電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

オンラインサロン開設のお知らせ

2022-06-20 20:54:49 | 映画
ブログはずっと更新しないままでおりましたが、この度DMMオンラインサロン内にて「電影宣伝自由人の余話」という有料サロンを開設いたしました。このサロンでは、これまで表向きにブログやトークでは披露できなかった内容のものを、会員限定で披露するものになります。
月1~のライブ配信や外には出していないいろんな写真や動画などが見れるようになります。
主な内容は、香港映画中心にはなりますが、映画業界のことや邦画洋画の話など、映画好きなら絶対に楽しめる内容となっております。

入会はこちらから
https://lounge.dmm.com/detail/4985/index/

久々のブログ

2018-05-24 21:22:56 | 映画
久々にブログを覗くと、もう4年も開いていなかったことに気が付きました。
最近は、どうしても会社のツイッターで呟くことが多いので、こちらを
覗いている方は、ツイッターを覗いていただければです。

https://twitter.com/freemanoffice?lang=ja


このブログを書いている間は、まだまだ中国本土の映画は、と思っていた
のですが、短期間であれよという間に、アメリカの映画興収を追い越す
ほどの力を持ち、資金の上では勝てないほどになってます。

もうびっくりですね。

2014年を振り返って

2014-12-31 16:02:56 | Weblog
久々にブログを更新いたします。
いよいよ2014年もあと数時間で終わりです。

今年も日本で公開された映画は1000本を超える勢い。昨年も超えましたが、これはいい話ではなく、逆に映画のヒットしている作品としていない作品の差がどんどん広がっていることの表れでもあります。
つまりそれだけ当たっていない作品が多くなったということです。
そんな中、中華系作品、とくに香港系はここ3年ほど公開本数も増えましたが、どちらかというとDVD発売のための公開という意味合いが強く、弊社も宣伝協力として10本ほど担当いたしました。どれもが限定された公開のものがほとんどで、地方でもかけたいのですが、香港映画は興行者側からみるとお客が入りずらいという印象が強く、あまり興味を持たれていないのが現状でもあります。
韓国映画も以前に比べて厳しい興行となっているのですが、それ以上に中華(香港)映画は厳しい。予算を使って宣伝したとしても、『グランド・マスター』『西遊記~はじまりのはじまり~』と全国展開規模で公開された作品ともに、劇場では思った数字をあげることができませんでした。

もうひとつ、厳しい話としては、レンタルビデオ店の収益が下降線をたどっている状況があり、また配信が伸びていない、セルDVDが売れないと厳しい状況があるのも現在の映画業界でもあります。

そして、本日は1000人規模の最後のロードショー館である新宿ミラノ座も閉館となりました。午前中に『荒野の七人』を見に行きましたが、仕事でもお世話になった劇場、本当に寂しい限りです。
これで昔からあった歌舞伎町の映画館が消滅し、2015年4月17日にはそれにかわってTOHOシネマズ歌舞伎町が開館しますが、古いものがあっさりとなくなってしまう寂しさほど、悲しいものがありません。

また2015年はまだまだ閉館のニュースが出てきます。
1月後半にはあるニュースが発表されて驚くと思いますが、映画業界はどうゆう方向へ向かっていくのか。
いい話があるといいんですけどね。


