愛知万博(愛・地球博)を楽しむブログ。-EXPO MANIAX- Blue Hall

万博マニアの作者が送る愛知万博(愛・地球博)非公認ブログです。会場に行った際は現地からもリポートします。

長久手愛知県館

2005-10-07 07:01:51 | パビリオンレビュー


今回の万博で1番良く行ったパビリオン、、、
長久手愛知県館。
5300年前の氷河から現れたアイスマンと地球環境問題に警鐘を鳴らし続ける江古野博士と妖精が繰り出す驚きと感動のパフォーマンスショーだ。
もちろん愛知モノづくりギャラリーが楽しかったわけではなく「地球タイヘン大講演会」が楽しかったからである。


オールスター。


初めて訪問したのは4月の頭。
ガスパビリオンは痛そう・・・という予想を若干だけ上回っていた古田新太の怪演(ビデオだけどね)、つまんなそうだな・・・という予想をそのままだった夢見る山めざめの方舟を見たそんな日に見たわけである。
もちろん空いていた事もあって、若干の不安があったのは事実であった。
ループから眺めた長久手愛知県館の管理棟にあった写真を見ても、ちょっと不安であった。
まして、自治体出展というのも不安の一つだった。
政府出展は凄かろう、そして凄かった。でも自治体だもんなー、いろいろ縛りもあるだろうし、テーマが堅そうだけど、変に子供向けだったら、どうしよう?

建物はなかなか全貌が掴めなかったが、なかなか凝っていて感心しつつ、シアターへ。

司会者が登場。
只今より地球タイヘン大講演会を開講いたします。
地球温暖化を憂い、全世界に警鐘を鳴らし続けて4半世紀。
この愛・地球博におきまして、3300回のマラソン講演をやり遂げる予定に
なっております、江古野守博士です。

うーん、凝ってるなー。
そして博士登場。
ビミョー。

こらー、そこぉ静かにしろって言ってるだろう?
真面目に聞けんのだったら、出ってもらおう!!
ギャーーーーーーッッッッ!!!!

お、面白いじゃん。
子供向けじゃないのね。

結局、そんな感じで楽しく見させてもらった。
まずは、それだけ。
トヨタも日立も見ていなかったし、案外面白い穴場パビリオンだな・・・、そんな感想を持ったのだった。

明くる日、トヨタ、日立、三井東芝、三菱と立て続けに、見て思った。(会期後半では考えられないでしょうけど)
うーん、今一つ。
特にトヨタ。
なんだ、ありゃ。なにも伝わらない、なにも響かないじゃないか!!なんであんなのにあんなに並ぶ?そう思ったもんだ。

4月の終わり・・・。
空いているのとなんとなく面白かった記憶を元に再び長久手愛知県館。
博士が変わりだいぶ違うんだなー、と思った。
アドリブの入る余白がある・・・それがこれまでの万博・地方博のパビリオンの中でも異色な存在であることに気付く。

そして5月の終わり、立て続けに二日連続で見た。
動きが楽しかったブラック博士、マクラが面白かったプラチナ博士。
これで完全にはまった。

元々、博覧会好きで、全パビリオン見ようと最初から決めていた愛知万博だったので、複数回行くことだけは決めていた。
ただ、この地球タイヘン大講演会がパビリオンを全て見たら終わり・・・と思っていた自分の愛知万博ライフ(笑)を大きく変えることになるのである。
某巨大匿名掲示板にあまりにも知られていない、そしていつ行っても空いている、今回の中でも最高レベルのこのパビリオンをもっと知ってもらいたくスレを立てたのもこの頃の話だ。

時は流れて、9月24日。
最終日の最終公演の当日予約を取るべく、初の徹夜ゲート並びである。
いや、たぶん徹夜しなくても見る事は出来たと思うんだけど、そこに仲間がいた。
それはそれは楽しい経験だった。
万博を語る相手はいても、江古野博士を、地球タイヘン大講演会をあれだけ話せる空間は貴重だった。

