風月庵だより

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佐々木宏幹先生四十九日忌

2024-04-14 23:57:29 | Weblog

4月14日(日)晴れ【佐々木宏幹先生四十九日忌】

今日は、駒澤大学名誉教授の佐々木宏幹先生の四十九日忌でした。
下北沢にある永正寺で営まれました。

先生に椅子にお座りいただき、記念撮影をさせていただきました。

先生は、四十九日が過ぎ、いよいよ仏界にお帰りになりました。

ご葬儀や本日の大練忌に参列できなかったけれども、先生に薫陶を受けられた皆様の為に、畏れ多いですが、ご遺影を掲載させていただきます。

先生が、「シャーマン」という言葉と意味を、日本に定着させてくださいました。

恐縮ながら、私は-自著『『修証義』解説-道元禅師に学ぶ人間の道』(佼成出版社 2016年)の巻頭言を、有難いことですが、お書きいただきました。

 


瑩山禅師700回大遠忌

2024-04-12 20:46:42 | Weblog

4月12日(金)晴れ【瑩山禅師700回大遠忌】

昨日と一昨日、鶴見にある曹洞宗二大本山である鶴見の總持寺に行って参りました。

700回大遠忌で、尼僧団の団長、山田宣宗老師が焼香師という大役をお勤めになるので、随喜で出かけてきました。

桜がきれいでした。

瑩山紹瑾(けいざん じょうきん)(1268~1325)


風邪はまだ通り過ぎず

2024-04-09 15:46:24 | Weblog

4月9日(火)雨と風【風邪はまだ通り過ぎず】

風ではなく、風邪ですが、まだ本格的に治りきっている状態ではありません。結局一日として寝ていることができませんでした。今は新しく寄贈を受けた土地の工事に入っています。お寺の住職は、本当に忙しいです。

一か寺を任されるということは、なかなか気を抜けません。

しかし明日は鶴見の總持寺に随喜に出かけなくてはなりません。總持寺の開山様、瑩山禅師様の700回恩忌があり、尼僧団の団長老師が焼香師をお勤めになります。パスすることはできませんので、なんとか明日までには完全復帰したいところです。皆様もどうぞくれぐれも風邪を引いてしまわれませんように。

Wが30キロになりましたので、今日の風では危うく飛ばされそうでした。

測量の技師さんと、幾筆にもなっている寺の土地を合筆の打ち合わせや、地目が畑になっているわずかな土地ですが、何とか農地転用の許可がとれないか、などと打ち合わせをしました。

今の工事に伴って、いくつも面倒なことをしなくてはなりません。こういう世俗的なことも一つ一つ逃げずに取り組んでいますが、先があまりないんじゃないの、我が命。

母は90歳の時、フランスに連れて行きましたが、私は世俗のストレスがあまりに多いから、どうでしょうね。母にあやかりたいですが。皆さんのお母さんはいかが、ご長命ですか、でしたか。

(タローとミーちゃんのママです。)

 


桜見物はお寺で

2024-04-06 16:40:32 | Weblog

4月6日(土)曇り【桜見物はお寺で】

先週の土曜日から、風邪を引いてしまっています。
法事とご葬儀が重なり、オーバーワークということもあります。

それと、私の場合は、ご馳走を食べると風邪を引く、ということが経験から何回かありました。この度も高校時代の山岳部の友人たちと、会食でご馳走を頂きました。翌日は尼僧団の集まりがあり、やはり外食しました。

その直後ですから、どうも胃腸が弱いのではないかと思います。

自分の体に合わせて、自分で料理をして食べていますので、どうも外食は向いていないようです。残念ながら。

お寺の桜もきれいです。学徒出陣で散っていった教え子を偲び、ある先生が作ってくださった陽光桜が4本と、他に枝垂れ桜が3本と、染井吉野が6本あります。

順に咲いてくれています。今は陽光桜がきれいに咲いてくれています。

しかし、風邪はうっとうしいですね。皆さんもお気を付けくださいませ。


高校時代山岳部

2024-03-29 22:18:36 | Weblog

3月29日(金)朝のうち雨と風、日中より晴れ【高校時代山岳部】

今朝は、風がひどく、外猫たちにエサをやりに行きましたら、飛ばされそうになるほど強い風が吹いていました。

昨日は、高校時代は山岳部の会がありました。

男子校でしたので、私の学年では山岳部員は私一人、紅一点でした。

参加者は、同学年の人は私を入れて4人、一学年下の人5人の9人の会でした。

一度私が住職を勤めているお寺にいらっしゃりたいというので、先ずはお寺に集まりました。

顧問の先生は、平成11年にお亡くなりなのですが、先ずは先生のご供養をしましょう、ということになっていました。

本当は、参加人数は10人だったのですが、急に一人同学年の友人が肺炎でなくなってしまい、まだ四十九日にもなっていませんでしたので、その人のご供養もすることになってしまいました。