それから、ブログに関してはなかなか書く時間がなくて、今は会社のツイッターでいろいろつぶやいてますが、時間を見て時々はブログも更新していきたいと思います。

皆さん、よいお年を。

第33回香港電影金像奨発表

2014-04-14 02:58:38 | Weblog
第33回香港電影金像奨が発表となりました。
4月13日の日曜は、1997年4月13日も日曜で、その日も金像奨の発表だったのですが、私の香港映画の宣伝師匠でもあった飯田さんが亡くなった日でもありました。なので、その日のことをふっと思い出したりもしました。
今回は『グランド・マスター』が12部門受賞という、ほぼ独占的な受賞となり、こんな事はこれまでの金像奨の歴史で初めてなことだなあと思いつつ、ネットでリアルタイムに放送を見てました。
ただ、主演男優賞は『激戦』のニック・チョンが受賞して、発表直後、主演男優賞の他候補との握手や関係者と抱擁した上、あまりの嬉しさにニックが壇上で劇中に使用されている「サウンド・オブ・サイレンス」を歌うなど、これがいちばん泣けました。
ちなみに、ノミネート作品の大部分が日本でも購入、ないしは予定があり、8割がた年内公開されると思います。
実はうちの会社もその中の2本(まったく擦りませんでしたが)を配給・宣伝のお手伝いをすることになり、東京は秋・冬までには公開する予定ですので、お楽しみに。

□最佳電影(優秀映画)
《一代宗師》『グランド・マスター』
□最佳導演(優秀監督)
ウォン・カーウァイ王家衛《一代宗師》
□最佳編劇(優秀脚本)
鄒靜之、徐皓峰、王家衛 《一代宗師》
□最佳男主角(優秀主演男優)
ニック・チョン張家輝《激戰》
□最佳女主角(優秀主演女優)
チャン・ツィイー章子怡《一代宗師》
□最佳男配角(優秀助演男優)
張晉《一代宗師》
□最佳女配角(優秀助演女優)
惠英紅《殭屍》
□最佳新演員(優秀新人)
蔡瀚億《狂舞派》
□最佳攝影(優秀撮影監督)
Philippe Le Sourd 《一代宗師》
□最佳美術指導(優秀美術監督)
張叔平、邱偉明《一代宗師》
□最佳動作設計(優秀アクション監督)
袁和平《一代宗師》
□新晉導演(新人監督)
黃修平《狂舞派》
最佳美術指導《一代宗師》
最佳服裝造型設計《一代宗師》
最佳剪接《一代宗師》
最佳音響效果《一代宗師》
最佳原創電影音樂《一代宗師》
主題曲「狂舞吧」贏得最佳原創電影歌曲《狂舞派》
最佳視覺效果《殭屍》
最佳兩岸華語電影《致我們終將逝去的青春》
張鑫炎,獲頒終身成就獎

4月1日がまた来た

2014-04-01 21:22:45 | Weblog
最近はエイプリルフールだと、嘘ニュースだったり、嘘情報だったり、
4月1日だから許される風潮ができている。
でもやはり11年前の2003年4月1日は嘘であってほしいニュースがあった。
レスリー・チャンが亡くなってからの月日が経つのは早いものである。

あの時、香港はSARS騒動に揺れていた。葬式もマスクをした人多かったなあ。
葬儀の映像



香港電影金像奨ノミネート

2014-02-06 12:24:16 | 映画
昨日、香港電影金像奨のノミネート発表がありました。
このノミネート状況から、『グランド・マスター』VS『掃毒』VS『激戦』の争いのようですが、
個人的には『激戦』推しです。

□最佳電影(優秀映画)
《一代宗師》『グランド・マスター』→2013年公開済
《西遊‧降魔篇》→今年秋公開予定
《狂舞派》
《掃毒》→日本公開予定
《激戰》

□最佳導演(優秀監督)
ウォン・カーウァイ王家衛《一代宗師》
ジョニー・トー杜峯《毒戰》
ベニー・チャン陳木勝《掃毒》
デレク・クォック郭子健《救火英雄》
ダンテ・ラム林超賢《激戰》

□最佳編劇(優秀脚本)
鄒靜之、徐皓峰、王家衛 《一代宗師》
周智勇、張冀、林愛華 《中國合伙人》
薛曉路《北京遇上西雅圖》
韋家輝、游乃海、陳偉斌、余曦 《盲探》
吳煒倫、馮志豐、林超賢 《激戰》