本当にありがとう。

そして、9月25日。
長久手日本館もドイツ館もヨルダン館にも脇目をふらず西ゲート開門ダッシュで長久手愛知県館へ。
そこにも熱いファンが多かった。

当日予約をし、その日、1回目の講演へ向かう。
青くなった。
なぜ、青くなったかというと、花屋の手違いで花についている看板が間違っていたからだ(笑)!!!
そう、実は、あの日「ブログ読者一同」という名前を使ってスタンド花を発注していたんだけど、花屋が間違えて会社名で看板つけてやがったのである。
しかも会社名も間違ってるんだけど・・・・。
「はよ直せ、すぐ直せ」
と講演開始前に花屋に連絡して、落ち着かない気持ちで1回目の講演を見た。

昼過ぎには修正されたようだったけど、本当にごめんなさい。花屋に成り代わって謝ります。
徹夜をともに過ごしたみんなや、会期末にあった人たち、せっかくカンパしてもらったんだけど、実は半日しか花は出ていなかったんです。
ごめんなさいね。

そして時間は流れ。
最終公演。感動のフィナーレ。
いや、終わりははじまりのはじまり。

立ち去り難く、しばし話し、そしてアテンダントさんたちが作ってくれた花道を通って、長久手愛知県館を後にした。

まさか、ここまではまるパビリオンがあったとは・・・。
感動であった。


古き劇場の雰囲気を・・・


最後に各博士、ありがとうございます。お疲れさまでした。
そして妖精さんたち、ありがとうございました。
アテンダントさんたち、スタッフさんもお疲れさまでした。

妖精さんたちは、ごめんなさい。
最後まで区別があまり付きませんでした。
T.Hさん。妖精さんのまとめ役お疲れさまでした。
たぶんM.Sさんだと思うんだけど、フライング博士の途中でセリフを口パクで喋っていたんじゃないかな。
あれ、すごく良かったです。
その細かい演技に感動しました。
そして、M.Kさん。
個人的に大ファンでした。
たいまつ持って登場の時から可愛らしくも妙に上半身がそった威厳のある歩き方、飛ばされる時の激しい首振り、たいまつ交換や上空から博士を見つめる表情からすごく明るい楽屋のムードメーカー的な一面をうかがえたような気がします。気のせいかもしれないけど(笑)


そして、博士たち。
梶原さん。
ブラック博士と並ぶスマートな博士さんで、隠れファンも多かったのでは?
一番、研究者っぽい印象で、白衣がはまっていましたね。
小田さん。
本当は役者さんじゃなく、作家さんであり、演出家さんらしいんですが、ある意味、1番役者さんらしい方のように見えました。
失礼かも知れないですけど、ちょっと白井晃さんを彷彿とさせる感じで・・・。
小川さん。
若い割には(失礼)、1番キャラクター設定に忠実な老博士らしい博士でした。
風格のある喋り方と細かい演技で、これからいろいろ期待できる役者さんかもしれません。
丹羽さん。
とても大きく見える博士です(実際大きい;;)。江古野博士の気性の激しい部分をとても良く表現してらっしゃったというか・・・
キシャーッというのが堪りませんでした。
マクラのトークもなかなか面白かったです。
平野さん。
細い博士で人気がありました。独特の喋り方とスポットがあたっていない部分での細かい演技が良かったです。
なんだかんだ言ってうまいなぁ、と思わせる部分も多く、後半はマクラのトークもだいぶはじけてました。
いや、全体的にはじけていたような・・・(笑) 居眠りの人を見付けたときのンニャッが面白かった。
末吉さん。
ちょうどはまるきっかけになった博士です。
最初の頃、今回は今まで1番面白いッと思ったときにアテンダントさんに名前を聞きました。
朴訥とした雰囲気を醸し出しつつ、時に激しく・・・とメリハリのある大熱演でしたね。
いつだったか、マイクがずれてしまったのかほとんど生声で会場中に届く声で話していたのが印象的です。
天野さん。
結局、1回しか拝見できませんでしたが、さすが・・・という感じでしたね。
間の取り方、セリフの崩し方も。
ただ、妖精さんにつけてあげる回転の勢いが弱かったように・・・(笑)。


