

欠席が多く4人と寂しい会に。坂上郎女と大伴家持のやりとりが面白く、NHKの大河ドラマでやってくれないかしらね、などと語り合う。
早目に終わって、家に帰ったあとは倒れ込むように昏々と眠りこむ。いったいどのくらい眠ったのだろう。汗びっしょりかいて朝。
やることはあるので午前中少しパソコンに向かうものの、やはり無理。テレビを見ていても起きていられない。夕方からあきらめてまた寝込む。

なんとか明日中に治さねば。

雨の渋谷

2009-03-07 01:47:18 | Weblog
朝から雨。
万葉集の予習をしゅくしゅくとやる。
辞書をひいたり、いろんなことを調べたり、こういうのは好き。

昼過ぎに終わって、あいかわらず溜まっている録画のドラマを見たりしながら出かける支度。雨のなかを渋谷へ。

渋谷。
久しぶり。
どしゃぶり。

TSUTAYAで漫画チェック。『大奥』の新刊が出ていた。漫画の新刊情報をメールで知らせてくれるサービスに登録しているんだけど、どういうわけか、いつも買ったあとにメールが来る。役立たず。
『天体戦士サンレッド』の特設コーナーがあった。思わず写メル。

mちゃんと待ち合わせて、きょうは「天狗」へ。ここはお財布にも終電にもやさしい店。開店直後から閉店までいた。
京都のおみやげの香煎をひどく喜ばれる。よかった。
お互いに、進んでいるような滞っているような現状を語り合い、「VOICE」における瑛太のダッフルコートの色の意味など聞く。つくづく、色って不思議だ。

ほぼ終電で帰宅。
電車のなかで持っていた紙袋を落したら、ものすごくやさしい動作で拾ってくれた男性がいた。渋谷駅周辺で3回くらい傘でつつかれたあとだったから、惚れてしまいそうだった。動作にも愛は宿るのだな。


原稿三昧

2009-03-05 23:24:30 | Weblog
午前中はとある短い原稿をさらっと書き、メールにて送る。快調。
午後は毎度書きあぐねている原稿をぐだぐだと書いては直し書いては直す。少し遅れているので気になるものの、もう少し考えたい。
そのあと万葉集の予習や来週の「コープとうきょう」の準備を少しする。
夜はとある他人の原稿についてあれこれ考える。つい赤(ペン)を入れてしまう。

そんな一日。

昨日購入した嵐の新曲をヘビーローテーション。初回限定版の入手が困難になってきて(普通にCD屋で予約すればいいことなんだけど)、通常版でもいいやという気になりつつある。愛がさめたのかしら? なんだかひどく売れているらしい。あんまり売れると寂しくなるというのは、ファンの複雑な心理。



ずっと心に秘めていたことを少しだけ口にしてしまう。理解されることなどたぶんありえないことだろうけれど、自分にとっては大きな一歩。

少年づくし

2009-03-04 22:55:53 | cinema
2週間ぶりの歯医者へ(さすがに先週は忙しすぎてパスしたのだった)。
ランチに連れていってもらったイタリアンが、前菜から量が多すぎてメインを半分残してしまうほど。デザートなんてケーキが3個にアイスクリームとババロアみたいなのまで。ギャル曽根御用達の店か? でも店が5周年だかなんだかで、帰りにショートパスタの袋を貰った。先日も京都で息子と入った店が3周年記念で、会計のときにくじ引きで割引率が決まるという楽しい喫茶店だったことを思い出す。20パーセント引きを当てた(ここではマカロンも貰った)。

歯医者のあと川崎のTOHOシネマズで久しぶりの映画2本立て。
『20世紀少年<第2章>』と『少年メリケンサック』。どんだけ「少年」好きなんだ! 好きだけど。でも、どっちも少年じゃないし(笑)。

『20世紀少年』は、トヨエツがかっこいいですね。汚いけど。ストーリー的にはどんどん進んで行くので、原作読んでないとかなりしんどい感じ。しかしあちこち贅沢なキャスティングですね~。普通に万博懐かしーとか思っちゃうし、画面で一斉に人差し指立てられると一緒にやってしまいそうになっちゃうし。