□最佳男主角(優秀主演男優)
トニー・レオン梁朝偉《一代宗師》
ルイス・クー古天樂《掃毒》
ラウ・チンワン劉青雲《掃毒》
アンソニー・ウォン黃秋生《葉問──終極一戰》
ニック・チョン張家輝《激戰》

□最佳女主角(優秀主演女優)
チャン・ツィイー章子怡《一代宗師》
タン・ウェイ湯唯《北京遇上西雅圖》
チェリー・ガン顏卓靈《狂舞派》
サミー・チェン鄭秀文《盲探》
パオ・ホーチン鮑起靜《殭屍》

□最佳男配角(優秀助演男優)
張晉《一代宗師》
佟大為《中國合伙人》
黃渤《西遊‧降魔篇》
エディ・ポン彭于晏《激戰》
アンソニー・チェン陳友《殭屍》

□最佳女配角(優秀助演女優)
杜鵑《中國合伙人》
劉嘉玲《狄仁傑之神都龍王》
羅蘭《掃毒》
李馨巧《激戰》
惠英紅《殭屍》

□最佳新演員(優秀新人)
杜鵑《中國合伙人》
廖子《末日派對》
林更新《狄仁傑之神都龍王》
蔡瀚億《狂舞派》
蔣家旻《第一次不是你》

□最佳攝影(優秀撮影監督)
Philippe Le Sourd 《一代宗師》
潘耀明《掃毒》
關智耀《救火英雄》
謝忠道《激戰》
伍啟銘《殭屍》

□最佳美術指導(優秀美術監督)
張叔平、邱偉明《一代宗師》
林子僑《西遊‧降魔篇》
麥國強《狄仁傑之神都龍王》
林子僑《救火英雄》
張蚊《殭屍》

□最佳動作設計(優秀アクション監督)
袁和平《一代宗師》
元彬《狄仁傑之神都龍王》
錢嘉樂《風暴》
甄子丹《特殊身份》
凌志華《激戰》

□新晉導演(新人監督)
黃修平《狂舞派》
袁錦麟《風暴》
麥浚龍《殭屍》


ラン・ラン・ショウ

2014-01-11 18:17:08 | Weblog
先日、ラン・ラン・ショウが107歳で大往生を遂げましたが、1世紀の時代を生きてきた映画人というのもまたすごいものがあります。
2006年にキングレコードのショウ・ブラザースのDVD特典映像をとるために香港へ行った時、ショウ・ブラザース・スタジオにある権利元のセレスティアル・ピクチャーズのビルの屋上で、リュー・チャ―フィーのインタビューを撮ってる時に、スタジオの隣にあるTVBのビルを見ながら、「あのビルのあそこの階にラン・ラン・ショウの部屋があって、2日に1回かならず顔を出すんだよ」とセレスティアルのスタッフから話を聞いたときは、その時ですでに99歳だから、本当に元気なじじぃだ、と思ったのですが、でもこうやって訃報を聞くと、映画人として一時代を築いた人の死はショックが大きい。
そのショウ・ブラにいて、ゴールデン・ハーベストを作ったレイモンド・チョウも87歳と高齢ですが、香港映画界の時代を知る重鎮もいつ鬼籍に入るかわからないわけで、そんな時代の香港映画を知る自分にとっては本当にさみしく、またあの時代のように作れなくなった今の香港映画の未来を考えると、香港映画人にとっても大きな出来事になったかもしれません。
ラン・ラン・ショウは、香港映画の現在のベースを作った映画会社でもありますが、前にジミー・ウォングが「女優を大事にしてて、男優のギャラは安かった。ガソリン代のほうが高くて困った」という話をしていて、それをきっかけに、会社の社長との調整役をしていたレイモンド・チョウとともにゴールデン・ハーベストの設立に動いた経緯があります。また70年代には、モナ・フォンを重要なポストにつかせたことで、現場との軋轢を生んだ出来事も多々ありました。
1930年~40年代、上海電影や中華電影で仕事をしていたことから、東宝東和の前身である東和商事の設立者である川喜多長政氏ともつながりがあったことから、日本映画界とも強い関係があったラン・ラン・ショウですが、2014年はじめの香港電影の巨星の死は、どんな影響を与えるのでしょうか?

