なんとなくブログ

気まぐれで、なんとなくブログを...。

何も「考えない」ことに驚かされる日々

2013年07月28日 15時11分56秒 | 講習会
現在の受講者に限らず、パソコンの操作をするときに、「何も考えていないのではないか?」と、驚かされることがよくある。

例えば、講習の際に「あらかじめ用意してあるファイルを開きましょう」と、テキストで使用するファイルを開くとき、

・「ドライブ内の自分の名前のフォルダを開きましょう」
・「Wordのテキストのフォルダを開きましょう」
・「現在のテキストは5章なので第5章のフォルダを開きましょう」
・「現在のレッスンは30なのでレッスン30のフォルダを開きましょう」

と、順に開いているのだが、章が変わって(または、レッスンが変わって)、同じように「あらかじめ用意されているファイルを開きましょう」と言うと、決って何人かが「えっ、どこから開くの・・・」と騒ぎになる。


検定試験の練習問題でも、同じ。

練習問題の提供ファイルを事前に開くとき、「提供フォルダ」内には「2003用フォルダ」と「2007・2010用フォルダ」がある。

教室で使用しているOfficeソフトは「2007」なのだから、フォルダ名を見れば「どちらのフォルダ」を開かなければいけないか解りそうなものだが、「2003用」フォルダから提供ファイルを開いて「おかしい」と言っている人が一人・二人ではない。


表計算の「グラフ作成」の問題。問題には、完成したグラフが掲載されている。「完成見本」と書いてあるのだから、設問を全てこなした結果、そのようになるという意味であることは、言うまでもない。

しかし、設問の途中までしか解答していない状態で、完成見本と「ここが違う」「あそこが違う」と、そのたびに呼ばれる。


ほんの少し、考えれば解ると思うのだが、それができない。これでは、パソコンを「使えるようになった」とは、言えない。

講習会 → 教わる → 自分では何も考えない

と、なってしまっているのではないだろうか。

「教わる」こともあれば、「自分自身で考える」こともある。それに気づかないと、いけないと思うが、これも「教えなければいけないのか」

みんな、一度は社会に出たことのある「大人」ばかりなのに・・・。

軽い気持ちで言った事が・・

2013年07月22日 16時32分29秒 | 講習会
受講者の一人から、「表計算の2級を取得したいが、独学では難しい」と相談を受けた。

そこで、「有料で良ければ、個人レッスンをしてあげるよ」という話しをした。そのほかの条件は、

「講習が終了してから私の事務所で、土曜日や平日の仕事が入っていない日に行う」

「時間単価は、\1,500」

「事務所には、3人くらいは入れるので、他に2名くらい集めれば、一人当たり時間\500で\500×3人=\1500で構わない」

と、いうこと。


過去の、講習でも相談を受けた時に、こういった話は何度かしたことがある。だが、たいてい「有料」の時点で、希望者はほぼいなくなるし、いたとしても、いざとなると「少し休んでから・・・」となり、結局は「誰も来ない」というのが今までのパターン。

ところが、今回は・・・別の受講者から聞いた話によると、


「レッスンを受けたいといっている人が沢山いる」とか、

「解らないところを先生が教えてくれるらしい(有料という話が伝わっているかどうかは不明)」とか、

「希望すれば、誰でも・・・」

など、尾ひれがついたり、切れたりして「怪しげな噂」が流れているとのこと。


困った。私としては、最初に相談を受けた一人と他二人くらい(費用負担を軽くしてあげようということで)のつもりだし、レッスンに来る人のレベルも同じくらいの人たちを想定している。検定試験も講習終了した後、20日後に行われる予定なので、短期決戦なのだ。