まことにそれは残念に思いました。高校時代一緒に八ヶ岳に登った思い出があります。

高校時代から、なんと60年近くたってしまったのです。

一人は急に亡くなってしまいましたが、それぞれにとって明日は我が身です。

何時あの世行きになるかもしれない年齢に、いつの間にかなってしまっていたのです。

時がたつということは、不思議ですね。

毎日忙しく働いていますので、若いころの友人に時を経て会いますと、時が経ったという不思議な実感を覚えます。立ち止まるということも、たまにはよいですね。

皆さんも、同窓会とか、同級会とか、同期会とかなさいますか。ふと立ち止まって過ぎ越し方を振り返ってみるのも、たまにはよいかもしれませんね。


あの世は面白いか

2024-03-24 08:26:38 | Weblog

3月27日(日)曇り【あの世は面白いか】

春のお彼岸も終わりました。今年もほとんどのお墓に花がきれいに上がっています。

以前二軒ほど造花があがっていたので、当寺は生花で、と頼みました。

花は枯れてこそ。

今朝、仏壇にお茶を差し上げながら、ふと思いました。

今までも人生いろいろとあったけれど、結構面白かったです。

あの世がもっと面白いとわかったら、逝くのも面白いけどね、と。

さあ、どうでしょうか。

花粉症が無いのだけはたしかだろう。

今日も楽しく生きましょう、お互いに。

 


日本の農業が危ない 

2024-03-17 20:53:20 | Weblog

3月17日(日)晴れ暖か【日本の農業が危ない】

次のYouTubeを見ますと、日本の農業が本当に危ない、アメリカによって日本人の健康はジワジワと蝕まれていっている、と実感せざるをえません。

アメリカは日本の民族性を滅ぼそうとしている、というような都市伝説的な説を私はありうること、そうだとしか思えないことが多いので、次のYouTubeはちょっと長い、30分くらいですが、心ある人にはぜひ見ていただきたいです。

このYouTubeは、長いので、もう十分と思うかもしれませんし、自分たちではどうすることもできないのだから、と、自分とは関係ない、と思うかもしれません。さらに食べ物は十分に満たされていると錯覚しているかもしれません。

日本の水田はCO2を出すから廃止すべきだ、などという恐ろしいことが、話し合われているのです。放っておいてはいけないことです。黙っていると、大変なことになります。

農政を本当に、農家の人たちだけに関係することと、思っていては、日本民族だけではなく、日本に住む人は誰でも本当に重大な食糧危機も勿論ですが、安全でない食品によって病気だらけになってしまいます。

どうしましょうか、国会にデモをしましょうか。マスコミも国や国会議員や農薬や除草剤を作っている会社などなどに忖度して、不倫やらどうでもよい食べモノのロケなどで溢れていますね。日本人をボケさせています。

国会中継を見ていましたら、国会議員のキックバック問題で貴重な国会の時間を使っていましたね。もっと大事なことに、高給取りの国会議員は、国のことを憂えてください。

どうぞ、次のYouTubeをちょっとでもよいですから、ご視聴くださいませ。

こちらです。

https://youtu.be/oDcNmpigEx8?si=w4uXyb0lzUZhvonZ

裏情報、都市伝説、アメリカによって消された首相たちも、日本にはいるそうです。ホントか?!しかし、中国寄りになることも、危ないし、中国の人たちに、あちこち土地を買収されています、ホテルさえ。

なにがあっても食べるものさえあれば、これ以上属国にならないですむでしょう。日本の植民地化を狙っている他国の有ることを、政治家は、もっと真剣に考えてほしいですね。農政は大事です。そういえば中川さんは、陰謀にあって、みずから命を落としました。それも本当にご自分からだったか、暗殺だったかわかりません。

この美しい日本と、日本民族、さらに日本を愛して暮らす全ての人々のために、日本の農政を守らなくてはならない、と強く思います。

本当に皆さんに見せたいユーチューブがあるのですが、あまりに長いので、残念です。

 


ペンキ画家ショーゲンさんの当寺での講演会 その2

2024-03-14 20:33:31 | Weblog

3月14日(木)晴れ【ペンキ画家ショーゲンさんの当寺での講演会 その2】

今日は暖かかったです。よって花粉も多く飛んでいましたね。

ショーゲンさんの当寺での講演会についてもう少し、ご紹介させてください。

お正月のご祈祷の会の時、檀家さんたちにショーゲンさんのユーチューブを見てもらうためにスクリーンとプロジェクターを初めて購入したのですが、ショーゲンさんの講演会で丁度役に立ちました。

このブログにご訪問くださる方々は、パソコンをお使いの方だと思いますし、ユーチューブも自由に見ることができる方々だと思いますので、是非ショーゲンさんのYouTube、「ペンキ画家ショーゲン」と検索してくださいますと、すぐに出てきますので、お話の内容について、このブログであえて書きませんが、是非そちらでご覧くださいませ。