新年好!2014

2014-01-02 16:46:12 | 映画
新年あけましておめでとうございます。

今年はうちの会社も1月11日公開の『大捜査の女』『ジ・エレクション 仁義なき黒社会』が最初の公開作品となります。


初日はいつも立ち会いに行くわけですが、今回もシネマート六本木では入場者先着プレゼント(限定)のB2ポスターを各作品でプレゼントさせていただきます。
また2作品合併したパンフレットを全国限定500部作りますが、六本木では300部限定販売とさせていただきます。定価700円(税込)になる予定です。

名古屋はシネマスコーレ、大阪はシアターセブンで2月に公開することになっております。
なお、B2ポスターの先着プレゼントも行いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

good bye2013

2013-12-31 21:59:15 | 映画
お久しぶりです。

ただいま、紅白歌合戦を見ながら書いてます。
まさかNHKで「進撃の巨人』と「革命機ヴァルブレイブ」の主題歌が聞けるとはびっくり。
というより「進撃の巨人」の映像が流れたことにびっくりしながら、2013年もあと少しとなってきました。

なかなかブログを更新することができず、会社ツイッターでつぶやくばかりになりましたが、以前に比べて本職の余裕がなく、人員も足りなかったこともあって、思うようにブログをアップすることができなかったわけですが、やめてるわけではありませんのであしからず。

今年も数多くの中華映画が公開ないしDVD化されました。ここ2年ほど、以前よりは早く日本上陸になってますが、これもDVDが売れなくなってきている中、中華(香港)作品を確実に買ってくれる方がいるからこそ、いくつかのメーカーが供給してくれてます。もちろん、業界にいる私も、つながりのある会社に情報流して「買ってみたら」と言ってるのですが、なんとかそれが実を結んでうちの会社も宣伝のお手伝いをしているわけです。

ただ、今年の状況を見てると、数字が厳しくなっているのも確かで、そうなると劇場公開自体宣伝費がかかってしまうので、あまりお金をかけないで公開をするという形も出てきてきました。
そういった意味においては『グランド・マスター』は日本の劇場のトップである日劇で公開されてびっくりでしたが、残念ながら興行的には成功しなかったことで、中華映画が日本で公開するにあたっての状況は厳しいものになってしまったイメージを与えてしまったかもしれません。
ここのブログを読んでいる方も地方の方が多いので、近所の劇場で中華映画を観たいと思ってる方もたくさんいるかと思いますが、地方の劇場の数字が厳しい中ではなかなかかけてもらえません。そういう状況で2014年も地方の方には申し訳ないですが、ますますこの格差を埋めることができない状況になるでしょう。
あと4月になると消費税があがります。そうなると映画業界も入場料をどうすかの問題も出てきます。
アベノミクスで国民全体の給料が上がれば値上げしても影響が少なくすむかと思いますが、現実的には…、さてどうなるのでしょうか?

2014年になると映画業界でもいろんなニュースが出てくるとは思いますが、業界内で囁かれていることも含め、2015年までに映画ファンにとって「え~」と驚くようなニュースも報じられると思います。

さて、来年はまた1月から中華映画が公開されていきます。
1月11日はシネマート六本木(大阪・名古屋は2月)で『ジ・エレクション 仁義なき黒社会(飛砂風中轉)』『大捜査の女』を私の会社で配給・宣伝、3月22日にヒューマントラストシネマ渋谷公開の『曹操暗殺 三国志外伝(銅雀台)』の宣伝をお手伝いいたします。

