Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

カメラ目線

2024年04月14日 | 家庭

嘘に嘘を重ねて25億円もの金額を盗んだ男が、2万5000ドル(380万円)の保釈金をどうやって払ったのかと不思議でした。
借金まみれで、友情も社会的信用も何もかも失くしたというのに?



ニュースによるとアメリカには署名保証金という制度があり、法的文書に署名し、裁判所が設定した特定の条件を遵守することを約束すれば、現金を支払わなくても保釈されるのだそうです。
アメリカの犯罪映画で散々観て来た、足枷をつけられて法廷に出る被告。
オオタニさんの通訳が、まさかそんな姿で今回、裁判官による審問を受けたとは。
世の中、何が起きるか分かりませんね?



我家の近くの公園で今年最後の桜。
16歳のタロウは見えないし聞こえないしで、中々こちらを見ている写真が撮れません。
以前の笑顔の、カメラ目線のタロウの写真のこちら側には、オヤツを振りかざし、名前を連呼していた私の姿があったのです。
でも来年も来ようね、タロウ!

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「パスト・ライブス」

2024年04月13日 | 映画

ソウルで幼馴染として育った男女が12歳で離ればなれとなり、24年ぶりにニューヨークで再会を果たすという物語。
ソウルに暮らす12歳の少女ソヨンと少年ヘソンは互いに恋心を抱いていたが、ソヨンは親の都合でカナダに移住してしまう。ソヨンはノラという英語名になり、24歳でへソンとネットで再会するが、リアルに会えないままに再びすれ違う。36歳でニューヨークで会った時、ノラは米国人アーサーと結婚していた…

予告編を観た時、これは私が好きなストーリーだと思って期待したのですが…
予想したほどには感動しませんでした。
何故だ!?
アカデミー賞の作品賞、脚本賞にノミネートされたというのに。
この冒頭のバーの3人のシーンには、ワクワクしたのですが。



この作品のテーマは「イニョン(縁)」か。
この言葉は映画の中に何度も出て来るし、タイトルの「パストライブス(Past lives)」は、日本語で前世の意味。
へソンは「この人生自体が前世だったなら。イニョンがあれば来生でまた逢おう」と言うのです。



しかしそれは、私にはどうも女々しく聞こえてします。
そもそも12歳という子供の時の初恋なんてママゴトのように私には思えてしまうし、いつまでもそれを引きずるヘソンには呆れてしまう。
そしてもっと好きになれないのは、ソヨン(ノラ)。
24歳でネットで再会し盛り上がったのに、彼女は唐突にやり取りを断ち切る。
その理由は、自分は移住して頑張ってきたのに、(へソンとやり取りしている今)ソウルに行くことばかり考えてしまう、こんなことしている場合じゃないというもの。
そういう心境に至るには移民としての苦労がさぞあったのでしょうが、映画ではそれは描かれない。
結局この人は上昇志向で、すべてをそれに優先させたのだと。
米国人アーサーと結婚したのも、グリーンカード欲しさでないとは断言できないでしょう。
という訳で、私はヒロインをあまり好きにはなれなかったのです。
ラストシーン、階段でノラを待つアーサーの姿には泣けました。

「パスト・ライブス」公式HP 

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1200組待ち!

2024年04月11日 | お出かけ

渋谷で映画を観た後、今年最後のお花見に目黒川に行こうということになりました。
ぶらぶら歩いて、代官山へ。
西郷山公園の桜は散り始めていましたが、かろうじて見頃の樹も。
風が吹く度に花吹雪が舞っていました。
盛りを過ぎると、本当に中心が赤くなるのですね。



そして目黒川。
まだ咲いてはいましたがもう葉桜となり、華やかさはありません。
花筏を期待していましたが、千鳥ヶ淵のお堀と違って、ここは川なので流れてしまう。
可愛いワンコの写真を撮らせて貰いました。
まん丸のお団子みたいなトイプードル。