『少年メリケンサック』は、もうかなりの傑作です。汚くてカッコワルいおやじたちばかりなんだけど、だんだん宮崎あおいちゃんの気持ちになってはまっていく。こっちは田口トモロヲがめちゃくちゃいいです。もー、本気で笑った。ユースケサンタマリアとあおいちゃんの掛け合いとか、さすがクドカンだなあと思うシーンがいくつもあった。ユースケは『20世紀少年』にも出ていたなあと思ったら、主役の女の子が両方ともカンナという名前でした! そしてこっちは中指を立てたくなります(笑)。

帰り道は頭のなかを「トーキョーマラソン」がエンドレスで流れます。

佐藤浩市の若い頃と子供役を演じていたのは佐藤智仁くんで、「仮面ライダーカブト」に出ていた子ですね。最近はドラマ「VOICE」にも出て、ちょっとアクの強い役どころが多いです。


気分的にあまり重いものは観たくなかったんでこんなセレクトになったのだけれど、本当は『チェ38歳』を観たかったのだ。もうやっている映画館が少なくなってしまった。無念。

脱力

2009-03-04 00:36:58 | Weblog
仕事も旅行も終わって、気が抜けたようになっている。
ぼーっと、溜まりに溜まった録画のドラマやアニメを見ている。
掃除とか洗濯とかご飯作りとかもした。
気になっている原稿はあるものの、書く気にはなれず。
留守の間に届いていた郵便物をやっと開封。結社誌が多い。開けるだけで読む気にはなれず。

なんとなく、両手両足をだら~んと延ばして脱力している感じだ。
昼間、猫がひっきりなしにトイレに行っていた。特に具合が悪そうでもないけど。寒いせいかなあ。


そういえば、昨日の店で残った土鍋炊きのご飯をおにぎりにしてくれると言っていたのだが、貰って帰るのを忘れてしまった。わたしよりも、お店のひとががっかりしたんじゃなかろうか。申し訳ないことをした。具の梅干しまで指定したのにな。残念。といっても、家に帰って食べられる余裕がわたしの胃にはなかった……。


念校

2009-03-02 23:32:30 | Weblog
朝、意外に早く目が覚めたものの、どうにもからだが動かない。「うーーー」と唸りながら、10時半頃まで起きられず。

午後からA社へ。京浜東北線が置き石があったとかで20分ほど止まってしまった。これ幸いとまた眠りこける。
そんなわけで会社に着いたのは2時半頃。
この一カ月以上関わっていた本の念校のチェック。オペレーターの入力ミスがいくつかあり、冷や汗をかく。オペレーターの仕事も大変だよなあと思う。一冊の本は、著者だけでなく多くのひとの力の集積によって成り立つのだ。いつだったか、本の奥付けに校正者の名前もいれるべきだとトヨザキ社長が力説していたことがあったけれど、オペレーターとか広告のひととか販売のひととか、みーんな入れたらいいのにね(笑)。

例によって渡り廊下で仕事をしていると、見知っているひとたちが通りすがりに声をかけてくれる。I井さんからは桃とマンゴーを煮詰めたジュースをいただく。k合さんからは「終わったら顔出しなさい」と言われる。
おみやげに持って行った「九州限定キットカット・柚子胡椒味」がわりと好評。後味がかなり辛いです。

覚悟していたよりは早い時間に終了。担当者が別の仕事の校了のため、最後の最後まではつきあえなかった。少し未練。しかし来週にはもう見本刷ができてくるんだそうな。手品のようだ。
k畑さんと少ししゃべって、hさんと「嵐」の話をしたあと、k合さんのところに寄る。「一杯飲みに行こう」と誘われ、よく連れていってもらう「五十嵐邸」へ。
筍と新若布の辛子酢味噌に始まって、姫栄螺や鮟鱇肝、出来立て豆腐、お造り、鰆の西京焼き、蕗の薹とこごみの天ぷらなどを堪能。例によってk合さんが帰ってしまったあとに土鍋で炊いたご飯(激旨)が出る。〆張(日本酒)がおいしくて、ご飯になってからもおかわりしちゃった。この店、本店は新潟なんだそうな。本当に「五十嵐邸」という豪農の家をまるごと買い取って、レストランにしているんですって。
また、小さなホッカイロを貰って満腹で帰る。
写真はデザートの「おけさ柿のシャーベット」(いつも前菜の盛り合わせの美しさとかを写真に撮ろうと思いながら食い気に負けて忘れてしまう)。本物の柿をただ凍らせているだけなんだけど、甘みがちょうどよくって美味でした。