それ以外にジェット・リーの『不二神探』が3月あたりに、トニー・レオンの『サイレント・ウォー(聴風者)』も公開されます。ジャッキー・チェンの『警察故事2013』も初夏あたりで劇場もある程度決まってるようです。
そして『リゴル・モルティス死後硬直(殭屍)』『掃毒』『逃出生天3D』『警長』といった作品が購入されています。

それ以外に日本の会社がオファーを出してるものの、金額が安くならない『特殊身分』やアンディ・ラウの『風暴』といった作品もどうなるか。

そんなこんなで2013年に別れを告げつつ、来年にそなえたいと思います。

紅白であまちゃんコーナーでの「潮騒のメモリー」で感動しつつ、皆様、来年もよろしくお願いいたします。






チョウ・ユンファ映画ポスター展

2013-09-27 22:17:10 | Weblog
明日28日からシネマート六本木で『ラスト・シャンハイ』が公開されますが、チョウ・ユンファの魅力を久々に見た感じがします。ウォン・チンが監督なので、古き良き香港映画のツボをおさえているというか、ラストがけっこう泣かせるんですよねえ。
さて、そんなかっけーユンファといえば1980年代の香港映画が爆発的なヒットを連発していた時代のトップスターですが、その頃の思い出していただこうと、シネマート六本木のロビーでチョウ・ユンファ主演香港オリジナルポスター展を開催することにしました。
明日28日から10月11日までの予定で、『男たちの挽歌』や『ゴールデン・ガイ』などなど、15枚ほど展示していますので、映画をご覧に際はぜひ見てみてください。
なお、東京は先着500名に日本版ポスターをプレゼントします。
10月5日の名古屋もポスターを先着プレゼントします。

またパンフレットを限定部数で販売です。定価600円になります。




ラスト・シャンハイ

2013-09-06 21:55:43 | Weblog
いろいろとドタバタしていて、あっという間に夏を越え、9月になっておりました。
そんな中、弊社で『大上海』こと『ラスト・シャンハイ』のお手伝いをすることになりました。
当初はビデオのみの監修お手伝いだったのですが、上映権もあるということで買い付けた会社に頼み込み、なんとかシネマート六本木でお願いすることとなりました。
チョウ・ユンファとホァン・シャオミン、そしてサモ・ハンにフランシス・ン。この顔ぶれにBOBチームだったウォン・チン、アンドリュー・ラウ、マンフレッド・ウォンと、香港映画懐かしきテーマのこの作品、やるなら「今でしょう!」と、ま、そんなこんなで宣伝費がほとんどない中、やっておりますが、映画は1980~90年代の香港映画を思い出させるような、ロマン、とアクション。そしてスターたちの輝き。それに白いスーツを着込んだユンファといえば、『狼/男たちの挽歌・最終章』を思い出させ、銃ぶっぱなすわ、ラブシーンあるわで香港映画ファンにはたまらない1本です。
『ラスト・シャンハイ』について
9月28日から東京:シネマート六本木、群馬:プレビ劇場伊勢崎、10月5日から愛知:シネマスコーレで公開です。
シネマート六本木、シネマスコーレでは前売り鑑賞券発売中です。


劉家良師父 逝去

2013-06-25 17:00:00 | Weblog
久々のブログ更新がこうゆうニュースっていうのもなんですが、
ラウ・カーリョン(劉家良)師父が逝去した。
アップルデイリーの記事
香港映画における武術映画の基礎を1970年代に作ったのはラウ師父といっても過言でないくらい、彼がクンフーアクションに与えた影響は大きいもものでした。
あのジミー・ウォングでさえも、ラウ師父のことをNo1と言っていたし、今から8年前にショウ・ブラザースのDVDの特典映像のインタビューで3時間余りお話を聞いた時も、武術家として話を聞くということで、過去の映画の話や、子供の頃の話など、本当に貴重なことをお聞きしました。その時のことをブログで過去にちょこっと書いた記憶がありますが、その時のインタビューVHSがどこかにあるはずで、時間があったら一度文字おこしをしなければと考えていたのですが、そう思っているうちにご本人が亡くなり、本当に残念です。
彼は子供の頃から年に一度行われる武館の交流武術大会に出場し、そのおかげで各武館の館長から可愛がられて、20もの流派の武術を教えてもらったと話しておりました。こうゆうリアルな話を聞いていて、今思うに、彼こそ、一代宗師、だったのだと思うのです。
香港映画界のアクション映画は武術においてのラウ一派、京劇の流れを組むユエン一派となるわけですが、本物の武術を映画に取り入れた先駆者として、彼に代わる今後の香港映画界に次ぐ者がいないことがすごくさみしいとともに、香港アクションの一つの時代を築いた元祖の死は大きなショックでもあります。
合掌。