そこに、現在授業で行っている表計算3級レベルの内容で、操作に詰まるレベルの人が混ざってしまうと、個人レッスンが進まなくなってしまう。

「取りたい」というのと「20日間の間のうち、数回のレッスンで、その他は独習」で「取れるようになる」のでは、次元の違う話なのである。

「レッスンを希望しているらしい・・・と、言う人の名前の中には、正直・・・ちょっと・・・という人もおり、頭が痛い」のである。

なかなか、大人の対応ができない

2013年07月21日 23時59分00秒 | 講習会
受講者の言動に対し、感情を抑えた大人の対応ができない。


以前にも書いた「うぃ~す」と挨拶を返した女性。その後も

「検定試験の合格証をうちわ代わりに扇ぐ」

「説明のために配布したプリントを受け取った直後、クルクルと丸め望遠鏡にして覗いた」

りと、悪ふざけとしか思えない行動を繰り返している。




2~3年前にも、「悪ふざけ」を繰り返す男性がいた。ある時、

次の時間の説明用にと、共有フォルダに事前に「請求書」という名のファイルをコピーしておいた。

さて、説明しようと共有フォルダを開いたところ

「請求書出来ましたが何か」というファイル名のファイルがあり、中身は別物にすり替えられていた。

この時は、さすがに激怒したが、本人はたいして気にする風でなく「先生は、僕に厳しいっすよね~」

などと、いつまでもふざけていた。


こういった人たち、ともかく「癇に障る」のである。

話したくないどころか、顔も見たくないのである。「仕事なんだから」の一言で片づけられない。

でも、講習も終盤。3週間もしたら、本当に顔を見なくてよくなる。それまでの辛抱。

「やる気が、ある?」

2013年07月16日 16時40分16秒 | 講習会
現在行っている講習で、一人の受講者が問題になっている。

理由は、「表計算の検定試験を受験しない。」

というものだ。

本人は、「CSの表計算3級は10年位前に取得している。しかし、2級は概要書(JAVADA)に出ているものを見たが、さっぱりわからない。」だから、「3級は持っているのだから、受験する必要がない」「2級は、問題を読んでも意味不明なので、受験するだけお金の無駄。」だという主張。

事務は、「面接時に、2級を受験するといったではないか。受験できるように努力はしたのか?」ということ。


私が思うに、まず10年位前にとった3級については

現状を見る限り、3級程度の知識があるようには見えない。当時は多分Excel2000か2002あたりで受験されたのであろう。ソフトウエアのバージョンうんぬんではなく、そもそも式が組めていない。今、3級をもう一度受験しても「合格」は、怪しいレベル。なのに、多くの人が「居残り練習している中、その方を見かけたごとがない」のである。


表計算2級については

講習の限られた時間の中での対応は難しい。そのため、このブログにも掲載している「表計算2級の解答例」と当時の練習問題・提供ファイルも受講生全員に渡してある。

過去の講習でもそうだが、2級を受験する意思のある方たちは、「配布した解答例」を家などで自習し、解らないところを質問し、また自習するの繰り返しで、試験に臨んでいる。

その方は、問題を見ただけで「解らないから」という理由で「解答例も見ていない」らしい。もちろん、3級の式の組み立てや関数がわからない状態で、2級の問題が解けるはずもなく、3級の復習あたりから「がむしゃら」に勉強していてもおかしくないはず。それをしていないのだから、はたから見れば「何の努力もしていない」と、言われても仕方ない気がするのだが・・・。


本人は、「やる気はあります」と、言っているらしいのだが、毎日居残り練習している人や、土・日の休日に出てきて練習している人が多数いる中、その主張は受け入れがたい気がする。

気のゆるみ?