おそらく言われなくても、よく知っています、という方々がほとんどだと思います。失礼お許しを。

そうして、チャンネル登録をまだなさっていない方は、是非、チャンネル登録をなさってくださいますよう、お願いいたします。私がおすすめするのは、おこがましい感じですが、宜しくお願いいたします。

26万人の登録者数を目指しているそうです。それは縄文時代、もっとも多かった人数だそうです。

当時の檀家さんたちは、パソコンを使わない方が、檀家さんのなかで半数以上の方々かと思います。

当時の本堂は、それほど広くはありませんので、ユーチューブをよく見る友人たちにも声をかけたかったのですが、ごく少数の友人たちに声を掛けましたところ、声をかけた人たちは、ほとんど参加してくれました。

都内からはもとより、小田原や千葉からの参加もあり、ショーゲンさんのお話を、リアルに聞くことができ、とても喜んでくれました。勿論、私もとても有難かったです。何回聞いても、感動し、感心する感じがあります。

心が洗われる感じがありました、とか、食事のときに心から有難いと思って食べることが大事だと思い返しました。とか、これからの人生に役立ちました、とか、とても肯定的な檀家さんの声を聞くことができました。

ショーゲンさんからは、皆さんが熱心に聞いてくださって、話しやすかったです、と、言っていただきました。

とにかく素晴らしい講演会を開くご縁をいただいて、有難いことでした。

(実は私の講演会が、一日置いてすぐ豊橋の方のお寺さんでありまして、ちょっと老体は大変でしたが、過ぎてしまえば、何ということもありませんね。まだ少しは頑張れそうです。)

 

 


ペンキ画家ショーゲンさんの当寺での講演会 その1

2024-03-12 15:52:07 | Weblog

3月12日(火)雨【ペンキ画家ショーゲンさんの当寺での講演会 その1】

ショーゲンさんの講演会が、先月の末に、当寺で開催されました。

私のブログに書くことを、ご本人の許可を頂きましたので、ご披露させてください。

ショーゲンさんについては、YouTubeでも、また著書『今日、誰のために生きる?』がベストセラーですので、ご存じの方は多いと思いますし、このブログでも一度ご紹介させていただいています。

しかし、まさか、そのショーゲンさんに当寺にお越しいただけるとは思ってもいませんでした。

お正月のご祈祷の会で、ショーゲンさんのYouTubeの映写をするために、プロジェクターとスクリーンを購入しました。そうして、たまたまショーゲンさんにお会いするチャンスがありましたので、そのことを言いましたら、なんと、リアルのショーゲンさんが当寺にお越しくださることになったという次第です。

ショーゲンさんは、アフリカのタンザニア、ブンジュ村という200人くらいの村で、ペンキ画の修業をなさいました。龍谷大学の経済学部の出身ですが、化粧品会社の営業として、6年ちょっと勤めたそうです。

ある時、京都の雑貨やさんの壁に飾ってある一枚の絵が、ショーゲンさんに衝撃を与え、人生を劇的に変えたのです。

このような絵を、自分も描きたい、という思いに駆られ、なんと、アフリカまで行くことになったのです。

周りの反対はあったそうですが、本当に躊躇なく、アフリカに飛んだのです。

ティンガティンガという画法で、六色のペンキだけを使って描く絵なのです。

ティンガティンガ村で、画家の皆さんが集まって描いているところに、ショーゲンさんは行きました。

そこで、ノエル・カンビリという先生に出会い、先生の住んでいる村で修業するように誘ってもらいました。出会うべくして出会ったのですね。

先生が住んでいる村が、ブンジュ村といいます。なんとその村には、縄文時代の日本人の教えが息づいているというのです。

村長さんのおじいちゃんのおじいちゃんが、シャーマンで、夢で日本人の教えを教えられ、その教えが村中の人に伝わっているというのです。

因みにこの「シャーマン」という言葉は、このブログの二回前に紹介しました佐々木宏幹先生が初めて日本でお使いになり、広めてくださった言葉です。

*あまり長文ですと、ご訪問の皆さまが疲れてしまうでしょうから、また続きは日を改めて書かせていただきます。

*皆様、是非、ユーチューブで、「ペンキ画家ショーゲン」と入れてくださり、「チャンネル登録」を押してくださいませ。

 

 


海も泣いている

2024-03-11 15:09:13 | Weblog

3月11日(月)晴れ【海も泣いている】

午後2時46分、一斉の祈りが各地で行われたことでしょう。

お寺も、梵鐘をついて、犠牲になられた方々の冥福を祈りました。

なぜか「海も泣いている」と初めてそのような言葉が胸をつきました。

私の思い込みではあるでしょうが、海も多くの人々の命を奪うことは本意ではないでしょう。

もし心があるのならば。

海の水は無情ではありますが。

犠牲になられた方々の氣が、13年の年月を経て、安らいでいてくださいますように。