ここの目黒川沿いのスタバはいつも混んでいるのですが、花見の時期は特に凄まじく、1200組待ちであったというニュースを最近読んだ気が。
その話を友人にしながら、まさか、120組の間違いだよねえと自分でも自信を失くしてググってみたら…
出て来ました。
4月6日、中目黒のスタバ1209組待ちであったという記事が、写真付きで。
行列をする訳ではなく、スタバの店頭に出されたQRコードを読み取って登録、空きができたらメールで知らせて貰えるというシステム。
ちなみに今日は89組待ちだそうで、勿論やめました。
その近くの「SchoolBus」というカフェでアイスレモネードを。



去年の3月、着物で代官山の「パッション」で食事、やはり西郷山公園を抜けて目黒川まで歩いたのでした。
あの時は母も健在だったし、タロウも認知症ではなかった。
色々なことが変わってしまうのだなあ…



映画の前のランチは、渋谷のスープカレー店「Suage」で。
店名の意味を聞くと、「素揚げ」を表しているのだそうです。
まんまだっったのねえw

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そして満開!

2024年04月08日 | お出かけ

ジャパン・クラシック・オートモービル2024が昨日、日本橋で行われました。
週末は天気が崩れるだろうという当初の予想を裏切って、朝の小雨から晴天に。
この春は本当に不安定な天気で、寒くなったり暑くなったり、降ったりやんだり大雨になったり、気象予報士は大変ですね?



久しぶりの仲間たちと集まって、生存確認と近況報告。
首都高地下化の工事が始まった今、いつまでここでこのイベントが開催できるのか?
体調を崩している何人かの友人は、いつ復帰できるのか?
そういった不安を抱えながらも、とにかく今を楽しもうと。



今年の東京、開花宣言が3月29日と遅かった分、満開になったのは4月4日と早い。
一輪の桜の花の中心部分が、咲き始めは白く、そこが赤くなると散り始めるのだそうです。
日本橋の袂の桜はまだ白っぽく、日銀前の桜は少々ピンクっぽいと思ったら中心が赤く、確かに桜吹雪が始まっていました。
石造りの重厚な日銀の建物、花吹雪の江戸桜通り、シックなクラシックカー、なんと美しいこと。



今回嬉しかったことのもう一つは、知り合いのカメラマンが、私の写真を撮ってくれたこと。
行きがかり上とはいえ自分が主役であるかのような写真を撮って貰ったのは、どれだけぶりのことか。
例えば夫に頼めばスマホで撮ってはくれますが、天才的に下手だし、嫌々だし。
こちらも自分の劣化具合を自覚しているから、もっとよく撮ってなんてとても言えない。
ストレスフルな日々が少しは慰められるかな…

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「オッペンハイマー」

2024年04月06日 | 映画

この映画の感想を書くのは難しい。
枝葉を切り捨て、大まかな印象だけを備忘録として。
原子爆弾を開発したアメリカの理論物理学者、ロバート・オッペンハイマーの半生を描いた伝記映画。
原作本のタイトル「American Prometheus」は、ギリシャ神話においてゼウスから火を盗んで人間に与えたプロメテウスを表しているらしい。
今年度のアカデミー賞において、作品賞含む7部門受賞。
『インターステラー』や『ダンケルク』のクリストファー・ノーラン監督。

量子力学や物理学や政治の専門用語が飛び交うし、登場人物がやたら多い。
カラー画面のオッペンハイマーの視点の世界と、モノクロ画面の宿敵の政治家ストローズ視点の世界に分けて描かれ、時系列も行ったり来たりで非常に分かりにくい。
そして音響が凄い。
ロスアラモスの広大な大地での原爆実験の直前には、耳を塞ぎたくなるような大音量の不協和音が響き渡り、そして実験が成功した瞬間、無音となる。
音の使い方が何と上手いのか。

オッペンハイマーという男の人生を描いた映画であるということは分かっていても、あの実験成功を祝う場面はどうにも辛い。
会場に集う全員が足を踏み鳴らし、割れるような歓声を上げて、ロックのミリオンスターを迎えるように彼を迎え入れるのです。
その原爆雲の下の悲惨な犠牲者たちへの思いは、何処にもひとかけらもない。
戦勝国、加害者側の原爆開発物語であることには間違いありません。
その後のオッペンハイマーの後悔と苦悩が描かれているとしても、被爆国の人間として、観て快いものではありません。
そしてまたオッペンハイマーという男は、人間としてもかなり問題のある、嫌なヤツとしか私には見えなかったのです。