夏の陣

2013-05-29 01:23:00 | Weblog
いよいよ今週31日から『グランド・マスター』の公開になります。中華作品の公開本数は昨年も多かったですが、今年もとんでもなく多く、またDVD&BDの発売も多いので、中華映画ファンははたしてどこまでお財布が耐えられるかというくらい、うれしい状況になっております。
また6~7月に集中しての公開(シネマート六本木に集中していますが)となっているので、お時間とお金のある方はぜひスクリーンで見ていただければと思います。
現在の上映予定は以下。
6.22『アイアム・ブルース・リー』新宿武蔵野館ほか
6.29『レジェンド・オブ・トレジャー大武当』シネマート六本木ほか
7.6『太極ゼロ』『太極ヒーロー』『妖魔伝レザレクション』シネマート六本木
7.13『李小龍マイ・ブラザー』新宿武蔵野館ほか
7月下旬『楽園の瑕 終極版』『大英雄』『恋する惑星』『天使の涙』
    『花様年華』『ブエノスアイレス』『初恋』シネマート六本木ほか

秋には『寒戦』『毒戦』『葉問 終局一戦』も待機中です。
それから、カンヌの情報で発表されてますが、『盲探』も日本の会社が買っているので、これもいつ見られるのかが楽しみですね。

それからずっと未定になっている『車手』に関しては、ある形で日本では見れるようですが、そのうち情報解禁されるのではないでしょうか。

カンヌ映画祭

2013-05-17 20:15:57 | Weblog
毎年恒例のカンヌ映画祭が始まり、続々といろんなニュースが流れてきますが、映画祭に付随してセールスマーケットも行われているので、いろんな作品の発表があります。『警察故事2013』の次の作品『絶地逃亡』の発表会にジャッキー・チェンとファン・ビンビンが登場したり、ベニー・チャン監督の最新作『掃毒』の予告解禁など、香港映画ファンにとってもどんな作品の発表があるか、非常に楽しみであります。


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100円上映会

2013-05-14 23:30:00 | Weblog
日曜の夕方、友人からメールで、「今、三郷の映画館にいます」というのが来て、なんで埼玉の三郷にいるのだと思ったら、MOVIX三郷で5月31日の『グランド・マスター』の公開に合わせて、100円映画館という企画上映で『イップマン 序章』と『イップマン』の2本を上映してるという。友人は根っからのドニー・イェン・ファンで、いてもたってもいられずに三郷まで遠征したようだ。それにでかいスクリーンでフイルム上映ときたら、ま、交通費と入場料を考えてもお得かもしれません。結局、友人は朝から最終回まで各2回づつ観て帰ったそうだが、こういったイベント情報があまり伝わってなかったことが残念でもあるが、まだ始まったばかりなので、お近くの方はぜひ見に行ってみてください。
「ムービックス三郷 100円上映会」

ところで先週はAMAZONに下記の作品発表されましたが、
15日のクランクインにご注目。

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『燃えよ!じじいドラゴン 龍虎激闘』のブルーレイ版が発売。香港では発売されていないので、まさにGJ。発売元頑張りました。吹き替えも入るようです。

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