とりあえず、これで一段落。いろいろ滞っているもろもろがあるので、明日からはそちらに専念します。あー、テレビも~。

京都観光

2009-03-02 00:25:25 | Weblog
朝9時頃になんとか起きて、11時前にチェックアウト。
寝不足と二日酔いでとんでもない状態だったが、もうこれだけ続くと麻痺してしまいそう。

o川さんと待ち合わせて北野天満宮へ。梅園は入園料が600円もするので入らなかったけど、あちこちに咲いている梅を眺めたり牛の像をなでたり(からだの悪いところをなでるといいと聞いて肝臓のあたりをなでる)おみくじをひいたりする。
通勤ラッシュのようなバスに乗って二条城へ。ここでS田さんと落ち合い、一緒に世界遺産の二条城を観光。軽い気持ちで行ったのだけれど、ここがまあ広くて、二の丸をきゅっきゅさせながら巡り、庭園を延々と歩く。
地下鉄に乗り、なんとかという蕎麦屋で遅い昼食。京都の地下鉄は深い。中途半端に掘るといろんなものが出てきちゃって大変なんだそうな。駅に発掘物が展示されていたりもする。

そのあと錦市場まで連れていってもらってo川さんとS田さんと別れる(本当にありがとうございました)。市場をひととおり歩きおみやげを買ったりしたあと、六角堂にある鳩のおみくじを買いに行こうと歩いて行ったら、六角堂は5時までだった。15分遅かった。

四条駅から地下鉄に乗って京都駅へ(間違って阪急線の切符売り場で梅田までの切符を買いそうになるわたし。こんがらがりすぎ)。京都タワーでベタなおみやげを冷やかしたあと、駅ビルの焼き鳥屋みたいなところで食事(っていうかまた飲む)。
息子は知り合いに会ってもう一泊するというので、ホテルに預けていた荷物をとりに行ったあと、わたしは新幹線で帰る。終電を予約していたけど1時間くらい早い「のぞみ」に変更した。11時過ぎに帰宅。

よく歩いた一日だった。

そして明日はまた出社なのだった。寝よう。

写真は二条城。大政奉還はここで決まったのだ。

京都の夜

2009-03-02 00:19:37 | Weblog
(2月28日つづき)
京都駅についてそのまままずはホテルへチェックイン。
N之原くんが迎えにきてくれて、先斗町の「厨厨」という店へ。この春から息子が京都で暮すことになるかもしれないので(大学を卒業できれば、の話だけど)、挨拶がてら京都のみんなと飲みたいよ~と言ったら、なんだか13人くらい集まってくれた。しかもS田夫妻、S藤さん、U村さん、T木くん、k野さんをはじめとする非常に豪華なメンバー(ありがたいやら申し訳ないやら)。時節柄(?)先日の『ネフスキイ』の会の話について熱い議論が交わされる。さんざん飲んで食って、次の店へ。一升瓶の焼酎を飲みながら盛り上がったところにM井さんが合流。この時点ですでに午前1時をまわっていたのだが、S田さんとM井さんが妙に熱く「詩の解体」について語り出し、「あと20分」とか「この一升瓶があくまで」とかわけのわからないことに。結局午前4時に(店がおしまいになって)なんとか解散。M井さんをアパホテルに送りがてらタクシーでわたしたちもホテルに帰る。
京都弁に興味のある息子が、「みんな世間話のときは関西弁なのに、短歌の話をしているときは共通語になるんだ」と感心していた。