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東京駅界隈、春歩き

2024年04月05日 | お出かけ

アメリカより一時帰国した友人と、2年ぶりに再会しました。
東京駅KITTEの「おばんざい菜な」で駅舎を見下ろしながら、和食ランチ。

昨日は薄曇りながら東京は桜満開となり、ここから東御苑、北の丸公園などで花見するつもりでしたが、友人が足を負傷したというのでゆっくり近場だけに。
とりあえずKITTEの中の「インターメディアテク」に。
ここは日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館との協働により作られたという博物館で、展示品は東大の古い学術研究資料や標本が中心です。
いきなり巨大なクジラの骨の標本があるかと思えば、絶滅した馬やワニの標本、べルギーから寄贈された巨大な地球儀、そして帆船の模型やイランの壺など、まあ色々なものが雑多に置いてある。



よく言えばバラエティに富んでいるのですが、悪く言えば支離滅裂。
私はこちらに何度も訪れているのですが、どうにも感想が書きようがない。
でも東京駅の隣でこんな貴重な物を無料で見せて頂けるというのは、ありがたい限りです。

 (パレスホテル)

丸の内からパレスホテル、お堀端をゆっくり散策。
お堀には白鳥、マガモ、鵜などがのんびりと。
桜も咲いていたのですが、薄曇りのせいか暗く写ってしまいました。
日比谷公園を抜けて、帝国ホテルのラウンジでお茶を。

(帝国ホテル)

こちらのホテルが今年から建て替えに入るというので心配しましたが、スタッフにお聞きしたら、まずは裏のインペリアルタワーから着手、本館を壊すのはその後ということでした。
とりあえず安心しました。

(帝国ホテルのラウンジ)
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青山から六本木、桜散歩

2024年04月03日 | お出かけ

ピッツエリア・サバティーニ青山」が今月14日で閉店、表参道に移転するというので行って来ました。
ローマに本店があるというこのお店、隣のリストランテ・サバティーニと共に昔からあって、何度か行きました。
青山通りに面した地下にあって重厚なその内装、若い頃は憧れの場所でした。
とても懐かしい友人と。



いいお天気の昨日、そこからブラブラ歩いて青山墓地に。
ここは桜がとっても綺麗なのに、上野公園などと違って人がいないのです。
桜はもう7~8部咲き。
開花宣言が出てからまだ5日目なのに。



六本木ミッドタウンの桜並木を愛で、そして六本木ヒルズに。
先週末クラッシックカーの集まりに来たばかりのヒルズのアリーナ、今日も人だかりがしていると思ったら、『F1 Tokyo Festival 2024』という催しが。
今週末のF1日本GPを目前に開催された、プロモーションイベントらしい。
ホンダ初のF1マシン「RA271」(1964)、「マクラーレン・ホンダMP4/7」(1992年)、「ウィリアムズ FW12」(1988年)など往年の名車のオンパレード。
カーレースの映画というと、『栄光のル・マン』『ラッシュ プライドと友情』『フォードvsフェラーリ』くらいしか観ていませんが、ああそれに去年の「グラン・ツーリスモ」があったか。



どれも轟きわたるエンジンの爆音、そして画面から車が飛び出してくるようなスピード感に溢れた映画でした。
F1黄金時代の70年代当時、参加者の2割は命を落としたという危険極まりないレース。
そんなものに血道を上げ、人生を賭ける男というものが女である私にはそもそも理解できないのですが、熱心なフアンと思われる大勢の男性たちが群がっていました。



朝のタロウの散歩も入れて、1万5千歩ほど。
歩き疲れてヒルズの中のホテル・グランドハイアットのフィオレンティーナで、「季節のパルフェ」を頂きました。
こちらで以前、果物たっぷりのパフェが美味しかった記憶があったのですが、今回は「桜のパルフェ」ということで、桜風味の飴、バニラクリームにピンクの桜のフワフワクリームがあったのみ。
これでホテル価格というのは…ちょっとガッカリ。



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励まし会&誕生日ランチ@銀座シェ・トモ

2024年03月29日 | グルメ

銀座一丁目の「シェ・トモ」で、大事な家族を亡くした友人の励まし会&私の誕生日ランチをしました。
ポーラビルの12階、まずはシャルドネで乾杯。
写真右上の「生ウニの貴婦人風」とその下の「無農薬野菜達28種の盛合せ」は、こちらのスペシャリテです。