2013年07月12日 23時09分25秒 | 講習会
本日、先日行ったワープロ部門検定試験の合格証が届き、手渡す。全員が合格。

しかも、30人中13人がワープロ部門2級に合格するという、素晴らしいもの。

ここまでは、褒められるのだが、「気がゆるんだのか?」その後が「いただけない」

休憩時間が終わり、次の授業のため教室に入るが、「雑談が、賑やかなこと・・・」

しばらく様子を見ていたが、「話をやめるどころか・・・・どんどん賑やか、いや煩くなっていく。

数分経つと、数人が私がだまって静かになるのを待っている様子に気づき始めたのだが、「雑談をしている人を注意するでもなく、また話し始めたりしている。」

合格証を手にして、緊張の糸が切れてしまったのか・・・・。まだ、Excelの試験も控えているのだよ。


そういえば、合格証を渡した時、席に戻って、合格証をうちわ代わりにパタパタと扇いでいる受講者がいた。

この人にとっては、合格証の価値は、その程度のものらしい。13年間の講師生活で、初めて見た光景であった。

帰り際に、その方の手提げバッグからのぞいていた「合格証」は、渡してから数時間しかたっていないのに、「ボロボロ」になっていた。

表計算2級の問題集

2013年07月03日 23時50分00秒 | 講習会
2級の問題集の購入者の数かすごい。

30人のクラスで、問題集の購入者数が20人を超えている。

職業訓練の講師を初めて12~3年になるが、こんなに購入者がいるのは初めて。

このうち、実際何人が受験することになるかは定かではないが、「意欲」や「向上心」は、とても評価できる。

1回目の検定試験でのワープロ2級の受験者数も、例年よりかなり多かったし、こういったクラスだと、講師としてもやりがいがある。

いつも、こうだといいのだが・・・・。

検定試験1回目終了

2013年07月02日 21時33分56秒 | 講習会
1回目の検定試験、本日終了しました。

結果は、まだわかりません。・・・どうだったのでしょう。

上手くいった人・・・思い通りできなかった人・・・思いは色々でしょうか。

毎日、残って勉強していた人・・・休日返上で練習に来ていた人・・・家で遅くまで頑張っていた人。

一生懸命努力していた人には、合格してもらいたいです。

明日からは、Excelです。

気持ちを切り替えて、また今まで同様頑張ってほしいです。

明日は、いよいよ検定試験

2013年07月01日 22時39分21秒 | 講習会
5月下旬から始まった「OA実務科」も、いよいよ第1回目の検定試験だ。

30名のクラス全員が検定試験に臨む。1・2人多少の問題行動がある人がいるが、全般にはここ数年で一番ではないかと思うくらい勉強熱心。

先月あたりから毎週のように、土・日の休日にも「自習したいので、センターを開けてもらえませんか?」と事務所にお願いして、練習していた人もいるくらいだ。

ここまで、ずいぶん努力してきた人たちには、明日は緊張などせずに思う存分、その成果を発揮してもらいたいものだ。

生理的にダメ・・・。

2013年06月28日 23時50分00秒 | 講習会
現在、担当している講習の受講者の中に、一人だけどうしても、生理的に受け入れられない人がいる。

あなたは、プロなんだから・・と、言う方もおりますが・・・無理なものは無理なのです。

もちろん、質問に対する受け答えは、する。仕事ですから。ですが、雑談等は極力したくない。

私は、嫌いな相手でも、それを悟られずに上手く振舞うということが、下手(出来ない)な方なので、態度に確実に出ていると思うし、意識して出している面もある。

が、この人は、そういったことには全くと言っていいほど、気づかないようで、色々な場面で話に絡んでくるのである。

私には、

・大雑把で、無神経
・言い訳ばかりで行動が伴っていない
・常に話題の中心に自分がいないと気に入らない
・ともかく、しつこくうるさい

人にしか、見えないのである。

今日も、朝すれ違った時に「おはようございます」と言ったら、「うぃ~っす」、廊下ですれ違う時に「軽く会釈」をしたら「おぅ」と返された。本人は、「おどけている」つもりなのだろうが、そういう場面でも間柄でもないと考えるのだか・・・。

ちなみに、私のほうが15歳以上・・・上なのである。

復活!

2013年06月27日 17時12分24秒 | 講習会
長らくFacebookに浮気していたが、唐突にブログ復活


  第一弾 「コンピュータ界の常識は一般人の非常識」


パソコンを使っていると、そんなに珍しくもなく「不具合」に遭遇する。

「さっきまで、普通に使えていた機能が使えない」

「いつのまにか、言語バーが消えている」

などなど。その、解決方法は?というと、多くの場合「いったん終了し、再起動する」

で、見事解決。なのであるが、この理屈・・・初心者には全く通用しない。

「どうして、あんなことになったのですか?」

->「解りません」

「解らないって、どういうことですか?先生ですよね?」

->「パソコンは、原因がわかるトラブルよりも、解らないトラブルの方が多いのです」

全く、理解できないという顔付をしている。

ま、普通に考えればそうなのだけれど、パソコンでは、これが常識なのです。


それに、回避策(代替え手段)がある不具合に関しても寛容であること。

Wordを使っていると、「元に戻す」ボタンが、知らない間に「使用不可」になっていることがよくある。

原因と対策を「ネット」で調べるが、「これだ!」というはっきりした原因は見当たらない。

しかし、文書を作るときに「元に戻す」に頼らない作り方をするのが正しい作り方だと思われるし、「書式クリア」や「削除」して作り直すことでも対応ができるので「大問題」にはなっていないようだ。

だが、この理屈も初心者に方には、「見過ごすことのできない大問題」なのだ。

特に、講習では「検定試験」を受けることになるので、試験中にこんなことが起きたら「許せない」という主張なのである。

先日も、時間を計って検定試験の練習問題を実施していたところ、一人の受講者から、「機能が使えなくなった」と言われたが「そのまま続けてください」と答えたところ「えっ!」といった反応だった。

多分、

「その場で直してくれるだろう」

と思っていたのだろうけれど、対処方法として「Wordの再起動」しか考えられないし、そのまま続けるのが、この場合最良の方法だと思う。

「検定試験の最中に同じことが起きたらどうするんですか?」

と尋ねられたので、

「そのまま、続けてください」

といったのだけれど、

「とても納得できない」

といった様子だった。私としては「納得できないだろうし、納得してもらおうとも思ってはいない」

ただ、コンピュータというのは、そういったことの多い道具だということを理解していただきたいのと、

検定試験などは、ある種決められたルールの中で行われるので、納得いかなくても従ってもらわなければいけないこともある。ということなのだ。