写真は京都じゃないけど、大阪の肥後橋という「日本一短い商店街」を自慢にしている(わりにはさびれている)商店街の垂れ幕。

大阪行

2009-03-01 23:55:14 | Weblog
(2月28日)
義父から「11時半にお昼ご飯ね」と言われ、途中で息子を拾って天ぷらやへ。
食事のあと宮崎空港まで送ってもらう。おみやげなど物色して一路大阪へ。
伊丹空港からモノレール経由で蛍池から乗り換えて梅田へ。時間がぎりぎりになってしまったのでタクシーで国立国際美術館へ。ちょうど足立智美さんのパフォーマンスが終わったところだった。新国誠一展を見る。展示物は見たことのあるものも多かったが、まさか大阪でこれが見られるとは思っていなかったので僥倖である。
同時開催の「中国のアバンギャルド展」が衝撃的。大勢の老人(人形)が車椅子で動き回っている展示とか、普通に岡井隆がまじっていそうで怖かった。
松井茂さんと、やはりたまたま訪れていた藤井貞和さんと落ち合って、歩いて松井茂「Camouflage」 展へ。これだって、別にこれだけのためには絶対来なかったと思うけど、やはり松井茂とはなんだか見えない糸(意図)でつながっているのかなあ~。
展示見て、藤井さんのアリバイ作りに協力して写真とったりしたあと、わたしと息子はまたタクシーで大阪駅まで戻り、JRで京都へ。

写真は「Camouflage」 展の展示物。一見同じ詩集に見える10冊の「Camouflage」 が並んでいる。「本物はどれだ!?」という展示ではない。

宮崎行

2009-03-01 23:31:59 | Weblog
(2月26日)
朝から慌ただしく準備をして、ばたばたと出かける。
途中、義母へのお見舞いの品や姪っ子たちへのおみやげを買い羽田へ。
雨女なんで、旅立ちはいつも雨です。

夕方に宮崎空港着。義父が迎えに来てくれる。本当は息子も来るはずだったのだが、すっかり忘れられていた(泣)。
夜はみんな揃って上の姪っ子のお誕生会を兼ねたすき焼き宴会。ビールやらワインやら飲んだ後、義父と義弟と息子の四人で宮崎の繁華街へ繰り出す。息子の行きつけの店に行きたかったのだが、満員で入れず義弟の行きつけの店へ。そのあと息子の行きつけの店があいたというのでそこで小一時間ほど飲み、さらに義父の行きつけの店へ(どんだけ負けず嫌いなんだか)。へろへろになって帰ったのに、義父につかまってさらにワインをつきあう。しばらくろくに寝てない暮らしをしていたから朦朧としてきて午前2時頃なんとか解放される。

(2月27日)
昼前から義父とドライブに出かける。西都原古墳群という、古墳のメッカみたいなところへ。ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの古墳もあるのだが、そこは宮内庁の管轄で入れない。それでもものすごい数の古墳がぽこぽことある、面白いところ。鬼の窟という古墳は中にまで入れる。近くにある博物館は入館料無料(!)で、最近新しくなったらしくとても凝ったつくりの立派な博物館だった。
なぜか井上康生の柔道着が飾られている(ほかにもダルビッシュとサエコなど有名人の写真がいっぱい飾られている)店でうなぎをごちそうになり、国分寺跡で木喰上人の掘った仏像見たり平和台公園で八紘一宇の塔を見たりはにわ館でn見に似たはにわを見たりしたあと、息子のアパートを急襲。
4年前に電化製品や家具を揃えてあげたきりなので、どんなことになっているかと思ったが、普通の大学生の男の子の部屋という感じだった。やたらに酒瓶は並んでいたが(笑)。

そのあと息子とふたりで、繁華街の居酒屋で食事というか延々と飲む。教えられた道をタクシーで帰宅すると、あまりに帰宅が遅いので心配されていた。
珍しく義妹がいたので、そのあと少し話し込む。

写真は西都原古墳の鬼の窟。これくらいの大きさの古墳が300個くらいあるのだ。