デザートはこの材料三種から選ぶように言われ、「オレンジ&チョコ」「イチゴと卵」「桜餅風味」をそれぞれ選びました。
どんな形で出て来るのかと待っていたら、ビターチョコとオレンジのスフレ、桜餅風味のアイスクリーム、イチゴの濃厚ゼリー&スフレとなりました。
材料から選ぶというのは初経験、以前こちらで食べた時もそれはなかった筈。
私にはバースディプレートと小さなオルゴール付き。



一ヶ月くらい前の予報では、今頃は桜が満開予定だったのでした。
それを期待して予約したのに、昨日は東京、まだ開花もせず。
いつ開花になるかと連日予報士が悩んでいましたが、ようやく今日、開花宣言が出たようです。
結局、ここ10年で最も遅く、昨年より15日も遅かったのだとか。
春の着物のどれを着ようかと思っていましたが、まだまだ肌寒く、しかも夕方から雨という予報だったのであきらめたのでした。



我々三人は同世代で、家族を亡くす、老親の介護、相続問題と、若い頃には考えてもみなかった問題に次々と見舞われています。
それでも明日はやって来るし、人生は続く。
美味しいものを食べてお喋りして、なんとか頑張って生きて行かなくっちゃね。
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「岩崎家のお雛様」

2024年03月27日 | お出かけ

枕草子の「小さきものはみなうつくし」の紹介から始まる展覧会。
ふっくらした顔、三等身の幼児体型のお雛様は「稚児雛」と言うのだそうです。
三菱社長の岩﨑小彌太が孝子夫人のために作らせたのですと。



お雛様って、娘の成長や幸せを願って飾るものかと思っていました。
どんな夫婦だったのかとWikiを見てみましたが、三菱第四代社長・岩﨑小彌太(1879生まれ)が、鹿児島藩主島津氏の分家・島津珍彦男爵令嬢孝子(1888年生まれ)と結婚したと、表面的なことが分かったのみ。
夫妻は子供に恵まれなかったということで(後に養子を迎える)、その代わりだったのでしょうか。



静嘉堂文庫美術館が2年ほど前に丸の内に移って、初めて行きました。
重厚な外観の明治生命館の一階に、それはありました。
曜変天目茶碗も展示されていましたが撮影不可なので、これはそのぬいぐるみ。
ほぼ原寸大で5800円ですが、予約が殺到したのだそうです。
ミュージアム・ショップでも見かけなかったので、この写真はネットから拾いました。



ランチは銀座のイタリアンORIGOで。
当初は今頃、桜満開だった筈ですが、まだまだ開花すらしていない。
これだけ開花が延びるのも珍しい…


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壊れるのが魅力

2024年03月25日 | 社会

クラシックカーイベント「SUPER MUSEUM2024」に行って来ました。
例によって車仲間の友人に誘われ、何の知識もなく六本木ヒルズに行ったら、堺正章氏や雅楽師の東儀秀樹氏、そしてその息子さんの姿が。
これは、堺氏を中心とした「Club Rotondo」主催によるもので、クラシックカーを楽しみ、その歴史や文化を知ってもらうイベントなのだそうです。



クラッシックカーは見た目は素敵ですが、乗ってみるとこんな不便な物もない。
勿論エアコンなんかないし、メーター類もろくになく、窓はギコギコ手回し、それどころか屋根がないものもある。
それでも、クラシックカーの魅力を尋ねられると堺氏は「壊れやすいところ。乗っても壊れる。乗らなくても壊れる。だからそれを大事に大事に保つというか」とコメントを。

 

久しぶりの友人たちと生存確認、そしていつものボケ・ツッコミ大会となりました。
みんな妙齢なので、自然とはかばかしくない体調や病気の話に。
一緒にお昼を食べた全員が、程度の差こそあれコロナ罹患経験者で、笑ってしまいました。



クラシックカーと違って人間の身体については、古いのがよい、壊れやすいのが魅力とは誰も言ってくれない。
でも、給油しながら手入れしながら、なんとか付き合って行かなくちゃね。




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