会期も後半になると待ち時間が長くなっていた。


本当に楽しいパビリオンでした。
満足満足。
山根さん、その撮ったビデオ、、、ぜひ、DVDにして・・・。
劇座の皆さん、次回公演楽しみにしてますよー。

万博終了~。そしてまだまだ続く。

2005-09-27 09:09:38 | お知らせなど
終わりました。
終わりは始まりの始まり。最後の江古野博士のお言葉です。

上海へ。サラゴサへ。
万博に心奪われた、EXPO MANIAXの旅は続くのであります。
いえ、万博に限りません。
地方博でもOK。
世にディズニーマニアがいるように、USJマニアがいるように、「期間限定のお祭りの場」博覧会好きのマニアは確実に存在します。
そして、今回の愛知万博でまたその数を増やしました。

子供の頃に万博を少ししか見られなくて悔しい思いをした子供が大人になってこうなったわけで、今回見られなかったり、見残して悔しい思いをした子供が、またいつか日本で行われる万博に燃える・・・そんな輪廻のような循環を今回も生み出したのではないかと思います。

消えるからこそ、博覧会であり、消えるからこそ物凄いパワーが出展側、運営側、観覧側にも生まれる。
ディズニーランドはキライじゃないけど、ほとんど行かないんだ。明日も明後日も来年もそこにあるから。
けど、博覧会となるとこう燃えちゃいます。

とにかく楽しかった。お腹いっぱいだけど、また食べたい!!
それが万博です。
未来へ(笑)!!

重要なお知らせ(笑)

2005-09-24 07:26:53 | 携帯リポート
今日、明日の現地からのリポートは、http://blog.expo-maniax.jp/にて行います。
こちら



gooは写真が小さくてダメだ!

06:35 瀬戸ゲート

2005-09-24 06:38:40 | 携帯リポート

あははは…
すげー!

06:17 八草駅前にて

2005-09-24 06:23:53 | 携帯リポート

たぶん、混乱の理由はコレ。
そういや、やかましい拡声器の声、聞かなかったな…

06:15 万博八草

2005-09-24 06:19:31 | 携帯リポート

うわ~大殺到。
他の時間より阿鼻叫喚…

06:06 愛環始発

2005-09-24 06:08:47 | 携帯リポート
混んでる!
と言っても想定の範囲内。
むしろ空いてるともいえましょう。

21:25 黒笹駅到着

2005-09-23 21:29:23 | 携帯リポート
黒笹駅に着きました。

なんつーか、この駅の人気の無さはギャップでかすぎ。

21:05 東ターミナル出発。

2005-09-23 21:22:42 | 携帯リポート

とりあえず、東ターミナルを抜けたら、順調らしあです。

20:59 黒笹駅シャトルバス、乗り場到着

2005-09-23 21:04:48 | 携帯リポート

ちょっと待ちましたけど、来ました。
ダイヤがあってない状態で出してるらしいけど…

バス会社さん的には遅れが出ているらしいです。

20:52 黒笹駅シャトル乗り場

2005-09-23 20:54:42 | 携帯リポート

全般的に早いせいか、はたまた三連休の初日の法則のせいか、空いてますね。

ここまでは、順調であります。

20:48 東ターミナル

2005-09-23 20:49:53 | 携帯リポート

すんなり大階段横エスカレーターをクリアして、東ターミナルに着きました。

20:45 東ゲート通過

2005-09-23 20:46:25 | 携帯リポート

では帰り時間を計測しましょう。

東ゲート通過しました。

20:38 東ゲート

2005-09-23 20:41:39 | 携帯リポート

係員が連呼しているのは

「陶磁資料館からのリニモ藤が丘方面は40分待ちです!」

ま、使うなよってことだな…

20:25 北ゲート

2005-09-23 20:26:19 | 携帯リポート
今日もお疲れ様

リニモは混んでるようですね。